JPH0356701B2 - - Google Patents
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- JPH0356701B2 JPH0356701B2 JP62035969A JP3596987A JPH0356701B2 JP H0356701 B2 JPH0356701 B2 JP H0356701B2 JP 62035969 A JP62035969 A JP 62035969A JP 3596987 A JP3596987 A JP 3596987A JP H0356701 B2 JPH0356701 B2 JP H0356701B2
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- Japan
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- cutter
- blade
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A22—BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C25/00—Processing fish ; Curing of fish; Stunning of fish by electric current; Investigating fish by optical means
- A22C25/17—Skinning fish
Description
【発明の詳細な説明】
[利用分野]
本発明は、魚切身等の動物筋肉組織から皮等の
表面層を除去するための装置に関し、より具体的
には、被処理物を保持するように構成された外周
面を有する皮取りローラを回転駆動される状態で
設け、皮取りローラの外周面に対向する押圧面を
備えた押圧パツドを設け、その押圧パツドを皮取
りローラの外周面に対して弾性的に移動可能な状
態で設けるとともに、上記押圧パツドに刃物収容
ポケツトを設け、上記ポケツトに皮取り刃物を収
容した装置に関するものである。
表面層を除去するための装置に関し、より具体的
には、被処理物を保持するように構成された外周
面を有する皮取りローラを回転駆動される状態で
設け、皮取りローラの外周面に対向する押圧面を
備えた押圧パツドを設け、その押圧パツドを皮取
りローラの外周面に対して弾性的に移動可能な状
態で設けるとともに、上記押圧パツドに刃物収容
ポケツトを設け、上記ポケツトに皮取り刃物を収
容した装置に関するものである。
[従来技術]
上記構成やそれに類似した構成の装置は広く使
用されており、又、特許公報によつても公知とな
つている。例えば、西ドイツ特許第2049353号に
は、上記の構成に対応する構造的特徴を有する装
置が記載されている。この装置で使用される刃物
は、押圧パツドに刃物が固定状態で挿入されてお
り、押圧面と皮取りローラの外周面との間の間隔
が一定の等しい距離に限定されており、又、皮取
り刃物は皮取りローラの外周面から、切り離そう
とする表面層の厚さに対応する距離を隔てて延び
ている。
用されており、又、特許公報によつても公知とな
つている。例えば、西ドイツ特許第2049353号に
は、上記の構成に対応する構造的特徴を有する装
置が記載されている。この装置で使用される刃物
は、押圧パツドに刃物が固定状態で挿入されてお
り、押圧面と皮取りローラの外周面との間の間隔
が一定の等しい距離に限定されており、又、皮取
り刃物は皮取りローラの外周面から、切り離そう
とする表面層の厚さに対応する距離を隔てて延び
ている。
上記構造は、丸みのある魚(平たくない魚)の
切身を処理する場合にのみ、充分な結果を得られ
ることが既に分かつている。すなわち、平たい魚
は、皮が筋肉組織に強くついているので、そのよ
うな魚切身を処理する場合に問題が生じ、引き切
り方式の採用が不可避である。この点を考慮する
とともに、帯状刃物式の皮取り機の製造コストや
維持コストを低減するための試みが既になされて
きており、その結果、例えば西ドイツ特許第
680720号に記載されているような、刃物を往復動
させるようにした装置が開発されている。この装
置では、切身の先頭部が通過した後に、刃物を、
離れた休止位置から作業(接触)ないし切断位置
まで移動させるようになつている。従つて、先頭
の部分が失われ、その部分は基本的に製造ロスと
ならざるをえない。
切身を処理する場合にのみ、充分な結果を得られ
ることが既に分かつている。すなわち、平たい魚
は、皮が筋肉組織に強くついているので、そのよ
うな魚切身を処理する場合に問題が生じ、引き切
り方式の採用が不可避である。この点を考慮する
