JPH0354343B2 - - Google Patents

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JPH0354343B2
JPH0354343B2 JP58063725A JP6372583A JPH0354343B2 JP H0354343 B2 JPH0354343 B2 JP H0354343B2 JP 58063725 A JP58063725 A JP 58063725A JP 6372583 A JP6372583 A JP 6372583A JP H0354343 B2 JPH0354343 B2 JP H0354343B2
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methacrylate
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、電子写真法、静電印刷法、静電記録
法などにおいて形成される静電荷像を現像するた
めのトナーに関するものである。 静電荷像の現像工程は、帯電せしめた微粒子を
静電引力により吸引せしめて静電荷像支持体の表
面に付着させ、これによつて静電荷像を可視化す
る工程である。 このような現像工程を遂行する具体的な方法と
しては、絶縁性有機液体中に顔料又は染料を微細
に分散させた液体現像剤を用いる湿式現像法と、
天然又は合成の樹脂より成るバインダー中にカー
ボンブラツク等の着色剤を分散含有せしめたトナ
ーより成る粉体現像剤を用いる、カスケード法、
毛ブラシ法、磁気ブラシ法、インプレツシヨン
法、パウダークラウド法などの乾式現像法とがあ
る。 現像工程において可視化された画像はそのまま
支持体に定着されることもあるが、通常は転写紙
等の他の指示体に転写された後定着される。この
ようにトナーは単に現像工程に付されるのみなら
ず、それ以後の工程、即ち転写工程及び定着工程
にも付されるので、トナーにおいては、その性能
として、良好な現像性のみでなく、良好な転写性
及び定着性を有することが要求される。このう
ち、定着性に関する諸条件は最も厳しいものであ
り、従来からこのトナーの定着性の改良に関する
研究及びその成果が多数の文献に発表されてい
る。 現像工程において形成されたトナー像又はこれ
が転写された画像の定着は、一般に加熱定着方式
によるのが有利であり、この加熱定着方式には、
オープン定着等の非接触加熱定着方式と、熱ロー
ラ定着等の接触加熱定着方式とがある。接触加熱
定着方式は、熱効率が高い点で優れており、特に
高速定着が可能であつて高速複写機の定着に好適
である。また、比較的低温の熱源を用いることが
できるため、この方式においては消費電力が少な
くてよく、複写機の小型化及びエネルギーの節約
を図ることができる。更に、定着器内に紙が滞溜
した場合にも発火の危険がなく、この点において
も好ましい。 接触加熱定着方式はこのように種々の点で好ま
しいものであるが、この方式においては、オフセ
ツト現像の発生という重大な問題がある。これ
は、定着時に像を構成するトナーの一部が熱ロー
ラの表面に転移し、これが次に送られて来る転写
紙等に再転移して画像を汚すという現象である。
このオフセツト現象を防止するために、従来種々
の提案がなされ、一部実用化されている。その一
つは、熱ローラの表面にシリコンオイル等の離型
油を塗布しながら定着を行なうものであり、他は
トナーそれ自体にオフセツト防止性能を有せしめ
るものである。後者の手段は、シリコンオイル塗
布機構等が不要であるために定着器の構造が簡単
となり、シリコンオイルの補給等のメンテナンス
も不要である等の点で優れている。 而してオフセツト現象は、熱ローラの温度が高
くなると発生するものであり、従つてオフセツト
現象が発生する最低温度(以下「オフセツト発生
温度」という。)が高いもの程、非オフセツト性
が良好なトナーということができるが、トナーが
定着されるためにはその軟化点以上の温度に加熱
されることが必要であり、このため実際の熱ロー
ラ定着器においては、熱ローラの温度は、トナー
の軟化点以上でオフセツト発生温度より低い範囲
の定着可能温度域内の特定の温度に設定される。 一方、トナーの定着に必要な最低温度(以下
「最低定着温度」という。)は当然のことながら低
