JPH0377168B2 - - Google Patents

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JPH0377168B2
JPH0377168B2 JP57107797A JP10779782A JPH0377168B2 JP H0377168 B2 JPH0377168 B2 JP H0377168B2 JP 57107797 A JP57107797 A JP 57107797A JP 10779782 A JP10779782 A JP 10779782A JP H0377168 B2 JPH0377168 B2 JP H0377168B2
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dextranase
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sodium
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Hiromichi Ichikawa
Nobuyuki Takada
Kazuo Saso
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はデキストラナーゼ含有口腔用組成物に
関し、更に詳述するとデキストラナーゼの安定性
が高く、しかも使用感の良好な口腔用組成物に関
する。 従来、う蝕予防の有効方法として、口腔内細菌
であるストレプトコツカスミユータンスにより生
成される菌体外多糖類のデキストランを主成分と
する歯垢を分解するため、デキストラン分解酵素
であるデキストラナーゼを口腔用組成物に配合す
ることが知られている。 しかし、デキストラナーゼは蛋白質からなる酵
素であるため、口腔用組成物中のアニオン活性
剤、水等の影響で経時的に失活し易い問題があ
り、このため従来よりデキストラナーゼを口腔用
組成物中に安定に配合するための方法が種々提案
されているが、まだその安定化は特に高温下にお
いて保存された場合十分ではない。 この場合、界面活性剤としてアニオン活性剤の
代りに非イオン活性剤を用いるとデキストラナー
ゼの安定化には有効であるが、口腔用組成物に用
いた場合非イオン活性剤は味、泡立ちの点でアニ
オン活性剤より劣る。従つて、良好な使用感を有
することが要求される口腔用組成物にあつては、
使用感の面からアニオン活性剤の使用が望まれ
る。 本発明者らは、上記事情に鑑み、デキストラナ
ーゼを長期間安定に保持させることができ、かつ
使用感の優れた口腔用組成物につき種々検討を行
なつた結果、デキストラナーゼ配合口腔用組成物
において、界面活性剤としてアニオン活性剤を用
いると共に、これにアミノ酸型、ベタイン型及び
イミダゾリンベタイン型から選ばれるカルボン酸
型両性活性剤を併用すると、デキストラナーゼが
口腔用組成物中において安定化し、40℃の高温下
に口腔用組成物を保存した後でもデキストラナー
ゼの残存率が高く、デキストラナーゼの効果が有
効に発揮されると共に、使用感も好ましいことを
知見し、本発明をなすに至つたものである。 以下、本発明につき詳しく説明する。 本発明に係る口腔用組成物は、練歯磨、潤製歯
磨、液状歯磨等の歯磨類、マウスウオツシユ、歯
肉マツサージクリーム等として用いられるもの
で、有効成分としてデキストラナーゼを配合する
と共に、界面活性剤としてアニオン活性剤とカル
ボン酸型両性活性剤とを併用するものである。 この場合、デキストラナーゼとしては種々のデ
キストラナーゼ産生菌から産生されたものを使用
することができ、例えばペニシリウム属、アスペ
ルギルス属、ケトミウム属、ストレプトマイセス
属、スポロチチヤム属、バチルス属等由来のもの
を使用することができるが、デキストラン分解能
の点から糸状菌ケトミウム属由来のものを使用す
ることが最も好ましい。 また、デキストラナーゼの配合量は、通常歯磨
1g当り100〜100000単位であり、特に好ましく
は1000〜50000単位配合される。なお、ここで1
単位とはデキストランを基質として反応を行なつ
た場合、1分間当りグルコース1μgに相当する
遊離還元糖を生ずる酵素量をいう。 更に、カルボン酸型両性活性剤としてはアミノ
酸型、ベタイン型、イミダゾリンベタイン型のも
のが使用できるが、デキストラナーゼ安定化作用
の点でベタイン型のものが最も好ましい。 これらカルボン酸型両性活性剤として、具体的
にはN−デシル−N,N−ジメチルアミノ酢酸、
N−ラウリル−N,N−ジメチルアミノ酢酸、N
−ミリスチル−N,N−ジメチルアミノ酢酸、N
−パルミチル−N,N−ジメチルアミノ酢酸、N
−ラウリル−β−アラニン、2−ウンデシル−N
