JPH0371668A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH0371668A
JPH0371668A JP1206787A JP20678789A JPH0371668A JP H0371668 A JPH0371668 A JP H0371668A JP 1206787 A JP1206787 A JP 1206787A JP 20678789 A JP20678789 A JP 20678789A JP H0371668 A JPH0371668 A JP H0371668A
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JP
Japan
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region
type
type semiconductor
bipolar transistor
base
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Pending
Application number
JP1206787A
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English (en)
Inventor
Akihisa Uchida
明久 内田
Masami Usami
宇佐美 正己
Katsumi Ogiue
荻上 勝己
Toru Koizumi
亨 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0371668A publication Critical patent/JPH0371668A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体集積回路装置に関し、特に、エミッタ
結合型メモリセルを有する半導体集積回路装置に適用し
て有効な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
シールド構造のショットキーバリアダイオード(S B
 D)付抵抗切換型メモリセルで構成されたメモリLS
Iを有する半導体集積回路装置は、順方向バイポーラト
ランジスタ及び逆方向バイポーラトランジスタを主体に
構成されている。このバイポーラトランジスタは、活性
島領域(アクティブ領域)に形成された突出状島領域(
凸状島領域)にベース領域を構成し、この突出状島領域
に形成された前記ベース領域の側壁にベース引出用電極
を接続したS I Co S (Sids Wall 
Contact 5tructure)構造で構成され
ている。
前記順方向バイポーラトランジスタは、突出状島領域の
表面側からその深さ方向に向ってエミッ夕領域、ベース
領域、コレクタ領域の夫々を順次配列した縦構造で構成
されている。エミッタ領域は、高不純物濃度のn型半導
体領域で構成されている。ベース領域は、p型半導体領
域で構成されている。コレクタ領域は、ベース領域に接
続する側に設けられた低不純物濃度のn型エピタキシャ
ル層とその下部に設けられた高不純物濃度の埋込型のn
型半導体領域とで構成されている。順方向バイポーラト
ランジスタは1本発明者が開発中のシールド構造のSB
D付抵抗抵抗切換型メモリセル以外辺回路やロジック部
において使用されている。この順方向バイポーラトラン
ジスタは、ベース領域にコレクタ領域の低不純物濃度の
部分(エピタキシャル層)を接続させるので、ベース領
域とコレクタ領域との間に形成されるpn接合容量が低
減でき、動作速度の高速化を図ることができる特徴があ
る。また、順方向バイポーラトランジスタは、前記ベー
ス領域とコレクタ領域とのpn接合部が低不純物濃度の
pn接合部を形成するので、接合耐圧を高めることがで
きる特徴がある。
前記逆方向バイポーラトランジスタは、前記突出状島領
域の表面側からその深さ方向に向って、コレクタ領域、
ベース領域、エミッタ領域を順次配列した縦構造で構成
されている。コレクタ領域は、高不純物濃度のn型半導
体領域で構成されている。ベース領域は、p型半導体領
域で構成されている。エミッタ領域は、ベース領域に接
触する側に設けられた低不純物濃度のn型エピタキシャ
ル層とその下部に設けられた高不純物濃度の埋込み型の
n型半導体領域とで構成されている。つまり、前記逆方
向バイポーラトランジスタは前記順方向バイポーラトラ
ンジスタのコレクタ領域とエミッタ領域とを入れ換えた
簡単な構造で構成されている。また、逆方向バイポーラ
トランジスタの各動作領域は前記順方向バイポーラトラ
