JP2000029953A - 軟包装材料の生産方法及び不良情報伝達装置 - Google Patents

軟包装材料の生産方法及び不良情報伝達装置

Info

Publication number
JP2000029953A
JP2000029953A JP20046598A JP20046598A JP2000029953A JP 2000029953 A JP2000029953 A JP 2000029953A JP 20046598 A JP20046598 A JP 20046598A JP 20046598 A JP20046598 A JP 20046598A JP 2000029953 A JP2000029953 A JP 2000029953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
defect
label
information
product
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20046598A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Nishibayashi
和弘 西林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP20046598A priority Critical patent/JP2000029953A/ja
Publication of JP2000029953A publication Critical patent/JP2000029953A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)
  • Bag Frames (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】軟包装材料を生産する工程系列において、印刷
工程及び形態加工でない加工工程で発生した不良の位置
を長さに依存しない何かで識別し、不良情報を全工程に
亙って統合的に管理することによって後工程に伝達し、
それらの不良を後工程でまとめて除去することを課題と
する。 【解決手段】印刷工程又は形態加工でない加工工程で、
この工程の産出物の不良を自動検出し、その不良の位置
を識別する番号の付いたラベルを産出物に貼り、そのラ
ベルにある番号を自動的に読み取り、そのラベルの番号
とその番号に対応する不良の内容情報とを関連付けて保
管し、そのラベルを除去する印刷工程又は形態加工でな
い加工工程では、除去したラベルを貼り直し、作業者
が、各ラベルの番号に対応する不良の内容情報を見て、
不良除去の要否を判断し、不良除去要否指定をその番号
と関連付けて保管し、不良を除去する工程で、ラベルの
番号を自動的に読み取り、その番号に対応する不良除去
要否指定に従って、除去を行う必要のある不良個所の除
去を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軟包装材料を生産
する工程系列において、印刷工程及び形態加工でない加
工工程で発生した不良についての情報を全工程で統合し
て管理することによって後工程に伝達し、それら不良を
後工程でまとめて取り除く軟包装材料の生産方法及び不
良情報伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軟包装材料を生産する工程系列に
おいて、印刷工程及び形態加工でない加工をする工程で
発生した不良を取り除くには、それら工程の産出物を巻
き取るときに不良の位置を長さカウンターで計測して記
録し、その産出物を巻き出すとき、その産出物の不良の
位置を逆算することによって求め、不良を除去してい
た。
【0003】この逆算によって不良の位置を正確に求め
るためには、巻き取り状の産出物の一端から任意の個所
までの長さが、巻き取り時に長さカウンターで計測した
値に一致していることが前提となるが、巻き取り状の産
出物がフィルムである場合は、産出物に延びがあり誤差
が発生する。
【0004】また、従来、巻き取り状の産出物の不良に
ついての情報を各工程で個々に管理しており、ラミネー
ト加工工程で複数の巻き取り状の基材を貼り合わせて巻
き取り状のラミネート加工物を作る場合、複数の巻き取
り状の基材の一部又は全部として不良個所を含む前工程
の産出物を用いるとき、巻き取り状の基材に含まれる不
良情報を、巻き取り状のラミネート加工物における不良
情報として、コンピュータに再入力する必要があり、し
かも、その際、ラミネート加工物としての不良箇所の位
置を巻き取られている基材に含まれる不良箇所の位置か
ら逆算して入力しなければならず、供給した巻き取り状
の基材の不良情報を入力ミスする危険があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、係る従来技
術の欠点に鑑みてなされたもので、軟包装材料を生産す
る工程系列において、印刷工程及び形態加工でない加工
工程で発生した不良の位置を長さに依存しない何かで識
別し、不良情報を全工程に亙って統合的に管理すること
によって後工程に伝達し、それらの不良を後工程でまと