とともに、帯状刃物式の皮取り機の製造コストや
維持コストを低減するための試みが既になされて
きており、その結果、例えば西ドイツ特許第
680720号に記載されているような、刃物を往復動
させるようにした装置が開発されている。この装
置では、切身の先頭部が通過した後に、刃物を、
離れた休止位置から作業(接触)ないし切断位置
まで移動させるようになつている。従つて、先頭
の部分が失われ、その部分は基本的に製造ロスと
ならざるをえない。
西ドイツ特許第1810673号(特に第2図の実施
例)は上記構造の欠点を解決しようとするもの
で、その構造では、往復動型の刃物が、皮取りロ
ーラの外周面に対して一定の間隔を保つた状態
に、調整されて固定される。押圧パツドは、皮取
り刃物の下側で、皮取りローラの外周から一定の
距離を隔てて位置されている。この装置を使用す
る場合(特に、平たい魚の切身を処理する場合)、
その基本構造により次のような不具合が生じる。
すなわち、尾部分が脊椎線に沿つて裂け、皮取り
の後の魚の外観が「ありつぎ(継ぎ合わせ)」状
態となるので、品質の面での評価が著しく低くな
るという不具合が生じ、それ故に実際に装置が採
用されない原因となつている。そのように裂け目
ができる理由は、皮取り処理の行われる切身部分
が往復動をする面に押し付けられてその往復動動
作に応じて力を受けるために、皮取り処理中に切
身に無用有害な力が加わるためである。そのよう
な影響は、押圧面よりも上流側で露出している刃
物下面の部分によるものであり、具体的には、食
い込み作用と切断抵抗とにより刃物と切り身との
間に密着摩擦状態が生じ、そのために、往復動作
が切身に伝わるためである。この影響を低減する
目的で、皮取りローラ上での皮の保持状態を改良
するため、該ローラの外周面に角錐状又は直角形
の凹凸部を設けるものがある。ところが、その改
良構造で、皮取りローラの外周面から押圧面まで
の間隔を、皮が押圧面の下側に確実に入り込むよ
うに、少なくとも、皮取り処理を行う切身の皮の
厚さに設定するから切断開始の信頼性が低下す
る。又そのように間隙の設定では、高い信頼性で
供給・搬送を行うのに必要な皮取りローラに対す
る押圧効果が低下してしまう。従つて、押圧面を
必要なだけ皮取りローラに近付けて位置決めする
ために、現在では、皮取りローラの外周面に縦方
向の溝を設けて、切身の尾側端部をその溝に係合
させて押圧面の下側に入り込ませるようになつて
いる。
例)は上記構造の欠点を解決しようとするもの
で、その構造では、往復動型の刃物が、皮取りロ
ーラの外周面に対して一定の間隔を保つた状態
に、調整されて固定される。押圧パツドは、皮取
り刃物の下側で、皮取りローラの外周から一定の
距離を隔てて位置されている。この装置を使用す
る場合(特に、平たい魚の切身を処理する場合)、
その基本構造により次のような不具合が生じる。
すなわち、尾部分が脊椎線に沿つて裂け、皮取り
の後の魚の外観が「ありつぎ(継ぎ合わせ)」状
態となるので、品質の面での評価が著しく低くな
るという不具合が生じ、それ故に実際に装置が採
用されない原因となつている。そのように裂け目
ができる理由は、皮取り処理の行われる切身部分
が往復動をする面に押し付けられてその往復動動
作に応じて力を受けるために、皮取り処理中に切
身に無用有害な力が加わるためである。そのよう
な影響は、押圧面よりも上流側で露出している刃
物下面の部分によるものであり、具体的には、食
い込み作用と切断抵抗とにより刃物と切り身との
間に密着摩擦状態が生じ、そのために、往復動作
が切身に伝わるためである。この影響を低減する
目的で、皮取りローラ上での皮の保持状態を改良
するため、該ローラの外周面に角錐状又は直角形
の凹凸部を設けるものがある。ところが、その改
良構造で、皮取りローラの外周面から押圧面まで
の間隔を、皮が押圧面の下側に確実に入り込むよ
うに、少なくとも、皮取り処理を行う切身の皮の
厚さに設定するから切断開始の信頼性が低下す
る。又そのように間隙の設定では、高い信頼性で
供給・搬送を行うのに必要な皮取りローラに対す
る押圧効果が低下してしまう。従つて、押圧面を
必要なだけ皮取りローラに近付けて位置決めする
ために、現在では、皮取りローラの外周面に縦方
向の溝を設けて、切身の尾側端部をその溝に係合
させて押圧面の下側に入り込ませるようになつて
いる。
特開昭47−38499(西ドイツ公開公報第2118164
号)に記載の装置について試験が行われた。その
装置では、往復動型の皮取り刃物が設けてあり、
該刃物は、特に切断中の位置へ揺動的に移動する
までの間、皮取りローラと押圧パツドとの間の間
隙に入り込む切身により往復動の距離が短くな
り、上記問題も解決されておらず、この装置は商
