JPS589775Y2 - 車両用通風装置 - Google Patents

車両用通風装置

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JPS589775Y2
JPS589775Y2 JP1080979U JP1080979U JPS589775Y2 JP S589775 Y2 JPS589775 Y2 JP S589775Y2 JP 1080979 U JP1080979 U JP 1080979U JP 1080979 U JP1080979 U JP 1080979U JP S589775 Y2 JPS589775 Y2 JP S589775Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
flap
vehicle
ventilation
retainer
ventilation device
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Expired
Application number
JP1080979U
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English (en)
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JPS55110377U (ja
Inventor
岡本一雄
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両用通風装置に係り、特に、車体に設けた
車室に通ずる開口部に設けられたフラップと、このフラ
ップの車室側に設けられて前記フラップの周縁部との保
合により前記フラップの車室側への動きを規制するリテ
ーナとを備えて、車室から車外に向かう空気流を許容す
る車両用通風装置の改良に関するものである。
従来、この種型式の車両用通風装置の一つとして、第1
図〜第3図にて示した通風装置10がある。
この通風装置10ば、第1図にて示したように、自動車
20の両ドアロックピラー21.21にそれぞれ設けら
れていて、第2図にて示したように、多数のフィン11
a〜11aを有するケース11と、四つのフラップ12
a〜12aを有するシート12と、フラップ12aに対
応して4対の通風口13a〜13aを有するリテーナ1
3とにより構成されている。
各フラップ12aは、シート12にU字状のスリット1
2bを設けることにより形成されていて、ドアロックピ
ラー21に設けた開口部22に組付けられた状態におい
ては、第3図にて示したように、車室R1側の周縁部及
び中央部がリテーナ13と係合して車室R1側への動き
を規制されている。
なお開口部22は車体の外板及び内板間の空所及びロア
バックパネル内側のトリムに設けた導入口23を通して
車室R0に通じている。
これにより、この通風装置10においては、車室R1か
ら車外R2に向かう空気流が許容される。
また、この通風装置10にかいては、リテーナ13の通
風口13a〜13aを大きくしてフラップ12aの周縁
部とリテーナ13のかかり代Aを小さくし通風面積が大
きくなるように、またシート12の板厚を薄くして各フ
ラッフ12aが車室R1と車外R2間に生じるわずかな
差圧によって車外R2側へ動き得るようにしである。
このため、この通風装置10においては、各フラップ1
2aの周縁部、特に下縁部の剛性が低く、洗車時の水圧
や外部からのわずかな力(周圧)により各フラップ12
aの下縁部が第3図の仮想線のごとく反転し、車体の内
部に水が侵入したり、通風機能が損なわれたりするとい
った不具合が生じる。
本考案はかかる不具合に着目してなされたもので、その
一実施例を第4図及び第5図に示す。
第4図に示したシート30には、上述したシート12と
同様に、スリット31が設けられていて、四つのフラッ
プ32〜32が形成されている。
しかして、この各フラップ32の車外R2側下部には横
方向に延在する二本のリブ32a 、32bが一体的に
設けられている。
下方のリブ32aは各フラップ32のリテーナ13と当
接する下縁部に沿って両側縁に至るlで形成され、また
上方のすプ32bは下方のリブ32aのわずか上方にて
両側縁に至る1で形成されていて、各フラップ32の下
縁部及び両側縁部の剛性がこれら両リブ32a。
32bによって高められている。
このため、シート30を備える通風装置10においては
、洗車時の水圧や外部からのわずかな力により各フラッ
プ32の下縁部が反転することはなく、車体の内部に水
が侵入したり、通風機能が損なわれたりするといった不
具合は生じない。
また、本実施例においては、両リプ32a 、32bを
各フラップ32の下部に横方向に設けたので、各フラッ
プ32の車外R2側への動きにはさほど支障はなく、通
風効率が著しく低下することはない。
更に、本実施例においては、各フラップ32の下部周縁
が両リプ32a、32bによってその剛性を高められて
いるため、シート30の板厚を従来のシート12の板厚
より更に薄くすることも、またリテーナ13の通風口1
3a〜13aを更に大きくして各フラッグ32とリテー
ナ13とのかかり代Bを従来のかかり代Aに比して更に
小さくすることも可能であり、従来に比して防水機能9
通風機能を高めるとともに通風効率を高めることも可能
である。
なお、上記実施例に3いては、各フラップ32にリブ3
2a、32bをそれぞれ設けた例について説明したが、
本考案の実施に際しては、リブの形状1個数を適宜変更
し得るものである。
また上記実施例においては、通風装置10に本考案を実
施したが、本考案は上記実施例に限らず、車体に設けた
車室に通ずる開口部に設けられたフラップと、このフラ
ップの車室側に設けられて前記フラップの周縁部との係
合により前記フラップの車室側への動きを規制するリテ
ーナとを備えて、車室から車外に向かう空気流を許容す
る各種の車両用通風装置にも実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施し得る通風装置を備えた自動車の
部分斜視図、第2図は従来の通風装置の分解斜視図、第
3図は同組付時の部分縦断側面図、第4図は本考案に係
るフラップを備えたシートの斜視図、第5図は本考案に
よる通風装置の組付時における部分縦断側面図である。 符号の説明、10・・・・・・通風装置、13・・・・
・・リテーナ、30・・・・・・シート、32・・・・
・・フラップ、32a 、32b・・・・・・リブ、R
1・・・・・・車室、R2・・・・・・車外。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に設けた車室に通ずる開口部に設けられたフラップ
    と、このフラップの車室側に設けられて前記フラップの
    周縁部との係合により前記フラップの車室側への動きを
    規制するリテーナとを備えて、車室から車外に向かう空
    気流を許容する車両用通風装置において、前記フラップ
    の下部に横方向に延在するリブを設けたことを特徴とす
    る車両用通風装置。
JP1080979U 1979-01-30 1979-01-30 車両用通風装置 Expired JPS589775Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1080979U JPS589775Y2 (ja) 1979-01-30 1979-01-30 車両用通風装置

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JP1080979U JPS589775Y2 (ja) 1979-01-30 1979-01-30 車両用通風装置

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Publication Number Publication Date
JPS55110377U JPS55110377U (ja) 1980-08-02
JPS589775Y2 true JPS589775Y2 (ja) 1983-02-22

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ID=28824077

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JP1080979U Expired JPS589775Y2 (ja) 1979-01-30 1979-01-30 車両用通風装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5875108U (ja) * 1981-11-16 1983-05-20 三菱自動車工業株式会社 自動車用換気装置

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JPS55110377U (ja) 1980-08-02

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