JPH0375697A - エンベロープ波形発生装置 - Google Patents

エンベロープ波形発生装置

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JPH0375697A
JPH0375697A JP1212558A JP21255889A JPH0375697A JP H0375697 A JPH0375697 A JP H0375697A JP 1212558 A JP1212558 A JP 1212558A JP 21255889 A JP21255889 A JP 21255889A JP H0375697 A JPH0375697 A JP H0375697A
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data
waveform
envelope
signal
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JP1212558A
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Atsumi Kato
加藤 充美
Takahiro Kono
恭浩 河野
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はエンベロープ波形発生装置に関し、特ニエン
ベローブ波形メモリ方式のエンベロ・−プ波形発生装置
に適用して好適なものである。
〔発明の概要〕
この発明は、エンベロープ波形メモリ方式のエンベロー
プ波形発生装置において、エンベロープ波形データをタ
ッチ情報に基づいて読み出すようにしたことにより、−
段と自然感が大きい楽音信号を発生することができる。
〔従来の技術〕
従来、エンベロープ波形発生装置として、エンベロープ
波形のサンプリング波形値をエンベロープ波形データと
して予めエンベロープ波形メモリに記憶しておき、これ
をキーオン操作及びキーオフ操作に応じて読み出すよう
にしたいわゆる波形メモリ方式のエンベロープ波形発生
装置が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点) ところが従来のこの種のエンベロープ波形発生装置にお
いては、エンベロープ波形読出条件として音色選択信号
を用いたものしかなく、実用上発生できる楽音信号の自
然感が未だ不十分である。
因に実際上自然楽器においては、例えばビブラート演奏
などのような奏法で演奏をする場合には発生された楽音
のエンベロープがビブラート演奏の強さに応じて微妙に
変化するような現象が生じており、これに類似するよう
なエンベロープを従来のエンベロープ波形発生装置にお
いては形成することができない問題がある。
この発明は以上の点を考慮してなされたもので、簡易な
構成によって一段と自然感が大きい楽音信号を発生し得
るようにしたエンベロープ波形発生装置を提案しようと
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題点を解決するためこの発明においては、エン
ベロープ波形メモリ21に予め記憶したエンベロープ波
形データDAAk、DLAk、DRAkを読み出してエ
ンベロープ波形信号S7を形成するようになされたエン
ベロープ波形発生装置5において、タッチ情報TDを発
生するタッチ情報発生手段6と、タッチ情報TDに基づ
いてエンベロープ波形メモリ21に記憶されているエン
ベロープ波形データを読み出すエンベロープ波形データ
読出手段22とを具える。
〔作用〕
エンベロープ波形メモリ21からエンベロープ波形デー
タDAAk、DLAk、DRAkを読み出す際の読出条
件として、タッチ情報TDを用いるようにしたことによ
り、楽音信号s4にタッチ演奏操作に基づいて微妙に変
化するエンベロープを付与することができることにより
、−段と自然感が大きい楽音信号を発生させることがで
きる。
〔実施例〕
以下図面について、この発明の一実施例を詳述する。
〔1〕電子楽器の全体構成 第1図において、1は全体として電子楽器を示し、第2
図の時点りにおいて鍵盤2のキーが押鍵操作されたとき
、これを押鍵検出回路3が検出して論理「l」レベルに
立ち上がるキーオン信号KON (第2図(D))を楽
音波形発生回路4及びエンベロープ波形発生回路5に送
出すると共に、押鍵されたキーのキーコードを表すキー
コード信号KCDを楽音波形発生回路4に送出する。
また鍵盤2において押鍵操作されたキーに対してイニシ
ャルタッチ操作がされると、これをタッチ検出回路6が
検出して対応するタッチデータTDを楽音波形発生回路
4及びエンベロープ波形発生回路5に供給する。
楽音波形発生回路4はキーコードデータKCDに相当す
る音高を有する楽音をタッチデータTDに基づいてピッ
チを変更したと同様の楽音波形信号S1を乗算回路7に
送出し、乗算回路7においてエンベロープ係数信号S2
と乗算してその乗算出力を楽音信号データS3としてデ
ィジタル/アナログ変換回路8に出力し、かくして得ら
れる楽音信号S4をサウンドシステム9に供給するコト
によりサウンドシステム9から楽音信号S4に基づく楽
音を発生するようになされている。
またエンベロープ波形発生回路5は、第3図に示すよう
に、エンベロープ波形データを記憶するエンベロープ波
形メモリ21を有し、このエンベロープ波形メモリ21
に予め格納されているエンベロープ波形データを、押鍵
検出回路3及びタッチ検出回路6から与えられるタッチ
データTD、キーオン信号KONと、音色選択回路lO
において音色選択操作子10Aの操作に応じて得られる
音色選択信号TCと、サスティンセレクト信号発生回路
11から得られるサスティンセレクト信号SUSとに基
づいて内部において形成したアドレス信号によって順次
読み出すことによりエンベロープ波形信号S5を発生し
、これを対数/リニア変換回路12を介してエンベロー
プ係数信号S2として乗算回路7に供給し、かくして乗
算回路7において楽音波形信号S1に対してエンベロー
プ係数信号S2を乗算することによりエンベロープ波形
が付与された楽音信号データS3を得るようになされて
いる。
この実施例の場合エンベロープ波形発生回路5はアタッ
ク波形部に続くサスティン波形部の波形として、第2図
(A)及び(F)に示すように、2種類の波形を発生で
きるようになされ、演奏者がサスティン波形選択操作子
13によって、論理「1」 (又は「0」)レベルのサ
スティンセレクト信号SUSを発生させたとき、エンベ
ロープ波形発生回路5は第2図(A)のループサスティ
ン波形(又は第2図(F)の固定サスティン波形)をも
つエンベロープ波形信号S5を発生する。
ここで第2図(A)に示すループサスティン波形ヲもつ
第1のエンベロープ波形の場合エンベロープ波形発生回
路5は、時点も、においてキーオン操作がされたとき所
定のアタック時間T、icの間にアタック波形W1を形
成し、その後時点t□においてアタック波形W1が発生
し終わると続いて所定のループ期間TLOFごとに繰り
返しループ波形W2を形威し、1つのループ波形W2が
形威し終わった時点t、において再度繰り返しループ波
形W2を読み出す。かくしてエンベロープ波形発生回路
5は以後演奏者がキーオン操作を続けている間同じルー
プ波形W2を繰り返し読み出す。
やがて時点t、においてキーオフ操作がされると、時点
thから開始されているループ波形W2の読出動作が、
ループ波形読出時間が当該キーオフ時点t、において打
ち切られることにより終了し、今まで読み出したループ
波形W2Xに続いてリリース波形W3の読出動作に入る
。その結果エンベロープ波形発生回路5はリリース波形
読出時間TIILsの間1回だけリリース波形W3を読
み出してその終了時点t、においてすべてのエンベロー
プ波形読出動作を終了する。
これに対して第2図(F)に示す固定サスティン波形を
もつ第2のエンベロープ波形の場合エンベロープ波形発
生回路5は、アタック波形Wlを読み出し終わったとき
、以後続くループ波形読出時間TLoP及びTLo□の
間一定波形値を有する固定波形W4及びW4Xを形威し
、その後キーオフ時点tffにおいてリリース波形W3
を形成するように動作する。
(2)エンベロープ波形発生回路 エンベロープ波形発生回路5は第3図に示すように、ア
ドレス形成回路22においてエンベロープ波形メモリ2
1に対するアドレス信号Sllを形成する。アドレス形
成回路22はアドレス指定回路23及びアドレスカウン
タ24を有し、アドレス指定回路23から1&[lのエ
ンベロープ波形データを記憶しているメモリエリアの先
頭アドレスを表すメモリアドレスデータMADを得ると