ンジスタの各動作領域と同一製造工程で形成されている
この逆方向バイポーラトランジスタは、前記シールド構
造のSBD付抵抗抵抗切換型メモリセル成している。逆
方向バイポーラトランジスタは、メモリセルの電荷蓄積
部(情報蓄積ノード部)となるコレクタ領域をベース領
域を介在させて基板の表面側に構成している。つまり、
逆方向バイポーラトランジスタは、電荷蓄積部分でのα
線の飛程が短く、又ベース領域がポテンシャルバリア領
域として作用するので、基板内にα線の入射で発生した
少数キャリヤの影響を低減し、耐α線ソフトエラー強度
を向上できる特徴がある。
しかし、前記逆方向バイポーラトランジスタは、ベース
領域にエミッタ領域の低不純物濃度のエピタキシャル層
を接続しているので、前記エピタキシャル層における正
孔の蓄積電荷が大きくなる。
つまり、逆方向バイポーラトランジスタは、ベース遮断
周波数(fl)が低下し、高速サイクルで動作させるこ
とができない、また、前記逆方向バイポーラトランジス
タは、コレクタ領域とベース領域との接合部の電界が大
きく、エミッタ領域とベース領域との接合部の電界が小
さいので、電子に掛る加速電界が逆になり、ベース遮断
周波数が低下し、高速サイクルで動作させることができ
ない。
そこで5本願出願人により先に出願された特願昭63−
88507号に記載されるように、逆方向バイポーラト
ランジスタのベース領域を高エネルギーのイオン打込み
法で低不純物濃度のエピタキシャル層に形成し、低不純
物濃度のエピタキシャル層を廃止している。すなわち、
前記逆方向バイポーラトランジスタは、ベース領域をエ
ミッタ領域である高不純物濃度の埋込型の半導体領域と
接触させ、低不純物濃度のエピタキシャル層における正
孔の蓄積電荷を低減することができるので、ベース遮断
周波数を向上し、動作速度の高速化を向上させている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前述の逆方向バイポーラトランジスタでは、3
〜4 [G H,1程度のベース遮断周波数しか得るこ
とができない。
そこで、本発明者は、この逆方向バイポーラトランジス
タのベース領域の不純物濃度プロファイルのピーク値を
電子に加速電界が掛かるようにエミッタ領域との接合部
に設定した。この構成によれば、7〜8 [G H,]
のベース遮断周波数を得ることができる。しかしながら
、このベース領域の不純物濃度プロファイルは、基板の
表面から深い位置にピーク値を設定しなければならず、
又製造初段側で形成されたエミッタ領域の不純物濃度プ
ロファイルが製造プロセス中の種々のアニールで変動す
るので制御が難しく、逆方向バイポーラトランジスタの
ベース遮断周波数にばらつきが生じるという問題があっ
た。
本発明の目的は、エミッタ結合型メモリセルを有する半
導体集積回路装置において、動作速度の高速化を図ると
共に耐α線強度を高めることが可能な技術を提供するこ
とにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち1代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
5ICO8構造のバイポーラトランジスタで構成する半
導体集積回路装置において、前記メモリセルのエミッタ
が結合された5ICO3構造のバイポーラトランジスタ
を基板の主面からその深さ方向に向ってエミッタ領域、
ベース領域、コレクタ領域の夫々を順次配列した縦構造
で構成した順方向バイポーラトランジスタで構成し、こ
の順方向バイポーラトランジスタの前記コレクタ領域と
前記基板との間に少数キャリアに対するポテンシャルバ
リア領域を構成する。
〔作  用〕
上述した手段によれば、前記順方向バイポーラトランジ
スタは、ベース領域の不純物濃度プロファイルのピーク
値をエミッタ領域の接合部に高い精度で設定することが
でき、電子の加速電界を高めることができるので、ベー
ス遮断周波数を向上し、動作速度の高速化を図ることが
できると共に、ポテンシャルバリア領域により、基板内
にα線で発生した少数キャリアの電荷蓄積部への浸入を
遮蔽することができるので、耐α線強度を高めるこ以下
、本発明の構成について、5ICO8構造のバイポーラ
トランジスタを主体とするシールド構造のSBD付抵抗
抵抗切換型メモリセル成されたメモリLSIを有する半
導体集積回路装置に本発明を適用した一実施例とともに
説明する。
なお、実施例を説明するための全回において。
同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返し
の説明は省略する。
〔発明の実施例〕
