JPH045692A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH045692A
JPH045692A JP2107286A JP10728690A JPH045692A JP H045692 A JPH045692 A JP H045692A JP 2107286 A JP2107286 A JP 2107286A JP 10728690 A JP10728690 A JP 10728690A JP H045692 A JPH045692 A JP H045692A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、複数の楽音合成方式を効率的に混在させるこ
とができる電子楽器に関する。
〔従来の技術〕
通常の楽器の楽音は、倍音の周波数や振幅が常に変動し
、楽器によっては非整数衣の倍音を含むなど、複雑な倍
音構造を有するとともに、それぞれ楽器固有の雑音成分
  例えばピアノのアタック(立ち上がり)時の衝撃性
雑音など  を有している。このような倍音と雑音成分
は、楽器の音色を大きく特徴付けている。
このような楽音を電子楽器でリアルに再現するために、
また、従来無かった新しい感覚の音を作り出すために、
各種の楽音合成方式が電子楽器に用いられている。
それらの方式の中には、PCM方式、周波数変調方式、
位相変調方式、倍音加算方式など、多くの方式があり、
それぞれ長所・短所を有している。
それを適宜組み合わせて用いれば、上述の目的をある程
度果たすことができる。例えばアタック時は、通常、上
述の雑音以外にも倍音構造が複雑に変動するので、PC
M方式が適し、その後のサスティンの部分(定常部)は
、PCM方式を用いると大きな記憶容量を有するメモリ
が必要になるので、別方式に切り替えることが考えられ
る。
その1例として、特開昭58−102296では、アタ
ック時の楽音波形をPCM方式、それ以後を周波数変調
方式を用いて楽音を合成している。
以下、この方式について説明する。
いま、押鍵があると、押圧鍵の音高に対応した数値デー
タを繰り返し累算し、その音高に対応した速度で値が変
化する累算値を得る。その後、この累算値でPCM方式
の波形メモリからアタック部の波形データを読み出し、
それに第12図(a)に示すアタック部のエンベロープ
を与える。
一方、上述の押圧鍵の音高に対応した数値データと、そ
の数値データを繰り返し累算し、その音高に対応した速
度で変化する累算値、および別の一定の定数を周波数変
調方式トーンジェネレータに入力し、周波数変調波形を
得ている。
その後、その波形に第12図(b)に示すエンベロープ
を与え、加算器で上述のPCM方式による楽音波形と加
算、合成し、第12図(C)に示すように楽音のアタッ
ク部、サスティン(定常)部、リリース(減衰)部を有
する楽音の全波形信号を作成する。
(発明が解決しようとする課題〕 以上から明らかなように、この楽音合成方式は、楽音の
アタック部はPCM方式による合成波形を、またそれ以
後は周波数変調方式による合成波形を用い、アタックか
らの時間経過にしたがって楽音合成方式を切り替えるも
のである。
以上は、1例であるが、一般に異なる複数の楽音合成方
式を混在させる従来の電子楽器の場合、単独の楽音合成
方式のみでは得られない優れた音質の楽音は合成できる
が、それぞれの楽音合成方式は、定められた発音チャネ
ル数による時分割処理を行っているから、それぞれの楽
音合成方式は、それぞれ定められた発音チャネルを超え
て動作することはできない。例えばPCM方式が8発音
チャネル、変調方式が8発音チャネルである場合、合計
16チヤふ部分のシステムを有しながら、変調方式を全
く使用しなくてもPCM方式は8チャネル分しか使用で
きず、効率的でない。
また、電子楽器として、異なる楽音合成方式を単に混在
させた場合は、それぞれの方式に重複する部分を持つた
め、回路構成が複雑となり、その分コストアップは避け
がたい。例えば上記従来例では、両方式に共通な部分は
、押圧鍵の音高に対応した数値データを得る回路、およ
びその数値データを累算する回路であり、それ以外の周
波数変調方式トーンジェネレータ、PCM波形メモリ、
その他それぞれの楽音波形に、エンベロープを与える2
つのエンベロープ発生回路と乗算器など、すべて共通で
ない回路構成になっている。
本発明の課題は、複数の楽音合成方式を全発音チャネル
数の範囲で、任意に割り当てることができ、かつ回路の
重複部分を少なくして、従来以上に経済性を有し、音質
の優れた楽音が得られる電子楽器を実現することにある
