JPS58224754A

JPS58224754A - 印刷機の製品管理装置

Info

Publication number: JPS58224754A
Application number: JP57107793A
Authority: JP
Inventors: Masayoshi Okuma; 大隈　正義; Hiroyuki Tsuboi; 坪井　弘行
Original assignee: Toshiba Machine Co Ltd
Current assignee: Shibaura Machine Co Ltd
Priority date: 1982-06-23
Filing date: 1982-06-23
Publication date: 1983-12-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、印刷機の印刷中に発生する不良を検出すると
ともに、その箇所を集計記憶し、その集計データを印刷
物の不良箇所の切断に際して出方できるようにした印刷
機の製品管理装置に関するものである。

従来の印刷機には、印刷中に発生する不良例えば見当ず
れ、脱色、印刷汚れ等を検出し、その箇所を集計記憶し
ておくものが無かった。

そのため、従来では、例えば１巻の印刷物の印刷が終了
し、それが巻取リールに巻取られた後、その巻取リール
から印刷物を徐々に引き出しながら不良箇所をみつけ、
その箇所を切取る方法が採られていた。ところが、この
方法では、−ｈ述したような多種の不良項目を人の目で
識別するものであるため、熟練を要する上、不良箇所の
切取り時にその範囲を定めるのに多くの時間を必要とし
ていた。

特に、上述したような手作業による不良箇所の切取り作
業は、印刷システムの全自動化をはかる上で大きな障害
である。

本発明の目的は、このような印刷物の不良箇所の切取り
作業を容易に行え、かつその作業の自動化をもはかれる
印刷機の製品管理装置を提供することにある。

そのため、本発明では、印刷ユニットを通って印刷され
た印刷物の長さを計測部で逐次計測するとともに、不良
検出部によってその印刷物の不良の有無を検出し、不良
検出部によって不良が検出される毎に計測部のデータを
順次記憶部へ集計記憶し、その集計データを出力できる
ように構成することにより、出力されたデータを基に不
良箇所の切取り作業を容易に行えるようにし、かつ不良
箇所の集計データを利用して自動化を可能にするもので
ある。

以下、本発明の一実施例を図面について説明する０第１図は本実施例の印刷機の全体のシステムを示してい
る。同印刷機は、供給リールユニット１から引き出され
た印刷紙２が、被数台の印刷ユニット３１〜３ｎを通っ
て印刷された後、巻取リールユニット４に巻取られるよ
うになっている０前記供給リールユニツト１および巻取
リールユニット４は、中央を支点として回動可能なアー
ム５，６の両端に一対のリールＴへ、７Ｂ、９Ａ、９８
がそれぞれ回転自在に取付けられ、いずれか一方のリー
ルにおいて印刷紙２の供給または巻取りが完了すると反
転され、他方のリールにおいて印刷紙２の供給または巻
取りを開始できるようになっている。ここで、供給リー
ルユニット１において、リールの反転が行なわれると、
完了信号ＦＳが出力される。

また、前記各印刷ユニット３１〜３ｎには、その各位置
での印字中に発生する印刷不良を検出する不良検出部９
、〜９ｎがそれぞれ設けられている。各不良検出部９□
〜９ｎは、例えば見当ずれ、脱色、印刷汚れ等の不良項
目をそれぞれ検出する複数の検出素子９１１〜１ｎ〜９
ｎｌ〜ｎｎにて構成されている。更に、前記巻取リール
ユニット４の近傍には、印刷紙２か所ｆｆ１ｊｔ送られ
るに従って所定数のパルスを出力スルパルス発生器１０
が設けられている。そして、このパルス発生器１０から
のパルスＣＰ１前記各検出部９１〜９ｎからの不良検出
信号ＮＳおよび前記供給リールユニット１からの完了信
号ＦＳは、監視装置２１へ送られるようになっている０第２図は監視装置２１の回路構成を示している。

同監視装置２１には、前記パルス発生器１０からのパル
スＣＰをカウントする巻取カウンタ２２とともに、前記
不良検出部９１〜９ｎにおいて検出される不良項目毎に
集計ユニット２３１〜２３ｎが設けられているら前記巻
取カウンタ２２は、前記供給リールユニット１からの完
了信号ＦＳによりクリアされる。また、前記各集計ユニ
ット２３、〜２３ｎには、前記パルス発生器１０の位置
から各検出部９□〜９ｎの位置までの距離６１〜４Ｎに
応じた補正データをそれぞれセットした複数の補正カウ
ンタ２４１〜２４ｎと、一対の集計メモリ２５Ａ、２５
Ｂを有するメモリ２５と、各検出部９１〜９ｎにおいて
同一の不良項目を検出するそれぞれの検出素子９１１〜
１ｎ〜ｓｎｔ　−ｎｎからの不良検出信号ＮＳを受けて
前記巻取カウンタ２２のデータにその検出信号ＮＳに対
応する補正カウンタ２４１〜２４ｎのデータを加算し、
それをメモリ２５の集計メモリ２５Ａ、２５Ｂのいずれ
かへ記憶させる複数の加算器２６１〜２６ｎとが含まれ
てしＡる。