本発明の一実施例である半導体集積回路装置に搭載され
たメモリT、 S Nを構成するシールド構造のSBD
付抵抗抵抗切換型メモリセル成を第2図(等価回路図)
で示す。
第2図に示すように、半導体集積回路装置に搭載された
メモリLSIを構成するシールド構造のSBD付抵抗抵
抗切換型メモリセル相補性デジット線DL、DL−情報
保持iHL、ワード線WLの夫々の交差部に配置されて
いる。このシールド構造のSBD付抵抗抵抗切換型メモ
リセルショツポーラトランジスタTrい順方向バイポー
ラトランジスタTr、、高抵抗R8,低抵抗R,の夫々
を有するフリップフロップ回路で構成されている。
このシールド構造のSBD付抵抗抵抗切換型メモリセル
体的な構成を第1図(要部断面図)、第3A図(第1図
のA−A切断面で切った不純物濃度分布図)及び第3B
図(第1図のB−B切断面で切った不純物濃度分布図)
で示す。
第1図に示すように、半導体集積回路装置は単結晶珪素
からなるp−型半導体基板1を主体として構成される。
このp゛型半導体基板1の主面上にはn−型エピタキシ
ャル層3が積層される。
前記シールド構造のSBD付抵抗抵抗切換型メモリセル
活性領域(アクティブ領域)において、p型半導体基板
1の主面に構成されている。半導体素子間特に順方向バ
イポーラトランジスタTr1゜順方向バイポーラトラン
ジスタTr、、高抵抗R工の夫々の間は、素子分離領域
によって電気的に分離されている。素子分離領域は主に
p”型半導体基板1、素子間分離絶縁膜(例えば酸化珪
素膜)5及びp゛型半導体領域6で構成されている。
前記シールド構造のSBD付抵抗抵抗切換型メモリセル
方向バイポーラトランジスタTr□は、同第土間に示す
ようにn型コレクタ領域、p型ベース領域、n型エミッ
タ領域の夫々を順次配列した縦構造で構成される。
n型コレクタ領域は、埋込型のn゛型半導体領域2及び
図示しないコレクタ電位側上用n゛型半導体領域で構成
される。埋込型のn゛型半導体領域2は、同第1図及び
第3B図に示すように、p”型半導体基板1とn−型エ
ピタキシャル層3との間に設けられている。コレクタ電
位引上用n1型半導体領域は、n−型エピタキシャル層
3の活性領域に形成された突出状島領域(凸状島領域)
4の主面部に設けられる。この突出状島領域4は、メサ
エッチング法でざ型エピタキシャル層3の非活性領域を
除去することにより形成される。
第1図に示すように、P型ベース領域は、グラフトベー
ス領域であるP゛型半導体領域11及び真性ベース領域
であるp型半導体領域13で構成される。
P型半導体領域13は、突出状島領域4のn−型エピタ
キシャル層3の主面部に設けられ、第3B図に示すよう
に、埋込型のn゛型半導体領域2に接触されている。第
1図に示すように、p゛型半導体領域11は、突出状島
領域4の側壁具体的には肩部分においてn゛型エピタキ
シャル層3の主面部に設けられる。
n型エミッタ領域は、n型半導体領域14及びn3型半
導体領域20で構成される。n型半導体領域14は、同
第1図及び第3B図に示すように、前記突出状島領域4
に形成されたp型ベース領域(p型半導体領域13)の
主面部に設けられる。が型半導体領域20は、n型半導
体領域14の主面部に設けられる。
第1図に示すように、前記p型ベース領域であるグラフ
トベース領域のP゛型半導体領域11には、突出状島領
域4の側壁の素子間分離絶縁膜5に形成されたベース開
口7を通してベース引出用電極8の一端が接続される。
ベース引出用電極8の他端は素子分離領域の素子間分離
絶縁膜5上に引き出される。すなわち、順方向バイポー
ラトランジスタTr工は、5ICO8構造で構成される
。ベース引出用電極8は、p型不純物(B)が導入され
た多結晶珪素膜で形成される。前記p゛型半導体領域1
工は、ベース引出用電WA8に導入されたp型不純物を
ベース開口7に規定された領域内において、n−型エピ
タキシャル層3の主面部に拡散することにより形成され
る。したがって、pゝ型半導体領域11は、ベース引出
用電極8に対して自己整合で形成される。
ベース引出用電極8には、層間絶縁膜15.21及び2
2に形成された接続孔23を通してアルミニウム配線2
6が接続される。接続孔23で規定された領域において
、ベース引出用電極8の主面には図示しないがpt又は
PdとSiとの化合物つまり金属珪化物が設けられる。
金属珪化物は、ショットキーバリアダイオード素子SB
Dのアノード領域を形成する際に形成される。アルミニ
ウム配線26は、バリアメタル膜2SA上にアルミニウ
ム合金膜26Bを積層した複合膜で形成される。バリア
メタル膜26Aは、導電性を有する遷移金属窒化膜具体
的にはTiN膜で形成される。アルミニウム合金膜26
