JPH054476Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH054476Y2 JPH054476Y2 JP933487U JP933487U JPH054476Y2 JP H054476 Y2 JPH054476 Y2 JP H054476Y2 JP 933487 U JP933487 U JP 933487U JP 933487 U JP933487 U JP 933487U JP H054476 Y2 JPH054476 Y2 JP H054476Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- frame cover
- air guide
- wind
- rear wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 5
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 4
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は、オートバイのラジエター装置に関
する。
する。
オートバイは、水冷エンジンを搭載することが
ある。その場合、一般的に、エンジン前側のフレ
ーム前端に、ラジエターを前方に向けて取付け、
エンジンの冷却水を循環させ、走行によつてでき
る風をラジエターに当てて、冷却水を冷却するよ
うにしている。ところがこの場合、冷却水を冷却
して熱くなつた熱風が後側に流れ、ライダーに当
つて不快である。これをさけるため、ラジエター
をフレーム後側に後向きに取付け、排風が後方に
抜けるようにしたものがある。例えば特開昭56−
63569号公報参照。しかしこの場合には、走行に
よる風がラジエターに当り難く、ラジエターを大
型にする必要があつて、製造コストが高く、重量
も重くなる不便がある。
ある。その場合、一般的に、エンジン前側のフレ
ーム前端に、ラジエターを前方に向けて取付け、
エンジンの冷却水を循環させ、走行によつてでき
る風をラジエターに当てて、冷却水を冷却するよ
うにしている。ところがこの場合、冷却水を冷却
して熱くなつた熱風が後側に流れ、ライダーに当
つて不快である。これをさけるため、ラジエター
をフレーム後側に後向きに取付け、排風が後方に
抜けるようにしたものがある。例えば特開昭56−
63569号公報参照。しかしこの場合には、走行に
よる風がラジエターに当り難く、ラジエターを大
型にする必要があつて、製造コストが高く、重量
も重くなる不便がある。
この考案は、かかる点に鑑み、ラジエターを車
体後部に取付けて排風がライダーに当らないよう
にすると共に、ラジエターに走行による風が導か
れて、冷却効率もよく小型にできるオートバイの
ラジエター装置を得ることを目的とする。
体後部に取付けて排風がライダーに当らないよう
にすると共に、ラジエターに走行による風が導か
れて、冷却効率もよく小型にできるオートバイの
ラジエター装置を得ることを目的とする。
以下、本考案を図面に示す実施例によつて説明
する。
する。
ラジエター1は、車体2の後端上部に、シート
3の後側に位置するようにして上向きに取付け
る。ラジエター1は、エンジン4とホース5で連
結して、エンジン4の冷却水が循環するようにし
てある。ラジエター1は、左右両側及び上側、後
側の周りをフレームカバー6で覆つてあつて、フ
レームカバー6は、ラジエター1の上側にルーバ
ー7を設けてある。又、フレームカバー6には、
前部左右に側方に突出して走行による風を導入す
る導風口8を設ける。後輪9の上側を覆つた後輪
泥除け10は、ラジエター1の下側に位置し、上
面に導風板11を突設してある。
3の後側に位置するようにして上向きに取付け
る。ラジエター1は、エンジン4とホース5で連
結して、エンジン4の冷却水が循環するようにし
てある。ラジエター1は、左右両側及び上側、後
側の周りをフレームカバー6で覆つてあつて、フ
レームカバー6は、ラジエター1の上側にルーバ
ー7を設けてある。又、フレームカバー6には、
前部左右に側方に突出して走行による風を導入す
る導風口8を設ける。後輪9の上側を覆つた後輪
泥除け10は、ラジエター1の下側に位置し、上
面に導風板11を突設してある。
しかして、オートバイを走行させると、フレー
ムカバー6の前部左右に設けた導風口8からフレ
ームカバー6内に走行による風が流入して後側に
流れる。そして、後輪泥除け10の導風板11に
ガイドされて上向きに流れを変え、ラジエター1
の間を通り抜けて、冷却水を冷却し、熱くなつた
排風は、ルーバー7から上方に抜ける。こうし
て、フレームカバー6の前部左右の導風口8から
入つた走行による風を、後輪泥除け10の導風板
11で上向きに変え、逃さないようにラジエター
1に当てて冷却に用いることができる。このた
め、ラジエター1が後部にあつても冷却性がよく
て小型にでき、ルーバー7から抜けた排風は後側
に流れ、前側のライダーに当ることもない。
ムカバー6の前部左右に設けた導風口8からフレ
ームカバー6内に走行による風が流入して後側に
流れる。そして、後輪泥除け10の導風板11に
ガイドされて上向きに流れを変え、ラジエター1
の間を通り抜けて、冷却水を冷却し、熱くなつた
排風は、ルーバー7から上方に抜ける。こうし
て、フレームカバー6の前部左右の導風口8から
入つた走行による風を、後輪泥除け10の導風板
11で上向きに変え、逃さないようにラジエター
1に当てて冷却に用いることができる。このた
め、ラジエター1が後部にあつても冷却性がよく
て小型にでき、ルーバー7から抜けた排風は後側
に流れ、前側のライダーに当ることもない。
以上説明したように、この考案は、エンジンの
冷却水を循環させるラジエターを車体後部のシー
トの後側に上向きに取着し、該ラジエターの周り
を上面にルーバーを設け前部左右に導風口を設け
たフレームカバーで覆い、ラジエター下側の後輪
泥除けの上面に導風板を突設したので、フレーム
カバー前部左右の導風口から受入れた走行による
風を、後輪泥除けの導風板で上向きに変えてライ
ダーに当てることができ、ラジエターが車体後部
にあつても、有効に冷却風を当てることができて
小型にできる。そして、ルーバーから抜ける排風
は、ライダーの後側で、ライダーに排風が当るの
をさけることができる。又、ラジエターは、フレ
ームカバーで覆われているので、他のものに当て
て破損するようなこともない。
冷却水を循環させるラジエターを車体後部のシー
トの後側に上向きに取着し、該ラジエターの周り
を上面にルーバーを設け前部左右に導風口を設け
たフレームカバーで覆い、ラジエター下側の後輪
泥除けの上面に導風板を突設したので、フレーム
カバー前部左右の導風口から受入れた走行による
風を、後輪泥除けの導風板で上向きに変えてライ
ダーに当てることができ、ラジエターが車体後部
にあつても、有効に冷却風を当てることができて
小型にできる。そして、ルーバーから抜ける排風
は、ライダーの後側で、ライダーに排風が当るの
をさけることができる。又、ラジエターは、フレ
ームカバーで覆われているので、他のものに当て
て破損するようなこともない。
図は本考案の一実施例を示し、第1図はフレー
ムカバーを縦断した側面図、第2図は平面図であ
る。 1……ラジエター、2……車体、3……シー
ト、4……エンジン、6……フレームカバー、7
……ルーバー、8……導風口、10……後輪泥除
け、11……導風板。
ムカバーを縦断した側面図、第2図は平面図であ
る。 1……ラジエター、2……車体、3……シー
ト、4……エンジン、6……フレームカバー、7
……ルーバー、8……導風口、10……後輪泥除
け、11……導風板。
Claims (1)
- エンジンの冷却水を循環させるラジエターを車
体後部のシートの後側に上向きに取着し、該ラジ
エターの周りを上面にルーバーを設け前部左右に
導風口を設けたフレームカバーで覆い、ラジエタ
ー下側の後輪泥除けの上面に導風板を突設したこ
とを特徴とするオートバイのラジエター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP933487U JPH054476Y2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP933487U JPH054476Y2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63117690U JPS63117690U (ja) | 1988-07-29 |
JPH054476Y2 true JPH054476Y2 (ja) | 1993-02-03 |
Family
ID=30794550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP933487U Expired - Lifetime JPH054476Y2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054476Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7187578B2 (ja) * | 2018-12-27 | 2022-12-12 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型電動車両 |
-
1987
- 1987-01-27 JP JP933487U patent/JPH054476Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63117690U (ja) | 1988-07-29 |
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