−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミ
ダゾリニウムベタイン等が挙げられ、市販品とし
て、オバゾリン、オバノール(以上、東邦化学社
製)、ミラノール(ミラノール社製)、スワノール
(日光ケミカルズ社製)等が使用し得る。 また、アニオン活性剤としては、ラウリル硫酸
ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム等のアル
キル基の炭素数が8〜18である高級アルキル硫酸
エステル水溶性塩、ソジウムラウリルモノグリセ
ライドスルホネート、ソジウムココナツツモノグ
リセライドスルホネート等の脂肪酸基の炭素数が
10〜18である高級脂肪酸モノグリセリイドスルホ
ネートの水溶性塩、高級脂肪酸ソジウムモノグリ
セライドモノサルフエート、ソジウム−N−メチ
ル−N−パルミトイルタウライド、ソジウム−N
−ラウロイルザルコシネート、ソジウム−N−ラ
ウロイル−β−アラニン等の脂肪酸基の炭素数が
12〜18である高級脂肪酸と低級脂肪族アミノ酸と
のアマイドの塩などが好適に使用できるが、特に
高級アルキル硫酸エステルの水溶性塩がデキスト
ラナーゼのために好ましく用いられる。 上記界面活性剤の配合量(アニオン活性剤とカ
ルボン酸型両性活性剤の合計量)は、組成物全体
の0.1〜7%、特に0.3〜3%とすることが好まし
い。その配合量が0.1%より少ないと起泡力が不
足し使用感を損なつたり、口腔用組成物の安定性
に問題を生じさせる場合がある。特に、練場磨組
成物の場合には液分離を起こす場合がある。ま
た、7%よりも多いと、デキストラナーゼの安定
性および低温での歯磨等の口腔用組成物の安定性
に悪影響を及ぼす場合がある。また、カルボン酸
型両性活性剤はアニオン活性剤と等モル以上の濃
度になるよう配合することがデキストラナーゼ安
定性の点から好ましい。 本発明のデキストラナーゼ含有口腔用組成物
は、練歯磨、粉歯磨等の歯磨類などとして適用さ
れるもので、本発明においては、その口腔用組成
物の種類等に応じて通常使用される適宜な成分が
配合され得る。 例えば、歯磨類の場合には、第2リン酸カルシ
ウム・2水和物及び無水物、第1リン酸カルシウ
ム、第3リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、ピ
ロリン酸カルシウム、水酸化カルシウム、アルミ
ナ、無水ケイ素、シリカゲル、ケイ酸アルミニウ
ム、不溶性メタリン酸ナトリウム、第3リン酸マ
グネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウ
ム、ポリメタクリル酸メチル、ベントナイト、ケ
イ酸ジルコニウム、合成樹脂等の1種又は2種以
上を配合し得る(配合量通常20%〜90%、練歯磨
の場合には20%〜60%)。特に、これらのうちで
は下記一般式(1) Al2O3・nH2O ……(1) (但し、0≦n,好ましくは0≦n≦3) で示される酸化アルミニウム化合物(アルミナ、
アルミナ水和物)が好適に用いられ、この酸化ア
ルミニウム化合物を主研磨剤として使用すること
により、デキストラナーゼの安定化をより確実に
達成し得る。この場合、酸化アルミニウム化合物
としてはα−アルミナ、α−アルミナ水和物が好
ましい。アルミナ水和物はジプサイト、バイヤラ
イト、ベーマイト、ダイアスポア等が好適に使用
でき、特に3水和物がマイルド研磨剤として優れ
ているが、これらのうちではジプサイトが供給性
などの点で好ましく用いられる。 また、練歯磨等のペースト状組成物の場合には
粘結剤としてカラゲナン、カルボキシメチルセル
ロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、カルボキシメチル、ヒドロキシエチルセル
ロースナトリウムなどのセルロース誘導体、アル
ギン酸ナトリウムなどのアルカリ金属アルギネー
ト、アルギン酸プロピレングリコールエステル、
キサンタンガム、トラガカントガム、カラヤガ
ム、アラビヤガムなどのガム類、ポリビニルアル
コール、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシ
ビニルポリマー、ポリビニルピロリドンなどの合
成粘結剤、シリカゲル、アルミニウムシリカゲ
ル、ビーガム、ラポナイトなど無機粘結剤等の1
種又は2種以上が配合され得る(配合量通常0.3
〜5%)。特に、有効成分としてアルカリ金属モ
ノフルオロホスフエートを配合するときは、歯磨
組成物の安定性、使用感の面からカラゲナンとア
ルギン酸アルカリ金属塩とを併用することが好ま
しい。 更に、歯磨類等のペースト状や液状口腔用組成
物の製造において、粘稠剤としてソルビツト、グ