業的には成功していない。往復動により切身に力
が加わることに加えて、この装置では、切断の初
期段階での信頼性が上述の場合と同様に低い。そ
の理由は、前述の事項から予期されるように、主
に、切断中の位置にある場合のパツドの押圧面と
比べ、切断開始時の位置にあるパツドの押圧面に
よつては、送り込まれてくる切身を皮取りローラ
の外周面に押圧できないことにある。しかし、パ
ツドを(切身を十分に押圧できる)切断中の位置
へ移動させるには、切身が皮取りローラにより送
り込まれる必要があるから、パツドにより切身が
十分に押圧されるに至るのは偶発的に生じること
になる。切り身が刃物の刃先に到達したとして
も、送り込み動作は、角錐形凹凸部等を設けた皮
取りローラの粗い外周面への係合動作や摩擦によ
つてのみ行われるから、刃先により十分な深さに
切断され難く、分離された皮側の部分がパツドの
押圧面により皮取りローラの外周面に十分に押圧
される点まで到達する状態に至らせることに困難
がある。ところが、切身の皮側の部分がパツドと
皮取りローラの間にきつく挟まれて保存されるこ
とは、中間のギヤを用いて、刃物を皮取りローラ
の外周面に近接した切断中の位置まで移動させる
トルクを得るとともに、安定した切身の送り込み
を行うためには、必須の条件である。
号)に記載の装置について試験が行われた。その
装置では、往復動型の皮取り刃物が設けてあり、
該刃物は、特に切断中の位置へ揺動的に移動する
までの間、皮取りローラと押圧パツドとの間の間
隙に入り込む切身により往復動の距離が短くな
り、上記問題も解決されておらず、この装置は商
業的には成功していない。往復動により切身に力
が加わることに加えて、この装置では、切断の初
期段階での信頼性が上述の場合と同様に低い。そ
の理由は、前述の事項から予期されるように、主
に、切断中の位置にある場合のパツドの押圧面と
比べ、切断開始時の位置にあるパツドの押圧面に
よつては、送り込まれてくる切身を皮取りローラ
の外周面に押圧できないことにある。しかし、パ
ツドを(切身を十分に押圧できる)切断中の位置
へ移動させるには、切身が皮取りローラにより送
り込まれる必要があるから、パツドにより切身が
十分に押圧されるに至るのは偶発的に生じること
になる。切り身が刃物の刃先に到達したとして
も、送り込み動作は、角錐形凹凸部等を設けた皮
取りローラの粗い外周面への係合動作や摩擦によ
つてのみ行われるから、刃先により十分な深さに
切断され難く、分離された皮側の部分がパツドの
押圧面により皮取りローラの外周面に十分に押圧
される点まで到達する状態に至らせることに困難
がある。ところが、切身の皮側の部分がパツドと
皮取りローラの間にきつく挟まれて保存されるこ
とは、中間のギヤを用いて、刃物を皮取りローラ
の外周面に近接した切断中の位置まで移動させる
トルクを得るとともに、安定した切身の送り込み
を行うためには、必須の条件である。
[発明の概要]
従つて、本発明は、平たい魚及び丸みのある魚
の両方について完全に満足のゆく方法で皮取り処
理を行い、上記問題を解決した表面層除去装置を
提供することを目的とする。
の両方について完全に満足のゆく方法で皮取り処
理を行い、上記問題を解決した表面層除去装置を
提供することを目的とする。
本発明では、魚切身等の動物筋肉組織から皮等
の表面層を除去するために、被処理物を保持する
ように構成された外周面を有していて回転駆動さ
れる皮取りローラと、刃を有する皮取り刃物と、
皮取りローラの外周面に対向する押圧面を有し、
かつ、上記刃物を収容するためのポケツトを有し
ていて、ばねの弾力に抗して皮取りローラの外周
面に対して移動可能な状態に設けられたパツドと
を備えた表面層除去装置において、皮取り刃物の
みを往復動させるために、パツドに設けられたポ
ケツトは、皮取り刃物に伴つて往復動することな
しに、皮取り刃物の往復動の案内を該往復動の全
範囲にわたつて行う案内スロツトとして構成さ
れ、上記皮取り刃物のみが往復動させられること
を特徴とする。
の表面層を除去するために、被処理物を保持する
ように構成された外周面を有していて回転駆動さ
れる皮取りローラと、刃を有する皮取り刃物と、
皮取りローラの外周面に対向する押圧面を有し、
かつ、上記刃物を収容するためのポケツトを有し
ていて、ばねの弾力に抗して皮取りローラの外周
面に対して移動可能な状態に設けられたパツドと
を備えた表面層除去装置において、皮取り刃物の
みを往復動させるために、パツドに設けられたポ
ケツトは、皮取り刃物に伴つて往復動することな
しに、皮取り刃物の往復動の案内を該往復動の全
範囲にわたつて行う案内スロツトとして構成さ
れ、上記皮取り刃物のみが往復動させられること
を特徴とする。
上記構成によると、刃物の往復動により、強力