共に、アドレスカウンタ24からクロック信号φに基づ
いて1番地ずつインクリメントするアドレス歩進データ
ADDを得て加算回路25において加算し、当該加算結
果をアドレス信号S6としてエンベロープ波形メモリ2
1に供給する。
アドレス指定回路23は第4図に示すように、音色選択
信号TC及びタッチデータTDを条件として選択動作を
する先頭アドレス選択レジスタ31と、メモリサイズ選
択レジスタ32と、読出クロックデータ選択レジスタ3
3とを有する。
先頭アドレス選択レジスタ31は第7図に示すように、
音色選択信号TCによって選択できる音色数分の先頭ア
ドレスメモリエリアFRj (j=1.2・・・・・・
J)を有し、音色選択信号TCが3番目の音色を指定し
たとき、当該j番目の先頭゛?ドレスメモリエリアFR
jに格納されている先頭アドレスデータを読み出し得る
ようになされている。
各先頭アドレスメモリエリアFRjはタッチデータTD
によって選択指定し得るタッチデータの種類分の先頭ア
ドレスデータFRjh (h=1.2・・・・・・H)
を記憶しており、各先頭アドレスデータFRJhはそれ
ぞれ1波形分のアタックアドレスデータAA、ループア
ドレスデータLA及びリリースアドレスデータRAで構
成されている。
かくして先頭アドレス選択レジスタ31は音色選択信号
TC及びタッチデータTDによってJ×H個分の先頭ア
ドレスデータFRjh (j−1〜JSh寓1−H)を
格納し、当該JXH個の先頭アドレスデータを構成する
アタックアドレスデータAA、ループアドレスデータL
A、リリースアドレスデータRAによってエンベロープ
波形メモリ2I(第5図)のエンベロープ波形データメ
モリエリアENVk (k−1−K)に格納されている
アタックエンベロープデータDAAk、ループエンベロ
ープデータDLAk及びリリースエンベロープデータD
RAkの先頭アドレスAA*o1LAk、及びRA k
oを指定できるようになされている。
この実施例の場合エンベロープ波形メモリ21は、第5
図に示すように、複数に個のエンベロープ波形データメ
モリエリアENVk (k−L 2・・・・・・K)に
順次アタックエンベロープデータDAAk、ループエン
ベロープデータDLAk及びリリースエンベロープデー
タDRAkを格納しており、アタックエンベロープデー
タDAAk1ループエンベロープデータDLAk及びリ
リースエンベロープデータDRAkの先頭アドレスA 
A b *、LAmo及びRA h。をそれぞれ指定す
るような先頭アドレスデータMADが与えられた後、ア
ドレス歩進データADDに基づいてアドレス信号S6が
1番地ずつインクリメントすることによりそれぞれアタ
ックエンベロープデータDAAk、ループエンベロープ
データDLAk及びリリースエンベロープデータDRA
kの各波形値を読み出すことができるようになされてい
る。
このようにして読み出されたアタックエンベロープデー
タDAAkは第2図について上述した1波形分のアタッ
ク波形W1のサンプリング波形値ヲ表し、またループエ
ンベロープデータDLAkは1波形分のループ波形W2
のサンプリング波形値を表し、さらにリリースエンベロ
ープデータDRAkは1波形分のリリース波形W3のサ
ンプリング波形値を表している。
アタックエンベロープデータDAAkは第6図に示すよ
うに、エンベロープ波形の最大レベルを基準減衰量、す
なわち0 (dB)とし、当該基準レベルO(dB)を
基準にして各サンプリング波高値を対数によって表して
先頭アドレス範囲、。から順次歩進アドレス範囲0、A
Akl・・・・・・に格納するようになされている。
またループエンベロープデータDLAkは同様にしてル
ープ波形W2を基準レベルO(dB)を基準として対数
として表したサンプリング波形値を先頭アドレスL A
、、から順次歩道アドレス範囲□、LAIl、・・・・
・・に格納するようになされている。
さらにリリースエンベロープデータDRAkは、基準レ
ベルO(dB)を基準としてリリース波形W3のサンプ
リング波高値を基準レベルO(dB)から所定の波高値
レベル(この場合アタック波形W1の最大波高値とほぼ
等しい波高値の範囲)までのサンプリング波高値を対数
によって表したデータでなり、各サンプリングデータが
先頭アドレス範囲0から順次歩進アドレス範囲□、RA
H・・・・・・に格納されている。
メモリサイズ選択レジスタ32は、先頭アドレス選択レ
ジスタ31と同様にして音色選択信号TCによって選択
し得るメモリサイズメモリエリアMZj (J−1,2
・・・・・・J)を有すると共に、各メモリサイズメモ
リエリアMZjにタッチデータTDによって選択指定し
得るメモリサイズデータMZJh(h−1,2・・・・
・・H)を格納する。
各メモリサイズデータMZjhはそれぞれアタック波形
W1、ループ波形W2及びリリース波形W3を構成する
波形値データのうち現在使用しようとする波形値データ
として読み出そうとするアドレス範囲を表すアタックサ
イズデータAS、ループサイズデータLS及びリリース
サイズデータR3でなる。
かくして音色選択信号TC及びタッチデータTDによっ
て先頭アドレス選択レジスタ31の先頭アドレスデータ
FRJhをFRjh (J−1〜J)及びFRjh(h
−1〜H)のように選択指定することにより、エンベロ
ープ波形メモリ21の対応するエンベロープ波形データ
メモリエリアENVkが選択指定されてそのアタックエ
ンベローフ” チー タD A A k 、ループエン
ベロープデータDLAk及びリリースエンベロープデー
タDRAkの先頭アドレスA A ko、LA、。及び
RA*oが選択指定されたとき、当該アタックエンベロ
ープデータDAAk、ループエンベロープデータDLA
k及びリリースエンベロープデータDRAkに対して予
め割り当てられたアタックサイズデータAS。
ループサイズデータLS及びリリースサイズデータR3
をメモリサイズ選択レジスタ32から・送出する状態に
なる。
読出クロックデータ選択レジスタ33は第9図に示すよ
うに、先頭アドレス選択レジスタ31(第7図)と同様
にして音色選択信号TCによって選択指定される読出ク
ロックデータメモリエリアCLj(J−1,2・・・・
・・J)を有し、各読出クロックデータメモリエリアC
LjにはタッチデータTDによって選択指定し得る読出
クロックデータCLj h (h=1.2・・・・・・
H)が格納されている。
かくして音色選択信号TC及びタッチデータTDがアド
レス指定回路23(第4図)に与えられたとき、当該音
色選択信号TC及びタッチデータTDの組み合わせ方に
対応して、先頭アドレス選択レジスタ31から先頭アド
レスデータFRjhを構成するアタックアドレスデータ
AA、ループアドレスデータLA及びリリースアドレス
データRAをセレクタ34に供給し、またメモリサイズ
選択レジスタ32から選択指定されたメモリサイズデー
タMZjhを構成するアタックサイズデータAS、ルー
プサイズデータLS及びリリースサイズデータR3をセ
レクタ35に供給し、さらに読出クロックデータ選択レ
ジスタ33から選択指定された読出クロックデータCL
jhをリードクロックデータRCDとして送出する。
セレクタ34及び35はデータ選択信号形成回路36に
おいて形成されるデータ選択信号ADによって選択制御
される。データ選択信号ADは2〔ビット〕のデータv
0及び■、でなり、セレクタ34及び35はデータ選択
信号ADの変化に応じて第10図に示すような選択動作
を実行する。
すなわちデータ選択信号ADのビットデータvl及びV
、が論理「0」及び「0」のときセレクタ34及び35
の選択モードはアタックモードになり、それぞれ先頭ア
ドレス選択レジスタ31及びメモリサイズ選択レジスタ
32から入力端子10に受けたアタックアドレスデータ
AA及びアタックサイズデータASを出力端子OUTか
らメモリアドレスデータMAD及びメモリサイズデータ
MSDとして送出する。
またデータ選択信号ADのビットデータvI及び■。が
論理「0」及びrl、のときセレクタ34及び35の選
択モードはループモードになり、このとき先頭アドレス
選択レジスタ31及びメモリサイズ選択レジスタ32か
ら入力端子11に与えられているループアドレスデータ
LA及びループサイズデータLSを選択して出力端子O
UTからそれぞれメモリアドレスデータMAD及びメモ
リサイズデータMSDとして送出する。
さらにデータ選択信号ADのビットデータ■。
及び■。が論理「1」及び「O」になったときセレクタ
34及び35の選択モードはリリースモードになり、先
頭アドレス選択レジスタ31及びメモリサイズ選択レジ
スタ32から入力端子■2に与えられているリリースア
ドレスデータRA及びリリースサイズデータR3を選択
