JPH035482A - ジアザ二環式中間体の製法 - Google Patents

ジアザ二環式中間体の製法

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JPH035482A
JPH035482A JP2122831A JP12283190A JPH035482A JP H035482 A JPH035482 A JP H035482A JP 2122831 A JP2122831 A JP 2122831A JP 12283190 A JP12283190 A JP 12283190A JP H035482 A JPH035482 A JP H035482A
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alkyl
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halogen
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JP2122831A
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Tamim F Braish
タミン・フェーム・ブライシュ
Darrell E Fox
ダーレル・ユージーン・フォックス
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Pfizer Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、米国特許第4,775.668号に記載のよ
うなキノロン抗生物質の製造に使用される、2.5−ジ
アザビシクロ[2,2,1コヘブタン中間体の製造に関
する。
2.5−ジアザビシクロ[2,2,1コヘブタンの合成
法については、ボートゲース(Portoghese)
等のJ、Org、 Chem、、31.1059(19
66)に記載されている。この方法によると、ヒドロキ
シ−■、−プロリンをトリトシルヒドロキシ−L−プロ
リノールに変え、これをまずベンジルアミンと反応させ
、次にヨウ化水素、リンおよび酢酸と反応させて2−ベ
ンジル−2,5−ジアザビシクロ[2,2,1]へブタ
ンニヨウ化水素酸塩を形成する。米国特許第3,947
.445号に記載の方法は同様な方法であり、このニョ
ウ化水素酸塩を3段階法により、2−メチル−2,5−
ジアザビシクロ[2,2,1コヘブタンに変えている。
本発明は、式: (式中、Yは水素またはXR2であり、RIは水素また
はCICaアルキルであり、モしてXおよびR2は以下
に定義する通りである)の2.5−ジアザビシクロ[2
,,2,1]へブタン誘導体あるいはこれらの光学的対
掌体、ラセミ化合物または酸付加塩の製造法に関するも
のであり、この誘導体は、 (a)式; [式中、XはS O2またはCO2であり、R2および
R3はそれぞれ個々にCニーC,アルキル、トリフルオ
ロメチル、ベンジルまたは、任意に1つまたは2つのC
+  Caアルキル、ハロゲン、ニトロ、メトキシまた
はトリフルオロメチルで置換されたフェニルであり、そ
してR4はハロゲンまたはO8○2R3(R3は上記の
通りである)である] の化合物あるいはこれらの光学的対掌体またはラセミ化
合物を、Cl−C6アルキルアミンまたはアンモニアと
反応させて、YがXR,であり、X、R,およびR2が
上記の通りである式TAの化合物を形成し、そして必要
ならば、 (b)YがXR,である式丁Aの化合物を還元するかま
たは加水分解して、Yが水素である式TAの化合物を形
成する、 二とによるものである。
本発明の好ましい具体例では、前記C,−C。
アルキルアミンはメチルアミンであり、 XはS02で
あり、そしてR2はp−トリルである。
本発明はまた、式■: R6 の化合物あるいはこれらの光学的対掌体またはラセミ化
合物において、XがS O2またはCO2であり、R2
がC+  Caアルキル、トリフルオロメチル、ベンジ
ル、または任意に1つまたは2つのC+  Caアルキ
ル、ハロゲン、ニトロ、メトキシまたはトリフルオロメ
チルで置換されたフェニルであり、モしてR1がC1−
〇6アルキルである化合物に関するものである。
好ましい化合物は、式■において、XがS O2であり
、R2がp−トリルのものであり、さらに好ましい化合
物は、XがSO2であり、R2がp−トリルであり、モ
してR3がメチルであるものである。式■の化合物は光
学的中心を持っており、従って2つの異なる立体異性体
構造、すなわち51S−構造およびR,R−構造、を生
じる。
本発明は、式■の化合物の立体異性体、およびまたこれ
らのラセミ混合物を包含するものある0本明細書中の式
では、個々のRおよびS構造をそれぞれrR」および「
S」と表示している。 本発明はさらに、式: セミ化合物を、式: R3502Xl         v [式中、R3はCt  Caアルキル、トリフルオロメ
チル1、または任意に1つまたは2つのC3−C6アル
キル、ハロゲン、ニトロ、メトキシまたはトリフルオロ
メチルで置換されたフェニルであり、モしてXIはハロ
ゲンまたは080w Rs(R3は上記の通りである)
である] の化合物と反応させることによって、χがS02または
CO2であり、R2が上記の通りのものである上記式■
の化合物を製造する方法に関する。
好ましい具体例では、弐■において、R2はp −トリ
ルであり、XはS02である。
本発明はまた、式: (式中、Xは802またはCO2である)の化合物ある
いはこれらの光学的対掌体またはうR2 (式中、X ハS O2* f−Lt CO2”あり、
R2はCr  Caアルキル、トリフルオロメチル、ま
たは任意に1つまたは2つのC□−06アルキル、ハロ
ゲン、ニトロ、メトキシまたはトリフルオロメチルで置
換されたフェニルである) の化合物あるいはこれらの光学的対掌体またはラセミ化
合物を還元することによって、上記式■の化合物を製造
