JPH0365432A - 車両のドアウエスト構造 - Google Patents
車両のドアウエスト構造Info
- Publication number
- JPH0365432A JPH0365432A JP1199219A JP19921989A JPH0365432A JP H0365432 A JPH0365432 A JP H0365432A JP 1199219 A JP1199219 A JP 1199219A JP 19921989 A JP19921989 A JP 19921989A JP H0365432 A JPH0365432 A JP H0365432A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- inner panel
- pad member
- vehicle
- waist
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims abstract description 16
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 229920006248 expandable polystyrene Polymers 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は車両のドアウェスト構造に係り、特にドアイン
ナパネルと、ドアアウタパネルと、ドアインナパネルの
車室外側上部に設けたインナレインフォースと、ドアイ
ンナパネルの車室内側に設けたドアトリムと、ドアトリ
ムの車室外側上部に設けたパッド部材とからなる車両の
ドアウェスト構造に関する。
ナパネルと、ドアアウタパネルと、ドアインナパネルの
車室外側上部に設けたインナレインフォースと、ドアイ
ンナパネルの車室内側に設けたドアトリムと、ドアトリ
ムの車室外側上部に設けたパッド部材とからなる車両の
ドアウェスト構造に関する。
(従来の技術)
一般に車両のドアとして第3図及び第4図に示すものが
ある。これは自動車のフロントドア20を示すものであ
り、同図において、21はドアインナパネル、22はド
アアウタパネル、23はドアインナパネル21のドアア
ウタパネル側上部に設けた補強用のインナレインフォー
ス、24はドアインナパネル21の車室内側に設けた表
面装飾用のドアトリム、25はドアの内部に格納可能に
設けたドアガラス、26はドアガラスとドアとの間を覆
うアウトサイドモール、27は同様のインナシールを示
している。そしてこのような車両のドアのウェスト部に
おいてドアインナパネル21とドアトリム24との間に
は、車両の側面衝突時に乗員の衝撃を吸収するバッド部
材28を設けるものとしている。このパッド部材28は
断面長方形状の発泡スチロール製等よりなる部材で、ド
アトリム24に取り付けるものとしている。尚、図中符
号29はドアインナパネル21とインナレインフォース
23との間のシール部材を示している(特開昭59−2
30821号公報参照)。
ある。これは自動車のフロントドア20を示すものであ
り、同図において、21はドアインナパネル、22はド
アアウタパネル、23はドアインナパネル21のドアア
ウタパネル側上部に設けた補強用のインナレインフォー
ス、24はドアインナパネル21の車室内側に設けた表
面装飾用のドアトリム、25はドアの内部に格納可能に
設けたドアガラス、26はドアガラスとドアとの間を覆
うアウトサイドモール、27は同様のインナシールを示
している。そしてこのような車両のドアのウェスト部に
おいてドアインナパネル21とドアトリム24との間に
は、車両の側面衝突時に乗員の衝撃を吸収するバッド部
材28を設けるものとしている。このパッド部材28は
断面長方形状の発泡スチロール製等よりなる部材で、ド
アトリム24に取り付けるものとしている。尚、図中符
号29はドアインナパネル21とインナレインフォース
23との間のシール部材を示している(特開昭59−2
30821号公報参照)。
ところで、−Mに車両においては車室の幅寸法を確保す
るため、ドアの厚さ寸法を大きくすることには限界があ
る。
るため、ドアの厚さ寸法を大きくすることには限界があ
る。
従って、上述のような従来の車両のドアウェスト構造に
あっては、衝撃吸収性を向上させるために第4図におい
て仮想線で示すように、パッド部材28の厚みを大きく
しようとすると、上部においてドアインナパネル21を
車室R外側に膨出させ、バット収納部30を形成しなけ
ればならない。
あっては、衝撃吸収性を向上させるために第4図におい
て仮想線で示すように、パッド部材28の厚みを大きく
しようとすると、上部においてドアインナパネル21を
車室R外側に膨出させ、バット収納部30を形成しなけ
ればならない。
しかしながら、このようにドアインナパネル21にパッ
ド収納部30を形成するとドアインナパネル21のドア
ウェスト開口部近傍の棚部31の幅寸法Aが小さなもの
となり、このドアウェスト部の剛性を充分なものとする
ことができないという問題がある。
ド収納部30を形成するとドアインナパネル21のドア
ウェスト開口部近傍の棚部31の幅寸法Aが小さなもの
となり、このドアウェスト部の剛性を充分なものとする
ことができないという問題がある。
そこで、本発明はドアの厚みを増加させることなく、且
つドアウェスト部の剛性を低下させることなく、バッド
部材の厚みを充分なものとすることができる車両のドア
ウェスト構造を提供することを目的とする 〔課題を解決するための手段〕 本発明において、上記の課題を解決するための手段は、
第1図に示すように、ドアインナパネル1と、ドアアウ
タパネル2と、ドアインナパネル1の車室外側上部に設
けたインナレインフォース3と、ドアインナパネル1の
車室側に設けたドアトリム4と、ドアトリム4の車室外