リセリン、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチ
レングリコール(#400〜#4000)、ポリプロピレ
ングリコール、キシリツト、マルチツト、ラクチ
ツト等の1種又は2種以上を配合し得る(配合量
通常10〜70%)。この場合粘結剤分散液としてプ
ロピレングリコールを1〜5%用いることが望ま
しいが、多量に配合すると保存によるデキストラ
ナーゼ残存率が低下するため、主粘稠剤としてソ
ルビツトを配合し、プロピレングリコール1重量
部とソルビツト6〜60重量部とを併用することが
望ましい。 更にまた、上記カルボン酸型両性活性剤及びア
ニオン活性剤に加えて、必要により他の界面活性
剤、例えばラウリン酸モノ又はジエタノールアミ
ド等の脂肪酸モノ又はジエタノールアミド、ステ
アリルモノグリセライド、シヨ糖モノ及びジラウ
レート等の脂肪酸基の炭素数が12〜18であるシヨ
糖脂肪酸エステル、ラクトース脂肪酸エステル、
ラクチトール脂肪酸エステル、マルチトール脂肪
酸エステル、ステアリン酸モノグリセライド、ポ
リオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポ
リオキシエチレン硬化ヒマシ油、エチレングリコ
ール約60モルが付加したソルビタンモノステアレ
ート縮合物、エチレンオキサイドとプロピレンオ
キサイドの重合物及びポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレンモノラウリルエステル等の誘導体
といつた非イオン活性剤などの1種又は2種以上
を配合しても差支えない。 本発明の口腔用組成物には、更にメントール、
カルボン、アネトール、オイゲノール、サリチル
酸メチル、リモネン、オシメン、n−デシルアル
コール、シトロネロール、α−テルピネオール、
メチルアセテート、シトロネリルアセテート、メ
チルオイゲノール、シネオール、リナロール、エ
チルリナロール、ワニリン、チモール、スペアミ
ント油、ペパーミント油、レモン油、オレンジ
油、セージ油、ローズマリー油、桂皮油、ピメン
ト油、桂葉油、シソ油、冬緑油、丁子油、ユーカ
リ油等の香料を単独で又は組合せて全体の0.1〜
10%、好ましくは0.5〜5%程度配合し得るほか、
サツカリンナトリウム、ステビオサイド、ネオヘ
スペリジルジヒドロカルコン、グリチルリチン、
ペリラルチン、タウマチン、アスパラチルフエニ
ルアラニンメチルエステル、p−メトキシシンナ
ミツクアルデヒドなど甘味剤(0〜1%、好まし
くは0.01〜0.5%)、p−ヒドロキシメチルベンゾ
イツクアシド、p−ヒドロキシエチルベンゾイツ
クアシド、p−ヒドロキシプロピルベンゾイツク
アシド、p−ヒドロキシブチルベンゾイツクアシ
ド、安息香酸ナトリウム、低級脂肪酸モノグリセ
ライドなどの防腐剤、ゼラチン、ペプトン、アル
ギニン塩酸塩、アルブミン、カゼイン、二酸化チ
タン、色素、その他の成分を配合し得、例えば練
歯磨の場合には上記した所望の成分を適量の水と
練合することにより製造し得る。 また、他の口腔用組成物を製造する場合も通常
用いられている適宜な成分を使用し、常法に従つ
て製造することができる。 この場合、ペースト状、液状口腔用組成物のPH
は特に制限されないが、通常5〜10である。 なお、本発明においては、有効成分として、デ
キストラナーゼに加えて更にアミラーゼ、プロテ
アーゼ、ムタナーゼ、リゾチーム、溶菌酵素、リ
テツクエンザイム等の酵素、モノフルオロリン酸
ナトリウム、モノフルオロリン酸カリウムなどの
アルカリ金属モノフルオロホスフエート、フツ化
ナトリウム、フツ化第1錫等のフツ化物、トラネ
キサム酸やイプシロンアミノカプロン酸、クロル
ヘキシジン塩酸塩、クロルヘキシジングルコン酸
塩、アルミニウムクロルヒドロキシルアラントイ
ン、ジヒドロコレステロール、グルチルリチン
酸、グリチルリチンジカリウム、グリチルレチン
酸、グリセロホスフエート、クロロフイル、銅ク
ロロフイリンナトリウム、塩化ナトリウム、カロ
ペプタイド、水溶性無機リン酸化合物、アズレ
ン、カミツレ、当帰、芍薬、川#、生姜、莪述な
どの生薬類等の有効成分を1種又は2種以上配合
し得る。特にモノフルオロリン酸ナトリウムなど
のアルカリ金属モノフルオロホスフエートをデキ
ストラナーゼと併用すると、デキストラナーゼを
安定化し、長期保存後におけるデキストラナーゼ
の歯磨組成物中での残存率を高く維持することが
できるので望ましい。この場合、アルカリ金属モ
ノフルオロホスフエートの配合量は0.1〜1重量
%とすることが好ましい。また、デキストラナー
ゼとムタナーゼとを組合せる場合、歯垢の溶解と
再付着防止の相乗作用が生じ、デキストラナーゼ
