JPH0341049Y2 - - Google Patents

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JPH0341049Y2
JPH0341049Y2 JP1985110080U JP11008085U JPH0341049Y2 JP H0341049 Y2 JPH0341049 Y2 JP H0341049Y2 JP 1985110080 U JP1985110080 U JP 1985110080U JP 11008085 U JP11008085 U JP 11008085U JP H0341049 Y2 JPH0341049 Y2 JP H0341049Y2
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JP
Japan
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vent
engine
bonnet
exhaust pipe
exhaust
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JP1985110080U
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JPS6218325U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トラクタ等の車輌の排気装置に関す
る。
(従来の技術) 例えば、トラクタでは、エンジンをボンネツト
により覆被すると共に、その後方に運転席を配設
している。
ところで、従来においては、例えば、エンジン
からマフラをボンネツトを通して立設して、マフ
ラ先端部に排気管を立設する等していた。
(考案が解決しようとする問題点) このため、上記従来においては、排気管から排
出された排気ガスが、運転席上の運転者に直接か
かると云う問題があり、この点に関する改善が要
望されている。
本考案は、上記問題を解決できる車輌の排気装
置を提供することを目的する。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の特徴とす
る処は、エンジン2前方に、冷却フアン15付き
ラジエータ16を備え、これらを、前壁部に通気
口30が形成されたボンネツト18により覆被
し、冷却フアン15により起生された冷却風が通
気口30から前方に吹出るようにしたものにおい
て、エンジン2の排気ガスを通気口30前方側に
排出する排気管39を備え、排気管39はボンネ
ツト18に外前方に延長され、排気管39に排出
口が通気口30の前方で開口されている点にあ
る。
(作用) 本考案によれば、エンジン2の排気ガスは排気
管39から通気口30前方に排出される。
又、冷却フアン15により起生された冷却風は
ラジエータ16を冷却して、通気口30から前方
に吹出るのであり、この吹出た冷却風により、通
気口30前方に排出された排気ガスは良好に分散
せしめられる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基き説明すれ
ば、第2図において、1はトラクタ車体で、エン
ジン2、ミツシヨンケース3等により構成されて
いる。
4は前輪、5は後輪、6はハンドル、7は後輪
フエンダ、8は運転席である。
第1図、第3図及び第4図にも示すように、エ
ンジン2からは前方に前車軸フレーム10が突設
されている。
前車軸フレーム10は、左右一対の側板11
と、側板11前端部を連結するバンパ12とから
成る。
前車軸フレーム10上には、バツテリ14、冷
却フアン15付きラジエータ16が上記の順で、
前方に向つて配設され、これらとエンジン2等が
ボンネツト18により覆被されている。
ラジエータ16は前車軸フレーム10上で立設
されるもので、その下端部にはU形状装着板19
が嵌着され、該装着板19の両側端部が、各側板
11に固設された取付板20に、防振材21を介
してボルト22により取り付けられている。
ラジエータ16からはシユラウド23が後方に
突設され、該シユラウド23内に、エンジン2に
より回転駆動される冷却フアン15が備えられて
いる。
冷却フアン15は前吹出しタイプとされ、冷却
風を前方側に吹出して、ラジエータ16を冷却す
る。
ボンネツト18は、門型状とされて前後に開口
するボンネツト本体25と、該本体25の前端開
口を着脱自在に施蓋するフロントグリル26とか
ら成る。
ボンネツト本体25内は、ミツシヨンケース3
前端部上に立設された遮蔽板27により前後に区
画され、ボンネツト18内の熱気が運転席8側へ
流れないようにされている。
フロントグリル26の上部には左右一対のヘツ
ドラツプ29が備えられ、その下方側に、横長状
の通気口30が上下方向に並設されている。
23は内装マフラで、エンジン2にステー33
を介して着脱自在に取付けられて、エンジン2上
方又は側方に位置してボンネツト18内に位置し
ており、マフラ32から外部へ伝播される騒音が
ボンネツト18により低減される。
マフラ32は、エンジン2の排気マニホールド
34と連通管35により接続されている。
36は接続管で、基部がマフラ32先端部側と
接続されると共に、先端部が装着板19の側方斜
め下方側に配設され、該先端部から上方に突設さ
れた支持板37が装着板19側面にボルト38に
より着脱自在に取付けられている。
39は排気管で、接続管36先端部にその軸心
廻りに回動自在に外嵌され、任意の回動位置でボ
ルト40により固定される。
排気管39は、基部側に対して先端部が直交状
とされて、L型状とされ、その先端部が第3図の
実線等で示すように、フロントグリル26の前方
側に位置可能とされ、従つて排気管39はボンネ
ツト18の外前方に延長され、排気管39の排出
口が通気口30の前方で開口され、排気ガスを通
気口30前方側に排出可能である。
上記のように構成された実施例によれば、通常
は、排気管39を、第3図の実線で示すように、
先端部側が基部側から内側方斜め上方側に突出し
た姿勢としておく。
この状態で、エンジン2を運転すれば、エンジ
ン2の排気ガスが連通管35、マフラ32、接続
管36を通つて、排気管39に至り、排気管39
からフロントグリル26の通気口30前方に排出
される。
一方、冷却フアン15は冷却風を起生し、この
起生された冷却はラジエータ16を冷却して、通
気口30から前方へ吹出る。
従つて、通気口30前方に排出された排気ガス
は冷却風により良好に分散されるのであり、排気
ガスが、運転席8上の運転者に直接かかると云う
惧れはない。
又、排気管39は、第3図の仮想線、で示
すように、その先端部側の位置を変更可能である
から、第1図及び第3図の仮想線で示すように、
バンパ12に前部ウエイト42を装着したり、あ
るいはフロントローダを車体1に装着したりした
場合には、排気管39と前部ウエイト42やフロ
ントローダとが干渉しないように、排気管39の
先端部の位置を適宜回動調整すればよい。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、冷却フ
アン15の冷却風を利用して、エンジン2の排気
ガスをボンネツト18前方に分散できて、排気ガ
スが運転席上に運転者に直接かかることを良好に
防止できる。
しかも、排気管39はボンネツト18の外前方
に延長され、排気管39の排出口が通気口30の
前方で開口されているので、エンジン2の排気ガ
スを排気管39を通してボンネツト18の外前方
に確実に排出し得、排気ガスでボンネツト18の
前壁部内面等をよごしたり、ボンネツト18内に
排気ガスが貯留したりすることが全くなくなり、
その実用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は要部
の縦側断面図、第2図は全体側面図、第3図は要
部の正面図、第4図は第1図のA−A線矢視断面
図である。 1……トラクタ車体、2……エンジン、15…
冷却フアン、16……ラジエータ、18……ボン
ネツト、30……通気口、39……排気管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジン2前方に、冷却フアン15付きラジエ
    ータ16を備え、これらを、前壁部に通気口30
    が形成されたボンネツト18により覆被し、冷却
    フアン15により起生された冷却風が通気口30
    から前方に吹出るようにしたものにおいて、 エンジン2の排気ガスを通気口30前方側に排
    出する排気管39を備え、排気管39はボンネツ
    ト18の外前方に延長され、排気管39の排出口
    が通気口30の前方で開口されていることを特徴
    とする車輌の排気装置。
JP1985110080U 1985-07-17 1985-07-17 Expired JPH0341049Y2 (ja)

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JP1985110080U JPH0341049Y2 (ja) 1985-07-17 1985-07-17

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JP1985110080U JPH0341049Y2 (ja) 1985-07-17 1985-07-17

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JPS6218325U JPS6218325U (ja) 1987-02-03
JPH0341049Y2 true JPH0341049Y2 (ja) 1991-08-29

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JPH0251007U (ja) * 1988-10-04 1990-04-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59146522U (ja) * 1983-03-22 1984-09-29 株式会社クボタ 車両における排気構造

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