JP3948793B2 - テンションロッド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クレーン車等に搭載されたブームの長さを補うジブに突張力を作用させるテンションロッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自走式クレーンは、伸縮ブームの長さを補うためのジブを備えている。このジブはブームの先端側に張り出された状態で使用されるが、この時、ジブの先端とブームの先端とが一対のテンションロッドによって連結され、これらのテンションロッドによりジブに突張力が付与される。このような形態でテンションロッドが取り付けられる場合には、テンションロッドの長さによってブームに対するジブの取り付け角度すなわち傾斜角(以下、オフセット角度という。)が決定されてくる。
【0003】
最近では、ブームに対するジブのオフセット角度すなわちジブの作業姿勢を状況に応じて適宜変化させることができるように、その長さが段階的に変化するテンションロッドの実用化がなされている。このようなテンションロッドの一例が図8に示されている。
【0004】
図8に示されたテンションロッド100は、長尺の棒状部材として形成され、図8の(a)に示すようにその両端がブーム140の先端側とジブ122の先端側とにそれぞれ取り付けられることにより、ブーム140の先端側に張り出されたジブ122に突張力を付与する。
【0005】
図8の(b)に拡大して示すように、テンションロッド100の基端には、ブーム140の先端に設けられたブームヘッド141の取付部142に着脱自在に取り付けられる第1の固定体104が固着されている。この第1の固定体104にはピン穴111が設けられており、ピン穴111には前記取付部142に対して第1の固定体104を回動可能に取り付けるための取付けピン150が挿入される。
【0006】
また、テンションロッド100の先端には、筒状の第2の固定体105が固着されている。この第2の固定体105にはエクステンション部材106がスライド自在に挿入されている。エクステンション部材106の先端部にはピン穴108が設けられており、このピン穴108にはエクステンション部材106をジブ122の取付部123に対して回動可能に取り付けるためのピン159が挿入される。また、エクステンション部材106には、ピン穴108よりも基端側の部位に、長穴109が設けられている。
【0007】
第2の固定体105には、ここに挿入されるエクステンション部材106の長穴109の長さ範囲内で、例えば3つのピン挿入穴130a,130b,130cが設けられている。したがって、これらのピン挿入穴130a,130b,130cのいずれか1つを通じて長穴109にピン157が挿入されると、第2の固定体105からのエクステンション部材106の突出量が規制される。すなわち、第2の固定体105の3つのピン挿入穴130a,130b,130cに対して選択的にピン157を挿入することにより、第2の固定体105からのエクステンション部材106の突出量を変化させることができ、これによって、テンションロッド100の長さを変化させて、ブーム140に対するジブ122のオフセット角度を変化させることができる。具体的には、例えば、最も先端側に位置するピン挿入穴130aを通じて長穴109にピン157が挿入されると、第2の固定体105からのエクステンション部材106の突出量が最も大きくなり、テンションロッド100の長さが最も長い状態にセットされる。したがって、図8の(a)に二点鎖線で示すように、ブーム140に対するジブ122のオフセット角度が最も大きくなる。また、最も基端側に位置するピン挿入穴130cを通じて長穴109にピン157が挿入されると、第2の固定体105からのエクステンション部材106の突出量が最も小さくなり、テンションロッド100の長さが最も短い状態にセットされる。したがって、図8の(a)に実線で示すように、ブーム140に対するジブ122のオフセット角度が最も小さくなる。無論、中央のピン挿入穴130bを通じて長穴109にピン157が挿入されると、ブーム140に対するジブ122のオフセット角度は図8の(a)の実線と二点鎖線との間の角度にセットされる。
【0008】
なお、図中、101は図示しないクレーン旋回台上の補巻ウインチにより繰り出される単索ワイヤロープであり、このワイヤロープ101は、ブームヘッド141のシーブ149およびジブ122の先端のシーブブロック161に設けられたシーブ162とに順次掛け渡されて、ジブ122の先端から垂下される。また、ワイヤロープ101の先端には、重錘163およびフック164が取り付けられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、テンションロッド100の第2の固定体105に設けられた最も基端側のピン挿入穴130cは、一般に、ブーム140に対するジブ122のオフセット角度が0°もしくはそれに近い角度(例えば5°)にセットされるような位置に設けられる。すなわち、このピン挿入穴130cを通じて長穴109にピン157が挿入される場合には、ジブ122がブーム140の中心軸170と略平行もしくはそれに近い状態に張り出されるようになっている。
【0010】
最小オフセット角度用としてのピン挿入穴130cがジブ122のオフセット角度を0°にセットする穴として設けられている場合には、図9に示すように例えばブームヘッド141の部位を180度手元側に反転させることによってジブ122とテンションロッド100とを図8の(a)に示すような取り付け状態のまま手元側に反転させてブーム140の側面に沿って格納する形態において特に有益となる。これは、ピン挿入穴130cを使用してジブ122のオフセット角度を0°にセットした状態では、ジブ122を手元側に反転させるだけでブーム140の長手方向に沿って平行に格納できるからである。
【0011】
しかし、その一方で、最小オフセット角度用としてのピン挿入穴130cがジブ122のオフセット角度を0°にセットする穴として設けられていると、このピン挿入穴130cを使用して(ジブ122のオフセット角度を0°にセットして)クレーン作業を行なう際に、1つの問題が生じる。すなわち、図8の(a)に示すようにブーム140が起立状態に近い角度まで起上されるとともにジブ122のオフセット角度が0°にセットされた状態で、ワイヤロープ101のフック164を利用して荷を吊り下げると、ウインチ側に向かうワイヤロープ101の引張力F1 と荷重による下向きの力F2 との合力がテンションロッド100の軸方向に向かうため、テンションロッド101が座屈する虞れがある。また、一般に、ブーム140の先端から張り出されるジブ122を介して荷を吊り上げる場合には、ジブ122とこれに突張力を作用させるテンションロッド100とには、通常、引張力だけが作用するが、この状態から荷を急に着地させる(この場合のみに限らないが)と、今までテンションロッド100に作用していた引張力が急に緩むため、いわゆる煽り現象に伴う反動によって、ジブ122が回転中心Oを中心に回動して後側に倒れようとするとともに、テンションロッド100も引張力が作用していた方向と逆の方向に力を受ける。この場合、オフセット角度が大きい場合(図8の(a)の二点鎖線の状態)には、煽り動作に対してジブ122の自重による下向きの回転モーメント(W×L)が抵抗するため、テンションロッド100に座屈方向の力(圧縮力)が作用しないが、ブーム140が起立状態に近い角度まで起上されるとともにジブ122も最小オフセット角度に設定されている場合(図8の(a)の実線の状態)には、煽り動作に対してジブ122の自重による下向きの回転モーメント(W×L)が抵抗できず、したがって、テンションロッド100に過大な圧縮力が作用する。いずれにしても、ジブ122のオフセット角度が0°にセットされた状態でクレーン作業を行なうことは望ましくない。
【0012】
また、最小オフセット角度用としてのピン挿入穴130cがジブ122のオフセット角度を0°よりも若干大きい角度、例えば5°にセットする穴として設けられている場合には、このピン挿入穴130cを使用してクレーン作業を行なっても、ウインチ側に向かうワイヤロープ101の引張力F1 と荷重による下向きの力F2 との合力がテンションロッド100の軸方向から逸れるため、テンションロッド100を座屈させないで済む。すなわち、テンションロッド100を座屈させることなく小さなオフセット角度でのクレーン作業が可能となる。しかし、その一方で、図9に示す格納形態においては、ジブ122がブーム140の長手方向に対して傾いて格納されることとなるため、ブーム140の下方に突出するジブ122の部位によって走行時および作業時の視界が妨げられたり、ブーム140の下方に突出するジブ122の部位と障害物とが干渉する等の不具合が生じる。
【0013】