従って、各検出部９１〜９ｎによって検出された同一の
不良項目に関する不良箇所のデータは同一の集計ユニッ
ト２３１〜２３ｎのメモリ２５へ順次記憶されるように
なっている。また、メモリ２５に記憶されたデータは、
演算処理袋［２７によって読み出され、所定の演算処理
がなされた後出力される。

前記演゛算処理装置２７には、演算開始釦２８、累計メ
モリ２９、出力装置としてのＣＲ７表示装置３０および
プリンタ３１のほかに、キーボード等の設定器３２等が
接続され、更に演算開始釦２８が押されたとき前記各集
計ユニット２３１〜２３ｎのメモリ２５のデータを読み
出し、所定の演算を行った後、それらの結果を表示装置
３０およびゾＩＪンタ３１へ出力させる機能が含まれて
いる。このほか、演算結果のうち、累計データについて
は素側メモリ２９へ記憶される０次に、本実施例の作用を説明する。

いま、供給リールユニット１の一方のリール７Ｂに装着
された印刷紙２が複数台の印刷ユニット３１〜３ｎｆｔ
通って印刷された後、巻取リールユニット４の一方のリ
ール８Ａに巻取られているとすると、パルス発生器１０
からは印刷紙２の巻取長さに応じた数のパルスＣＰが出
され、それが巻取カウンタ２２でカウントされてゆく。

このようにして、印刷紙２が巻取られてゆく過程におい
て、例えば検出部９１の検出素子９１１によって見当ず
れが検出されると、その不良検出信号ＮＳが集計ユニッ
ト２３、の加算器２６．に力えられる。

すると、その時点における巻取カウンタ２２のデータと
補正カウンタ２４１のデータとが加算された後、メモリ
２５の集計メモリ２５Ａに記憶される。

同様にして、その他の検出部９２〜９ｎの検出素子９２
１〜９ｎｌによって見当ずれが検出されると、その時点
の巻取カウンタ２２のデータと補正カウンタ２４２〜２
４ｎのデータとの加算結果がメモリ２５の集計メモリ２
５Ａに順次記憶される９とになる。

また、他の不良項目が検出された場合には、その不良項
目に対応する集計ユニット２３２〜２３ｎへ記憶される
。例えば、集計ユニット２３２には脱色についてのデー
タが、集計ユニット２３３には汚れについてのデータが
、集計ユニット２３４にはすしについてのデータが、集
計ユニット２３５にはがぶりについてのデータが、とい
うようにそれぞれ集計記憶される。

以上の処理によって初めの１巻についての巻取りが完了
すると、供給リールユニット１および巻取リールユニッ
ト４をそれぞれ反転し、予め他方のリール７八に装着し
てあった印刷紙２を印刷ユニット３１〜３ｎを通してリ
ール８Ｂへ巻取る。このとき、供給リールユニット１の
反転によって完了信号ＦＳが出されると、巻取カウンタ
２２のデータが演算処理袋ｆ１２７へ転送された後、ク
リアされる。一方、この印刷処理によって検出される不
良は、各不良項目毎にそれに対応する集計ユニット２３
１〜２３ｎのメモリ２５の集計メモリ２５Ｂに分類集計
される。

一方、各メモリ２５の集計メモＩＪ　２５　Ｂに不良項
目に関するデータが集計記憶されている状態において、
演算開始釦２８を押すと、演算処理装置２７は集計ユニ
ット２３１〜２３ｎの各メモリ２５Ａのデータを読み出
し、所定の演算をした後、その結果を、表示装置３０に
表示し、またプリンタ３１で印字する。なお、この演算
については次のようなものがある。

■各不良項目毎の不良範囲の計算この場合には、各集計ユニット２３、〜２３ｎ毎のデー
タ、つまり不良項目毎のデータを読み出し、その連続す
るデータの範囲を求め、それを不良項目毎に表示する（
第３図参照）。ただ、読み出したデータのうち、連続す
るものが予め定めた数Ｎ以下のものについては無視する
。なお、Ｎの値は各集計ユニット２３１〜２３ｎ毎に予
め定めることができる。