して出力端子OUTからそれぞれメモリアドレスデータ
MAD及びメモリサイズデータMSDとして送出する。
データ選択信号形成回路36は現在発生しているエンベ
ロープ波形部に対応する選択モードのデータ選択信号A
Dを形成する。すなわちデータ選択信号形成回路36は
キーオン信号KONをインバータ37によって反転して
データ選択信号ADのビット出力v1として送出すると
共に、キーオン信号KONをアンド回路38に与え、そ
のアンド出力をデータ選択信号ADのビット出力v0と
して送出する。
アンド回路38には第2図(B)に示すようにキーオン
信号KONが立ち上がったタイミングで立ち上がるキー
オンパルス信号KONPにヨッテリセットされるフリッ
プフロップ回路39のQ出力が与えられる。
フリップフロップ回路39はD入力として論理「1」信
号を受けると共に、クロック入力端にアドレスカウンタ
24 (第3図)から得られるメモリサイズ超過検出信
号MOVを受けるようになされている。
かかる構成のデータ選択信号形成回路36において、第
2図の時点りのタイミングで鍵盤2のキーが押鍵操作さ
れることによりキーオン信号KONが論理「1」レベル
に立ち上がったとき(第2図(D))、これがインバー
タ37を介してビットデータ■1を論理rQJレベルに
維持する。
このときフリップフロップ回路39はキーオンパルス信
号KONPによってリセットされてそのQ出力が論理r
QJレベルに立ち下がることによりビット出力■。が論
理「0」レベルになる。
かくしてキーオン時データ選択信号ADのビット出力v
1及び■。はそれぞれ「0」及びr□。
になり、これにより第10図のアタックモードが選択さ
れたことになる。かくしてアタック波形W1を読み出す
モードにアドレスカウンタ24を設定する。このアタッ
クモードにおいてやがて第2図の時点Ltのタイミング
でメモリサイズ超過検出信号MOVが論理「1」レベル
に立ち上がると、フリップフロップ回路39はD入力端
に与えられている「1」入力によってセット動作し、そ
のQ出力を論理「l」レベルに立ち上げる。このときア
ンド回路38はそのアンド出力を論理「1」レベルに立
ち上げ、その結果データ選択信号ADのビット出力V、
及び■。はそれぞれ論理「0」及び「1」になる。かく
してループ波形W2を読み出すモードにアドレスカウン
タ24を設定する。
このループ選択モードにおいてやがて第2図の時点tl
のタイミングでg11盤2がキーオフ操作されると、そ
の時点においてキーオン信号KONが論理「1」レベル
から論理「0」レベルに立ち下がる(第2図(D)〉。
従ってデータ選択信号ADのビットデータvl及びV、
は論理「1」及び「0」になり、この結果第10図に示
すように、セレクタ34及び35がリリース選択モード
に切り換わり、これによりリリース波形W3を読み出す
モードにアドレスカウンタ24を設定する。
この実施例の場合アドレス指定回路23(第4図)は、
キーオン信号KONを遅延回路40及びインバータ41
を順次通じて2人力アンド回路42に第1の入力信号と
して供給すると共に、キーオン信号KONを直接アンド
回路42に第2の入力信号として供給し、これによりキ
ーオン信号に○Nが論理「1」レベルに立ち上がったタ
イミングで論理「1」レベルに立ち上がるキーオンパル
ス信号KONP (第2図(B))を発生するようにな
されている。
またこれに加えてアドレス指定回路23は、インバータ
41の出力を2人力ノア回路43に第1の入力信号とし
て供給すると共に、キーオン信号KONを直接ノア回路
43に第2の入力信号として供給し、これによりキーオ
ン信号KONが論理「0」レベルに立ち下がったタイミ
ングで論理「1」レベルに立ち上がるキーオフパルス信
号KOFP(第2図(C))を発生するようになされて
いる。
アドレスカウンタ24は第11図に示すように、カウン
タ回路構成のアドレス歩進パルス形成回路51を有し、
歩進用クロックパルスφをカウンタにおいてカウントし
てそのオーバフローノくルスをアドレス歩進パルスIN
CPとして加算回路52に供給する。
アドレス歩進パルス形成回路51のオーノくフローカウ
ント数は、アドレス指定回路23(第4図)から与えら
れるリードクロックデータRCDによって決められ、か
くしてアドレス歩進ノくルスINCPのパルス周期がリ
ードクロックデータRCDに対応するように制御される
加算回路52の加算出力S21はセレクタ53の歩道モ
ード入力端Illを介してレジスタ54に取り込まれる
レジスタ54は現在の歩進アドレスデータを記憶するも
ので、その記憶出力を歩進アドレスデータADDとして
送出すると共に、当該歩進アドレスデータADDをセレ
クタ53の保持モード人力4110を介してレジスタ5
4にフィードバックするようになされ、かくして保持モ
ード時レジスタ54の歩進アドレスデータADDが当該
フイードパツクループを介してダイナ旦ツタに記憶され
る。
これに加えてレジスタ54の歩進アドレスデータADD
は加算回路52のA入力端に与えられ、これにより加算
回路52の加算出力321として現在の歩進アドレスデ
ータADDにアドレス歩進パルスINCPを加算するこ
とにより1番地ずつ歩進する加算出力321を得てこれ
をセレクタ53の歩進モード入力端Illを介してレジ
スタ54に取り込むようになされている。
加算回路52の加算出力S21は減算回路55の加算入
力端Aに与えられ、減算入力端Bにアドレス指定回路2
3(第4図)から供給されるメモリサイズデータMSD
を減算し、その減算出力S22をセレクタ53のリター
ンモード入力端■12を介してレジスタ54に取り込む
ようになされている。
かくして減算回路55は、加算回路52の加算出力32
1と、アドレス指定回路23(第4図)によって指定さ
れるメモリサイズと比較してその差を表す減算出力S2
2を得てこれをセレクタ53を介してレジスタ54に取
り込むことができるようになされていると共に、加算出
力321がメモリサイズデータMSDより大きくなった
ときこれを検出するA≧B出力をメモリサイズ超過検出
信号MOVとしてアドレス指定回路23(第4図)に与
えて動作モードを切り換えるべきタイミングになったこ
とを知らせるようになされている。
ここでアドレス指定回路23は、メモリサイズ超過検出
信号MOVをデータ選択信号形成回路36のフリップフ
ロップ回路39に与えてこれを反転動作させると共に、
 選択信号形成回路61に与えて、その出力端に2ビツ
トのデータ■、及びV、。でなる選択信号SELを発生
させ、これをセレクタ53に選択駆動信号として与える
選択信号形成回路61(第4図)はサスティンセレクト
信号SUSを2入力アンド回路62に直接に受けると共
に、メモリサイズ超過検出信号MO■をオア回路63を
通じて受け、これによりサスティン波形として第2図(
A)について上述したループ波形W2を形成させるサス
ティン波形選択モード時、メモリサイズ超過検出信号M
OVが論理「0」の状態にあるとき(すなわちアタック
波形W1、ループ波形W2及びリリース波形W3の波形
データを読み出しつつある場合)、論理「O」レベルの
アンド回路62のアンド出力S31を順次アンド回路6
4及び出力オア回路65を通じて選択信号SELのビッ
ト出力V、として送出する。
これと共にオア回路63を介して得られるメモリサイズ
超過検出信号MOVをインバータ66において反転して
論理rlJレベルの反転出力S32を出力オア回路67
を通じて選択信号SELのビット出力v1゜として送出
する。
かくして選択信号SELのビット出力■、及び■、が論
理「0」及び「1」になることによりセレクタ53(第
11図)の選択モードを、第12図に示すように、歩進
選択モードにさせる。このときセレクタ53は歩進モー
ド入力端111のデータ、従って加算回路52の加算出
力S21をレジスタ54に取り込むことにより、レジス
タ54の内容を順次歩進したデータに置き換えることが
できる動作状態になる。
この動作状態にあるとき加算回路52はアドレス歩進パ
ルスINCPが到来するごとにこれをレジスタ54の記
憶内容に加算して加算出力S21としてセレクタ53を
介してレジスタ54に取り込むように動作し、その結果
レジスタ54の記憶内容でなる歩進アドレスデータAD
Dがアドレス歩進パルスINCPによって1番地ずつ歩
進して行くような歩進動作モードが得られる。
ところがこの状態において加算回路52の加算出力32
1がメモリサイズデータMSDより大きくなって、メモ
リサイズ超過検出信号MOVが論理「1」レベルに立ち
上がると、アンド回路62のアンド出力S31が論理「
1」レベルに立ち上がることにより選択信号SELのビ
ット出力V11blH1’ I Jレベルに立ち上がる
