JPH0372556A - 熱可塑性エラストマー組成物、その成形方法およびそれからなる成形物品 - Google Patents

熱可塑性エラストマー組成物、その成形方法およびそれからなる成形物品

Info

Publication number
JPH0372556A
JPH0372556A JP13913790A JP13913790A JPH0372556A JP H0372556 A JPH0372556 A JP H0372556A JP 13913790 A JP13913790 A JP 13913790A JP 13913790 A JP13913790 A JP 13913790A JP H0372556 A JPH0372556 A JP H0372556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermoplastic elastomer
composition
molding
molded
segment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13913790A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0768430B2 (ja
Inventor
Masanaga Tatemoto
正祥 建元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Publication of JPH0372556A publication Critical patent/JPH0372556A/ja
Publication of JPH0768430B2 publication Critical patent/JPH0768430B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L53/00Compositions of block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/0008Organic ingredients according to more than one of the "one dot" groups of C08K5/01 - C08K5/59
    • C08K5/0025Crosslinking or vulcanising agents; including accelerators
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L51/00Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、熱可塑性エラストマー組成物、その成形方法
およびそれからなる成形物品に関する。
[従来の技術と解決すべき課題] 熱可塑性エラストマーは、一般の熱可塑性樹脂と同様に
成形加工でき加硫工程を要しないゴムとして、近年益々
利用が進んでいる。しかし、化学的な架橋でなく物理的
な架橋によっているため、耐熱性などの点から高温脆性
、高圧縮永久歪などに不充分な点を有する。
勿論成形加工時に加硫反応を行うよう設計してこれら欠
点の改良を行なうことはできるが、その場合には成形屑
、不良品の再利用ができるという熱可塑性エラストマー
本来の特徴が消滅して、改良の意味が少ないという問題
点があった。
[課題を解決する為の手段] 我々は、この熱可塑性エラストマーの加硫による性能評
価を行う過程で、加硫剤を配合した熱可塑性エラストマ
ーが、その融点より低い温度で(はるかに低い温度でも
)、単に例えば高圧押出を行うだけで、あたかも溶融押
出を行った成形物と同様の成形体を得ることができ、こ
れを常圧下に加硫温度まで加熱するだけで架橋を行うこ
とができ、前記不充分な点を解決でき、同時に上記問題
点をも解消できることを発見し、本発明を完成するに至
った。
即ち、本発明は、ハードセグメントとソフトセグメント
とのブロックまたはグラフトポリマーよりなる熱可塑性
エラストマーに加硫剤を配合したものであって、該ハー
ドセグメントの融点または軟化点以下の温度で高い剪断
力下に成形することにより、実質上平滑な表面性状を有
する成形体に成形可能な熱可塑性エラストマー組成物を
提供するものである。
なお、明細書において用いる「剪断力」とは、成型用ダ
イス中での組成物と接触面との間の面に生じる力を意味
する。
本発明の組成物は、従来知られている熱可塑性樹脂の融
点以上における溶融流動性を利用する成形法ではなく、
金属材料や一部の樹脂で試みられている冷間加工法にむ
しろ類似する全く新規な成形方法により成形することが
できる。
このような条件下に熱可塑性エラストマーを加硫剤の非
存在下に成形しても、いたずらにバラバラに粒状化した
エラストマーが流出するだけで連続した成形体を得るこ
とは容易でない。また単に可塑剤としての作用を持つ物