な切断能力が得られ、平たい魚の処理が可能にな
る。また、往復動で切断を行う刃物は、刃先が多
少にぶつても切断能力を失わないので、長期の使
用が可能となる。
な切断能力が得られ、平たい魚の処理が可能にな
る。また、往復動で切断を行う刃物は、刃先が多
少にぶつても切断能力を失わないので、長期の使
用が可能となる。
さらに、上記構成によると、往復動をする刃物
の表面のうち切身と接触する部分の面積が大幅に
低減され、切身に伝わる往復動の力が小さくな
る。又、往復動をする部分の質量が小さい。従つ
て、往復動の周波数や振幅を増加させて平均切断
速度を増加させることができ、もつて、切身が刃
物の往復動に共振することを避けられ、従つて切
身に加わる有害な力を減少させることができる。
の表面のうち切身と接触する部分の面積が大幅に
低減され、切身に伝わる往復動の力が小さくな
る。又、往復動をする部分の質量が小さい。従つ
て、往復動の周波数や振幅を増加させて平均切断
速度を増加させることができ、もつて、切身が刃
物の往復動に共振することを避けられ、従つて切
身に加わる有害な力を減少させることができる。
本発明の実施例では、皮取りローラの外周面に
対する押圧面の休止位置での間隔の調整や両者間
の最大間隙の制限を行うために、調整式ストツパ
が設けてある。従つて、皮取りローラの外周面に
対する押圧面の休止位置を、切断開始動作の信頼
性の向上という観点だけに基づいて選択でき、
又、押圧パツドの持ち上がり動作を制限できる。
対する押圧面の休止位置での間隔の調整や両者間
の最大間隙の制限を行うために、調整式ストツパ
が設けてある。従つて、皮取りローラの外周面に
対する押圧面の休止位置を、切断開始動作の信頼
性の向上という観点だけに基づいて選択でき、
又、押圧パツドの持ち上がり動作を制限できる。
皮取り作業中の被処理物に対する刃物背面の接
触面積を減少させ、かつ、刃物を高い信頼性で案
内するためには、刃物を収容する案内スロツトを
押圧パツドの背面とカバーとにより形成するとと
もに、カバーに少なくとも1個の案内部材を設
け、該案内部材を案内スロツトを貫通させて刃物
の長孔状開口内へ突出させることが好ましい。
触面積を減少させ、かつ、刃物を高い信頼性で案
内するためには、刃物を収容する案内スロツトを
押圧パツドの背面とカバーとにより形成するとと
もに、カバーに少なくとも1個の案内部材を設
け、該案内部材を案内スロツトを貫通させて刃物
の長孔状開口内へ突出させることが好ましい。
刃物の交換を簡単に行うために、各案内部材の
案内スロツト内へ突出した部分の内、刃物の上記
往復動方向に沿う側に面取り部を設け、各案内部
材を弾力に抗して案内スロツトの領域外へ移動さ
せ得るように構成することもできる。
案内スロツト内へ突出した部分の内、刃物の上記
往復動方向に沿う側に面取り部を設け、各案内部
材を弾力に抗して案内スロツトの領域外へ移動さ
せ得るように構成することもできる。
皮取り中に被処理物が受ける力の程度は、刃物
により及ぼされる切断圧力に関連する。各開口を
刃物の刃に対して傾斜させ、刃物に与える往復動
の運動成分に、皮取り中の被処理物から遠ざかる
向きの成分を追加することにより、皮取り中に被
処理物が受ける力を更に減少させ、切断抵抗を更
に減少させることができる。
により及ぼされる切断圧力に関連する。各開口を
刃物の刃に対して傾斜させ、刃物に与える往復動
の運動成分に、皮取り中の被処理物から遠ざかる
向きの成分を追加することにより、皮取り中に被
処理物が受ける力を更に減少させ、切断抵抗を更
に減少させることができる。
刃物に、その往復動の方向に垂直な方向の力の
成分を及ぼすことなしに、刃物を駆動するために
は、刃物を往復動させるための駆動部に、クラン
ク装置、すなわち、互いに反対方向に同期して回
する2個のクランクデイスクと、各クランクデイ
スクに植立したクランクピンと、各クランクピン
を刃物の一端部に設けたヨークに連結する駆動ロ
ツドとを含むクランク装置を用いる。皮取り処理
の開始・実行を確実に行うために、皮取りローラ
の外周面に縦方向の溝を設けることもできる。
成分を及ぼすことなしに、刃物を駆動するために
は、刃物を往復動させるための駆動部に、クラン
ク装置、すなわち、互いに反対方向に同期して回
する2個のクランクデイスクと、各クランクデイ
スクに植立したクランクピンと、各クランクピン
を刃物の一端部に設けたヨークに連結する駆動ロ
ツドとを含むクランク装置を用いる。皮取り処理
の開始・実行を確実に行うために、皮取りローラ
の外周面に縦方向の溝を設けることもできる。
[実施例]
次に本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。但し、本発明は以下の実施例に限定されるも