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、複数の時分割処理タイミングの各々に発音チ
ャネルを対応させ、演奏操作によって発生する演奏情報
に基づいて各発音チャ名ル毎に時分割処理によって楽音
合成動作を行い、該各発音チャネルに対応した楽音信号
を発生する電子楽器を前提とする。
まず、各々異なる楽音波形合成方式によって楽音合成動
作を行う複数の楽音発音手段を有する。
これら複数の楽音発音手段は、例えば演奏情報に基づい
て発生されるアドレス信号によって波形データ記憶手段
に予め記憶されているPCM波形データを読み出して楽
音波形として出力する、PCM方式によって楽音合成動
作を行う第1の楽音発音手段と、演奏情報に基づいて発
生されるアドレス信号を変調手段によって変調し、該変
調されたアドレス信号によって波形データ記憶手段に予
め記憶されている変調用波形データを変調しながら読み
出して楽音波形として出力する、変調方式によって楽音
合成動作を行う第2の楽音発音手段とである。第2の楽
音発音手段としては、位相変調方式又は周波数変調方式
によるもの等が実現できる。この場合、第1の楽音発音
手段における波形データ記憶手段と第2の楽音発音手段
における波形データ記憶手段は共通の波形メモリとする
ことができ、この波形メモリには、PCM波形データと
変調用波形データが、異なるアドレス領域に記憶される
ように構成できる。
そして、演奏操作によって発生する演奏情報に基づいて
各発音チャネル毎に時分割処理によって複数の楽音発音
手段のうち予め割り当てられた楽音発音手段で楽音合成
動作を行わせる制御手段を有する。ここで、上述の如く
、複数の楽音発音手段を第1の楽音発音手段と第2の楽
音発音手段とし、それぞれの波形データ記憶手段を共通
の波形メモリとした場合、制御手段は、演奏操作によっ
て発生する演奏情報に基づいて各発音チャネル毎に時分
割処理によって、前述のアドレス信号又は変調されたア
ドレス信号を選択的に波形メモリに下位アドレスとして
入力させると共に、PCM波形データ又は変調用波形デ
ータが記憶されている前述の各アドレス領域を選択する
ための選択信号を波形メモリに上位アドレスとして入力
させる手段である。
以上の構成において、演奏者に各発音チャネル毎に複数
の楽音発音手段のうち任意の楽音発音手段を予め割り当
てさせる割り当て手段を、さらに有するように構成でき
る。
3作   用] 演奏者は、割り当て手段等によって、発音チャネル毎に
PCM方式、変調方式等を任意に割り当てることができ
、この割り当てに基づいて、制御手段が、それぞれ異な
る楽音合成方式の楽音発音手段をダイナミックに選択し
動作させる。従って、発音チャネルの効率的な使用が可
能となる。
また、例えば複数の楽音発音手段を、PCM方式によっ
て楽音合成動作を行う第1の楽音発音手段と、変調方式
によって楽音合成動作を行う第2の楽音発音手段とした
場合、それぞれの波形データ記憶手段を共通の波形メモ
リとすることにより、回路の重複部分を少なくすること
ができ、音質の優れた電子楽器を低コストで実現できる
(実  施  例〕 つぎに、図面を参照しながら、本発明を電子鍵盤楽器に
適用した1実施例につき説明する。
第1図は1実施例の全体の構成図である。
まず、演奏モード選択入力部3は、特には図示しない演
奏モード選択スイッチを有する。同スイッチは、単独お
よび複数の楽音合成方式を発音チャネルに割り当てた、
いくつかの演奏モードから、演奏者が望む演奏モードを
選択するためのスイッチである。
つぎに、制御部2内のCPU (中央制御装置)は、特
には図示しないROM (Read 0nly Mem
ory)に書き込まれているプログラムに従って、この
楽器システムを制御する。
また、制御部2は一定の周期で走査を行い、鍵盤部1の
押鍵、離鍵情報を取り込む。押鍵があると、押鍵した鍵
を複数の発音チャネルのいずれかに割り当てるとともに
、その鍵の操作情報をキーコードレジスタ部5に送る。
キーコードレジスタ部5は、制御部2より送られる鍵の
操作情報に基づいて、キーコードを一時記憶するととも
に、キーコードに対応するピッチデータ、すなわち、メ
モリ部9を読み出す歩進幅データを発音チャネル数分、
アドレス発生部6に出力する。
PCM方式/変調方式・選択部4は、制御部2から送ら
れてくる楽音合成方式の選択情報に基づいて、PCM方
式と変調方式のいずれかを指示するとともに、後述する
定数倍器を作動させるためのフラグを出力する。
つぎに、アドレス発生部6は、キーコードレジスタ部5
より送られるピンチデータに対応する歩進幅の累算値に
相当するアドレス信号Xを出力する(そのため、メモリ