する方法に関する。好ましい具体例では、還元は、水素
化ホウ素ナトリウムを用いて=弗化ホウ素エーテレート
の存在下で行なう。別の好ましい具体例では、 式■に
おいて、XはSO□であり、R2はp−トリルである。
本発明はさらに、4−ヒドロキシ−■、−プロリンを式
: %式% [式中、X ハS OzまたはCo2”c−あり、R2
はCr  Csアルキル、トリフルオロメチル、ベンジ
ル、または任意に1つまたは2つのC,−C。
アルキル、ハロゲン、ニトロ、メトキシまたはトリフル
オロメチルで置換されたフェニルであり、XIはハロゲ
ン、アジドまたは OS Oz Rz (R2は上記の
通りであるンであるJ の化合物と、アルカリ金属炭酸塩の存在下で反応させる
ことによって式■の化合物を製造する方法に関するもの
である。
本発明はさらに、式TA: (式中、R,は水素またはC□−C6アルキルであり、
Yは水素またはxR2であり、XはS02またはCOz
であり、そしてR2はCr  Caアルキル、トリフル
オロメチル、ベンジルまたは、任意に1つまたは2つの
C,−C6アルキル、ハロゲン、ニトロ、メトキシまた
はトリフルオロメチルで置換されたフェニルである) のR,R−立体異性体またはこれらの#付加塩の別の製
法に関するものであって、これは(a)  式: 本発明はまた、式: (式中、Yは上記の通りである) の化合物を、C,=C,アルキルアミンまたはアンモニ
アと反応させて、YがXR2であり、xlRlおよびR
2が上記の通りである式TAの化合物を形成し、そして
必要ならば、 (b)  YがXR,である式丁Aの化合物を還元する
かまたは加水分解して、Yが水素である式TAの化合物
を形成する、 ことによるものである。好ましい具体例では、工程(a
)において、C4−C6アルキルアミンはメチルアミン
であり、Yはp−’r−リルスルホニルである。
XR。
(式中、XはS O2またはC02であり、モしてR2
はCr  Caアルキル、トリフルオロメチル、ベンジ
ルまたは、任意に1つまたは2つのCr  C6アルキ
ル、ハロゲン、ニトロ、メトキシまたはトリフルオロメ
チルで置換されたフェニルである) の化合物に関するものである。好ましい具体例では、X
はSO□であり、そしてR2はp−トリルである。
本発明はさらに、式: (式中、XはSO2またはCO2であり、そしてR2は
01C6アルキル、トリフルオロメチル、ベンジルまた
は、任意に1つまたは2つのCI Csアルキル、ハロ
ゲン、ニトロ、メトキシまたはトリフルオロメチルで置
換されたフェニルである) の化合物の製法であって、式: の化合物を、ピリジン中で塩化トシルと共に加熱するこ
とによる上記の製法に関するものである。
基R+  Rz 、R3、R4およびR1の定義におけ
る「アルキルJという語は、メチル、エチル、プロピル
、t−ブチル、ヘキシル等のような飽和した1価の直鎖
または分岐鎖脂肪族炭化水素基を示す、「ハロゲン」は
フルオロ、グロロ、ブロモまたはヨードを示す。
以下に示す反応式Aは、上記の本発明の処理工程を含む
、式Tの化合物のS、S−立体異性体をトランス−4−
ヒドロキシ−し−プロリンから製造する反応式である。
各式の光学的中心における「R」および「S」を表示す
ることにより、正確な立体異性体構造を各式に示した。
弐Tの化合物のR,R−立体異性体は、ベーカー等の、
J、 Org。
Chew、第46巻、2955 (1981)に記載の
アロー4−ヒドロキシ−D−プロリンから出発して製造
しうる式TVの化合物の光学的対常体から、同様に製造
することができる。
この反応式および本明細書に示す一般式は、立体異性体
表示規約に従うものである。すなわち、’ rllll
目「11」は紙面に突き入っている原子(α−配列)を
示し、「−−Jは紙面、それ故分子自身の面、から外に
突き出ている原子(β−配列)を示す。
1元しし一人 工I 工 式TTの化合物(YがXR,である式TAの化合物)の
還元または加水分解による弐Tの化合物(Yが水素であ
る式丁Aの化合物)の上記製法は、化合物(T T)と
、塩化水素、ヨウ化水素および臭化水素のような水性ま
たは無水ハロゲン化水素とを、酢酸または硫酸のような
酸性溶媒中で反応させることによって行なうのが都合が
よい。
シーラーズ等のChem、  Review、  10
77−1103 (1959)に記載のように、塩化水
素との反応は加水分解であり、臭化水素またはヨウ化水
素との反応は還元である。使用する酸性溶媒は、酢酸の
ような有機酸または硫酸のような無機酸である0反応は
、水性または無水の臭化水素を用いて酢酸中で行なうの
が好ましい1反応は一般に室温付近〜約100℃、好ま
しくは室温、で行なう。
あるいはまた、水と有機溶媒との混合物中で有機電解質
を存在させて電気化学的還元開裂を行なうことにより、
化合物(T)を化合物(T I)から形成することもで
きる。適した有機溶媒の例は、アセトニトリルおよび酢
酸である。適した有機電解質の例は、臭化テトラエチル
アンモニウムのようなハロゲン化テトラ(C,−C,)
アルキルアンモニウムである。反応温度は通常、室温〜
約50℃である。
化合物(T T T)から化合物(T T)を製造する
上記の方法は一般に、過剰のアルキルアミン、好ましく
は少なくとも約3モル当量のアルキルアミンを用いて行
なう。反応は通常、使用するアルキルアミンによって密
封容器内で行なう0例えば、メチルアミンおよびエチル
アミンは反応温度では気体であるので、密封容器内で反
応を行なう必要がある。一般に、反応はアルコール溶媒
または水、好ましくはメタノールまたは水の中で行なう
0反応温度は約50〜約130’C1一般に約90℃で
ある。
化合物(TV)から化合物(T T T)を製造する方
法は不活性溶媒中で行なうのが都合がよい。
適した溶媒は、トルエンおよびベンゼンのような非極性
溶媒である0反応は塩基の存在下で行なう、適した塩基
は、第3 (C,−C,)アルキルアミン、例えばトリ
エチルアミン、のような脂肪族有機塩基、あるいは2.
6−ルチジン、ピリジン、(CI Ca)アルキル置換
ピリジンまたはN、N−ジメチル−4−アミノピリジン
のような芳香族有機塩基である1反応は、塩基としても
溶媒としても働くピリジン中で行なうのが好ましい、化
合物(V)は2モル当量過剰、好ましくは約3モル当量
、の量で存在させる1反応温度は約り℃〜約50℃、通
常は約15℃である。
化合物(IV)を形成するための化合物(Vl)の還元
は、周期律表第■族の金属の水素化物、例えば、水素化
アルミニウムリチウムまたはジボラン、を用いて行なう
、還元はエーテル溶媒の存在下で行なう、適した溶媒は
、ジ(CI C6)アルキルエーテル、グリム、ジグリ
ム、そして好ましくはテトラヒドロフランである。ジボ
ランは、水素化ホウ素ナトリウムと王弗化ホウ素エーテ
レートとの反応からその場で生成させるのが好ましい。
還元は約0〜45℃、通常は室温付近で行なう。
4−ヒドロキシ−L−プロリンおよびR,XXIから化
合物(Vl)を形成する反応は、一般に水のような極性
溶媒中で行なう。反応はアルカリ金属炭酸塩、好ましく
は炭酸ナトリウム、の存在下で行なう。反応温度は約1
0〜約50℃、通常は室温付近である。
式(TT)のR,R−立体異性体は、反応式Bに示すよ
うにアロー4−ヒドロキシ−D−プロリンから製造しつ
る5式(T)および(n)の化合物が立体化学的に異な
る他は、反応式Bの最終工程は反応式Aの最終工程と同
じである。
反」Σ式−−旦 X 反応式B中の式(T T)の化合物は、式(TX)の化
合物とCl−C1Iアルキルアミンまたはアンモニアと
の反応によって製造される。この工程は一般に、過剰の
アルキルアミン、好ましくは少なくとも約3モル当量の
アルキルアミンを用いて行なう、反応は通常、使用する
アルキルアミンにより密封容器内で行なう。例えば、メ
チルアミンおよびエチルアミンは反応温度において気体
であるので、密封容器内で反応を行なう必要がある。一
般に、反応はアルコール溶媒または水、好ましくはメタ
ノールまたは水の中で行なう。反応温度は約50〜約1
30℃、一般的には約90℃である。
式(TX)の化合物は、式(X)の化合物と塩化トシル
とをピリジン中で反応させることによって製造する。こ
の反応は約70〜115℃、一般には約90℃で行なう
、これらの反応条件下で、式(X)のR,R−立体異性
体は式(TX)の化合物のR,S−立体異性体に変わる
式<X>のR,R−立体異性体は、反応式AにI ! おける式(rv)の化合物のR,S−化合物と同様に、
上で述べたようにエーテル溶媒の存在下で式(XT)の
R,R−化合物を水素化物で還元することによって製造
される。
式(xBのR,R−化合物は、反応式Aにおける式(V
T)の化合物のR,S−化合物と同様に、アロー4−ヒ
ドロキシ−D−プロリンとR2XX1とを、水のような
極性溶媒中、アルカリ金属炭酸塩、好ましくは炭酸ナト
リウムの存在下で、約10〜約50℃、通常は室温付近
、で反応させることによって製造される。
次の実施例で本発明を説明する。
実施例1 Toog(763ミリモル)の4−ヒドロキシ−L−プ
ロリンを750m1の水に加えた溶液に、174.5g
 (916ミリモル)の塩化4−トルエンスルホニルと
共に、169.9g (1802ミリモル)の炭酸ナト
リウムを0℃にて加えた(1時間にわたって3回に分け
て加えた)。次に、このスラリーを室温に暖め、48時
間攪拌した1反応混合物を濃塩酸溶液でpH2の酸性に
し、生成物を濾過することによって単離した。濾過ケー
キをpl−T2の緩衝液で洗浄し、真空オーブン中で6
0℃にて16時間乾燥したところ、215.3gの生成
物を白色結晶質固体として99%の収率で得た。融点=
149〜151℃。
実施例2 2リツターのテトラヒドロフラン(THF)に、57.