いことが望ましく、また最近において要望が高く
なつてきている1枚の転写紙の両面に可視像を形
成することを達成するためには、現像に供するト
ナーが低い温度で定着し得るものであることが必
要となる。 従来において、非オフセツト性を有ししかも最
低定着温度の低いトナーを得るための技術手段と
して、例えばバインダー樹脂の数平均分子量Mn
に対する重量平均分子量Mwの非Mw/Mnの値
を大きくし、溶融時のトナーの凝集力を高める手
段、或いはポリプロピレンワツクス若しくはポリ
エチレンワツクツ等の離型剤より成る低軟化点ワ
ツクスを含有せしめる手段が知られている。 しかしながら、前者の手段においては、十分な
非オフセツト性を得られるようにすると最低定着
温度が上昇するようになり、これを防止するため
にバインダー樹脂を選定するとガラス転移点が低
下してトナーが凝集し易いものとなる傾向があ
る。 そこで前者の手段に後者の手段を組み合せるこ
とも考えられるが、低軟化点ワツクスをトナーに
含有せしめる手段においては、粉末状のトナーの
流動性が低下するため、現像性及び転写性が低下
して良好な可視画像が形成されず、また凝集性を
帯びる傾向がある。しかもワツクスの添加による
効果を得るためには、当該ワツクスの含有割合を
相当に大きくしなければならず、その結果、現像
スリーブ或いは静電荷像支持体にワツクス成分が
付着して皮膜を形成するようになり、その機能を
阻害する欠点がある。 トナーの流動性を改善するためには、疎水性シ
リカ微粉末より成る流動性向上剤をトナー粉末に
添加する方法が有効であるが、低軟化点ワツクス
を含有せしめたトナーにおいて十分な流動性を得
るためには疎水性シリカ微粉末を多量に添加する
ことが必要であり、その結果、硬度の高い疎水性
シリカ微粉末により静電荷像支持体の表面が損傷
されるようになり、当該支持体が光導電性感光体
であるときには重大な問題となる上、静電荷像支
持体の表面クリーニングがゴムブレードによつて
行なわれる場合には当該ブレードの摩耗が激しく
なり、更に現像に供されたけれどもトナー像の形
成に関与しなかつたトナーを現像器へ戻して再使
用するリサイクルシステムを有する画像形成装置
においては、トナー粒子の表面部に疎水性シリカ
の微粒子が埋め込まれるようになつてトナーの流
動性が低下するようになり、形成される可視画像
が画質の抵いものとなる。 本発明は以上の如き事情に基いてなされたもの
であつて、その目的は、十分に非オフセツト性を
有し、最低定着温度が低く、しかも流動性及び非
凝集性が高く、常に安定して良好な可視画像を形
成することのできる静電荷像現像用トナーを提供
するにある。 以上の目的は、スチレン系単量体による重合体
またはスチレン系単量体と他のビニル系単量体と
の共重合体より成りその数平均分子量に対する重
量平均分子量の比の値が3.5以上のバインダー樹
脂と、α−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステ
ルモノマーを変性成分としてこれよりブロツク共
重合体せしめた、当該変性成分の割合が0.1〜15
重量%であり、軟化点が90〜160℃の変性ポリオ
レフインより成るワツクスを1〜20重量%の割合
で含有することを特徴とする静電荷像現像用トナ
ーによつて達成される。 以下本発明について具体的に説明する。 本発明においては、スチレン系単量体の1種ま
たは2種以上を重合せしめて得られる重合体、ま
たはスチレン系単量体とこれと共重合可能な他の
ビニル系単量体とを共重合せしめて得られる共重
合体であつて、その数平均分子量Mnに対する重
量平均分子量Mwの非Mw/Mnの値が3.5以上、
好ましくは5以上のものをバインダー樹脂として
用い、その粒子中に、着色剤及び荷電制御剤その
他の必要なトナー成分と共に、α−メチレン脂肪
族モノカルボン酸エステルモノマーとポリオレフ
インとをブロツク共重合せしめて得られる重合
体、即ちα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エス
テルモノマーを変性成分としてこれにより変性し
たポリオレフイン(以下「変性ポリオレフイン」
という。)より成るワツクスを含有せしめて静電
荷像現像用トナーとする。 ここに前記ワツクスの含有割合はバインダー樹
