JP3684078B2 - 楽音波形データ記憶装置、楽音波形データ記憶方法、楽音波形データ再生装置及び楽音波形データ再生方法 - Google Patents

楽音波形データ記憶装置、楽音波形データ記憶方法、楽音波形データ再生装置及び楽音波形データ再生方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、楽音波形データ記憶装置及び楽音波形データ再生装置に関し、特に隣り合うポイントの大きさを座標値として座標上に表して、この座標の座標軸を回転させた座標軸上の値に当該座標値を変換して記憶したり、これを再生する装置及び方法に関する。
【0002】
【従来技術】
従来の楽音波形データを記憶する装置ではサンプリング回路が用いられ、入力された楽音波形データがサンプリングされ、サンプリングされた各ポイントの大きさがアナログ−デジタル変換され順次波形記憶回路に書き込まれる。
【0003】
また従来の楽音波形データを再生する装置ではこの記憶された楽音波形データが音高に応じた速度で読み出され、デジタル−アナログ変換されて、平滑化回路をへて楽音として再生出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような楽音波形データ記憶装置及び再生装置では、楽音波形データの各サンプルポイントの大きさがそのまま記憶されているので、記憶容量が膨大となり、メモリ容量が非常に大きくなっていた。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、楽音波形データを圧縮して記憶し、楽音波形データの記憶容量を少なくすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、楽音波形データの各ポイントのうち、隣り合うポイントの大きさを座標値として座標上に表して、この座標の座標軸を回転させた座標軸上の値に当該座標値を変換させ、この変換された座標値を記憶するようにした。またこの変換記憶された楽音波形データを読み出して元の回転前の座標軸上の値に逆変換し、この値を元の楽音波形データの隣り合うポイントの大きさのとして出力するようにした。これにより、楽音波形データを圧縮して記憶することができるし、圧縮記憶した楽音波形データを元の楽音波形データに再生することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
1.全体回路
図1は楽音波形データ圧縮記憶装置及び楽音波形データ伸長再生装置を有する楽音生成制御装置または電子楽器の全体回路を示す。演奏情報発生部1からは演奏情報(楽音発生情報)が発生される。この演奏情報(楽音発生情報)は、楽音を発生させるための情報である。この演奏情報発生部1は、マニュアル操作によって演奏される発音指示装置、自動演奏装置、種々のスイッチまたはインターフェイスである。
【0008】
上記演奏情報(楽音発生情報)は、音楽的ファクタ(因子)情報であり、音高(音域)情報(音高決定因子)、発音時間情報、演奏分野情報などである。発音時間情報は楽音の発音開始からの経過時間を示す。演奏分野情報は、演奏パート情報、楽音パート情報、楽器パート情報等を示し、例えばメロディ、伴奏、コード、ベース、リズム等、または上鍵盤、下鍵盤及び足鍵盤等に対応している。
【0009】
上記音高情報はキーナンバデータKNとして取り込まれる。このキーナンバデータKNはオクターブデータ(音域データ)と音名データとからなる。演奏分野情報は、パートナンバデータPNとして取り込まれ、このパートナンバデータPNは各演奏エリアを識別するデータであって、発音操作された楽音がどの演奏エリアからのものかによって設定される。
【0010】
発音指示装置は、キーボード楽器、弦楽器、吹奏楽器、打楽器、コンピュータのキーボード等である。自動演奏装置は、記憶された演奏情報を自動的に再生するものである。インターフェイスは、MIDI(ミュージカルインスツルメントデジタルインターフェイス)等、接続された装置からの演奏情報を受け取ったり、送り出したりする装置である。
【0011】
さらに、この演奏情報発生部1には各種スイッチが設けられ、この各種スイッチは音色タブレット、エフェクトスイッチ、リズムスイッチ、ペダル、ホイール、レバー、ダイヤル、ハンドル、タッチスイッチ等であって楽器用のものである。この各種スイッチより、楽音制御情報が発生され、この楽音制御情報は発生された楽音を制御する情報であって音楽的ファクタ(因子)情報であり、音色情報(音色決定因子)、タッチ情報(発音指示操作の速さ/強さ)、発音数情報、共鳴度情報、エフェクト情報、リズム情報、音像(ステレオ)情報、クオンタイズ情報、変調情報、テンポ情報、音量情報、エンベロープ情報等である。