f3g (1523ミリモル)の水素化ホウ素ナトリウ
ムを加え、この混合物を10℃に冷却し、その後、25
0m1(1980ミリモル)の三弗化ホウ素エーテレー
トを1時間にわたって滴加した。次に、215.3g 
(755,4ミリモル)の1−(4−トルエンスルホニ
ル)−4−ヒドロキシ−■、−プロリンを注意深<10
0m1のTHFに加え、この混合物を16時間攪拌した
反応混合物をメタノールで急冷し、10%塩化水素水溶
液を加え、そして混合物を60℃に1時間徐々に加熱し
た6反応混合物を濾過し、pHを50%水酸化ナトリウ
ム水溶液で中性に調整し、そして揮発物を減圧下蒸発さ
せた1次に、生成物を濾過により単離し、濾過ケーキを
水で洗浄した。
真空下、60℃にて12時間乾燥したところ、164g
の生成物が白色固体として85%の収率で得られた。融
点=132〜133℃。
実施例3 ルホニルを、反応温度を1時間15℃未満に保つために
、3回に分けて加え、次に、室温に暖めた。12時間後
、さらに125g(856ミリモル)の塩化p−トルエ
ンスルホニルを加え、この混合物を室温でさらに16時
間攪拌した。次に、この混合物を水浴で冷却し、3リツ
ターの10%塩化水素水溶液を注意深く加えた。白色沈
殿物が形成した。これを濾過により単離し、1リツター
のエタノールに取り、そして30分間、還流加熱した0
次に混合物を冷却し、固体を濾過し、減圧下乾燥したと
ころ、213gの生成物が80%の収率で得られた。融
点=134〜135℃。
実施例4 170g (626,5ミリモル)の(2R14S)−
2−ヒドロキシメチル−4−ヒドロキシ−1−(p−ト
ルエンスルホニル)−ピロリジンを0.5リツターのピ
リジンに加えた水冷溶液に、250g (1,32モル
)の塩化4−トルエンス170g (626,5ミリモ
ル)の(2R,4S)−2−ヒドロキシメチル−4−ヒ
ドロキシ=1−(4−トルエンスルホニル)−ピロリジ
ンを0.5リツターのピリジンに加えた水冷溶液に、2
50g (1,32モル)の塩化p−トルエンスルホニ
ルを1度に加え、反応混合物を50℃に暖めた。6時間
後、混合物を水浴で冷却し、3す・ツタ−の10%塩化
水素水溶液を注意深く加えた。
白色沈殿物が形成した。これを濾過により単離し、1リ
ツターのエタノールに取り、そして30分間、加熱還流
した。次に混合物を冷却し、固体を濾過し、減圧下乾燥
したところ、195gの生成物が70%の収率で得られ
た。融点=145〜146℃。
実施例5 ルアミンガスが溶解するまで、メチルアミンガスをメタ
ノール溶液を通して泡立てた。次に、ボトルを密封し、
90℃に加熱した。16時間加熱した後、反応混合物を
冷却し、溶媒を減圧上蒸発させた0次いで、残留固体を
500m1の塩化メチレンと400m1の10%水酸化
ナトリウム水溶液との間で分配した。層を分離し、有機
層をさらに400m1の10%水酸化ナトリウム水溶液
で洗浄し、次に硫酸ナトリウム上で乾燥させた。減圧下
で溶媒を蒸発させたところ、47.5gの希望の生成物
が90%の収率で得られた。融点=87〜88℃。
実施例6 バーボトルに115g (198,4ミリモル)の(2
3,4R)−1−(4−トルエンスルホニル)−2−(
p−トルエンスルホニルオキシメチル)−4−(4−ト
ルエンスルホニルオキシ)−ピロリジンおよび690m
1のメタノールを入れ、ボトルの重量を計った。62g
 (2モル)のメチバーボトルに3.8g (8,56
ミリモル)の(28,4R)−1−(4−トルエンスル
ホニル)−2−(クロロメチル)−4−(4−トルエン
スルホニルオキシ)−ピロリジンおよび25m1のメタ
ノールを入れ、ボトルの重量を計った。
2.65g (85,6ミリモル)のメチルアミンガス
が溶解するまで、メチルアミンガスをメタノール溶液を
通して泡立てた。次に、ボトルを密封し、90℃に加熱
した。16時間加熱した後、反応混合物を冷却し、溶媒
を減圧上蒸発させた。次いで、残留固体を50m1の塩
化メチレンと40m1の10%水酸化ナトリウム水溶液
との間で分配した。層を分離し、有機層をさらに30m
1の10%水酸化ナトリウム水溶液で洗浄し、次に硫酸
ナトリウム上で乾燥させた。減圧下で溶媒を蒸発させた
ところ、1.73gの目的生成物が76%の収率で得ら
れた。融点=87〜88℃。
実施例7 mlに懸濁させ、この混合物を室温で攪拌した。6時間
後に、アスピレータ−圧の下で酢酸を除去して初めの体
積の1/4にし、その後1800mlの酢酸エチルを加
えた。固体が沈殿した。これを不活性雰囲気下で濾過し
た。生成物を、還流下最少限の量のメタノールに溶解す
ることによって再結晶化させた。冷却した後、400m
1のイソプロプルアルコールを加えたところ、白色固体
が得られた。これを濾過し、減圧下乾燥した。生成物は
48gであり、収率は81%であった。Ii点=258
〜259℃。(234℃で着色が生じる)[α]。=+
13.21° (c=0.946、C)T、OH) 実施例8 60g(225ミリモル)の(I S、43)−2−(