質を配合しても熱可塑性エラストマーを有効に成形する
ことも容易でない。
このような限定された成形条件が何故有効に本発明の達
成につながるのかについては必らずしも明らかではない
が、極く部分的なセミゲル化の生じることと、それに関
連して粘弾性挙動が最適化される要素があるものと考え
られる。
本発明組成物の成形には次のような特徴がある。
i)通常の熱可塑性樹脂の溶融押出に比して著しく高速
加工が可能である。
ii)通常の溶融加工でみられるダイスウェル現象がな
い。
iii )押出加工物に残留ひずみが少ない。
iv)本成形後、単に加硫系の作用する温度に昇温する
だけで容易に加硫することができる。
v)iv)の加硫に供さないものは再び同じ成形に戻す
ことが出来、成形屑、不良品などの再生利用が容易であ
る。
vi)iv)の加硫操作での変形は殆んどなく、ハード
セグメントの融点または軟化点より高い温度に加熱して
も収縮などの変形はないか、あっても僅かである。
v0溶融加工したものは成形物のブロッキングを起し易
いケースがあるが本発明方法の成形体にはこの傾向がな
い。
即ち、本発明により熱可塑性エラストマーの再利用性を
確保しながら成形性を著しく向上し、かつ成形体の高温
脆性、ブロッキング性などの欠点をすべて改良すること
が可能となる。
本発明の組成物の成形には、押出成形法が最も有効に採
用できるが、同様の高剪断力およびハードセグメントの
融点または軟化点以下の温度という条件が設定できる他
の成形法、例えば射出成形、トランスファー成形、カレ
ンダー加工も応用し得る。
本発明の組成物に用いる熱可塑性エラストマーとしては
、スチレン系、オレフィン系、ブタジェン系、フッ素系
などのいわゆるブロック・グラフトポリマー型の熱可塑
性エラストマーが挙げられる。たとえば、ハイドロカー
ボン系ブロックポリマーには、スチレン/ブタジェン/
スチレンブロックポリマー、ポリプロピレン/ポリ(エ
チレン−プロピレン)/ポリプロピレンプロックポリマ
ーなどが包含される。
最も有効に適用できる系はフッ素系であり、特公明58
−4728号公報に記載の方法により製造でき、ソフト
セグメントがフッ化ビニリデン/ヘキサフルオロプロピ
レンまたはクロロトリフルオロエチレン/テトラフルオ
ロエチレン三元系コポリマーでハードセグメントがテト
ラフルオロエチレンまたはクロロトリフルオロエチレン
/エチレン系または、ポリフッ化ビニリデン系のものや
、ソフトセグメントがテトラフルオロエチレン/プロピ
レン系でハードセグメントがテトラフルオロエチレン/
エチレン系のもの、更にソフトセグメントが非晶質ゴム
状のテトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビ
ニルエーテル系でハードセグメントが同ビニルエーテル
含量の少ない同系樹脂成分であるものなどが代表的に挙
げられる。
フッ素系熱可塑性エラストマーについては、特公昭61
−49327号公報に詳細な記載がある。
また、ビニリデンフルオライド/テトラブルオロエチレ
ン系ポリマーからなるソフトセグメントおよびビニリデ
ンフルオライドポリマーからなるハードセグメントから
なるグラフトポリマーも好ましい。
配合する加硫剤は夫々のエラストマー系で既に独自に開
発されているものをそのまま利用できるが、できればソ
フトセグメントよりハードセグメントを選択的に架橋さ
せるよう設計されたものが好ましい。
加硫剤としては、フッ素ゴムの加硫に通常用いられるも
のが使用でき(たとえば、特公昭60−52173号公
報参照)、有機パーオキサイド系、ポリオール系のもの
が好ましい。
熱可塑性エラストマーと加硫剤の配合は、ゴム工業で常
用されるゴム練りロールやニーダ−などにより行なうこ
とができ、操作による発熱をコントロールしながら加硫
反応が開始する温度より少くとも50℃低い温度で行う
ことが必要である。
加硫剤(架橋剤および/または架橋助剤)の配合量は任
意であるが、慣用のエラストマーに配合される量の範囲
内であれば充分で、エラストマー100重量部(以下、
同じ)に対して0.01〜10部、好ましくは0.5〜
4部を使用でき、更にカーボンやホワイトカーボンなど
の充填剤や可塑剤を更に数十部配合することは何等支障
はない。
本発明の組成物は その特異的な成形性を利用して粒状
、ペレット状などの取扱い容易な形態に容易に成形する
ことができる。
本発明の成形方法は、各エラストマーの融点あるいは軟
化点以下の温度で実施できるという特徴があるが、更に
基本的には加硫温度以下であることが望ましい。一般に
加硫温度より30℃以上は低い温度が好ましく、たとえ
ば60〜130℃、より好ましくは90〜120℃で実
施される。
また成形圧力に関しては異常と思われる程に高く設定し
てもフラクチュアの起ることがない。この成形圧力は、
前述の剪断力として規定され、kg/cm’で表される
。この値は、ラム押出機(たとえば、東洋精機株式会社
製キャビログラフ)内に取り付けられた圧力センサーの
指示値から読取られる。
