JPH0368265A - Ｉｓｄｎファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ｌ５ＤＮ（統合デジタル通信網Ｉｎｔｅｇｒ
ａｔｅｄ　５ｅｒｖｉｅｅ　Ｄｅｇｉｔｌ　ＮｅＬｗｏ
ｒｋ）回線を用いてファクシミリ通信を行うためのＩ　
ＳＤＮファクシミリ装置に関する。

従来の技術 典型的な先行技術は、第４図に示されている。

ファクシミリ通信を行うに当たり、発呼者はＣＣＩＴＴ
（電信電話諮問委員会〉規格の０４モード、すなわち高
速通信モードであるか、またはＧ３モード、すなわち低
速通信モードであるかを指定する必要がある。ステップ
ｍ１がらステップｍ２に移り、ファクシミリ手段に原稿
を挿入してセットし、ステップｍ３において相手番号を
キー人力し、次にステップｍ４において０４モードを指
定し、その後ステップｍ５においてスタートキーを操作
することによってステップｍ６では、Ｇ４モードで相手
の発呼が行われる。ステップｍ７において相手から応答
信号があったときには、ステップｍ８においてそのまま
Ｇ４モードでファクシミリ通信を行うことができるけれ
ども、相手から応答信号がないときには、ステップｍ９
において通信回線が遮断される。したがってオペレータ
は再び相手番号をステップｒｎ　３において入力し、ス
テップｍ４では、Ｇ３モード指定して、スタートキーを
ステップｍ５において操作し、こうしてステップｒｎ　
６では、Ｇ３モードで発呼を行うことができる。

発明が解決しようとする課題 このような第４図に示される先行技術では、オペレータ
が０４またはＧ３の各モードを選択するためのキー操作
が必要であり、操作が繁雑であり、操作性が悪い。

相手の端末機が０４モードでファクシミリ通信を行うこ
とができないときには、最初に６４モードで指定して発
呼したときには、Ｇ３モードを指定しな！３して再発呼
のための操１ヤをする必要があり、この点でもまた操作
が繁雑である。

また相手の端末機であるファクシミリ手段が、Ｇ４モー
ドとＧ３モードとの両モードでファクシミリ通信が可能
であるように構成されていても、オペレータが０３モー
ドを指定すると、その指定されたＧ３モードで発呼され
、Ｇ３モードでファクシミリ通信が行われる。したがっ
て６３モードを指定しファクシミリ通信を行ったときに
は、Ｇ４モードでファクシミリ通信を行うときに比べて
、通信時間が長くなり、通信料金がかさむことになる。

本発明の目的は、操作性が向上され、しかもできるだけ
高速通信モードで通信を行うことができるようにしたＩ
　ＳＤＮファクシミリ装置を提供することである。

課題を解決するための手段 本発明は、相手番号を送信する手段と、高速通信モード
と低速通信モードとでそれぞれ発呼する高速／低速通信
発呼手段と、 メモリと、 送信された相手番号とともに、発呼手段による高速通信
モードで発呼を行い、相手から高速通信モードでのファ
クシミリ通信が可能であることを表す応答信号があった
とき、高速通信モードでファクシミリ通信を行い、メモ
リに、送信された相手番号に対応して高速通信モードで
ファクシミリ通信が可能であることを表す情報をストア
し、相手から高速通信モードでの前記応答信号がないと
き、次に、発呼手段による低速通信モードで発呼を行い
、相手から低速通信モードでのファクシミリ通信が可能
であることを表す応答信号があったとき、低速通信モー
ドでファクシミリ通信を行い、メモリに、送信された相
手番号に対応して低速通信モードでファクシミリ通信が
可能であることを表す情報をストアし、その後、相手と
のファクシミリ通信時に、メモリのストア内容を読出し
て、そのストアしてある高速または低速通信モードでの
ファクシミリ通信を行う手段とを含むことを特徴とする
Ｉ　ＳＤＮファクシミリ装置である。

作　　用 本発明に従えば、相手番号を送信する際に、まず高速通
信モードで発呼を行い、これによって相手からその高速
通信モードでのファクシミリ通信が可能であることを表
す応答信号が受信されたときには、その高速通信モード
でファクシミリ通信を行う、したがって通信時間の短縮
を行うことができ、通信料金を低減することができる。

この高速通信モードで発呼を行ったとき、相手から応答
がないときには、次に低速通信モードで発呼を行い、そ
の低速通信モードでのファクシミリ通信が可能であるこ
とを表す応答信号があったとき、低速通信モードでファ
クシミリ通信を行う。

