JPH0365282B2 - - Google Patents

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JPH0365282B2
JPH0365282B2 JP16063284A JP16063284A JPH0365282B2 JP H0365282 B2 JPH0365282 B2 JP H0365282B2 JP 16063284 A JP16063284 A JP 16063284A JP 16063284 A JP16063284 A JP 16063284A JP H0365282 B2 JPH0365282 B2 JP H0365282B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/015Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は車高調整機能を有する電子制御サスペ
ンシヨン装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来の車高調整機能を備えた電子制御サスペン
シヨン装置においては、車が停止する時の不要な
車高調整を(ノーズダイブまたはスクオウトに対
する車高調整)が行われる頻度を極力少なくする
ために、車速3Km/h以上から車両が実質的に停
止状態にあることを示す3Km/h未満になつたと
きに車高調整を6秒間禁止し、該6秒が経過した
ときにその時点の車高データとその前回の車高デ
ータが同じであるかまたは車高が目標車高近傍の
設定範囲内にある場合は停止論理が成立し、引続
き車高調整が禁止される装置が知られている。
ところが、この装置において車高センサの設定
によつては3Km/h以下に車速が落ちて停止論理
が成立し、後に3Km/h以下で動いたときにブレ
ーキ操作による減速またはアクセル操作による加
速を行なつて車高が変化すると停止論理が解除さ
れてしまい不要な車高調整が開始されてしまう不
具合があつた。
〔発明の目的〕
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、停止論理が成立後3Km/h以下で車体
が動いた場合でもドアが開くまでは車高調整を禁
止するようにして不必要な車高調整を開始させな
いようにした電子制御サスペンシヨン装置を提供
することにある。
〔発明の概要〕
車両の車輪側部材と車体側部材との間に介装さ
れかつ車高調整用流体室を有する流体圧式サスペ
ンシヨンユニツトと、上記流体圧式サスペンシヨ
ンユニツトの車高調整用流体室への流体の給排を
制御して車高調整する車高調整手段とを備えた電
子制御サスペンシヨン装置において、車高調整を
停止している状態から車速が実質的に車両の停止
状態を示した場合にはドアが開くまでは車高調整
を禁止するようにして、不必要な車高調整を行な
わないようにしている。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照してこの発明の一実施例につ
いて説明する。第2図は本装置を装備した自動車
の模式図である。
第2図に示す如く、前輪FA側車軸の左右両端
部と車体B側部材との間には、それぞれフロント
用エアサスペンシヨンユニツトFS(FS1,FS2)
が介装されるとともに、後輪BA側車軸の左右両
端部と車体B側部材との間には、それぞれリヤ用
エアサスペンシヨンユニツトRS(RS1,RS2)
が介装されている。
これらのエアサスペンシヨンユニツトFS1,
FS2,RS1,RS2はそれぞれほぼ同様の構造
を有しているので、以下、フロント用とリヤ用と
を特別に区別して説明する場合を除き、第1図に
示すようにエアサスペンシヨンユニツトは符号S
を用いて説明し、かつ車高制御に必要な部分のみ
図示して説明する。
すなわち、これらのエアサスペンシヨンユニツ
トSは、ストラツト型減衰力切換式シヨツクアブ
ソーバ1を組込んだものであり、このシヨツクア
ブソーバ1は、前輪FA側あるいは後輪BA側に
取付けられたシリンダと、このシリンダ内におい
て摺動自在に嵌挿されたピストンをそなえ、車輪
の上下動に応じシリンダがピストンロツド2に対
し上下動することにより、シヨツクアブソーバ1
内のシヤツタの位置に応じたダンピング機能を発
揮して、シヨツクを効果的に吸収できるようにな
つている。
ところで、このシヨツクアブソーバ1の上部に
は、ピストンロツド2と同軸的に、車高調整用流
体室を兼ねる主空気ばね室3が配置されており、
この主空気ばね室3の一部はベローズ4で形成さ
れているので、主空気ばね室3へのエアの給排に
より、ピストンロツド2の昇降を許容できるよう
になつている。
さらに、主空気ばね室3の直上において、ピス
トンロツド2と同軸的に副空気ばね室5が配設さ
れている。
また、シヨツクアブソーバ1の外壁部には、上
方へ向いたばね受6aが設けられており、副空気
ばね室5の外壁部には下方へ向いたばね受6bが
形成されていて、これらのばね受6a,6b間に
は、コイルばね7が装填されている。
さらに、これらの空気ばね室3,5は、ピスト
ンロツド2内に回動自在に挿入されたコントロー
ルロツド8に穿設された連通路9を介して相互に
連通接続されており、この連通路9にはばね定数
切換機構を構成する開閉弁10が介装されてい
る。
この開閉弁10は、副空気ばね室5と連通路9