側上部に設けたパッド部材5とからなる車両のドアウェ
スト構造において、ドアインナパネル1の上部に開口6
を設け、パッド部材5を開口6に貫通させインナレイン
フォース3に近接させたことである。
つドアウェスト部の剛性を低下させることなく、バッド
部材の厚みを充分なものとすることができる車両のドア
ウェスト構造を提供することを目的とする 〔課題を解決するための手段〕 本発明において、上記の課題を解決するための手段は、
第1図に示すように、ドアインナパネル1と、ドアアウ
タパネル2と、ドアインナパネル1の車室外側上部に設
けたインナレインフォース3と、ドアインナパネル1の
車室側に設けたドアトリム4と、ドアトリム4の車室外
側上部に設けたパッド部材5とからなる車両のドアウェ
スト構造において、ドアインナパネル1の上部に開口6
を設け、パッド部材5を開口6に貫通させインナレイン
フォース3に近接させたことである。
(作用)
本発明によれば、バッド部材の厚みを増加してもパッド
部材はドアインナパネルの開口を貫通してドアインナパ
ネルの内側に設けたインナレインフォースに近接させる
ものとしているから、ドアの厚みを特に増加させる必要
はなく、また、ドアインナパネルのウェスト部に形成す
る棚部の寸法も減少させる必要はないからドアウェスト
部の剛性を維持することができる。
部材はドアインナパネルの開口を貫通してドアインナパ
ネルの内側に設けたインナレインフォースに近接させる
ものとしているから、ドアの厚みを特に増加させる必要
はなく、また、ドアインナパネルのウェスト部に形成す
る棚部の寸法も減少させる必要はないからドアウェスト
部の剛性を維持することができる。
〔実施例)
以下本発明に係る実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は本発明に係る車両のドアウェスト構
造の第1の実施例を示すものである。
造の第1の実施例を示すものである。
本実施例においてドアインナパネル1の上部に開口6を
設け、この間口6にパッド部材を貫通させインナレイン
フォース3に近接させるようにしたこと以外は従来に示
した車両のドアウェスト部構造と同一である。即ち自動
車のフロントドア10はドアインナパネル1とドアアウ
タパネル2と、ドアインナパネル1のドアアウタパネル
2側上部にシール材11を介して設けた補強用のインナ
レインフォース3と、ドアインナパネル1の車室内側に
設−げた表面装飾用のドアトリム4と、フロントドア1
0の内部に格納可能に設けたドアガラス7と、ドアガラ
ス7とドアアウタパネル2との間を覆うアウトサイドモ
ール8と、ドアガラス7とドアインナパネル1との間を
覆うインナシール9とから構成されている。
設け、この間口6にパッド部材を貫通させインナレイン
フォース3に近接させるようにしたこと以外は従来に示
した車両のドアウェスト部構造と同一である。即ち自動
車のフロントドア10はドアインナパネル1とドアアウ
タパネル2と、ドアインナパネル1のドアアウタパネル
2側上部にシール材11を介して設けた補強用のインナ
レインフォース3と、ドアインナパネル1の車室内側に
設−げた表面装飾用のドアトリム4と、フロントドア1
0の内部に格納可能に設けたドアガラス7と、ドアガラ
ス7とドアアウタパネル2との間を覆うアウトサイドモ
ール8と、ドアガラス7とドアインナパネル1との間を
覆うインナシール9とから構成されている。
そして、本実施例において、ドアインナパネル1には第
2図に示すように、そのウェスト部の後部、即ち側方衝
突時に乗員が接触する可能性がある個所に2つの開口6
を設けるものとしている。
2図に示すように、そのウェスト部の後部、即ち側方衝
突時に乗員が接触する可能性がある個所に2つの開口6
を設けるものとしている。
この間口6の周囲はインナパネル1の剛性を確保するた
めフランジ部12を形成している。そして開口6にはド
アトリム4に取り付けたパッド部材5を貫通させインナ
レインフォース3に近接するものとしている。
めフランジ部12を形成している。そして開口6にはド
アトリム4に取り付けたパッド部材5を貫通させインナ
レインフォース3に近接するものとしている。
従って本実施例にあっては、バッド部材5を厚いものと
することができ、そしてこの様にパッド部材の厚みを大
きいものとしてもドア10の厚みを増加させる必要はな
い。
することができ、そしてこの様にパッド部材の厚みを大
きいものとしてもドア10の厚みを増加させる必要はな
い。
また、ドアインナパネルのウェスト部に形成する棚部1
3の寸法Aoをバッド部材の厚みに拘らず最大限に大き
くすることができるためドアウェスト部の剛性を大きな
ものとすることができる。
3の寸法Aoをバッド部材の厚みに拘らず最大限に大き
くすることができるためドアウェスト部の剛性を大きな
ものとすることができる。
以上説明したように、本発明によれば、車両のドアウェ
スト部構造をドアインナパネルの上部に開口を設け、バ
ッド部材を開口に貫通させインナレインフォースに近接
させるものとしたから、ドアの厚みを増加させることな
くまた、ドアインナパネルのウェスト部に形成する棚部
の幅寸法をバッド部材の厚みに拘らず最大限に大きくす
ることができドアウェスト部の剛性を確保しつつバッド
部材を厚いものとすることができるという効果を奏する
。
スト部構造をドアインナパネルの上部に開口を設け、バ
ッド部材を開口に貫通させインナレインフォースに近接
させるものとしたから、ドアの厚みを増加させることな
くまた、ドアインナパネルのウェスト部に形成する棚部
の幅寸法をバッド部材の厚みに拘らず最大限に大きくす
ることができドアウェスト部の剛性を確保しつつバッド
部材を厚いものとすることができるという効果を奏する
。
第1図は本発明に係る車両のドアウェスト構造を示す断
面図、第2図は第1図に示した車両のドアウェスト構造
