JPH036575Y2 - - Google Patents

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JPH036575Y2
JPH036575Y2 JP2286186U JP2286186U JPH036575Y2 JP H036575 Y2 JPH036575 Y2 JP H036575Y2 JP 2286186 U JP2286186 U JP 2286186U JP 2286186 U JP2286186 U JP 2286186U JP H036575 Y2 JPH036575 Y2 JP H036575Y2
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pallet
hanger
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pipe
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【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、ワークや部品等を載せたパレツトを
搬送する装置に関するものである。
<従来の技術> ワーク等を載せたパレツトを搬送する装置で、
第5図に示す床面から所要高さに配置されたガイ
ドレール1に沿つて自動走行する搬送機2と一体
のハンガー3に、直立したガイドボール6によつ
て案内され昇降動するリフタ7でパレツト5を床
面上より持ち上げてパレツト3の開閉アーム4
a,4bに支持させる搬送装置がある。
<考案が解決しようとする問題点> 上記従来装置では、パレツト5を支持して吊り
下げるハンガー3は一対の開閉アーム4a,4b
によるものであるため、開閉アーム4a,4bの
開口を許容する周囲のスペースを必要とする。ま
た、開閉アーム4a,4bで把持されるパレツト
5は、開閉アーム4a,4bでパレツト5の下面
を支持するのみであるため、パレツト5上のワー
ク等の重量配分が片寄つていたり、走行中の慣性
でワーク位置がずれたりするとハンガー3が揺動
し、パレツト5あるいはパレツト5上のワーク等
が落下する恐れがある。従つて、ハンガー3の走
行スピードは遅速に抑えられ、スピードアツプす
ることができない。
さらには、パレツト5をハンガー3に対し昇降
動させるリフター7は、開閉アーム4a,4bの
爪の間を貫通させなければ、パレツト5の下面を
開閉アーム4a,4bの爪に支持させることがで
きない。従つて、リフター7の幅、すなわち、パ
レツト5を支持する面の幅寸法は開閉アーム4
a,4bの爪間の寸法より狭くしなければなら
ず、パレツト5の支持面積が狭いためパレツト5
を不安定に昇降動させる不具合がある。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、上記従来の問題点を解決したもの
で、その構成は、パレツトと、このパレツトを吊
り下げて走行搬送するハンガーと、パレツトを地
上とハンガーとの間で昇降動するリフターとの組
合せよりなり、前記ハンガーは、高所のガイドレ
ールに沿つて走行移動する搬送機に少くとも一対
のハンガーシヤフトが鉛直軸線方向に並列して固
定され、このハンガーシヤフトの下部にロツク溝
を備えており、前記パレツトはその上面の前記ハ
ンガーシヤフトと対応する位置にハンガーシヤフ
トが挿入されるパレツトパイプが直立して固定さ
れ、このパレツトパイプに前記ハンガーシヤフト
のロツク溝と対応する開口窓と、この開口窓を介
して前記ロツク溝に係脱し常に係合方向にスプリ
ングによつて付勢され、かつ操作レバーを備えた
ロツク爪とを設け、前記リフターは、その上面に
前記ロツク爪の操作レバーに弾機的に当接してロ
ツク解除させるロツク爪操作装置を操作レバーと
当接する位置と操作レバーより離間する位置に切
替えるよう進退移動可能に設置されているもので
ある。
<作用> 本考案は、パレツトをハンガーシヤフトに取付
ける場合は、リフター上にあるロツク爪操作装置
を後退端位置に切替えて操作レバーより離間した
状態でパレツトをリフター上に載せてリフターを
上昇動させる。これにより、パレツト上のパレツ
トパイプにハンガーシヤフトが挿入し、自動的に
ロツク爪がロツク溝に係合してパレツトがハンガ
ーシヤフトに吊り下げられる。
ハンガーシヤフトに吊り下げられているパレツ
トを取り外す場合は、ロツク爪操作装置を前進端