脂に対して1〜20重量%の範囲内とされ、好まし
くは1〜10重量%の範囲内である。この割合が1
重量%未満では、当該ワツクスの離型剤としての
効果が発揮されず従つてトナーの非オフセツト性
が改善されず、一方20重量%を越えると、トナー
の流動性が低下するようになり、このため現像性
及び転写性が低下して良好な可視画像が形成され
ず、また現像スリーブ或いは静電荷像支持体に当
該ワツクスが付着して皮膜を形成し、その樹脂を
阻害するようになる。 本発明トナーは、以上のようにスチレン系の重
合体または共重合体であつてMw/Mnの値が3.5
以上のものをバインダー樹脂として用いているた
め、溶融時の凝集力が高くしかも軟化点が低く、
即ちバインダー樹脂自体が非オフセツト性を有す
ると共に最低定着温度を低く抑える性質のもので
ある上、既述のように特定の変性ポリオレフイン
より成るワツクスを特定の割合で含有するもので
あるため、後述する実施例の説明からも明かなよ
うに、オフセツト発生温度が高いにもかかわらず
最低定着温度が低くて熱ローラ定着器による高速
定着に好適である。またワツクスの添加による流
動性の低下の程度が僅かであつて必要な流動性を
得るための疎水性シリカ微粉末などの流動性向上
剤の添加が不要となり或いは添加が必要とされる
場合であつてもその添加量が僅少量で十分であ
り、従つて疎水性シリカ微粉末を多量に添加する
ことによる弊害を回避することができる。更に非
凝集性が高くて優れた保存性を有する。従つて本
発明トナーによれば、高い流動性及び非凝集性を
有することにより良好な現像を達成することがで
きると共に、低温で高速に定着することができ、
この結果、画像濃度が高くて優れた可視画像を常
に安定して形成することができる。加えて、本発
明トナーは最低定着温度が低いものであるので定
着時にトナー像支持体である紙を高温に曝すこと
が回避され、このためシワの発生が抑制されるの
で当該支持体の両面にトナーによる可視画像を形
成することが実用上十分に可能となる。 本発明トナーが以上の如き優れた特性を有する
理由は厳密には解明されていないが、バインダー
樹脂との関連において、ポリオレフインより成る
ワツクスが含有されているためにオフセツト発生
温度が高いまま最低定着温度が低下すること、当
該ポリオレフインは変性ポリオレフインであつて
バインダーに対して親和性を有する変性成分を分
子構造中に有し、従つてそれ自体のバインダー樹
脂に対する相溶性が高く、しかも未変性のポリオ
レフインワツクスに比して変性成分により粘着性
が小さくて流動性が大きいこと、などが理由の一
部であると考えられる。 本発明トナーのバインダー樹脂としては、スチ
レン系単量体による重合体若しくは共重合体、即
ちスチレン系単量体の1種若しくは複数種による
重合体若しくは共重合体、またはスチレン系単量
体と他のビニル系単量体との共重合体であつて、
そのMw/Mnの値が3.5以上のスチレン系樹脂が
用いられる。 前記スチレン系単量体の具体例としては、例え
ばスチレン、o−メチルスチレン、m−メチルス
チレン、p−メチルスチレン、α−メチルスチレ
ン、p−エチルスチレン、2,4−ジメチルスチ
レン、p−n−ブチルスチレン、p−tert−ブチ
ルスチレン、p−n−ヘキシルスチレン、p−n
−オクチルスチレン、p−n−ノニルスチレン、
p−n−デシルスチレン、p−n−ドデシルスチ
レン、p−メトキシスチレン、p−フエニルスチ
レン、p−クロルスチレン、3,4−ジクロルス
チレン等を挙げることができる。 前記スチレン系単量体とビニル系単量体との共
重合体としては、スチレン−ブタジエン共重合体
またはスチレン−アクリル共重合体が特に好まし
い。ここにアクリル成分のためのアクリル単量体
としては、例えばアクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソ
ブチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸n−オ
クチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸ラウリ
ル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸
ステアリル、アクリル酸2−クロルエチル、アク
