JP2000141287A - 食肉スライサにおける帯状刃の案内装置 - Google Patents
食肉スライサにおける帯状刃の案内装置Info
- Publication number
- JP2000141287A JP2000141287A JP10350671A JP35067198A JP2000141287A JP 2000141287 A JP2000141287 A JP 2000141287A JP 10350671 A JP10350671 A JP 10350671A JP 35067198 A JP35067198 A JP 35067198A JP 2000141287 A JP2000141287 A JP 2000141287A
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- Japan
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- meat
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- banded
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 帯状刃を使用してブロック肉を切断する食肉
スライサにおいて、帯状刀の案内具の強度を損なう事な
く柔らかい生肉でも切断されたスライス肉片を整然と取
り出すことができる帯状刃の案内装置を提供する。 【解決手段】 適宜の間隔をおいて軸支された一対のド
ラムに、無端状の帯状刃を循環走行可能に張架し、該帯
状刃の直線走行部分で帯状刃の走行方向に直交して相対
移動するブロック肉を切断する食肉スライサにおいて、
前記帯状刃の刃先側の一部を露出させた状態で緩く挟持
する案内具のスライス肉片が接触する側の表面に、帯状
刃の走行方向と直交する方向に多数のリブを設けた構成
とする。
スライサにおいて、帯状刀の案内具の強度を損なう事な
く柔らかい生肉でも切断されたスライス肉片を整然と取
り出すことができる帯状刃の案内装置を提供する。 【解決手段】 適宜の間隔をおいて軸支された一対のド
ラムに、無端状の帯状刃を循環走行可能に張架し、該帯
状刃の直線走行部分で帯状刃の走行方向に直交して相対
移動するブロック肉を切断する食肉スライサにおいて、
前記帯状刃の刃先側の一部を露出させた状態で緩く挟持
する案内具のスライス肉片が接触する側の表面に、帯状
刃の走行方向と直交する方向に多数のリブを設けた構成
とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯状刃を使用して
ブロック肉を切断する食肉スライサの帯状刃の案内装置
に関する。
ブロック肉を切断する食肉スライサの帯状刃の案内装置
に関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】帯状刃を使用してブロ
ック肉を切断する食肉スライサは、既に、本出願人が特
開公平９−２７７１９１などで提案しているが、柔らか
い生肉を薄切りした場合にスライス肉片が帯状刃を挟持
している案内具の表面に付着して取り出されなくなつた
り、姿勢が乱れてトーレへの盛り付けなどの以後の作業
行程に支障を来すことがあつた。この問題を改善する目
的で前記案内具の帯状刃の挟持部の肉厚を極力薄くした
いがブロック肉を切断する際に刃面に受ける荷重により
変形する恐れがあり限界があった。また、スライス肉片
は切断され帯状刃から離れるまで一方向に走行する帯状
刃によつて引っ張られて移動し易くスライス肉片の取り
出し姿勢が乱れる原因となっていた。
ック肉を切断する食肉スライサは、既に、本出願人が特
開公平９−２７７１９１などで提案しているが、柔らか
い生肉を薄切りした場合にスライス肉片が帯状刃を挟持
している案内具の表面に付着して取り出されなくなつた
り、姿勢が乱れてトーレへの盛り付けなどの以後の作業
行程に支障を来すことがあつた。この問題を改善する目
的で前記案内具の帯状刃の挟持部の肉厚を極力薄くした
いがブロック肉を切断する際に刃面に受ける荷重により
変形する恐れがあり限界があった。また、スライス肉片
は切断され帯状刃から離れるまで一方向に走行する帯状
刃によつて引っ張られて移動し易くスライス肉片の取り
出し姿勢が乱れる原因となっていた。
【０００３】そこで、本発明は、帯状刃の案内具の強度
を損なう事なく柔らかい生肉でも切断されたスライス肉
片を整然と取り出すことができる帯状刃の案内装置を提
供することを目的としている。
を損なう事なく柔らかい生肉でも切断されたスライス肉
片を整然と取り出すことができる帯状刃の案内装置を提
供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、次ぎのような構成の帯状刃の案内装置と
した。即ち、適宜の間隔をおいて軸支された一対のドラ
ムに、無端状の帯状刃を循環走行可能に張架し、該帯状
刃の直線走行部分で、帯状刃の走行方向に直交して相対
移動するブロック肉を切断する食肉スライサにおいて、
前記帯状刃の刃先側の一部を露出させた状態で緩く挟持
する案内具のスライス肉片が接触する側の表面に、帯状
刃の走行方向と直交する方向に多数のリブを設けた構成
としている。
め、本発明は、次ぎのような構成の帯状刃の案内装置と
した。即ち、適宜の間隔をおいて軸支された一対のドラ
ムに、無端状の帯状刃を循環走行可能に張架し、該帯状
刃の直線走行部分で、帯状刃の走行方向に直交して相対
移動するブロック肉を切断する食肉スライサにおいて、
前記帯状刃の刃先側の一部を露出させた状態で緩く挟持
する案内具のスライス肉片が接触する側の表面に、帯状
刃の走行方向と直交する方向に多数のリブを設けた構成
としている。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図を用いて説明
する。図１は本発明の一実施例を示す食肉スライサの要