との連通遮断を行なう第1の弁部分10aおよび
主空気ばね室3と連通路9との連通遮断を行なう
第2の弁部分10bをそなえて構成されている。
したがつて、開閉弁10が開モードのときは、
主空気ばね室3と副空気ばね室5とを連通状態に
して、ばね定数を小さく(ソフトに)することが
でき、開閉弁10が閉モードのときは、主空気ば
ね室3と副空気ばね室5とを遮断状態にして、ば
ね定数を大きく(ハードに)することができるか
らである。
すなわち、コントロールロツド8を回動させる
ことによつて開閉弁10を開閉することができ、
この開閉により、ばね室容量を変えることができ
る。
このばね室容量の変化によつてサスペンシヨン
のばね定数を変えることができるのである。ま
た、コントロールロツド8の下端部には、シヨツ
クアブソーバ1のピストン1aのオリフイス面積
を変えることのできる制御弁8aが設けられてい
る。この制御弁8aは、コントロールロツド8に
より開閉弁10が開モードのときにピストン1a
のオリフイス面積を大にして減衰力を小さくし、
開閉弁10が閉モードのときにピストン1aのオ
リフイス面積を小にして減衰力を大きくするよう
に構成されている。
而して、自動車の車高調整は第1図に示す構成
によつて実施される。即ち、車高調整のための圧
縮空気は、第1図に示すように、圧縮空気発生装
置としてのコンプレツサ11からドライヤ12、
ジヨイント13、リヤソレノイドバルブ14、フ
ロントソレノイドバルブ15およびこれらを各々
接続する配管16と一部パイプ状のコントロール
ロツド内の連通路9に連通された接続口17とを
介して、各サスペンシヨンユニツトSへ供給され
るようになつている。
コンプレツサ11は、エアクリーナ18から送
り込まれた大気を圧縮してドライヤ12へ供給す
るようになつており、ドライヤ12のシリカゲル
等によつて乾燥された圧縮空気は、第2図の各実
線矢印で示すように、サスペンシヨンユニツトS
へ供給される。また、圧縮空気がサスペンシヨン
ユニツトSから排気されるときには、第1図の各
破線矢印で示すように、排気ソレノイドバルブ1
9を介して、圧縮空気は大気側へ解放される。
なお、ドライヤ12には、リザーブタンク20
が接続されており、圧縮空気の一部はこのリザー
ブタンク20から給気ソレノイドバルブ21を介
して各サスペンシヨンユニツトSへ給気される。
また、第1図に示すごとく、車高センサ22が
設けられており、この車高センサ22は自動車の
前部右側サスペンシヨンのロアアーム23に取付
けられて自動車の前部車高を検出するフロント車
高センサ22Fと、自動車の後部左側サスペンシ
ヨンのラテラルロツド24に取付けられて自動車
の後部車高を検出するリヤ車高センサ22Rとを
そなえて構成されていて、これらの車高センサ2
2F,22Rから車高調整制御部としてのコント
ロールユニツト25へフロント車高検出信号およ
びリヤ車高検出信号が供給される。
車高センサ22における各センサ22F,22
Rは、ホールIC素子および磁石の一方を車輪FA
側、他方を車体B側に取付けられて、ノーマル車
高レベルおよび低車高あるいは高車高レベルから
の距離をそれぞれ検出するようになつている。な
お、車高センサとしては他の形式、例えばフオト
トランジスタを用いたものでも何んら差支えな
い。
さらに、スピードメータ26には、車速センサ
27が内蔵されており、このセンサ27は、車速
を検出して、検出信号をコントロールユニツト2
5へ供給されるようになつており、機械式スピー
ドメータにおいてはリードスイツチ方式による車
速センサが用いられ、電子式スピードメータにお
いてはトランジスタによるオープンコレクタ出力
方式のセンサが用いられる。
また、車体の姿勢変化を検出する車体姿勢セン
サとしての加速度センサ28が設けられており、
この加速度センサ28は自動車ばね上におけるピ
ツチ、ロールおよびヨーの車体姿勢変化を検出す
るようになつていて、例えば加速度がないときに
は、おもりが垂下された状態となり、発光ダイオ
ードからの光は遮蔽板によつて遮ぎられて、フオ
トダイオードへ到達しないことにより、加速度が
ないことを検出できるような構造となつている。
そして、加速度が、前後、左右ないし上下に作
用すると、おもりが傾斜したり、移動したりする
ことによつて、車体の加速状態が検出されるので
ある。
符号32はステアリングホイール33の回転速
度、すなわち操舵速度を検出する操舵センサ、3
4は図示しないエンジンのアクセルペダルの操作
速度を検出するアクセルセンサ、35はリザーブ
タンク20にそれぞれ3方切換弁36を介して連
通されコントロールロツド8を回動せしめる空気
式駆動機構であり、3方切換弁36はコントロー
ルユニツト25からの信号により空気式駆動機構
35とリーザブタンク20とを連通する位置と、
空圧式駆動機構35と大気とを連通する位置との
どちらか一方を選択でき、これによりコントロー
ルロツド3を反対方向に所定位置まで回転させて
ソフト状態からハード状態へ移行させる機能をも
つている。また、41はドアが開くとオン、ドア
が閉じるとオフするドアスイツチで、その操作信
号は上記コントロールユニツト25に出力され
る。なお、ソレノイド式駆動機構20の代わり
に、エアシリンダ式駆動機構を用いることも可能
である。また、符号LFは、エンジンルーム(破
線LFより左方)と車室(破線LF,LR間)との