4−トルエンスルホニル)−5−メチル−2,5−ジア
ザビシクロ−[2,2,13へブタンを、30%臭化水
素を酢酸に加えたちの90080g (0,61モル)
の4−シス−ヒドロキシ−D−プロリンを500m1の
無水エタノールに懸濁させ、反応混合物が均一になるま
で、混合物を通して無水)TCIガスを泡立てた。次に
、反応混合物を5時間加熱還流し、溶媒の容積を半分に
減じた。100m1のジエチルエーテルを加え、混合物
を冷凍庫に一晩入れておいた。得られた沈殿物を濾過し
、ジエチルエーテルで洗浄し、減圧下乾燥したところ、
111gの生成物(収率93%)が得られた。U点=1
52〜153℃。
実施例9 110g(562ミリモル)のアロー4−ヒドロキシ−
D−プロリンエチルエステル塩酸塩に、1リツターのピ
リジンおよび79m1のトリエチルアミンを0℃で加え
た。混合物を10分間攪拌した後、242.1g (1
,24モル)の塩化p−トルエンスルホニルを少量に分
けて加えて温度を0〜5℃の間に調整し、そして反応混
合物をO’Cで一晩攪拌した。次の日に、反応混合物を
750m1の氷冷水に加え、このスラリーを室温で1時
間攪拌した。固体を濾過し、真空オーブン中で3゜℃に
て48時間乾燥したところ、243.9gの生成物(収
率92%)が得られた。融点=122〜123℃。
実施例10 218102l8ミリモル)のアロー1−(4−トルエ
ンスルホニル)−4−(4−トルエンスルホニルオキシ
)−D−プロリンエチルエステルを1500mlのトル
エンに加えたものに、81g(606ミリモル)の酢酸
テトラメチルアンモニウムを加え、混合物を2時間加熱
還流した。反応混合物を冷却し、500m1の水で2回
洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶媒を蒸発させ
、得られた固体を真空オーブン中で一晩30’Cにて乾
燥したところ、120.6gの生成物(収率72%)が
得られた。融点=82〜83℃。
実施例11 1−4−  エンスル ニル −4−ヒ10シーD−口
1ン 127.9g (359,9ミリモル)の4−(アセチ
ルオキシ”)−1−(4−トルエンスルホニル)−D−
プロリンエチルエステルを640m1のTHFに加えた
ものに、0℃の640m1の水に溶解した100g(1
,8モル)のKOHを加えた。混合物を室温に暖め、2
時間攪拌した。有機溶媒を真空中で除去し、得られた混
合物のpHを濃T(CIで中性に調整した。沈殿物が形
成した。
これを濾過し、−晩真空オーブン中で25℃にて乾燥し
たところ、86.2gの生成物(収率84%)が得られ
た。1点=147〜149℃。
実施例12 g (287,4ミリモル)のN−(4−トルエンスル
ホニル)−4−ヒドロキシ−D−プロリンを注意深く0
℃で330m1のTHFに加え、この混合物を室温に暖
め、16時間攪拌した。反応混合物を0℃に冷却し、メ
タノールで急冷した・次に、10%)ICI水溶液を加
え、混合物を80’Cに1時間除々に加熱した1反応混
合物のpHを50%水酸化ナトリウム水溶液で中性に調
整し、そして揮1発物を減圧下蒸発させた。生成物を濾
過により単離し、濾過ケーキを水で洗浄した。真空下、
60℃で12時間乾燥したところ、78gの生成物が白
色固体として100%の収率ぞ得られた。融点=131
〜132℃。
実施例13 eoomlのTT(Fに21.75g  (574゜9
ミリモル)の水素化ホウ素ナトリウムを加え、この混合
物を10℃に冷却し、その後、97.92m1(776
,2ミリモル)の二弗化ホウ素エーテレートを1時間に
わたって温和した。次に、82二の化合物は、実施例3
に記載の方法によって実施例12の化合物から製造した
。融点=125〜 130℃。
実施例14 〜262℃(着色は240℃で生じた)。[α]、=−
13,0° (c=0.972、メタノール) 実施例17 この化合物は、実施例4に記載の方法によって実施例1
3の化合物から製造した。融点=141〜143℃。
実施例15 この化合物は、実施例5および6に記載の方法によって
実施例14の化合物力1ら製造した。融点=82〜87
℃。
実施例16 二の化合物は、実施例7に記載の方法によって実施例1
5の化合物から製造した。融点=26075mlの水に
10g (76,30ミリモル)の4−ヒドロキシ−D
−プロリンを加えたものに、17.45g (91,6
ミリモル)の塩化4−トルエンスルホニルおよび17g
 (160,2ミリモル)の炭酸ナトリウムを加え、こ
の混合物を24時間、室温で攪拌した。次に、10%M
CI水溶液を注意深く添加することによって、反応混合
物をp)TIの酸性にし、生成物を濾過により単離した
。高真空下で乾燥した後、18.5gの生成物が単離さ
れた(収率85%)。融点=145〜146℃。
実施例18 2 4 −2−ヒ゛ロ シメ ルー4−ヒ0口 ”−1
−4−ルエンスル ニル ピロ旦シL之 4.14g (109,5ミリモル)の水素化ホウ素ナ
トリウムを150m1のTHFに0℃にて懸濁し、17