【0012】
これら音楽的ファクタ情報も上記演奏情報(楽音情報)に合体され、上記各種スイッチより入力されるほか、上記自動演奏情報に合体されたり、上記インターフェイスで送受される演奏情報に合体される。なお、上記タッチスイッチは上記発音指示装置の1つ1つに対応して設けられており、タッチの速さと強さを示すイニシャルタッチデータとアフタタッチデータとが発生される。
【0013】
上記音色情報は、鍵盤楽器(ピアノ等)、管楽器(フルート等)、弦楽器(バイオリン等)、打楽器(ドラム等)の楽器(発音媒体/発音手段)の種類等に対応しており、トーンナンバデータとして取り込まれる。上記エンベロープ情報は、エンベロープタイム、エンベロープレベル、エンベロープスピード、エンベロープフェーズなどである。
【0014】
このような音楽的ファクタ情報は、コントローラ2へ送られ、後述の各種信号、データ、パラメータの切り換えが行われ、楽音の内容が決定される。上記演奏情報(楽音発生情報)及び楽音制御情報はコントローラ2で処理され、各種データが音響出力部5へ送られ、楽音信号が発生される。コントローラ2はCPU、ROM及びRAMなどからなっている。
【0015】
プログラム/データ記憶部3(内部記憶媒体/手段)はROMまたは書き込み可能なRAM、フラッシュメモリまたはEEPROM等の記憶装置からなり、光ディスクまたは磁気ディスク等の情報記憶部4(外部記憶媒体/手段)に記憶されるコンピュータのプログラムが書き写され記憶される(インストール/転送される)。またプログラム/データ記憶部3には外部の電子楽器またはコンピュータから上記MIDI装置または送受信装置を介して送信されるプログラムも記憶される(インストール/転送される)。このプログラムの記憶媒体は通信媒体も含む。
【0016】
このインストール(転送/複写)は、情報記憶部3が本楽音生成装置にセットされたとき、または本楽音生成装置の電源が投入されたとき自動的に実行され、または操作者による操作によってインストールされる。上記プログラムは、コントローラ2が各種処理を行うための後述するフローチャートに応じたプログラムである。
【0017】
なお、本装置に予め別のオペレーティングシステム、システムプログラム(OS)、その他のプログラムが記憶され、上記プログラムはこれらのOS、その他のプログラムとともに実行されてもよい。このプログラムは本装置(コンピュータ本体)にインストールされ実行されたときに、別のプログラムとともにまたは単独で請求項(クレーム)に記載された処理・機能を実行させることができればよい。
【0018】
また、このプログラムの一部又は全部が本装置以外の1つ以上の別装置に記憶されて実行され、本装置と別装置との間には通信手段を介して、これから処理するデータ/既に処理されたデータ/プログラムが送受され、本装置及び別装置の全体として、本発明が実行されてもよい。
【0019】
このプログラム/データ記憶部3には、上述した音楽的ファクタ情報、上述した各種データ及びその他の各種データも記憶される。この各種データには時分割処理に必要なデータや時分割チャンネルへの割当のためデータ等も含まれる。
【0020】
音響出力部5では、アサインメントメモリ40に書き込まれた各データに応じた楽音信号が並行して発生され発音出力される。この音響出力部5は時分割処理によって複数の楽音信号が同時に生成されポリフォニックに発音される。この音響出力部5では、共鳴付加、残響付加及び音像形成(ステレオ制御)が行われる。
【0021】
タイミング発生部6からは、楽音生成制御装置又は電子楽器の全回路の同期を取るためのタイミングコントロール信号が各回路に出力される。このタイミングコントロール信号は、各周期のクロック信号のほか、これらのクロック信号を論理積または論理和した信号、時分割処理のチャンネル分割時間の周期を持つ信号、チャンネルナンバデータCHNo、タイムカウントデータTIなどを含む。このタイムカウントデータTIは、絶対時間つまり時間の経過を示し、このタイムカウントデータTIのオーバフローリセットから次のオーバフローリセットまでの周期は、各楽音のうち最も長い発音時間より長く、場合によって数倍に設定される。
【0022】
楽音波形入力部7からは外部から楽音波形データが入力され、この楽音波形データの各ポイントのうち、隣り合うポイントの大きさを座標値として座標上に表して、この座標の座標軸を回転させた座標軸上の値に当該座標値が合成かつ圧縮されて変換される。この変換された座標値は順番に上記プログラム/データ記憶部3に書き込まれて記憶される。