とリテツクエンザイムとの組合せはリテツクエン
ザイムの効力を強くする等のメリツトがある。な
お、水溶性無機リン酸化合物としては正リン酸、
ピロリン酸、ポリリン酸のカリウム塩又はナトリ
ウム塩があるが、カリウム塩が好ましい。 更に、上記有効成分のうちでは、下記式(2) NH2−CH2−R−COOH ……(2) (但し、Rはシクロヘキサン環もしくはn−
C4H8基を示す) で示されるトラネキサム酸、イプシロンアミノカ
プロン酸又はこれらのアルキルエステルもしくは
アリールエステル誘導体等のオメガアミノ酸類を
デキストラナーゼと組合せた場合、デキストラナ
ーゼの安定性を更に向上させることができるの
で、これらのオメガアミノ酸類の1種又は2種以
上をデキストラナーゼと好適に併用し得る。な
お、オメガアミノ酸類を配合する場合、その配合
量は0.01〜3%とすることが好ましい。また、上
記トラネキサム酸、イプシロンアミノカプロン酸
のアルキルエステル、アリールエステル誘導体と
してはイプシロンアミノカプロン酸ヘキシルエス
テル、イプシロンアミノカプロン酸ヘプチルエス
テル、トラネキサム酸ヘキシルエステル、トラネ
キサム酸フエニルエステル等が挙げられる。 而して、上述したように本発明のデキストラナ
ーゼ含有口腔用組成物は、界面活性剤としてカル
ボン酸両性活性剤とアニオン活性剤とを併用した
ことにより、デキストラナーゼの安定性が高く、
また使用感に優れたものである。 次に実験例を示し、本発明の効果を具体的に説
明する。 実施例 1 下記組成の試験液を使用してデキストラナーゼ
の安定化度を試験した。この場合、リン酸緩衝液
にて全量を200mlとて試験液調製後、40℃に調節
したウオーターバス中で1時間ゆるく振盪しなが
ら保持し、その後試験液の1mlを抽出してデキス
トラナーゼの残存活性を測定した。結果を第1表
に示す。 試験液組成 デキストラナーゼ 200ユニツト ラウリル酸ナトリウム 100mg 第1表に示す両性活性剤 0〜143g 0.01モルリン酸緩衝液(リン酸2水素カリウム/
リン酸水素2ナトリウム、PH7.5) 残 合 計 200ml
【表】
【表】 第1表の結果より、アミノ酸型、ベタイン型及
びイミダゾリンベタイン型から選ばれるカルボン
酸型両性活性剤とアニオン活性剤とを併用するこ
とによりデキストラナーゼの安定性が向上するこ
とが認められた。特に、両性活性剤をアニオン活
性剤と等モル以上の割合で配合するとデキストラ
ナーゼ安定性がいつそう向上することが認められ
た。 実験例 2 下記組成の試験液を使用して実験例1と同様の
方法で両性活性剤の炭素数とデキストラナーゼの
安定化作用との関係を下記式で示されるアルキル
ジメチルベタイン型両性活性剤を用いて実験を行
なつた。なお、両性活性剤はラウリル硫酸ナトリ
ウム100mgと等モルになるように配合した。結果
を第2表に示す。 試験液組成 デキストラナーゼ 200ユニツト ラウリル酸ナトリウム 100mg 第2表に示す両性活性剤
ラウリル硫酸ナトリウムと等モル 0.01モルリン酸緩衝液(リン酸2水素カリウム/
リン酸水素2ナトリウム、PH7.5) 残 合 計 200ml (但し、Rは第2表に示す炭素数のアルキル基を
示す)
【表】 第2表の結果より、アルキル基の炭素数が10〜
16、特に10〜14の範囲の両性活性剤が良好なデキ
ストラナーゼ安定化作用を示すことが知見され
た。 以下、実施例と比較例を示す。 実施例1〜2、比較例 第3表に示す各練歯磨を製造し、その製造直後
及び40℃で1ケ月保存後のデキストラナーゼ残存
量を測定し、製造直後に対する40℃、1ケ月保存
後のデキストラナーゼ残存率を求めた。また、各
練歯磨の味及び使用した際の泡立ちをパレル15名
により官能評価した。結果を第3表に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 デキストラナーゼとアニオン活性剤を含有す
    る口腔用組成物に、アミノ酸型両性活性剤、ベタ
    イン型両性活性剤及びイミダゾリンベタイン型両
    性活性剤から選ばれるカルボン酸型両性活性剤を
    配合したことを特徴とする口腔用組成物。 2 アニオン活性剤が、アルキル基の炭素数が8
    〜18の高級アルキル硫酸エステルの水溶性塩であ
    る特許請求の範囲第1項記載の口腔用組成物。 3 カルボン酸型両性活性剤をアニオン活性剤と
    等モル以上の割合で配合した特許請求の範囲第1
    項又は第2項記載の口腔用組成物。
JP10779782A 1982-06-23 1982-06-23 口腔用組成物 Granted JPS58225007A (ja)

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