更に、ダイスの出口から押出されるバーの成型速度は、
17分で表され、これは、ダイス出口とシリンダーとの
断面積の比とシリンダー内を通過するラムの降下速度(
am/分)から決定される。
本発明において好ましい剪断力は、100〜1000 
kg/cs”テあり、ヨリ好ましくは2oo〜500 
kg/’am”である。
これらの測定は、成型温度100℃で、断面積1 ct
a”のシリンダーおよび出口直径1aa+のダイスおよ
びシリンダー内に取り付けられた圧力センサーにより読
み取ることができる。
また、バーの押出成形速度は、ラムの降下速度を測定し
て、上述の手法により計算した。本発明における成形速
度は、通常20〜200g+/分、好ましくは5〜20
0m/分であり、極めて速い成形が可能である。たとえ
ば、ダイス出口から押出される成形速度は、剪断力約2
50kg/cm”、ラム降下速度500 am1分、成
形温度100℃で、上記の装置の場合、64曽/分であ
った。これは、慣用の溶融押出機が、高々数I/分であ
ることに比べれば、極めて高速であると言えよう。上記
範囲より低い押出圧力が採用された場合、本発明の組成
物を用いても成形品にメルトフラクチャーやボイドが生
じる。これは、従来の溶融押出とは対象的である。一方
、上記範囲より高い押出圧力が採用された場合、やはり
成形品に変形、たとえばメルトフラクチャーが生じる。
最適圧力下に押出される連続成形体としては、チューブ
、種々の異形ひも状体、繊維、シート、フィルム、ロッ
ドなどが成形可能であるが、これらは、−旦巻取り後加
硫するか、または直接加硫に付すことができ、高速加硫
系を採用すれば、温度や成形物肉厚および所要加硫度に
もよるが、秒単位の加硫を達成することも可能である。
一般に予備成形物を後加硫に付するときは発泡、収縮な
ど変形にかなり注意を要するが、本発明方法では熱可塑
性エラストマーであって、且つその融点以下で処理する
こともあり、その類のトラブルは殆んど発生しない利点
がある。
本発明において、成形品の加硫は、140〜200℃、
好ましくは15G−180℃に加熱するだけで行うこと
ができる、加硫は、好ましくは不活性ガス、たとえば窒
素ガス雰囲気中、0.0−1〜30分で行なわれる。こ
れは、加硫反応が、遊離ラジカルによる飽和結合に対す
る付加反応により進むからである。このような条件を満
足する方法の1つは、空気との接触を避けることができ
るフッ素オイルまたはシリコーンオイルバス中での加熱
である。
次に実施例を示し、本発明を具体的に説明する。
なお、実施例中、略号は次の意味を有する:TFE:テ
トラフルオロエチレン E:  エチレン HEP:ヘキサフルオロプロピレン VdF: ビニリデンフルオライド 実施例1 ダイエル(登録商標)サーモプラスチックT530 [
ダイキン工業株式会社製の含フツ素ハードセグメント(
モノマー組成:TFE/E/HEPモル比=49/43
/8)および含フツ素ソフトセグメント(モノマー組成
:VdF/HEP/TFE=50/30/20Xハード
セグメントとソフトセグメントとの重量比15:85)
とからなる含フッ素熱可塑性エラストマー](50y)
を、90℃で4インチゴム練りロールにかけてシート状
に巻き付かせ、これにトリアリルイソシアヌレート1.
5g、続いて2.5−ジメチル−2,5−ジ(を−ブチ
ロキシ)ヘキシン−3,1,89を練り込み、乳白色の
均質な配合物を得た。この配合物20gをキャビログラ
フ(東洋精機株式会社製の断面積1cm”のシリンダに
充填し、内径1 am、長さ5uのダイスを使用してl
IO℃で押出試験を行った。
ピストン押出速度がlOxm1分以下では流出バーの形
状が安定せず、流出物表面の荒れやボイドおよびバー径
の乱れが多かったが、10117分以上、特に20mx
1分から50011/分の押出速度では極めて安定した
実質上平滑な表面および形状を持ち、かつダイス内径と
等寸のバーが得られた。
このバーを、180℃に設定したパーフルオロポリエー
テル(デムナム(登録商標)、ダイキン工業株式会社製
)油浴に1分間浸漬して加硫した。
加硫したバーは長さ方向に僅か2%収縮したのみで、無
色透明であった。
比較例として、熱可塑性エラストマーがハードセグメン
トを含んでいない(比較l)または成形後に加硫しない
(比較2)以外は、上記と同様にバーを製造した。
実施例および比較例のバーについて、引張強さ−伸び試
験を行った。結果を第1図に示す。
実施例2 ダイスとしてlxmφ×2jIjIφX5snl、のチ
ューブダイスを使用する以外は実施例1と同様に、同じ
試料について押出試験を行ない、チューブを得た。本実
施例では、ダイス穴が製作の都合上僅かにダイス中心線
に対して偏心していたので、得られたチューブがスパイ
ラル状となった。このチューブは、実施例1と同様に加
硫をおこなっても形状が変化せず、スパイラルチューブ
の製作に好適である。
実施例3 ダイエル(登録商標)サーモプラスチックT630[ダ
イキン工業株式会社製の含フッ素ハードセグメント(モ