【0023】
楽音波形再生部8によって、上記プログラム/データ記憶部3に書き込まれて記憶された楽音波形データが読み出され、この読み出された楽音波形データが元の回転前の座標軸上の値に逆変換され、この値が元の楽音波形データの隣り合うポイントの大きさのとして分離かつ伸長されて再生出力される。この再生出力された楽音波形データは上記音響出力部5へ順次送られて発音出力される。
【0024】
2.楽音波形入力部7
図2は上記楽音波形入力部7を示す。マイク10から入力された音響信号はアンプ11で増幅されサンプリング/ホールド回路12でサンプリングされ、A−D変換器13でアナログ−デジタル変換される、このサンプリング/デジタル変換された偶数番目(0番目も含む)の各ポイントの音響データX2はセレクタ14を介してインバータ群17でプラス/マイナス反転され、またはそのままセレクタ18を介して加算器16へ送られる。
【0025】
またこのサンプリング/デジタル変換された奇数番目の各ポイントの音響データX1はセレクタ14を介してラッチ15にストアされ上記加算器16で、上記偶数番目の各ポイントの音響データが加算または減算され、乗算器19で数値(1/SQR2)が乗算され、セレクタ20を介してラッチ21またはラッチ22にストアされる。この(1/SQR2)の「SQR2」は「2」の平方根(ルート)を表す。
【0026】
上記ラッチ21には上記偶数番目の各ポイントの音響データX2が加算された場合の楽音波形データY1=(1/SQR2)×(X1+X2)がストアされ、ラッチ22には上記偶数番目の各ポイントの音響データX2が減算された場合の楽音波形データY2=(1/SQR2)×(X1−X2)がストアされる。
【0027】
これらラッチ21及びラッチ22からの楽音波形データY1=(1/SQR2)×(X1+X2)及びY2=(1/SQR2)×(X1−X2)は楽音波形メモリ23の同じ番地にパラレルに順次書き込まれる。この楽音波形メモリ23は上記プログラム/データ記憶部3の中に設けられている。
【0028】
上記サンプリング/ホールド回路12にはクロック信号がサンプリング信号Sφとして供給される。このサンプリング信号Sφの2倍の周波数のクロック信号2Sφがアドレスカウンタ24に供給され、楽音波形メモリ23の書き込みアドレスデータがインクリメントされる。
【0029】
このアドレスカウンタ24の最下位の1ビットデータが上記セレクタ18及び20にセレクト信号として送られる。このアドレスカウンタ24の最下位の1つ上の1ビットデータが上記セレクタ14にセレクト信号として送られる。これら最下位の2ビットデータはアンドゲート25を介して読み出し/書き込み信号R/Wとして上記楽音波形メモリ23に供給される。このアドレスカウンタ24の最下位の2ビットデータを除いた上位データが書き込みアドレスデータとして上記楽音波形メモリ23の供給される。
【0030】
3.圧縮記憶のタイムチャート
図3は上記楽音波形入力部7の各データ及び信号のタイムチャートを示す。奇数番目の各ポイントの音響データX1と偶数番目の各ポイントの音響データX2とは交互に取り込まれる。これに対応して、上記セレクタ14はこれら奇数番目の各ポイントの音響データX1と偶数番目の各ポイントの音響データX2とを交互に選択出力する。
【0031】
セレクタ18は偶数番目の各ポイントの音響データX2が取り込まれている間のみ、−X2とX2とを交互に選択出力する。セレクタ20は偶数番目の各ポイントの音響データX2が取り込まれている間のみ、楽音波形データY1=(1/SQR2)×(X1+X2)とY2=(1/SQR2)×(X1−X2)とを交互に選択出力する。
【0032】
楽音波形メモリ23の読み出し/書き込み信号R/Wは、偶数番目の各ポイントの音響データX2が取り込まれている間の後半、つまり楽音波形データY1=(1/SQR2)×(X1+X2)とY2=(1/SQR2)×(X1−X2)とがともにラッチ21及び22にストアされたときに、書き込み状態となる。
【0033】
上述のようにして合成かつ圧縮される隣り合う音響データは第0番目と第1番目のポイント、第2番目と第3番目のポイント、第4番目と第5番目のポイント、第6番目と第7番目のポイント、……の組み合わせである。しかし、第1番目と第2番目のポイント、第3番目と第4番目のポイント、第5番目と第6番目のポイント、第7番目と第8番目のポイント、……の組み合わせが合成かつ圧縮されてもよい。この場合第0番目のポイントは単独で記憶される。
【0034】