.6m1(142,2ミリモル)の五弗化ホウ素エーテ
レートを10分間にわたって温顔した。15.6g (
54,7ミリモル)の1−(4−トルエンスルホニル)
−4−ヒドロキシ−D−プロリンを分けて加え、この混
合物を室温で16時間攪拌した。この反応混合物を0℃
に冷却し、メタノールで急冷した;次に、10%)TC
I水溶液を加え、混合物を60℃に1時間徐々に加熱し
た0反応混合物のpHを50%水酸化ナトリウム水溶液
で中性に調整し、揮発物を減圧下で蒸発させた1次いで
、生成物を濾過によって単離し、濾過ケーキを水で洗浄
した。真空下60℃で12時間乾燥したところ、10.
2gの生成物が白色固体として69%の収率で得られた
。融点=103〜105℃。
実施例19 2R4−2−ロロメ ルー4− ロロ ー1−4− ルエゝスル ニル −ピロ1ジンIg(3
,88ミリモル)の(28,4S)2−ヒドロキシメチ
ル−4−ヒドロキシ−1−(4−トルエンスルホニル)
ピロリジンを6mlのピリジンに加えたものに、1.7
6g(9,21ミリモル)の塩化p−トルエンスルホニ
ルを加え、この混合物を室温で2時間攪拌し、次に95
℃にさらに2時間加熱した1反応混合物を10%)TC
I水溶液で急冷し、塩化メチレンで抽出した。得られた
油のシリカゲル上でのクロマトグラフィー(25%酢酸
エチル−75%ヘキサン)によって、0.75gの生成
物(収率53%)が得られた。融点=103〜105℃
実施例20 パーボトルに0.5g (1,29ミリモル)の(2R
,43)−2−クロロメチル−4−クロロ−1−(4−
トルエンスルホニル)−ビロリジンおよび6mlのメタ
ノールを入れ、ボトルの重量を計った。Q、4g (1
2,9モル)のメチルアミンガスが溶解するまで、メタ
ノール溶液を通してメチルアミンガスを泡立てた6次に
、ボトルを密封し、110℃に加熱した。16時間加熱
した後、反応混合物を冷却し、溶媒を減圧下で蒸発させ
た。残留固体を50m1の塩化メチレンと40m1の1
0%NaOH水溶液との間で分配した0層を分離し、有
機層をさらに40m1の10%NaOH水溶液で洗浄し
、その後N a z S O4上で乾燥した。減圧下で
溶媒を蒸発させたところ、309■の希望の生成物が9
0%の収率で得られた。融点=82〜87℃、[α]。
=−18,8° (c=1.038、CH,OH)。
実施例21 トリウムを加え、この混合物を10’Cに冷却し、その
後、32.5g (190,5ミリモル)のクロル蟻酸
ベンジルを温和した。次に、冷却浴を取り除き、混合物
を24時間、室温で攪拌した。反応混合物を濃HC1テ
p H1ニ調整し、100m1の塩化メチレンで3回抽
出した。有機層をNa25O1上で乾燥し、真空中で蒸
発させたところ、36.4gの生成物(収率90%)が
油として得られた。 NMR(CDCI 3 )  ニ
ア、  30 (m。
5H,芳香族)、5.12 (m、2H)、4.50 
(m、2M) 、4.36 (m、2H) 、3.6(
m12H)、’2.38 (m、2H)。
実施例22 35m1の水に20g (152,5ミリモル)の4−
ヒドロキシ−■、−プロリンを加えたものに、36.7
g (436,8ミリモル)の炭酸水素す200m1(
0,2モル)のボランTHF錯体に、27.8g(0,
1モル)の1−(カルボベンジルオキシ)−4−ヒドロ
キシ−■、−プロリンを50m1のTHFに加えたもの
をO’Cにて加えた。室温で16時間攪拌した後、10
0m1の水を、次いで12m1の13N−)TCI水溶
液を注意深く加え、そしてこの混合物を100m1の塩
化メチレンで3回抽出した。合わせた有機抽出物をMg
5O1上で乾燥し、蒸発させたところ、22.6gの生
成物(油、収率90%)が得られた。 NMR(CDC
I3): 7.40 (m、5H) 、5゜10 (m
、2H) 、4.90 (m、1M)、4゜65 (m
l 1H)、4.35 (m、IH) 、4゜17(m
、T)() 、3.60 (m、3H)、2゜05 (
m、IH) 、1.70 (m、IH)。
実施例23 0.5リツターのピリジンに150g(596,9ミリ
モル)の(2R148)’−2−ヒドロキシメチルー4
−ヒドロキシ−N−(カルボベンジルオキシ)−ピロリ
ジンを加えた水冷溶液に、250g (132モル)の
塩化4−トルエンスルホニルを3回に分けて加えて、反
応混合物の温度を15℃未満に1時間保ち、次に室温に
暖めた。12時間後、さらに125g(656ミリモル
)の塩化p−トルエンスルホニルを加え、この混合物を
室温でさらに16時間攪拌した0次いで、混合物を水浴
で冷却し、3リツターの10%MCI水溶液を注意深く
加えた。混合物を250m1の塩化メチレンで2回抽出
し、Mg5o4上で乾燥した。溶媒を蒸発させたところ
、274gの生成物が油として得られた(収率82%)
、NMR(CDCl2 ): 7.70&7.40 (
m、9H1芳香族)  5.0 (m、3H)、4.4
3(dd、IH) 、4.12 (m、  IH) 、
4.02 (m、H)、3.70 (m、IH)、3.
88(ml 1H) 、2.42 (m、6H) 、2
.15(m、2H)。
実施例24 I  4 −2−    べゝジル  シース  −2
−ジ  ビぐ 口 22 =L土二Σプ」ζ2 バーボトルに22g (40,2ミリモル)の(2S、
4R)−1−(カルボベンジルオキシ) −2−(p−
トルエンスルホニルオキシメチル)−4−(4−)−ル
エンスルホニルオキシ)−ピロリジンおよび100m1
のメタノールを入れ、次にボトルの重量を計った。12
.4g(402ミリモル)のメチルアミンガスが溶解す
るまで、メタノール溶液を通してメチルアミンガスを泡
立てた。次に、ボトルを密封し、80℃に加熱した。1
6時間加熱した後、反応混合物を冷却し、溶媒を減圧下
で蒸発させた。残留固体を200m1の塩化メチレンと
L50mlの10%NaOH水溶液との間で分配した0
層を分離し、有機層をさらに100m1の10%NaO
H水溶液で洗浄し、Na2SO4上で乾燥した。減圧下
で溶媒を蒸発させたところ、9.0gの希望の生成物(
油)が得られた。収率は91%であった。NMR(CD
Cl2)ニア、32 (芳香族、5H)  5.1 (
d、2H) 、4.4 (d、IH)、3.58 (d
d、IH)   3.4  (d、1)?)  、3.
22  (m、IH)   2.88  (m、IH)
   2.7  (d、  IH)  、 2. 52
  (d、  1)T)  、2. 40(S、 3H
)   1.86(d、 IH)   1.7(m、1
)T)。
実施例25

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ I A (式中、Yは水素またはXR_2であり、R_1は水素
    またはC_1−C_6アルキルであり、そしてXおよび
    R_2は以下に定義する通りである) の化合物あるいはこれらの光学的対掌体、ラセミ化合物
    または酸付加塩の製法であつて、(a)式: ▲数式、化学式、表等があります▼III [式中、XはSO_2またはCO_2であり、R_2お
    よびR_3はそれぞれ個々にC_1−C_6アルキル、
    トリフルオロメチル、ベンジルまたは、任意に1つまた
    は2つのC_1−C_6アルキル、ハロゲン、ニトロ、
    メトキシまたはトリフルオロメチルで置換されたフェニ
    ルであり、そしてR_4はハロゲンまたはOSO_2R
    _3(R_3は上記の通りである)である] の化合物あるいはこれらの光学的対掌体またはラセミ化
    合物を、C_1−C_6アルキルアミンまたはアンモニ
    アと反応させて、YがXR_2であり、X、R_1およ
    びR_2が上記の通りである式 I Aの化合物を形成し
    、そして必要ならば、 (b)YがXR_2である式 I Aの化合物を還元する
    かまたは加水分解して、Yが水素である式 I Aの化合
    物を形成する、 ことを特徴とする、上記の製法。 2、C_1−C_6アルキルアミンがメチルアミンであ
    り、XがSO_2であり、そしてR_2がp−トリルで
    あることを特徴とする、請求項第1に記載の方法。 3、式: ▲数式、化学式、表等があります▼II の化合物あるいはこれらの光学的対掌体またはラセミ化
    合物であつて、XがSO_2またはCO_2であり、R
    _2がC_1−C_6アルキル、トリフルオロメチル、
    ベンジル、または任意に1つまたは2つのC_1−C_
    6アルキル、ハロゲン、ニトロ、メトキシまたはトリフ
    ルオロメチルで置換されたフェニルであり、そしてR_
    5がC_1−C_6アルキルであることを特徴とする、
    上記の化合物。 4、XがSO_2であり、R_2がp−トリルであり、
    そしてR_5がメチルであることを特徴とする、請求項
    第3に記載の化合物。 5、上記式IIIの化合物を、式: ▲数式、化学式、表等があります▼IV (式中、XはSO_2またはCO_2であり、R_2は
    C_1−C_6アルキル、トリフルオロメチル、ベンジ
    ルまたは、任意にC_1−C_6アルキル、ハロゲン、
    ニトロ、メトキシまたはトリフルオロメチルで置換され
    たフェニルである) の化合物あるいはこれらの光学的対掌体またはラセミ化
    合物と、式: R_3SO_2X^1V [式中、R_3はC_1−C_6アルキル、トリフルオ
    ロメチル、または、任意にC_1−C_6アルキル、ハ
    ロゲン、ニトロ、メトキシまたはトリフルオロメチルで