と共に、インバータ66のインバータ出力332が論理
「0」レベルに立ち下がり、これが順次アンド回路64
、出力オア回路67を介して選択信号SELのビット出
力Vl(lとして送出される。
かくして選択信号SELのビット出力V11及びV、。
がそれぞれ論理「1」及び「o」に切り換わるが、この
ときセレクタ53(第11図)の選択モードは、第12
図に示すように、リターンモードに切り換わって入力端
子112に減算回路55から与えられている減算出力3
22をレジスタ54に取り込ませ、かくして現在の歩道
アドレスデータADDとメモリサイズデータMSDとの
差を表すアドレスデータをレジスタ54に保持させる。
このとき加算直路52はレジスタ54の出力、すなわち
歩道アドレスデータADDを一方の加算入力端に受ける
ことにより、当該差のアドレスを基準にして新たな歩進
動作を開始する。
かくして第2図(A)について上述したようにアタック
波形W1が時点t3において終了した時、その後ループ
波形W2が時点t−*、La、js、1、において終了
するごとに現在の歩進アドレスデータADDを表す加算
出力S2LがメモリサイズデータMSDを超過した時レ
ジスタ54の歩進アドレスデータADDを減算出力S2
2の値にリターンした後、繰り返しループ波形W2を読
み出す動作モードになる。
これに加えて選択信号形成回路61はキーオンパルス信
号KONP及びキーオフパルス信号KOFPをオア回路
68を通じて出力オア回路65及び67に入力され、こ
れによりキーオンパルス信号KONP (第2図(B)
)及びキーオフパルス信号KOFP (第2図(C))
が与えられたとき、選択信号SELのビット出力■、及
びV2Oとして論理「1」レベルの出力を送出する。
このときセレクタ53(第11図)の選択モードは、第
13図に示すように、リセットモードになり、リセッチ
入力端113に与えられているオールr□、データがセ
レクタ53を介してレジスタ54に取り込まれる。この
結果レジスタ54から送出される歩道アドレスデータA
DDはオール「0」のリセット状態に制御される。
ここで歩道アドレスデータADDがキーオンパルス信号
KONP又はキーオフパルス信号KOFPによってオー
ル「O」にリセットされたことは、歩進アドレスデータ
ADD (第3図)がエンベロープ波形メモリ21のア
タックエンベロープデータDAAk又はリリースエンベ
ロープデータDRAkの先頭アドレスAAI1.又はR
A、。をアクセスする状態に設定されたことを意味しく
第7図)、かくして続いてアタック波形W1又はリリー
ス波形W3を読み出し得る状態に@御されたことを意味
する。
さらに選択信号形成回路61(第4図)はレベルオフ検
出信号LOFをアンド回路69に与えると共に、キーオ
ン信号KONをインバータ60において反転してアンド
回路56に入力し、そのアンド出力334をオア回路6
3に与えると同時にインバータ70において論理レベル
を反転させてアンド回路64に与えるように構成されて
いる。
ここで第2図(A)について上述したように、エンベロ
ープ波形発生回路5(第3図)においてエンベロープ波
形メモリ21からリリース波形W3を読み出している状
態において、 当該波形値データが振輻rQJレベル(
−■(dB) )を時点ttsにおいて横切ったときこ
れをオフレベル検出回路71によって検出して論理rl
、レベルに立ち上がるレベルオフ検出信号LOF (第
2図(E))を発生する。
かくして第2図の時点t、においてキーオン信号KON
 (第2図(D))が論理「0」レベルに立ち下がった
後の時点j?llにおいてレベルオフ検出信号LOFが
論理「1」レベルに立ち上がることによりアンド回路6
9から論理「1」レベルのアンド出力334を発生し、
これをオア回路63に供給する。このとき論理「1」レ
ベルになるオア回路63の出力S35はインバータ66
において論理rQJレベルのインバータ出力332に変
換された後出力オア回路67からビット出力v1゜とし
て送出される。
これと同時に、論理「1」レベルのアンド出力S34が
インバータ70によって反転されてアンド回路64に与
えられ、これにより論理「0」しベルに引き下げられた
アンド出力S36が出力オア回路65を介してビット出
力V、として送出される。
その結果選択信号SELのビット出力V、及び■1゜を
共に論理I’ Q Jレベルに立ち下げることにより、
セレクタ53の選択モードを保持モード(第12図)に
設定でき、これにより、レジスタ54の記憶データをセ
レクタ53を通じて保持することにより時点t?Iにお
けるアドレスと同じアドレスをもつ歩進アドレスデータ
ADDを加算回路25(第3図)に送出し続ける。従っ
てエンベロープ波形メモリ21はリリース波形データD
RAk(第6図)のうち、エンベロープ波形信号S7の
値がOレベルになった時の歩道アドレスによって読み出
された波形データをその後引き続き読み出して行く。
このようにしてアドレス指定回路23(第4図)が音色
選択信号TC及びタッチデータTDに基づいてメモリア
ドレスデータMADを出力すると共に、アドレスカウン
タ24(第1J図)がアドレス歩進データADDを出力
し、第3図に示すように、これを加算回路25が加算し
てアドレス信号S6としてエンベロープ波形メモリ21
に与えることにより、エンベロープ波形メモリ21 (
第5図)のエンベロープ波形データメモリエリアENV
k (k−1〜K)のアタックエンベロープデータDA
Ak、ループエンベロープデータDLAk及びリリース
エンベロープデータDRAkを読み出してエンベロープ
波形読出信号S7として加算回路72の一方の加算入力
として与えると共に、セレクタ730入力端121に与
える。
セレクタ73は、キーオフパルス(i号KOFF(第2
図(C))が発生したとき、1つのループ波形W2の途
中のループ波形W2Xを滑らかにリリース波形W3に接
続するための波形値データを接続情報記憶用のレジスタ
74に取り込んで、接続信号S8として出力するもので
、キーオンパルス信号KONP C第2図(B))及び
キーオフパルス信号KOFP(第2図(C))をビット
データとする選択制御信号CONによって第13図に示
すような選択動作をする。
すなわちキーオンパルス信号KONPが論理「1jレベ
ルに立ち上がったとき(このときキーオフパルス信号K
OFPは論理「0」レベルになっている)、セレクタ7
3はリセットモードになってリセット入力端122から
オール「0」データをレジスタ74に取り込む、このと
きレジスタ74は有意接続情報をもたない状態にリセッ
トされる。
これに対してキーオフパルス信号KOFPが論理rlJ
レベルに立ち上がるタイミングにおいてはキーオンパル
ス信号KONPが論理rQJに立ち下がっているのでセ
レクタ73は第13図に示すように取込モードに制御さ
れ、取込入力端I21にエンベロープ波形メモリ21か
ら与えられているエンベロープ波形読出信号S7をレジ
スタ74に取り込む、このキーオフパルス信号KOFP
が論理「1」レベルに立ち上がるタイミング(第2図の
時点11)においてエンベロープ波形読出信号S7は1
波形分のループ波形W2の一部W2Xを発生した途中の
タイミングにあり、当該時点t、における波形値データ
がエンベロープ波形読出信号S7として出力されている
。従ってレジスタ74にはこの波形値データが取り込ま
れて接続信号として出力されることになる。
これに対してキーオンパルス信号KONP及びキーオフ
パルス信号KOFPが発生していないタイミングにおい
ては、制御信号CONのビットデータが共に論理「0」
レベルにあることにより、セレクタ73は第13図に示
すように保持モードに制御されて保持人力@120のデ
ータをレジスタ74に取り込むような制御状態になり、
かくしてレジスタ74の出力端に得られる接続信号s1
8がセレクタ73を通じてダイナミックに記憶され、こ
れが加算回路72においてエンベロープ波形読出信号S
7と加算される。
加算回路72はエンベロープ波形読出信号S7及び接続
信号S8を加算し、その加算出力S9を補間器75を通
じてエンベロープ波形信号S5として対数/リニア変換
回路12(第1図)に送出する。
〔3〕工ンベロープ波形形成動作 以上の構成において、演奏者が第1図の音色選択回路1
0の音色選択操作子10Aを選択操作することにより音
色選択信号TCを発生させた状態において、鍵盤2のキ
ーを演奏操作すると、当該押鍵操作されたキーについて
押鍵検出回路3からキーコードデータKCD、キーオン
信号KONが発生すると共に、タッチ検出回路6から当
該押鍵操作されたキーに対するタッチ操作に対応するタ
ッチデータTDが発生する。