めて除去することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明において上記の課
題を達成するために、まず請求項1の発明では、軟包装
材料を生産する方法であって、印刷工程又は形態加工で
ない加工工程で、この工程の産出物の不良を自動検出
し、その不良の位置を識別する番号の付いたラベルを産
出物に貼り、そのラベルにある番号を自動的に読み取
り、そのラベルの番号とその番号に対応する不良の内容
情報とを関連付けて保管し、そのラベルを除去する印刷
工程又は形態加工でない加工工程では、除去したラベル
を貼り直し、印刷工程又は形態加工でない加工工程の終
了時に、作業者が、各ラベルの番号に対応する不良の内
容情報を見て、不良除去の要否を判断し、不良除去要否
指定をその番号と関連付けて保管し、不良を除去する工
程で、ラベルの番号を自動的に読み取り、その番号に対
応する不良除去要否指定に従って、除去を行う必要のあ
る不良個所の除去を行うことを特徴とする軟包装材料の
生産方法としたものである。
【0007】また請求項2の発明では、軟包装材料を生
産する工程系列の間で不良情報を伝達する装置であっ
て、印刷工程又は形態加工でない加工工程で、この工程
の産出物の不良を自動検出し、その不良の位置を識別す
る番号の付いたラベルを産出物に貼り、そのラベルにあ
る番号を自動的に読み取る不良検出手段と、そのラベル
を除去する印刷工程又は形態加工でない加工工程で、除
去したラベルを貼り直すラベル貼り直し手段と、不良検
出手段が読み取ったラベルの番号、不良検出手段が検出
したその番号に対応する不良の内容情報、作業者に表示
されたその不良の内容情報に基づいて作業者が判断した
不良除去要否指定を互いに関連付けて保管する不良情報
保管手段と、不良を除去する工程で、ラベルの番号を自
動的に読み取り、不良情報管理保管手段に保管されてい
るその番号に対応する不良除去要否指定に従って、除去
を行う必要のある不良個所の除去を行う不良除去手段と
を具備することを特徴とする軟包装材料の不良情報伝達
装置としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説
明する。
【0009】軟包装材料を生産する工程系列を構成する
典型的な工程として、印刷工程、ラミネート加工工程、
形態加工工程がある。ラミネート加工工程は、請求項1
及び請求項2でいう形態加工でない加工工程の代表例と
なっている。また、ラミネート加工工程の1種であるエ
クストルーダーラミネート加工工程は、請求項1及び請
求項2でいうラベルを除去する形態加工でない加工工程
の代表例となっている。そして、請求項1及び請求項2
でいう不良を除去する工程は、形態加工工程の部分工程
となっている。そこで、本発明によって、印刷工程、ラ
ミネート加工工程、エクストルーダーラミネート加工工
程それぞれの産出物における不良が、どのように検出さ
れ、最終的にそれらの不良が形態加工工程でどのように
除去されるのかを説明することで、本発明の実施の形態
を説明することにする。
【0010】以下、説明を簡潔にするために、軟包装材
料を生産する工程系列を、印刷工程、ラミネート加工工
程、形態加工工程の順か、あるいは印刷工程、エクスト
ルーダーラミネート加工工程、形態加工工程の順のいず
れかであると想定するけれども、もちろん、本発明は、
最終工程が形態加工工程であれば、印刷工程、ラミネー
ト加工工程、エクストルーダーラミネート加工工程は、
必要に応じて、任意の順序と数を組み合わせた場合でも
実施できる。また、各工程を図1〜4を用いて説明する
が、それら図の中にある不良情報保管サーバー10は、
コンピュータであり、全工程で共通して用いられる。
【0011】[印刷工程]印刷工程において、印刷物の
不良を検出する過程を、図1を利用して説明する。印刷
機は、巻出軸1にセットされている巻き取り状の基材9
を巻き出し、印刷ユニット2で印刷した後、印刷物8を
巻取軸3に巻き取る。印刷物8が、印刷工程の産出物で
ある。
【0012】自動検査機4は、印刷物8を連続的に検査
し、不良を検出すると、ラベラー5を動作させその箇所
の印刷物8の縁部にバーコードが印刷されたラベル12
を貼り付ける。貼り付けたラベル12におけるバーコー
ドが表現する番号は、ラベラー5の直後に設置されたバ
ーコードリーダー6によって、読み取られる。不良情報
保管サーバー10は、自動検査機4が検出した不良の内
容情報と、ラベル12から読み取った番号とを関連付け
て記憶する。基材9に対する印刷が終了した後に、作業
者は、コンピュータである印刷工程現場端末11を利用
して、不良情報保管サーバー10に記憶されている不良
の内容情報を表示し、除去の要否を判断して、不良除去
要否指定を入力する。不良情報保管サーバー10は、ラ
ベルの番号と不良の内容情報と不良除去要否指定の3つ
を関連付けて、印刷物8の不良情報として保管する。
【0013】請求項2の発明である不良情報伝達装置の
不良検出手段は、自動検査機4、ラベラー5、バーコー
ドリーダー6を構成要素として含む。不良情報伝達装置
の不良情報保管手段は、不良情報保管サーバー10、印
刷工程現場端末11を構成要素として含む。
【0014】[ラミネート加工工程]ラミネート加工工
程において、ラミネート加工物の不良を検出する過程
を、図2を利用して説明する。ラミネート加工機は、巻