こうして高速通信モードと低速通信モードとが自動的に
この順序で発呼されることができるので、操作性が向上
される。

高速通信モードというのは、たとえばＧ４モードであり
、低速通信モードというのは、たとえばＧ３モードであ
る。このような高速通信モードと低速通信モードとは、
通信速度、すなわち伝達能力が大小にそれぞれ差がある
モードであればよい。

また本発明では、メモリが設けられ、このメモリには、
送信された相手番号に対応して、ファクシミリ通信が可
能な高速通信モードまたは低速通信モードに関する情報
がストアされる。したがって−旦、相手とのファクシミ
リ通信が行われた後には、そのメモリにストアされてい
る内容を読出してそのストアしてある高速または低速通
信モードでファクシミリ通信を行うようにしたので、上
述のように高速または低速通信モードの設定をオペレー
タが行う必要がないのは勿論、動作が簡略化され、通信
時間の短縮を図ることが可能となる。

実施例 第１１２１は、本発明の一実施例のブロック図である。

マイクロコンピュータなどによって実現される処理口Ｆ
＃ｒ１は、Ｉ　ＳＤＮ回線２に接続され、■ＳＤＮによ
るファクシミリ通信を行うことができる６発呼すべき複
数の各相手に対応してワンタッチキー３が設けられる。

また相手番号を入力して指定するためなどに、０〜９の
置数キー４が設けられる。ファクシミリ手段５は、Ｇ４
モードおよびＧ３モードでのファクシミリ通信が可能で
あり、原稿がセソトされたことを検出する検出素子６が
備えられ、そのファクシミリ通信を開始するために、＠
作させるスタートキー７が備えられる。

各ワンタッチキー３に個別的に対応して、相手の番号が
処理回路１に接続されたメモリ８にストアされている。

したがってワンタッチキー３を操作することによって、
相手番号で発呼することができる。

スタート・キー７は、相手番号を置数キー４を用いて入
力指定するときなどに用いられる。

第２ｒｌＮは、メモリ８のストアされている登録内容を
示す図である。相手番号に対応してワ〉・タッチキー３
が設けられ、各ワンタッチキー３に対応して相手番号が
ストアされる。この相手番号に個泗的に対応して、通信
モード、すなわちＧ４モードまたはＧ３モードをストア
する領域が準備される。

第３ｒ２Ｉを参照して、ファクシミリ通信の動作を説明
する。ステップｎ　１においてファクシミリ手段５に送
信すべき原稿を挿入してセットすると、そのことが検出
素子６によって検出される。そこで次にステップｎ３２
に移り、送信すべき相手の番号を置数キー４の操作によ
って操作して入力し、次にステノブｒ＋　２　ａでスタ
ートキー７を操作することによって、置数キー４の操作
によって入力された相手番号が指定される。このような
相手番号を置数キー１１とスタートキー７との操作によ
って入力指定する代りに、ステップｎ２ｂに示されるよ
うにワンタッチキー３を操作してもよい、ワンタッチキ
ー３に個別的に対応してメモリ８には、相手番号が予め
ストアされ、登録されている。

ステップｎ３では、相手番号が入力指定されると、メモ
リ８の内容、すなわち相手番号に対応した通信モードの
ストア領域の内容が読出される。

ステップｎ４において、メモリ８に相手番号に対応して
通信モードがストアされていないものと判断されると、
ステップｎ　９に移り、入力指定された相手番号に、ま
ず、高速通信モードであるＧ４モードで発呼を行う、ス
テップｎｌＯでは、このＧ４モードでのファクシミリ通
信が可能であることを表す応答信号が受信されたかどう
かを判断する。この相手からの応答信号があれば、ステ
４ンブｒ１１１において６４モードでファクシミリ通信
を行う、これと同時に、メモリ８には、その入力指定さ
れた相手番号が６４モードでファクシミリ通信が可能で
あることを表す情報をストアする。

ステップｎｌＯにおいて相手から０４モードでのファク
シミリ通信が可能であることを表す応答信号が受信され
ないものと判断されたときには、ステップｎ３１２に移
り、その入力指定された相手番号に、次に、低速通信モ
ードであるＧ３モードで発呼を行う、ステップｎ１３で
は、相手からこのＧ３モードでファクシミリ通信が可能
であることを表す応答信号が受信されるかどうかが判断
される。Ｇ３モードの応答信号が受信されると、ステッ
プｎ１４においてそのＧ３モードでファクシミリ通信を
行う。これと同時にその相手番号に対応したメモリ８の
通信モードのストア領域には、Ｇ３モードでファクシミ
リ通信が可能であることを表す＋？を報をストアする。

