JP5240423B2 - 車両のアンダーカバー構造 - Google Patents
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Description
車両の前席の下方側に形成したエンジン収納部にエンジンを収納するとともに、前記エンジン収納部の前方に前輪軸を配置した車両に設けてある車両のアンダーカバー構造であって、
前記エンジンの下方を覆うエンジンアンダーカバーを設け、
前輪用のサスペンションフレームの下方を覆うサスペンションフレームカバーを前記エンジンアンダーカバーの前方に配設し、
前記エンジンアンダーカバーの前端側の左右両端部に、車両前方側に突出する底面部分をそれぞれ設けて、前記底面部分の前端を前輪の後半部の横内方側に配置し、
前記前輪が跳ね上げる異物を受け止める縦壁を前記底面部分に立設して前記縦壁の前端を前記前輪の後半部の横内方側に配置し、
前記エンジンアンダーカバーの両底面部分間の前端部分と前記サスペンションフレームカバーの後端とを車両前後方向で連続させ、
前記エンジンアンダーカバーの前記縦壁と前記縦壁の下端部から車幅方向で車両の中央側に向かって延びる前記底面部分、および、車幅方向で前記エンジンアンダーカバーの両縦壁間に位置する前記サスペンションフレームカバーの後端部で囲まれた空間を通して前記エンジン収納部に外気を導入するように、前記エンジンアンダーカバーの前部が開口している点にある。(請求項1)
前記底面部分は、前記サスペンションフレームカバーの後端部の左右端よりも下方に位置していると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
前記底面部分は、前記サスペンションフレームに支持される前輪用のサスペンションアームの下方に位置していると、次の作用を奏することができる。(請求項3)
前記エンジンアンダーカバーの両底面部分間の前端部分と前記サスペンションフレームカバーの後端部とを上下に重ね合わせて連結してあると、次の作用を奏することができる。(請求項5)
前記サスペンションフレームカバーの後端部の左右両端部を上広がりのテーパ側壁に構成し、このテーパ側壁の下端と前記底面部分の車幅方向内側の側部とを前記車幅方向で対向させて、前記テーパ側壁の下端と前記底面部分の車幅方向内側の側部との間を、前記エンジン収納部に空気を導入するための空気導入口に構成してあると、次の作用を奏することができる。(請求項6)
詳しくは、側面視で燃料タンク11の前端部11Aの下端11Kと前輪4の接地点とを結ぶ線よりも後方側までエンジンアンダーカバー20の後端部20Bの下端20bを延長してある。
このように配置することで、前輪4から飛来する異物が燃料タンク11の前端部11Aにぶつかることを防止することができる。さらに、エンジンアンダーカバー20の後端部20Bの下端20bを、自動車50の前後方向Jで燃料タンク11の前端部11Aとオーバーラップするように配置することもできる。前輪4から飛来する異物から燃料タンク11の前端部11Aをより確実に保護することができるとともに、エンジンアンダーカバー20の下面と燃料タンク11の下面との連続性から自動車50の下方の空気の流れがよくなる。
燃料タンク11は自動車50の前後方向Jに細長く、自動車50の左右中心よりも右側に位置している。自動車50の左右方向で燃料タンク11の反対側となる、自動車50の左右中心よりも左側には高温となる排気管が位置している。そのために、エンジンアンダーカバー20の右側の部分(燃料タンク11側)だけを後方に延長し、排気管が位置する左側の部分は延長してない。これによって、排気管の冷却性能を向上させてある。
2 前輪軸
3 サスペンションフレーム
4 前輪
4K 前輪の後半部
6 サスペンションアーム
11 燃料タンク
11A 燃料タンクの前端部
11K 燃料タンクの前端部の下端
20 エンジンアンダーカバー
20A 前端部分(エンジンアンダーカバーの前端部分)
20B エンジンアンダーカバーの後端部
20b エンジンアンダーカバーの後端部の下端
21 底面部分
21N 底面部分の車幅方向内側の側部
21a 前端(底面部分の前端)
24 縦壁
24K 縦壁の下端部
25 空気導入口
40 サスペンションフレームカバー
40B サスペンションフレームカバーの後端部
40b サスペンションフレームカバーの後端
41 テーパ側壁
41K テーパ側壁の下端
50 自動車
65 サスペンションフレームカバーの後端部の左右端
100 自動車のアンダーカバー構造
E エンジン
F 車両前方側
