JPH0353940A

JPH0353940A - 巻取製品の品質内容表示入力方法

Info

Publication number: JPH0353940A
Application number: JP1190292A
Authority: JP
Inventors: Hirohisa Akita; 裕久秋田
Original assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Current assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date: 1989-07-20
Filing date: 1989-07-20
Publication date: 1991-03-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、グラビア印刷等の印刷工程中に発生する不良
箇所とその不良箇所の品質内容を表示入力する方法に関
する。

（従来の技術）グラビア印刷等の印刷工程において、見当，色調等の不
良箇所が発生した場合には、その部分を検査工程で除去
することが必要となる。そこで、印刷後の巻取製品から
不良箇所を除去するために、その不良箇所と不良要因を
表示する方法が従来から種々提案され、また、実際に試
みられている。

ところで、上記不良箇所および不良要因を表示する一般
的な方法の一つに、チェックテープを利用した不良表示
方法がある。これは、印刷中に不良発生をオペレータが
監視して、不良が発生したら、その不良要因に応じた色
のチェックテープを製品の耳部に貼り付ける方法であっ
て、この場合、後の検査工程において、製品を巻き戻し
、チェックテープを見ながら不良箇所を切り取ってつな
ぎ直すという作業を行う。また、オペレータは各不良箇
所の長さを紙に記録し、１ロール毎に集計して良品が幾
らあるかを実績としてつかむようにしている。

また、不良箇所の除去を自動化したいということから、
例えば、特開昭５８−２２４７５４号公報，特開昭６０
−１４５８５１号公報等に記載されているように、印刷
中に介ノ卜した不良箇所を直接検出する手段を設け、不
良箇所の集計データに基づいて自動的に不良箇所除去の
ための巻戻しを行うようにしたものも提案されている。

（発明が解決しようとする課題）チェックテープによって不良箇所を表示するようにした
上記の方法では、巻き取った製品から不良箇所を除去す
る際には、チェックテープを見ながらロールを巻戻すと
いった作業を行うことになるため、不良箇所を引き出す
のに時間がかかって効率が悪いという問題があり、また
、チェックテープが脱落したような場合には不良箇所が
見逃されてしまうという問題がある。そして、また、生
産管理の−環としての作業進？ｊ管理の効串化という課
題に対しても、実績の収集を手作業で行わざ３ろを得ないｉ，記のような方法では、進行実績のタイム
リーな把握が困難であることから、十分な敗善を行うこ
とができない。また、上記のように集計・記録を手作業
で行うというのでは、オペレータの負担も大きい。

また、上記のように不良箇所を直接検出して自動化する
方法の場合は、現状では、印刷中に発生する様々な不良
を的確に検出する最も確実な手段は人の目であって、こ
れに匹敵するような精度と簡便さを備えた検出器を設け
ることが現実として難しい。さらに、現状の検査機では
不良箇所を検出してからつなぎ直しのためにウェブを停
止ずるまでの間の減速期間中に相当長さのウェブの通過
が避けられず、検出点まで戻さなければならないという
不都合がある。

本発明は上記問題点を解ｌ肖ずるためになされたもので
あって、巻取製品の不良箇所の位置と各不良箇所の品質
内容を精度高くしかも効率的に記録できろ表示入力方法
を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段）４本発明は、印刷されてもき取られろ製品の不良発生を監
視し各不良箇所にそれぞれ不良表示のためのチェックテ
ープを貼付して、貼付されたこれらチェックテープを検
知部によって検知し、また、製品の巻取長さを計測部に
上って逐次計測して、前記検知部がチゴックテープを検
知したときの５１測部による計測値を不良箇所を指示す
るデータとして順次記憶部に記憶させろとともに、出力
装置の表示部に取り付けたタッチパネル等対話式入力装
置に前記データの内容と品質内容の選択表示とを同時に
画面表示して、各不良箇所毎の品質内容をタッチ式で選
択入力するようにすることで、上記課題を解決したもの
である。

（作用）印刷工程中に発生した不良（よ、例えば排紙部の手前で
監視され、例えば、各不良の始めと終わりの泣置にチェ
ックテープが貼付される。そして、貼付されたこれら不
良表示のチェックテープか検知部によって検知され、一
方、製晶のも取長さが計測部によって逐次計測されて、
検知部か各ヂエソクテーブを検知したときの計測部によ
る計測値が、各不良箇所を指示するデータとして順次記
憶部に記憶される。そして、タツヂパネル等に前記デー
タの内容と各不良要因に対応した品質内容の選択表示と
が画面表示され、その画面表示を見ながら各不良箇所毎
の品質内容がタッチ式で入力される。

（実施例）以下、実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は、グラビア印刷に適用した本発明の一実施例の
全体ノステム図である。この実施例において、印刷機ｌ
は、一列に並んだ複数台の印刷ユニット２によって構成
され、その両端に給紙部３と排紙部４が配設されている
。給紙部３および排紙郎４は、中央を支点として回転可
能なアーム５，６を備え、そのアーム５．６の両端に一
対のりール７ａ，７ｂ；８ａ，８ｂを支持している。給
紙部３のいずれか一方のリールに巻かれた印刷紙（包装
材）９は、ガイドロール１０を経て印刷ユニット２に案
内され、印刷されて排紙部４のいずれか一方のリールに
巻き取られる。そして、この上うにして給紙部３および
リ］紙部４の一方のリールに上る印刷紙の供給および巻
取りか完了すると、給紙郎３および排紙部４のアーム５
，６が反転され、他方のリールによる給紙および巻取り
が開始される。