リル酸フエニル、α−クロルアクリル酸メチル、
メタアクリル酸メチル、メタアクリル酸エチル、
メタアクリル酸プロピル、メタアクリル酸n−ブ
チル、メタアクリル酸イソブチル、メタアクリル
酸n−オクチル、メタアクリル酸ドデシル、メタ
アクリル酸ラウリル、メタアクリル酸2−エチル
ヘキシル、メタアクリル酸ステアリル、メタアク
リル酸フエニル、メタアクリル酸ジメチルアミノ
エチル、メタアクリル酸ジエチルアミノエチル等
のα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル
類;アクリロニトリル、メタアクリロニトリル、
アクリルアミド等のアクリル酸もしくはメタアク
リル酸誘導体、その他を挙げることができる。こ
れらの単量体は単独で或いは複数のものを組合せ
て用いることができる。 以上のようなスチレン系樹脂はMw/Mnが3.5
以上の値を有するものであるが、Mw/Mnが5
以上のものが望ましく、その分子量がMnで約
2000〜30000の値を有するものが特に望ましい。
なおMw、MnおよびMw/Mnの値は種々の方法
によつて測定することができ、測定方法の相異に
よつて若干の変動がある。したがつて、本発明に
おいてはMw、MnおよびMw/Mnの値を下記の
測定法によつて測定したものと定義する。 すなわち、これらの各値はすべてゲル・パーメ
ーシヨン・クロマトグラフイーによつて以下に記
す条件で測定された値とする。温度25℃において
溶媒(テトラヒドロフラン)を毎分1mlの流速で
流し、濃度0.4g/dのテトラヒドロフラン試
料溶液を試料重量として8mg注入し、測定を行
う。試料の分子量測定にあたつては、該試料の有
する分子量分布が、数種の単分散ポリスチレン標
準試料により、作製された検量線の分子量の対数
とカウント数が直線となる範囲内に包含される測
定条件を選択する。また、本測定あたり信頼性は
上述の測定条件で行つたNBS706ポリスチレン標
準試料(Mw=28.8×104、Mn=13.7×104
Mw/Mn=2.11)のMw/Mnが2.11±0.10とな
る事により確認する。 本発明においては、Mw/Mnが3.5以上のスチ
レン系樹脂を用いることにより目的を達すること
ができるが、特にMw/Mnが5以上のスチレン
系樹脂がオフセツト防止に有効である。 さらに既述のようなスチレン系樹脂は構成成分
として含有される単量体の種類などによつて相異
はするが、概して環球法による軟化点が約100〜
170℃であるものが特に有効であり、またさらに
ガラス転移点が40℃以上であるものが特に有効で
ある。すなわち軟化点が100℃以下の場合に過粉
砕され易く、またトナーフイルミング現象により
光導電性感光体の汚染を生じ易い。また軟化点が
170℃を越える場合には固いために粉砕が困難と
なり、しかも定着時に大きな熱量を要するので定
着効率が悪いという欠点がある。一方、ガラス転
移点が40℃以下の場合には、通常トナーの保存条
件が40℃以下であることからしてコールドフロー
現象による塊状化を生じ易い。 なお、スチレン系樹脂のガラス転移点は一般に
Mw/Mnの値が大となるにしたがい、幅を持ち
特定の値を示し難い傾向があるので、Mw/Mn
の値が大の樹脂についてはガラス転移点を測定す
ることが困難な場合がある。 前記スチレン系樹脂は下記の方法によつて合成
することができる。一般的な重合法を用いると
Mw/Mnが1.5〜3.0の樹脂が得られる。しかし本
発明において用いられるMw/Mnが3.5以上の樹
脂を得るには次の様な方法が用いられる。すなわ
ち、その一方法としては、重合温度を連続的もし
くは断続的に変化さてて重合する方法がある。ま
た他の一方法としてはジビニル系化合物、トリビ
ニル系化合物を併用して重合する方法がある。さ
らにまた他の一方法としては、開始剤濃度や連鎖
移動剤濃度の異る数種のモノマーを逐次添加し重
合する方法がある。特に比較的低分子量の樹脂に
高分子量の樹脂を混合することによつて容易に
Mw/Mnの大きな樹脂を得ることができる。こ
れらの方法は塊状重合法、溶液重合法、懸濁重合
法、乳化重合法などで行う事ができる。しかし、
得られる樹脂の取扱い易さ、製造コストの低減な
どの理由により、懸濁重合法が最も好ましい。ま
た、Mw/Mnを大きくする一方法としては、分
