JPH1179666A - テンションロッド - Google Patents

テンションロッド

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JPH1179666A
JPH1179666A JP24898097A JP24898097A JPH1179666A JP H1179666 A JPH1179666 A JP H1179666A JP 24898097 A JP24898097 A JP 24898097A JP 24898097 A JP24898097 A JP 24898097A JP H1179666 A JPH1179666 A JP H1179666A
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Kato Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】最小オフセット角度の近傍でジブのオフセット
角度を細かく設定でき、小さなオフセット角度でのクレ
ーン作業とブームの長手方向に沿うジブの良好な反転格
納とを同時に可能とする。 【解決手段】ロッド部2に固着された固定体4に対して
スライド可能に支持され固定体から突出可能なスライド
部材5と、スライド部材の長手方向に沿って設けられた
長穴18及び長穴よりもロッド部側に位置する穴部19
と、固定体に設けられたピン挿入穴12a〜12dとを
具備し、長穴または穴部とピン挿入穴にピンを選択的に
挿入することにより、スライド部材の突出量を変化させ
てジブの傾斜角度を変化させる。最もロッド部側に位置
するピン挿入穴と隣合うピン挿入穴に長穴のロッド部側
端部が対向一致した状態からスライド部材がロッド部側
にスライドされると、最もロッド部側のピン挿入穴が穴
部と対向一致してジブがブームに対して平行に位置され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレーン車等に搭
載されたブームの長さを補うジブに突張力を作用させる
テンションロッドに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自走式クレーンは、伸縮ブーム
の長さを補うためのジブを備えている。このジブはブー
ムの先端側に張り出された状態で使用されるが、この
時、ジブの先端とブームの先端とが一対のテンションロ
ッドによって連結され、これらのテンションロッドによ
りジブに突張力が付与される。このような形態でテンシ
ョンロッドが取り付けられる場合には、テンションロッ
ドの長さによってブームに対するジブの取り付け角度す
なわち傾斜角(以下、オフセット角度という。)が決定
されてくる。
【0003】最近では、ブームに対するジブのオフセッ
ト角度すなわちジブの作業姿勢を状況に応じて適宜変化
させることができるように、その長さが段階的に変化す
るテンションロッドの実用化がなされている。このよう
なテンションロッドの一例が図8に示されている。
【0004】図8に示されたテンションロッド100
は、長尺の棒状部材として形成され、図8の(a)に示
すようにその両端がブーム140の先端側とジブ122
の先端側とにそれぞれ取り付けられることにより、ブー
ム140の先端側に張り出されたジブ122に突張力を
付与する。
【0005】図8の(b)に拡大して示すように、テン
ションロッド100の基端には、ブーム140の先端に
設けられたブームヘッド141の取付部142に着脱自
在に取り付けられる第1の固定体104が固着されてい
る。この第1の固定体104にはピン穴111が設けら
れており、ピン穴111には前記取付部142に対して
第1の固定体104を回動可能に取り付けるための取付
けピン150が挿入される。
【0006】また、テンションロッド100の先端に
は、筒状の第2の固定体105が固着されている。この
第2の固定体105にはエクステンション部材106が
スライド自在に挿入されている。エクステンション部材
106の先端部にはピン穴108が設けられており、こ
のピン穴108にはエクステンション部材106をジブ
122の取付部123に対して回動可能に取り付けるた
めのピン159が挿入される。また、エクステンション
部材106には、ピン穴108よりも基端側の部位に、
長穴109が設けられている。
【0007】第2の固定体105には、ここに挿入され
るエクステンション部材106の長穴109の長さ範囲
内で、例えば3つのピン挿入穴130a,130b,1
30cが設けられている。したがって、これらのピン挿
入穴130a,130b,130cのいずれか1つを通
じて長穴109にピン157が挿入されると、第2の固
定体105からのエクステンション部材106の突出量
が規制される。すなわち、第2の固定体105の3つの
ピン挿入穴130a,130b,130cに対して選択
的にピン157を挿入することにより、第2の固定体1
05からのエクステンション部材106の突出量を変化
させることができ、これによって、テンションロッド1
00の長さを変化させて、ブーム140に対するジブ1
22のオフセット角度を変化させることができる。具体
的には、例えば、最も先端側に位置するピン挿入穴13
0aを通じて長穴109にピン157が挿入されると、
第2の固定体105からのエクステンション部材106
の突出量が最も大きくなり、テンションロッド100の
長さが最も長い状態にセットされる。したがって、図8
の(a)に二点鎖線で示すように、ブーム140に対す
るジブ122のオフセット角度が最も大きくなる。ま
た、最も基端側に位置するピン挿入穴130cを通じて
長穴109にピン157が挿入されると、第2の固定体
105からのエクステンション部材106の突出量が最
も小さくなり、テンションロッド100の長さが最も短
い状態にセットされる。したがって、図8の(a)に実
線で示すように、ブーム140に対するジブ122のオ
フセット角度が最も小さくなる。無論、中央のピン挿入
穴130bを通じて長穴109にピン157が挿入され