位置に切替えてリフターを上昇させる。これによ
り、リフターがハンガーシヤフトに吊り下げられ
ているパレツトを支持した後にロツク爪操作位置
が操作レバーに当接してロツク爪をロツク溝より
係合を解脱され、ハンガーシヤフトとパレツトと
が切り離される。
<実施例> 以下本考案の実施例を第1図乃至第5図に基づ
いて説明する。第1図及び第2図において、10
はハンガー13を走行案内するガイドレールであ
る。このハンガー13は、前記ガイドレール10
に沿つて走行移動する搬送機11と、この搬送機
11に鉛直軸線方向に並列して固定された少くと
も一対のハンガーシヤフト12とによつて構成さ
れている。そして、ハンガーシヤフト12の下部
には第4図で示すようにロツク溝19が設けられ
ている。
14はワークW等を載せるパレツトである。こ
のパレツト14には、その上面に前記ハンガーシ
ヤフト12と対応する位置でパレツトパイプ15
が直立して固定されている。このパレツトパイプ
15はハンガーシヤフト12の挿入を可能とする
内径寸法であり、上端の開口部はハンガーシヤフ
ト12の挿入を案内するようラツパ状に拡開成形
されている。また、パレツトパイプ15には第3
図及び第4図で示すように、ハンガーシヤフト1
2のロツク溝19と対応する開口窓20が開設さ
れ、パレツトパイプ15の外径面に前記開口窓2
0を介して前記ロツク溝19に係脱するロツク爪
21が枢軸22により回動可能に枢着されてい
る。このロツク爪21は圧縮又は引張の何れかの
スプリング23により常にロツク溝19への係合
方向に回動力が付勢され、また係合を解除するた
めの操作レバー24が一体に形成され、その先端
にカムフオロア25が設けられている。
16は前記パレツト14を床面上とハンガー1
3との間で昇降動させるリフターである。このリ
フター16は第4図で示すように昇降作動用モー
タ35が備えられ、床面上より直立するガイドポ
スト17のラツクにピニオンが噛合されている。
また、リフター16上には前記ロツク爪21をロ
ツク解除させるロツク爪操作装置18が設置され
ている。このロツク爪操作装置18の構成を第3
図及び第4図によつて説明する。リフター16上
に載せられたパレツト14のパレツトパイプ15
と対応する位置のリフター16上面にパレツトパ
イプ15の軸線に対し直交する方向にレール26
を固設し、このレール26にスライダ27をパレ
ツトパイプ15に対し近接並びに離間するよう進
退移動可能に案内する。このスライダ27上にパ
レツトパイプ15と平行な軸線の鉛直方向にシリ
ンダ31を固設し、シリンダ31内にロツド32
を昇降動可能に嵌挿する。このロツド32の上端
にはカムプレート33が一体に設けられ、カムプ
レート33とシリンダ31との間にロツド32を
常に上昇端に押動するスプリング34が介在され
ている。さらに、前記レール26の後端近傍のリ
フター16上に切替ハンドル28が回動可能に枢
支され、この切替ハンドル28とシリンダ31と
をリンク29にて連結している。30は一対のシ
リンダ31を同期連動して進退作動するための同
期作動軸である。
第4図において、36はリフター16の下降を
検知するリミツトスイツチであり、37はパレツ
ト14の載置状態を確認する近接スイツチを示
す。
次に、上記構成よりなる本考案の動作を第5図
A〜Dを加えて説明する。
パレツト14をハンガー13に取り付ける場合
には、シリンダ31を第5図Dで示すように後退
端に移動する。従つて、リフター16上に載置さ
れたパレツト14のロツク爪21の操作レバー2
4はカムプレート33には当接されず、ロツク爪
21はスプリング23によつて開口窓20よりパ
レツトパイプ15内に侵入位置し、ロツク可能な
状態に保持される。この状態でリフター16によ
りパレツト14を上昇動すると、パレツトパイプ
15内にハンガーシヤフト12が挿入し、ロツク
爪21がハンガーシヤフト12のロツク溝19に
自動的に係合ロツクされ、パレツト14はハンガ
ーシヤフト12に結合される。従つて、リフター
16を下降動することによりパレツト14はリフ
ター13に吊り下げられ搬送機11によつてガイ
ドレール10に沿つて所要の位置に搬送されるの
である。
一方、ハンガー13に吊り下げられているパレ
ツト14を下降動する場合は、シリンダ31を前
進端位置に切替えてリフター16を上昇動する。
これにより第5図Aで示すようにリフター16が
パレツト14に近づくとカムプレート33が操作
