JPH0352793Y2 - - Google Patents

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JPH0352793Y2
JPH0352793Y2 JP4769987U JP4769987U JPH0352793Y2 JP H0352793 Y2 JPH0352793 Y2 JP H0352793Y2 JP 4769987 U JP4769987 U JP 4769987U JP 4769987 U JP4769987 U JP 4769987U JP H0352793 Y2 JPH0352793 Y2 JP H0352793Y2
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jib
outer cylinder
boom
shaped lever
brackets
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はトラツクの荷台前端に取付けた旋回ク
レーンのように、ブーム長さの数m程度の伸縮ブ
ームに敵したジブの横抱き格納装置に関する。
〔従来の技術〕
ジブを張出し位置とブーム外筒による横抱き位
置との間で横に旋回し得るように、該ジブの基端
を伸縮ブームの先端に着脱自在に枢着して、横抱
き位置におけるジブの中間2箇所を夫々ブーム外
筒の側壁に着脱可能に取付けるジブの横抱き格納
装置は、実公昭61−6228号公報等に開示されてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この従来技術では、ジブの横抱き旋回運動の終
端時に自重で大きく撓んだジブ先端部を、ブーム
外筒より側方に突出させた受台の先端部の傾斜面
で横抱き位置まで押上げねばならぬから、該受台
が横抱き格納したジブよりも側方に突出して、ト
ラツク荷台への荷の積込みを妨げたり、該荷台上
の作業員が頭を打つたりする恐れがあるのみなら
ず、ジブの横抱き格納に要する操作力が大きくな
る問題を生ずる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はこの問題に対処するもので、横抱き位
置におけるジブ1の中間2箇所の底面と側壁とに
夫々当接すべきL字状レバー2,3の底辺の基部
を、これに対応してブーム外筒の側壁に夫々突出
固着したブラケツト4,5に上下回動可能に枢着
6,7して、該各L字状レバーをその底辺の下降
方向に常時回動賦勢する手段と、該各L字状レバ
ー底辺の下降限界を、横抱き旋回運動終端におけ
るジブの乗上げ可能な傾斜位置に規制する手段と
を前記各ブラケツト毎に設け、且つ前記各L字状
レバーの竪辺及びブラケツトと、これに対応して
ジブ側壁より突出させた拘束片8,9とに、夫々
ジブの横抱き位置において合致するピン孔を穿設
して、該三者を夫々拘束ピン10,11で結合し
得るように構成し、少くも一方に前記ブラケツト
に、横抱き位置のジブの側壁が当接するストツパ
12を取付けたことを特徴とする。
〔作用〕
伸縮ブームの先端に基端を枢着したジブ1を横
抱き格納する際は、各ブラケツト4,5に夫々枢
着したL字状レバー2,3は、その底辺が夫々第
1図及び第2図に示す傾斜位置に保持されている
から、伸縮ブームに対し同図矢印方向に横抱き旋
回運動させられたジブ1は、該L字状レバー底辺
への乗上げによりジブ撓みを矯正されながらL字
状レバーの竪辺を押圧して、該ジブがストツパ1
2に当たるまでL字状レバーを回動させる。そこ
でジブを該ストツパに押付けて横抱き位置に保持
しながら、一方のL字状レバー例えば2と対応ブ
ラケツト4及び拘束片8のピン孔に拘束ピン10
を第5図のように挿通し、次で同様に他方のL字
状レバー例えば3と対応ブラケツト5及び拘束片
9とを第7図のように拘束ピン11で結合した
後、伸縮ブーム先端に対するジブ基端の連結を解
いて、ジブをブーム外筒に横抱き支持させる。
このジブの横抱き格納に際し注目すべきこと
は、第3図に鎖線Aで示すようにジブの基部側が
ブーム外筒先端側のL字状レバー3に係合して、
該L字状レバーを横抱き位置の方に回動させるこ
とにより、この部分のジブ撓みが略矯正された後