このように、この合成圧縮される隣り合うポイントは複数ごとに組み合わされて合成圧縮される。この組み合わされる複数のポイントは第n番目、第n+1番目、第n+2番目、…(n=0、1、2、3、…)であって、同じnの値に応じた第n番目、第n+1番目、第n+2番目、…が組み合わされる。
【0035】
4.座標上での圧縮変換
図4は上記楽音波形データの圧縮記憶及び伸長再生が座標軸の回転に対応していることを表している。図4(A)の2次元直交座標軸X1−X2は、入力された音響データの各サンプリングポイントにつき、隣り合う偶数番目X2と奇数番目X1の2つのポイントのレベルの大きさを座標値として座標上に表した。そうすると、隣り合う2つのポイントのレベルの大きさは互いにほぼ正比例の関係にある。
【0036】
これは、あるポイントの波形レベルが大きいと隣の波形レベルも大きいことを示し、あるポイントの波形レベルが小さいと隣の波形レベルも小さいことを示す。なお、入力される音響信号の基本周波数に比べてサンプリング周波数が小さければ、つまり入力される楽音波形データの基本波長に比べて上記各サンプリングポイントの間隔があまり小さくなければ、隣り合う2つのポイントのレベルの大きさにおける上記正比例関係はばらつく。
【0037】
一方、入力される音響信号の基本周波数に比べてサンプリング周波数が大きければ、つまり入力される楽音波形データの基本波長に比べて上記各ポイント間隔が十分に小さければ、例えば8倍(1:8)、10数倍(1:16)、20数倍(1:24)、30数倍(1:32)、40数倍(1:48)、50数倍(1:56)または60数倍(1:64)を越えていけば、隣り合う2つのポイントのレベルの大きさにおける上記正比例関係は次第に明確になる。
【0038】
図4(B)は、この図4(A)の2次元直交座標軸X1−X2を45度回転させたものである。この回転された2次元直交座標軸Y1−Y2上の値は、元の(X1、X2)から、上述のY1=(1/SQR2)×(X1+X2)とY2=(1/SQR2)×(X1−X2)との演算変換によって求められる。
【0039】
この回転された座標軸Y1−Y2上での隣り合う2つのポイントを表す各座標点の座標値は、Y1軸方向ではX1軸方向に比べて取りうる値範囲が多少増加しているが、Y2軸方向ではX2軸方向に比べて取りうる値範囲が極端に減少している。これらを差し引いて相殺して総合すると、全体として各座標値のデータ量を少なくしてデータ圧縮を行うことができる。
【0040】
この回転された座標軸を元の状態に回転復帰すれば、元の圧縮前の楽音波形データX1及びX2を再生することができる。この場合、後述するようにX1=(1/SQR2)×(Y1+Y2)とX2=(1/SQR2)×(Y1−Y2)との演算変換によって元の楽音波形データが求められる。
【0041】
5.データ圧縮例
図5、図6及び図7は上述の座標軸回転による楽音波形データの圧縮及び伸長の実験結果を示す。図5は上述のデータ圧縮記憶及びデータ伸長再生を行う対象である音響データ(楽音波形データ)の例を示す。この音響データのレベルは最大でほぼ「20000」を少々越えている。
【0042】
図6は、図5の音響データの各サンプリングポイントにつき、隣り合う偶数番目と奇数番目の2つのポイントのレベルの大きさを座標値として2次元直交座標軸上に表した。そうすると、隣り合う2つのポイントのレベルの大きさは互いにほぼ正比例の関係にあることがわかる。
【0043】
この変換前の最大座標値(取り得る値の範囲)はプラス/マイナスともにほぼ「20000」を少々越えている。したがって、各サンプリングポイント(座標値)を表すのに、だいたい「20000」+「20000」=「40000」のデータ量が必要となる。
【0044】
図7は、図6の座標軸を45度回転させたものである。そうすると、縦軸の最大座標値(取り得る値の範囲)はプラス/マイナスともにほぼ「30000」を少々越えるところまで増加している。しかし、横軸の最大座標値(取り得る値の範囲)はプラス/マイナスともに「2000」から「3000」ぐらいまで減少している。したがって、座標変換後の各サンプリングポイント(座標値)を表すのに、だいたい「30000」+「3000」=「33000」のデータ量で済む。
【0045】
そうすると、データ圧縮変換前に比べてデータ圧縮変換後は、相殺差し引きで「40000」−「33000」=「7000」のデータ圧縮が達成されている。この回転された座標軸を元の状態に回転復帰すれば、元の圧縮前の楽音波形データX1及びX2を再生することができる。
【0046】