子量の異る数種の樹脂を溶剤に溶解し、減圧乾燥
もしくは噴霧乾燥などによつて溶剤を除去し製造
する方法もしくは加熱溶解し、ブレンドする方法
がある。しかし、本発明の目的とする効果を得る
ためには、均質に分散しているのが好ましい。本
発明に係るスチレン系樹脂の製造方法は例えば英
国特許第1495428号明細書に記載されている。 本発明トナーに含有されるワツクスとして用い
られる変性ポリオレフインのポリオレフイン成分
は、単一のオレフインモノマーより得られるホモ
ポリマー型或いはオレフインモノマーをこれと共
重合可能な他のモノマーと共重合させて得られる
コポリマー型の何れの型のものであつてもよい。 前記オレフインモノマーには、例えばエチレ
ン、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘ
キセン−1、ヘプテン−1、オクテン−1、ノネ
ン−1、デセン−1、及び不飽和結合の位置を異
にするそれらの異性体、並びに例えば3−メチル
−1−ブテン、3−メチル−2−ペンテン、3−
プロピル−5−メチル−2−ヘキセン等のそれら
にアルキル基より成る分岐鎖を有するもの、その
他のすべてのオレフインモノマーが含まれる。 また、オレフインモノマーと共重合可能な他の
モノマーとしては、他のオレフインモノマーのほ
か、例えばビニルメチルエーテル、ビニル−n−
ブチルエーテル、ビニルフエニルエーテル等のビ
ニルエーテル類、例えばビニルアセテート、ビニ
ルブチレート等のビニルエステル類、例えば弗化
ビニル、弗化ビニリデン、テトラフルオロエチレ
ン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、テトラクロロ
エチレン等のハロオレフイン類、例えばメチルア
クリレート、エチルアクリレート、n−ブチルア
クリレート、メチルメタアクリレート、エチルメ
タアクリレート、n−ブチルメタアクリレート、
ステアリルメタアクリレート、N,N−ジメチル
アミノエチルメタアクリレート、t−ブチルアミ
ノエチルメタアクリレート等のアクリル酸エステ
ル類若しくはメタアクリル酸エステル類、例えば
アクリロニトリル、N,N−ジメチルアクリルア
ミド等のアクリル酸誘導体、例えばアクリル酸、
メタアクリル酸、マレイン酸、フマール酸、イタ
コン酸等の有機酸類、ジエチルフマレート、β−
ピネン等種々のものを挙げることができる。 従つて、前記ポリオレフイン成分をコポリマー
型のものとする場合においては、上記の如きオレ
フインモノマーの少なくとも2種以上を共重合さ
せて得られるオレフインコポリマー型のもの、例
えばエチレン−プロピレン共重合体、エチレン−
ブテン共重合体、エチレン−ペンテン共重合体、
プロピレン−ブテン共重合体、プロピレン−ペン
テン共重合体、エチレン−3−メチル−1−ブテ
ン共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン共重
合体などのコポリマー型のもの、又は上記の如き
オレフインモノマーの少なくとも1種と上記の如
きオレフインモノマー以外のモノマーの少なくと
も1種とを共重合させて得られるオレフインコポ
リマー型のもの、例えばエチレン−ビニルアセテ
ート共重合体、エチレン−ビニルメチルエーテル
共重合体、エチレン−塩化ビニル共重合体、エチ
レン−メチルアクリレート共重合体、エチレン−
メチルメタアクリレート共重合体、エチレン−ア
クリル酸共重合体、プロピレン−ビニルアセテー
ト共重合体、プロピレン−ビニルエチルエーテル
共重合体、プロピレン−エチルアクリレート共重
合体、プロピレン−メタアクリレート酸共重合
体、ブテン−ビニルメチルエーテル共重合体、ブ
テン−メチルメタアクリレート共重合体、ペンテ
ン−ビニルアセテート共重合体、ヘキセン−ビニ
ルブチレート共重合体、エチレン−プロピレン−
ビニルアセテート共重合体、エチレン−ビニルア
セテート−ビニルメチルエーテル共重合体などの
コポリマー型のものとすることができる。 オレフインモノマー以外のモノマーを用いてコ
ポリマー型のものとする場合においては、当該ポ
リオレフイン成分中のオレフインモノマーによる
オレフイン部分の割合が例えば50モル%以上であ
るようなコポリマー型とすることが好ましい。オ
レフイン部分の割合が小さくなると、トナーの定