境を示し、LRは車室とトランクルーム(破線LR
より右方)との境を示している。また符号30
は、悪路等においてシヨツクアブソーバ1のシリ
ンダが相対的に上昇することにより主空気ばね室
3の壁面等を損傷するのを防止するためのバンプ
ストツパを示している。符号31は高車高選択ス
イツチとしてのモード選択スイツチである。とこ
ろで、このモード選択スイツチ31は車高を自動
的にノーマル車高あるいは低(ロー)車高に制御
するオートモードと車高を高車高に制御するハイ
モードとを切換えることができる。
次に、動作について説明する。第3図に示すフ
ローチヤートはコントロールユニツト25により
行われる動作を表わしている。まず、ステツプS
1において車高調整中か否か判定される。これは
リヤソレノイドバルブ14あるいはフロントソレ
ノイドバルブ15がオンしているか否かで判定さ
れる。このステツプS1において「NO」と判定
されるとステツプS2に進んで車速センサ27で
検出される車速が実質的に車両の停止状態を示す
3Km/h以下か判定される。このステツプS2の
処理により車が停止中か否か判定される。このス
テツプS2において「YES」と判定されるとス
テツプS3に進んでドアスイツチ41がオン、つ
まりドアが開いているか否か判定される。このス
テツプS3において「NO」と判定、つまりドア
が閉じていると判定されるとステツプS4に進ん
で車高調整が禁止される。つまり、リヤソレノイ
ドバルブ14及びフロントソレノイドバルブ15
がオンされることが禁止される。これはドアが閉
じているときは人の乗り降りがないためである。
一方、上記ステツプS3において「YES」と判
定されるとステツプS5に進んで車高開始に対す
る判定が満足されているか否か判定される。この
ステツプS5において「YES」と判定されると
ステツプS6に進んで車高調整が実行される。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、車両が実
質的に停止状態を示す車速以下で車両が動いた場
合でもドアが開くまでは車高調整を禁止するよう
にしたので、不必要な車高調整を開始させないよ
うにすることができる電子制御サスペンシヨン装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる電子制御サスペンシヨ
ン装置を示す図、第2図は本装置を装備した自動
車の模式図、第3図は一実施例の動作を説明する
ためのフローチヤートである。 11…コンプレツサ、22…車高センサ、25
…コントロールユニツト、27…車速センサ、4
1…ドアスイツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 車両の車輪側部材と車体側部材との間に介装
    されかつ車高調整用流体室を有する流体圧式サス
    ペンシヨンユニツトと、車速を検出する車速セン
    サと、ドアの開閉を検出するドアスイツチと、上
    記流体圧式サスペンシヨンユニツトの車高調整用
    流体室への流体の給排を制御して車高を調整する
    車高調整手段と、上記車速センサにより検出され
    る車速から実質的に停止状態であると判定されか
    つ上記ドアスイツチによりドアが閉じていると判
    定された場合には、上記車高調整手段による車高
    調整が既に行われている最中である場合を除いて
    車高調整を禁止する手段とを具備したことを特徴
    とする電子制御サスペンシヨン装置。
JP16063284A 1984-07-31 1984-07-31 電子制御サスペンション装置 Granted JPS6137509A (ja)

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JP16063284A JPS6137509A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 電子制御サスペンション装置

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JPS6137509A JPS6137509A (ja) 1986-02-22
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JP2503227B2 (ja) * 1987-04-06 1996-06-05 日産自動車株式会社 車両用油圧供給装置
US4829436A (en) * 1987-06-29 1989-05-09 General Motors Corporation Vehicle air suspension system with accurate side to side leveling
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JPH0678678U (ja) * 1993-04-13 1994-11-04 株式会社イナックス ダイヤフラム弁ユニット

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JPS6137509A (ja) 1986-02-22

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