JPH0357017B2 - - Google Patents
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- JPH0357017B2 JPH0357017B2 JP62096351A JP9635187A JPH0357017B2 JP H0357017 B2 JPH0357017 B2 JP H0357017B2 JP 62096351 A JP62096351 A JP 62096351A JP 9635187 A JP9635187 A JP 9635187A JP H0357017 B2 JPH0357017 B2 JP H0357017B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wedge
- guide
- lift
- movable
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 7
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002783 friction material Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229910000639 Spring steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B11/00—Main component parts of lifts in, or associated with, buildings or other structures
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B5/00—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
- B66B5/02—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
- B66B5/16—Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well
- B66B5/18—Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well and applying frictional retarding forces
- B66B5/22—Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well and applying frictional retarding forces by means of linearly-movable wedges
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B5/00—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
- B66B5/02—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
- B66B5/16—Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えば、リフトケージまたはカウン
タウエイト等の掴締装置、特に、楔ケースと、ロ
ープのような別個の伝達部材によつて作動されて
リフトガイド上に一側から作用する可動楔と、リ
フトガイド上に反対側から作用するカウンタ可動
楔とを具え、楔ケースに設けられた案内面に沿つ
て可動楔を直接または間接的に移動させるよう構
成されたリフトケージまたはカウンタウエイトの
掴締装置に関するものである。
タウエイト等の掴締装置、特に、楔ケースと、ロ
ープのような別個の伝達部材によつて作動されて
リフトガイド上に一側から作用する可動楔と、リ
フトガイド上に反対側から作用するカウンタ可動
楔とを具え、楔ケースに設けられた案内面に沿つ
て可動楔を直接または間接的に移動させるよう構
成されたリフトケージまたはカウンタウエイトの
掴締装置に関するものである。
ケージ速度が1m/sを超えるリフトでは、何
等かの理由で、リフトケージの速度が余り高く上
昇する場合の安全手段として滑動掴締装置が通常
用いられている。滑動掴締装置はリフト軸のガイ
ドを掴締し、ガイドは通常2個または4個設けら
れている。各ガイドが自己の滑動掴締装置を有す
る場合には、別個の同期リンク機構によつて掴締
装置を同期化させている。滑動掴締装置は高摩耗
係数の摺動表面を有し、滑動掴締装置が作用し始
める際に、摺動表面をリフトガイドに対して押し
つけ、摩擦作用によつてリフトの下降速度を低下
させ、または停止させるよう構成されている。
等かの理由で、リフトケージの速度が余り高く上
昇する場合の安全手段として滑動掴締装置が通常
用いられている。滑動掴締装置はリフト軸のガイ