このとき楽音波形発生回路4は音色選択信号TCに対応
する音色を有しかつ押鍵操作されたキーのキーコードに
対応する音高の楽音を、タッチデータTDによって制御
しながら楽音波形信号31を発生して乗算回路7に供給
する。
この状態においてエンベロープ波形発生回路5は、キー
オン信号KONが論理「1」レベルに立ち上がったタイ
ミング、すなわち第14図(C)の時点t、においてキ
ーオンパルス信号KONPが論理「1」に立ち上がると
、アドレス指定回路23(第3図、第4図)においてセ
レクタ34及び35がアタックモード状態に制御される
(第10図)。
この結果音色選択信号TCと、タッチデータTDとを条
件として先頭アドレス選択レジスタ31(第7図)に格
納されている先頭アドレスデータFRjhのうちアタッ
クアドレスデータAAがメモリアドレスデータMADと
して加算回路25(第3図)に送出される。
これと共に音色選択信号TCとタッチデータTDとに基
づいてメモリサイズ選択レジスタ32(第8図)に予め
格納されているメモリサ・fズデータMZJhのうちア
タックサイズデータAsがメモリサイズデータMSDと
してアドレスカウンタ24(第3図)に送出される。
さらに音色選択信号TCとタッチデータTDとによって
読出クロックデータ選択レジスタ33に予め格納されて
いる読出クロックデータCLjh(第9図)がリードク
ロックデータRCDとしてアドレスカウンタ24(第3
図)に送出される。
このときアドレスカウンタ24(第11図)は、リード
クロックデータRCDに対応する周期のアドレス歩進パ
ルスINCPをアドレス歩進ハルス形成回路51におい
て発生して加算回路52に供給することにより、リード
クロックデータRCDに対応する歩進速度で歩進する加
算出力321を加算回路52から発生させる。
このときアドレス指定回路23(第4図)の選択信号形
成回路61は第12図に示すようにキーオンパルス信号
KONPがKONP−rIJになったことに基づいてリ
セット選択モードに制御するような選択信号SELを送
出することにより、アドレスカウンタ24のセレクタ5
3はプリセット入力端113からオールrQJデータを
レジスタ54に書き込むような動作をする。
従って加算回路52はオール「O」のデータを有するレ
ジスタ54のカウント内容を歩進アドレスデータADD
として加算回路25(第3図)に供給することにより、
エンベロープ波形メモリ21に対するアドレス信号S6
として、アドレス指定回路23から供給されるメモリア
ドレスデータMADとアドレス歩道データADDとの加
算結果でなるアドレスを指定する。
その結果エンベロープ波形メモリ21(第5図)は、先
頭アドレス選択レジスタ31 (第7図)から読み出さ
れた先頭アドレスデータFRjhによって指定されたア
タックエンベロープデータDAAkの先頭アドレスAA
、。をアドレス信号S6によってアクセスされ、当該先
頭アドレスA A * *に格納されているアタックエ
ンベロープデータDAAkがエンベロープ波形読出信号
S7(第3図)として加算回路72及びセレクタ73に
供給される。
ところがこのときセレクタ73は制御信号C0N(第1
3図)のビットデータとしてKONP=rl」、KOF
P= ro」が与えられていることによりリセット選択
モードに制御され、これによりレジスタ74に対して接
続データとしてオール「0」データが書き込まれる。
この結果加算回路72はエンベロープ波形メモリ21か
ら送出されるエンベロープ波形読出信号S7を加算出力
S9として送出することによりこれに対応するエンベロ
ープ波形信号S5が対数/リニア変換回路12(第1図
)を介してエンベロープ係数信号S2として乗算回路7
に供給される状態になる。
この状態においてやがてキーオンパルス信+gKONP
 (第14図(C)が論理「0」レベルに立ち下がると
、選択信号形成回路61(第4図)において選択信号S
ELのビット出力がV++=’OJ 、V+o−’IJ
になることにより、アドレスカウンタ24(第11図)
のセレクタ53の選択モードが第12図に示すように歩
道モードになり、これにより加算回路52の加算出力S
21がセレクタ53の歩進入力端111からレジスタ5
4に書き込まれる。かくして加算回路52はアドレス歩
進パルスINCPが発生するごとに当該レジスタ54の
歩進アドレスデータADDに1番地ずつ加算してセレク
タ53を介してレジスタ54に保持するような動作状態
に制御される。
この結果歩進アドレスデータADDはアドレス歩進パル
スINCPによってエンベロープ波形メモリ21(第5
図〕のアタックエンベロープデータDAAkのアドレス
を先頭アドレスA A lloから1番地ずつインクリ
メントしてアクセスして行くような動作状態になる。
ところがキーオンパルス信号KONP (第14図(C
))が論理「0」レベルに立ち下がった状態になると、
セレクタ73(第3図)の制御信号CONのビットデー
タはKONP= rQ、 、KOFP−rOJになるの
で、セレクタ73の選択モードは第13図に示すように
保持モードになり、レジスタ29の記憶データ(すなわ
ちオール「0」のデータ)が保持入力端子I20を介し
てレジスタ74にフィードバックされることによりその
まま保持される。
かくして加算回路72は接続信号S8としてオールr□
、のデータを受ける状態を維持するので結局エンベロー
プ波形メモリ21からエンベロープ波形読出信号S7と
して読み出されてくるアタックエンベロープデータDA
Akを加算出力S9、従ってエンベロープ波形信号S5
として送出する。
かくして乗算回路7(第1図)の楽音信号データS3と
して、楽音波形発生回路4から得られる楽音波形信号S
1にエンベロープ波形メモリ21(第5図)から順次読
みだされて来るアタックエンヘロープデータDAAkに
対応するエンベロープ係数信号S2を乗算してなる楽音
信号データS3を得ることができ、これが楽音信号S4
としてサウンドシステム9に与えられることによりアタ
ック波形Wl (第2図(A))をエンベロープ波形と
して付与された楽音がサウンドシステム9から発生され
ることになる。
このようにしてアタック波形W1を形成している状態に
おいて、アドレスカウンタ24(第11図)の減算回路
55にはメモリサイズデータMSDとしてメモリサイズ
選択レジスタ32(第8図)のメモリサイズデータMZ
jhのうちアタックサイズデータASが供給されている
状態にあり、減算回路55はレジスタ54に順次歩進さ
れて行くアドレスデータがメモリサイズデータMSDを
超えるか否かを検出する動作を実行し、現在の歩進アド
レスデータを表す加算出力321がメモリサイズデータ
MSDを超えない限り当該減算回路55から得られるメ
モリサイズ超過検出信号MOVとして論理「0」レベル
の信号を送出する。
この結果選択信号形成回路61 (第4図)はセレクタ
53に対する選択信号SEL (第12図)として歩道
モードを維持するようなどットデータV++−’OJ 
、V+o= ’IJを出力し続けることにより、当該歩
進モードを維持する。
これと共にアドレス指定回路23(第4図)のフリップ
フロップ回路39が反転動作をしないことによりリセッ
ト状態を維持し、その結果アドレス指定回路23はアタ
ックエンベロープデータDAAkの先頭アドレスAA*
oをメモリアドレスデータMADとして送出する状態を
維持する。
この状態においてやがて第14図の時点t1□において
アドレスカウンタ24(第11図)の加算回路52の加
算出力S21がメモリサイズデータMSDより大きくな
ると、メモリサイズ超過検出信号MOVが論理「1」レ
ベルに立ち上がる(第14図(E))。
このとき選択信号形成回路61(第4図)から出力され
る選択信号SELのビット出力がV l 1 =’IJ
、Vl。−r□、に切り換わることにより、セレクタ5
3(第11図)の選択モードを第12図に示すようにリ
ターンモードに切り換える。
このときセレクタ53は減算回路55から送出される減
算出力522(このとき減算出力322は加算出力32
1がメモリサイズデータMSDを超過したときの当該超
過量を表す)をリターン入力端112からレジスタ54
に取り込むことにより、歩道アドレスデータADDを当
咳差のデータに引き戻してこれを加算回路52に与える
これと同時にメモリサイズ超過検出信号MOVが論理r
l」レベルに立ち上がったことにより(第14図(E)
)、アドレス指定回路23(第4図)のフリップフロッ
プ回路39がセット動作することにより、データ選択信
号ADのビットデータが■1= rQ、、Vo −’I
Jに切り換わる。
このときセレクタ34及び35の選択モードは第10図
に示すようにループモードに制御され、かくしてアドレ
