JPH037267A - アラルキルアミン誘導体、その製法及び殺菌剤 - Google Patents

アラルキルアミン誘導体、その製法及び殺菌剤

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JPH037267A
JPH037267A JP19920789A JP19920789A JPH037267A JP H037267 A JPH037267 A JP H037267A JP 19920789 A JP19920789 A JP 19920789A JP 19920789 A JP19920789 A JP 19920789A JP H037267 A JPH037267 A JP H037267A
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勝利 藤井
Toshifusa Tanaka
田中 敏房
Yasuhisa Fukuda
泰久 福田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アラルキルアミン誘導体、その製法及びそれ
を有効成分とする殺菌剤に関する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)従来よ
り、アラルキルアミン誘導体は数多く知られている0例
えばジャーナル・才ブ・アメリカン・ケミカル・ソサエ
ティ(J、A、C,S l且、2189 (1958)
には、4−ベンジルアミノ−6−クロロビリミジンが利
尿剤中間体として開示されているが、これらの化合物に
は殺菌活性は認められなかった。
また、特開昭59−36666号公報、特開昭59−3
6667号公報、特開昭59−42387号公報、特開
昭61−286373号公報、特開昭62−67号公報
及び特開昭63−225364号公報には種々のアミノ
ピリミジン誘導体が開示されている。これらの化合物は
、いずれも殺虫、殺ダニ及び殺菌活性を有しており、例
^ば、コナガ、アブラムシ、ミカンハダニ、ナミハダニ
等の害虫、ダニ類及び稲いもち病、トマトえき病、トマ
トベと病、キュウリうどんこ病等の農園芸上の各種病害
に対して、有効であることが知られている。
しかし、これらの化合物は殺虫・殺ダニ剤としての効力
は強いものの、殺菌剤としての効力は充分なものではな
い。
(課題を解決するための手段) 本発明者等は、上記公知化合物よりも更に優れた殺菌活
性を有する化合物を得るために、鋭意検討の結果、次の
一般式で示す化合物が顕著に改善された殺菌活性を有す
ることを見い出し、本発明を完成した。
本発明は、 一般式: (式中、R’は水素原子、ハロゲン原子、へロ低級アル
キル基、アルカノイル基、ニトロ基、シアノ基又は1.
3−ジオキソラン−2−イル基を表し、R2及びR3は
それぞれハロゲン原子又は低級アルキル基を表し、或い
はR2とR3はそれらが結合している炭素原子と共にピ
リミジン環に縮合し、環を構成する硫黄原子1個を有し
てもよい不飽和の5もしくは6員環を表し、R4は水素
原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、シクロアルキル
基、低級アルコキシ基又は低級アルキルが置換していて
もよいアミノ基を表し、R8は水素原子、低級アルキル
基又はシクロアルキル基を表し、Zは炭素原子または窒
素原子を表す)で示される化合物又はその酸付加塩、そ
の製法並びに該化合物を有効成分とする殺菌剤を提供す
るものである。
前記式(I)において、ハロゲン原子としては、フッ素
、塩素、臭素及びヨウ素が挙げられる。
アルカノイル基としては、ホルミル、アセチル、プロピ
オニル、ブチリル、インブチリル及びバレリル等が挙げ
られる。
へロ低級アルキル基としては、トリフルオロメチル、ジ
フルオロメチル、2−フルオロメチル及びl  2,2
−トリフルオロエチル等が挙げられる。
低級アルキル基としては、炭素数1〜5の直鎖状又は分
枝状のアルキル基、例えばメチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル、 5ec−ブチル
、t−ブチル、ペンチル、イソペンチル及びネオペンチ
ルが挙げられる。
シクロアルキル基としては、炭素数3〜6のシクロアル
キル基、例^ばシクロプロピル、シクロペンチル及びシ