ドを掴締し、ガイドは通常2個または4個設けら
れている。各ガイドが自己の滑動掴締装置を有す
る場合には、別個の同期リンク機構によつて掴締
装置を同期化させている。滑動掴締装置は高摩耗
係数の摺動表面を有し、滑動掴締装置が作用し始
める際に、摺動表面をリフトガイドに対して押し
つけ、摩擦作用によつてリフトの下降速度を低下
させ、または停止させるよう構成されている。
リフト掴締装置として種々の装置が提案されて
いる。最も一般形式の掴締装置は大型のばね鋼製
のu字形スプリングで構成され、ガイドを掴締す
る際に、スプリングの両端間に楔が入るよう構成
されている。さらに、多くの掴締装置は別個の解
除用楔を特徴とし、この解除用楔により掴締後の
掴締装置をガイドから解除するよう構成してい
る。解除はリフトケージを上昇させることによつ
て行われる。
いる。最も一般形式の掴締装置は大型のばね鋼製
のu字形スプリングで構成され、ガイドを掴締す
る際に、スプリングの両端間に楔が入るよう構成
されている。さらに、多くの掴締装置は別個の解
除用楔を特徴とし、この解除用楔により掴締後の
掴締装置をガイドから解除するよう構成してい
る。解除はリフトケージを上昇させることによつ
て行われる。
従来の掴締装置は高価であるとともに大型であ
ることを最大の欠点としている。高価となる主な
原因は、例えば、使用されるスプリングが標準物
品でないことによる。従来既知の掴締装置の他の
欠点は、ガイドの表面品質、使用されている摩擦
材料の温度およびリフトケージの速度等によつて
ガイドに沿う種々の点で摩擦係数の値が異なるた
めに、掴締作用に関連して生じる力が変化するこ
とである。
ることを最大の欠点としている。高価となる主な
原因は、例えば、使用されるスプリングが標準物
品でないことによる。従来既知の掴締装置の他の
欠点は、ガイドの表面品質、使用されている摩擦
材料の温度およびリフトケージの速度等によつて
ガイドに沿う種々の点で摩擦係数の値が異なるた
めに、掴締作用に関連して生じる力が変化するこ
とである。
本発明の目的は上述した欠点をなくし、既存の
掴締装置より優れた種々の利点を有するリフト用
滑動掴締装置を提供しようとするものである。
掴締装置より優れた種々の利点を有するリフト用
滑動掴締装置を提供しようとするものである。
本発明による掴締装置は、楔ケースと、ロープ
のような別個の伝達部材によつて作動されてリフ
トガイド上に一側から作用する可動楔と、リフト
ガイド上に反対側から作用するカウンタ可動楔と
を具え、楔ケースに設けられた案内面に沿つて前
記可動楔を摩擦軽減素子を介して移動させるよう
構成し、案内面に対して実質的に平行な力をカウ
ンタ可動楔に作用させる押圧部材を楔ケースに設
けたけたことを特徴とする。
のような別個の伝達部材によつて作動されてリフ
トガイド上に一側から作用する可動楔と、リフト
ガイド上に反対側から作用するカウンタ可動楔と
を具え、楔ケースに設けられた案内面に沿つて前
記可動楔を摩擦軽減素子を介して移動させるよう
構成し、案内面に対して実質的に平行な力をカウ
ンタ可動楔に作用させる押圧部材を楔ケースに設
けたけたことを特徴とする。
本発明の有利な実施例による掴締装置は、カウ
ンタ可動楔の案内面を適切に傾斜させて案内面の
上端とリフトガイドとの間の距離を対応する同じ
案内面の下端とリフトガイドとの間の距離よりも
大とすることを特徴とする。
ンタ可動楔の案内面を適切に傾斜させて案内面の
上端とリフトガイドとの間の距離を対応する同じ
案内面の下端とリフトガイドとの間の距離よりも
大とすることを特徴とする。
本発明の他の有利な実施例による掴締装置は、
案内面の上端間の距離が対応する案内面の下端間
の距離に等しいか、または、より大であり、案内
面の傾斜角度が対応する可動楔の楔角度に等しい
ことを特徴とする。
案内面の上端間の距離が対応する案内面の下端間
の距離に等しいか、または、より大であり、案内
面の傾斜角度が対応する可動楔の楔角度に等しい
ことを特徴とする。
本発明の第3の有利な実施例による掴締装置
は、案内面の上端間の距離が対応する案内面の下
端間距離よりも小であることを特徴とする。
は、案内面の上端間の距離が対応する案内面の下
端間距離よりも小であることを特徴とする。
本発明の他の有利な実施例による掴締装置は力
を発生する押圧部材における押圧素子がスプリン
グであることを特徴とする。
を発生する押圧部材における押圧素子がスプリン
グであることを特徴とする。
上述した種々の実施例による掴締装置に共通の
従来の掴締装置より優れた利点は、本発明による
掴締装置では、その通常の作動範囲において、現
在用いられているスプリングより力の小さい安価
な標準的スプリングを使用することができること
である。さらに、本発明の掴締装置は、ガイドに
沿う種々の点での摩擦係数の変化が従来既知の掴
締装置におけるように達成し得る摩擦力に大きな
影響を与えることがないという利点を有する。ま
た、見方によれば、本発明の掴締装置は自己調整
型である。