これを各データのビット数で考えると、回転前の座標値のビット数がそれぞれ「10ビット+10ビット=20ビット」であれば、回転後の座標値のビット数は「16ビット+2ビット=18ビット」に圧縮できる。
【0047】
6.楽音波形再生部8
図8は上記楽音波形再生部8を示す。上記楽音波形メモリ23から読み出された圧縮楽音波形データ(Y1、Y2)のうち、下位の圧縮楽音波形データY2はインバータ群31でプラス/マイナス反転され、またはそのままセレクタ32を介して加算器33へ送られる。
【0048】
また楽音波形メモリ23から読み出された圧縮楽音波形データ(Y1、Y2)のうち、上位の圧縮楽音波形データY1は上記加算器33で、上記下位の圧縮楽音波形データY2が加算または減算され、乗算器34で数値(1/SQR2)が乗算され、上記音響出力部5へ送られ発音出力される。この(1/SQR2)の「SQR2」は「2」の平方根(ルート)を表す。
【0049】
上記音響出力部5には先に偶数番目(0番目を含む)のポイントの伸長楽音波形データX2=(1/SQR2)×(Y1−Y2)が出力され、次いで奇数番目のポイントの伸長楽音波形データX1=(1/SQR2)×(Y1+Y2)が出力され、これら偶数番目の伸長楽音波形データX2と奇数番目の伸長楽音波形データX1とが交互に出力される。
【0050】
アサインメントメモリ40からの周波数ナンバデータFNは累算部35で累算され、この累算値の上位データ(整数データ)が読み出しアドレスデータとして上記楽音波形メモリ23に供給される。この累算値の下位データ(小数データ)の最上位ビットデータは、上記セレクタ32に選択切替信号として送られる。
【0051】
上記アサインメントメモリ40には上記チャンネルナンバデータCHNoが読み出しアドレスデータとして供給され、各チャンネルに割り当てられた周波数ナンバデータFNが時分割に読み出される。上記累算部35にはシフトレジスタが設けられ、このシフトレジスタは上記時分割チャンネル数に応じた段数を有し、各段には各チャンネルの累算周波数ナンバデータが記憶されて順次シフトされ、アサインメントメモリ40からの各チャンネルの周波数ナンバデータFNが加算器で順次加算され、これにより各チャンネルの周波数ナンバデータFNが順次累算される。
【0052】
7.伸長再生のタイムチャート
図9は上記楽音波形再生部8の各データ及び信号のタイムチャートを示す。2つの圧縮楽音波形データ(Y1、Y2)は周波数ナンバ累算値の上位整数データによって同時に読み出される。そして、セレクタ32は周波数ナンバ累算値の下位小数データの最上位ビットデータによって−Y2とY2とを交互に選択出力する。これにより乗算器34は伸長楽音波形データX1=(1/SQR2)×(Y1+Y2)とX2=(1/SQR2)×(Y1−Y2)とを交互に順次出力する。
【0053】
上述のようにして分離かつ伸長される隣り合う音響データは第0番目と第1番目のポイント、第2番目と第3番目のポイント、第4番目と第5番目のポイント、第6番目と第7番目のポイント、……の組み合わせである。しかし、第1番目と第2番目のポイント、第3番目と第4番目のポイント、第5番目と第6番目のポイント、第7番目と第8番目のポイント、……の組み合わせが分離かつ伸長されてもよい。この場合第0番目のポイントは単独で再生される。
【0054】
このように、この再生伸長される隣り合うポイントは複数ごとに組み合わされて再生伸長される。この組み合わされる複数のポイントは第n番目、第n+1番目、第n+2番目、…(n=0、1、2、3、…)であって、同じnの値に応じた第n番目、第n+1番目、第n+2番目、…が組み合わされる。
【0055】
8.3つの波形ポイントの合成圧縮記憶
図10は楽音波形データの3つの波形ポイントの合成圧縮の記憶処理のフローチャートを示す。想定される座標軸もX1、X2、X3の3つであり、回転座標軸もY1、Y2、Y3の3つである。回転角度は「θ1」と「θ2」の2段階で示される。まずY1軸がX1軸に対してX2軸方向へ角度「θ1」だけ回転し、さらに「θ1」回転したY1軸がX3軸方向へ角度「θ1」だけ回転する。
【0056】
図10のフローチャートは電源投入または圧縮記憶のモード設定によって開始される。まず回転角度「θ1」及び「θ2」が取り込まれる(ステップ01)。この回転角度「θ1」及び「θ2」はオペレータによって予め入力されたり固定されていたりし、圧縮に最も有利な回転角度が選択される。
【0057】
次いで、読み出しアドレスRAと書き込みアドレスWAが「0」にリセットされる(ステップ02)。この読み出しアドレスRAは図5に示すような楽音波形データがサンプリング記憶されたサンプリングメモリ(図示せず)のアドレスである。書き込みアドレスWAは圧縮データが記憶される楽音波形メモリ23のアドレスである。