部を読み出す歩進速度は、押鍵された鍵の音高に応じて
変化する)。このアドレス信号Xは、メモリ部9の波形
メモリのアドレスを読み出すために用いられる他に、変
調される前の反位相角データとして、変調部7に入力す
る。
つぎに、メモリ部9は、PCM方式で用いる楽音波形デ
ータと変調方式で用いるサイン波データ(サインテーブ
ル)等の波形データを予め記憶し、それぞれは、別のア
ドレスから読み出される。
変調部7は、変調方式の楽音合成を行うときに、メモリ
部9のサイン波メモリを読み出すためのアドレス信号を
変調する回路である。
選択回路8はゲート回路であり、PCM/変調方式・選
択部4のフラグがKJ  (PCM方式の場合)のとき
は、アドレス発生部6のアドレス信号出力Xをそのまま
選択し、同じくフラグが「0」(変調方式の場合)のと
きは、変調部7で変調されたアドレス信号X′を選択す
る。選択回路8のうち、アドレスの整数部に当たる上位
アドレスはメモリ部9に入力する。また、小数部に当た
る下位アドレスは補間部10に入力し、ここで整数部+
小数部に相当するアドレスの波形データを得る。
つぎに、この補間部10について説明する。
メモリ部9の波形データを読み出すとき、押圧鍵の音高
によっては、第2図(a)に示すように、メモリ部9の
隣接する2つのアドレスnとn+1の中間部n+a (
ただし、Q<a<1)に対応する波形の振幅値X、(X
、とX2の補間値で、XlとX2を結ふ線上にある)を
必要とする場合がある。このaが、上述のアドレスの小
数部で、下位アドレスに相当する。
このXlはつぎのようにして求める。
第2図(b)は、補間部10の原理構成図である。
同図において、アドレスn、 n+1にそれぞれ対応す
る振幅値X+、Xzを一時記憶するレジスタ10□、1
0.の出力の差(X2  Xl)を減算器10cで求め
た後、乗算器10.で下位アドレス値aを乗算して、a
(Xz  X+)を得る。その後、その値に加算器10
eでアドレスnの振幅値Xと加算して、 X + + a (X 2  X +)−Xmを得る。
このようにして、補間部10により、アドレスn l 
、n 2の振幅値XI、X2がらアドレス(n+a)の
振幅値Xff1が得られる。なお、下位アドレスaがO
のときは補間は行われず、メモリ部9からの波形データ
が第2図(b)のレジスタ10b、加算器10eを介し
て乗算部12へ直接出力される。
つぎに、上述のようにして得られる1チヤネル分の波形
データは、乗算部12においてエンベロープ発生部11
からのエンベロープ信号と乗算される。その後、累算部
13で1サンプル毎に、全チャネル分の波形データが累
算され、さらにD/A変換器14でアナログの楽音信号
に変換されて、オーディオシステムへ送り出される。
ひきつづき、第3図を用いて、発音チャネルに割り当て
られる楽音合成方式とキーコードとの関係につき説明す
る。第3図は、1例として8音ポリフオニツクの場合を
示す。
まず、演奏モード1は、楽音合成方式にPCM方式のみ
を用いる場合で、第2図のPCM方式/変調方式・選択
部4のフラグは常に「1」で、第3図の如く、押鍵した
8鍵(キーコードに1、K2、K3、・・・、K8)の
8チャネル分全部にPCM方式による楽音波形データが
割り当てられる。
つぎの演奏モード2は、変調方式、例えば位相変調方式
、あるいは周波数変調方式などを単独に用いる場合で、
PCM方式/変調方式・選択部4のフラグは常にrO」
で、第3図の如く、モート1と同じく押鍵した8鍵(キ
ーコードのに1、K2、K3、・・・、K8)の8チャ
ネル分全部に、変調方式による楽音波形データが割り当
てられる。
つぎの演奏モード3は本発明の特徴するモートで、制御
部2より出力される制御信号により、PCM方式/変調
方式・選択部4が出力するフラグが発音チャネル毎に変
更され、PCM方式と変調方式が4つの発音チャネル毎
に切り替えられる。
そして、発音チャネル1〜4及び発音チャネル5〜8の
それぞれのキーコード(Kl、K2、K3、K4)に対
して、2つの楽音合成方式で発音が行われ、それぞれに
おいて4音ボリフオニンクの発音が行われる。この場合
、2つの方式の各4つのキーコード(Kl、K2、K3
、K4)に対応する各楽音には、それぞれ異なったエン
ベロープE1、E2、E3、E4とEl’ 、E2’ 
、E3’ 、E4’ が、それぞれの発音チャネルタイ
ミング毎に与えられる。この演奏モード3の場合は、P
CM方式と変調方式の2つの方式により合成された楽音
が聴感上同時に発音され、単調でない「厚みのある」楽
音が得られる。
つぎに、PCM方式、変調方式の両方に共通して用いら
れるアドレス発生部6の動作について説明する。