以上のことから、その長さを段階的に変化可能なテンションロッドにおいて、小さなオフセット角度でのクレーン作業を可能とし且つ図9の格納形態において良好な格納を実現するためには、ジブ122のオフセット角度を0°にセットするピン挿入穴と、0°よりも若干大きい角度(例えば5°)にセットするピン挿入穴とを第2の固定体105に設ける必要がある。
【0014】
しかし、エクステンション部材106の1つの長穴109に対応してこれら2つのピン挿入穴を第2の固定体105に設けようとすると、オフセット角度の間隔が狭いこれらのピン挿入穴同士が接近してしまい、ピン挿入穴の強度が弱くなるという不具合が生じる。テンションロッドに作用する張力はピン挿入穴に挿入されるピンによって受けられるため、このピンを支持するピン挿入穴は一定の強度を有していなければならない。そのような役割を担うべきピン挿入穴の強度が弱くなると、テンションロッドとしての機能が損なわれ、安全なクレーン作業を行なうことができなくなる虞れがある。そのため、従来においては、ジブ122のオフセット角度を0°にセットするピン挿入穴と、0°よりも若干大きい角度(例えば5°)にセットするピン挿入穴とを第2の固定体105に同時に設けることはできなかった。したがって、ジブ122の作業姿勢もしくは格納姿勢が制約される結果となっていた。
【0015】
本発明は上記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、最小オフセット角度の近傍でジブのオフセット角度を細かく設定でき、小さなオフセット角度でのクレーン作業とブームの長手方向に沿うジブの良好な反転格納とを同時に可能ならしめるテンションロッドを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は、クレーン装置のブームの先端とブームの前方に回動可能に張り出されたジブの先端とを連結してジブに突張力を作用させるテンションロッドにおいて、ブームまたはジブに回動可能に取り付けられる連結端部を有する長尺なロッド部と、固定端と自由端とを有し、前記固定端が前記ロッド部の連結端部と逆側の端部に固着された固定体と、一端がブームまたはジブに回動可能に取り付けられるとともに、他端側が前記固定体に対してスライド可能に支持され、前記固定体の自由端から突出可能なスライド部材と、前記スライド部材と前記固定体のいずれか一方側の部材に設けられ、その一方側の部材の長手方向に沿って延びる長穴及びこの長穴よりもロッド部側に位置する穴部と、前記スライド部材と前記固定体の他方側の部材に設けられ、その他方側の部材の長手方向に沿って互いに所定の間隔で位置する複数のピン挿入穴と、前記長穴及び前記穴部を設けた部材に設けられ、前記穴部を覆うとともに前記穴部を覆う位置から前記穴部を開放する位置に移動可能なカバー部材と、を具備し、前記長穴または穴部と前記複数のピン挿入穴とにわたってピンを選択的に挿入することにより、前記固定体の自由端からのスライド部材の突出量を変化させて、ブームに対するジブの傾斜角度を変化させることができるとともに、最もロッド部側に位置するピン挿入穴と隣合うピン挿入穴に前記長穴のロッド部側端部が対向一致した状態から、スライド部材が固定体に対してロッド部側にスライドされると、最もロッド部側に位置するピン挿入穴が前記穴部と対向一致して、ジブがブームに対して略平行に位置され、前記スライド部材が固定体に対してロッド部側にスライドし、最もロッド部側に位置するピン挿入穴が前記穴部と対向一致するとき、前記カバー部材は前記穴部を覆う位置から前記穴部を開放する位置に移動することを特徴とするテンションロッドである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る一対のテンションロッド1,1を用いてジブ30をブーム50の前方に張り出した状態を示している。図示のように、テンションロッド1は、長尺な棒状部材であるロッド本体2と、ロッド本体2の基端に固着された第1の固定体3と、ロッド本体2の先端に固着された第2の固定体4と、第2の固定体4にスライド自在に挿入されたエクステンション部材5とから成り、第1の固定体3がブーム50の先端側に取り付けられるとともにエクステンション部材5がジブ30の先端側に取り付けられることにより、ブーム50の先端側に張り出されたジブ30に突張力を付与する。
【0018】
ブーム50の先端には、図示しないワイヤロープが掛け渡されるシーブ52を有するブームヘッド54が設けられている。このブームヘッド54には、垂直ピン56を中心に水平方向に回動可能な一対のアーム58,58が取り付けられている。また、一対のアーム58,58の先端には、ジブ30とテンションロッド1とが取り付けられる取付体60が固着されている。取付体60の両側にはそれぞれ、ジブ30の基端が接続されるジブ取付部62と、各テンションロッド1,1の第1の固定体3が接続されるロッド取付部64とが設けられている。
