JPH0355498Y2 - - Google Patents

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JPH0355498Y2
JPH0355498Y2 JP1985059492U JP5949285U JPH0355498Y2 JP H0355498 Y2 JPH0355498 Y2 JP H0355498Y2 JP 1985059492 U JP1985059492 U JP 1985059492U JP 5949285 U JP5949285 U JP 5949285U JP H0355498 Y2 JPH0355498 Y2 JP H0355498Y2
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JP
Japan
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engine
upper plate
covers
side cover
cover
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JP1985059492U
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JPS61174391U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、歩行型移動農機のサイドカバー取
付装置に関するもので、エンジン側部を覆うサイ
ドカバーを安定良く取付け、サイドカバー下方か
ら泥土の侵入を防止せんとするものである。
[従来技術および考案が解決しようとする問題
点] 従来、この種の装置は、サイドカバー自体が全
く無いものが多く、サイドカバーが存在しても、
単にエンジン側方を覆つているだけの構造に過ぎ
ず、サイドカバー下方からカバー内に泥土が侵入
し易く、リコイルスターターや伝動プーリ等の回
転部により泥土が巻き上げられ、このため運転者
は作業に専念できない問題点があつたり、あるい
はエンジンの冷却風路や吸入口から微細な塵埃が
入り込んでエンジン自体の耐久性に支障を来する
といつた不具合があつた。
[問題点を解決するための手段] この考案は前記した不具合を解決するために提
案するものであつて、次のような技術的手段を講
じた。
即ち、平板状の上板10を有するフロントフレ
ーム2をミツシヨンケース1から前方へ向けて突
設し、上板10にエンジン3を搭載してなる歩行
型移動農機において、上記上板10を後半部は幅
広で前半部は幅狭に構成すると共に、前半部の左
右両端部を上下方向に折り返して縁部4を構成
し、エンジン3の側方を覆うサイドカバー5の下
部後半部を前記上板10の後半部で覆い、サイド
カバー5の下部前半部は、その端面を上板10の
縁部4に接当させてエンジン3の側方を覆うよう
に構成したことを特徴とする歩行型移動農機にお
けるサイドカバー取付装置の構成とする。
[実施例] 以下、図面に基づきこの考案の実施例を説明す
る。歩行型移動農機の例として、耕耘機6を採り
上げるが、この耕耘機6のミツシヨンケース1の
下部両側に車輪7,7を設け、ミツシヨンケース
1の上下方向中間の前側には、前方へ向けてフロ
ントフレーム2を突設している。フロントフレー
ム2は上板10と下枠11とからなり、上板10
は平板状で、その後半部の横幅が広く、前半部の
横幅はそれよりも狭く構成され、前半部の左右両
端部は垂直に折り曲げられて縁部4,4が形成さ
れている。
下枠11は正面から見ると上方開口のU字型を
なし、その上端は水平に折り返しされてここに上
板10がボルト等で固着される。
8はフロントフレーム2のミツシヨンケース1
に固定するためのボルトである。フロントフレー
ム2上には図示の如くエンジン3が搭載され、ボ
ルト9,9にて固定されている。
上板10の後半部はフエンダー12として機能
するもので、車輪7,7の上方を覆う。13はリ
コイルスタータであつて、始動具(図示省略)を
内装すると共に、エンジン3への冷却風の取入口
と送風フアン(図示省略)を備えている。
14はリコイルスタータ13とは反対側に設け
られたエンジンプーリであつて、Vベルト等の連
動具を介してミツシヨンケース1内へ動力を伝達
する。5,5はエンジン3の側方を覆うサイドカ
バーであり、このサイドカバー5,5は正面から
見たときの断面形状が底の深い皿状をなし、第2
図に示すようにサイドカバー5,5の下側後半部
は上板10の後半部、即ち、フエンダー12部に
覆われ、サイドカバー5,5の下側前半部はその
端縁を上板10の縁部4,4に接当させる構成と
している。15はエンジン3の上方を覆うボンネ
ツト、16はミツシヨンケース1の上端部から後
方へ延設されたハンドルである。
上例において、耕耘機6を畦間の谷部に入れて
歩行させると、サイドカバー5,5が畦上面肩部
に当接することがある。
このような場合、サイドカバー5,5が多少上
方に押し上げられても、縁部4が垂直方向の平面
部を有しているので、泥土がこのサイドカバー
5,5と縁部4との接触部から侵入することがな
い。
また、サイドカバー5,5の下側後半部は、フ
エンダー12部で覆われているので、車輪7,7
が巻き上げる泥がサイドカバー5,5下方から侵
入する恐れがなく、このため、サイドカバー5,
5内の回転部分によつて土埃りが運転者へ向けて
飛ばされるといつた問題や、埃りをエンジン3が
吸い込んでエンジン3の耐久性を低下させるとい
つた問題を生じることが少なくなつた。
[考案の効果] この考案は前記の通り、平板状の上板10を有
するフロントフレーム2をミツシヨンケース1か
ら前方へ向けて突設し、上板10にエンジン3を
搭載してなる歩行型移動農機において、上記上板
10を後半部は幅広で前半部は幅狭に構成すると
共に、前半部の左右両端部を上下方向に折り返し
て縁部4を構成し、エンジン3の側方を覆うサイ
ドカバー5の下部後半部を前記上板10の後半部
で覆い、サイドカバー5の下部前半部は、その端
面を上板10の縁部4に接当させてエンジン3の
側方を覆うように構成したものであるから、サイ
ドカバー5,5下方からの泥土の侵入を防止で
き、エンジン3に対する悪影響及び運転者に対す
る作業環境の悪化を招く恐れが少ない。
また、フロントフレーム2の上板10は端部が
上下方向に折り返されているので、エンジン3の
搭載台としての強度が向上する。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は要部の
正面断面図、第2図は要部の側面図、第3図は全
体側面図である。 符号の説明、1……ミツシヨンケース、2……
フロントフレーム、3……エンジン、4……縁
部、5……サイドカバー、6……耕耘機、10…
…上板、11……下枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平板状の上板10を有するフロントフレーム2
    をミツシヨンケース1から前方へ向けて突設し、
    上板10にエンジン3を搭載してなる歩行型移動
    農機において、上記上板10を後半部は幅広で前
    半部は幅狭に構成すると共に、前半部の左右両端
    部を上下方向に折り返して縁部4を構成し、エン
    ジン3の側方を覆うサイドカバー5の下部後半部
    を前記上板10の後半部で覆い、サイドカバー5
    の下部前半部は、その端面を上板10の縁部4に
    接当させてエンジン3の側方を覆うように構成し
    たことを特徴とする歩行型移動農機におけるサイ
    ドカバー取付装置。
JP1985059492U 1985-04-19 1985-04-19 Expired JPH0355498Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985059492U JPH0355498Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985059492U JPH0355498Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61174391U JPS61174391U (ja) 1986-10-30
JPH0355498Y2 true JPH0355498Y2 (ja) 1991-12-10

Family

ID=30585972

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985059492U Expired JPH0355498Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

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JP (1) JPH0355498Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6099177U (ja) * 1983-12-14 1985-07-06 株式会社クボタ 農用トラクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61174391U (ja) 1986-10-30

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