本実施例の場合、アドレスを指定して、順次メモリ部9
(第1図)の波形データを読み出すとき、アドレスの歩
進幅を、押鍵した鍵のキーコート、つまり音高に応して
変える必要がある。この歩進幅を変えるのが、アドレス
発生部6で、第4図にその回路構成を示す。
第4図において、加算器20と刻々に変わるアドレスを
記憶するカレント・アドレス・レジスタ22が累算器と
して動作する。ピッチレジスタ19には、キーコードレ
ジスタ5から送り出された歩進幅データが一時記憶され
ている。この歩進幅データは、後述の定数倍器23を介
して上述の累算器に入り、押圧鍵の音高に応した歩進幅
で累算される。その結果、例えばある音の歩進幅を1と
すると、1.2.3、・・・が、またその1オクターブ
高い音に対しては、2.4.6、・・・のような累算値
列を、カレント・アドレス・レジスタ22から順次出力
する。これがメモリ部9を読み出すアドレス信号Xであ
る。このアドレス信号Xは、PCM方式の場合は、メモ
リ部9の波形データを読み出すアドレスデータであるが
、変調方式の場合は、変調される前の原位相角データに
相当する。
つぎに、前述の定数倍器23について説明する。
PCM方式の場合、メモリ部9には、あるピッチ周波数
を有する自然楽器等の楽音波形データが、サンプリング
周期で記憶されている。これに対して、変調部7の第1
、第2の実施例として後述する位相変調方式の場合、お
よび同じく第3実施例として後述する周波数変調方式の
場合は、合成される楽音波形の精度を高めるために、メ
モリ部9に記憶される成るピッチ周波数(通常、楽音の
最低周波数)のサイン波データは、サンプリング周期よ
り細かい周期(PCM方式の数分の1乃至士数分の1程
度)で記憶されている。そして、本実施例では、PCM
方式と変調方式を混在させて、しかも並列して発音させ
るために、定数倍器23を作動させてこの位相変調方式
、あるいは周波数変調方式における歩進幅を所定倍し、
発音される楽音波形の音高がPCM方式における場合と
等しくなるようにしている。
そして、この定数倍器23を作動させるために、定数倍
フラグが、PCM方式/変調方式・選択入力部4から出
力される。この定数倍フラグは、楽音合成方式を指示す
るフラグと同じで、PCM方式の場合は[IJ、変調方
式の場合は、「0」であり、rl、の場合(PCM方式
の場合)に定数倍率は1に、「0」の場合(変調方式の
場合)に上述の所定倍率になる。
ところで、メモリ部9の波形データに基づいて楽音を合
成するには、波形データ(サイン波形も含めて)のスタ
ート・アドレスから読み始めて、エンド・アドレスで1
回分読み終えたら、再びスタート・アドレスに戻るーと
いうように、繰り返しメモリを読み出す。これがループ
再生といわれる動作で、そのためにスタートアドレスか
らエンドアドレスまでのアドレス幅(これをループ幅と
呼ぶ)データをループ幅レジスタ15に予めストアーし
ておく。
つぎに、このループ再生の動作を説明する。
比較回路18は常に加算器20の出力のカレントアドレ
スCがエンド・アドレス・レジスタ17にセントしたエ
ンド・アドレスRに等しくなったか、あるいはそれを越
えたかを調べている。もしエンドアドレスRに等しくな
るか、あるいは、それを越えたら、減算器21で現在の
カレントアドレスCから、上述のループ幅を減算し、カ
レントアドレスCがスタートアドレスに戻る。
このとき、歩進幅の違いよっては、メモリ部9(第1図
)の読み出しが、エンドアドレスで正確に終わらない場
合がある。例えば、第5図(a)に示す楽音波形(本実
施例では、波形1周期分をループ再生することにする)
をストアーしているメモリ部9から、同波形を同図(a
)に示すアドレスで読み出すとする。第4図のピッチレ
ジスタ19から出力される歩進幅が1または2の場合は
、第5図(b)または(C)のように、カレントアドレ
スCの8は、エンドアドレス只の8と一致する。その結
果、ループ幅の8が減算器21において加算器20の出
力8から減算され、カレントアドレス・レジスタ22の
出力は0になる。これにより、スタートアドレス0に戻
り、前回と同じくふたたび、1.2.3、・・・または
、2.4.6、・・・とアドレスを進める。
一方、第5図(C)の歩進幅3の場合は、カレントアド
レスはO13,6,9と増え、エンドアドレスの8を越
える。これにより、加算器20の出力9からループ幅の
8が減算され、カレントアドレス・レジスタ22の出力
は1になる。従って、前回のスタートアドレスのアドレ
ス0でなく、アドレス1からループ再生が始まり、その
後、歩進幅3で順次4.7、・・・とアドレスが進む。
このようにして、ループ幅レジスタ15で定めたループ