クロヘキシル等が挙げられる。
低級アルコキシ基としては、炭素数1〜5のアルコキシ
基、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、インプロ
ポキシ、ブトキシ及びペンチルオキシ等が挙げられる。
低級アルキルが置換していてもよいアミノ基としては、
無置換のアミノ基又は炭素数1〜5のアルキルが1又は
2個置換したアミン基、例えばアミノ、モノメチルアミ
ノ、ジメチルアミノ、モノエチルアミノ、ジエチルアミ
ノ、モノプロピルアミノ、ジプロピルアミノ、モノブチ
ルアミノ、ジブチルアミノ、モノペンチルアミノ及びジ
エチルアミノ等が挙げられる。
=CH−R’基としては、−CH、− −CH(CH3)−1−CH(C2H,)−−CH(n
−C= R7)−1−CHfi−C3H7+ −−CH
(<])−1−CH(t−C、H,l−及びCH(n−
Cs H+ 1)−等が挙げられる。
前記式(I)において、好ましい基は次のとおりである
R2、R3及びR4が置換したピリミジニル基としては
、例えば次のような基が好ましい。
ル基が好ましい。
R’としては、メチル基、エチル基、イソプロピル基及
びシクロプロピル基が好ましい。
Zは炭素原子が好ましい。
R1としては、水素原子、フッ素原子、ジフルオロメチ
ル基、トリフルオロメチル基及びボルミに対して3−位
又は4−位であることが好ましい。
前記式(I)から理解されるように、本発明の化合物は
アミノ基を有しており、容易に酸付加塩を形成し、その
ような塩もまた本発明に包含される。
酸付加塩を形成する酸としては、例えば塩酸、臭化水素
酸、硝酸、硫酸、リン酸のような無機酸:ギ酸、シュウ
酸、フマル酸、アジピン酸、ステアリン酸、オレイン酸
、アコニット酸のようなカルボン酸;メタンスルホン酸
1.ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸のよ
うな有機スルホン酸及びサッカリン等が挙げられる。
前記式(I)において、中印の炭素原子が不斉炭素であ
るときは、個々の光学異性体及びラセミ化合物もしくは
それらの混合物のいずれも本発明に含まれる。
第1表に本発明の化合物を例示するが、これに限られる
ものではない。
0 −CJt nP’ ” 1.5401 注1  ’H−NMRfCDCム、δppn+10.4
−1.of5H,ml、 2.49f3H,Sl、 4
.70FIH,ddl、 5.82+IH,di6.8
0−7.40(5H,m)、 8.30flH,s16 −く 注1参照 本発明の化合物(I)は、例えば以下に示すそれ自体公
知の方法により容易に製造される。
製造法A (II) (m) (I) (式中、R1、R2、R3、R4、R6及びzは前記と
同義であり、Xは脱離基を表す)この反応はそれ自体公
知であり、脱離基Xについては何ら限定はなく、例えば
、塩素、臭素又はヨウ素のようなハロゲン原子:メチル
チオ、エチルチオ、プロピルチオ、ブチルチオ等のアル
キルチオ基;メタンスルホニルオキシ、エタンスルホニ
ルオキシ、トリフルオロメタンスルホニルオキシのよう
なハロゲンで置換されていてもよいアルカンスルホニル
オキシ基:ベンゼンスルホニルオキシ、p−トルエンス
ルホニルオキシ等のアリールスルホニルオキシ基及び水
酸基等が挙げられ前記反応式から明らかなように、本反
応では化合物H−Xが離脱するので、これを捕捉し円滑
に反応させるため、塩基の存在下に反応させることが好
ましい0反応は通常、溶媒の存在下で行われるが、無溶
媒で、式(II)及び式(III )の化合物を加熱溶
融して反応させることもできる。
溶媒としては、本反応に関与しないものであれば特に制
限はなく、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、メチ
ルナフタリン、石油エーテル、リグロイン、ヘキサン、
クロルベンゼン、ジクロルベンゼン、塩化メチレン、ク
ロロホルム、ジクロルエタン、トリクロルエチレン、シ
クロヘキサンのような塩素化された又はされていない芳
香族、脂肪族、脂環式の炭化水素類ニジエチルエーテル
、ジメチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
のようなエーテル類;アセトン、メチルエチルケトンの
ようなケトン類;メタノール、エタノール、エチレング