■一連の不良範囲の計算これは、全集計ユニット２３１〜２３ｎのデータから連
続するデータの範囲を求め、それを順番に表示、印字し
、同時にその不良範囲が何の不良項目であるかをも表示
、印字する（第４図の■および第６図の■参照）０ ■巻取長、不良長、製品長の計算（１巻分）巻取長は、
巻取完了時に巻取カウンタ２２から与えられるデータか
ら求める。また、不良長は、前記■の全不良範囲につい
てその長さを求めた後、それらを全て加算して求める。

更に、製品長は、巻取長から不良長を減算して求める。

以上の計算結果は、累計メモリ２９に加算記憶されると
ともに、表基、印字される（第５図の■および第６図の
■参照）。

■総巻取長、総不良長、総製品長の計算１巻分の演算が
行なわれる毎に、その巻取長。

不良長、製品長がそれぞれ累計メモリ２９に累計される
。従って、累計メモリ２８には、巻取りが終了した複数
春分の総巻取長、総不良長、総製品長がそれぞれ記憶さ
れているため、千れらを表示する（第５図の■参照）００巻毎の番号指定図面中には表わしていないが、例えば演算処理ユニット
２７にカウンタを付加し、１巻の巻取りが終了する毎に
そのカウンタをカウントアツプし、そのデータを表示、
印字する（第５図の■および第６図の■参照）。

以上が演算処理の主要なものであるが、表示。

印字については、それら以外の項目全併せて行なわせる
。

従って、巻取りが終了した後、不良箇所部分を切取る場
合には、表示装置３０に表示されたデータまたはプリン
タ３１で印字されたデータをみながら行えばよいため、
不良箇所を識別するための熟練を要することなく容易に
行うことができる。

また、演算処理装置２７で処理されたデータを利用すれ
ば、例えば巻取った印刷紙２を巻戻し、不良箇所にきた
ときその巻戻しを停止した後、自動的に切断するような
装置を構成できる。

なお、以上説明した実施例では、複数台の印刷ユニット
３１〜３ｎの各検出部９１〜９ｎに、異なる不良項目を
検出する複数の検出素子９１１〜１ｎ〜９ｎｌ〜ｎｎを
それぞれ設けたが、検出する糸長項目によっては必らず
しも各検出部に同数の検出素子を設ける必要はない。例
えば、全印刷ユニット３１〜３ｎによって発生する或不
良項目が最終段の印刷ユニット３ｎの検出部９ｎで検出
できるものであれば、その不良項目を検出する検出素子
については、最終段の印刷ユニット３ｎの検出部９ｎの
みに設ければよい。

また、不良項目に関するデータを出力する手段としては
、上記実施例で説明した表示装置３０およびプリンタ３
１のほかに、例えば磁気カード等で出力させることも可
能である。

以上説明したように、本発明によれば、印刷時に検出さ
れた不良箇所のデータを集計記憶し、それを出力できる
ようにしたので、印刷物の不良箇所の切取り作業を容易
に行え、かつ集計記憶したデータを利用することによっ
て不良箇所の切取り作業を自動化することができる利点
がある。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すもので、第１図は全体のシ
ステムを示すブロック図、第２図は監視装置のブロック
図、第３図から第５図は表示例を示す説明図、第６図は
印字例を示す説明図である。２・・・印刷紙、３１〜３ｎ・・・印刷ユニット、９１
〜９ｎ・・・不良検出部、９１１〜１ｎ〜ｓｎｔ〜ｎｎ
・・・検出素子、２２・・・計数部としての巻取カウン
タ、２５°・・メモリ、２７・・・演算処理装置、３０
・・・表示装置、３１・・・プリンタ。代理人　弁理士　木　下　實　三（ほか１名）第３図４ｒイ１ｊフノツ　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　Ａロット　　　　　　　　　　　　　　　　　１５
６２３４［：；：　　Ｐ　５マットＩｊ　　　　　　　　　　　　　　　Ｎｏ　３）
■　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｇキ
ｈリ　　　　　　　　　　　　　　　　　２３第６図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）印刷ユニットを通って送られる印刷物の長さを逐
次計測する計測部と、前記印刷物の不良の有無を検出す
る不良検出部と、この不良検出部によって印刷物の不良
が検出される毎に前記計測部のデータを順次記憶する記
憶部と、出力装置と、前記記憶部のデータを前記出力装
置へ出力する演算処理装置とを具備したことを特徴とす
る印刷機の製品管理装置。（２、特許請求の範囲第１項において、前記不良検出部
は異なる不良項目を検出する複数の検出素子から構成さ
れ、前記記憶部は前記各検出素子によって検出される不
良項目毎に前記計測部のデータを記憶する複数のメモリ
を有することを特徴とする印刷機の製品管理装置。