【0058】
そして、サンプリング記憶された楽音波形データX1、X2、X3が読み出され(ステップ03)、圧縮楽音波形データY1、Y2、Y3が求められる(ステップ04、05、06)。演算式はY1=cosθ1・cosθ2・X1+sinθ1・cosθ2・X2+sinθ2・X3、Y2=sinθ1・X1−cosθ1・X2、Y3=cosθ1・sinθ2・X1+sinθ1・sinθ2・X2−cosθ2・X3となる。
【0059】
次いで、上記楽音波形メモリ23の1つの番地に、圧縮楽音波形データY1、Y2、Y3が書き込まれる(ステップ07)。さらに、読み出しアドレスRAと書き込みアドレスWAが+1され(ステップ08)、以上の処理が上記サンプリングメモリのエンドアドレスの読み出しまで繰り返される(ステップ09)。
【0060】
なお、合成圧縮されるポイントの数は「2」または「3」を越えてもよい。この「2」の場合、ステップ04〜06で処理される演算はY1=(1/SQR2)×(X1+X2)及びY2=(1/SQR2)×(X1−X2)となる。また「3」の場合、図2の楽音波形入力部7のラッチ21及び22の出力端に、同図のラッチ15及びインバータ群17からラッチ21及びラッチ22までの回路が付加される。
【0061】
9.3つの波形ポイントの分離伸長再生
図11は上記圧縮記憶された楽音波形データの分離伸長の再生処理のフローチャートを示す。図11のフローチャートは電源投入、発音処理または伸長再生のモード設定によって開始される。まず回転角度「θ1」及び「θ2」が取り込まれる(ステップ21)。この回転角度「θ1」及び「θ2」はオペレータによって予め入力されたり固定されていたりし、上記ステップ01の圧縮時に設定された回転角度が使用される。
【0062】
次いで、上記累算部35の読み出しアドレスRAが「0」にリセットされる(ステップ22)。これにより、アサインメントメモリ40から周波数ナンバデータFNが累算部35に送り込まれて順次累算され、設定音高に応じた速度で圧縮記憶された楽音波形データが読み出される。
【0063】
そして、圧縮記憶された楽音波形データY1、Y2、Y3が読み出され(ステップ23)、伸長楽音波形データX1、X2、X3が求められる(ステップ24、25、26)。演算式はX1=cosθ1・cosθ2・Y1+sinθ1・cosθ2・Y2+sinθ2・Y3、X2=sinθ1・Y1−cosθ1・Y2、X3=cosθ1・sinθ2・Y1+sinθ1・sinθ2・Y2−cosθ2・Y3となる。
【0064】
この読み出された楽音波形データY1、Y2、Y3は上記音響出力部5へ順次送られて発音される(ステップ27)。以上の処理が累算部35の読み出しアドレスRAの整数部分が+1されるごとに繰り返される。なお、分離伸長されるポイントの数は「2」または「3」を越えてもよい。この「2」の場合、ステップ24〜26で処理される演算はX1=(1/SQR2)×(Y1+Y2)及びX2=(1/SQR2)×(Y1−Y2)となる。この「3」の場合、図8の楽音波形再生部8の乗算器34の出力端に、同図のインバータ群17、セレクタ32、加算器33及び乗算器34までの回路が付加される。
【0065】
本発明は上記実施例に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、圧縮記憶されたり伸長再生される楽音波形データとしては、楽音の波形データのほか、エンベロープ波形データ、フィルタ制御波形データ、周波数成分制御波形データ、周波数変調波形データ、振幅変調波形データ、単独波形または波形合成の重み付け波形データ、音高(周波数)を変化させる波形データ、音色を変化させる波形データ、タッチを変化させる波形データ、楽音のレベルを変化させる波形データ、フィルタのカットオフ周波数を変化させる波形データ、残響特性(共鳴特性または共振特性)を変化させる波形データ、フォルマントの位置(周波数値)または大きさ(レベル)を変化させる波形データ、インパルス応答信号の読み出し速度または繰り返し周期を変化させる波形データなどでもよい。
【0066】
上記サンプリング/ホールド回路12及びA−D変換器13からのサンプリング音響信号は、いったんメモリに記憶され、その後上記楽音波形入力部7を経て楽音波形メモリ23に圧縮記憶されてもよい。
【0067】