幅で繰り返し再生される、不連続点の無い波形が得られ
る。
つぎに、このアドレス信号Xが変調部7においてどのよ
うに変更されるかを、位相変調方式による第1、および
第2実施例と、周波数変調方式による第3実施例を用い
て順に説明する。
(変調部7の第1の実施例) まず、変調部7の第1の実施例につき説明する。
この実施例では、サイン波データを記憶しているメモリ
部9(第1図)の読み出し用のアドレス信号Xを変化さ
せることによって、サイン波の読み出し位相角が変化し
、種々の波形が得られる。この位相変調方式の場合、ア
ドレス信号Xを原位相角データXと呼ぶことにする。
始めに、本実施例の回路構成について説明する前に、本
実施例の動作原理について説明する。
第6図(□□□は、原位相角データXと、後述する第7
図の回路において得られる変更位相角データX′との関
係を示す。同図かられかるように、本実施例では、Xと
X′が、折線関数の傾きによって関係づけられている。
第6図(g)より、同図の折線の傾きを、0≦X<Mお
よびN−M≦X<Nの場合にα、M≦X<N−Mの場合
にβとすると、α−(N/4 ) /M       
  ・・・(1)β−(N/4)/ (N/2−M) 
   ・・・(2)となる。これら両式より、 1/α+1/β=2         ・・・(3)が
得られる。ここで、Nは位相角の2πラジアン(1周期
)を表し、Mは折線の傾きの切り替え点である。そして
、X=Mのとき、X ’ =N/4 =π/2となり、
メモリ部9(第1図)のサイン波データの極大値がアク
セスされる 第6図(濁より、後述する第7図の回路では、原位相角
データXに対して、0≦X<MおよびN−M≦X<Nの
場合にα、M≦X<N−Mの場合にβを、それぞれ乗算
する演算が等価的に行われることより、変更位相角デー
タX′が得られる。
更に、後述する第7図の回路においては、となるように
α及びβが決定されており、(3)式と(4)式より、 α= (1+2k)/2         ・・・(5
)β= (1+2−’) /2         ・・
・(6)が得られる。(5)弐及び(6)式より、後述
する第7図の回路では、kを予め決定した後、 で表される演算が、等価的に行われる。なお、(7)弐
及び(8)式は、2進数のビットシフト演算で実行でき
、後述する第7図の回路もビットシフト演算を行うよう
に構成されている。
上述の(7)式及び(8)式の演算を等価的に行うため
に、後述する第7図の回路では、以下に示される演算が
順次実行される。
■原位相角データXの最上位ピッ)XMSIを除いた下
位ビットが取り出され、原位相角データXの変化に対し
て、第6図(a)の如く、N/2を境に反復するデータ
X。′ が得られる。
■xo′ が適宜反転され、原位相角データXの変化に
対して、第6図(b)及び(C)の如き特性を有するデ
ータXI゛及びX1″が得られる。
■X+’にβ、X1#にαが乗算され、原位相角データ
Xの変化に対して、第6図(d)、(e)の如き特性を
有するデータXz’及びX2″が得られる。
■X2’≧N/4のときX2″が選択され、X2〈N/
4のときXz′ が選択されることにより、原位相角デ
ータXの変化に対して、第6圓げ)の如き特性を有する
データX3’が得られる。
■0≦X<MのときX3’  が選択され、M≦X〈N
/2のとき(N/2−X:l’)なる演算が実行され、
N/2≦X<N−Mのとき(Xz’  +N/2)なる
演算が実行され、N−M≦X≦Nのとき(N/2−X3
′)+N/2なる演算が実行される。
以上の■〜■の演算により、後述する第7図の回路にお
いて、前述の(7)式及び(8)式と等価な演算が実行
され、原位相角データXの変化に対して、第6図((至
)の如き折線特性を有する変調位相角データX′が得ら
れる。
次に、第1図の変調部7の構成として、上述の■〜■の
演算動作を実現する第7図の回路例につき説明する。
まず、第1図のアドレス発生部6から出力した原位相角
データXのうち最上位ビットXイSolを除いた下位ビ
ットが取り出され、XO’  が得られる。
これは、前述の演算動作■に対応する。
次に、このX0″ は、反転回路31及び34に入力す
る。ここで、反転回路31のR端子には、原位相角デー
タXの最上位ピントXMsmをインバータ30で反転し
た信号X MSBが入力し、一方、反転回路34のR端
子には、上述のX MSIIがそのまま入力する。これ
により、反転回路31は、上記X MSBが「0」のと
きに入力Xo’を反転してXとして出力し、「1」のと
きに入力X0′ をそのままχ、 として出力する。一
方、反転回路34は、上述のX MSIIが「0」のと