リコールのようなアルコール類もしくはそれらの含水物
、N、N−ジメチルホルムアミド(DMF)、N、N−
ジメチルアセトアミドのようなアミド頌:ビリジン、N
、N−ジエチルアニリンのような有機塩基:1.3−ジ
メチル−2−イミダゾリジノン(DME)ニジメチルス
ルホキサイド(DMSO)及び上記溶媒の混合物等が挙
げられる。
塩基としては、トリエチルアミン、ピリジン、N、N−
ジエチルアニリン等の有機塩基、ナトリウムメトキシド
、ナトリウムエトキシドのようなアルカリ金属アルコキ
シド、水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、水酸化ナ
トリウム、水酸化カノウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム等の無機塩基が挙げられる。
又、反応速度を上げるために触媒として4−(N、N−
ジメチルアミノ)とリジンを添加することが好ましい。
反応温度は特に限定はないが、通常は室温以上、使用す
る溶媒の沸点以下であり、反応時間を短縮するために加
温することが好ましい。
製造法B る) 本法は、中間体(V)を合成し、次いで化合物(vB 
と反応させる方法である。本法に用いる溶媒、塩基等は
、前記製造法Aにおいて記載したものを適宜使用できる
なお、前記製造法A、Bにおいて、原料として用いる式
(Ill )及び(rV)の化合物は、例えば以下に示
すそれ自体公知の方法により製造することもてきる。
(■) (式中、R1′は前記と同義を表し:Y′は前記のYと
同義又は水素原子を表す) 前記の各方法によって得られる式(I)の化合物は、再
結晶、各種クロマトグラフィー等の公知の手段で適宜精
製することができる。
酸付加塩は、例えば、反応終了後の反応液中に酸を導入
し、次いで、溶媒を除去することにより容易に得ること
ができる。
本発明化合物は、大麦うどん粉病、小麦赤さび病に対し
極めて有効であり、その他、キュウリベと病、トマト疫
病等の農園芸用殺菌剤として有用である。
また、本発明化合物は、農園芸害虫にも有効であり、例
えば、ウンカ類、ヨコバイ類、アブラムシ類、ヨトウム
シ類、コナガ等の他、ミカンハダニ、ナミハダニに対し
ても活性を示す。
このように、本発明の化合物の用途、適用場面は極めて
広範で、効力が高く、各種剤型で実用に供し得るもので
ある。
本発明の殺菌剤は式(1)の化合物の1種又は2種以上
を有効成分として含有している。
式(I)の化合物はそれ自体で用いてもよいが、通常は
担体、界面活性剤、分散剤又は補助剤などを配合して常
法により1例えば粉剤、乳剤、微粒剤、粒剤、水和剤又
は油性懸濁液、エアゾール等の組成物に調製して使用す
る。
好適な担体は、例えばタルク、ベントナイト、クレー、
カオリン、ケイソウ土、ホワイトカーボン、バーミュキ
ュライト、消石灰、ケイ砂、硫安、尿素等の固体担体:
ケロシン、鉱油等の炭化水素、ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素、クロロホルム、四塩化炭素
等の塩素化炭化水素、ジオキサン、テトラヒドロフラン
等のエーテル類、アセトン、シクロヘキサノン、イソホ
ロン等のケトン類、酢酸エチル、エチレングリコールア
セテート、マレイン酸ジブチル等のエステル類、メタノ
ール、n−ヘキサノール、エチレングリコール等のアル
コール類、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド等の極性溶媒又は水等の液体担体が挙げられる。また
、気体担体としては空気、窒素、炭酸ガス、フレオン等
を用い、混合噴射することもできる。
また、本則の動植物への付着、吸収の向上、薬剤の分散
、乳化、展着等の性能の向上をはかるための界面活性剤
や分散剤としては、例えばアルコール硫酸エステル類、
アルキルスルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩、ポリオ
キシエチレングリコールエーテル等が用いられる。
更に、製剤の性状を改善するために、補助剤として、例
久ばカルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコ
ール、アラビアゴム等が用いられる。
上記の担体、界面活性剤、分散剤及び補助剤は、それぞ