ス指定回路23は先頭アドレス選択レジスタ31に格納
されている先頭アドレスデータFRjh(第7図)のう
ちループアドレスデータLAをメモリアドレスデータM
ADとして送出する状態に切り換わる。またセレクタ3
5はメモリサイズ選択レジスタ32に格納されているメ
モリサイズデータMZjh(第8図)のうちループサイ
ズデータLSをメモリサイズデータMSDとして送出す
る状態になる。
これに加えて読出クロックデータ選択レジスタ33に格
納されている読出クロックデータCLjh(第9図)が
そのままリードクロックデータRCDとして送出される
状態を維持する。
この結果加算回路25(第3図)を介してエンベロープ
波形メモリ21に供給されるアドレス信号S6としてエ
ンベロープ波形メモリ21のループエンベロープデータ
DLAk (第5図)の先頭アドレスLAoを指定する
メモリアドレスデータMADが供給される状態になる。
これと共にアドレス信号S6としてアドレスカウンタ2
4(第11図)のレジスタ54に書き込まれた差データ
に相当するアドレス歩道データADDが供給され、かく
してエンベロープ波形メモリ21はループエンベロープ
データDLAkのうち先頭アドレスLAよ。から差アド
レスデータの分だけ歩進したアドレスに記憶されている
データから順次歩進するアドレスに記憶されているルー
プエンベロープデータDLAkを読み出してエンベロー
プ波形読出信号S7として加算回路72及びセレクタ7
3に供給する状態になる。
やがて差アドレスデータがレジスタ54に書き込まれた
ことにより加算回路52の加算出力S21が引き下げら
れて減算回路55のメモリサイズ超過検出信号MOVが
論理「0」レベルに戻ると、選択信号形成回路61(第
4図)から送出される選択信号SELのビットデータが
v、、=roJ、Vlo−’IJに戻ることにより、セ
レクタ53の選択モードが第12図に示すように再度歩
進モードに切り換わり、これによりアドレス歩進パルス
1NcPによって歩進される加算出力321をセレクタ
53を介してレジスタ・54に書き込むような動作モー
ドに戻ることにより、エンベロープ波形メモリ21(第
3図)のアドレス信号S6としてループエンベロープデ
ータD L Akを読み出すような動作モードになり、
当該ループエンー、ロープデータDLAkでなるエンベ
ロープ波形読出信号S7が加算回路72を介して加算出
力S9、従ってエンベロープ波形信号S5として出力さ
れる状態になる。
その結果乗算回路7(第1図)は楽音波形信号S1に対
してエンベロープ波形メモリ21に格納されているルー
プエンベロープデータDLAkに対応するエンベロープ
係数信号S2によってエンベロープを付与された楽音信
号データS3を形成することによりサウンドシステム9
からループ波形W2(第2図(A))をエンベロープ波
形として付与された楽音を発生させる状態になる。
この状態においてレジスタ54から送出される歩進アド
レスデータADDに基づいて得られる加算出力321が
ループサイズデータLSでなるメモリサイズデータMS
Dより大きくなってメモリサイズ超過検出信号MOVが
第14図(E)の時点t13において論理rl、レベル
に立ち上がると、これに応じて選択信号形成回路61(
第4図)から送出される選択信号SELのビット出力が
V。
−’IJ 、Vl@= ’OJに切り換わり、これによ
りアドレスカウンタ24のセレクタ53(第11図)の
選択モードが第13図に示すようにリターンモードに切
り換わって減算回路55の減算出力S22をレジスタ5
4に書き込むような動作モードに制御される。
このとき減算出力S22は、加算出力S21の内容、従
って歩道アドレスデータADDと、ループサイズデータ
LSとの差データを表しており、当該差データを新たな
歩進アドレスデータADDとしてレジスタ54に記憶す
るアドレス値を引き下げる。
ところが時点t13においてメモリサイズ超過検出デー
タMOVが論理「1」レベルに立ち上がったときアドレ
ス指定回路23(第4図)のフリップフロップ回路39
は、すでに時点titにおいて反転動作をしていること
により再度反転動作をすることはなく、従ってアドレス
指定回路23:ま引き続き先頭アドレス選択レジスタ3
1 (第7図)のループアドレスデータLAをメモリア
ドレスデータMADとして送出し、またメモリサイズ選
択レジスタ32(第8図)のループサイズデータLSを
メモリサイズデータMSDとして送出し、さらに読出ク
ロックデータ選択レジスタ33(第9図)の読出クロッ
クデータCLjhをリードクロックデータRCDとして
送出する状態を維持する。
従ってエンベロープ波形メモリ21(第3図)のアドレ
ス信号S6として、第14図の時点titにおいて読み
出したメモリアドレスデータMADと同じ内容のメモリ
アドレスデータMADに対して減算出力322としてレ
ジスタ54(第11図)に書き込まれた差データにまで
引き下げられた歩進アドレスデータADDを加算回路2
5において加算したアドレスデータが得られ、 かくし
てエンベロープ波形メモリ21からメモリアドレスデー
タMADによって指定された先頭アドレスデータ、に基
づいて再度ループエンベロープデータDLAkを読み出
してこれをエンベロープ波形読出信号S7(第3図)と
して加算回路72に送出する状態になる。
この結果エンベロープ波形発生回路5(第1図)は第1
4図の時点t’s〜t14間において第2回目のループ
波形W2を読み出すような動作を実行する。
以下同様にしてアドレスカウンタ24(第11図)は減
算回路55においてメモリサイズ超過検出信号MOVが
論理r1.レベルに立ち上がるごとにレジスタ54の記
憶内容を現在の歩進アドレスデータADDとメモリサイ
ズデータMSDとの差のデータに引き戻す動作を繰り返
す、これにより、エンベロープ波形発生回路5はループ
エンベロープデータDLAkを繰り返し読み出す動作を
実行することにより、サスティン波形部としてループ波
形W2を繰り返し形成するようなエンベロープ波形(第
2図(A))を発生して行く。
このようなサスティン波形部のエンベロープ波形発生動
作時に、第14図の時点t’sにおいてキーオフ操作が
されてキーオフパルス信号KOFF(第14図(D))
が論理「1」レベルに立ち上がると、選択信号形成回路
61(第4図)がこれに直ちに応動して選択信号SEL
のビット出力をVIJ−’ I J 、V te= r
 I Jに切り換える。このときセレクタ53の選択モ
ードは第12図に示すようにリセットモードに切り換え
られ、オール「0」データをレジスタ54に書き込み、
これにより歩進アドレスデータADDを強制的にオール
「0」にクリアする。
これと同時にアドレス指定回路23(第4図)のデータ
選択信号形成回路36において、キーオン信号KONが
論理「0」レベルに立ち下がったことに基づいてデータ
選択信号ADのビット出力がV+ = ’ I J 、
Vo −’OJに切り換わり、これに応じてセレクタ3
4及び35の選択モードが、第10図に示すように、リ
リースモードに切り換えられる。
このときセレクタ34は先頭アドレス選択レジスタ31
から送出される先頭アドレスデータFRjh(第7図)
のうちリリースサイズデータR3をメモリアドレスデー
タMADとして加算回路25(第3図)に送出する状態
になり、これによりアドレス信号S6を、エンベロープ
波形メモリ21のエンベロープ波形データメモリエリア
ENVk(第5図)のうち、リリースエンベロープデー
タDRAkの先頭アドレスRA、をメモリアドレスデー
タMADに基づいて指定する状態に切り換えられる。
これに加えてセレクタ35(第4図)は、メモリサイズ
選択レジスタ32から読み出されているメモリサイズデ
ータMZjh(第8図)のうち、リリースサイズデータ
R3をメモリサイズデータMSDとしてアドレスカウン
タ24(第11図)の減算回路55に送出する状態に切
り換わる。
このとき読出クロックデータ選択レジスタ33はリード
クロックデータRCDとして読出クロックデータCLj
h(第9図)を引き続き出力する状態を維持する。
かかる動作と同時に、第14図の時点L+5においてキ
ーオフパルス信号KOFPが論理「1」L・ベルに立ち
上がると、エンベロープ波形発生回路5(第3図)のセ
レクタ73に与えられている制御信号CONのビットデ
ータがKOFP=rlJ、KONP−rQ、になること
により、セレクタ73の選択モードが第13図に示すよ
うに取込モードに切り換わる。
このときセレクタ73はそれまでエンベロープ波形メモ
リ21から読み出されていたエンベロープ波形読出信号
S7をレジスタ74に取り込む動作をする。
ところでこのときセレクタ73を通じてレジスタ74に
取り込まれるエンベロープ波形読出信号S13の値は、
