JPH0369263A - ファクシミリ自動配信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はファクシミリ装置の印字手法に係り、特に受信
したファクシミリ電文を構内回線を介して任意の場所に
設置した印字装置へ出力するファクシミリ自動配信装置
に関する。

〔従来の技術〕

従来のファクシミ装置は一本の電話回線と接続し、ファ
クシミリ電文の受信及び印字を行う機構が一体となった
ものである。

しかし、例えば企業において、多人数に一台のファクシ
ミリ装置が設置されている場合など、受信ファクシミリ
の有無を随時チエツクし、届いていれば受取人に配布す
ることが必要である。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のファクシミリ装置は上記のように印字装置が一つ
しかないため、届いたファクシミリ電文を人間の手作業
で配る労力が多いという欠点がある。

通常、企業では専従者が定期的に受信したファクシミリ
電文の宛名を読み、ふりわけて各受取人に配布する。し
かし、その間隔により既に受信済のファクシミリ電文も
すぐに受取人に届がない場合もあり、受は取り時間が長
くなる原因にもなっている。さらに海外からの受信では
地域によっては回線の品質が悪い場所もあり、接続が悪
い場合はさらに受は取り時間は長くなる。

また、近年では企業の国際化が進み、ファクシミリの量
の増大も著しく、人間の手作業だけでは誤配信、受は取
り時間の増大の大きな原因となる。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のファクシミリ自動配信装置は、複数の電話回線
を収容し着信した回線をファクシミリ装置へ接続する集
線装置と、受信したファクシミリ電文に着信したチャネ
ル番号を付加するファクシミリ装置と、前記ファクシミ
リ電文を受信ファイルへ格納する電文蓄積手段と、受信
終了後に前記受信ファイルより格納したファクシミリ電
文を読み出し構内回線へ送信する電文配信手段と、受信
した電文を出力する印字装置とを備える。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す説明図である。同図に
おいてファクシミリ自動配信装置は、集線装置１．ファ
クシミリ装置２．電文蓄積手段３、電文配信手段４．ア
ドレス・テーブル５．受信ファイル６、構内回線７．印
字装置８より構成される。

集線装置１は複数の電話回線を収容し、着信した回線を
ファクシミリ装置２と接続し、同時に着信したチャネル
番号を渡す。ファクシミリ装置２は集線装置１と接続後
、受信するファクシミリ電文を伝送制御手順でいうブロ
ック毎に受信し、そのブロックの先頭に接続中のチャネ
ル番号を付加して電文蓄積手段３に渡す。そのデータ形
式を第２図（ｂ）に示す。

ここで、電文蓄積手段３．後述する電文配信手段４．ア
ドレス・テーブル５．受信ファイル６は一つの電子計算
機上で構成される手段である。アドレス・テーブル５は
ファクシミリ自動配信装置の初期設定時に作成され、電
子計算機の主記憶上に展開される。第３図はアドレス・
テーブル５の例を示す説明図である。これは集線装置１
の各チャネル番号と、印字装置７に付加されるプリンタ
・アドレスの対応をとったものである。これにより例え
ば、チャネル番号ＡＯＯＯに着信した場合、ファクシミ
リ電文はプリンタ・アドレスが１０である印字装置に出
力される事になる。このアドレス・テーブル５の内容を
修正する事により任意の印字装置８ヘファクシミリ電文
を印字する事が可能となる。

電文蓄積手段３はファクシミリ装置２より受けとった第
２図（ａ）の形式のデータに、第２図（ｂ）の様に通番
を付加して受信ファイル６に格納する。ここで通番とは
、ファクシミリ電文等毎に割りふった番号であり、ファ
クシミリ電文がブロック毎に分割して受信されるので、
受信ファイル６の中で複数ブロックのデータを一つのフ
ァクシミリ電文として認識するためのものである。

ファクシミリ電文を最後のブロックまで受信し受信ファ
イル６へ格納した後、電文配信手段４へ制御が移る。電
文配信手段４は受信ファイル６より同じ通番の第２図（
ｂ）のデータを読み出す。

このデータに付加されているチャネル番号とアドレス・
テーブル５により、出力光の印字装置のプリンタ・アド
レスが求まる。そして第２図（ｂ）のデータから通番及
びチャネル番号を取り去り、先に求めたプリンタ・アド
レスをデータに付加して第２図（Ｃ）の様な形式に変更
する。

さらに、電文配信手段４は上記のデータ（第２図（ｃ）
参照〉を構内回線７へ送信する。構内回線７に送られた
ファクシミリ電文はプリンタ・アドレスに対応した印字
装置８へ送られ印字される。

上記のファクシミリ自動配信装置はファクシミリ電文を
受信ファイルへ蓄積する方式であるので、再出力も可能
である。また、印字装置のどれかが故障しても、アドレ
ス・テーブルの内容を変更する事により印字装置を代替
する事も可能である。

〔発明の効果〕 本発明によれば、アドレス・テーブルを導入し受信した
ファクシミリ電文の自動配信を行う事により、受は取り
時間の短縮及び従来の手作業による誤配信を軽減できる
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の説明図、第２図はデータ形
式の説明図、第３図はアドレス・テーブルの例を示す説
明図である。 １・・・集線装置、２・・・ファクシミリ装置、３・・
・電文蓄積手段、４・・・電文配信手段、５・・・アド
レス・テーブル、６・・・受信ファイル、７・・・構内
回線、８・・・印字装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の電話回線を収容し着信した回線をファクシミリ装
   置へ接続する集線装置と、受信したファクシミリ電文に
   着信したチャネル番号を付加するファクシミリ装置と、
   前記ファクシミリ電文を受信ファイルへ格納する電文蓄
   積手段と、受信終了後に前記受信ファイルより格納した
   ファクシミリ電文を読み出し構内回線へ送信する電文配
   信手段と、受信した電文を出力する印字装置とを備える
   ことを特徴とするファクシミリ自動配信装置。