JPH0439267Y2 - - Google Patents

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JPH0439267Y2
JPH0439267Y2 JP3340887U JP3340887U JPH0439267Y2 JP H0439267 Y2 JPH0439267 Y2 JP H0439267Y2 JP 3340887 U JP3340887 U JP 3340887U JP 3340887 U JP3340887 U JP 3340887U JP H0439267 Y2 JPH0439267 Y2 JP H0439267Y2
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JP
Japan
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bracket
boom
sub
post
tip
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JP3340887U
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JPS63142391U (ja
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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 本考案は、高所作業車のブームの先端に取付け
られた吊上げ装置に関するものであり、特に操作
性を向上させたものである。
(2) 従来の技術 ブームの先端に支持ポストを平衡保持し、この
支持ポストに旋回ポストを嵌合し、旋回ポストに
サブブームを備えたブラケツトを垂直方向に揺動
及び固定自在に枢支した高所作業車の吊上げ装置
は、例えば実開昭58−99300号公報に記載されて
いるように従来より公知である。
(3) 考案が解決しようとする問題点 しかし、従来の吊上げ装置は、ウインチの操作
以外は手動により操作するものであつたため、特
にサブブームを取付けるブラケツトの起伏操作に
は多大な労力を要し、作業者の負担が大きく、作
業効率が悪いばかりでなく、危険であり、また吊
上げ装置の操作を自動化すると、高価になるばか
りでなく、重量の増加により高所作業車本来の性
能が損なわれるという問題があつた。
(4) 問題点を解決するための手段 本考案は、上記の問題点を解決するために、ブ
ームの先端に支持ポストを平衡保持し、この支持
ポストに旋回ポストを嵌合し、旋回ポストにサブ
ブームを備えたブラケツトを垂直方向に揺動及び
固定自在に枢支した高所作業車の吊上げ装置にお
いて、所定の反力で伸長するダンパシリンダの両
端を前記旋回ポストとブラケツトに枢着したもの
である。
(5) 作用 上記の構成により、格納状態から、ブラケツト
を起し、ブラケツトにサブブームを挿入して取付
け、ブラケツトに設けられたウインチからロープ
を繰出し、ロープをサブブームの先端に掛渡して
サブブームの先端からフツクを吊下げ、サブブー
ムを起伏させて固定するとともに旋回ポストを旋
回させ、フツクに荷を引掛けてウインチによりロ
ープを巻取り、繰出すことにより、荷の吊上げあ
るいは吊下げ作業を行う。
(6) 実施例 以下、図面により本考案の実施例について説明
する。
第1図に示すように、高所作業車の吊上げ装置
は、旋回、起伏及び伸縮自在なブーム1の先端に
水平軸8により支持ポスト2が枢支され、支持ポ
スト2は下端に枢支された平衡保持シリンダ3の
伸縮によりブーム1の起伏にかかわらず常に垂直
状態に平衡支持される。支持ポスト2の外周には
作業台4が首振自在に取付けられるとともに、支
持ポスト2の上端には旋回ポスト5が垂直軸を中
心にして旋回自在に嵌合され、旋回ポスト5には
水平軸9によりブラケツト6が垂直面内で揺動自
在に枢支され、ブラケツト6は上端にウインチ1
0が備えられるとともに、サブブーム7が着脱自
在に挿入されており、ブラケツト6はピン11に
より任意の角度に固定され、サブブーム7はピン
12により任意の長さに固定される。ウインチ1
0からはナイロンロープ13が繰出され、サブブ
ーム7の先端に枢支されたシーブ14に掛渡され
たナイロンロープ13の先端にはフツク15が取
付けられている。ブラケツト6の内側には一端を
ブラケツト6に枢着し、他端を旋回ポスト5に枢
着した2本のダンパシリンダ16が平行に取付け
られており、ダンパシリンダ16は縮小させると
内部に封入されたオイルとガスの作用により所定
の反力で伸長するとともに、ダンパとしても作用
するものであり、ブラケツト6を水平に格納した
状態においてダンパシリンダ16は最縮小状態に
なる。
上記の構成により、第2図に示す格納状態にお
いては、ナイロンロープ13は完全にウインチ1
0に巻取られ、サブブーム7はブラケツト6から
取外され、ブラケツト6は後方にほぼ直角に折曲
げられ、ダンパシリンダ16は最縮小状態に保持
されており、格納状態から、ピン11を抜いてブ
ラケツト6を起こすときにはダンパシリンダ16
が伸張しようとするため、ブラケツト6の揺動は
ダンパシリンダ16により賦勢され、ブラケツト
6は小さな力で起こされる。第1図に示すよう
に、起こしてピン11により任意の角度に固定し
たブラケツト6にサブブーム7を挿入してピン1
2により任意の長さに固定し、先端にフツク15
を取付けたナイロンロープ13をウインチ10か
ら繰出して、ナイロンロープ13をサブブーム7
の先端のシーブ14に掛渡し、サブブーム7の先
端から吊下げたフツク15に荷を取付けてウイン
チを作動させることにより、荷の吊上げあるいは
吊下げ作業を行う。
そして、サブブーム7の起伏角度を変えるた
め、あるいはブラケツト6を格納するために、ブ
ラケツト6を起伏させるときは、ピン11を抜い
てブラケツト6を揺動させることにより、ダンパ
シリンダ16のダンパ効果によりサブブーム7が
保持されるため、起伏角度を円滑に変えることが
でき、また、ブラケツト6の格納は上記と逆の操
作により、ブラケツト6を倒すが、ブラケツト6
はダンパシリンダ16により起こす方向に賦勢さ
れているため、ブラケツト6をゆつくりと静かに
倒すことができる。
(7) 考案の効果 以上のように、本考案によれば、従来多大な労
力を要していた吊上げ装置のブラケツトの起伏操
作を改善し、動力源を用いずに操作力を低減する
とともに、ブラケツト及びサブブームの起伏作動
を円滑かつ静かに行うことができるようになるた
め、本考案は高所作業車の吊上げ装置の操作性及
び安全性の向上に有効である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は高所作
業車の吊上げ装置の構成を示す側面図、第2図は
吊上げ装置の格納状態を示す側面図である。 4……作業台、5……旋回ポスト、6……ブラ
ケツト、7……サブブーム、10……ウインチ、
11,12……ピン、16……ダンパシリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブームの先端に支持ポストを平衡保持し、この
    支持ポストに旋回ポストを嵌合し、旋回ポストに
    サブブームを備えたブラケツトを垂直方向に揺動
    及び固定自在に枢支した高所作業車の吊上げ装置
    において、所定の反力で伸長するダンパシリンダ
    の両端を前記旋回ポストとブラケツトに枢着した
    ことを特徴とする高所作業車の吊上げ装置。
JP3340887U 1987-03-06 1987-03-06 Expired JPH0439267Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3340887U JPH0439267Y2 (ja) 1987-03-06 1987-03-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3340887U JPH0439267Y2 (ja) 1987-03-06 1987-03-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63142391U JPS63142391U (ja) 1988-09-20
JPH0439267Y2 true JPH0439267Y2 (ja) 1992-09-14

Family

ID=30840994

Family Applications (1)

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JP3340887U Expired JPH0439267Y2 (ja) 1987-03-06 1987-03-06

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JPS63142391U (ja) 1988-09-20

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