を示す斜視図、第3図は本発明が適用される車両のドア
を示す斜視図、第4図は従来の車両のドアウェスト部構
造を示す第3図中rV−IV線に相当する断面図である
。 l・・・ドアインナパネル 2・・・ドアアウタパネル 3・・・インナレインフォース 4・・・ドアトリム 5・・・バッド部材 6・・・開口 10・・・ドア
面図、第2図は第1図に示した車両のドアウェスト構造
を示す斜視図、第3図は本発明が適用される車両のドア
を示す斜視図、第4図は従来の車両のドアウェスト部構
造を示す第3図中rV−IV線に相当する断面図である
。 l・・・ドアインナパネル 2・・・ドアアウタパネル 3・・・インナレインフォース 4・・・ドアトリム 5・・・バッド部材 6・・・開口 10・・・ドア
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ドアインナパネル(1)と、ドアアウタパネル(2)と
、ドアインナパネル(1)の車室外側上部に設けたイン
ナレインフォース(3)と、ドアインナパネル(1)の
車室側に設けたドアトリム(4)と、ドアトリム(4)
の車室外側上部に設けたパッド部材(5)とからなる車
両のドアウェスト構造において、 ドアインナパネル(1)の上部に開口(6)を設け、パ
ッド部材(5)を開口(6)に貫通させインナレインフ
ォース(3)に近接させたことを特徴とする車両のドア
ウェスト構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1199219A JP2658413B2 (ja) | 1989-08-02 | 1989-08-02 | 車両のドアウエスト構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1199219A JP2658413B2 (ja) | 1989-08-02 | 1989-08-02 | 車両のドアウエスト構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0365432A true JPH0365432A (ja) | 1991-03-20 |
JP2658413B2 JP2658413B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=16404122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1199219A Expired - Fee Related JP2658413B2 (ja) | 1989-08-02 | 1989-08-02 | 車両のドアウエスト構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2658413B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5544448A (en) * | 1994-12-27 | 1996-08-13 | Ford Motor Company | Structural door belt seal |
JP2009269591A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-11-19 | Honda Motor Co Ltd | 車両用ドア構造体およびその製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59230821A (ja) * | 1983-06-10 | 1984-12-25 | Nissan Motor Co Ltd | ドアのレインフオ−ス構造 |
JPS60149454U (ja) * | 1984-03-16 | 1985-10-04 | 日産ディーゼル工業株式会社 | 車両用ドアポケツト |
JPS61171609A (ja) * | 1985-01-28 | 1986-08-02 | Kasai Kogyo Co Ltd | カ−ペツト付ドアトリム及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-08-02 JP JP1199219A patent/JP2658413B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59230821A (ja) * | 1983-06-10 | 1984-12-25 | Nissan Motor Co Ltd | ドアのレインフオ−ス構造 |
JPS60149454U (ja) * | 1984-03-16 | 1985-10-04 | 日産ディーゼル工業株式会社 | 車両用ドアポケツト |
JPS61171609A (ja) * | 1985-01-28 | 1986-08-02 | Kasai Kogyo Co Ltd | カ−ペツト付ドアトリム及びその製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5544448A (en) * | 1994-12-27 | 1996-08-13 | Ford Motor Company | Structural door belt seal |
JP2009269591A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-11-19 | Honda Motor Co Ltd | 車両用ドア構造体およびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2658413B2 (ja) | 1997-09-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |