JPS6341243Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6341243Y2
JPS6341243Y2 JP1982043910U JP4391082U JPS6341243Y2 JP S6341243 Y2 JPS6341243 Y2 JP S6341243Y2 JP 1982043910 U JP1982043910 U JP 1982043910U JP 4391082 U JP4391082 U JP 4391082U JP S6341243 Y2 JPS6341243 Y2 JP S6341243Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
radiator
bonnet
cover
air
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982043910U
Other languages
English (en)
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JPS58145245U (ja
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Publication date
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Priority to JP1982043910U priority Critical patent/JPS58145245U/ja
Publication of JPS58145245U publication Critical patent/JPS58145245U/ja
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Publication of JPS6341243Y2 publication Critical patent/JPS6341243Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • Y02E60/12

Landscapes

  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、トラクタのバツテリ遮熱保護装置
の改良に関する。
〔従来の技術〕
昨今、農用トラクタにおいては、ラジエータの
冷却方法として、オペレータに熱風が当る後方吐
出型を廃止して、ラジエータの後方から前方へ冷
却済みの熱風を吐出する前方吐出型が採用される
傾向にあるが、これら前方吐出型であると否とに
拘らずレイアウトその他の要求からラジエータ前
方位置にバツテリを搭載するのが通例であり、こ
うしたバツテリと前方吐出型ラジエータとを組合
わせると冷却済みの高熱風がバツテリに直接当た
るためバツテリ液に悪影響を与えるおそれがあつ
た。
しかし、従来のものは、高熱風からバツテリを
保護するための手段を有しなかつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
そのため本出願人はこの出願に先立つて第1図
型式の遮風保護装置を提供した訳であるが(実願
昭57−21251号)、この場合ラジエータ5とバツテ
リ6間に立設された上・下カバー21b,21a
から成る遮熱保護カバー21はボンネツト前端部
との間に可成りの流通口23を残して構成されて
いたため、前方に吐出した熱風が総てストレート
に放出されず一部が矢印Xの如くバツテリ6へと
流れ込み、今一つバツテリ6の保護を図れなかつ
た。
また本出願人は、第4図又は第5図に示す保護
装置を考案した。
第4図のものは底部のみを開口しその底部取付
台20に適合して完全密閉ボツクス型の遮熱保護
カバー21となしたものである。第5図のものは
第1図示のものに補助カバー22を付設して下方
にのみ吐出するようにしたものである。双方共に
バツテリの劣化防止に寄与し、特に第5図示例で
は上ボンネツト15の過熱防止効果も併せて期待
できる。
然し乍ら、第4図示例では、遮熱保護カバー2
1を完全密閉ボツクス型とし、第5図示例では、
遮熱保護カバー21に更に補助カバー22を付設
しており、いずれも構造が複雑である。
そこで、本考案は、こうした事実に鑑みて工夫
されたものであり、その目的とする処は、バツテ
リ液を始めとするバツテリの保護をより完全な程
に図るようにしたトラクタのバツテリ遮熱保護装
置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため本考案は次の手段を講
じた。即ち、本考案の特徴とする処は、トラクタ
のエンジンの前方に、冷却後の排風を前方に吐出
するラジエータと、該ラジエータの前方にバツテ
リとが夫々配置され、これらエンジン、ラジエー
タ、バツテリを覆被するボンネツトを有し、該ボ
ンネツトの前端面に多数の空気孔が開設されてい
るものにおいて、 前記バツテリとラジエータの間に、遮熱保護カ
バーが設けられ、該カバーは、バツテリの後面を
覆つてラジエータからの排風を遮断する下カバー
と、該下カバーの上端からバツテリの上方を通つ
て、ボンネツト前端面内面に達する上カバーとか
ら構成され、前記ボンネツト前端面の多数の空気
孔が前記上カバーにより上部空気孔と下部空気孔
とに区画されている点にある。
〔作用〕
前記本願考案によれば、ラジエータから吐き出
される冷却後の熱風は、下カバーに当り、上方に
流れ、上カバーに沿つて前方へ行き、ボンネツト
前端面の上部空気孔から外部に排出される。
従つて、高熱風がバツテリに当ることがなくな
る。
一方、ボンネツト前端面の下部空気孔からは外
気が侵入し、バツテリを冷却する。
〔実施例〕
以下、図示した実施例を説明する。
第2図及び第3図に示す実施例において、1は
前内部が示された農用トラクタで、クラツチハウ
ジング2、エンジン3及びミツシヨンケース等か
ら車体が構成されており、エンジン3から前方へ
左右1対のフレーム4が突設され、このフレーム
4上にラジエータ5及びバツテリ6が搭載され、
その下部に前輪デフ装置7が支持されている。
左右1対のフレーム4の前端には前面板8が固
定され、この前面板8にバンパ9がボルト締結さ
れており、10は前輪、11は前車軸ケースを
夫々示している。
左右フレーム4上には平行関係をなす上部支枠
12が図示省略の支柱を介して固設され、それが
前端枠12aを有して平面門型を形成する。この
支枠12の横桟13にマフラ14が取付けられ、
また、上部支枠12上を介して開閉型の上ボンネ
ツト15が覆設され、その前端面に多数の空気孔
が設けられ、その前面を排風自在となす一方、左
右フレーム4と上部支枠12間を介して左右1対
の脱着型下ボンネツト16と多数の空気孔を有す
るフロントグリル17とを個別に装着してある。
18はエンジン3のフアンプーリであり、その
前方に備えた冷却フアン19が駆動されて前方に
吐風自在である。
バツテリ6は取付台20に載置固定され、この
取付台20は平板下面に却部を溶着し、それを左
右フレーム4にボルト止めする構成をとる。
21はバツテリ6の後方に衝立状に設けた遮熱
保護カバーであり、前記取付台20の後端から垂
直に立上る下カバー21aとその上端を基部とし
バツテリ6上を通じて前端枠12aの内端面まで
上方傾斜状に延出する上カバー21bとでもつて
くの字状に形成されている。
上カバー21bの先端と前端枠12aの内端面
は接触しており、この上カバー21bにより、上
ボンネツト15の前端面の空気孔とフロントグリ
ル17の空気孔とが上下に区画される。
これによつてバツテリ6は熱風から完全に遮断
されたのであり、それに伴なつてバツテリ液を始
めとし完壁な保護が達成されるに至つた。
尚、熱風は第2図矢印経路をとるが専ら下方へ
と排出する場合もあり、それとは別に、左右フレ
ーム4のラジエータ5下方に対応する間には既吐
出熱風がその間を通じて再度フアン19に至らな
いように仕切板を付設することがある。又、上カ
バー21bの前端又はその対向側にはゴムシール
を付することもあり、振動に有利であると共に組
付容易でより完全な遮熱効果を発揮する。更に上
カバー21bのみをボンネツト側に固定し共に脱
着しうるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、上・下カバーから成る遮熱保
護カバーを設け、その下カバーでバツテリの後面
側を、その上カバーでバツテリの上方を覆い、か
つ上カバーで、ボンネツト前端面の空気孔を上下
に区画したので、ラジエータからの熱風は遮熱保
護カバーに沿つて前方に流れ、上部空気孔から外
部へ排出されるので、バツテリを熱風から保護す
ることができる。
また、下部空気孔から外気が入るのでバツテリ
の冷却が良好になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願考案に対する比較例を示すトラク
タ前部の一部切欠側面図、第2図はこの考案の一
例を示すトラクタ前部の一部切欠側面図、第3図
はその平面図、第4図及び第5図は本願考案に対
する比較例を示す側面図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トラクタのエンジンの前方に、冷却後の排風を
    前方に吐出するラジエータと、該ラジエータの前
    方にバツテリとが夫々配置され、これらエンジ
    ン、ラジエータ、バツテリを覆被するボンネツト
    を有し、該ボンネツトの前端面に多数の空気孔が
    開設されているものにおいて、 前記バツテリとラジエータの間に、遮熱保護カ
    バーが設けられ、該カバーは、バツテリの後面を
    覆つてラジエータからの排風を遮断する下カバー
    と、該下カバーの上端からバツテリの上方を通つ
    て、ボンネツト前端面内面に達する上カバーとか
    ら構成され、前記ボンネツト前端面の多数の空気
    孔が前記上カバーにより上部空気孔と下部空気孔
    とに区画されていることを特徴とするトラクタの
    バツテリ遮熱保護装置。
JP1982043910U 1982-03-26 1982-03-26 トラクタのバツテリ遮熱保護装置 Granted JPS58145245U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982043910U JPS58145245U (ja) 1982-03-26 1982-03-26 トラクタのバツテリ遮熱保護装置

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JP1982043910U JPS58145245U (ja) 1982-03-26 1982-03-26 トラクタのバツテリ遮熱保護装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58145245U JPS58145245U (ja) 1983-09-30
JPS6341243Y2 true JPS6341243Y2 (ja) 1988-10-28

Family

ID=30054979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982043910U Granted JPS58145245U (ja) 1982-03-26 1982-03-26 トラクタのバツテリ遮熱保護装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009090852A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Mazda Motor Corp 車両の前部車体構造

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JPS58145245U (ja) 1983-09-30

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