各印刷ユニット２は、それぞれ、インキ溜ｌ１に漬けら
れた版胴ｌ２と、圧胴１３を備え、また、ユニット毎に
乾燥フードｌ４を備えている。印刷紙９は、色の数だけ
並んだこれら印刷ユニット２を連１’シして通過する。

オペレータは、排紙部４の手前に位置ずるガイドロール
１０の位置で製品の不良をチェックする。

そして、見当とか色調の不良を発見したときは、第１図
の矢印で示す部位において、不良箇所の始めと終わりの
位置の製品の耳部にアルミボイールの不良表示テープ（
図示せず）を貼り付ける。この不良表示テープは、単色
でもよく、また、不良内容に応じて色分けしたものを用
いてもよい。また、この不良表示テープとは別に、巻き
経ねり指示テープ（図示せず）を用意し、一方のリール
分７の巻き上げが終イつったところでこの巻き終イつり指示
テープを同様に貼り付ける。

排紙部４の手前には、光電管からなるテープ検知用のセ
ンサー１５か設けられ、また、巻き始めからの巻き上げ
長さを計測するローラー式のカウンターｌ６が設けられ
ている。そして、印刷機毎にマイコン１７が設置され、
前記センサーｌ５およびカウンターｌ６の出力がシーケ
ンザーｌ８を介して入力されるよう構威されている。カ
ウンター１６は、ローラー１回転毎に１回パルス信号を
発生させる。そして、ンーケンザー１８で回転数累計が
カウントされ、センサー１５によって不良表示テープが
検出されたときのカウント値によって各不良箇所までの
長さが算出され、また、巻き上げ終わり指示テープが検
出されたときのカウント値によって仕上げ長さが算出さ
れる。そして、これら算出値がマイコン１７の記憶部に
記憶される。マイコン１７の出力表示部にはタッヂパネ
ル１９が取り付けられており、オペレータが不良箇所を
発見して不良表示テープを貼付したときは、８記憶部の記憶内容と品質内容の選択表示とを同時に画面
表示させ、タソチペン２０を用いて不良内容等対話入力
によりマイコン１７に入力しておく。

第３図は、この実施例におけるマイコン１７の入力開始
画面であって、このスター１・画面て例えば「不良イン
プット」を指定すると、第４図に示す入力画面に変イつ
る。オペレータは、この入力画面で不良要因を入力する
。入力画面では、その他、給紙切替等の各種データを同
様にして入力する。

また、こうして入力されたデータは、出力画面に表示さ
せるとともに、巻取品質連絡カートの形でプリントアウ
トするようにする。また、これらデータは通信線２ｌを
介してデータベース２２に送られる。

巻取品質連絡カードには、不良の位置と内容が示される
。後の検査工程においては、印刷工程で入力したデータ
によって巻外から各不良箇所まての長さを演算し、巻取
品質連絡カードにプリント出力する。そして、検査機の
オペレータはこれを読んで減速位置・停止位置の機械式
カウンターをセットずる。そうずることて、安価に、し
かも迅速に不良箇所をカットしつなぎ直すことができる
。

マイコン１７では、また、カウンターｌ６のカウント値
が例えば２秒前と比較して変化しないときには印刷機が
停止したとみなし、また、再びカウント値が変化したと
きは運転か再開されたとみなして、その停止および再運
転開始の時刻を記憶する。この記憶値もまた通信線２ｌ
を介してデータベース２２に送付され、印刷機の稼働状
況を示すデータとして生産管理に利用される。

（発明の効果）本発明は以上のように構成されているので、印刷工程に
おいて発生する不良箇所の位置と各不良箇所の品質内容
を対話入力方式によって精度良く、かつ、効率的に表示
入力することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の全体システム図、第２図は
同実施例における表示入力部の構成図、第３図は同尖胞
例に才３けるマイコンの入力開始画面の表示例を示す説
明図、第４図は同実施例における不良インプット選択の
入力画面の表示例を示す説明図である。１・印刷機、２　印刷ユニット、３　給紙部、４．排紙
部、７ａ，７ｂ，８ａ，８ｂ　　リール、９：印刷紙（
包装材）、１５．センサー　１６カウンター　１７　マ
イコン、１９：タッヂパネル、２０：タッチペン。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）印刷されて巻き取られる製品の不良発生を監視し
各不良箇所にそれぞれ不良表示のためのチェックテープ
を貼付して、貼付されたこれらチェックテープを検知部
によって検知し、また、製品の巻取長さを計測部によっ
て逐次計測して、前記検知部がチェックテープを検知し
たときの計測部による計測値を不良箇所を指示するデー
タとして順次記憶部に記憶させるとともに、出力装置の
表示部に取り付けたタッチパネル等対話式入力装置に前
記データの内容と品質内容の選択表示とを同時に画面表
示して、各不良箇所毎の品質内容をタッチ式で選択入力
することを特徴とする巻取製品の品質内容表示入力方法
。