JPH0224900Y2 - - Google Patents

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JPH0224900Y2
JPH0224900Y2 JP1986186563U JP18656386U JPH0224900Y2 JP H0224900 Y2 JPH0224900 Y2 JP H0224900Y2 JP 1986186563 U JP1986186563 U JP 1986186563U JP 18656386 U JP18656386 U JP 18656386U JP H0224900 Y2 JPH0224900 Y2 JP H0224900Y2
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JP
Japan
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cover
muffler
exhaust
exhaust port
ventilation
Prior art date
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JP1986186563U
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JPS6392022U (ja
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  • Soil Working Implements (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は茶園等で用いる農耕作業機に関するも
のである。
(従来の技術) 茶園で耕耘機により耕耘作業を行う場合、耕耘
機にはエンジン、燃料タンク、マフラその他が搭
載されていて凹突があり、茶の葉にこれらが触れ
て葉を傷める虞れがあり、従つて耕耘機をカバー
で覆い葉を傷めないようにして作業を行つてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) 従来この種カバーは耕耘機の周りをカバーで覆
うので放熱性が悪く、又マフラのテイルパイプは
カバーの一側部に開口を設けて側方に排気を放出
しているので開口部に臨む葉を排気熱で傷める虞
れがある。
本考案は以上に鑑みなされたもので、その目的
とする処は、カバーで覆いつつ放熱性を高め、且
つ排気が直接側方に放出されるのを防止し、排気
による茶の葉への影響を防止せしめるようにした
ことにある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するための手段は、機体、
エンジン、燃料タンク等の周りをカバーで覆うよ
うにした農耕作業機において、前記カバーの少な
くともマフラ側の側面に多数の小孔やスリツト等
の通気孔を設けるとともに、該カバー通気部のマ
フラの排気口に対応する部分に少なくとも該排気
口の口径よりも充分に大きい排気の不通過部分を
設けるようにしたことである。
(上記手段による作用) 上記手段によれば、通気部による通気でカバー
内の熱は外部に放熱され、カバーも冷却され、且
つ又マフラからの排気はカバーの不通気部に当つ
て周囲に拡散して通気部から放出され、排気が直
接外部に放出されることはない。
(実施例) 次に本考案の好適する一実施例を添付図面を参
照しつつ詳述する。
第1図は耕耘機に茶園用カバーを取り付けた状
態の側面図、第2図は同平面図、第3図は第1図
3−3線要部の断面図、第4図は第1図の反対側
の側面図である。
耕耘機1は機体2をなすエンジンベツド上にエ
ンジン3を搭載し、エンジン3のシリンダ部4は
後上傾する如く設けられ、前部のクランクケース
5上には燃料タンク6を実施例では搭載してい
る。機体2の後部には前下傾する如くリダクシヨ
ンケース7を垂下し、これの下端で駆動輪8を駆
動する如く支持し、リダクシヨンケース7上部に
はミツシヨンケース9を付設し、ここから後方に
変速操作レバー10を延出し、又機体後部、例え
ばリダクシヨンケース7の後部からは後上傾する
如くバンドル11を延設する。
リダクシヨンケース7の上部からは後下傾する
如く支持杆12を垂下し、実施例ではドライブシ
ヤフトを内装する筒状ケースとし、これの下端に
ギヤボツクス13を連結し、これの左右に耕耘用
ロータ14を配設してシヤフトドライブ機構で該
ロータ14を駆動し、ロータ14上には泥除け1
5を設け、泥除け15の後方には案内棒16を高
さ調節可能に付設する。
以上のエンジン3のシリンダ部4の上方で一側
に偏寄した部位で燃料タンク6の後方にはマフラ
17を配設し、マフラ17はマフラカバー18で
覆われ、カバー18の後端からマフラテイルパイ
プ19が後方に突出し、これの排気口19aはこ
の側の側面に開口されている。
以上の耕耘機1の両側面及び前面を覆う如くカ
バー20を設け、カバー20は平面視前方を閉じ
た略コ字型とし、上下には貫通し、駆動輪8の上
半から機体2への搭載機器の上方迄延出され、前
板21は機体2も前方迄覆い、又左右の側板2
2,23の後端はハンドル11の基部及びロータ
14の前上方迄延出されている。
以上の左右の側板22,23と前板21の境界
部は左右対称的に前内側に傾斜する傾斜部21
a,21bとし、マフラ17を備える側の側板2
3には多孔板からなる通気部24を形成する。通
気部24は例えばパンチングボードとして極めて
多数の小孔25…を備え、通気部24は実施例で
はクランクケース5の中間後からシリンダ部を含
むエンジン全体、マフラ17を含むこれらの一側
外方に臨む如く形成し、マフラ17のテイルパイ
プ19の排気口19aは通気部24の一部の裏面
側に離間して対向する。排気口19aに対向する
通気部24の裏面26の一部には該通気部の面か
ら離間する如く邪魔板28を配設し、邪魔板28
は、例えば通気部24のこの部分24aの一部に
少なくとも一対の柱状ボス部27,27を内側に
突設し、これの内面側に邪魔板28を架け渡して
これの両端をビス29,29で結着し、邪魔板2
8と通気部の対向部24aとの間には空気Sが保
持される。排気口19aと邪魔板28との間には
間隙を設けるようにし、邪魔板28は排気口19
aを実施例では横長としたので横長とし、排気口
19aの開口面積よりも充分に大きくする。
尚第4図は反対側の側面を示し、実施例ではこ
の側の側板22を盲状とし、下部30とヒンジ3
1,31で開閉自在とし、耕耘機停止時のスタン
ド32の出し入れに便ならしめた。
以上において、耕耘機1は前面及び両側面をカ
バー20で覆つているので茶園での耕耘作業にさ
いし茶の葉が触れてもこれを傷めることがない。
ところで運転によりエンジン3、特にシリンダ部
4、マフラ17は発熱し、従つてカバー20で囲
まれた空間は温められるが、カバー20は上下及
び後方が開放されているので熱気は放散される
が、本考案ではカバー20の一側面が多数の小孔
からなる通気部が形成されている。従つて内側の
熱は小孔からも放出され、又小孔から外気が内側
に採り入れられ、カバー内の冷却が図れるととも
にカバー自体も冷却される。
一方、排気はマフラ17の排気口19aから通
気部24の対向部24a方向に放出されるが、排
気口19aから放出された排気流は邪魔板28に
衝突し、排気流は周辺部に流速を落して流れ、邪
魔板周辺の小孔から外部に流出することとなり、
排気流は直接側方の葉にかかることはない。とこ
ろで排気流は邪魔板28に衝突して周囲に拡散
し、従つて一次的には邪魔板28は熱せられも拡
散して周辺に流れた排気は温度が低下し、小孔2
5…から流出する排気は温度が低く、葉を排気熱
で傷めることはない。そして邪魔板28とボス部
27との間に断熱材を介設すれば熱の側板23へ
の伝搬を抑制することができる。
以上実施例では通気部を片側としたが、両側で
も良く、又マフラ排熱受板をなす邪魔板を側板の
通気部裏側に離間配設したが、側板のマフラ排気
口と対向する面に排気の不通過面を形成すれば良
く、この場合排熱を遮断するため対向面に断熱材
を貼設しても良い。又実施例では通気部を小孔と
したがスリツトでも良い。
(考案の効果) 以上で明らかな如く本考案によれば、茶園用カ
バーを備える農耕作業機において、カバーの少な
くとも一面にパンチングボード等からなる多孔通
気部を設けたのでこの部分でカバー内・外を通気
し、従つてカバー内及びカバーの冷却上有利であ
るとともに、マフラの排気口を通気部に向け、通
気部には排気の不通過部を設けたので排気はこれ
に衝突して周辺に拡散し、通気部を通つて拡散排
出されるので茶の葉等がカバーに接近していても
排気熱で該葉を傷めることがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は側面図、第2図は平面図、第3図は第1図3−
3線要部の断面図、第4図は反対側の側面図であ
る。 尚図面中1は農耕作業機、17はマフラ、19
aは排気口、20はカバー、24は通気部、28
は邪魔板である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 機体、エンジン、燃料タンク等の周りをカバ
    ーで覆うようにした農耕作業機において、前記
    カバーの少なくともマフラ側の側面に多数の小
    孔やスリツト等の通気孔を設けるとともに、該
    カバー通気部のマフラの排気口に対応する部分
    に少なくとも該排気口の口径よりも充分に大き
    い排気の不通過部分を設けるようにしたことを
    特徴とする農耕作業機。 2 前記カバーの通気部は多数の小孔を有するパ
    ンチングボードで構成され、該パンチングボー
    ドの前記マフラの排気口と対応する裏面には該
    ボードから離間し、且つマフラの排気口と離間
    してマフラ排熱受板をなす邪魔板を設けた前記
    実用新案登録請求の範囲第1項の農耕作業機。
JP1986186563U 1986-12-03 1986-12-03 Expired JPH0224900Y2 (ja)

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JPS6392022U JPS6392022U (ja) 1988-06-14
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JP6064574B2 (ja) * 2012-12-13 2017-01-25 コベルコ建機株式会社 建設機械の排気構造

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