【0019】
ジブ30は、ジブ本体30aと、このジブ本体30aから延在する一対の脚部30b,30bとによって構成されている。一対の脚部30b,30bは、取付体60の両側のジブ取付部62に接続され且つジブ取付部62に取付けられる水平ピン59を中心に回動可能なジブ30の基端部を構成し、ジブ30の基端側に向かって二股状に外側に広がって延在している。つまり、ジブ30は、その基端側から先端側に向かって先細りに形成され、全体として偏平な略V字形状(梯子状)になっている。
【0020】
また、ジブ本体30aは、その先端に、シーブ37を備えたシーブブロック38を有している。ジブ本体30aの上面には、一対のロッド取付部31,31が設けられている。これらのロッド取付部31,31にはそれぞれ、各テンションロッド1,1の第2の固定体4に挿入されたエクステンション部材5が取り付けられる。
【0021】
なお、図中65はスプリングから成るバックストッパであり、このバックストッパ65は、ジブ30と取付体60とを接続して、煽り現象に伴う反動によってジブ30がジブ取付部62を中心に回動して後側に倒れることを防止する。
【0022】
このような構成では、垂直ピン56,56を中心にアーム58,58を180度手元側に反転させると、ジブ30とテンションロッド1,1とが図1に示すような取り付け状態のまま手元側に反転してブーム50の側面に沿って格納される。
【0023】
図2は、エクステンション部材5を取り除いたテンションロッド1の詳細を示している。図示のように、第1の固定体3は、管状のロッド本体2の基端に固着され且つ互いに対向する一対の板部3a,3aから成る。各板部3a,3aの基端部にはピン穴10が形成されている。この場合、各板部3a,3aのピン穴10,10同士は互いに対向して位置している。また、これらのピン穴10,10には、第1の固定体3を取付体60のロッド取付部64に対して回動可能に取付けるための水平ピン57(図1参照)が挿入される。
【0024】
第2の固定体4は、ロッド本体2の先端に固着され且つ互いに対向する一対の板部4a,4aから成る。各板部4a,4aの先端部は、第2の固定体4からのエクステンショ部材5の抜けを防止するストッパを兼ねる接続板13a,13bによって、互いに接続されている。具体的には、板部4a,4aの先端部の上面同士が上側接続板13aによって接続され、板部4a,4aの先端部の下面同士が下側接続板13bによって接続される。なお、これらの接続板13a,13bは、第2の固定体4(板部4a,4a間)にエクステンション部材5が組み入れられた後に、板部4a,4aに対して溶接される。
【0025】
各板部4a,4aには、その長手方向に沿って略等しい間隔で、4つのピン挿入穴12a〜12dが形成されている。この場合、各板部4a,4aの対応するピン挿入穴12a,12a(12b〜12dも同様)同士は互いに対向して位置している。
【0026】
また、本実施形態では、第2の固定体4の最も先端側に位置する第1のピン挿入穴12aと、第1のピン挿入穴12aの基端側に順次位置する第2および第3のピン挿入穴12b,12cはそれぞれ、エクステンション部材5の後述する第1の長穴18(図3参照)の長さ範囲内で設けられている。すなわち、図5に示すようにエクステンション部材5を第2の固定体4に所定量挿入した状態(具体的には、第3のピン挿入穴12cが第1の長穴18の基端側に対向一致した状態)では、これら3つのピン挿入穴12a〜12cが同時に第1の長穴18と対向一致し得るようになっている。この場合、最先端に位置する第1のピン挿入穴12aは、ブーム50に対するジブ30のオフセット角度が45°にセットされるような位置に設けられている。すなわち、第2の固定体4に挿入されたエクステンショ部材5の第1の長穴18に第1のピン挿入穴12aを通じて突出規制ピン60(第2の固定体4の先端からのエクステンショ部材5の突出量を規制するためのピン…図5または図6参照)が挿入されると、第1の長穴18の基端が突出規制ピン60に突き当った状態で、ジブ30のオフセット角度が45°にセットされるようになっている(図7の(イ)参照)。また、第2のピン挿入穴12bはジブ30のオフセット角度が25°にセットされるような位置に設けられ、第3のピン挿入穴12cはジブ30のオフセット角度が5°にセットされるような位置に設けられている。すなわち、第2のピン挿入穴12bを通じて第1の長穴18に突出規制ピン60が挿入されると、第1の長穴18の基端が突出規制ピン60に突き当った状態で、ジブ30のオフセット角度が25°にセットされ(図7の(ロ)参照)、また、第3のピン挿入穴12cを通じて第1の長穴18に突出規制ピン60が挿入されると、第1の長穴18の基端が突出規制ピン60に突き当った状態で、ジブ30のオフセット角度が5°にセットされる(図7の(ニ)参照)ようになっている。