のではなく、それ以外にも様々な変更構造や変形
構造を本発明に基づいて構成することができる。
る。但し、本発明は以下の実施例に限定されるも
のではなく、それ以外にも様々な変更構造や変形
構造を本発明に基づいて構成することができる。
魚切身皮取り機のフレーム(図示せず)には、
無端型供給ベルト1の排出側ローラ2ならびに皮
取りローラ3が取り付けてある。上記ローラ2,
3の駆動回転方向は同じである。皮取りローラ3
の外周面4には、周知の方法で縦方向に溝5が設
けてある。皮取りローラ3の外周面4は、その排
出側の部分が押圧パツド6(シユー)に対向して
いる。パツド6の押圧面7は湾曲しており、その
曲率半径は皮取りローラ3の外周面4の半径に概
ね対応している。押圧パツド6は皮取りローラ3
のほぼ全長にわたつて延びており、ばね9の張力
に抗して皮取りローラ3から離れる方向に軸8を
中心にして移動可能であり、又、調節可能なスト
ツパ10により、押圧面7と外周面4との間の間
隙の休止位置での幅を調節できる。ストツパ10
側とは逆の方向の回動は、別のストツパ11によ
り制限される。押圧パツド6の背面13が皮取り
ローラ3の外周面4に対して平行に延びるととも
に、押圧面7の上端部分に対して鋭角をなして延
びており、又、その鋭角を形成する先端縁部12
は鈍角化されている。背面13はカバー14の肉
厚部を支持しており、カバー14の肉薄部と背面
13とにより刃物16を案内するための案内スロ
ツト15が形成されている。カバー14の表面の
内、皮取りローラ3側の部分には面取りが施して
あり、その面取り部分と案内スロツト15をなす
面とにより縁部17(これも鈍角化されている)
が図示のように形成されている。刃物16は帯状
鋼板で作られており、その幅は、刃先18が縁部
17、先端縁部12′よりも突出するように設定
されている。刃物16の両端部には、それぞれ、
縦方向に延びる1個の長孔状の開口19が設けて
あり、各開口19に案内部材20が係合してい
る。(第3図は刃物16に平行な開口19を、第
4図は刃物16に対して傾斜した開口をそれぞれ
示す。)案内部材20は、カバー14の対応する
切り欠き22により図示のように案内されてお
り、刃物16の開口19に貫通した状態で、板ば
ね板23により押圧ピン24を介して押圧パツド
6の背面13に押し付けられて保持されている。
各案内部材20の案内スロツト15の内部へ突出
した部分の、刃物の長手方向の各端部に向いてい
る側に、少なくとも刃物16と同じ厚さにわたつ
て、面取り部21が設けてある。刃物16の一端
部にはヨーク25が固定されている。ヨーク25
は皮取り機のレームに固設した摺動面(図示せ
ず)に着座でき、また、2個のピン26を備えて
いる。各ピン26はクランク装置28の駆動ロツ
ド27に関節状に結合している。クランク装置2
8は互いに反対方向に同期して回転させられる2
個のクランクデイスク29を含み、駆動ロツド2
7は各クランクデイスク29に植立されたクラン
クピン30に関節状に結合している。従つてクラ
ンクデイスク29が矢印のように回転させられる
と、刃物16はその長手方向にヨーク25を介し
て往復動させられる。刃物16は、パツド6の軸
8を中心とする、ストツパ10,11による制限
内での回動に伴つて移動するが、この移動は、駆
動ロツド27の両端それぞれに関節状の結合があ
るので、クランク装置28による往復動に影響を
及ぼさない。
無端型供給ベルト1の排出側ローラ2ならびに皮
取りローラ3が取り付けてある。上記ローラ2,
3の駆動回転方向は同じである。皮取りローラ3
の外周面4には、周知の方法で縦方向に溝5が設
けてある。皮取りローラ3の外周面4は、その排
出側の部分が押圧パツド6(シユー)に対向して
いる。パツド6の押圧面7は湾曲しており、その
曲率半径は皮取りローラ3の外周面4の半径に概
ね対応している。押圧パツド6は皮取りローラ3
のほぼ全長にわたつて延びており、ばね9の張力
に抗して皮取りローラ3から離れる方向に軸8を
中心にして移動可能であり、又、調節可能なスト
ツパ10により、押圧面7と外周面4との間の間
隙の休止位置での幅を調節できる。ストツパ10
側とは逆の方向の回動は、別のストツパ11によ
り制限される。押圧パツド6の背面13が皮取り
ローラ3の外周面4に対して平行に延びるととも
に、押圧面7の上端部分に対して鋭角をなして延
びており、又、その鋭角を形成する先端縁部12
は鈍角化されている。背面13はカバー14の肉
厚部を支持しており、カバー14の肉薄部と背面
13とにより刃物16を案内するための案内スロ
ツト15が形成されている。カバー14の表面の
内、皮取りローラ3側の部分には面取りが施して
あり、その面取り部分と案内スロツト15をなす