出軸21にセットされている巻き取り状の基材29と巻
出軸27にセットされている巻き取り状の基材30を巻
き出し、ラミネート加工ユニット22で基材29に基材
30をラミネートした後、ラミネート加工物28を巻取
軸23に巻き取る。ラミネート加工物28が、ラミネー
ト加工工程の産出物である。
【0015】自動検査装置24は、ラミネート加工物2
8を連続的に検査し、不良を検出すると、ラベラー25
を動作させその箇所のラミネート加工物28の縁部にバ
ーコードが印刷されたラベルを貼り付ける。貼り付けた
ラベルにおけるバーコードが表現する番号は、ラベラー
25の直後に設置されたバーコードリーダー26によっ
て、読み取られる。不良情報保管サーバー10は、自動
検査機24が検出した不良の内容情報と、ラベルから読
み取った番号とを関連付けて記憶する。基材29に基材
30をラミネートした後、作業者は、コンピュータであ
るラミネート加工工程現場端末31を利用して、不良情
報保管サーバー10に記憶されている不良の内容情報を
表示し、除去の要否を判断して、不良除去要否指定を入
力する。不良情報保管サーバー10は、ラベルの番号と
不良の内容情報と不良除去要否指定の3つを関連付け
て、ラミネート加工物28の不良情報として保管する。
【0016】巻出軸21又は巻出軸27には、不良箇所
にラベルを貼った巻き取り状の印刷物をセットする場合
がある。この場合、ラミネート加工物28には、印刷物
による不良に、ラミネート加工による不良が加わる。バ
ーコードリーダー26は、印刷物に貼られたラベルの番
号をも読み取り、その番号に対応する印刷物の不良の内
容情報と不良除去要否指定とを、不良情報保管サーバー
10から読み出し、その番号と不良の内容情報と不良除
去要否指定の3つを関連付けて、ラミネート加工物28
の不良情報として、不良情報保管サーバー10に記憶し
直す。
【0017】請求項2の発明である不良情報伝達装置の
不良検出手段は、自動検査機24、ラベラー25、バー
コードリーダー26を構成要素として含む。不良情報伝
達装置の不良情報保管手段は、不良情報保管サーバー1
0、ラミネート加工工程現場端末31を構成要素として
含む。
【0018】[エクストルーダーラミネート加工工程]
エクストルーダーラミネート加工工程において、エクス
トルーダーラミネート加工物の不良を検出する過程を、
図3を利用して説明する。エクストルーダーラミネート
加工機は、巻出軸41にセットされている巻き取り状の
基材49と巻出軸47にセットされている巻き取り状の
基材50を巻き出し、エクストルーダーラミネート加工
ユニット42で基材49に基材50をエクストルーダー
ラミネートした後、エクストルーダーラミネート加工物
48を巻取軸43に巻き取る。エクストルーダーラミネ
ート加工物48が、エクストルーダーラミネート加工工
程の産出物である。エクストルーダーラミネート加工ユ
ニット42から押し出されたエクストルーダーラミネー
ト加工物54の幅は、基材49及び基材50の幅よりも
増大しており、この増大を補正するために、縁部カット
装置55は、エクストルーダーラミネート加工物54の
縁部を切断し、エクストルーダーラミネート加工物48
にする。
【0019】自動検査装置44は、エクストルーダーラ
ミネート加工物48を連続的に検査し、エクストルーダ
ーラミネート加工による不良を検出すると、ラベラー4
5を動作させその箇所のエクストルーダーラミネート加
工物48の縁部にバーコードが印刷されたラベルを貼り
付ける。貼り付けたラベルにおけるバーコードが表現す
る番号は、ラベラー45の直後に設置されたバーコード
リーダー46によって、読み取られる。不良情報保管サ
ーバー10は、自動検査機44が検出した不良の内容情
報と、ラベルから読み取った番号とを関連付けて記憶す
る。基材49に基材50をエクストルーダーラミネート
した後、作業者は、コンピュータであるエクストルーダ
ーラミネート加工工程現場端末51を利用して、不良情
報保管サーバー10に記憶されている不良の内容情報を
表示し、除去の要否を判断して、不良除去要否指定を入
力する。不良情報保管サーバー10は、ラベルの番号と
不良の内容情報と不良除去要否指定の3つを関連付け
て、エクストルーダーラミネート加工物48の不良情報
として保管する。
【0020】巻出軸41には、不良箇所にラベルを貼っ
た巻き取り状の印刷物をセットする場合がある。この場
合、エクストルーダーラミネート加工物48には、印刷
物による不良に、ラミネート加工による不良が加わる。
しかし、印刷物に貼られているラベルは、エクストルー
ダーラミネート加工物54の縁部にも貼られているけれ
ども、縁部カット装置55によって切断され、エクスト
ルーダーラミネート加工物48には存在しない。そこ
で、切断されたラベルを貼り直すために、以下のことを
行う。
【0021】まず、巻出バーコードリーダー52は、印
刷物に貼られているラベルの番号を読み取る。巻出バー
コード位置情報補正装置53は、切断されたラベルが存
在していた位置がラベラー45に来たとき、ラベラー4
5に貼り付け信号を出してバーコードが印刷されたラベ
ルを貼り直す。このラベルおけるバーコードが表現する
番号は、ラベラー45の直後に設置されたバーコードリ
ーダー46に読み取られる。印刷物に貼られていたラベ
ルの番号に対応する不良の内容情報と不良除去要否指定
を不良情報保管サーバーから読み出し、それらの不良の
内容情報と不良除去要否指定とバーコードリーダー46
が読み取った番号とを関連付けて、エクストルーダーラ
ミネート加工物48の不良情報として、不良情報保管サ
ーバー10に記憶し直す。
【0022】請求項2の発明である不良情報伝達装置の
不良検出手段は、自動検査機44、ラベラー45、バー
コードリーダー46を構成要素として含む。不良情報伝
達装置のラベル貼り直し手段は、巻出バーコードリーダ
ー52、巻出バーコード位置情報補正装置53、ラベラ
ー45を構成要素として含む。従って、ラベラー45
は、不良検出手段とラベル貼り直し手段とに共通する構
成要素となっている。不良情報伝達装置の不良情報保管
手段は、不良情報保管サーバー10、エクストルーダー
ラミネート加工工程現場端末51を構成要素として含
む。
【0023】[形態加工工程]形態加工工程において、
前工程の産出物にある不良を除去する過程を、図4を利
用して説明する。形態加工機は、巻出軸61にセットさ
れた前工程の産出物69を巻き出し、形態加工ユニット
62で形態加工を行う。
【0024】バーコードリーダー64は、産出物69に
あるラベルのバーコードを読み、判定装置63にそのバ
ーコードが表現している番号を送る。判定装置63は、
その番号に対応する不良除去要否指定を、不良情報保管
サーバー10に問い合わせる。不良除去要否指定が、不
良除去要であれば、判定装置63は、形態加工ユニット
62に信号を送って、自動停止させるか、あるいは不良
箇所を自動除去させる。例えば、形態加工機がスリッタ
ー機であれば自動停止、形態加工機が製袋機又はシータ
ー機であれば自動除去とすることができる。もちろん、
形態加工機を自動停止させたときは、手動で不良箇所を
除去する。
【0025】請求項2の発明である不良情報伝達装置の
不良除去手段は、形態加工ユニット62、バーコードリ
ーダー64、判定装置63を構成要素として含む。不良
情報伝達装置の不良情報保管手段は、不良情報保管サー
バー10を構成要素として含む。
【0026】段落[0010]で述べたように、上の各
工程の説明は、説明を簡潔にするために、軟包装材料を
生産する工程系列を、印刷工程、ラミネート加工工程、
形態加工工程の順か、あるいは印刷工程、エクストルー
ダーラミネート加工工程、形態加工工程の順のいずれか
であるとしていた。しかし、既に述べたように、最終工
程が形態加工工程であれば、印刷工程、ラミネート加工
工程、エクストルーダーラミネート加工工程は、必要に
応じて、任意の順序と数を組み合わせても、本発明を実
施できる。
【0027】不良情報伝達装置は、不良検出手段、ラベ
ル貼り直し手段、不良情報保管手段、不良除去手段を具
備するが、上の各工程の説明から推察できるように、そ
れら手段は、以下のように構成される。
【0028】不良検出手段は、印刷工程、ラミネート加
工工程、エクストルーダーラミネート加工工程それぞれ
にある自動検査機、ラベラー、バーコードリーダーによ
って構成される。ラベル貼り直し手段は、エクストルー
ダーラミネーター加工工程にある巻出バーコードリーダ
ー、巻出バーコード位置情報補正装置、ラベラーによっ
て構成される。不良情報保管手段は、印刷工程現場端
末、ラミネート加工工程現場端末、エクストルーダーラ
ミネート加工工程現場端末、および印刷工程、ラミネー
ト加工工程、エクストルーダーラミネート加工工程、形
態加工工程に共通する不良情報保管サーバーによって構
成される。不良除去手段は、形態加工工程にある形態加
工ユニット、バーコードリーダー、判定装置によって構
成される。
【0029】従って、印刷工程、ラミネート加工工程、
エクストルーダーラミネート加工工程の組み合わせ方よ
って、不良情報伝達装置の不良検出手段、ラベル貼り直
し手段、不良情報保管手段それぞれを構成する要素の数
は変化する。しかし、不良情報保管手段の構成要素であ
る不良情報保管サーバーは、常に一つである。
【0030】
【発明の効果】本発明は、次のような効果がある。第1
に、印刷工程又は形態加工でない加工工程の産出物にお
ける不良箇所の位置を、そこに貼ったラベルの番号で識
別するので、不良箇所の位置の特定は産出物の延びに影
響されない。第2に、不良情報保管手段によって印刷工
程又は形態加工でない加工工程の産出物における不良情
報を全工程に亙って統合的に管理することで後工程に自
動的に伝達するので、手入力による負担とミスを減らせ
る。第3に、印刷工程又は形態加工でない加工工程の産
出物における不良箇所を、最終工程でまとめて除去する
ために、印刷工程又は形態加工でない加工工程の巻き取
り状の産出物を最終工程に至る途中の工程で小さく別け
ることがないので、巻き取り状の産出物を巻出軸に取り
付ける回数と、巻き芯不良とを減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷工程において、印刷物の不良を検出する過
程を説明する図である。
【図2】ラミネート加工工程において、ラミネート加工
物の不良を検出する過程を説明する図である。
【図3】エクストルーダーラミネート加工工程におい
て、エクストルーダーラミネート加工物の不良を検出す
る過程を説明する図である。
【図4】形態加工工程において、不良を除去する過程を
説明する図である。
【符号の説明】