に、ジブの先端側がブーム外筒基部側のL字状レ
バー2に係合して、この部分のジブ撓みが矯正さ
れることである。このため傾斜位置におけるL字
状レバー底辺の傾斜角を小さくすることができ、
ジブの横抱き格納に要する操作力や慣性力を小さ
くする。
又横抱きしたジブを第3図鎖線示Bのように張
出す場合は、ジブの基端を伸縮ブーム先端の対応
側に連結した後、拘束ピン10,11を抜取つて
各ブラケツトに対するL字状レバー及び拘束片の
止着を解けば、該各L字状レバーはジブの自重に
よつて傾斜位置に回動するから、該ジブを容易に
張出すことができる。
〔実施例〕
図は本考案の一実施例を示し、伸縮ブームはブ
ーム外筒13内に順次ブーム中筒14、ブーム内
筒15をテレスコープ状に挿入して、ブーム伸縮
動力装置により伸縮自在としたもので、ブーム外
筒13の基端はトラツクの荷台前端に取付けた旋
回台上に俯仰自在に枢架される。ジブ1はジブ外
筒1a内にジブ内筒1bを伸縮自在に嵌装したも
ので、ジブ外筒1aの基端に固着した平面三角形
状の支枠1cの基端両側を、夫々ブーム内筒15
の先端両側に固着した上下のブラケツト15a,
15b間に夫々抜差自在のピン16で連結するこ
とにより、該ジブは第3図鎖線示Bの張出位置に
固定し得る。図示のジブ外筒1aは基端より先端
に至るに従いその高さを次第に小さくしている。
M1,M2は左側連結ピン16を中心として横
抱き位置に折畳んだジブ1の中間2箇所を夫々ブ
ーム外筒13の側壁に取付ける装置を示す。ブー
ム外筒先端側の該取付装置M1は、両側板5a,
5bのブーム外筒13への固着部と底部とをL字
状の折曲板5bで一体に結合固着したブラケツト
5と、両側L字状レバー板3a,3aの底辺と竪
辺上部のジブ係合部分間を夫々連結板3b,3c
で一体に結合固着したL字状レバー3と、該L字
状レバー3の上下連結板間に形成された開口内に
遊嵌するように、ジブ外筒1aに固着したL字状
の補強板17より突出する拘束片9とを含み、L
字状レバー3の底辺の基部はブラケツト5の先端
下部において、その両側板5a,5a間に軸7で
枢着される。軸7に遊嵌したねじりコイルばね1
8によつてL字状レバー3は第2図の傾斜位置に
常時回動賦勢され、該L字状レバー底辺の下降限
界は、これとL字状折曲板5bの先端との係合に
よつて規制される。尚L字状レバーの回動賦勢手
段として、その底辺先端に重錘を取付け、ばね1
8を省略してもよい。
ブラケツト5、L字状レバー3の竪辺、拘束片
9に夫々ジブ横抱き位置において合致するように
穿設したピン孔5h,3h,9hに抜差自在な拘
束ピン11は一方のブラケツト側板5aに固着し
た案内管19に摺動自在に支持されており、該ジ
ブ横抱き位置においてはジブ側補強板17がL字
状レバー3の底辺と竪辺とに第7図のように略当
接する。従つて該L字状レバーの竪辺をジブを横
抱き位置に停止させるストツパとしても機能す
る。
ブーム外筒基部側の取付装置M2は取付装置M
1と同様な構成を備えるが、軸6を中心としてね
じりコイルばね18により回動賦勢されるL字状
レバー2の竪辺は拘束ピン10のピン孔2hの穿
設部より上方には延長されていない。又ジブ外筒
1aに固着したL字状の補強板20が該ジブ外筒
より上方に突出して、該補強板突出部分20aが
ジブ横抱き位置において当接するストツパ12を
ブラケツト4の両側板4a,4aの上端部間に固
着している。しかも補強板突出部分20aをスト
ツパ12への略当接状態に拘束する爪21を固着
したハンドル22を上下回動自在にブラケツト4
の上端部に枢着23し、該ハンドルの枢着基部2
2aとストツパ12との間に爪21を第5図の下
限位置に維持し得る圧縮ばね24を取付けてい
る。尚25は拘束ピン10の案内管を示す。
従つて横抱き位置に格納するためジブ1を第1
図矢印方向に押圧移動させた時は、補強板突出部
分20aの上端が爪21の背後の斜面21aを押
圧して、ハンドル22を上方に回動させながら第
5図の位置に移動し、ストツパ12に該補強板突
出部分20aが当接すると、これに爪21がばね
24の弾力によつて図示のように係合するから、
1人の作業員でジブを横抱き格納し得る。又格納
したジブを張出す場合は、ハンドル22を押上げ