れの目的に応じ、各々単独に、あるいは組合わせて使用
される。
本発明化合物を製剤化した場合の有効成分濃度は、乳剤
では通常1ないし50重量%、粉剤では通常0.3ない
し25重量%、水和剤では通常1ないし90重量%、粒
剤では通常0.5ないし5重量%、油剤では通常0.5
ないし5重量%、エアゾールでは通常0.1ないし5重
量%である。
これらの製剤を適当な濃度に希釈して、植物茎葉、土壌
、水田の水面に散布するか、又は直接施用するなどして
、それぞれの目的に応じ、各種用途に供しつる。
(発明の実施例) 以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、こ
れらの実施例は本発明の範囲を何ら制限するものではな
い。
実施例 1 df2−5−クロロ−6−ニチルー4−(α−エチル−
4−ペンタフルオロフェノキシベンジルアミノ)ピリミ
ジンの合成 水酸化カリウム0.3g及びジメチルスルホキシド30
m1の混合物を、100”Cで30分加熱撹拌した後、
50℃に冷却し、dI2−5−クロロ−6−ニチルー4
−(a−エチル−4−ヒドロキシベンジルアミノ)ピリ
ミジンIgを加え、30分撹拌した。この溶液に、ヘキ
サフルオロベンゼン1gを加え、70℃で8時間反応さ
せた2反応終了後、反応液を水中に注ぎ、トルエンで抽
出した。抽出液を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、減圧下トルエンを留去した。得られた油状物をカ
ラムクロマトグラフィー(ワコーゲルC−200、トル
エン:酢酸エチル=lO二1溶出)により単離し、無色
結晶である目的物1gを得た。
m、p、  57−59℃ 実施例 2 d2−5−クロロ−6−ニチルー4−(α−エチル−4
−(4−シアノ−2,3,5,6−チトラフルオロフエ
ノキシ)ベンジルアミノ)ピリミジンの合成 dI2−5−クロロ−6−ニチルー4−(α−エチル−
4−ヒドロキシベンジルアミノ)ピリミジン0.76g
、ペンタフルオロベンゾニトリル0.5g、無水炭酸カ
リウム0.4g及び1.3−ジメチル−2−イミダゾリ
ジノン(DMI)20mlの混合物を、70℃で8時間
加熱攪拌した0反応終了後、反応液を水中に注ぎ、トル
エンで抽出した。抽出液を水で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、減圧下、トルエンを留去した。
得られた油状物をカラムクロマトグラフィー(フコ−ゲ
ルC−200,l−ルエン・酢酸エチル=10、l溶出
)により単離し、無色油状物である目的物0.8gを得
た。
n二441.5677 実施例 3 d2−5−クロロ−6−ニチルー4−(α−エチル−4
−(4−トリフルオロメチル−2゜35.6−チトラフ
ルオロフエノキシ)ベンジルアミノ)ピリミジンの合成 CN2−5−り四ロー6−ニチルー4−(α−エチル−
4−ヒドロキシベンジルアミノ)ピリミジン1g、パー
フルオロトルエン1g、粉末状水酸化カリウム0.24
g及び1.3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(DM
I)20mlの混合物を、70℃で8時間加熱撹拌した
0反応終了後、反応液を水中に注ぎ、トルエンで抽出し
た。抽出液を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後
、減圧下、トルエンを留去した。得られた油状物をカラ
ムクロマトグラフィー(ワコーゲルC−200、トルエ
ン:酢酸エチル=30:1溶出)により単離し、無色結
晶である目的物1.5gを得た。
m、p、  58−61℃ 実施例 4 dff−4−(α−エチル−4−ペンタフルオロフェノ
キシベンジルアミノ)キナゾリンの合成4−クロルキナ
ゾリン0.52g、dJ2−α−エチル−4−ペンタフ
ルオロフェノキシベンジルアミン1.Og及びトリエチ
ルアミン1mlをトルエン20m1に溶解し、触媒量の
4− (N、N−ジメチルアミノ)ピリジンを添加し、
8時間加熱還流した6反応終了後、反応液を水洗し、無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下トルエンを留去した
。得られた油状物をカラムクロマトグラフィー(ワコー
ゲルC−200、トルエン:酢酸エチル=3=1溶出)
により単離し、無色結晶である目的物0.5gを得た。
m、p、  172−176℃ 実施例 5 dj2−4− (α−メチル−4−ペンタフルオロフェ
ノキシベンジルアミノ)チェノ[2,3−d]ピリミジ
ンの合成 4−クロルチェノ[2,3−d]ピリミジン0.4g、
dI2−α−メチル−4−ペンタフルオロフェノキシベ
ンジルアミン0.7g及びトリエチルアミン1mlをト
ルエン20m1に溶解し、触媒量の4− (N、N−ジ
メチルアミノ)ピリジンを添加し、8時間加熱還流した
0反応終了後、反応液を水洗し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、減圧下トルエンを留去した。得られた油状物を
カラムクロマトグラフィー(ワコーゲルC−200、ト
ルエン;酢酸エチル=3;1溶出)により単離し、無色
結晶である目的物0.4gを得た。
m、p、  158−161℃ 実施例 6 化合物番号1の化合物5重量部、ベントナイト35重量
部、タルク57重量部、ネオペレックスパウダー(商品
名−花王アトラス製)1重量部及びリグニンスルホン酸
ソーダ2重量部とを均一に混合し、次いで少量の水を添
加して混練した後、造粒、乾燥して粒剤を得た。
実施例 7 化合物番号1の化合物50重量部、カオリン48重量部
及びネオペレックスパウダー(商品名;花王アトラス製
)2重量部とを均一に混合し1次いで粉砕して水和剤を
得た。
実施例 8 化合物番号lの化合物20重量部、キシレン70重量部
にトキサノン(商品名:三洋化成工業製)10重量部を
加えて均一に混合し、溶解して乳剤を得た。
実施例 9 化合物番号lの化合物5重量部、タルク50重量部及び
カオリン45重量部を均一に混合して粉剤を得た。
実施例 10 コムギ赤さび病に対する防除効力試験(
予防効力) 直径6cmのプラスチック植木鉢に1鉢あたり10本づ
つコムギ(品種;コブシコムギ)を育成し、1.5葉期
の幼植物体に、実施例7に準じて調製した水和剤を、界
面活性剤(0,01%)を含む水で100 ppmに希
釈して、1鉢あたり20m1を散布した。散布後2日間
ガラス温室で栽培し、次いで、コムギ赤さび病菌胞子懸
濁液(7×10’胞子/m1)を均一に噴霧接種した。
接種後、1週間ガラス温室内で育成し、第1葉に現れた
コムギ赤さび病病斑の程度を調査した。
無処理区の病斑の程度と比較して薬剤効果を判定した。
結果を第2表に示す。
評価は5〜0の6段階で示し、病斑のないものは5、無
処理区と比較して病斑面積10%以下は4.20%程度
は3.40%程度は2.60%程度は1とし、全体が罹
病したものは0で示した。
なお、対照として特開昭63−225364号公報に記
載の下記化合物を用いた。
第 化合物番号 0 1 5 6 7 9 1 3 4 5 6 7 8 9 3 6 7 2 無 処 理 表 効 果 実施例 11 オオムギうどんこ病に対する防除効力試
験(予防効力) 直径6cmのプラスチック植木鉢に1鉢あたり10本づ
つオオムギ(品種:黒ムギ)を育成し、1.5葉期の幼
植物体に、実施例7に準じて調製した水和剤を、界面活
性剤(0,01%)を含む水で100 ppmに希釈し
て、1鉢あたり20m1を散布した。散布後2日間ガラ
ス温室で栽培し、次いで、オオムギうどんこ病菌分生胞
子を罹病葉より集め、これを植物体の上からまんべんな
く振り掛けて接種した。
接種後、1週間ガラス温室内で育成し、第1葉に現れた
オオムギうどんこ病病斑の程度を調査した。無処理区の
病斑の程度と比較して薬剤効果を判定した。結果を第3
表に示す。
評価は、5〜0の6段階で示し、病斑のないものは5、
無処理区と比較して病斑面積10%以下は4.20%程
度は3.40%程度は2.60%程度は1とし、全体が
罹病したものはOで示した。
なお、対照化合物には実施例10と同じ化合物を用いた
第 表 化合物番号 効 果  0 1 1 3 5 6 8 9 3 6 7 2 無処理   0 実施例 13 キュウリベと病に対する防除効力試験(
予防効力) 直径6cmのプラスチック植木鉢に1鉢あたり1本のキ
ュウリ(品種:相模半白)を育成し、1.5葉期の幼植
物体に、実施例7に準じて調製した水和剤を、界面活性
剤(0,01%)を含む水で500 ppmに希釈して
、l鉢あたり20m1を散布した。散布後2日間ガラス
温室で栽培し、次いで、キエウリベと病菌遊走子嚢を罹