Bは、Cu、又はCu及びSiを添加したアルミニウム
で形成される。
前記n型エミッタ領域のが型半導体領域20には。
分離絶縁膜16で形成されたエミッタ開口17を通して
エミッタ引出用電極19が接続される。エミッタ引出用
電極19は、n型不純物が導入された多結晶珪素膜で形
成される。前記分離絶縁膜16は、ベース引出用電極8
の表面に熱酸化処理を施して形成した酸化珪素膜で形成
される。この分離絶縁膜16で開口寸法が規定されるエ
ミッタ開口17は、ベース引出用電極8に対して自己整
合で形成される。
n0型半導体領域20はエミッタ開口17で規定された
領域内において、エミッタ引出用電極19に導入された
n型不純物をn型半導体領域14の主面部に導入するこ
とにより形成される。このエミッタ引出用電極19には
図示しないがベース引出用電極8と同様に接続孔23を
通してアルミニウム配線26が接続される。
前記n型コレクタ領域のコレクタ電位引上用のn1型半
導体領域には、図示しないが前記n型エミッタ領域と同
様にコレクタ引出用電極(19)を介在させてアルミニ
ウム配線26が接続される。
前記ショットキーバリアダイオード素子SBDは同第1
図に示すように n4型半導体領域24(カソード領域
)とn゛型半導体領域24の主面に形成された金属珪化
物25(アノード領域)とで構成される。ショットキー
バリアダイオード素子SBDのn゛型半導体領域24は
、順方向バイポーラトランジスタTr1のn型エミッタ
領域であるn型半導体領域14と一体に構成される。こ
のショットキーバリアダイオード素子SBDは、シール
ド構造で構成される。つまり、ショットキーバリアダイ
オード素子SBDは、p型半導体領域13及びp゛型半
導体領域11でn゛型半導体領域24(カソード領域)
を取り囲むように構成される。このシールド構造は、耐
α線ソフトエラー強度を高めることができる。
前記ショットキーバリアダイオード素子SBDは、低抵
抗R,を通して順方向バイポーラトランジスタTr、の
n型コレクタ領域(電荷蓄積部)に接続される。低抵抗
RLは、順方向バイポーラトランジスタTr1のn型エ
ミッタ領域であるn型半導体領域14で構成される。
メモリセルの高抵抗R4は、p−型半導体領域12で構
成される。このp−型半導体領域12は、突出状島領域
4のn゛型エピタキシャル層3の主面部に設けられる。
前記シールド構造のSBD付抵抗抵抗切換型メモリセル
方向バイポーラトランジスタTr、は、同第1図に示す
ように、n型エミッタ領域、p型ベース領域、n型コレ
クタ領域を順次配列した縦構造で構成される。この順方
向バイポーラトランジスタTr2のn型エミッタ領域は
、フリップフロップ回路を構成する他の順方向バイポー
ラトランジスタTr、のn型エミッタ領域と結合されて
いる。
順方向バイポーラトランジスタTr2は、p−型半導体
基板1とn”型エピタキシャル層3との間に設けられた
埋込型のn゛型半導体領域2の主面上、すなわち、n−
型エピタキシャル層3の活性領域に形成された突出状島
領域(凸状島領域)4の主面部に構成される。
前記順方向バイポーラトランジスタTr、のn型コレク
タ領域と前記埋込型のn゛型半導体領域2との間には、
p型ポテンシャルバリア領域が設けられる。p型ポテン
シャルバリア領域は、p′″型半導体基板1内に入射し
たα線で発生する少数キャリアを遮蔽する作用を有し、
主にn型コレクタ領域の底部に設けられたp゛型半導体
領域9及びn型コレクタ領域の側面に設けられたp型半
導体領域11で形成されている。前記埋込型のn゛型半
導体領域2は、第3A図に示すように、例えば101g
〜10 ” ’ [atoms/c1]程度の不純物濃
度で形成され。
n−型エピタキシャル層3の表面から深さ方向に向って
約1.0−1.6[μml程度の位置にピーク値を有す
る。
n型コレクタ領域は、n型半導体領域10及びn゛型半
導体領域24で構成される。n型半導体領域10及びn
゛型半導体領域24は、突出状島領域4のn−型エピタ
キシャル層3の主面部に設けられる。n型半導体領域1
0は、真性コレクタ領域として使用され、n−型エピタ
キシャル層3に比べて高い不純物濃度で形成される。例
えばn型半導体領域10は、10” [atoms/a
m’ 1程度の不純物濃度で形成され、n°型エピタキ
シャル層3の表面から深さ方向に向って約0.6[μm
l程度の位置にピーク値を有する。 n”型半導体領域
24はコレクタ電位用げ用半導体領域として使用される
p型ベース領域は、グラフトベース領域であるp・型半
導体領域11及び真性ベース領域であるp型半導体領域
18で構成される。p型半導体領域18は、突出状島領