    置換されたフェニルであり、X^1はハロゲンまたはO
    SO_2R_3(R_3は上記の通りである)である] の化合物とを反応させることによつて製造することを特
    徴とする、請求項第1に記載の方法。 6、式IVの化合物を、式: ▲数式、化学式、表等があります▼VI (式中、XはSO_2またはCO_7であり、R_2は
    C_1−C_6アルキル、トリフルオロメチル、ベンジ
    ルまたは、任意に1つまたは2つのC_1−C_6アル
    キル、ハロゲン、ニトロ、メトキシまたはトリフルオロ
    メチルで置換されたフェニルである)の化合物あるいは
    これらの光学的対掌体またはラセミ化合物を還元するこ
    とによつて製造することを特徴とする、請求項第5に記
    載の方法。 7、還元を、水素化ホウ素ナトリウムを用いて三弗化ホ
    ウ素エーテレートの存在下で行なうことを特徴とする、
    請求項第6に記載の方法。 8、式VIの化合物を、4−ヒドロキシ−L−ブロリンと
    式: R_2XX^1VII [式中、XはSO_2またはCO_2であり、R_2は
    C_1−C_6アルキル、トリフルオロメチル、ベンジ
    ルまたは、任意に1つまたは2つのC_1−C_6アル
    キル、ハロゲン、ニトロ、メトキシまたはトリフルオロ
    メチルで置換されたフェニルであり、X^1はハロゲン
    、アジドまたはOSO_2R_2(R_2は上記の通り
    である)である] の化合物とを、アルカリ金属炭酸塩の存在下で反応させ
    ることによって製造することを特徴とする、請求項第6
    に記載の方法。 9、XがSO_2であり、そしてR_2がp−トリルで
    あることを特徴とする、請求項第5〜8のいずれかに記
    載の方法。 10、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ I A (式中、R_1は水素またはC_1−C_6アルキルで
    あり、Yは水素またはXR_2であり、XはSO_2ま
    たはCO_2であり、そしてR_2はC_1−C_6ア
    ルキル、トリフルオロメチル、ベンジルまたは、任意に
    1つまたは2つのC_1−C_6アルキル、ハロゲン、
    ニトロ、メトキシまたはトリフルオロメチルで置換され
    たフェニルである) の化合物またはこれらの酸付加塩の製法であって、 (a)式: ▲数式、化学式、表等があります▼VIII (式中、YはXR_2であり、XおよびR_2は上記の
    通りである) の化合物を、C_1−C_6アルキルアミンまたはアン
    モニアと反応させて、YがXR_2であり、X、R_1
    およびR_2が上記の通りである式 I Aの化合物を形
    成し、必要ならば、 (b)YがXR_2である式 I Aの化合物を還元する
    かまたは加水分解して、Yが水素である式 I Aの化合
    物を形成する、 ことを特徴とする上記の方法。 11、C_1−C_6アルキルアミンがメチルアミンで
    あり、Yがp−トリルスルホニルであることを特徴とす
    る、請求項第10に記載の方法。 12、式: ▲数式、化学式、表等があります▼IX (式中、XはSO_2またはCO_2であり、そしてR
    _2はC_1−C_6アルキル、トリフルオロメチル、
    ベンジルまたは、任意に1つまたは2つのC_1−C_
    6アルキル、ハロゲン、ニトロ、メトキシまたはトリフ
    ルオロメチルで置換されたフェニルである)の化合物。 13、XがSO_2であり、そしてR_2がp−トリル
    であることを特徴とする、請求項第12に記載の化合物
    。 14、式: ▲数式、化学式、表等があります▼IX (式中、XはSO_2またはCO_2であり、そしてR
    _2はC_1−C_6アルキル、トリフルオロメチル、
    ベンジルまたは、任意に1つまたは2つのC_1−C_
    6アルキル、ハロゲン、ニトロ、メトキシまたはトリフ
    ルオロメチルで置換されたフェニルである)の化合物の
    製法であつて、式: ▲数式、化学式、表等があります▼X (式中、XおよびR_2は上記の通りである)の化合物
    を、ピリジン中で塩化トシルと共に加熱することを特徴
    とする上記の製法。 15、XがSO_2であり、そしてR_2がp−トリル
    であることを特徴とする、請求項第14に記載の方法。
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