時点t、以前においてループ波形W2を形成するために
エンベロープ波形メモリ21から読み出されていたルー
プエンベロープデータDLAk (第5図)のうち時点
t4直前のデータであり、これによりループ波形W2が
キーオフ操作によって打ち切られてなる接続波形W2X
(第2図(A))の時点t’sにおけるエンベロープ波
形値がそのままレジスタ74に書き込まれたことになる
このレジスタ74のデータは、その後キーオフパルス信
号KOFPが論理「0」レベルに立ち下がったとき、セ
レクタ73(第3図)に与えられている制御信号COH
のビットデータがKOFP= rO+ 、KONP−r
o」に切り換わってセレクタ73の選択モードが第13
図に示すように保持モードに切り換わることにより、セ
レクタ73を通じてレジスタ74にダイナミックに保持
される。
このようにしてレジスタ74に保持されたデータは接続
信号S8として加算回路72を通じて加算出力S9とし
て送出され、これに応じてエンベロープ波形信号S5は
続いてエンベロープ波形メモリ21からエンベロープ波
形読出信号S7として読み出されて来るリリースエンベ
ロープデータを当該レジスタ74の保持データの値から
立ち下げて行くような変化を呈する。
すなわち第14図の時点t15においてキーオフパルス
信号KOFPが論理r1.レベルに立ち上がった後やが
て論理「0」レベルに立ち下がると、選択信号形成回路
61(第4図)から送出される選択信号SELのビット
出力がメモリサイズ超過検出信号MOVに基づいてV+
+= ’OJ 、V+。−「1」に切り換わり、これに
よりセレクタ53(第11図)の選択モードが第12図
に示すように歩進モードに切り換わる。
従ってレジスタ54の歩進アドレスデータADDはオー
ル「0」の状態からアドレス歩進パルスINCPが発生
するごとに1番地ずつインクリメントして行き、当該ア
ドレス歩進データADDによってエンベロープ波形デー
タメモリ21のリリ−スエンベローブデータDRAk 
(第5図)をその先頭アドレスRA * 6から順次1
番地ずつ読み出して行く。
かくしてキーオフパルスKOFPが論fl ’OJに立
ち下がった時点からリリース波形W3 (第2図(A)
)を呈するような加算出力S9、従ってエンベロープ波
形信号S5が得られる状態になる。
この状態において加算出力S9のデータの変化はオフレ
ベル検出回路71において監視され、加算出力S9の値
が消音レベル(すなわち第2図(A)について上述した
ー■(dB)のレベル)になると、オフレベル検出回路
71が論理「1」レベルに立ち上がるオフレベル検出信
号OFLをアドレス指定回路23の選択信号形成回路6
1(第4図)のアンド回路69に与えることにより、選
択信号SELのビット出力をV、、−「o 」、V+。
−r□、に切り換える。
このときアドレスカウンタ24(第11図)のセレクタ
53の選択モードは第12図に示すように保持モードに
なることによりレジスタ54にオフレベル検出信号LO
Fが発生した時点における歩進アドレスデータADDを
保持する。
従ってエンベロープ波形メモリ21から読み出されるエ
ンベロープ波形読出信号S7は加算出力S9(従ってエ
ンベロープ波形信号S5)の波形値がO[dB)になる
ような値のまま固定保持される。
このようにして第2図(A)の時点り、について上述し
たように、エンベロープ波形発生回路5から送出される
エンベロープ波形信号S5は、キーオフ操作の時点がい
つであっても、常に最後のループ波形W2Xの終端の波
形値からリリース波形W3を開始させることができ、こ
れにより、リリース波形を滑らかにループ波形に接続す
ることができる。
かくするにつき、リリース波形W3のエンベロープ波形
データとして1波形分のデータを用意すれば良く、従っ
てエンベロープ波形メモリとしてメモリ容量を小型化し
得る。
以上の動作は第2図(A)について上述したようにサス
ティン波形部分の波形としてループ波形W2を繰り返し
発生させるようにした場合について述べたが、第2図(
F)について上述したように、一定レベルのサスティン
波形W4によってエンベロープ波形部分を形成する場合
には、サスティン波形選択操作子13を操作することに
より、サスティンセレクト信号発生回路11のサスティ
ンセレクト信号SUSを論理「O」レベルに切り換える
この場合、鍵盤2のキーが押鍵操作されたとき第14図
の時点t、〜t+zについて上述したと同様にしてアタ
ック波形Wl(第2図(F))を発生するようにアドレ
ス指定回路23及びアドレスカウンタ24が動作するの
に対して、時点を目においてアドレスカウンタ24(第
11図)の減算回路55において論理「l」レベルのメ
モリサイズ超過検出信号MOVが最初に得られることに
より、アドレス指定回路23(第4図)のデータ選択信
号形成回路36においてフリップフロップ回路39がセ
ット動作することによりセレクタ34及び35がループ
モードに切り換わった状態において、選択信号形成回路
61から送出される選択信号SELのビット出力がサス
ティンセレクト信号SUSが5US−rOJになってい
ることにより、V++−’OJ 、V1o= ’O」ニ
なり、コノ動作についてループ波形W2を形成する場合
と異なる制御態様でアドレスカウンタ24のセレクタ5
3を動作させることになる。
すなわちこのときセレクタ53の選択モー1−’ ;j
:第12図に示すように保持モードに切り換えられ、レ
ジスタ54のデータ(すなわちリターンモード時書き込
まれた差分データ)がセレクタ53を介してダイナミッ
クに記憶され、これにより歩進アドレスデータADDが
当該差分データのまま一定値に保持される。
そこでエンベロープ波形メモリ21(第3図)のアドレ
ス信号321はループエンベロープデータDLAk (
第5図)のうち先頭アドレスLAm。
から当該差分データに対応するアドレス分だけ歩進した
アドレスに記憶されているデータがエンベローブ波形読
出信号S7として読み出される。
かくしてエンベロープ波形信号S5はキーオフ操作がさ
れるまで波形レベルを固定する値に保持する。
この状態においてやがて第14図の時点t’sにおいて
キーオフ操作がされることによりキーオフパルス信号K
OFPが発生すると、選択信号形成回路61から送出さ
れる選択信号SELのビット出力がVss−’ I J
 、Vi。=「1」になることにより、セレクタ53(
第11図)の選択モードが第12図に示すようにリセッ
トモードに切り換えられ、これにより第2図(A)につ
いて上述したと同様にしてレジスタ54の歩道アドレス
データADDがオールr□、にクリアされる。
これと共にセレクタ73(第3図)に与えられる制御信
号COHのビット出力がKOFP−rlJ 、KONP
−rO,になることにより、キーオフパルス信号KOF
Pが発生した時点におけるエンベロープ波形読出信号S
13がレジスタ74に保持される。その結果レジスタ7
4から得られる接続信号S8に対してエンベロープ波形
読出信号S7のデータを加算回路72において加算する
ことにより、エンベロープ波形信号S5の波形値をエン
ベロープ波形メモリ21 (第5図)のリリースエンベ
ロープデータDRAkによって減衰させて行くことにな
る。
かくしてサスティンセレクト信号SUSが論理「O」レ
ベルの切換動作状態にあるときには、第2E (F)に
示すようにアタック波形W1が終了した後当該終了した
波高値をそのまま維持することにより一定波形W4によ
りサスティン波形部を形成すると共に、キーオフのタイ
ミングで当該サスティン波形部の波形値レベルからリリ
ース波形W3を立ち下がらせるようなエンベロープ波形
を実現し得る。
以上の実施例の構成によれば、サスティン波形部の波形
、すなわちループ波形W2又は一定波形値波形W4につ
いて、そのキーオフ時の波形値に連続的に接続しながら
立ち下がるようなリリース波形W3を形成することがで
き、かくするにつき、リリース波形W3としてそのキー
オフ時点における波形値レベルがいかなる値であっても
1波形分のエンベロープデータを用意するだけで済む、
従ってエンベロープ波形メモリ21の構成を複雑にする
ことなく滑らかなエンベロープ波形を発生することがで
きる。
因に第15図に示すように、ループ波形W2Xの任意の
時点t0□、t、ov* 、Lots・・・・・・でキ
ーオフ操作がされたとき、リリース波形W3を形成する
リリースエンベロープデータDRAkは時点LOFI 
、torz % toys・・・・・・におけるループ
波形W2XのループエンベロープデータDLAk、。
DLAk、 、DLAk3・・・・・・から立ち下がる
ように形成され、これによりリリース波形W3を滑らか
にループ波形W2Xの終端波形に接続することができる