域4のn“型エピタキシャル層3の主面部に設けられる
 p+型半導体領域11は、突出状島領域4の側壁具体
的には肩部分においてn−型エピタキシャル層3の主面
部に設けられる。
前記順方向バイポーラトランジスタTr、のグラフトベ
ース領域であるP゛型半導体領域11には、前記順方向
バイポーラトランジスタTr、と同様に突出状島領域4
の側壁の素子間分離絶縁膜5に形成されたベース開口7
を通してベース引出用電極8の一端が接続され、このベ
ース引出用電極8を介在させてアルミニウム配線26が
接続される。同様に順方向バイポーラトランジスタTr
2は、SIC05g造で構成される。
前記順方向バイポーラトランジスタTr、の真性ベース
領域であるP型半導体領域18はエミッタ開口17の形
成前に、n型の不純物をイオン打込み法で活性島領域4
のn−型エピタキシャル層3の主面部に導入して形成さ
れる。このp型半導体領域18は、第3A図に示すよう
に、例えば1017〜1゜” [atoms/a1]程
度の不純物濃度で形成され、n型エピタキシャル層3の
表面から深さ方向に向って約0.2〜0.3[μm]程
度の位置にピーク値を有する。p型半導体領域18は、
不純物濃度のピーク値をn型エミッタ領域のn゛型半導
体領域2oの底部の接合部分に設定する。つまり、p型
半導体領域18は、n型エミッタ領域とのpn接合部の
不純物濃度勾配が最も急峻になるように形成される。
n型エミッタ領域は、n゛型半導体領域2oで形成され
ている。n゛型半導体領域2oは、前記突出状島領域4
に形成されたP型ベース領域(p型半導体領域18)の
主面部に設けられる。
第1図に示すように、前記順方向バイポーラトランジス
タTr2のn型エミッタ領域であるn゛型半導体領域2
0には、前記順方向バイポーラトランジスタTr、と同
様に分離絶縁膜16で形成されたエミッタ開口17を通
してエミッタ引出用電極19が接続される。n・型半導
体領域20は、エミッタ開口17で規定された領域内に
おいて、エミッタ引出用電極19に導入されたn型不純
物をp型ベース領域の真性ベース領域であるP型半導体
領域18にドライブイン拡散することにより形成される
。このエミッタ引出用電極19には図示しないがベース
引出用電極8と同様に接続孔23を通してアルミニウム
配線26が接続される。このn゛型半導体領域20は、
第3A図に示すように、例えば1019〜10 ” [
atoms/c1]程度の不純物濃度で形成され、n−
型エピタキシャル層3の表面から深さ方向に向って約0
.1[μ耐程度の位置にピーク値を有する。
前記第1図に示すように、前記順方向バイポーラトラン
ジスタTr、のn型コレクタ領域であるが型半導体領域
24には、接続孔23を通してアルミニウム配線26が
接続される。このn°型半導体領域24は、接続孔23
で規定された領域内において、n型の不純物を例えばイ
オン打込み法でn−型エピタキシャル層3の主面に導入
することにより形成される。
前記順方向バイポーラトランジスタTrオのn型コレク
タ領域のn型半導体領域10、p型ポテンシャルバリア
領域のP“型半導体領域9の夫々はほぼ同一製造工程に
より形成されている。前記p型ポテンシャル領域のp゛
型半導体領域9は、P型半導体領域基板1の活性領域の
主面部に前記埋込型のn・型半導体領域2を形成し、n
−型エピタキシャル層3を成長した後、n−型エピタキ
シャル層3の活性領域の主面部にp型の不純物をイオン
打込み法で導入することにより形成される。このp・型
半導体領域9は、第3A図に示すように、例えば101
7〜l O” [atoms/c1コ程度の不純物濃度
のB(又はB F、)で形成され、n−型エピタキシャ
ル層3の表面から深さ方向に向って約0,7〜0.9[
μm]程度の位置にピーク値を有する。
前記n型コレクタ領域のn型半導体領域10は、前記p
型ポテンシャルバリア領域のp・型半導体領域9の形成
後(又は形成前)に、n−型エピタキシャル層3の活性
領域の主面部にn型の不純物をイオン打込み法で導入す
ることにより形成される。このn型半導体領域10は、
前述の条件で形成される。
このn型半導体領域10は、前述したように、p型ベー
ス領域のグラフトベース領域であるp゛型半導体領域1
1及びp°型半導体領域9で構成されるP型ポテンシャ
ルバリア領域で周囲を取り囲むように構成される。つま
り、n型コレクタ領域のn型半導体領域10は、シール
ド構造で構成される。このシールド構造は、埋込型のn
゛型半導体領域2やp−型半導体基板1にα線で発生し
た少数キャリアがSBD付抵抗抵抗切換型メモリセル報
蓄積ノード部(n型半導体領域10)に浸入することを
遮断することができるので、耐α線ソフトエラー強度を