なおステップｎ１５において、メモリ８の通信モードの
ストア領域の登録内容を変更する必要があるとき、すな
わち最初に６４モードを表す情報がストアされていると
きには、Ｇ３モードで通信可能であることを表す情報を
ストアして変更する。

ステップｎ１３において相手が０３モードのファクシミ
リ通信が可能であることを表す応答信号が受信されない
ものと判断したときには、ステップｎ１６に移り、Ｉ　
ＳＤＮ回線の通信を遮断する。

このようにして、相手番号に対応した通信モードがメモ
リ８において最初のファクシミリ通信にストアされる。

その後、同一の相手に対してファクシミリ通信を行う際
には、ステップｎ４においてその相手番号に対応して通
信モードがストアされているので、そのことが判断され
、ステップｎ５に移り、通信モードが０４モードである
かどうがが判断され、Ｇ４モードであれば、ステップｎ
６で０４モードでのファクシミリ通信が行われる。ステ
ップｎ５において相手番号に対応した通信モードが６４
でないときには、ステップｎ７に移り、Ｇ３モードであ
るかが判断され、Ｇ３モードであれば、ステップｎ４７
　ａに移り、Ｇ３モードでファクシミリ通信を行う、ス
テップｎ７においてＧ３モードでないことが判断される
と、ステップｎ７ｂにおいてＩ　ＳＤＮ回線を遮断する
。ステップｎ８では、他のファクシミリ通信のための受
信待機状態となっている。

Ｇ４モードでファクシミリ通信を行うとき、その伝達能
力は、６４　ｋｂｐｓで非制限デジタルで発呼を行い、
Ｇ３モードでファクシミリ通信を行うときには、３．１
ｋＨｚオーデイオで発呼を行う。

相手番号の入力指定のために、いわゆる短縮キーを操作
し、さらに相手を特定するための１または複数桁の数値
キーを操作し、このようにして１または複数桁の数値キ
ーに対応した相手番号を指定して発呼を行うようにして
もよい。

上述の実施例では、Ｇ４モードとＧ３モードとが用いら
れたけれども、通信伝達能力が相互に異なるその他の通
信モードが用いられてもよい。

発明の効果 以上のように本発明によれば、相手の発呼時に、まず高
速通信モードで発呼を行い、これによって高速通信モー
ドでの通信が可能であれば、そのままファクシミリ通信
を行い、その高速通信モードでのファクシミリ通信が不
可能ならば、次に低速通信モードでの発呼を行うように
したので、可及的に通信時間を短縮して通信料金の低減
を図り、しかも操作を簡略化することができるようにな
る。

さらにまた本発明によれば、メモリには、相手とのファ
クシミリ通信が可能な高速または低速通信モードに間す
る情報がストアされるので、−旦ファクシミリ通信を行
った後には、そのメモリのストア内容を読出し、モード
設定することができ。

これによって演算動作を簡略化することができ、したが
って通信時間の短縮を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の全体のブロック図、第２図
はメモリ８のストア内容を説明するための図、第３図は
ファクシミリ通信動作を説明するためのフローチャート
、第４図は先行技術の動作を説明するためのフローチャ
ートである。 １・・・処理回路、２・・・Ｉ　ＳＤＮ回線、３・・・
ワンタッチキー、４・・・置数キー　５・・・ファクシ
ミリ手段、８・・・メモリ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 相手番号を送信する手段と、 高速通信モードと低速通信モードとでそれぞれ発呼する
   高速／低速通信発呼手段と、 メモリと、 送信された相手番号とともに、発呼手段による高速通信
   モードで発呼を行い、相手から高速通信モードでのファ
   クシミリ通信が可能であることを表す応答信号があった
   とき、高速通信モードでファクシミリ通信を行い、メモ
   リに、送信された相手番号に対応して高速通信モードで
   ファクシミリ通信が可能であることを表す情報をストア
   し、相手から高速通信モードでの前記応答信号がないと
   き、次に、発呼手段による低速通信モードで発呼を行い
   、相手から低速通信モードでのファクシミリ通信が可能
   であることを表す応答信号があったとき、低速通信モー
   ドでファクシミリ通信を行い、メモリに、送信された相
   手番号に対応して低速通信モードでファクシミリ通信が
   可能であることを表す情報をストアし、その後、相手と
   のファクシミリ通信時に、メモリのストア内容を読出し
   て、そのストアしてある高速または低速通信モードでの
   ファクシミリ通信を行う手段とを含むことを特徴とする
   ＩＳＤＮファクシミリ装置。