JPS6111195Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6111195Y2
JPS6111195Y2 JP285581U JP285581U JPS6111195Y2 JP S6111195 Y2 JPS6111195 Y2 JP S6111195Y2 JP 285581 U JP285581 U JP 285581U JP 285581 U JP285581 U JP 285581U JP S6111195 Y2 JPS6111195 Y2 JP S6111195Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jib
boom
base end
tip
telescopic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP285581U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57120590U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP285581U priority Critical patent/JPS6111195Y2/ja
Publication of JPS57120590U publication Critical patent/JPS57120590U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6111195Y2 publication Critical patent/JPS6111195Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jib Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水平位置より下方への傾斜可能に片持
支持されたテレスコープ状伸縮ブームのブーム内
筒内に、ブーム伸縮シリンダに取付けたジブ案内
具を介して箱筒状のジブをブーム軸線方向の移動
自在に挿置し、該ジブの基端とブーム外筒の基端
との間に着脱自在の止着装置を設けたジブ内蔵型
伸縮ブームに関する。
出願人はこのようなジブ内蔵型伸縮ブームの考
案を昭和51年実用新案登録願第27517号(実公昭
55−53596号)として出願したが、張出したジブ
の格納に際しては、水平位置より下方へ傾斜させ
たブーム内筒内に押込んだジブの先端を1人の作
業員が飛出さないように抑えておいて、他の作業
員がジブの基端をブーム外筒基端に止着せねばな
らないため、1人の作業員ではジブを格納できな
かつた。又ジブの自重による張出しをブーム基端
側で操作するため、安全上の問題を生じないよう
にするには、ジブ張出し時にも2人の作業員が必
要であつた。
本考案はこの問題に対処するもので、ジブの張
出し、格納を1人の作業員で行い得るようにする
ことを目的とする。
本考案はブーム外筒基端に基端を止着したジブ
の先端部に、その先端側が開放された段面を、縮
小時の伸縮ブームの先端部に対応して設け、ジブ
軸線に略直角な方向の一定軌跡に沿い該段面に係
脱するストツパをブーム内筒の先端部に取付け、
該ストツパを伸縮ブームの外側より操作する手段
を設けたことを特徴とする。
以下本考案の一実施例を図について説明する。
伸縮ブームは、箱形断面のブーム外筒1内に同様
断面のブーム内筒2をテレスコープ状に嵌装し
て、その内側下部に取付けたブーム伸縮シリンダ
3により伸縮自在としたもので、該ブーム伸縮シ
リンダ3は、そのシリンダ基端がブーム外筒1の
基端に枢着4され、又ピストンロツド先端がブー
ム内筒2に枢着5される。ブーム外筒1は、その
基端下部をトラツククレーンの車体6上に旋回自
在に取付けた旋回台7に枢架8され、デリツクシ
リンダ9により俯仰自在である。
箱筒状のジブ10はブーム伸縮シリンダ3のシ
リンダ上に取付けたローラ状のジブ案内具11,
12上にブーム軸線方向の移動自在に支持され、
該ジブ10の基端は、これをブーム外筒1の基端
に設けたストツパ13に係合させた時に該ブーム
外筒に着脱自在のピン14で止着し得る。又第4
図に示すようにジブ10をブーム内筒先端部内の
両側に夫々取付けた板状のジブ案内具15上に支
持させ、且つ該ジブの基端上面に突出固着したス
ライド板16をブーム内筒先端部の頂板下面に固
着したストツパ17に係合させたジブ10の張出
状態においては、該ジブをブーム内筒2の先端部
に前述のピン14により着し得る。
ジブ10の先端部には、該ジブの巾より狭い外
巾を持つ滑車取付枠18を突出固着して、該滑車
取付枠の基端両側に夫々先端側が開放された段面
19を形成させ、ブーム外筒基端にジブ基端を止
着した時、即ちジブ格納時に該段面19が縮小時
の伸縮ブーム1,2の先端部内に位置するように
ジブ長さを設定する。20は滑車取付枠18の先
端両側に夫々突出固着した取手、21は該滑車取
付枠内に取付けた滑車、22は該滑車取付枠の上
下取付ブラケツトを示し、ジブの押込み格納を容
易とするため、格納位置のジブ10の取手20は
縮小した伸縮ブームの先端部内より先に突出す
る。
23は格納位置のジブ10の段面19に係合す
るようにブーム内筒2の先端部外壁板2aを摺動
自在に遊嵌貫通するL字状のストツパで、該L字
状ストツパ23の両側に夫々溶着した垂直腕23
aの上端は該先端部外壁板2aのブーム軸線と平
行なピン24で枢着される。このためストツパ2
3はピン24を中心として重力作用により段面1
9に常時係合賦勢され、且つ該ストツパはジブ張
出し中常にジブ10の外側面に摺接する位置にあ
る。又L字状ストツパ23の垂直折曲部分はスト
ツパ操作ハンドル23bとして機能する。
25はジブ10の両側外面を案内するようにブ
ーム内筒2の先端部外壁板2a,2aに相対向し
て突出固着したスライド盤状の案内具で、該案内
具25はジブの張出し中常にジブに摺接する位置
にある。図中26,27はブーム内筒2の先端部
内に取付けた上下の複数滑車、28はフツクブロ
ツク吊下用主巻索、29はフツク30を吊下げる
補巻索を示し、ストツパ17は滑車取付枠18と
干渉しないようにジブ10の頂面両側部分に対向
して設けられていることは勿論である。
本考案は上記構成よりなるから、第1図のよう
にデリツクシリンダ9を縮小して、伸縮ブーム
1,2を水平位置より下方へ傾斜させた状態にお
いて、ジブ10の基端をブーム外筒1の基端に止
着しているピン14を抜取つても、ストツパ操作
ハンドル23bを操作して段面19に対するスト
ツパ23の係合を脱さない限り、ジブが重力作用
で不時に張出される恐れはない。従つてピン14
を抜取つた作業員(クレーン運転者)が伸縮ブー
ムの先端側に行つて、ジブの張出しにより安全上
の問題等を生じないことを確かめた後、ハンドル
23bを操作してジブ10を案内具11,12,
15等で案内しながら、重力作用により第4図の
相対位置に張出し、該ジブをピン14でブーム内
筒2の先端部に止着することができる。
又ジブを第4図に示す荷役作業状態から格納す
る場合は、先ず伸縮ブーム1,2を縮小して水平
位置より下方に傾斜させた後、ピン14を抜取つ
た作業員が取手20を把持して、ジブ10を案内
具15,12,11に沿い伸縮ブーム内に押込め
ば、該ジブ基端がブーム外筒基端の止着位置に達
した時、ストツパ23が重力作用で自動的に段面
19に係合して、ジブの自重による張出しを阻止
する。そこでジブ基端をブーム外筒基端にピン1
4で止着すれば第1図の状態に戻る。
尚案内具25を図示のようにスライド盤状に構
成しておけば、ジブの自重張出し時にハンドル2
3bを操作して、ストツパ23先端でジブ10を
反対側の案内具25に押付け、その摩擦を利用し
てジブの自重張出しを減速或いは停止させること
ができる。
本考案によれば、ジブ10の先端部に段面19
を設け、且つブーム内筒の先端部に簡単なストツ
パ機構を設けるだけで、ジブの自重張出し作業や
格納作業を1人の作業員で行うことができ、ジブ
の不使用時にはブーム伸縮シリンダを介して該ジ
ブをブーム外筒側に保持させるジブ内蔵型伸縮ブ
ームの作業性を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はジブ格納時の縦断側面図、第2図は第
1図のX−X断面図、第3図は第2図のY−Y断
面図、第4図はジブ張出し時における要部の縦断
側面図である。 1……ブーム外筒、2……ブーム内筒、3……
ブーム伸縮シリンダ、6……トラツククレーン車
体、7……旋回台、9……デリツクシリンダ、1
0……ジブ、11,12,15……ジブ案内具、
14……抜差自在のピン、18……滑車取付枠、
19……段面、23……ストツパ、23b……ス
トツパ操作ハンドル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 水平位置より下方への傾斜可能に片持支持さ
    れたテレスコープ状伸縮ブームのブーム内筒内
    に、ブーム伸縮シリンダに取付けたジブ案内具
    を介して箱筒状のジブをブーム軸線方向の移動
    自在に挿置し、該ジブの基端とブーム外筒の基
    端との間に着脱自在の止着装置を設けたジブ内
    蔵型伸縮ブームにおいて、ブーム外筒基端に基
    端を止着したジブの先端部に、その先端側が開
    放された段面を、縮小時の伸縮ブームの先端部
    に対応して設け、ジブ軸線に略直角な方向の一
    定軌跡に沿い該段面に係脱するストツパをブー
    ム内筒の先端部に取付け、該ストツパを伸縮ブ
    ームの外側より操作する手段を設けたことを特
    徴とするジブ内蔵型伸縮ブーム。 (2) 実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のジブ内
    蔵型伸縮ブームにおいて、ブーム外筒の基端に
    ジブの基端を止着した時にジブの先端が縮小し
    た伸縮ブームの先端部内より若干突出するよう
    にジブの長さを設定したもの。 (3) 実用新案登録請求の範囲第(1)項或いは第(2)項
    記載のジブ内蔵型伸縮ブームにおいて、ジブ先
    端の滑車取付枠の巾をジブの巾より狭くして、
    該滑車取付枠の基端側方に段面を形成させたも
    の。
JP285581U 1981-01-14 1981-01-14 Expired JPS6111195Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP285581U JPS6111195Y2 (ja) 1981-01-14 1981-01-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP285581U JPS6111195Y2 (ja) 1981-01-14 1981-01-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57120590U JPS57120590U (ja) 1982-07-27
JPS6111195Y2 true JPS6111195Y2 (ja) 1986-04-09

Family

ID=29801298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP285581U Expired JPS6111195Y2 (ja) 1981-01-14 1981-01-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6111195Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6038611A (ja) * 1983-08-12 1985-02-28 Japanese National Railways<Jnr> 架線検測車

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57120590U (ja) 1982-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5487446A (en) Apparatus for self-adjusting the height of an outrigger attachable to scaffolding
US4310098A (en) Portable boom structure
CN209940173U (zh) 龙门收排线机
JPS6111195Y2 (ja)
JPH04125297A (ja) クレーンのジブ張出し、格納装置
JP4241965B2 (ja) 可搬式クレーン
US4657109A (en) Attachment jib for cranes
US4561552A (en) Attachment jib for cranes
US3298540A (en) Extensible boom with load compensating means
JPS6016632Y2 (ja) サブブ−ムを内蔵した伸縮ブ−ム
JPS6011912Y2 (ja) 高所作業装置付クレ−ン
JPH0930778A (ja) ジブ付きクレーン車におけるジブのテンション装置
JPS6022074Y2 (ja) ジブの横抱き収納装置
JPS5823838Y2 (ja) ジブの傾斜調節装置
CN219672074U (zh) 一种施工挂篮
JPS6040552Y2 (ja) 継ぎ足しブ−ムを有するクレ−ン
JPS6111196Y2 (ja)
JPS5931676Y2 (ja) フオ−クリフトトラツクのウインチ装置
JP7381990B2 (ja) アウトリガ装置
JPS6121506Y2 (ja)
JPS6346291Y2 (ja)
JPH0215731Y2 (ja)
JPH045518Y2 (ja)
JPH0439267Y2 (ja)
JPS5925961Y2 (ja) ジブブ−ム付杭打リ−ダ