【0027】
一方、第2の固定体4の最も基端側に位置する第4のピン挿入穴12dは、第3のピン挿入穴12cが第1の長穴18の基端に対向一致した図5(図7の(ニ))の状態からエクステンション部材5を第2の固定体4内に僅かに押し込んだ状態(図7の(ホ)の状態)で、エクステンション部材5の後述する第2の長穴19と対向一致し得るような位置に設けられている。この場合、第4のピン挿入穴12dは、ブーム50に対するジブ30のオフセット角度が0°にセットされるような位置に設けられている。すなわち、第2の固定体4に挿入されたエクステンショ部材5の第2の長穴19に第4のピン挿入穴12dを通じて突出規制ピン60が挿入されると、第2の長穴19の基端が突出規制ピン60に突き当った状態で、ジブ30のオフセット角度が0°にセットされるようになっている(図7の(ホ)参照)。なお、第2の固定体4の板部4aの外側面には、第4のピン挿入穴12dの近傍に位置して、後述するカバー部材24のカバー体26を押し上げるための押上部材72が突設されている。
【0028】
図3は第2の固定体4に挿入されるエクステンション部材5の詳細を示している。図示のように、エクステンション部材5は、第2の固定体4の板部4aの高さと略同一の高さを有する長尺な板状部材5aから成る。板状部材5aの先端にはピン穴17が設けられており、このピン穴17には、エクステンション部材5をジブ30のロッド取付部31,31に対して回動可能に取付けるためのピン35(図1参照)が挿入される。また、エクステンション部材5には、第2の固定体4に設けられた第1〜第3のピン挿入穴12a〜12cと同時に対向一致し得る第1の長穴18が、その長手方向に沿って設けられている。
【0029】
板状部材5aの基端部には、第1の長穴18の基端側に位置して、第2の固定体4に設けられた第4のピン挿入穴12dと対向一致し得る第2の長穴19が設けられている。そして、この第2の長穴19が設けられた板状部材5aの基端部は、後述するカバー部材24(図4参照)が取付けられるカバー取付部5bとして形成されている。
【0030】
カバー取付部5bは、板状部材5aと一体に形成される基部23を有している。この基部23は、その高さが板状部材5aのそれよりも大きく設定され、エクステンション部材5が第2の固定体4に組み入れられた状態でその一部が第2の固定体4の板部4a,4aから上下に突出するようになっている(図5および図6参照)。また、第2の固定体4に組み入れられた状態で板部4a,4aの上方に突出する基部23の部位には、その両側にカバー取付部材20,20が固着され、また、第2の固定体4に組み入れられた状態で板部4a,4aの下方に突出する基部23の部位には、その両側に突起21,21が固着されている。これらのカバー取付部材20,20と突起21,21は、エクステンション部材5が第2の固定体4に組み入れられた状態で板部4a,4aの上面および下面と係合し、第2の固定体4の接続板13a,13bと共働して、エクステンション部材5を第2の固定体4に対して支持しつつ、第2の固定体4の長手方向に沿うエクステンション部材5のスライドをガイドする(図5および図6参照)。また、カバー取付部材20,20および突起21,21が接続板13a,13bと当接することにより、第2の固定体4の先端からのエクステンション部材5の抜けが防止される。なお、各カバー取付部材20,20にはピン穴22が設けられており、ピン穴22,22同士は互いに対向して位置している。
【0031】