着性向上の効果が十分に発揮されなくなるからで
ある。 前記変性ポリオレフインは、上述の如きポリオ
レフイン成分と変性成分とより成り、ポリオレフ
イン成分は変性成分によりブロツク化される。 この変性成分としてはアクリレートモノマーが
用いられ、その具体例としては、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、
アクリル酸イソブチル、アクリル酸プロピル、ア
クリル酸n−オクチル、アクリル酸ドデシル、ア
クリル酸ラウリル、アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸2−クロ
ルエチル、アクリル酸フエニル、α−クロルアク
リル酸メチル、メタアクリル酸メチル、メタアク
リル酸エチル、メタアクリル酸プロピル、メタア
クリル酸n−ブチル、メタアクリル酸イソブチ
ル、メタアクリル酸n−オクチル、メタアクリル
酸ドデシル、メタアクリル酸ラウリル、メタアク
リル酸2−エチルヘキシル、メタアクリル酸ステ
アリル、メタアクリル酸フエニル、メタアクリル
酸ジメチルアミノエチル、メタアクリル酸ジエチ
ルアミノエチル、その他を挙げることができる。 以上の如きアクリレートモノマーと、既述のポ
リオレフインとを用い、通常の方法及び条件に従
つてブロツク共重合を行なうことによつて、変性
ポリオレフインより成るワツクスを得ることがで
きる。 例えばブロツク共重合のためには、リビングポ
リマーを用いる方法、或いはワツクスを機械化学
的に分割して生ずるラジカルにアクリレートモノ
マーを反応させてブロツク共重合体を得る方法等
を利用することができる。変性成分であるアクリ
レートモノマーとして好ましいものの具体例とし
ては、アクリル酸メチル、メタアクリル酸メチ
ル、メタアクリル酸n−ブチル等を挙げることが
できる。ここに変性ポリオレフインにおける変性
成分の割合は0.1〜15重量%であり、特に1〜10
重量%の範囲内が好ましい。この割合が過小であ
ればトナーの流動性の低下が甚だしいものとな
り、過大であればトナーの最低定着温度が高くな
る。 また斯かる変性ポリオレフインはJIS K2531−
1960に規定される環球法により測定したときの軟
化点が90〜160℃のものである。 本発明トナーは、上述の変性ポリオレフインよ
り成るワツクスを着色剤並びに磁性体、特性改良
剤、その他の必要とされる添加剤と共に、既述の
バインダー樹脂中に分散含有せしめて成る粉粒体
であり、その平均粒径は通常5〜30ミクロンの範
囲である。 着色剤としては、カーボンブラツク、ニグロシ
ン染料(C.I.No.50415B)、アニリンブルー(C.I.No.
50405)、カルコオイルブルー(C.I.No.azoec Blue
3)、クロムイエロー(C.I.No.14090)、ウルトラ
マリンブルー(C.I.No.77103)、デユポンオイルレ
ツド(C.I.No.26105)、キノリンイエロー(C.I.No.
47005)、メチレンブルークロライド(C.I.No.
52015)、フタロシアニンブルー(C.I.No.74160)、
マラカイトグリーンオクサレート(C.I.No.
42000)、ランプブラツク(C.I.No.77266)、ローズ
ベンガル(C.I.No.45435)、これらの混合物、その
他を挙げることができる。これら着色剤は、十分
な濃度の可視像が形成されるに十分な割合で含有
されることが必要であり、通常バインダー樹脂
100重量部に対して1〜20重量部程度の割合とさ
れる。 前記磁性体としては、フエライト、マグネタイ
トを始めとする鉄、コバルト、ニツケルなどの強
磁性を示す金属若しくは合金又はこれらの元素を
含む化合物、或いは強磁性元素を含まないが適当
な熱処理を施すことによつて強磁性を示すように
なる合金、例えばマンガン−銅−アルミニウム、
マンガン−銅−錫などのマンガンと銅とを含むホ
イスラー合金と呼ばれる種類の合金、又は二酸化
クロム、その他を挙げることができる。これらの
磁性体は平均粒径0.1〜1ミクロンの微粉末の形
でバインダー中に均一に分散される。そしてその
含有量は、トナー100重量部当り20〜70重量部、
好ましくは40〜70重量部である。 前記特性改良剤としては、荷電制御剤、オフセ
ツト防止剤、流動性改善用滑剤その他がある。 本発明トナーは、鉄粉、ガラスビーズ等より成