上記圧縮記憶及び伸長再生つまり演算変換される楽音波形データは隣合う2つのポイントの波形データであったが、2つを越えるポイントの波形データが演算変換されてもよい。この場合、座標軸は2つを越えて、3次元、4次元、……の座標となり、n次元の座標が回転変換される。このとき、各回転座標軸は元の各座標軸から等間隔に位置する。さらに、隣り合う3つ(4つ、5つ、…)のポイントから変換された座標値は3つ(4つ、5つ、…)の値からなり、この3つ(4つ、5つ、…)の値は1つの番地にまとめて記憶される。
【0068】
上記座標軸の回転角度は45度であったが、楽音波形データの状態によっては、30度、60度、その他の角度も可能である。例えば、楽音波形データが上端(先端)ほど尖ったノコギリ波または三角波のとき、座標の回転角度が30度または60度であれば、データ圧縮が有効となる。一般的には、上記座標軸の回転角度が「θ」であれば、合成圧縮式及び分離伸長式(マトリクス演算式)は以下の通りになる。
【0069】
Figure 0003684078
上記回転角度θが30度であれば、上記合成圧縮式及び分離伸長式(マトリクス演算式)は以下の通りになる。これに応じて上記楽音波形入力部7及び楽音波形再生部8に「×√3」の乗算器と「×1/2」の乗算器が設けられる。
【0070】
Figure 0003684078
また上記回転角度θが60度であれば、上記合成圧縮式及び分離伸長式(マトリクス演算式)は以下の通りになる。これに応じて上記楽音波形入力部7及び楽音波形再生部8に「×√3」の乗算器と「×1/2」の乗算器が設けられる。
【0071】
Figure 0003684078
また、上記合成圧縮時に乗算器19で「1/SQR2」を乗算する代わりに、シフタを用いて下位へ1ビットシフトして、「1/2」倍したデータを楽音波形メモリ23に書き込んでもよい。これにより、楽音波形再生部8の乗算器34が省略され、伸長再生時の演算処理が加減算のみとなり、演算処理が簡易になる。
【0072】
さらに、上記マトリクス式において、3つのポイントが合成圧縮または分離伸長される時の演算式は、上記図10及び図11のフローチャートのステップ04〜06及びステップ24〜26に示される。
本件出願当初の特許請求の範囲は以下の通りであった。
[1]楽音波形データの各ポイントのうち、隣り合うポイントの大きさを座標値として座標上に表して、この座標の座標軸を回転させた座標軸上の値に当該座標値を変換する手段と、 この変換された座標値を記憶する手段とを備えたことを特徴とする楽音波形データ記憶装置。
[2]楽音波形データの各ポイントのうち、隣り合うポイントの大きさを座標値として座標上に表して、この座標の座標軸を回転させた座標軸上の値に当該座標値を変換させ、
この変換された座標値を記憶させることを特徴とする楽音波形データ記憶方法。
[3]請求項1記載の楽音波形データ記憶装置によって変換記憶された楽音波形データを読み出す手段と、 この読み出された楽音波形データを元の回転前の座標軸上の値に逆変換し、この値を元の楽音波形データの隣り合うポイントの大きさのとして出力する手段とを備えたことを特徴とする楽音波形データ再生装置。
[4]請求項2記載の楽音波形データ記憶方法によって変換記憶された楽音波形データを読み出しさせ、 この読み出された楽音波形データを元の回転前の座標軸上の値に逆変換し、この値を元の楽音波形データの隣り合うポイントの大きさのとして出力させることを特徴とする楽音波形データ再生方法。
[5]上記座標軸は2次元直交座標であり、座標軸の回転角度は45度であり、 上記隣り合うポイントは楽音波形データの隣り合う2つのポイントであり、これら2つの隣り合うポイントの楽音波形データが合成かつ圧縮されて記憶され、さらに分離かつ伸長されて再生され、 この合成圧縮または分離伸長される隣り合うポイントは複数ごとに組み合わされて合成圧縮または分離伸長され、この組み合わされる複数のポイントは第n番目、第n+1番目、第n+2番目、…(n=0、1、2、3、…)であって、同じnの値に応じた第n番目、第n+1番目、第n+2番目、…が組み合わされ、 上記楽音波形データの基本波長に比べて上記各ポイント間隔は十分に小さく、 上記隣り合うポイントから変換された座標値は2つの値からなり、この2つの値は1つの番地にまとめて記憶されることを特徴とする請求項1記載の楽音波形データ記憶装置または請求項3記載の楽音波形データ再生装置。