高SBD付抵抗抵抗切換型メモリセルするメモリLSI
において、前記SBD付抵抗抵抗切換型メモリセル型エ
ミッタ領域(n型半導体領域10〉が結合された側のバ
イポーラトランジスタTr2を順方向で構成し、この順
方向バイポーラトランジスタTr、のn型コレクタ領域
の周囲にポテンシャルバリア領域(p”型半導体領域9
)を構成する。この構成により、順方向バイポーラトラ
ンジスタTr、は、P型ベース領域であるp型半導体領
域18とn型エミッタ領域であるn゛型半導体領域20
とのpn接合部の不純物濃度勾配を、前記p型ベース領
域であるp型半導体領域18とn型コレクタ領域である
n型半導体領域10とのpn接合部の不純物濃度勾配に
比べて大きく設定することができるので、n型エミッタ
領域からn型コレクタ領域に向って電子に加速電界を掛
けることができ、ベース遮断周波数を向上することがで
きると共に、ポテンシャルバリア層のp+型半導体領域
9により埋込型のn゛型半導体領域2やp−型半導体基
板1にα線の入射で発生した少数キャリアをSBD付抵
抗抵抗切換型メモリセル報蓄積ノード部(n型半導体領
域10)に浸入することを遮蔽することができるので、
誤動作を防止し信頼性を高めることができる。
また、前記順方向バイポーラトランジスタTr。
は、順方向バイポーラトランジスタTr1と同様に。
n型エミッタ領域、P型ベース領域の夫々をn−型エピ
タキシャル層3のn型コレクタ領域に比べて浅い領域に
形成し、かつ製造プロセスの終段側でアニール工程が少
ないので、前記n型エミッタ領域とp型ベース領域との
pn接合部の不純物濃度勾配の高め、ベース遮断周波数
特性のばらつきを低減できる。
以上1本発明者によってなされた発明を前記実施例に基
づき具体的に説明したが5本発明は、前記実施例に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは勿論である。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
エミッタ結合型メモリセルで構成されるメモリLSIを
有する半導体集積回路装置において、前記メモリL S
 Iの耐α線ソフトエラー強度を向上することができる
と共に、高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例である半導体集積回路装置
の要部断面図、 第2図は、前記半導体集積回路装置に搭載されたメモリ
LSIを構成するシールド構造のSBD付抵抗抵抗切換
型メモリセル価回路図。 第3A図及び第3B図は、前記SBD付抵抗抵抗切換型
メモリセル成するバイポーラトランジスタの不純物濃度
分布図である。 図中、2・・・埋込型のn゛型半導体領域、4・・・突
出状島領域、Tr工・・・順方向バイポーラトランジス
タ。 11・・・グラフトベース領域のp2型型半体領域、1
3・・・真性ベース領域のp型半導体領域、20・・・
エミッタ領域のn゛型半導体領域、Trl・・順方向バ
イポーラトランジスタ、10・・・コレクタ領域のn型
半導体領域、18・・・ベース領域のp゛型半導体領域
、9・・・ポテンシャルバリア領域のp゛型半導体領域
、25・・・SBD素子、R,・・・高抵抗、RL・・
・低抵抗である。 第2図 第3B図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エミッタ結合型メモリセルを有する半導体集積回路
    装置において、前記メモリセルのエミッタが結合された
    バイポーラトランジスタを基板の主面からその深さ方向
    に向ってエミッタ領域、ベース領域、コレクタ領域の夫
    々を順次配列した縦構造で構成し、該バイポーラトラン
    ジスタのコレクタ領域と前記基板との間に少数キャリア
    に対するポテンシャルバリア領域を構成したことを特徴
    とする半導体集積回路装置。 2、前記バイポーラトランジスタは、基板の活性領域に
    形成された突出状島領域の表面側からその深さ方向に向
    ってエミッタ領域、ベース領域、コレクタ領域の夫々を
    順次配列し、この突出状島領域に形成された前記ベース
    領域の側壁にベース引出用電極を接続した構造で構成さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路
    装置。
JP1206787A 1989-08-11 1989-08-11 半導体集積回路装置 Pending JPH0371668A (ja)

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