病葉より調製し、これを植物体の上からまんべんなく噴
霧接種した。
接種後、2日間20℃暗黒下に保った後、5日間ガラス
温室内で育成し、第1葉に現れたキュウリベと病病斑の
程度を調査した。無処理区の病斑の程度と比較して薬剤
効果を判定した。結果を第4表に示す。
評価は、5〜0の6段階で示し、病斑のないものは5、
無処理区と比較して病斑面積10%以下は4,20%程
度は3.40%程度は2.60%程度は1とし、全体が
罹病したものはOで示した。
なお、対照化合物には実施例1Oと同じ化合物を用いた
第4表 化合物番号 効果 1         4 2         4 3         4 2 10         2 11         3 13         4 14        3 15         5 17        3 23         4 24         2 無処理   O 実施例 14 イネいもち病に対する防除効力試験(予
防効力) 直径6cmのプラスチック植木鉢に1鉢あたり10本の
イネ(品種;日本晴)を育成し、1.5葉期の幼植物体
に、実施例7に準じて調製した水和剤を、界面活性剤(
o、oi、%)を含む水で500 ppmに希釈して、
1鉢あたり20m1を散布した。散布後2日間ガラス温
室で栽培し、次いで、イネ病菌分生胞子を罹病葉より調
製し、これを植物葉にまんべんなく噴霧接種した。
接種後、5日間28℃温室内で育成し、葉に現れたイネ
いもち病病斑の程度を調査した。無処理区の病斑の程度
と比較して薬剤効果を判定した。結果を第4表に示す。
評価は、5〜0の6段階で示し、病斑のないものは5、
無処理区と比較して病斑面積10%以下は4.20%程
度は3.40%程度は2.60%程度はlとし、全体が
罹病したものは0で示した。
なお、対照化合物には実施例1Oと同じ化合物を用いた

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子、ハロゲン原子、ハロ低級ア
    ルキル基、アルカノイル基、ニトロ基、シアノ基又は1
    、3−ジオキソラン−2−イル基を表し、R^2及びR
    ^3はそれぞれハロゲン原子又は低級アルキル基を表し
    、或いはR^2とR^3はそれらが結合している炭素原
    子と共にピリミジン環に縮合し、環を構成する硫黄原子
    1個を有してもよい不飽和の5もしくは6員環を表し、
    R^4は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、シ
    クロアルキル基、低級アルコキシ基又は低級アルキルが
    置換していてもよいアミノ基を表し、R^5は水素原子
    、低級アルキル基又はシクロアルキル基を表し、Zは炭
    素原子または窒素原子を表す) で示される化合物又はその酸付加塩。
  2. (2)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^2、R^3及びR^4は請求項1記載のも
    のと同じ意味を表し、Xは脱離基を表す) で示される化合物と、 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、Z、R^1及びR^5は請求項1記載のものと
    同じ意味を表す) で示される化合物とを反応させることを特徴とする請求
    項1記載の式( I )の化合物又はその酸付加塩の製造
    法。
  3. (3)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、R^2、R^3、R^4及びR^5は請求項1
    記載のものと同じ意味を表す) で示される化合物と 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (式中、R^1及びZは請求項1記載のものと同じ意味
    を表し、Xは脱離基を表す) で示される化合物とを反応させることを特徴とする請求
    項1記載の式( I )の化合物又はその酸付加塩の製造
    法。
  4. (4)請求項1記載の式( I )の化合物又はその酸付
    加塩を有効成分とする殺菌剤。
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