面とにより縁部17(これも鈍角化されている)
が図示のように形成されている。刃物16は帯状
鋼板で作られており、その幅は、刃先18が縁部
17、先端縁部12′よりも突出するように設定
されている。刃物16の両端部には、それぞれ、
縦方向に延びる1個の長孔状の開口19が設けて
あり、各開口19に案内部材20が係合してい
る。(第3図は刃物16に平行な開口19を、第
4図は刃物16に対して傾斜した開口をそれぞれ
示す。)案内部材20は、カバー14の対応する
切り欠き22により図示のように案内されてお
り、刃物16の開口19に貫通した状態で、板ば
ね板23により押圧ピン24を介して押圧パツド
6の背面13に押し付けられて保持されている。
各案内部材20の案内スロツト15の内部へ突出
した部分の、刃物の長手方向の各端部に向いてい
る側に、少なくとも刃物16と同じ厚さにわたつ
て、面取り部21が設けてある。刃物16の一端
部にはヨーク25が固定されている。ヨーク25
は皮取り機のレームに固設した摺動面(図示せ
ず)に着座でき、また、2個のピン26を備えて
いる。各ピン26はクランク装置28の駆動ロツ
ド27に関節状に結合している。クランク装置2
8は互いに反対方向に同期して回転させられる2
個のクランクデイスク29を含み、駆動ロツド2
7は各クランクデイスク29に植立されたクラン
クピン30に関節状に結合している。従つてクラ
ンクデイスク29が矢印のように回転させられる
と、刃物16はその長手方向にヨーク25を介し
て往復動させられる。刃物16は、パツド6の軸
8を中心とする、ストツパ10,11による制限
内での回動に伴つて移動するが、この移動は、駆
動ロツド27の両端それぞれに関節状の結合があ
るので、クランク装置28による往復動に影響を
及ぼさない。
上記装置の作用は次の通りである。
皮取り処理を施される切身は、その皮側を下に
し、その尾側端部を先頭にした状態で、回転中の
皮取りローラ3の外周面4上へ供給ベルト1によ
り乗せられ、皮取りローラ3により運ばれる。こ
の皮取りローラ3への送り込み動作では、尾側端
部が外周面4の縦方向溝5にはまり込めるので、
上記尾側端部は刃物16の刃18の下側に入り込
む。この入り込み動作の直後に、尾側端部は、分
離した皮の一部とともに押圧面7と外周面4との
間の間隙に入り込み、それにより、確実な運搬係
合状態が生じる。押圧パツド6には持上力が作用
し、そのために、ばね9の張力に打ち勝つた状態
で、押圧面7が堅い皮の内面上を滑り、パツド6
に保持される刃物16の刃18が、切り離すべき
皮の厚さに対応する距離だけ外周面4から離れ
る。
し、その尾側端部を先頭にした状態で、回転中の
皮取りローラ3の外周面4上へ供給ベルト1によ
り乗せられ、皮取りローラ3により運ばれる。こ
の皮取りローラ3への送り込み動作では、尾側端
部が外周面4の縦方向溝5にはまり込めるので、
上記尾側端部は刃物16の刃18の下側に入り込
む。この入り込み動作の直後に、尾側端部は、分
離した皮の一部とともに押圧面7と外周面4との
間の間隙に入り込み、それにより、確実な運搬係
合状態が生じる。押圧パツド6には持上力が作用
し、そのために、ばね9の張力に打ち勝つた状態
で、押圧面7が堅い皮の内面上を滑り、パツド6
に保持される刃物16の刃18が、切り離すべき
皮の厚さに対応する距離だけ外周面4から離れ
る。
刃物16をより経済的に使用するためには、刃
物の両方の縁に刃を設け、反転させて使用できる
ように刃物を構成することもできる。刃物16の
反転や交換を行う場合、刃物16とヨーク25と
の連結部を外し、面取り部21を利用して案内部
材20を移動させて刃物16を案内スロツト15
からクランク装置28側へ抜き出すだけでよい。
新しい刃物は、逆の手順で取り付け、開口19内
で案内部材20が係合固定状態となるまで差し込
み、ヨーク25に連結する。
物の両方の縁に刃を設け、反転させて使用できる
ように刃物を構成することもできる。刃物16の
反転や交換を行う場合、刃物16とヨーク25と
の連結部を外し、面取り部21を利用して案内部
材20を移動させて刃物16を案内スロツト15
からクランク装置28側へ抜き出すだけでよい。
新しい刃物は、逆の手順で取り付け、開口19内
で案内部材20が係合固定状態となるまで差し込
み、ヨーク25に連結する。
第1図は装置全体の斜視部分図、第2図は装置
の刃物案内部材等の部分断面図、第3図は案内部
材の領域において刃物を案内するカバー等の内面
を詳細に示す部分平面図、第4図は案内部材が傾
斜した状態での第3図に対応する部分平面図、第
5図は第2図の−断面図である。 3……皮取りローラ、4……外周面、6……押
圧パツド、7……押圧面、11……ストツパ、1
4……カバー、15……案内スロツト、16……