【0073】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明では、楽音波形データの各ポイントのうち、隣り合うポイントの大きさを座標値として座標上に表して、この座標の座標軸を回転させた座標軸上の値に当該座標値を変換させ、この変換された座標値を記憶するようにした。またこの変換記憶された楽音波形データを読み出して元の回転前の座標軸上の値に逆変換し、この値を元の楽音波形データの隣り合うポイントの大きさのとして出力するようにした。したがって、楽音波形データを圧縮して記憶することができるし、圧縮記憶した楽音波形データを元の楽音波形データに再生することができるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】楽音波形データ圧縮記憶装置及び楽音波形データ伸長再生装置を有する楽音生成制御装置または電子楽器の全体回路を示す。
【図2】楽音波形入力部7を示す。
【図3】楽音波形入力部7の各データ及び信号のタイムチャートを示す。
【図4】座標軸の回転による楽音波形データの圧縮記憶及び伸長再生の原理を示す。
【図5】データ圧縮記憶及びデータ伸長再生を行う対象である音響データ(楽音波形データ)の例を示す。
【図6】図5の音響データの各サンプリングポイントにつき、隣り合う偶数番目と奇数番目の2つのポイントのレベルの大きさを座標値として2次元直交座標軸上に表した状態を示す。
【図7】図6の座標軸を45度回転させた状態を示す。
【図8】楽音波形再生部8を示す。
【図9】楽音波形再生部8の各データ及び信号のタイムチャートを示す。
【図10】楽音波形データの3つのポイントの合成圧縮の記憶処理のフローチャートを示す。
【図11】楽音波形データの3つのポイントの分離伸長の再生処理のフローチャートを示す。
【符号の説明】
1…演奏情報発生部、2…コントローラ(CPU)、3…プログラム/データ記憶部、4…情報記憶部、5…音響出力部、6…タイミング発生部、7…楽音波形入力部、8…楽音波形再生部、10…マイク、11…アンプ、12…サンプリング/ホルード回路、13…A−D変換器、14、18、20、32…セレクタ、15、21、22…ラッチ、16、33…加算器、17、31…インバータ群、19、34…乗算器、23…楽音波形メモリ、24…アドレスカウンタ、25…アンドゲート、35…累算部、40…アサインメントメモリ。

Claims (5)

  1. 楽音波形データの各ポイントのうち、連続した隣り合うポイントの大きさを直交座標の各座標軸におけるそれぞれの座標値として記憶する手段と、
    この記憶された座標値を、座標軸を回転させた座標軸上の座標値に変換する手段と、
    この変換された座標値を記憶する手段とを備えたことを特徴とする楽音波形データ記憶装置。
  2. 楽音波形データ記憶装置に対して、CPUが、
    楽音波形データの各ポイントのうち、連続した隣り合うポイントの大きさを直交座標の各座標軸におけるそれぞれの座標値として記憶させ、
    この記憶された座標値を、座標軸を回転させた座標軸上の座標値に変換し、この変換した座標値を記憶させることを特徴とする楽音波形データ記憶方法。
  3. 請求項1記載の楽音波形データ記憶装置によって変換記憶された楽音波形データを読み出す手段と、
    この読み出された楽音波形データを元の回転前の座標軸上の値に逆変換し、この値を元の楽音波形データの連続した隣り合うポイントの大きさとして出力する手段とを備えたことを特徴とする楽音波形データ再生装置。
  4. 楽音波形データ再生装置に対して、CPUが、
    請求項2記載の楽音波形データ記憶方法によって変換記憶された楽音波形データを読み出しさせ、
    この読み出された楽音波形データを元の回転前の座標軸上の値に逆変換し、この値を元の楽音波形データの連続した隣り合うポイントの大きさとして出力させることを特徴とする楽音波形データ再生方法。
  5. 上記座標軸は2次元直交座標であり、座標軸の回転角度は45度であり、
    上記隣り合うポイントは楽音波形データの連続した隣り合う2個のポイントであり、これら2個の隣り合うポイントの楽音波形データが合成されて記憶され、さらに分離されて再生され、
    この合成または分離される連続した隣り合うポイントは2個ごとに組み合わされて合成または分離され、この組み合わされる複数のポイントは第n番目、第n+1番目(n=0、2、4、6、…、または n=1、3、5、7、…)の2個ずつの各ポイントがそれぞれ組み合わされ、
    上記楽音波形データの基本波長に比べて上記各ポイント間隔は十分に小さく、
    上記連続した隣り合うポイントから変換された座標値は2つの値からなり、この2つの値は1つの番地にまとめて記憶されることを特徴とする請求項1記載の楽音波形データ記憶装置または請求項3記載の楽音波形データ再生装置。
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