J 車両前後方向
Claims (6)
- 車両の前席の下方側に形成したエンジン収納部にエンジンを収納するとともに、前記エンジン収納部の前方に前輪軸を配置した車両に設けてある車両のアンダーカバー構造であって、
前記エンジンの下方を覆うエンジンアンダーカバーを設け、
前輪用のサスペンションフレームの下方を覆うサスペンションフレームカバーを前記エンジンアンダーカバーの前方に配設し、
前記エンジンアンダーカバーの前端側の左右両端部に、車両前方側に突出する底面部分をそれぞれ設けて、前記底面部分の前端を前輪の後半部の横内方側に配置し、
前記前輪が跳ね上げる異物を受け止める縦壁を前記底面部分に立設して前記縦壁の前端を前記前輪の後半部の横内方側に配置し、
前記エンジンアンダーカバーの両底面部分間の前端部分と前記サスペンションフレームカバーの後端とを車両前後方向で連続させ、
前記エンジンアンダーカバーの前記縦壁と前記縦壁の下端部から車幅方向で車両の中央側に向かって延びる前記底面部分、および、車幅方向で前記エンジンアンダーカバーの両縦壁間に位置する前記サスペンションフレームカバーの後端部で囲まれた空間を通して前記エンジン収納部に外気を導入するように、前記エンジンアンダーカバーの前部が開口している車両のアンダーカバー構造。 - 前記底面部分は、前記サスペンションフレームカバーの後端部の左右端よりも下方に位置している請求項1記載の車両のアンダーカバー構造。
- 前記底面部分は、前記サスペンションフレームに支持される前輪用のサスペンションアームの下方に位置している請求項1又は2記載の車両のアンダーカバー構造。
- 前記エンジンアンダーカバーの後端部を、前記エンジンよりも車両後方側に配置した燃料タンクの前端部に車両前後方向で近接させて、前記エンジンアンダーカバーの後端部の下端を前記燃料タンクの前端部の下端よりも下方に位置させてある請求項1〜3のいずれか一つに記載の車両のアンダーカバー構造。
- 前記エンジンアンダーカバーの両底面部分間の前端部分と前記サスペンションフレームカバーの後端部とを上下に重ね合わせて連結してある請求項1〜4のいずれか一つに記載の車両のアンダーカバー構造。
- 前記サスペンションフレームカバーの後端部の左右両端部を上広がりのテーパ側壁に構成し、このテーパ側壁の下端と前記底面部分の車幅方向内側の側部とを前記車幅方向で対向させて、前記テーパ側壁の下端と前記底面部分の車幅方向内側の側部との間を、前記エンジン収納部に空気を導入するための空気導入口に構成してある請求項2〜5のいずれか一つに記載の車両のアンダーカバー構造。
Priority Applications (1)
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JP2006310206A JP5240423B2 (ja) | 2006-11-16 | 2006-11-16 | 車両のアンダーカバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006310206A JP5240423B2 (ja) | 2006-11-16 | 2006-11-16 | 車両のアンダーカバー構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008126687A JP2008126687A (ja) | 2008-06-05 |
JP5240423B2 true JP5240423B2 (ja) | 2013-07-17 |
Family
ID=39552996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006310206A Active JP5240423B2 (ja) | 2006-11-16 | 2006-11-16 | 車両のアンダーカバー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (1)
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JP2004306897A (ja) * | 2003-04-10 | 2004-11-04 | Nissan Motor Co Ltd | アンダーカバー構造 |
-
2006
- 2006-11-16 JP JP2006310206A patent/JP5240423B2/ja active Active
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