図4はエクステンション部材5に取付けられるカバー部材24の詳細を示している。図示のように、カバー部材24は、エクステンション部材5の各カバー取付部材20,20にそれぞれ取付けられる一対の対向するカバー体26,27を有している。これらのカバー体26,27は、そのピン穴29をカバー取付部材20のピン穴22に対向させるとともにこれらピン穴29,22を通じて固定ピン70(図5および図6参照)を挿入することにより、カバー取付部材20,20に対して回動可能に取付けられる。また、これらのカバー体26,27は、2つの連結部材25,28によって互いに連結されており、エクステンション部材5が第2の固定体4に組み入れられた状態で第2の固定体4の板部4a,4aの側方に位置して延在するようになっている。この場合、一方のカバー体26は、第2の固定体4に設けられた4つのピン挿入穴12a〜12dをカバーし得る長さで延在するとともに、エクステンション部材5の第2の長穴19と対向するようになっている。
【0032】
なお、一方の連結板28は、カバー体26,27の先端を越えて水平に大きく突出しており、後述するようにテンションロッド座屈防止用の目印として機能する。
【0033】
図5は、一例として、第3のピン挿入穴12cを通じて第1の長穴18に突出規制ピン60が挿入された状態を示している。このように、本構成の場合も、従来と同様、第1〜第4のピン挿入穴12a〜12dのいずれか1つを通じて第1の長穴18もしくは第2の長穴19に突出規制ピン60が挿入されると、第2の固定体4からのエクステンション部材5の突出量が規制される。すなわち、第2の固定体4の4つのピン挿入穴12a〜12dに対して選択的に突出規制ピン60を挿入することにより、第2の固定体4からのエクステンション部材5の突出量を変化させることができ、これによって、テンションロッド1,1の長さを変化させて、ブーム50に対するジブ30のオフセット角度を変化させることができる。
【0034】
図6は、エクステンション部材5を第2の固定体4内に押し込んでカバー体26を第2の固定体4の押上部材72によって押上げた状態を示している。このように、第2の長穴19が第4のピン挿入穴12dと対向一致する位置までエクステンション部材5が第2の固定体4内に押し込められると、カバー体26が押上部材72によって押し上げられながら固定ピン70を中心に回動されて、テンションロッド座屈防止用の目印である連結板28が略垂直に起き上がった状態となる。このようにカバー体26が押上られた状態では、第4のピン挿入穴12dを通じて第2の長穴19に突出規制ピン60を挿入することが可能となる。
【0035】
図7は、第1〜第4のピン挿入穴12a〜12dのそれぞれに突出規制ピン60を選択的に挿入して、ブーム50に対するジブ30のオフセット角度を段階的に変化させた状態を示している。図中(イ)は第1のピン挿入穴12aを通じて第1の長穴18に突出規制ピン60を挿入してジブ30のオフセット角度を45°にセットした状態、(ロ)は第2のピン挿入穴12bを通じて第1の長穴18に突出規制ピン60を挿入してジブ30のオフセット角度を25°にセットした状態、(ニ)は第3のピン挿入穴12cを通じて第1の長穴18に突出規制ピン60を挿入してジブ30のオフセット角度を5°にセットした状態、(ホ)は第4のピン挿入穴12dを通じて第2の長穴19に突出規制ピン60を挿入してジブ30のオフセット角度を0°にセットした状態をそれぞれ示している。
【0036】
ジブ30のオフセット角度が0°にセットされた(ホ)の状態では、垂直ピン56,56を中心にアーム58,58を180度手元側に反転させると、ジブ30とテンションロッド1,1とが図1に示すような取り付け状態のまま手元側に反転してブーム50の側面に沿って略平行に格納される(図9参照)。したがって、ジブ格納状態でジブ30がブーム50の下方に突出することがなく、格納状態のジブ30によって走行時および作業時の視界が妨げられたり、ジブ30と障害物とが干渉する等の不具合が生じない。
【0037】
また、ジブ30のオフセット角度が0°にセットされた(ホ)の状態では、第2の長穴19に対向して位置するカバー体26が押上部材72によって押し上げられ、テンションロッド座屈防止用の目印である連結板28が略垂直に起き上がった状態となる。したがって、オペレータはジブ30のオフセット角度が0°にセットされた状態を視覚的に認識することができ、この状態でクレーン作業が行なわれることが防止される。すなわち、ジブオフセット角度が0°の状態でのクレーン作業で懸念されるテンションロッド1,1の座屈が防止される。
【0038】