りキヤリアと混合されて二成分現像剤とされる
が、磁性体が含有されるときはそのまま一成分現
像剤として静電荷像の現像に供される。 以下本発明の実施例について説明するが、これ
らによつて本発明が限定されるものではない。な
お「部」は重量部を表わす。 以下の実施例において用いたバインダー樹脂及
びワツクスは、次のものである。 〔バインダー樹脂〕 (1) バインダー樹脂A1 スチレンと、メタアクリル酸メチルと、メタ
アクリル酸n−ブチルとを50:20:30の重量割
合で共重合して得られ、高分子量成分と低分子
量成分との割合が重量比で40:100であり、
Mw=130000、Mn=8000、Mw/Mn=16.25、
軟化点が135℃の共重合体 (2) バインダー樹脂A2 バインダー樹脂A1と同様にして得られ、
Mw=100000、Mn=8000、Mw/Mn=12.5、
軟化点が132℃の重合体 (3) バインダー樹脂A3 バインダー樹脂A1と同様にして得られ、
Mw=95000、Mn=11000、Mw/Mn=8.6、
軟化点が134℃の重合体 (4) バインダー樹脂B スチレンと、アクリル酸n−ブチルとを85:
15の重量割合で共重合して得られ、Mw=
80000、Mn=15000、Mw/Mn=5.3、軟化点
が136℃の共重合体 (5) バインダー樹脂C(比較用) バインダー樹脂A1と同様にして得られ、
Mw=50000、Mn=25000、Mw/Mn=2.0、
軟化点が135℃の共重合体 〔ワツクス〕 (1) ワツクスa メタアクリル酸n−ブチルによりブロツク共
重合せしめたポリエチレンワツクス(メタアク
リル酸n−ブチル含有割合3重量%、軟化点
110℃) (2) ワツクスb メタアクリル酸n−ブチルによりブロツク共
重合せしめたポリエチレンワツクス(メタアク
リル酸n−ブチル含有割合6重量%、軟化点
114℃) (3) ワツクスc(比較用) 未変性ポリプロピレンワツクス「ビスコール
660P」(三洋化成社製) (4) ワツクスd(比較用) 未変性ポリエチレンワツクス「ハイワツクス
220P」(軟化点113℃、三井石油化学社製) (5) ワツクスe(比較用) 酸化型ポリエチレンワツクス「ハイワツクス
4202E」(軟化点108℃、三井石油化学社製) 各実施例及び比較例においては、示された処方
の材料を、溶融、混練、冷却、粉砕及び分級の工
程による通常の方法により、平均粒径10μの粒子
より成るトナーを製造した。 実施例 1 バインダー樹脂A1 100部 ワツクスa 3部 カーボンブラツク「モーガルL」(キヤボツト社
製) 10部 実施例 2 バインダー樹脂A2 100部 ワツクスa 3部 カーボンブラツク「モーガルL」 10部 実施例 3 バインダー樹脂A3 100部 ワツクスa 3部 カーボンブラツク「モーガルL」 10部 実施例 4 バインダー樹脂A1 100部 ワツクスb 3部 カーボンブラツク「モーガルL」 10部 実施例 5 バインダー樹脂A1 100部 ワツクスa 6部 カーボンブラツク「モーガルL」 10部 実施例 6 バインダー樹脂B 100部 ワツクスa 3部 カーボンブラツク「モーガルL」 10部 実施例 7 バインダー樹脂B 100部 ワツクスb 3部 カーボンブラツク「モーガルL」 10部 実施例 8 バインダー樹脂B 100部 ワツクスa 6部 カーボンブラツク「モーガルL」 10部 実施例 9 バインダー樹脂A1 48部 ワツクスa 3部 磁性体微粉末「BL−100」(チタン工業社製)
52部 比較例 1 バインダー樹脂A1 100部 ワツクスc 3部 カーボンブラツク「モーガルL」 10部 比較例 2 バインダー樹脂A1 100部 ワツクスd 3部 カーボンブラツク「モーガルL」 10部 比較例 3 バインダー樹脂A1 100部 ワツクスe 3部 カーボンブラツク「モーガルL」 10部 比較例 4 バインダー樹脂C 100部 ワツクスa 3部 カーボンブラツク「モーガルL」 10部 比較例 5 バインダー樹脂A1 100部 カーボンブラツク「モーガルL」 10部 以上の実施例1〜実施例9で得られたトナーを
それぞれ「トナー1」〜「トナー9」とし、比較
例1〜比較例5で得られたトナーをそれぞれ「比
較トナー1」〜「比較トナー5」とし、これらの
トナーの各々について流動性を調べた。即ち、流
動性の高い粉粒体ほど圧縮度が小さいことを利用
して粉体圧縮度試験器「タツプデンサー」(セイ
シン企業社製)により圧縮度を測定した。具体的
には直径28mm、容積100mlの容器に上方から100メ
ツシユの篩を通して試料を疎充填し、重量を測定
して静カサ密度Aを求め、次に容器に同径の蓋を
した上タツピング装置により落下高さ5mmの条件
で600回タツプを行なつたときの試料の容積を求
め、先に求めた重量をこの容積値で除して固めカ
サ密度Pを求め、次式により圧縮度Cを算出し
た。 C=P−A/A×100(%) またトナー9以外の合計13種のトナーの各々
と、樹脂被覆が施された鉄粉より成るキヤリアと
を混合してトナー濃度が2重量%でトナー帯電量
が20±1マイクロクーロン/gとなる現像剤を調
整し、その各々により、電子写真複写機「U−
Bix3000」(小西六写真工業社製)を用いて静電
荷像の現像、転写紙へのトナー像の転写及びトナ
ー像の熱ローラ定着器による定着を行ない、感光
体ドラム表面へのトナーの一次付着量、転写紙へ
の転写率及び得られた複写画像の画像濃度を測定
した。ここにトナーの一次付着量は、いわゆるベ
タ黒電位が800Vの個所における単位面積当りの
トナー付着量である。 更にすべてのトナーの各々について、その最低
定着温度及びオフセツト発生温度を求め、また保
存性について評価を行なつた。最低定着温度につ
いては、表層がテフロン(デユポン社製ポリテト
ラフルオロエチレン)で形成した熱ローラと、表
層を、シリコンゴム「KE−1300RTV」(信越化
学工業社製)で形成した圧着ローラとより成る定
着器により、64g/m2の転写紙に転写せしめた試
料トナーによる像を線速度1200mm/秒で定着せし
める操作を、熱ローラの設定温度を100℃より5
℃づつ段階的に高くした各温度において繰り返
し、形成された定着画像に対してキムワイプ摺擦
を施し、十分な耐摺擦性を示す定着画像に係る最
低の設定温度をもつて最低定着温度とした。なお
ここに用いた定着器はシリコンオイル供給機構を
有さぬものである。 またオフセツト発生温度の測定は、最低定着温
度の測定に準じて、トナー像を転写して上述の定
着器により定着処理を行ない、次いで白紙の転写
紙を同様の条件下で定着器に送つてこれにトナー
汚れが生ずるか否かを観察する操作を、前記定着
器の熱ローラの設定温度を上昇させた状態で繰り
返し、オフセツト発生温度を求めた。 また保存性については、各試料を温度55℃、相
対湿度40%の条件下に48時間放置したときの凝集
の発生の有無及びその程度を評価した。 以上の結果を第1表に示す。
【表】 またトナー1〜トナー8の各々により電子写真
複写機「U−Bix3000」を用いて20000回に亘る
連続複写テストを行なつたところ、何れのトナー
による場合にも、最後まで鮮明で良好な複写画像
が形成された。 以上の結果から明かなように、本発明によるト
ナーは、優れた非オフセツト性を有すると供に最
低定着温度が非常に低くて従来の未変性ポリオレ
フインワツクスなどを含有するトナーに比して定
着可能温度範囲が広く、その上、流動性が高くて
流動性向上剤が添加されなくても十分に実用に供
することができ、現像性及び転写性も優れてお
り、常に安定して良好な可視画像を形成すること
ができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スチレン系単量体による重合体またはスチレ
    ン系単量体と他のビニル系単量体との共重合体よ
    り成りその数平均分子量に対する重量平均分子量
    の比の値が3.5以上のバインダー樹脂と、α−メ
    チレン脂肪族モノカルボン酸エステルモノマーを
    変性成分としてこれによりブロツク共重合せしめ
    た、当該変性成分の割合が0.1〜15重量%であり、
    軟化点が90〜160℃の変性ポリオレフインより成
    るワツクスを1〜20重量%の割合で含有すること
    を特徴とする静電荷像現像用トナー。
JP58063725A 1983-04-13 1983-04-13 静電荷像現像用トナ− Granted JPS59189344A (ja)

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