従来の掴締装置より優れた利点は、本発明による
掴締装置では、その通常の作動範囲において、現
在用いられているスプリングより力の小さい安価
な標準的スプリングを使用することができること
である。さらに、本発明の掴締装置は、ガイドに
沿う種々の点での摩擦係数の変化が従来既知の掴
締装置におけるように達成し得る摩擦力に大きな
影響を与えることがないという利点を有する。ま
た、見方によれば、本発明の掴締装置は自己調整
型である。
本発明による掴締装置の実施例を図面につき説
明する。
明する。
図示の掴締装置は、掴締装置枠4内にスプリン
グ負荷ボルト5によつて固定された楔ケース8を
具える。この楔ケース8の位置を横方向に調整可
能とするため、調整ねじ7が枠4に取付けられて
いる。楔ケース8はリフトガイド30に対して所
定の相対的位置に調整ねじによつて位置決めさ
れ、正面から見て、ガイドが楔ケース8内のほぼ
中央に位置するようにする。これにより、ガイド
の一側に楔ケース8の案内面16aが位置し、他
側に同様の案内面16bが位置する。両案内面は
リフトガイドに対して傾斜され、好ましくは、両
案内面が平行であつても、案内面16aはその下
部が上部よりもリフトガイドから大きく離間して
いるように構成されている。案内面の傾斜角度は
リフトガイドが潤滑されているか否かによつて変
化される。リフトガイドが潤滑されている場合に
は、傾斜角度を約3°にし、潤滑されていない場合
には傾斜角度を約8°にするのがよい。可動楔片9
は案内面16aに沿つて移動する。同様に、対向
して位置するカウンター可動楔10は案内面16
bに沿つて移動する。各案内面16a,16bと
各可動楔片9,10との間に、摩擦軽減素子とし
て、ボール15を用い、これにより各案内面と各
可動楔片との間の摩擦を摺動摩擦ではなく、ころ
がり摩擦としている。ボールが所定位置よりよく
保持され得るようにするため、案内面にボール1
5の半径より僅かに小さい深さのころがり条溝1
6が設けられている。同様に、可動楔片9および
10の楔ケース8に向かう面には条溝16に等し
いころがり条溝15aが設けられている。さら
に、楔ケース8のころがり条溝16の下端に保持
ピン12を固定して設けてころがり条溝内へのボ
ール15の保持をさらに確実にしている。同様の
保持ピン11が楔片9および10の上端に固着さ
れている。両楔片9および10の側面に案内条溝
31(第4図をも参照)が設けられ、これにより
両楔片をそれぞれの楔ケースから適当な距離に保
持している。楔ケースには保持ピン13が設けら
れ、保持ピン13の先端が楔片の案内条溝内に挿
入されており、これにより楔片が楔ケースから離
れたり、楔ケースから落下するのを防止してい
る。
グ負荷ボルト5によつて固定された楔ケース8を
具える。この楔ケース8の位置を横方向に調整可
能とするため、調整ねじ7が枠4に取付けられて
いる。楔ケース8はリフトガイド30に対して所
定の相対的位置に調整ねじによつて位置決めさ
れ、正面から見て、ガイドが楔ケース8内のほぼ
中央に位置するようにする。これにより、ガイド
の一側に楔ケース8の案内面16aが位置し、他
側に同様の案内面16bが位置する。両案内面は
リフトガイドに対して傾斜され、好ましくは、両
案内面が平行であつても、案内面16aはその下
部が上部よりもリフトガイドから大きく離間して
いるように構成されている。案内面の傾斜角度は
リフトガイドが潤滑されているか否かによつて変
化される。リフトガイドが潤滑されている場合に
は、傾斜角度を約3°にし、潤滑されていない場合
には傾斜角度を約8°にするのがよい。可動楔片9
は案内面16aに沿つて移動する。同様に、対向
して位置するカウンター可動楔10は案内面16
bに沿つて移動する。各案内面16a,16bと
各可動楔片9,10との間に、摩擦軽減素子とし
て、ボール15を用い、これにより各案内面と各
可動楔片との間の摩擦を摺動摩擦ではなく、ころ
がり摩擦としている。ボールが所定位置よりよく
保持され得るようにするため、案内面にボール1
5の半径より僅かに小さい深さのころがり条溝1
6が設けられている。同様に、可動楔片9および
10の楔ケース8に向かう面には条溝16に等し
いころがり条溝15aが設けられている。さら
に、楔ケース8のころがり条溝16の下端に保持
ピン12を固定して設けてころがり条溝内へのボ
ール15の保持をさらに確実にしている。同様の
保持ピン11が楔片9および10の上端に固着さ
れている。両楔片9および10の側面に案内条溝
31(第4図をも参照)が設けられ、これにより
両楔片をそれぞれの楔ケースから適当な距離に保
持している。楔ケースには保持ピン13が設けら
れ、保持ピン13の先端が楔片の案内条溝内に挿
入されており、これにより楔片が楔ケースから離
れたり、楔ケースから落下するのを防止してい
る。
リフトガイド30に沿つて摺動する楔片9およ
び10の垂直面上に楔片の材料より摩擦抵抗の高
い別個のブレーキ表面28が設けられている。可
動楔片9の下端に固着された板32に調整ねじ2