1…巻出軸 2…印刷ユニット 3…巻取軸 4…自動検査機 5…ラベラー 6…バーコードリーダー 8…印刷物 9…基材 10…不良情報保管サーバー 11…印刷工程現場端末 12…ラベル 21…巻出軸 22…ラミネート加工ユニット 23…巻取軸 24…自動検査機 25…ラベラー 26…バーコードリーダー 27…巻出軸 28…ラミネート加工物 29…基材 30…基材 31…ラミネート加工工程現場端末 41…巻出軸 42…エクストルーダーラミネート加工ユニット 43…巻取軸 44…自動検査機 45…ラベラー 46…バーコードリーダー 47…巻出軸 48…エクストルーダーラミネート加工物 49…基材 50…基材 51…エクスルーダーラミネート加工工程現場端末 52…巻出バーコードリーダー 53…巻出バーコード位置情報補正装置 55…縁部カット装置 61…巻出軸 62…形態加工ユニット 63…判定装置 64…バーコードリーダー 69…産出物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軟包装材料を生産する方法であって、 印刷工程又は形態加工でない加工工程で、この工程の産
    出物の不良を自動検出し、その不良の位置を識別する番
    号の付いたラベルを産出物に貼り、そのラベルにある番
    号を自動的に読み取り、そのラベルの番号とその番号に
    対応する不良の内容情報とを関連付けて保管し、 そのラベルを除去する印刷工程又は形態加工でない加工
    工程では、除去したラベルを貼り直し、 印刷工程又は形態加工でない加工工程の終了時に、作業
    者が、各ラベルの番号に対応する不良の内容情報を見
    て、不良除去の要否を判断し、不良除去要否指定をその
    番号と関連付けて保管し、 不良を除去する工程で、ラベルの番号を自動的に読み取
    り、その番号に対応する不良除去要否指定に従って、除
    去を行う必要のある不良個所の除去を行うことを特徴と
    する軟包装材料の生産方法。
  2. 【請求項2】軟包装材料を生産する工程系列の間で不良
    情報を伝達する装置であって、 印刷工程又は形態加工でない加工工程で、この工程の産
    出物の不良を自動検出し、その不良の位置を識別する番
    号の付いたラベルを産出物に貼り、そのラベルにある番
    号を自動的に読み取る不良検出手段と、 そのラベルを除去する印刷工程又は形態加工でない加工
    工程で、除去したラベルを貼り直すラベル貼り直し手段
    と、 不良検出手段が読み取ったラベルの番号、不良検出手段
    が検出したその番号に対応する不良の内容情報、作業者
    に表示されたその不良の内容情報に基づいて作業者が判
    断した不良除去要否指定を互いに関連付けて保管する不
    良情報保管手段と、 不良を除去する工程で、ラベルの番号を自動的に読み取
    り、不良情報管理保管手段に保管されているその番号に
    対応する不良除去要否指定に従って、除去を行う必要の
    ある不良個所の除去を行う不良除去手段とを具備するこ
    とを特徴とする軟包装材料の不良情報伝達装置。
JP20046598A 1998-07-15 1998-07-15 軟包装材料の生産方法及び不良情報伝達装置 Pending JP2000029953A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20046598A JP2000029953A (ja) 1998-07-15 1998-07-15 軟包装材料の生産方法及び不良情報伝達装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20046598A JP2000029953A (ja) 1998-07-15 1998-07-15 軟包装材料の生産方法及び不良情報伝達装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000029953A true JP2000029953A (ja) 2000-01-28

Family

ID=16424775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20046598A Pending JP2000029953A (ja) 1998-07-15 1998-07-15 軟包装材料の生産方法及び不良情報伝達装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000029953A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006009223A1 (ja) * 2004-07-23 2006-01-26 Asahi Glass Fine Techno Co., Ltd. 板状体の分別管理方法
JP2008049678A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Tomoku Co Ltd コルゲータの不良管理装置
JP2009196694A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Fuji Mach Co Ltd 包装機における包装品の品質記録装置