部のみを概念的に示した側面図で材料のブロック肉１を
保持して下端面から切断厚み分ずつ間欠的に送り出すこ
とができる筒状ホルダ２は、上端部に設けたピン３を図
示しない機枠に回動可能に支承されて、モータ４の駆動
軸と筒状ホルダ２とを連結して設けられたクランク装置
５によって前後（図１の左右方向）に所定範囲内を往復
して揺動するよう構成されている。
する。図１は本発明の一実施例を示す食肉スライサの要
部のみを概念的に示した側面図で材料のブロック肉１を
保持して下端面から切断厚み分ずつ間欠的に送り出すこ
とができる筒状ホルダ２は、上端部に設けたピン３を図
示しない機枠に回動可能に支承されて、モータ４の駆動
軸と筒状ホルダ２とを連結して設けられたクランク装置
５によって前後（図１の左右方向）に所定範囲内を往復
して揺動するよう構成されている。
【０００６】前記筒状ホルダ２の下端部は側面視におい
て揺動半径に相似した円弧状に形成されており、この筒
状ホルダ下端部の曲線に沿うように受板６が該筒状ホル
ダ２の下端部との間に所定の間隔を保って設けられてい
る。この間隔を適宜手段で調節することによって切断厚
みを設定する。
て揺動半径に相似した円弧状に形成されており、この筒
状ホルダ下端部の曲線に沿うように受板６が該筒状ホル
ダ２の下端部との間に所定の間隔を保って設けられてい
る。この間隔を適宜手段で調節することによって切断厚
みを設定する。
【０００７】受板６の前端部と前後方向に適宜の間隔を
おいて切断用の帯状刃７が設けられている。この帯状刃
７は、無端状に繋ぎ合わされた帯状の刃体で、前記筒状
ホルダ２の巾方向の（図２の左右方向）両側に位置して
図示しない機枠に軸支された一対のドラム８に張架され
いずれか一方のドラム軸に接続されたモータ９によって
所定の速度で一定方向に循環走行するように構成され
る。
おいて切断用の帯状刃７が設けられている。この帯状刃
７は、無端状に繋ぎ合わされた帯状の刃体で、前記筒状
ホルダ２の巾方向の（図２の左右方向）両側に位置して
図示しない機枠に軸支された一対のドラム８に張架され
いずれか一方のドラム軸に接続されたモータ９によって
所定の速度で一定方向に循環走行するように構成され
る。
【０００８】帯状刃７の前記筒状ホルダ２に対向する側
縁部には、全周にわたって断面が楔状の尖った刃先が形
成されている。前記筒状ホルダ２が前向きの揺動行程で
この帯状刃７の位置を通過する時に該筒状ホルダ２の下
端部から突出したブロック肉１が該帯状刃７の刃先によ
って切断される。帯状刃７の刃先は少なくとも切り終わ
り部では筒状ホルダ２の下端部と接触させて剪断作用に
より完全に切り離すように構成している。
縁部には、全周にわたって断面が楔状の尖った刃先が形
成されている。前記筒状ホルダ２が前向きの揺動行程で
この帯状刃７の位置を通過する時に該筒状ホルダ２の下
端部から突出したブロック肉１が該帯状刃７の刃先によ
って切断される。帯状刃７の刃先は少なくとも切り終わ
り部では筒状ホルダ２の下端部と接触させて剪断作用に
より完全に切り離すように構成している。
【０００９】前記筒状ホルダ２の下端部付近の切断位置
には、前記帯状刃７を切断位置で上下方向の規制と、帯
状刃７の刃先の反対側の縁部に接触して摺動案内するこ
とのできる案内溝１１を端部全巾に亙って形成した平板
状の案内具１０を設ける。この案内具１０の端部に形成
された案内溝１１の下側隅角部分は、図３に示すように
スライス肉片Ｍの抵抗にならないよう、しかも、必要な
強度が保持できる範囲で適宜面取りを行い側面視で案内
具１０の上面と鋭角状になるように形成する。更に、図
４にも示すように本発明の要旨とするところの帯状刃７
の走行方向と直交する方向に多数にリブ１２を前記案内
具１０の端部の案内溝１１の下側隅角部の表面に形成さ
せる。
には、前記帯状刃７を切断位置で上下方向の規制と、帯
状刃７の刃先の反対側の縁部に接触して摺動案内するこ
とのできる案内溝１１を端部全巾に亙って形成した平板
状の案内具１０を設ける。この案内具１０の端部に形成
された案内溝１１の下側隅角部分は、図３に示すように
スライス肉片Ｍの抵抗にならないよう、しかも、必要な
強度が保持できる範囲で適宜面取りを行い側面視で案内
具１０の上面と鋭角状になるように形成する。更に、図
４にも示すように本発明の要旨とするところの帯状刃７
の走行方向と直交する方向に多数にリブ１２を前記案内
具１０の端部の案内溝１１の下側隅角部の表面に形成さ
せる。
【００１０】切り離されるスライス肉片Ｍは、図３に示
すように前記受板６の前端部と案内具１０の案内溝１１
に保持されている帯状刃７の刃先とが形成する隙間から
筒状ホルダー２の揺動運動にともない押し出されるが、
その際に、スライス肉片Ｍの上面が前記案内具１０に形
成された多数のリブ１２に接触しながら滑って行くが接
触面積が少ないので付着することなく直下に配設された
表面に多数の突起を有する取出しコンベア１３に引き継
がれて次工程へ搬送される。
すように前記受板６の前端部と案内具１０の案内溝１１
に保持されている帯状刃７の刃先とが形成する隙間から
筒状ホルダー２の揺動運動にともない押し出されるが、
その際に、スライス肉片Ｍの上面が前記案内具１０に形
成された多数のリブ１２に接触しながら滑って行くが接
触面積が少ないので付着することなく直下に配設された
表面に多数の突起を有する取出しコンベア１３に引き継
がれて次工程へ搬送される。
【００１１】ブロック肉１が切断される際には、帯状刃
７の刃先がスライス肉片Ｍを付着させて帯状刃７の移動
方向に引っ張って行こうとするが、スライス肉片Ｍの上
面に接触している前記のリブ１２が帯状刃７の移動方向
と直交方向に形成されているのでブレーキ効果を奏して
引かれによるスライス肉片Ｍの姿勢の乱れを防止する。
７の刃先がスライス肉片Ｍを付着させて帯状刃７の移動
方向に引っ張って行こうとするが、スライス肉片Ｍの上
面に接触している前記のリブ１２が帯状刃７の移動方向
と直交方向に形成されているのでブレーキ効果を奏して
引かれによるスライス肉片Ｍの姿勢の乱れを防止する。
【００１２】また、前記リブは前記案内具１０の端部の
案内溝の下側部分の補強の役目も果たす。
案内溝の下側部分の補強の役目も果たす。
【図１】本発明の一実施例を示す食肉スライサの要部の
みを概念的に示した側面図。
みを概念的に示した側面図。
【図２】同上の正面図
【図３】本発明に係るスライサによる切断状況を示す側
断面拡大図。
断面拡大図。
【図４】本発明に係る案内具をリブを形成した側から見
たＡ矢視図。
たＡ矢視図。
１ ブロック肉 ２ 筒状ホルダ ６ 受板 ７ 帯状刃 ８ ドラム １０ 案内具 １１ 案内溝 １２ リブ １３ 取出コンベア
Claims (1)
- 【請求項１】適宜の間隔をおいて軸支された一対のドラ
ムに、無端状の帯状刃を循環走行可能に張架し、該帯状
刃の直線走行部分で帯状刃の走行方向に直交して相対移
動するブロック肉を切断する食肉スライサにおいて、前
記帯状刃の刃先側の一部を露出させた状態で緩く挟持す
る案内具のスライス肉片が接触する側の表面に、帯状刀
の走行方向と直交する方向に多数のリブを設けたことを
特徴とする食肉スライサにおける帯状刃の案内装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10350671A JP2000141287A (ja) | 1998-11-04 | 1998-11-04 | 食肉スライサにおける帯状刃の案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10350671A JP2000141287A (ja) | 1998-11-04 | 1998-11-04 | 食肉スライサにおける帯状刃の案内装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000141287A true JP2000141287A (ja) | 2000-05-23 |
| JP2000141287A5 JP2000141287A5 (ja) | 2006-01-19 |
Family
ID=18412072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10350671A Pending JP2000141287A (ja) | 1998-11-04 | 1998-11-04 | 食肉スライサにおける帯状刃の案内装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000141287A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100335245C (zh) * | 2002-11-18 | 2007-09-05 | 全仙礼 | 食用肉切片机 |
| KR100977648B1 (ko) * | 2003-03-04 | 2010-08-24 | 전선례 | 식육 슬라이서 |
| CN106182141A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-12-07 | 刘云江 | 鲜肉切片机 |
| CN106903745A (zh) * | 2017-02-23 | 2017-06-30 | 孙瑞秀 | 一种冻肉分切装置 |
| KR20200063931A (ko) | 2018-11-28 | 2020-06-05 | 가부시키가이샤 난쓰네 | 식품 슬라이서 및 냉동육 덩어리용 슬라이서 |
-
1998
- 1998-11-04 JP JP10350671A patent/JP2000141287A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100335245C (zh) * | 2002-11-18 | 2007-09-05 | 全仙礼 | 食用肉切片机 |
| KR100977648B1 (ko) * | 2003-03-04 | 2010-08-24 | 전선례 | 식육 슬라이서 |
| CN106182141A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-12-07 | 刘云江 | 鲜肉切片机 |
| CN106903745A (zh) * | 2017-02-23 | 2017-06-30 | 孙瑞秀 | 一种冻肉分切装置 |
| KR20200063931A (ko) | 2018-11-28 | 2020-06-05 | 가부시키가이샤 난쓰네 | 식품 슬라이서 및 냉동육 덩어리용 슬라이서 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051024 |
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| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051024 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071126 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071205 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090106 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090120 |
|
| A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20090310 |
|
| A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20090417 |