また、図中(ハ)は、第2の長穴19が第3のピン挿入穴12cと対向一致した状態を示している。この状態では、片側の第3のピン挿入穴12cがカバー体26によって覆われるため、第3のピン挿入穴12cと第2の長穴19とにわたって突出規制ピン60を挿入することができない。無論、カバー体26を手動で押し上げれば、第3のピン挿入穴12cと第2の長穴19とにわたって突出規制ピン60を挿入することができるが、この場合には、設定されたオフセット角度を得ることができない。エクステンション部材5が2つの長穴18,19を有していると、外側からは2つの長穴18,19のどちらに突出規制ピン60が挿入されているかを容易に認識することができず、時として図中(ハ)に示すような状態でピン60の差し間違いが起こる可能性がある。しかし、本構成では、カバー部材24が第2の長穴19が位置する部位に設けられているため、このような誤操作を未然に防止することができる。
【0039】
なお、図中(ヘ)は(ホ)の状態でのテンションロッド1のストロークエンドを示している。
以上説明したように、本実施形態のテンションロッド1のエクステンション部材5には、第1〜第3のピン挿入穴12a〜12cと対向一致し得る第1の長穴18と、第1の長穴18の基端側に位置し且つ第4のピン挿入穴12dと対向一致し得る第2の長穴19とが設けられているため、第3のピン挿入穴12cと第4のピン挿入穴12dとの間隔を大きくとることができる。すなわち、従来のようにエクステンション部材5の1つの長穴18に対応してオフセット角度の間隔が狭いこれらのピン挿入穴12c,12d同士を第2の固定体4に設けようとすると、ピン挿入穴12c,12d同士が接近してしまい、ピン挿入穴12c,12dの強度が弱くなるが、本実施形態のように、第1の長穴18とは別個に第4のピン挿入穴12dと対向一致し得る第2の長穴19を設ければ、オフセット角度の間隔が狭いこれらのピン挿入穴12c,12d同士を大きく離間させて設けることができ、ピン挿入穴12c,12dの強度を弱くさせないで済む。その結果、最小オフセット角度の近傍でジブ30のオフセット角度を細かく設定でき、小さなオフセット角度でのクレーン作業とブーム50の長手方向に沿うジブ30の良好な反転格納とを同時に実現することができる。
【0040】
また、本実施形態では、カバー部材24が第2の長穴19が位置する部位に設けられているため、ピン60の差し間違いを未然に防止できるとともに、第2の長穴19が第4のピン挿入穴12dと対向一致する位置までエクステンション部材5が第2の固定体4内に押し込められると、カバー体26が押上部材72によって押し上げられて、テンションロッド座屈防止用の目印である連結板28が略垂直に起き上がった状態となるため、テンションロッド1を座屈させる危険性のあるオフセット角度でのクレーン作業の実行を阻止することができる。
【0041】
なお、本実施形態において、第2の長穴19は、ピン60を挿入し得る最小限の大きさの丸穴として形成されていても良い。また、本実施形態では、テンションロッド座屈防止用の目印である連結板28が略垂直に起き上がった際に作動するリミットスイッチ等の検出手段を設け、この検出手段からの検知信号によってクレーン作業が阻止されるようにしても良い。すなわち、ジブ30のオフセット角度が0°にセットされた状態で前記検出手段によりクレーン作業の実行が阻止されるようにしても良い。また、本実施形態では、第3のピン挿入穴12cと第4のピン挿入穴12dとの間隔を大きくとるために、エクステンション部材5に2つの長穴18,19が設けられたが、このような技術的思想は、他のピン挿入穴同士の関係においても適用可能である。すなわち、ジブ30のオフセット角度を細かく設定するためにピン挿入穴を多数設ける場合(すなわち、ピン挿入穴同士の間隔が狭くなる場合)においても、適用可能である。具体的には、オフセット角度が45度に設定される第1のピン挿入穴12aと例えばオフセット角度が40度に設定される別個のピン挿入穴Sとを固定体4に設ける場合には、この別個のピン挿入穴Sと対応する長穴を第1の長穴18と別個にエクステンション部材5に設ければ、ピン挿入穴Sと第1のピン挿入穴12aとの間の間隔を狭くしないで済む。また、本実施形態では、固定体4に2つの長穴18,19が設けられ、エクステンション部材5にピン挿入穴12a〜12dが設けられていても良い。この場合は、ピン挿入穴12a〜12dとオフセット角度との対応関係が本実施形態と逆になる。また、本実施形態では、第2の固定体4がブーム50の先端側に取り付けられるとともに第1の固定体3がジブ30の先端側に取り付けられていても良い。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のテンションロッドによれば、最小オフセット角度の近傍でジブのオフセット角度を細かく設定でき、小さなオフセット角度でのクレーン作業とブームの長手方向に沿うジブの良好な反転格納とを同時に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る一対のテンションロッドを用いてジブをブームの前方に張り出した状態を示す図である。