ITUB20159538A1 (it) * 2015-12-29 2017-06-29 Grafikontrol S P A Sistema per rilevare e tracciare difetti durante le fasi di lavorazione di materiali.
JP2020109577A (ja) * 2019-01-07 2020-07-16 株式会社オリエント総業 履歴管理システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006009223A1 (ja) * 2004-07-23 2006-01-26 Asahi Glass Fine Techno Co., Ltd. 板状体の分別管理方法
JP2008049678A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Tomoku Co Ltd コルゲータの不良管理装置
JP2009196694A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Fuji Mach Co Ltd 包装機における包装品の品質記録装置
ITUB20159538A1 (it) * 2015-12-29 2017-06-29 Grafikontrol S P A Sistema per rilevare e tracciare difetti durante le fasi di lavorazione di materiali.
WO2017115291A1 (en) * 2015-12-29 2017-07-06 Grafikontrol S.P.A. System for detecting and tracing defects during the steps for processing materials
JP2020109577A (ja) * 2019-01-07 2020-07-16 株式会社オリエント総業 履歴管理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2347413C (en) A device for processing printing defects detected in a printing machine
CN102621153B (zh) 基于印刷质量在线检测的卷盘烟标生产系统及缺陷处理方法
KR20100045948A (ko) 적층 필름의 결함 검사 방법 및 그 장치
TWI593959B (zh) Rewinding product inspection methods, rewinding product inspection devices and rewinding inspection system
JP2000029953A (ja) 軟包装材料の生産方法及び不良情報伝達装置
US6873879B2 (en) Winding control process and program
US11078041B2 (en) Monitoring method for monitoring an unwinding process, unwinding device and unwinding system
KR20170091266A (ko) 라벨 검사 장치
JP3717116B2 (ja) 電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査編集装置および検査編集方法
CN114953764B (zh) 一种偏光膜缺点汇整标记系统
JP2000019127A (ja) ウエブ状素材の不良位置検査確定方法およびその装置
US11148894B2 (en) Method and devices and system for winding and unwinding a reel
JP2014083801A (ja) 印刷物生産管理システム及び巻き替え機及びスリッター機
JP4983336B2 (ja) ロール状シート加工品の巻取り方法
JPH03275416A (ja) テーピング自動選別装置
JPH08127446A (ja) 不良除去方法および装置
JP2002373316A (ja) Icを装着した芯材
JPH04371843A (ja) 巻取材料の加工工程管理装置
KR100750216B1 (ko) 바디플라이반제품 오버랩량 자동제어장치가 구비된 성형드럼장치
JP2010070386A (ja) ロール状シート加工製品の品質監視システム
JPH11156680A (ja) 製造工程支援システム
JPH08245056A (ja) 不良データ補正装置および不良処理制御装置
CN116902668A (zh) 一种薄膜分切复卷检查机
JP2004010331A (ja) コルゲートマシンのロール原紙準備優先順出力装置
JP2014191411A (ja) フィルム生産管理システム及び巻き替え機及びスリッター機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050322

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050712