回動して、補強板突出部分20aに対する爪21
の係合を解けば、ジブ1がその自重等によつてL
字状レバー2を第1図の位置に回動して、ハンド
ル操作を止めても爪21が補強板突出部分20a
に係合し得ないようにすることができ、やはり1
人の作業員でジブを張出し得る。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ジブを横抱き位置に支持すべ
きL字状レバーが傾斜位置に常時回動賦勢されて
いるから、該L字状レバーが横抱き格納したジブ
より側方に突出して、荷台への荷の積込みを妨げ
たり、該荷台上の作業員の頭を打つたりしないよ
うにすることができ、しかも傾斜位置のL字状レ
バー底辺の傾斜を比較的小さくして、ジブの横抱
き格納に要する操作力や慣性力を小さくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々ジブの横抱き格納直前
におけるその中間2箇所の取付装置の縦断面図、
第3図はジブ格納状態の概略を示す平面図、第4
図はその要部の側面図、第5図及び第6図は夫々
第4図のX−X断面図及びその平面図、第7図は
第4図のY−Y断面図、第8図は第7図のZ−Z
断面図である。 13……ブーム外筒、14……ブーム中筒、1
5……ブーム内筒、16……ピン、18……ねじ
りコイルばね、19……案内管、M1,M2……
取付装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ジブを張出し位置とブーム外筒による横抱き位
    置との間で横に旋回し得るように、該ジブの基端
    を伸縮ブームの先端に着脱自在に枢着して、横抱
    き位置におけるジブの中間2箇所を夫々ブーム外
    筒の側壁に着脱可能に取付けるジブの横抱き格納
    装置であつて、横抱き位置におけるジブ1の中間
    2箇所の底面と側壁とに夫々当接すべきL字状レ
    バー2,3の底辺の基部を、これに対応してブー
    ム外筒の側壁に夫々突出固着したブラケツト4,
    5に上下回動可能に枢着6,7して、該各L字状
    レバーをその底辺の下降方向に常時回動賦勢する
    手段と、該各L字状レバー底辺の下降限界を、横
    抱き旋回運動終端におけるジブの乗上げ可能な傾
    斜位置に規制する手段とを前記各ブラケツト毎に
    設け、且つ前記各L字状レバーの竪辺及びブラケ
    ツトと、これに対応してジブ側壁より突出させた
    拘束片8,9とに、夫々ジブの横抱き位置におい
    て合致するピン孔を穿設して、該三者を夫々拘束
    ピン10,11で結合し得るように構成し、少く
    も一方に前記ブラケツトに、横抱き位置のジブの
    側壁が当接するストツパ12を取付けたことを特
    徴とするジブの横抱き格納装置。
JP4769987U 1987-04-01 1987-04-01 Expired JPH0352793Y2 (ja)

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JP4769987U JPH0352793Y2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01

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JP4769987U JPH0352793Y2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01

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JPS63157090U JPS63157090U (ja) 1988-10-14
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JP2003226486A (ja) * 2002-02-01 2003-08-12 Tadano Ltd クレーン車のジブ格納装置
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