き人力Xo’  をそのままXI″ として出力し、「
1」のときに入力Xo′ を反転してX1#とじて出力
する。この結果、第6図(b)、(C)の如き位相角デ
ータX+、Xが得られる。以上が前述の演算動作■に対
応する。
この後、位相データX+′ に対して、右シフト回路3
2によってにビットの右シフト演算が行われ、2−にχ
、′が演算される。そして、加算器33は、上記右シフ
ト回路32の出力2−’X、’及び位相データX1′ 
のそれぞれを1ビツト右シフトした後に加算し、結果と
して、 を得る。一方、位相データχ1 に対して、左シフト回
路35によってにビットの左シフト演算が行われ、2k
X1#が演算される。そして、加算器36は、上記左シ
フト回路35の出力2kX。
及び位相データXI のそれぞれを1ピント右シフトし
た後に加算し、結果として、 を得る。ここで、右シフト回路32及び左シフト回路3
5におけるシフト量を決定する係数には、第1図の制御
部2から変調部7に人力する3ピント制御データ5o=
Szにより与えられる。
つぎに、選択回路37は、加算器33がキャリーアウト
COを出力するとき、すなわち、X2  ’≧N/4の
ときのみX2″を選択し、それ以外のときはXz’  
を選択するように動作し、原位相角データXに対して、
第6図げ)の如き特性を有する位相データX3’  を
出力する。以上は、前述の演算動作■に対応する。
つぎの反転回路38は、上記選択回路37の出力X3’
  を選択的に反転する。同回路は、X 、sIIをイ
ンバータ30で反転した信号X MSBと加算器33の
キャリーアウトCOを入力とするエクスクル−シブオア
回路39の出力が「1」となるときにX3 ′を反転す
る。すなわち、X MSBとキャリーアウトCOのうち
、一方が「1」で一方が「0」となるのは、M≦X<N
/2及びN−M≦X≦Nの範囲であるから、この範囲で
エクスクル−シブオア回路39の出力が「1」となり、
X3  ’が反転される。0≦X<M及びN/2≦χ<
N−Mの範囲では、エクスクル−シブオア回路39の出
力は「0」となり、χ3 ′がそのまま出力される。
そして、反転回路38の出力に、エクスクル−シブオア
回路39の出力が上位ビ・ントとして付加され、更に前
述の最上位ビットXMsBが最上位ビットとして付加さ
れることにより、最終的な変調位相角データX′が得ら
れる。この場合、エクスクル−シブオア回路39の出力
とX MSRの値は、O≦X<Mにおいて(0,0)、
M≦X<N/2において(1、O)、N/2≦X<N−
Mにおいて(0,1)、N−M≦X≦Nにおいて(1,
1)となるため、変調位相角データX′の値は、O≦X
<Mにおいて反転回路38の出力の値と等しくなり、M
≦X<N/2において反転回路38の出力の値にN/4
が加算された値となり、N/2≦X<N−Mにおいて反
転回路38の出力の値にN/2が加算された値となり、
N−M≦X≦Nにおいて反転回路38の出力の値に3N
/4が加算された値となって、結果的に、原位相角デー
タXに対して第6図(粉の特性を有する変調位相角デー
タX′が得られる。
第8図は、第7図の回路を第1図の変調部7として、そ
れにより得られる変調位相角データX′を用いてメモリ
部9のサイン波データをアクセスすることにより得られ
る種々の波形データを示す。
係数にの値が増加するにしたがって、次第にサイン波か
ら鋸歯状波に近付くのが分かる。
以上は、第7図の回路によって、原位相角データχに対
して、第6図(g)の如き折線特性を有する変調位相角
データX′を生成した例であったが、そのほかにも例え
ば、原位相角データXに対して、第9図(a)〜(顧に
示されるような折線特性を有する変調位相角データX′
を生成する回路を設けることにより、同図に示されるよ
うに、様々に変調された波形データを得ることができる
(変調部7の第2の実施例〉 次に、変調部7の第2の実施例につき説明する。
第10図は、前述の第1の実施例とは別の位相変調方式
に基づく、変調部7の第2の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
同図において、アドレス発生部6(第1図)から出力し
たアドレス信号Xで、サイン波、あるいはサイン波とは
異なる別の波形を記憶する波形ROM40を読み出す。
読み出された波形に、エンヘロープ発生器41より出力
したエンベロープを乗算器42で乗算した後、その波形
を選択回路43に入力する。選択回路43には、その他
にアドレス信号Xが直接入力し、特には図示しないCP
Uより出力する制御信号で、この2つの入力を選択する
。その後、選択回路43の出力に定数倍器44で一定倍
率が掛けられ、第1図のメモリ部9の読み出しの歩進幅
が、PCMの場合の歩進幅の数倍乃至士数倍の一定倍数
で拡大される。このようにして得られた定数倍器44の
出力が、第1図の変調部7の出力X′になる。なお、定
数倍器44を用いたので、第1図のアドレス発生部6の
定数倍器23(第4図参照)は省略される。
第10図の回路で、アドレス信号を直接選択した場合は
、メモリ部9のサインテーブルより、サイン波が読み出
される。また、乗算器42の出力を選択した場合は、よ
り複雑な波形を得ることができる。特にこの場合、波形
ROM40に様々な波形を記憶させることにより、出力
χ′を前述の第1の実施例の場合より更に複雑な信号と
することができ、第1図のメモリ部9から読み出される
波形データも更に複雑な特性に変調することができる。
(変調部7の第3実施例) 次に、変調部7の第3の実施例につき説明する。
第11図は、周波数変調方式に基づく、変調部7の第3
の実施例の構成を示すブロック図である。
加算部54及び乗算部50への入力信号ωclは、アド
レス発生部6(第1図)のアドレス信号Xに相当し、押
圧鍵の音高に対応した歩進幅で値が変化する累算値であ
る。この累算値は0→2πラジアンの位相変化を繰り返
す。このωctは乗算部50で一定値ω、7ω0と乗算
され、得られた0社をアドレス信号として、サインテー
ブル51をアクセスする。さらに、その出力信号sin
ωI、ltに、乗算部52で、制御信号に基づいて変調
指数発生部53から発生した変調指数r (t)が乗算
されて、[(t)sinω1tが得られる。つぎに、加
算部44で、ωctと1(し)s i nω、tとが加
算されて、ωct+ I (t)  s i n O)
、(t)が得られる。その後、加算部54の出力に第1
0図44と同様の定数倍器55で一定倍率が掛けられ、
第1図のメモリ部9の読み出しの歩進幅が拡大される。
このようにして得られた定数倍器55の出力が第1図の
変調部7の出力X′になる。なお、定数倍器55を用い
たので、第1図のアドレス発生部6の定数倍器23(第
4図参照)は、省略される。
以上に示した第1図の実施例全体の動作をまとめると次
のようになる。
まず、演奏者が第3図に示す演奏モードを選択し、押鍵
操作すると、制御部2から出力される楽音合成方式選択
用の制御信号により、PCM方式/変調方式・選択部4
から、PCM方式の場合はフラグ「1」が、変調方式の
場合はフラグ「0」が出力される。このフラグによって
、メモリ部9および選択回路8のそれぞれの選択動作が
行われる。すなわち、上述のフラグが「1」で、メモリ
部9のアドレスの最上位ピント(MSB)が「1」とな
ったときは、PCM方式に用いられる楽音波形データが
、当該最上位ビット「1」に対応するアドレス領域から
読み出され、フラグが「0」のときは、変調方式に用い
るサイン波データが、当該最上位ビット「OJに対応す
るアドレス領域から読み出される。そして、押圧鍵の音
高に応じたキー情報に基づいて、アドレス発生部6から
、押圧鍵の音高に対応する歩進幅を有するアドレス信号
Xが出力される。PCM方式の場合は、このアドレス信
号Xによって選択回路8を介してメモリ部9の楽音波形
データを直接を読み出す。一方、変調方式の場合は、こ
のアドレス信号Xが変調部7に入力し、その出力X′に
よって選択回路8を介してメモリ部9のサイン波データ
を変調しながら読み出す。
以上の楽音合成方式の選択動作は、演奏モード選択情報
に基づき、演奏操作されるキーに対応する発音チャネル
タイミング毎に行われる。
選択回路8の出力は、そのアドレス信号の整数に当たる
上位ビットがメモリ部9に、小数部に当たる下位ビット
が補間部IOに送られ、補間部10で前述した補間動作
が行われ、乗算部12、累算部13からD/A変換器1
4を介して、オーディオシステムから放音される。
以上に示した実施例では、PCM方式と変調方式による
楽音合成方式を組み合わせた例について示したが、その
ほかにも、様々な楽音合成方式を組み合わせた発音チャ
ネル毎に発音させることが可能である。
〔発明の効果] 本発明によれば、演奏者は、割り当て手段等によって、
発音チャネル毎にPCM方式、変調方式等を任意に割り
当てることができ、発音チャネルの効率的な使用が可能
となる。
これと共に、演奏情報に従って発音チャネルへの楽音の
割り当てを様々に変化させることにより、音質的に優れ
、かつ大きな演奏効果を得ることのできる電子楽器を実
現することが可能となる。
また、例えば複数の楽音発音手段を、PCM方式によっ
て楽音合成動作を行う第1の楽音発音手段と、変調方式
によって楽音合成動作を行う第2の楽音発音手段とした
場合、それぞれの波形データ記憶手段を共通の波形メモ