刃物、28……装置。
の刃物案内部材等の部分断面図、第3図は案内部
材の領域において刃物を案内するカバー等の内面
を詳細に示す部分平面図、第4図は案内部材が傾
斜した状態での第3図に対応する部分平面図、第
5図は第2図の−断面図である。 3……皮取りローラ、4……外周面、6……押
圧パツド、7……押圧面、11……ストツパ、1
4……カバー、15……案内スロツト、16……
刃物、28……装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 魚切身等の動物筋肉組織から皮等の表面層を
除去するための装置であつて、被処理物を保持す
るように構成された外周面を有していて回転駆動
される皮取りローラと、刃を有する皮取り刃物
と、皮取りローラの外周面に対向する押圧面を有
し、かつ、上記刃物を収容するためのポケツトを
有していて、ばねの弾力に抗して皮取りローラの
外周面に対して移動可能な状態に設けられたパツ
ドとを備えた表面層除去装置において、 上記皮取り刃物16のみを往復動させるため
に、上記ポケツトは、上記皮取り刃物16に伴つ
て往復動することなしに、上記皮取り刃物の往復
動の案内を該往復動の全範囲にわたつて行う案内
スロツト15として構成され、上記皮取り刃物1
6のみが往復動させられることを特長とする表面
層除去装置。 2 皮取りローラ3の外周面4に対する押圧面7
の休止位置での間隔の調整や最大間隙の制限を行
うために、調整式ストツパ10,11を設けたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の表
面層除去装置。 3 刃物16を収容する案内スロツト15を押圧
パツド6の背面13とカバー14とにより形成す
るとともに、カバー14に少なくとも1個の案内
部材20を設け、該案内部材20を案内スロツト
15へ突出させて刃物16の長孔状開口19に貫
通させたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
又は第2項に記載の表面層除去装置。 4 各案内部材20の案内スロツト15内へ突出
した部分の内、刃物の長手方向の各端部に向いて
いる側に面取り部21を設け、各案内部材20を
ばねの弾力に抗して案内スロツト15の領域外へ
移動させ得るようにしたことを特徴とする特許請
求の範囲第3項に記載の表面層除去装置。 5 各開口19を刃物16の刃18と平行に並べ
たことを特徴とする特許請求の範囲第3項又は第
4項に記載の表面層除去装置。 6 各開口19を刃物16の刃18に対して傾斜
させたことを特徴とする特許請求の範囲第3項又
は第4項に記載の表面層除去装置。 7 刃物16を往復動させるための駆動部に、ク
ランク装置、すなわち、互いに反対方向に同期し
て回転する2個のクランクデイスク29と、上記
各クランクデイスクに植立したクランクピン30
と、各クランクピン30を刃物16の一端部に設
けたヨーク25に連結する駆動ロツド27とを含
むクランク装置を用いたことを特徴とする特許請
求の範囲第1項ないし第6項のいずれかに記載の
表面層除去装置。 8 皮取りローラ3の外周面4に縦方向の溝5
を、設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1
項ないし第7項のいずれかの項に記載の表面層除
去装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3605414 | 1986-02-20 | ||
DE3605414.3 | 1986-02-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62244338A JPS62244338A (ja) | 1987-10-24 |
JPH0356701B2 true JPH0356701B2 (ja) | 1991-08-29 |
Family
ID=6294526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62035969A Granted JPS62244338A (ja) | 1986-02-20 | 1987-02-20 | 表面層除去装置 |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4793026A (ja) |
EP (1) | EP0233454B1 (ja) |
JP (1) | JPS62244338A (ja) |
CA (1) | CA1290515C (ja) |
DD (1) | DD254519A5 (ja) |
DE (1) | DE3789517D1 (ja) |
DK (1) | DK162416C (ja) |
ES (1) | ES2051697T3 (ja) |
IS (1) | IS1419B6 (ja) |
NO (1) | NO160894C (ja) |
SU (1) | SU1669389A3 (ja) |
ZA (1) | ZA871013B (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5211097A (en) * | 1990-01-16 | 1993-05-18 | Giorgio Grasselli | Blade-holding device |
US5184973A (en) * | 1990-02-20 | 1993-02-09 | Star Kist Foods, Inc. | Fish skinner |
NL9002208A (nl) * | 1990-03-05 | 1991-10-01 | Langen Research | Ontzwoerdinrichting. |
DE4136459C1 (ja) * | 1991-11-06 | 1993-03-18 | Nordischer Maschinenbau Rud. Baader Gmbh + Co Kg, 2400 Luebeck, De | |
GB9126341D0 (en) * | 1991-12-11 | 1992-02-12 | Embankment Investments Ltd | Skinning apparatus |
US5197916A (en) * | 1992-06-23 | 1993-03-30 | Star-Kist, Inc. | Fish skinner |
US5350334A (en) * | 1993-09-15 | 1994-09-27 | Townsend Engineering Company | Meat skinning machine with pivotal deflector plate |
US5766066A (en) * | 1996-06-05 | 1998-06-16 | Ranniger; Richard L. | Skinning machine |
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-
1987
- 1987-01-08 DE DE87100161T patent/DE3789517D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-01-08 EP EP87100161A patent/EP0233454B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-01-08 ES ES87100161T patent/ES2051697T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1987-01-16 IS IS3185A patent/IS1419B6/is unknown
- 1987-01-20 DK DK030387A patent/DK162416C/da not_active IP Right Cessation
- 1987-02-12 ZA ZA871013A patent/ZA871013B/xx unknown
- 1987-02-13 CA CA000529706A patent/CA1290515C/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-02-17 DD DD87299967A patent/DD254519A5/de unknown
- 1987-02-18 US US07/015,975 patent/US4793026A/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-02-18 NO NO870648A patent/NO160894C/no unknown
- 1987-02-19 SU SU874202036A patent/SU1669389A3/ru active
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NO160894C (no) | 1989-06-14 |
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NO160894B (no) | 1989-03-06 |
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