また以上の構成によれば、エンベロープ波形メモリ21
に格納したエンベロープ波形データを読み出すにつき、
音色選択信号TCに加えてタッチデータTDを条件とし
て選択できるようにしたことにより、演奏者のタッチ操
作量に対応して微妙にエンベロープ変化するような楽音
を容易に実現し得る。
〔4〕他の実施例 (1)上述の実施例においては、エンベロープ波形メモ
リ21に記憶するエンベロープ波形データとしてサンプ
リング波形値をそのまま記憶した場合について述べたが
、当該サンプリング波形値の差分データ、圧縮データの
データ形式で記憶させるようにしても上述の場合と同様
の効果を得ることができる。
(2)上述の実施例においては、エンベロープ波形メモ
リ21(第5図)の各エンベロープ波形データメモリエ
リアENVk (k=1〜K)ごとにアタックエンベロ
ープデータDAAk、ループエンベロープデータDLA
k及びリリースエンベロープデータDRAkを格納する
ことにより、各エンベロープ波形データメモリエリアE
NVkにそれぞれ1波形分のアタックエンベロープ波形
、ループエンベロープ波形及びリリースエンベロープ波
形をその順序で並ぶようなアドレスを付して格納するよ
うにした場合について述べたが、アタック、ループ、リ
リースエンベロープデータの格納順序はこれに限らず必
要に応じて変更し得る。
また各エンベロープ波形データメモリエリアENVkに
ついて、アタックエンベロープデータDAAk、ループ
エンベロープデータDLAk及びリリースエンベロープ
データDRAkのうちのいずれか1つ又は2つを記憶せ
ずに、他のエンベロープ波形データメモリエリアに記憶
されているものを読み出して使用するようにしても良い
(vA似したエンベロープ波形をもつ場合には)。
さらに各エンベロープ波形データメモリエリアENVk
に1波形分のアタックエンベロープデータDAAk、ル
ープエンベロープデータDLAk。
リリースエンベロープデータDRAkを記憶することに
代えて、1つの波形の一部を記憶することにより、必要
に応じて他のエンベロープ波形データメモリエリアに記
憶されているエンベロープデータ部分と組み合わせて1
つのアタックエンベロープ波形、ループエンベロープ波
形、リリースエンベロープ波形を形成するようにしても
良い。
(3)上述の実施例においては、先頭アドレス選択レジ
スタ31、メモリサイズ選択レジスタ32及び読出クロ
ックデータ選択レジスタ33のデータを選択指定する条
件として、音色選択信号TCに加えてイニシャルタッチ
データTDを用いるようにした場合について述べたが、
これに加えてアフタタッチデータによって選択できるよ
うなデータを予め格納しておき、イニシャルタッチ操作
後アフタタッチ操作をしたときには当該操作時にリアル
タイム的にエンベロープ波形を切り換えるようにしても
良い。
(4)上述の実施例においては、エンベロープ波形とし
てアタック波形部に続いてサスティン波形部及びリリー
ス波形部を有するエンベロープ波形を形成するようにし
た場合について述べたが、サスティン波形部をもたずに
アタック波形部を直ちにリリース波形部に接続するよう
な場合等、要は先行するエンベロープ波形部の終端にお
ける波形値と同じ波形値をもつリリース波形を接続する
場合に広くこの発明を適用し得る。
(5)また上述の実施例の場合は持続音系のエンベロー
プ波形を形成する場合にこの発明を適用した実施例を述
べたが、減衰音系のエンベロープを実現する際に、複数
段のデイケイ波形部を有する場合に当該複数のデイケイ
波形部を順次接続して行く場合においても、上述の場合
と同様にしてこの発明を適用し得る。
〔発明の効果〕
エンベロープ波形メモリからエンベローフ波形データを
読み出すにつき、タッチ情報に基づいてエンベロープ波
形を選択できることにより、−段と自然感が大きい楽音
信号を簡易な構成によって発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるエンベロープ波形発生装置を適
用した電子楽器の全体構成を示すブロック図、第2図は
そのエンベロープ波形発生回路5において発生しようと
するエンベロープ波形の説明に供する信号波形図、第3
図は第1図のエンベロープ波形発生回路5の詳細構成を
示すブロック図、第4図は第3図のアドレス指定回路2
3の詳細構成を示すブロック図、第5図は第3図のエン
ベロープ波形メモリ21の詳細構成を示す路線図、第6
図は第5図のエンベロープ波形メモリ2するこ格納する
エンベロープ波形データを示す信号波形図、第7図、第
8図及び第9図は第4図の先頭アドレス選択レジスタ3
1、メモリサイズ選択レジスタ32及び読出クロックデ
ータ選択レジスタ33の詳細構成を示す路線図、第1O
図は第4図のセレクタ34及び35の動作を示す真理値
表、第11図は第3図のアドレスカウンタ24の詳細構
成を示すブロック図、第12図は第11図のセレクタ5
3の動作の説明に供する真理値表、第13図は第3図の
セレクタ73の動作の説明に供する真理値表、第14図
は第1図のエンベロープ波形発生回路5のアドレス歩進
動作の説明に供する信号波形図、第15図はリリース波
形の接続効果の説明に供する信号波形図である。 l・・・・・・電子楽器、2・・・・・・鍵盤、3・・
・・・・押鍵検出回路、4・・・・・・楽音波形発生回
路、5・・・・・・エンベロープ波形発生回路、6・・
・・・・タッチ検出回路、7・・・・・・乗算回路、9
・・・・・・サウンドシステム、21・・・・・・エン
ベロープ波形メモリ、22・・・・・・アドレス形成回
路、23・・・・・・アドレス指定回路、24・・・・
・・アドレスカウンタ、31・・・・・・先頭アドレス
選択レジスタ、32・・・・・・メモリサイズ選択レジ
スタ、33・・・・・・読出クロックデータ選択レジス
タ、71・・・・・・オフレベル検出回路、72・・・
・・・加算回路、73・・・・・・セレクタ、74・・
・・・・レジスタ、75・・・・・・補間器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エンベロープ波形メモリに予め記憶したエンベロープ波
    形データを読み出してエンベロープ波形信号を形成する
    ようになされたエンベロープ波形発生装置において、 タッチ情報を発生するタッチ情報発生手段と、上記タッ
    チ情報に基づいて上記エンベロープ波形メモリに記憶さ
    れている上記エンベロープ波形データを読み出すエンベ
    ロープ波形データ読出手段と を具えることを特徴とするエンベロープ波形発生装置。
JP1212558A 1989-08-17 1989-08-17 エンベロープ波形発生装置 Pending JPH0375697A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1212558A JPH0375697A (ja) 1989-08-17 1989-08-17 エンベロープ波形発生装置
US07/568,675 US5292997A (en) 1989-08-17 1990-08-16 Touch responsive envelope shape generation device

Applications Claiming Priority (1)

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JP1212558A JPH0375697A (ja) 1989-08-17 1989-08-17 エンベロープ波形発生装置

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ID=16624679

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JP1212558A Pending JPH0375697A (ja) 1989-08-17 1989-08-17 エンベロープ波形発生装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6687674B2 (en) 1998-07-31 2004-02-03 Yamaha Corporation Waveform forming device and method

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6057392A (ja) * 1983-09-08 1985-04-03 ヤマハ株式会社 電子楽器

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