3が取付けられ、可動楔片9の上昇限位置で調整
ねじの上端が楔ケース8の下端面33に当るよう
に構成されている。可動楔片9の上端には種々の
掴締装置を同時に作用させるための同期棒34が
取付けられている。楔ケース8の上端とカウンタ
ー可動楔片10との間には押圧部材の圧縮スプリ
ング24が介挿され、このスプリングによつてカ
ウンター可動楔片を斜め下方に押し下げるよう構
成されている。圧縮スプリング24には取付けね
じ35によつて所定位置に取付けられ、このねじ
35はカウンター可動楔片10に固定されている
が、楔ケースに対しては孔36内に移動し得るよ
う取付けるのがよく、この孔36の直径は取付け
ねじ35の直径より大とする。圧縮スプリングが
作用する楔ケース8のスプリング作用面37を適
切に傾斜させてスプリング力が案内面16bに平
行な方向にカウンター可動楔片10上に作用する
よう構成されている。さらにまた、楔ケースには
保護板38が取付けられ、可動楔片が横方向に動
いて楔ケースから脱落するのを保護板によつて防
止している。
び10の垂直面上に楔片の材料より摩擦抵抗の高
い別個のブレーキ表面28が設けられている。可
動楔片9の下端に固着された板32に調整ねじ2
3が取付けられ、可動楔片9の上昇限位置で調整
ねじの上端が楔ケース8の下端面33に当るよう
に構成されている。可動楔片9の上端には種々の
掴締装置を同時に作用させるための同期棒34が
取付けられている。楔ケース8の上端とカウンタ
ー可動楔片10との間には押圧部材の圧縮スプリ
ング24が介挿され、このスプリングによつてカ
ウンター可動楔片を斜め下方に押し下げるよう構
成されている。圧縮スプリング24には取付けね
じ35によつて所定位置に取付けられ、このねじ
35はカウンター可動楔片10に固定されている
が、楔ケースに対しては孔36内に移動し得るよ
う取付けるのがよく、この孔36の直径は取付け
ねじ35の直径より大とする。圧縮スプリングが
作用する楔ケース8のスプリング作用面37を適
切に傾斜させてスプリング力が案内面16bに平
行な方向にカウンター可動楔片10上に作用する
よう構成されている。さらにまた、楔ケースには
保護板38が取付けられ、可動楔片が横方向に動
いて楔ケースから脱落するのを保護板によつて防
止している。
次に、本発明による掴締装置の作動を簡単に説
明する。リフトケージの下降速度が増大して高く
なり過ぎる場合、速度リミツター(図示せず)が
作動され、掴締装置に作用して可動楔片9を上昇
させる。リフトケージが下降し、これと同時に楔
ケース8が下降する際、可動楔片9のブレーキ表
面28がリフトガイド30にくつつき、これによ
り可動楔片9は楔ケース8に対して相対的に上昇
運動を継続する。したがつて、楔ケース8は図面
において左方へ横方向に動かされ、これにより、
同時に、楔ケース8はボルト5に取付けられたス
リーブ40を介してボルト5を左方に押す。スリ
ーブ40は掴締装置枠4に設けられた孔内に移動
する。この横方向への動きによつて、ボルト5上
の圧縮スプリング39は圧縮され、さらに、カウ
ンター可動楔片10はリフトガイド30に接触
し、これにより、調整ねじ23が楔ケースの下端
面33に当るまで楔ケース8に対する両楔片の相
対的上昇運動が引続き生じ、楔ケースを引き続き
左方に動かす。掴締後、上昇させることによつて
リフトを釈放する際、上述したとは反対方向の動
きが生じ、スプリング39が楔ケース8を所定位
置に引き戻す。可動楔9がその最高上昇位置で停
止する前に、可動楔9およびカウンター可動楔1
0の両方がリフトガイド30に接触するよう掴締
装置が調整されている。可動楔9がその最高上昇
位置に向かつて上昇する際、カウンター可動楔1
0もまた摩擦作用によつてスプリング力Fに抗し
て上昇する。スプリング力Fによる楔作用により
得られる両可動楔とリフトガイド30との間の摩
擦力は極めて高く、これにより高い制動力が達成
される。楔角度およびリフトガイドに対する相対
的スプリング力の方向がα角であつてボールベア
リング構造のために楔の後面に作用する摩擦力が
ほぼ零であると考えると、達成し得る摩擦力は次
式により計算され得る。
明する。リフトケージの下降速度が増大して高く
なり過ぎる場合、速度リミツター(図示せず)が
作動され、掴締装置に作用して可動楔片9を上昇
させる。リフトケージが下降し、これと同時に楔
ケース8が下降する際、可動楔片9のブレーキ表
面28がリフトガイド30にくつつき、これによ
り可動楔片9は楔ケース8に対して相対的に上昇
運動を継続する。したがつて、楔ケース8は図面
において左方へ横方向に動かされ、これにより、
同時に、楔ケース8はボルト5に取付けられたス
リーブ40を介してボルト5を左方に押す。スリ
ーブ40は掴締装置枠4に設けられた孔内に移動
する。この横方向への動きによつて、ボルト5上
の圧縮スプリング39は圧縮され、さらに、カウ
ンター可動楔片10はリフトガイド30に接触
し、これにより、調整ねじ23が楔ケースの下端
面33に当るまで楔ケース8に対する両楔片の相
対的上昇運動が引続き生じ、楔ケースを引き続き
左方に動かす。掴締後、上昇させることによつて
リフトを釈放する際、上述したとは反対方向の動
きが生じ、スプリング39が楔ケース8を所定位
置に引き戻す。可動楔9がその最高上昇位置で停
止する前に、可動楔9およびカウンター可動楔1
0の両方がリフトガイド30に接触するよう掴締
装置が調整されている。可動楔9がその最高上昇
位置に向かつて上昇する際、カウンター可動楔1
0もまた摩擦作用によつてスプリング力Fに抗し
て上昇する。スプリング力Fによる楔作用により
得られる両可動楔とリフトガイド30との間の摩
擦力は極めて高く、これにより高い制動力が達成
される。楔角度およびリフトガイドに対する相対
的スプリング力の方向がα角であつてボールベア
リング構造のために楔の後面に作用する摩擦力が
ほぼ零であると考えると、達成し得る摩擦力は次
式により計算され得る。
Fs=2μF(sinX+cos2α−μsinαcosα/sinα+μcos
α) 上式において、μはリフトガイドと両可動楔の
ブレーキ表面28との間の摩擦係数である。第6
図に上式によつて種々の摩擦係数に対して得られ
た摩擦力をグラフで示している。第6図には計算
して得られた2つのグラフをプロツトしており、
一方のグラフは楔角度が5°の場合の結果を示し、
他方のグラフは楔角度が8°の場合の結果を示す。
比較のため、最新の掴締装置によつて得られる摩
擦力と摩擦係数との関数を同じグラフ上にプロツ
トして1点鎖線で示す。この従来装置のスプリン
グ力は法線方向力に対して通常平行、すなわち、
リフトガイドに対して直角である。図示のグラフ
から明らかなように、摩擦係数の値が0.85より小
さい場合には、ブレーキ表面に対する摩擦が本発
明による掴締装置では従来の掴締装置に比べて高
くなつている。したがつて、摩擦係数を0.85より
高くすることは問題である。上述したところから
逆に、本発明による掴締装置はスプリング効果の
低いスプリングを用いて従来の強力で大きなスプ
リングを用る掴締装置と同じ摩擦力が得られる。
また、第6図から明らかなように、本発明による
掴締装置は従来の掴締装置に比べてリフトガイド
上の種々の点間の摩擦係数の変化に対してより無
関係である。摩擦係数の変化はリフトガイドの異
なる点における表面品質、使用される摩擦材料の
温度、リフトケージの速度等によつて影響され
る。出願人の手持ちの材料ではリフトガイドと可
動楔ブレーキ表面との間で得られる公称摩擦係数
μは0.5であり、種々の因子による摩擦係数の変
化は±25%であると仮定する。したがつて、摩擦
係数の最大値は0.3125であり、最小値は0.1875で
ある。第6図のグラフから読み取り得るように、
従来の掴締装置では、摩擦力Fs=0.5Fが得られ、
このFはスプリング力である。同様に、図示のグ
ラフから明らかなように従来の掴締装置の最大摩
擦力は0.625Fであり、最小摩擦力は0.375Fであ
る。これらによつて計算されるように、摩擦力の
変化は摩擦力係数の変化と同じであり、すなわ
ち、公称摩擦力の±25%である。本発明による掴
締装置の場合には、同じ摩擦係数値および変化値
を用いて計算した結果、楔角度8°では、公称摩擦
力が1.2929F、最大摩擦力が1.3931F、最小摩擦力
が1.544Fである。これにより、公称摩擦力に関連
する摩擦力の変化は−10.7%および7.8%である。
これがため、掴締時における本発明による掴締装
置の制動力の変化は、従来の掴締装置において生
じた制動力の変化に比べて相当小さい。したがつ
て、最新の従来装置に比べて、より優れ、より信
頼し得る掴締作用を得ることができる。
α) 上式において、μはリフトガイドと両可動楔の
ブレーキ表面28との間の摩擦係数である。第6
図に上式によつて種々の摩擦係数に対して得られ
た摩擦力をグラフで示している。第6図には計算
して得られた2つのグラフをプロツトしており、
一方のグラフは楔角度が5°の場合の結果を示し、
他方のグラフは楔角度が8°の場合の結果を示す。
比較のため、最新の掴締装置によつて得られる摩
擦力と摩擦係数との関数を同じグラフ上にプロツ
トして1点鎖線で示す。この従来装置のスプリン
グ力は法線方向力に対して通常平行、すなわち、
リフトガイドに対して直角である。図示のグラフ
から明らかなように、摩擦係数の値が0.85より小
さい場合には、ブレーキ表面に対する摩擦が本発
明による掴締装置では従来の掴締装置に比べて高
くなつている。したがつて、摩擦係数を0.85より
高くすることは問題である。上述したところから
逆に、本発明による掴締装置はスプリング効果の
低いスプリングを用いて従来の強力で大きなスプ
リングを用る掴締装置と同じ摩擦力が得られる。
また、第6図から明らかなように、本発明による
掴締装置は従来の掴締装置に比べてリフトガイド
上の種々の点間の摩擦係数の変化に対してより無
関係である。摩擦係数の変化はリフトガイドの異
なる点における表面品質、使用される摩擦材料の
温度、リフトケージの速度等によつて影響され
る。出願人の手持ちの材料ではリフトガイドと可
動楔ブレーキ表面との間で得られる公称摩擦係数
μは0.5であり、種々の因子による摩擦係数の変
化は±25%であると仮定する。したがつて、摩擦
係数の最大値は0.3125であり、最小値は0.1875で
ある。第6図のグラフから読み取り得るように、
従来の掴締装置では、摩擦力Fs=0.5Fが得られ、
このFはスプリング力である。同様に、図示のグ
ラフから明らかなように従来の掴締装置の最大摩
擦力は0.625Fであり、最小摩擦力は0.375Fであ
る。これらによつて計算されるように、摩擦力の
変化は摩擦力係数の変化と同じであり、すなわ
ち、公称摩擦力の±25%である。本発明による掴
締装置の場合には、同じ摩擦係数値および変化値
を用いて計算した結果、楔角度8°では、公称摩擦
力が1.2929F、最大摩擦力が1.3931F、最小摩擦力
が1.544Fである。これにより、公称摩擦力に関連
する摩擦力の変化は−10.7%および7.8%である。
これがため、掴締時における本発明による掴締装
置の制動力の変化は、従来の掴締装置において生
じた制動力の変化に比べて相当小さい。したがつ
て、最新の従来装置に比べて、より優れ、より信
頼し得る掴締作用を得ることができる。
本発明は上述した実施例に限られるものではな
く、本発明の特許請求の範囲内で種々に実施する
ことができること勿論である。
く、本発明の特許請求の範囲内で種々に実施する
ことができること勿論である。
第1図は本発明の掴締装置の正面図、第2図は
第1図に示す掴締装置の一部を断面として示す正
面図、第3図は第1図に示す掴締装置の平面図、
第4図は第1図の−線上で断面として示す可
動楔片の断面図、第5図は第1図に示す掴締装置
の作用説明図、第6図は摩擦力と摩擦係数との関
係を示すグラフである。 4……掴締装置枠、5……負荷ボルト、7……
調整ねじ、8……楔ケース、9……可動楔、10
……カウンタ可動楔、11,12,13……保持
ピン、15……ボール、15a……ころがり条
溝、16……ころがり条溝、16a,16b……
案内面、24……押圧部材、28……ブレーキ表
面、30……リフトガイド、31……案内条溝。
第1図に示す掴締装置の一部を断面として示す正
面図、第3図は第1図に示す掴締装置の平面図、
第4図は第1図の−線上で断面として示す可
動楔片の断面図、第5図は第1図に示す掴締装置
の作用説明図、第6図は摩擦力と摩擦係数との関
係を示すグラフである。 4……掴締装置枠、5……負荷ボルト、7……
調整ねじ、8……楔ケース、9……可動楔、10
……カウンタ可動楔、11,12,13……保持
ピン、15……ボール、15a……ころがり条
溝、16……ころがり条溝、16a,16b……
案内面、24……押圧部材、28……ブレーキ表
面、30……リフトガイド、31……案内条溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 楔ケース8と、ロープのような別個の伝達部
材によつて作動されてリフトガイド上に一側から
作用する可動楔9と、リフトガイド上に反対側か
ら作用するカウンタ可動楔10とを具え、楔ケー
ス8に設けられた案内面(16aおよび16b)
に沿つて前記可動楔を摩擦軽減素子15を介して
移動させるよう構成し、案内面16bに対して実
質的に平行な力をカウンタ可動楔10に作用させ
る押圧部材24を楔ケース8に設けたことを特徴
とするリフトケージ等の掴締装置。 2 カウンター可動楔10を案内する面を適切に
傾斜させて案内面16bの上端とリフトガイドと
の間の距離を同じ案内面の下端とリフトガイドと
の間の距離よりも大としたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項に記載の掴締装置。 3 案内面(16aおよび16b)の上端間の距
離が案内面の下端間の距離に等しいか、または、
より大であり、案内面(16aおよび16b)の
傾斜角度αが可動楔9,10のそれぞれの楔角度
に等しいことを特徴とする特許請求の範囲第1項
または第2項に記載の掴締装置。 4 案内面(16aおよび16b)の上端間の距
離がそれぞれの案内面の下端間の距離よりも小で
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項また
は第2項に記載の掴締装置。 5 押圧部材24の力を発生する素子がスプリン
グであることを特徴とする特許請求の範囲第1〜
4項のいずれか1項に記載の掴締装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FI861892A FI74686C (fi) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | Faongapparat, till exempel foer hisskorg eller motvikt. |
FI861892 | 1986-05-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62295886A JPS62295886A (ja) | 1987-12-23 |
JPH0357017B2 true JPH0357017B2 (ja) | 1991-08-29 |
Family
ID=8522570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62096351A Granted JPS62295886A (ja) | 1986-05-06 | 1987-04-21 | リフトケ−ジ等の掴締装置 |
Country Status (14)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JPS62295886A (ja) |
KR (1) | KR900003084B1 (ja) |
AU (1) | AU590634B2 (ja) |
BR (1) | BR8702265A (ja) |
CA (1) | CA1298214C (ja) |
DE (1) | DE3715098A1 (ja) |
FI (1) | FI74686C (ja) |
FR (1) | FR2598397B1 (ja) |
GB (1) | GB2190356B (ja) |
HK (1) | HK74190A (ja) |
IN (1) | IN169365B (ja) |
IT (1) | IT1218796B (ja) |
SG (1) | SG5090G (ja) |
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DE9200372U1 (de) * | 1992-01-15 | 1992-04-02 | Haver & Boecker, 4740 Oelde | Leersackmagazin |
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-
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- 1986-05-06 FI FI861892A patent/FI74686C/fi not_active IP Right Cessation
- 1986-10-30 AU AU64609/86A patent/AU590634B2/en not_active Expired
-
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- 1987-03-30 IN IN227/MAS/87A patent/IN169365B/en unknown
- 1987-04-01 GB GB8707766A patent/GB2190356B/en not_active Expired
- 1987-04-10 CA CA000534471A patent/CA1298214C/en not_active Expired - Fee Related
- 1987-04-21 JP JP62096351A patent/JPS62295886A/ja active Granted
- 1987-05-04 FR FR878706234A patent/FR2598397B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1987-05-04 US US07/045,462 patent/US4819765A/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-05-04 KR KR1019870004357A patent/KR900003084B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1987-05-05 BR BR8702265A patent/BR8702265A/pt not_active IP Right Cessation
- 1987-05-06 IT IT12480/87A patent/IT1218796B/it active
- 1987-05-06 DE DE19873715098 patent/DE3715098A1/de active Granted
-
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- 1990-09-20 HK HK741/90A patent/HK74190A/xx not_active IP Right Cessation
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---|---|---|---|---|
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