ノマー組成:VdFのみ)と含フツ素ソフトセグメント
(モノマー組成:VdF/HEP/TFE=約50/3
 G/20)とからなる含フツ素熱可塑性エラストマー
)を使用する以外は実施例1と同様にしてバーを成形し
た。
このバーは180℃の加硫操作で約10%の収縮を示し
、25℃での機械的強度(抗張力)は元のT−630の
40に97cm”(800%伸び)に対して210 k
g/cm”(450%伸び)であった。
実施例4 グイエルサーモプラスチックT−630.100部に酸
化マグネシウム5部、水酸化カルシウム3部、ビスフェ
ノール−AF  2部、DBU−B(8−ベンジル−1
,8−ジアザ−ビシクロ[5,4゜0]−7−ウンゾセ
ニウムクロライド)0.35部およびMT−サーマルカ
ーボッ1O部を、実施例1と同様に配合し、得られたシ
ートを細断してペレットとし、実施例1と同様にキャビ
ログラフにより95℃で押出試験を行ったところ、押出
速度20g+*/分以上で実質上安定した形状のバーが
得られた。このバーを180℃のシリコーンオイル中に
1分間浸漬したところ、約10%の長さ方向の収縮が認
められたものの、実質上平滑な表面を有し、かつ内部に
発泡のないバーが得られ、100 mw1分の引張速度
でのテンサイルテストで185ky/Cx”の抗張力(
270%伸び)を示した。
実施例5 グイエルサーモプラスチックT−530に代えてグイエ
ルサーモプラスチックT−230X((ダイキン工業株
式会社製の含フツ素ハードセグメント(モノマー組成:
TFE/E/HEP=49/43/8)と含フツ素ソフ
トセグメント(モノマー組成:VdP/HEP=78/
22)とからなる含フツ素熱可塑性エラストマー。ソフ
トセグメントのガラス転移温度が一19℃であってエラ
ストマーの低温性が良い以外はグイエルサーモプラスチ
ックT−530と類似の含フツ素エラストマー)を用い
て実施例1と同様にバーを押出成形したところ、同様に
良好なバーが得られた。このバーを180℃で常圧加硫
して無色透明な加硫されたバーを得た。
以上の実施例では、熱可塑性エラストマーとしてフッ素
系熱可塑性エラストマーを用いた例しか示さなかったが
、他のグラフトポリマーまたは炭化水素系のブロックま
たはグラフトポリマーを用いて同様の組成物を調製する
ことができる。
たとえば、ソフトセグメントとしてVdF/TFE共重
合体およびハードセグメントとしてVdFポリマーから
なるグラフトポリマー(セントラル硝子株式会社から商
品名「セフラルソフト」として市販されているポリマー
なと)を実施例1のブロックポリマーに代えて同様に使
用することにより、上記実施例と同様の結果かえられる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明実施例1と比較例における25℃およ
び100℃での引張強さ−伸び試験の結果を示すグラフ
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ハードセグメントとソフトセグメントとのブロック
    またはグラフトポリマーよりなる熱可塑性エラストマー
    に加硫剤を配合したものであって、該ハードセグメント
    の融点または軟化点以下の温度で高い剪断力下に成形す
    ることにより、実質上平滑な表面性状を有する成形体に
    成形可能な熱可塑性エラストマー組成物。 2、熱可塑性エラストマーがフッ素系熱可塑性エラスト
    マーである請求項1記載の組成物。 3、ハードセグメントとソフトセグメントとのブロック
    またはグラフトポリマーよりなる熱可塑性エラストマー
    に加硫剤を配合した組成物を、該ハードセグメントの融
    点または軟化点以下の温度で高い剪断力下に成形するこ
    とにより、実質上平滑な表面性状を有する成形体を得る
    ことを特徴とする、熱可塑性エラストマー組成物の成形
    方法。 4、ハードセグメントとソフトセグメントとのブロック
    またはグラフトポリマーよりなる熱可塑性エラストマー
    に加硫剤を配合した組成物を、該ハードセグメントの融
    点または軟化点以下の温度で高い剪断力下に成形した、
    実質上平滑な表面性状を有する成形物品。
JP13913790A 1989-05-29 1990-05-29 熱可塑性エラストマー組成物、その成形方法およびそれからなる成形物品 Expired - Fee Related JPH0768430B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13638389 1989-05-29
JP1-136383 1989-05-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0372556A true JPH0372556A (ja) 1991-03-27
JPH0768430B2 JPH0768430B2 (ja) 1995-07-26

Family

ID=15173871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13913790A Expired - Fee Related JPH0768430B2 (ja) 1989-05-29 1990-05-29 熱可塑性エラストマー組成物、その成形方法およびそれからなる成形物品

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0404239B1 (ja)
JP (1) JPH0768430B2 (ja)
DE (1) DE69028661T2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1156762A (ja) * 1997-08-27 1999-03-02 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用可撓管
WO2009119723A1 (ja) * 2008-03-28 2009-10-01 ダイキン工業株式会社 燃料低透過性ブロック共重合体

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102017223546A1 (de) * 2017-12-21 2019-06-27 Contitech Ag Barriereschicht für Schläuche

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2457389A1 (de) * 1974-12-05 1976-06-10 Bayer Ag Verfahren zur herstellung von polysegmentcopolymeren
JPH0665702B2 (ja) * 1985-03-18 1994-08-24 出光石油化学株式会社 ビニル芳香族系組成物の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1156762A (ja) * 1997-08-27 1999-03-02 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用可撓管
WO2009119723A1 (ja) * 2008-03-28 2009-10-01 ダイキン工業株式会社 燃料低透過性ブロック共重合体

Also Published As

Publication number Publication date
DE69028661T2 (de) 1997-03-06
EP0404239B1 (en) 1996-09-25
EP0404239A2 (en) 1990-12-27
EP0404239A3 (en) 1991-03-13
DE69028661D1 (de) 1996-10-31
JPH0768430B2 (ja) 1995-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4094949A (en) Method for preparing shaped articles of a fluorinated elastomer
JPS58174407A (ja) 押出性の改良された含フツ素共重合体
KR940010826B1 (ko) 불소-함유 엘라스토머 조성물
JPWO2003044093A1 (ja) 樹脂組成物及び成形体製造方法
JP6827115B2 (ja) フッ素ゴム組成物、その製造法およびフッ素ゴム架橋成形品
JPWO2008050588A1 (ja) 燃料系部品成形用含フッ素エラストマーおよびその組成物
EP0500269B1 (en) Polyacetal resin composition and its molded article
US6743865B2 (en) Fluoropolymer blends
JPS624708A (ja) ゲル化フルオロエラストマーの製造法
JPH0372556A (ja) 熱可塑性エラストマー組成物、その成形方法およびそれからなる成形物品
WO2016060114A1 (ja) 水蒸気選択透過性チューブ
US5198502A (en) Thermoplastic elastomer composition, method for molding the same and molded article of the same
JP3577578B2 (ja) フッ素ゴム系熱可塑性エラストマーの複合体及びその成形体
EP1829904A1 (en) Modified polytetrafluoroethylene molded article and process for manufacture thereof
JPH0797457A (ja) フッ素ゴム組成物及びその成形方法
JPH0797458A (ja) フッ素ゴム組成物の加硫方法
EP0824120A1 (en) Fluoroelastomer
Drobny Fluoroelastomers
JPH04258614A (ja) 含フッ素エラストマー
JP3979925B2 (ja) フッ素ゴムチューブ及びその製造方法
JP3555628B2 (ja) 含ふっ素エラストマー成形物の製造方法、およびそれを用いた絶縁電線の製造方法、絶縁チューブの製造方法
JP2011162668A (ja) 熱収縮チューブ用樹脂組成物並びにこれを用いた架橋チューブ及び熱収縮チューブ
KR101725141B1 (ko) 고무 성형물 및 이의 제조방법
JP3979926B2 (ja) フッ素ゴムチューブの製造方法
JPH073100A (ja) フッ素ゴム組成物およびその加硫成形品の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees