JPH04152393A - 楽音発生装置 - Google Patents

楽音発生装置

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JPH04152393A
JPH04152393A JP2277557A JP27755790A JPH04152393A JP H04152393 A JPH04152393 A JP H04152393A JP 2277557 A JP2277557 A JP 2277557A JP 27755790 A JP27755790 A JP 27755790A JP H04152393 A JPH04152393 A JP H04152393A
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waveform
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musical tone
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generating device
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JP2277557A
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Hiroshi Manabe
啓 真鍋
Sadao Negoro
根来 禎生
Yoshito Yamaguchi
善登 山口
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、異なるタイプの非線形合成演算による楽音発
生を可能にした楽音発生装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より各種の非線形合成演算による音源方式が提案さ
れているが、−台の電子楽器には単独の音源方式による
楽音発生装置が設けられているのが一般的であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、いずれの音源方式も、単独で発生できる楽音に
は限界があり、特にピアノのような楽音を忠実に楽音を
再現しようとすると、音域や押鍵の強さ(ベロシティ)
によって音色を変化させねばならないので、記憶しなけ
ればならないパラメータの量が増え、大容量のメモリを
必要とするなどの問題点を有していた。
本発明の課題は、異なる非線形合成演算による複数の音
源方式を組合わせ、指定した楽音を発生するためにいず
れの音源方式を用いるかを、演奏された音の音高やベロ
シティおよび音色選択等によって決定可能とすることに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、予め定められたアルゴリズムに従って第1の
非線形合成演算を実行することにより、入力する音高情
報に対応する波形信号を発生する第1の波形発生手段を
有する。同手段は、例えばFM方式や位相変調方式など
の変調方式によって波形を発生する第1の音源回路であ
る。
つぎに、前記第1の非線形合成演算とは異なる予め定め
られたアルゴリズムに従って第2の非線形合成演算を実
行することにより、音高情報に対応する波形信号を発生
する第2の波形発生手段を有する。同手段は、上記第1
の波形発生手段と同じく変調方式によって波形を発生す
る第2の音源回路である。
これらの第1および第2の波形発生手段は、それぞれ時
分割処理による複数の発音チャネルのいずれかに割り当
てられ、その割り当てられた発音チャネルのタイミング
で各波形信号を発生するように構成できる。
さらに、入力する音高情報、ベロシティ情報、あるいは
音色情報などの演奏情報のうち、少なくとも2つの演奏
情報に従って、第1または第2の波形発注手段を選択的
に動作させて波形信号を発生させる制御手段を有する。
また、この制御手段は、演奏情報として入力する音高情
報とベロシティ情報の各データ範囲、例えば音高の範囲
がC3〜B5、ベロシティの範囲が42〜84、という
ような各データ範囲の組み合わせに従って、第1または
第2の波形発生手段を選択的に動作させて波形信号を発
生させることができる。そのほかに、この制御手段を、
演奏情報として入力する音高情報とベロシティ情報と音
色情報の各データ範囲に従って、第1または第2の波形
発生手段を選択的に動作させて波形信号を発生させるよ
うに構成することがきる。
以上のように、制御手段は入力する音高情報とベロシテ
ィ情報、および音色情報などの演奏情報のうち、少なく
とも2つの演奏情報に従って、または音高情報とベロシ
ティ情報の各データ範囲の組み合わせ、または音高情報
とベロシティ情報とさらに音色情報の各データ範囲の組
み合わせに従って、第1又は第2の波形発生手段を選択
的に動作させるが、この場合、制御手段が各発音チャネ
ルに第1または第2の波形発生手段を選択的に割り当て
て波形信号を発生させるように構成することができる。
その他、この制御手段は入力する少なくとも2つの演奏
情報に従って、2チャネルずつの発音チャネルに第1ま
たは第2の波形発生手段のいずれか一方、または両方を
同時に割り当て、その2チャネル間で音高をデチューン
させるように構成してもよい。
〔作   用〕
本発明によれば、制御手段により、音高やベロシティ、
および音色などの演奏情報の組み合わせに基づいて、異
なるタイプの変調方式による音源(第1と第2の波形発
生手段)を選択して各発音チャネルに割り当てることが
できる。
しかも、制御手段は上記演奏情報の各データ範囲の組み
合わせに従って、第1または第2の波形発生手段を選択
的に動作させ、各発音チャネルに割り当てることができ
るため、演奏時または演奏前に各データ範囲を適宜設定
することにより、上記音源の組み合わせを自由に変更す
ることができる。
〔実  施  例〕
以下、図面を参照しながら本発明を電子鍵盤楽器に適用
した1実施例につき詳細に説明する。
全藤璽底 第1図は本発明の1実施例の全体構成図である。
同図において、鍵盤部101から音高情報を表すキーコ
ードKCが周波数情報発生回路105、および変換テー
ブル群ROM104に入力する。つぎに、周波数情報発
生回路105に入力したキーコードKCに従って、同回
路105から周波数情報Fが発生する。この周波数情報
Fは、割当回路108に入力するとともに、デチューン
データ発生回路107に入力してデチューンデータDを
発生させる。
その後、加算回路106において、上述の周波数情報F
とデチューンデータDが加算され、生成されたデチュー
ン周波数情報FDが割当回路108に入力する。
一方、鍵盤部101から出力されたタッチ情報がタッチ
検出回路102に入力し、そのタッチ情報に基づくベロ
シティデータVDが、タッチ検出回路102から変換テ
ーブル群ROMl04に出力する。その後、変換テーブ
ル群ROM104から、ベロシティデータVDと鍵盤部
101から出力したキーコードKCに基づき、後述する
ように音源を選択する選択データSEが出力する。なお
、この変換テーブル群ROM104は、内容の異なるい
くつかの変換テーブルを記憶し、ユーザーが音色選択ス
イッチ103を用いて、所望の変換テーブルを選択する
ことができる。
その後、選択データSEは割当回路10日に入力するが
、鍵盤部101からも、キーオン/オフ情報KONが割
当回路10日に入力する。
つぎに、割当回路10Bは以下述べるように、選択デー
タSE、周波数情報F、デチューン周波数情報FD、キ
ーオン/オフ情報KOHなどの入力データに基づいて、
周波数情報Fとデチューン周波数情報FDのそれぞれに
対応する音源を、周波数変調によるFM音源113(後
述する)又はPD音源1工4(後述する位相変調を用い
た音源)のいずれかより選択して割り当てる。
すなわち、割当回路108から出力した2ビツトからな
る選択データSEは、SEシフトレジスタ109に、上
位ビットと下位ビットが第1図に示すように対で連続す
る発音チャンネルに割り当てられるように、セットされ
る。また、周波数情報Fとデチューン周波数情報FDも
、Fシフトレジスタ110に対で連続する発音チャンネ
ルにセットされる。さらに、キーオン/オフ情報KON
が、上述のSEシフトレジスタ109とFシフトレジス
タ110にセットされた各組に対応して、KONシフト
レジスタ111にセットされる。
そして、Fシフトレジスタ110から出力する周波数情
報Fとデチューン周波数情報FDが、それぞれに対応す
る選択データSEに基づく切換回路112の切り換え動
作によって、FM音源113又はPD音源114のいず
れか一方又は両方に入力する。
続いて、周波数情報Fとデチューン周波数情FDに基づ
く楽音信号が、FM音源113又はP音源114におい
て、それぞれ作成される。さに、作成された画架音信号
は、前述のベロシテデータVDに基づ<FM音源用のエ
ンベロープ生j回路115、またはPD音源用のエンベ
ロープピ成回路119において生成されたエンベロープ
・−夕と、それぞれ乗算器116.118で乗算れた後
、加算器117で加算される。
その後に、この加算値の1サンプリング周期ゴ(8発音
チャネル分)の累算が、累算回路12で行われた後、D
/A変換器121でアナログと楽音信号に変換され、発
音回路122より発音2れる。
育」!2JLi連1作 つぎに、本発明の大きな特徴である、音源のi板動作に
ついて説明する。
第2図は、前述の変換テーブル群ROMl0<の説明図
である0、 変換テーブルは、押鍵された鍵の音高〔キーニードKC
)とベロシティ(ベロシティデータVL)に応じて、各
発音チャネルに割り当てられる音源方式を、選択データ
SEとして定めるためのテーブルである。例えば音高が
04で、ベロシティが50の楽音の場合は、第2図のよ
うに、PD音源とFM音源の両方が用いられる。
なお、FD音源とFM音源は、後述するように、いずれ
も非線形合成演算により楽音を生成する。
第3図は第2図の変換テーブルを表の形で示したもので
、音源を選択するための選択データSEが示されている
。この選択データSEにおいて、上位ビットは周波数情
報Fに対応する楽音の音源を選択するデータであり、下
位ビットはデチューン周波数情報FDに対応するデチュ
ーンされた楽音の音源を選択するデータである。この2
ビツトのデータにおいて、rl、はFM音源を、また「
0」はPD音源をそれぞれ表す。例えばベロシティデー
タVDが42〜84テ、音高(キーコ−)’KC) ;
6<C3〜B5の場合、第3図から選択データSEは「
01」となるため、周波数情報Fの音源はPD音源にな
り、またデチューン周波数情報FDの音源はFM音源と
なる。
つぎに、上述した音源の選択動作を第4図のタイミング
チャートを用いて、さらに詳述する。
第4図は、C2、G4、E6の3鍵をそれぞれキーベロ
シティの値が20となる速さで押鍵した場合である。
まず、同図(a)のFシフトレジスタ110の出力は、
サンプリング周期で1周期半にわたるC2、G4E6の
3音に対応する周波数情報Fとデチューン周波数情報F
Dを示す、これらの周波数情報は、同図(e)に示す発
音チャネル阻の■〜■に対応する。なお、同図(a)の
チャネル■、■に対しては押鍵は行われていない。
同図(b)は、SEシフトレジスタ109の出力を表す
、ここでは、選択データSHの上位ビットと下位ビット
が一組となって、Fシフトレジスタ110の各C2、G
4、E6の3音の周波数情報Fとデチューン周波数情報
FDに対応して出力する。
同図(C)のKONレジスタ111の出力は、「1が押
鍵を、また、「0」が離鍵を表す。
さらに、同図(d)には、同図(b)の選択データSE
の「0」または「1.に対応し、同データSHによって
選択された音源が示されている。
つぎに、前述のFM音源113とPD音源114、およ
びFM音源113に代わる別方式の7M音源について順
に説明する。
ヱMX皿 第6図は、第1図のFM音源113の基本回路構成図で
ある。
同図において、押鍵された鍵の周波数情報F、およびそ
れと僅少の周波数差を有するデチューン周波数情報FD
は、その鍵に対応する楽音のピッチ(基本周波数)を決
定するが、これはFM音源におけるキャリアー角速度ω
Cに相当する。このキャリアー角速度ωCと、変調角速
度ω1、および変調深度関数1(t)によって、FM変
調波sin (ωct+I(t)sin ωlldがサ
イン波テーブルROM610から出力する。
上述のキャリアー角速度ωCは、加算器607とシフト
レジスタ608よりなる累算器によって、搬送波位相角
ω、に変換される。このとき、キャリーが無視されるこ
とにより、一定の繰り返し信号となり、これにより一定
の周期で繰り返される変調された楽音信号が出力される
一方、キャリアー角速度ωCは、乗算器601において
、定数ω、/ω、と乗算され、変調角速度ω、が得られ
る。この変調角速度ω、は前述のキャリアー角速度ωC
の場合と同様に、加算器602とシフトレジスタ603
よりなる累算器によって、変調波位相角ω。tに変換さ
れる。このときもキャリーが無視される。その後、この
変調波位相角ω、によって、サイン波テーブルROM6
04からω、を位相角とするサイン関数sinω1.が
読み出される。また、I(t)選択信号によってI (
t)テーブルROM605から選択された変調深度関数
1(t)が、変調波位相角ω1.に同期して読み出され
る。なお、この変調深度間数I(t)は、必ずしも時間
の関数でなくてもよく、また、I(t)選択信号は、イ
ニシャルタッチによるベロシティ情報や、音色選択スイ
ッチ103などの情報に基づくものである。
つぎに、乗算器606において、サイン波テーブルRO
M604の出力と変調深度関数I(t)が乗算され、変
調波信号 I(t)sin (lJ+wt が得られる。
この後、この変調波信号I (t)sinω、tと、シ
フトレジスタ608から得られた搬送波位相角ω。。
とか、加算器609において加算され、ωet + I
 (t)sin ωstの加算位相角データが得られる
そして、この加算位相角データによってサイン波テーブ
ル610が読み出され、その結果、FM音源波形として
、 sin (ω、t+I(t)sin ω*t)が得られ
る。
上旦貴盪 第7図(a)は、第1図のPD音源114の基本回路構
成図である。
同図において、周波数情報Fはシフトレジスタ702と
加算器701からなる累算器によって累算され、周波数
情報Fに対応する歩進幅の累算値に相当するアドレス信
号が、変調される前の原位相角データとしてアドレス変
調回路703へ入力する。このとき、FM音源の場合と
同様、キャリーが無視されることにより、上記アドレス
信号は一定の繰り返し信号となり、これにより一定の周
期で繰り返される変調された楽音信号が出力される。
アドレス変調回路703は、変調種類選択信号に応じて
原位相角データを変更するためのもので、もし原位相角
データが変更されない場合は、サイン波テーブルROM
704からサイン波が出力される。なお、変調種類選択
信号は、例えば前述のFM音源の場合と同様に、イニシ
ャルタッチによるベロシティ情報や、音色選択スイッチ
103などの情報に基づくものである。
このようにして、第7図(b)に示すような、倍音構造
の異なる種々の楽音波形が得られる。
以上、本実施例では、異なる2つの音源方式として、F
M音源とPD音源を例に説明したが、上述のFM音源の
代わりに、以下に説明するような7M音源を適用するこ
ともできる。
工li皿 この音源構成は本出願人による特願平l−341774
の特許出願に開示されているが、第8図の回路構成図に
示されるように、三角波データ809を用いた非線形合
成演算に基づく変調方式の音源であり、本実施例では7
M音源と呼ぶ。
は、その基本回路構成図である。
同図において、周波数情報Fはシフトレジスタ802と
加算器801よりなる累算器によって累算され、周波数
情報Fに対応する歩道幅の累算値に相当する搬送波位相
角ωclが、搬送波ROM804にアドレス信号として
入力する。このとき、キャリーが無視されることにより
、一定の繰り返し信号となり、これにより一定の周期で
繰り返される変調された楽音信号が出力される。
つぎに、この搬送波位相角ωctをアドレス信号として
、第9図のAに示すような波形を記憶し搬送波ROM8
04を読み出して搬送信号W。
得られる。このAに示す波形は、1/4周期のイン波を
連結した波形である。
つぎに、この搬送信号Weが、第9図のBに;すような
、三角波関数として定義される変換時1を有する三角波
デコーダ809に入力し、第9LのCに示すような単一
のサイン波が得られる。
の周波数は押鍵キーのキーコードKCに対応するL波数
である。このように、7M音源では、第9しのAに示さ
れるような特別な搬送波が発生され芝ことにより、変調
入力がない場合(後述する変」深度間数I (t)がO
の場合)には、三角波デコーダ809から単一周波数の
サイン波を出力させ2ことができる。
一方、搬送波位相角ωctは乗算器803で定刻ω、/
ω。と乗算され、変調波位相角ω1Lが得られる。この
変調波位相角ω1は、変調波ROM805とI(t)テ
ーブルROM8o6へ入力する。
その後、変調波位相角ω、tをアドレス信号として、変
調波ROM805から読み出された信号とI (t)テ
ーブルROM806から読み出された変調深度関数1(
t)が乗算器808で乗算され、変調信号、 W、 =I(t)sin ωst が得られる。なお、変調波位相角ω、tによって読み出
される変調深度関数1(t)は、前述のFM音源の場合
と同しく、イニシャルタッチによるベロシティ情報や音
色選択スイッチ103などに基づく音色選択信号によっ
て、I(t)テーブルROM806から選択される。
つぎに、加算器807において、搬送波ROM804か
ら出力された搬送信号WCに変調信号W。
が加算される。この加算出力WII+Weが、三角波関
数に基づく三角波デコーダ809でデコードされ、変調
方式の楽音波形が得られる。この場合、変調深度関数1
 (t)の値をO以外にすれば、高次倍音を豊かに含ん
だ波形出力を得ることができる。
の    ・ つぎに、割当回路108を中心とする本実施例の割当動
作について、第5図の動作フローチャートを用いて説明
する。この動作フローチャートは第1図の割当回路20
8を中心とする各部が共働的に処理を行う結果実現され
る動作を示している。
同図において、まず、第1図の鍵盤部101の各鍵盤キ
ーを走査してキーの状態に変化があるが否かが判定され
る(Sl)、キーの状態に変化がなければ、特には図示
してない他の一般的な楽器制御の処理動作にリターンす
る。もし、キーの状態に変化があれば、押鍵操作(キー
オン)が離鍵操作(キーオフ)があった場合であり、キ
ーオフの場合は後述するステップS14に進む、また、
キーオンの場合は、押鍵キーのキーコードKCに対応す
る周波数情報Fとデチューン周波数情報FDが、Fシフ
トレジスタ109に取り込まれる(S2)。
つぎに、音源を選択する選択データSEが、変換テーブ
ル群ROM104からSEシフトレジスタ109に取り
込まれる(53)、その後、割当回路108内の特には
図示しないnレジスタの値が「1」に初期設定される(
S4) 。
そして、空きチャネルを探すため、KONシフトレジス
タ111のn(現在は1)番目の論理値が「0」である
か否かが判定される(s5)。この「0」は前述のよう
に、離鍵状態を示し、対応するチャネルが空いているこ
とを表す。
n番目の論理値が「0」でなければ、nレジスタの値が
+2ずつインクリメントされ(S6)、nがL 3.5
.7と2づつ増える。そして、n=9になるまでは、S
5→S6→S7→s5のループの処理が繰り返される。
その間、もしステップS5の判定がYESになれば、空
きチャネルが見っがったことになり、KONシフトレジ
スタ111のn番目とn+1番目に、それぞれキーオン
情報KON (7)rlJがロートされル(s8、s9
)。
その後、上述のそれぞれのキーオン情報KONの「l」
に対応するFシフトレジスタ110のレジスタのn番目
とn+1番目に、それぞれ周波数情報Fと、デチューン
周波数情報FDがロードされる(S10.5ll)。
またSEシフトレジスタ109の方にも、同様にn番目
とn+1番目に、それぞれ選択データSHの上位ビット
と、下位ビットがロードされる(s12.513)。
以上は押鍵時の割当動作に関するものであるが、以下は
離鍵時の消音の動作に関するものである。
以下の動作は、ステップS1でキー変化が離鍵(OFF
と判断された場合に実行される。
まず、ステップ514で、鍵盤101から出力されるK
ONデータから離鍵操作が検出され、離鍵キーのキーコ
ードKCに基づく周波数情報Fが得られる。
つぎに、前述のnレジスタに値r1.が初期設定される
(515)。
その後、上述の離鍵キーに対応する周波数情報Fが、F
シフトレジスタl 10(Dn番目に書き込まれた周波
数情報Fと同じであるか否かが判定される(516)。
もし同じでなければ、nが+2づつインクリメントされ
(517) 、上記離鍵キーに対応する周波数情報Fが
探索される(S16→517→518→516)。そし
て、周波数情報Fが見つかれば(ステップS16の判定
がYESの場合)、KONシフトレジスタ111のn番
目とn+1番目に、それぞれ「0」がロードされ、消音
操作が行われる(s19.520)。
血■裏隻班 以上説明した実施例は、演奏者が電子鍵盤楽器を演奏操
作する場合についてであるが、本発明は演奏者の演奏操
作に限定されず、メモリから読み出された演奏情報(音
色指定情報を含む)によって自動演奏される場合にも、
適用することが可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、音高情報やベロシティ情報、および音
色情報などの演奏情報の組み合わせに基づいて、変調方
式による異なるタイプの2つの音源を、予め定められた
選択基準に基づいて自動的に選択し、各発音チャネルに
割り当てることができる。
このため、例えばベロシティの小さな低音域と高音域に
はPD音源を、またベロシティのある程度大きい中音域
にはFD音源とFM音源の両方を、それぞれ割り当てる
など、単独方式の音源では不可能な複雑で多彩な音色を
有する楽音の合成が可能である。
また、演奏時や演奏前に、上記選択基準となる演奏情報
の各データ範囲を適宜設定することにより、上記音源の
組み合わせを変更し、曲想や演奏者の好みに応じて楽音
の音色を選択することができる。
その他、1つの発音動作、例えば1つの押鍵により、デ
チューンを伴う2音を発音させ、それぞれの発音チャネ
ルに上記2つの音源の一方または両方を同時に割り当て
ることができるので、単独方式の音源では得られない豊
かな音色が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の1実施例の全体構成図、第2図は、
変換テーブルの説明図、 第3図は、変換テーブルの構成図、 第4図(a) 〜(e)は、FSSE、KON各シフト
レジスタの出力に関するタイミングチャート、第5図は
、本実施例の動作フローチャート、第6図は、FM音源
の基本回路構成図、第7図(a)は、PD音源の基本回
路構成図、第7図(ハ)は、PD音源によって得られる
楽音波形のサンプルを示す図、 第8図は、7M音源の回路構成図、 第9図は、7M音源による楽音発生装置の無変調時の動
作説明図である。 101・・・鍵盤部、 102・・・タッチ検出回路、 103・・・音色選択スイッチ、 104・・・変換テーブルROM群、 105・・・周波数情報発生回路、 106・・・加算器、 107・・・デチューンデータ発生回路、108・・・
割当回路、 109・・・SEシフトレジスタ、 110・・・Fシフトレジスタ、 111・・・KONシフトレジスタ、 112・・・切換回路、 113  ・ 114 ・ 115 ・ 116. 117 ・ 119 ・ 120 ・ 121 ・ 122 ・ ・FM音源、 ・PD音源、 ・エンベロープ発生回路、 18・・・乗算器、 ・加算器、 ・エンベロープ発生回路、 ・累算回路、 ・D/A変換器、 ・発音回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)予め定められたアルゴリズムに従って第1の非線形
    合成演算を実行することにより、入力する音高情報に対
    応する波形信号を発生する第1の波形発生手段と、 上記第1の非線形合成演算とは異なる予め定められたア
    ルゴリズムに従って第2の非線形合成演算を実行するこ
    とにより、前記音高情報に対応する波形信号を発生する
    第2の波形発生手段と、入力する少なくとも2つの演奏
    情報に従って、前記第1または第2の波形発生手段を選
    択的に動作させて波形信号を発生させる制御手段と、を
    有することを特徴とする楽音発生装置。 2)前記制御手段は、前記演奏情報として入力する音高
    情報とベロシティ情報の各データ範囲の組合せに従って
    、前記第1または第2の波形発生手段を選択的に動作さ
    せて波形信号を発生させる、ことを特徴とする請求項1
    記載の楽音発生装置。 3)前記制御手段は、前記演奏情報として入力する音高
    情報とベロシティ情報と音色情報の各データ範囲の組合
    せに従って、前記第1または第2の波形発生手段を選択
    的に動作させて波形信号発生させる、 ことを特徴とする請求項1記載の楽音発生装置。 4)前記第1および第2の波形発生手段は、それぞれ、
    時分割処理による複数の発音チャネルのいずれかに割り
    当てられ、該割り当てられた発音チャネルのタイミング
    で各波形信号を発生し、前記制御手段は、入力する少な
    くとも2つの前記演奏情報に従って、前記各発音チャネ
    ルに前記第1または第2の波形発生手段を選択的に割り
    当てて前記波形信号を発生させる、 ことを特徴とする請求項1記載の楽音発生装置。 5)前記制御手段は、前記演奏情報として入力する音高
    情報とベロシティ情報の各データ範囲の組合せに従って
    、前記各発音チャネルに前記第1または第2の波形発生
    手段を選択的に割り当てて前記波形信号を発生させる、 ことを特徴とする請求項4記載の楽音発生装置。 6)前記制御手段は、前記演奏情報として入力する音高
    情報とベロシティ情報と音色情報の各データ範囲の組合
    せに従って、前記各発音チャネルに前記第1または第2
    の波形発生手段を選択的に割り当てて前記波形信号を発
    生させる、 ことを特徴とする請求項4記載の楽音発生装置。 7)前記制御手段は、入力する少なくとも2つの前記演
    奏情報に従って、2チャネルずつの前記発音チャネルに
    前記第1または第2の波形発生手段のいずれか一方また
    は両方を同時に割り当て、該2チャネル間で音高をデチ
    ューンさせる、 ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載
    の楽音発生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE37367E1 (en) 1995-06-06 2001-09-18 Yamaha Corporation Computerized music system having software and hardware sound sources

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