レバー24のカムフオロア25に当接し、操作レ
バー24がロツク解除方向に加圧されるが、パレ
ツト14の自重によつてスプリング34を圧縮し
てロツド32とシリンダ31とが相対移動するた
めロツク爪21は解除されない。
さらにリフター16が上昇しパレツト14をリ
フター16で支持して持ち上げると第5図Bで示
すように、カムプレート25は操作レバー24を
上昇動してロツク爪21をロツク溝19より係合
を解脱させる。このロツク解除の瞬間にロツド3
2のスプリング34のバネ力が操作レバー24の
下向きの力より強いため、操作レバー24を押し
上げてリフター16の上昇動が停止する。そし
て、このロツク解除状態のままでパレツト14は
リフター16と共に下降する。
リフター16の下降点においては、第5図Cで
示すように、切替ハンドル28を操作してシリン
ダ31を後退端に移動する。これによりカムプレ
ート33が操作レバー24のカムフオロア25よ
り外れ、第5図Dで示すように、ロツク爪21は
スプリング23のバネ力によつて開口窓20より
パレツトパイプ15内に侵入位置され、リフター
16の上昇で再びハンガーシヤフト12に結合す
る状態となる。
<考案の効果> 以上のように本考案によると、従来のハンガー
開閉式のものに比べると、搬送機のハンガー部に
電動力によるパレツトの脱着機構がないため、制
御が自走用モータ以外には何もなく、構造が簡素
化され、コスト低減が計られる。またパレツトが
ハンガーから脱着するためのロツク機構がリフタ
ー部に配置されているので、日常点検が架台上で
なく、床面上で楽に行うことができ、故障の早期
発見、予防等の対応が可能となる。さらには、ハ
ンガーは開閉しないため、ハンガー開閉のための
専有スペースが不要となり、またリフターテーブ
ル面がハンガー形状の影響を受けず、必要な面積
をとることができ、パレツトの昇降動が安定して
行われるので搬送スペードアツプが可能となり、
搬送効率の向上が図られる利点を有している。
さらに加えて、ハンガーシヤフトによるパレツ
トの結合吊り下げ機構は、パレツトの側端部であ
る片側支持構造であるため、パレツトの他側はオ
ープンとなつており、ワークの取入れ取り出しの
作業性を良好にしている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の全体構成の側面図、第2図は
ハンガーの斜視図、第3図は本考案の主要部斜視
図、第4図は同断面図、第5図A〜Dは本考案の
動作説明図、第6図は従来装置の斜視図である。 10……ガイドレール、11……搬送機、12
……ハンガーシヤフト、14……パレツト、15
……パレツトパイプ、16……リフター、19…
…ロツク溝、21……ロツク爪、23……スプリ
ング、24……操作レバー、26……レール、2
7……スライダ、28……切替ハンドル、31…
…シリンダ、32……ロツド、33……カムプレ
ート、34……スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パレツトと、このパレツトを吊り下げて走行搬
    送するハンガーと、パレツトを地上とハンガーと
    の間で昇降動するリフターとの組合せよりなり、
    前記ハンガーは、高所のガイドレールに沿つて走
    行移動する搬送機に少くとも一対のハンガーシヤ
    フトが鉛直軸線方向に並列して固定され、このハ
    ンガーシヤフトの下部にロツク溝を備えており、
    前記パレツトは、その上面の前記ハンガーシヤフ
    トと対応する位置にハンガーシヤフトが挿入され
    るパレツトパイプが直立して固定され、このパレ
    ツトパイプに前記ハンガーシヤフトのロツク溝と
    対応する開口窓と、この開口窓を介して前記ロツ
    ク溝に係脱し常に係合方向にスプリングによつて
    付勢され、かつ操作レバーを備えたロツク爪とを
    設け、前記リフターは、その上面に前記ロツク爪
    の操作レバーに弾機的に当接してロツク解除させ
    るロツク爪操作装置を操作レバーと当接する位置
    と操作レバーより離間する位置に切替えるよう進
    退移動可能に設置されていることを特徴とするパ
    レツト搬送装置。
JP2286186U 1986-02-21 1986-02-21 Expired JPH036575Y2 (ja)

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