JPH0367963A - 多室形空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は１台の室外ユニットに対し、複数台の２　＼ 室内ユニットを接続した多室形空気調和機に関するもの
である。

従来の技術 従来、この種の多室形空気調和機は、１台の室外ユニッ
トに対し、複数の室内ユニットを冷媒配管で接続したも
のである。これを第２図に示して説ＦＶ′１する。すな
わち、室外ユニット１の内部に圧縮機２．冷媒の流路を
切換える四方弁３．室外熱交換器４．冷媒の絞り機構む
よび冷房運転時の冷媒閉鎖用となり、冷媒流量制御用の
電子式膨張弁１１．１２．１３を設けている。前記圧縮
機２ば、各室内ユニソ）１４，１５．１６からの運転指
令により駆動し、圧縮機２より吐出した冷媒は前記四方
弁３を通り暖房運転時は前記各室内ユニット１４．１６
．１６に送られて凝縮され、前記電子式膨張弁１１．１
２．１３により減圧されて、前記室外熱交換器４により
熱交換を行い、四方弁３を介して圧縮機２に戻るという
ザイクルを形成している。この暖房時において＠副電子
式膨張弁１１．１２．１３は各室内ユニット１４，１５
゜１６に対応して設けて釦シ、各室内ユニット１４゜１
５．１６のうち、運転しようとする室内ユニノドは運転
命令を室外ユニット１に指令際に、前記運転の室内ユニ
ットより、膨張弁制御装置１０に信号線１８を介して指
令される。この膨張弁制御装置１０は、一定時間毎に受
液器６よシ細管６を介して圧縮機２に導出した吸込管９
に飽和温度を検出する飽和温度センサー８と、吸込温度
を検出する吸込温度センサー７とを検出して、この両温
度センサー７．８の温度差により、温度會サンプリング
し、信号線１７によりその温度差に応じた電子式膨張弁
１１．１２．１３の開度を調節していた。また暖房時停
止している室内ユニットに対応する電子式膨張弁の開度
は、完全に閉鎖しない程度開くように信号線１７ａ、１
７ｂに膨張弁制御装置１０より送信してかり、停止中の
室内ユニットの冷媒を回収していた。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、停止中の室内ユニットにも
暖房運転時は冷媒が少量ながら流れて紗り、尚かつ停止
中の室内ユニットに対応する電子式膨張弁は閉鎖しない
程度開いているために、膨張弁制御装置１０より運転命
令を指令されることにより室内ユニットに対応する電子
式膨張弁が、大量の冷媒を減圧する際の流通音と、停止
中の室内ユニットに対応する電子式膨張弁が発生させる
流通音が、この冷媒を通して停止中の室内ユニットに伝
達され、騒音の増幅とともに独特の音となって耳障９と
なるという課題を有していた。

本発明はこのような課題を解決するもので、暖房運転時
の停止中の室内ユニットから発生する冷媒音の消去を目
的とするものである。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、１台の室外ユニッ
トに対し、複数台の室内ユニットを接続し、前記室外ユ
ニット内に冷媒圧縮用の圧縮機と、冷房時と暖房時の冷
媒流路を切換える四方弁と、室外？、７）交換器と、受
液器より導出し、吸込管に接続するとともに、この受液
器より各室内機に対応した電子式膨張弁と、この電子式
膨張弁の暖房時入口側となる方に、少なくとも能力に影
響なく、冷媒流速の音を消去する消音用細管とを備え、
前記各室内機からの信号により、吸込管に取着した吸込
温度センサーお・よび飽和温度センサーとの温度を取込
み、膨張弁制御装置を介して前記各′電子式膨張弁を制
御するようにした多室形空気調和機の制御構成としたも
のである。

作　　　用 この構成によシ、暖房運転時に電子式膨張弁によう減圧
される際に発生する冷媒流通音は、停止中の室内ユニッ
トへ冷媒を通して伝達される前に、消音用細管により消
音されることとなり、停止中の室内ユニットより冷媒音
が発生することを防止することとなる。

実施例 以下本発明による一実施例を第１図にもとづいて説明す
る。第１図にかいて、室外二ニット１９の内部に圧縮機
２０．冷媒の流路を切換える四方弁２１．室外熱交換器
２２．冷媒の絞シ機構ち・よび冷房運転時の冷媒閉鎖用
となり、冷媒流量制御用となる電子式膨張弁２９，３０
．３１が設けられている。この電子式膨張弁２９．３０
　、３１は各室内ユニッ）３５．３６．３７に対応して
備えられ、例えば室内ユニット３６が暖房運転命令を出
し、他の室内ユニソ）３６．３７が停止の場合、室内ユ
ニツ）３６．３７に対応する電子式膨張弁２９．３０は
、室内ユニット３６．３７内に溜り込む冷媒を回収する
ために、閉鎖しない程度だけ開くように、膨張弁制御装
置２８に信号出力し、前記膨張弁制御装置２８より、使
用していない室内ユニソ）３６．３７に対応している電
子式膨張弁２９．３０に信号線２９ａ、３０ａを通して
出力信号を送シ、停止した室内機３６．３７の冷媒の溜
υ込みを防止するために閉鎖しない程度に電子式膨張弁
２９，３０を開いている。また前記電子式膨張弁２９．
３０．３１の暖房時入口側となる回路上には電子式膨張
弁２９，３０，３１に向って徐々に流速を下降させ、か
つ徐々に減圧し、能力に影響の出ない程度に設けられた
消音用細管３２．３３．３４を備えている。一方１）Ｉ
Ｊ記膨張ノ「制御装置２８に取込１れ、一定時間毎に受
液器２３より細管２４を介し、圧縮機２０に導出した吸
込管２７に飽和温度を検出する飽和温度センサー２６と
、冷暖房時吸込温度を検出する吸込温度センサー２６を
検出して、この両温度センサー２５．２６の温度差によ
り、信号線２９ａ、３０ａ、３０ｂにより電子式膨張弁
２９，３０．３１の開度を調節するように送信している
のである。

上記構成にむいて、暖房運転を、例えば室内ユニノド３
５を運転することによシ、信診線３８を通して膨張弁制
御装置２８に出力し、この膨張弁制御装置２８では、吸
込温度センサー２５と飽和温度センサー２６を検出しな
がら信号線３１ａよシミ子犬膨張弁３１を制御する。一
方、他の室内ユニッ）３６．３７は停止中であるから、
冷媒の溜り込みをなくす必要がある。そこで膨張弁制御
装置２８よシ倍号線２９ａ　、３０ａを通して電子式膨
張弁２９，３０を少し開口するように制御される。すな
わち消音用細管３２．３３で、能力に影響のない程度に
開口された状態で、室内ユニッ）３６．３７の冷媒は消
音用細管３２．３３でその流速を抑制しながら、電子式
膨張弁２９．３０を通り、このとき前記消音用細管３２
．３３によって、流媒流が整流され、冷媒音が停止中の
室内ユニットに伝わることを防止するのである。

発明の効果 前記実施例の説明よシ明らかなように本発明は、電子式
膨張弁の暖房時の上流側に、能力の影響の出ない程度の
消音用細管を設けるようにしたから、暖房運転時の運転
室内ユニノドに対応した電子式膨張弁が冷媒を減圧する
際に発生させる冷媒流通音が、停止中の室内ユニットに
伝わることを防止するとともに、停止中の室内ユニット
より消音用細管を通して減圧による冷媒流通音が発生す
ることがなくなシ、運転中の室内ユニットと停止中の室
内ユニットの互いに係わる冷媒流通音の耳障シ感は解消
し、特に閑静な住宅地や、寝室などに釦いても安心して
使用できるという効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による多室形空気調和機の冷
凍ザイクル図、第２図は従来の多室形空気調和機の冷凍
サイクル図である。 １９・・・・・・室外ユニット、２０・・・・・・圧縮
機、２１・・・四方弁、２２・・・・・・室外熱交換器
、２３・　・・受液器、２５・・・・・・吸込温度セン
サー、２６・・・・・飽和温度センサー、２８・・・・
・・膨張弁制御装置、２９゜３０．３１・・・・電子式
膨張弁、３２　、３３　、３４・・・・・・消音用細管
３５．３６．３７・・・・・・室内機。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １台の室外ユニットに対し、複数台の室内ユニットを接
   続し、前記室外ユニット内に冷媒圧縮用の圧縮機と、冷
   房時と暖房時の冷媒流路を切換える四方弁と、室外熱交
   換器と、受液器より導出し、吸込管に接続するとともに
   、この受液器より各室内機に対応した電子式膨張弁と、
   この電子式膨張弁の暖房時入口側となる方に少なくとも
   能力に影響なく、冷媒流速の音を消去する消音用細管と
   を備え、前記各室内機からの信号により、吸込管に取着
   した吸込温度センサーおよび飽和温度センサーとの温度
   を取込み、膨張弁制御装置を介して前記各電子式膨張弁
   を制御するようにした多室形空気調和機。