リとすることにより、回路の重複部分を少なくすること
ができ、音質の優れた電子楽器を低コストで実現できる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の1実施例の全体構成図、第2図(a
)、[有])は、補間部10の説明図、第3図は、発音
チャネルに割り当てられる楽音合成方式とキーコードと
の関係を演奏モード毎に示した図、 第4図は、アドレス発生部6のブロック図、第5図(a
)〜(d)は、ループ再生の説明図、第6図(a)〜(
(至)は、変調部7の第1の実施例における位相角デー
タの変更過程を示す図、第7図は、変調部7の第1の実
施例のブロック図、 第8図は、変調部7の第1の実施例により生成された種
々の波形図、 第9図(a)〜((6)は、変調された波形データの例
を示した図、 第10図は、変調部7の第2の実施例のブロック図、 第I1図は、変調部7の第3の実施例のブロック図、 第12図(a)〜(C)は、楽音のエンヘロープ波形図
である。 1・・・鍵盤部、 2・・・制御部、 3・・・演奏モード選択入力部、 4・・・PCM方式/変調方式・選択部、5・・・キー
コードレジスタ部、 6・・・アドレス発生部、 7・・・変調部、 8・・・選択回路、 9・・・メモリ部、 10・・・補間部、 11・・・エンベロー−y” 発生部、12・・・乗算
部、 13・・・累算部、 14・・・D/A変換器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)複数の時分割処理タイミングの各々に発音チャネル
    を対応させ、演奏操作によって発生する演奏情報に基づ
    いて前記各発音チャネル毎に時分割処理によって楽音合
    成動作を行い、該各発音チャネルに対応した楽音信号を
    発生する電子楽器において、 各々異なる楽音波形合成方式によって楽音合成動作を行
    う複数の楽音発音手段と、 前記演奏操作によって発生する演奏情報に基づいて前記
    各発音チャネル毎に時分割処理によって前記複数の楽音
    発音手段のうち予め割り当てられた楽音発音手段で楽音
    合成動作を行わせる制御手段と、 を有することを特徴とする電子楽器。 2)演奏者に前記各発音チャネル毎に前記複数の楽音発
    音手段のうち任意の楽音発音手段を予め割り当てさせる
    割り当て手段を、さらに有することを特徴とする請求項
    1記載の電子楽器。 3)前記複数の楽音発音手段は、 前記演奏情報に基づいて発生されるアドレス信号によっ
    て波形データ記憶手段に予め記憶されているPCM波形
    データを読み出して楽音波形として出力する、PCM方
    式によって楽音合成動作を行う第1の楽音発音手段と、 前記演奏情報に基づいて発生されるアドレス信号を変調
    手段によって変調し、該変調されたアドレス信号によっ
    て波形データ記憶手段に予め記憶されている変調用波形
    データを変調しながら読み出して楽音波形として出力す
    る、変調方式によって楽音合成動作を行う第2の楽音発
    音手段と、を含むことを特徴とする請求項1又は2記載
    の電子楽器。 4)前記変調方式は、位相変調方式であることを特徴と
    する請求項3記載の電子楽器。 5)前記変調方式は、周波数変調方式であることを特徴
    とする請求項3記載の電子楽器。 6)前記第1の楽音発音手段における波形データ記憶手
    段と前記第2の楽音発音手段における波形データ記憶手
    段は共通の波形メモリであり、該波形メモリには、前記
    PCM波形データと前記変調用波形データが、異なるア
    ドレス領域に記憶され、 前記制御手段は、前記演奏操作によって発生する演奏情
    報に基づいて前記各発音チャネル毎に時分割処理によっ
    て前記アドレス信号又は前記変調されたアドレス信号を
    選択的に前記波形メモリに下位アドレスとして入力させ
    ると共に、前記PCM波形データ又は前記変調用波形デ
    ータが記憶されている各アドレス領域を選択するための
    選択信号を前記波形メモリに上位アドレスとして入力さ
    せる、 ことを特徴とする請求項3、4又は5記載の電子楽器。
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KR100484240B1 (ko) * 1997-01-31 2005-08-17 야마하 가부시키가이샤 악음발생장치및방법

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