【図2】(a)はエクステンショ部材を取り除いた本発明の一実施形態に係るテンションロッドの平面図(上面図)、(b)は(a)のテンションロッドの側面図、 (c)は(b)のA−A方向に沿う断面図である。
【図3】(a)は本発明の一実施形態に係るテンションロッドを構成するエクステンショ部材の側面図、(b)は(a)のB方向矢視図である。
【図4】図3のエクステンショ部材に取付けられるカバー部材の平面図、(b)は(a)のカバー部材の側面図、(c)は(a)のカバー部材の正面図である。
【図5】(a)は本発明の一実施形態に係るテンションロッドの部分側面図、(b)は(a)のC方向矢視図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るテンションロッドの部分側面図である。
【図7】図1のテンションロッドの長さを変化させて、ブームに対するジブのオフセット角度を段階的に変化させた状態を示す図である。
【図8】(a)は従来のテンションロッドを用いてジブをブームの前方に張り出した状態を示す図、(b)は(a)のテンションロッドの拡大図である。
【図9】テンションロッドとジブとをその取付け状態のまま反転させてブームの側面に沿って格納した従来例を示す図である。
【符号の説明】
1…テンションロッド
4…固定体
5…エクステンション部材(スライド部材)
12a〜12d…ピン挿入穴

Claims (3)

  1. クレーン装置のブームの先端とブームの前方に回動可能に張り出されたジブの先端とを連結してジブに突張力を作用させるテンションロッドにおいて、
    ブームまたはジブに回動可能に取り付けられる連結端部を有する長尺なロッド部と、
    固定端と自由端とを有し、前記固定端が前記ロッド部の連結端部と逆側の端部に固着された固定体と、
    一端がブームまたはジブに回動可能に取り付けられるとともに、他端側が前記固定体に対してスライド可能に支持され、前記固定体の自由端から突出可能なスライド部材と、
    前記スライド部材と前記固定体のいずれか一方側の部材に設けられ、その一方側の部材の長手方向に沿って延びる長穴及びこの長穴よりもロッド部側に位置する穴部と、
    前記スライド部材と前記固定体の他方側の部材に設けられ、その他方側の部材の長手方向に沿って互いに所定の間隔で位置する複数のピン挿入穴と、
    前記長穴及び前記穴部を設けた部材に設けられ、前記穴部を覆うとともに前記穴部を覆う位置から前記穴部を開放する位置に移動可能なカバー部材と、
    を具備し、
    前記長穴または穴部と前記複数のピン挿入穴とにわたってピンを選択的に挿入することにより、前記固定体の自由端からのスライド部材の突出量を変化させて、ブームに対するジブの傾斜角度を変化させることができるとともに、
    最もロッド部側に位置するピン挿入穴と隣合うピン挿入穴に前記長穴のロッド部側端部が対向一致した状態から、スライド部材が固定体に対してロッド部側にスライドされると、最もロッド部側に位置するピン挿入穴が前記穴部と対向一致して、ジブがブームに対して略平行に位置され、更に
    前記スライド部材が固定体に対してロッド部側にスライドし、最もロッド部側に位置するピン挿入穴が前記穴部と対向一致するとき、前記カバー部材は前記穴部を覆う位置から前記穴部を開放する位置に移動することを特徴とするテンションロッド。
  2. 前記スライド部材が固定体に対してロッド部側にスライドし、最もロッド部側に位置するピン挿入穴が前記穴部と対向一致するとき、前記カバー部材が移動することによりクレーン作業を阻止する信号を発生する検出手段を作動するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のテンションロッド。
  3. 前記スライド部材が固定体に対してロッド部側にスライドし、最もロッド部側に位置するピン挿入穴が前記穴部と対向一致するとき、クレーン作業を阻止すべき目印となる前記カバー部材の部分が起き上がることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のテンションロッド。
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