ると、ブーム140に対するジブ122のオフセット角
度は図8の(a)の実線と二点鎖線との間の角度にセッ
トされる。
【0008】なお、図中、101は図示しないクレーン
旋回台上の補巻ウインチにより繰り出される単索ワイヤ
ロープであり、このワイヤロープ101は、ブームヘッ
ド141のシーブ149およびジブ122の先端のシー
ブブロック161に設けられたシーブ162とに順次掛
け渡されて、ジブ122の先端から垂下される。また、
ワイヤロープ101の先端には、重錘163およびフッ
ク164が取り付けられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、テンション
ロッド100の第2の固定体105に設けられた最も基
端側のピン挿入穴130cは、一般に、ブーム140に
対するジブ122のオフセット角度が0°もしくはそれ
に近い角度(例えば5°)にセットされるような位置に
設けられる。すなわち、このピン挿入穴130cを通じ
て長穴109にピン157が挿入される場合には、ジブ
122がブーム140の中心軸170と略平行もしくは
それに近い状態に張り出されるようになっている。
【0010】最小オフセット角度用としてのピン挿入穴
130cがジブ122のオフセット角度を0°にセット
する穴として設けられている場合には、図9に示すよう
に例えばブームヘッド141の部位を180度手元側に
反転させることによってジブ122とテンションロッド
100とを図8の(a)に示すような取り付け状態のま
ま手元側に反転させてブーム140の側面に沿って格納
する形態において特に有益となる。これは、ピン挿入穴
130cを使用してジブ122のオフセット角度を0°
にセットした状態では、ジブ122を手元側に反転させ
るだけでブーム140の長手方向に沿って平行に格納で
きるからである。
【0011】しかし、その一方で、最小オフセット角度
用としてのピン挿入穴130cがジブ122のオフセッ
ト角度を0°にセットする穴として設けられていると、
このピン挿入穴130cを使用して(ジブ122のオフ
セット角度を0°にセットして)クレーン作業を行なう
際に、1つの問題が生じる。すなわち、図8の(a)に
示すようにブーム140が起立状態に近い角度まで起上
されるとともにジブ122のオフセット角度が0°にセ
ットされた状態で、ワイヤロープ101のフック164
を利用して荷を吊り下げると、ウインチ側に向かうワイ
ヤロープ101の引張力F1 と荷重による下向きの力F
2 との合力がテンションロッド100の軸方向に向かう
ため、テンションロッド101が座屈する虞れがある。
また、一般に、ブーム140の先端から張り出されるジ
ブ122を介して荷を吊り上げる場合には、ジブ122
とこれに突張力を作用させるテンションロッド100と
には、通常、引張力だけが作用するが、この状態から荷
を急に着地させる(この場合のみに限らないが)と、今
までテンションロッド100に作用していた引張力が急
に緩むため、いわゆる煽り現象に伴う反動によって、ジ
ブ122が回転中心Oを中心に回動して後側に倒れよう
とするとともに、テンションロッド100も引張力が作
用していた方向と逆の方向に力を受ける。この場合、オ
フセット角度が大きい場合(図8の(a)の二点鎖線の
状態)には、煽り動作に対してジブ122の自重による
下向きの回転モーメント(W×L)が抵抗するため、テ
ンションロッド100に座屈方向の力(圧縮力)が作用
しないが、ブーム140が起立状態に近い角度まで起上
されるとともにジブ122も最小オフセット角度に設定
されている場合(図8の(a)の実線の状態)には、煽
り動作に対してジブ122の自重による下向きの回転モ
ーメント(W×L)が抵抗できず、したがって、テンシ
ョンロッド100に過大な圧縮力が作用する。いずれに
しても、ジブ122のオフセット角度が0°にセットさ
れた状態でクレーン作業を行なうことは望ましくない。
【0012】また、最小オフセット角度用としてのピン
挿入穴130cがジブ122のオフセット角度を0°よ
りも若干大きい角度、例えば5°にセットする穴として
設けられている場合には、このピン挿入穴130cを使
用してクレーン作業を行なっても、ウインチ側に向かう
ワイヤロープ101の引張力F1 と荷重による下向きの
力F2 との合力がテンションロッド100の軸方向から
逸れるため、テンションロッド100を座屈させないで
済む。すなわち、テンションロッド100を座屈させる
ことなく小さなオフセット角度でのクレーン作業が可能
となる。しかし、その一方で、図9に示す格納形態にお
いては、ジブ122がブーム140の長手方向に対して
傾いて格納されることとなるため、ブーム140の下方
に突出するジブ122の部位によって走行時および作業
時の視界が妨げられたり、ブーム140の下方に突出す
るジブ122の部位と障害物とが干渉する等の不具合が
生じる。
【0013】以上のことから、その長さを段階的に変化
可能なテンションロッドにおいて、小さなオフセット角
度でのクレーン作業を可能とし且つ図9の格納形態にお
いて良好な格納を実現するためには、ジブ122のオフ
セット角度を0°にセットするピン挿入穴と、0°より
も若干大きい角度(例えば5°)にセットするピン挿入
穴とを第2の固定体105に設ける必要がある。
【0014】しかし、エクステンション部材106の1
つの長穴109に対応してこれら2つのピン挿入穴を第
2の固定体105に設けようとすると、オフセット角度
の間隔が狭いこれらのピン挿入穴同士が接近してしま
い、ピン挿入穴の強度が弱くなるという不具合が生じ
る。テンションロッドに作用する張力はピン挿入穴に挿
入されるピンによって受けられるため、このピンを支持
するピン挿入穴は一定の強度を有していなければならな
い。そのような役割を担うべきピン挿入穴の強度が弱く
なると、テンションロッドとしての機能が損なわれ、安
全なクレーン作業を行なうことができなくなる虞れがあ
る。そのため、従来においては、ジブ122のオフセッ
ト角度を0°にセットするピン挿入穴と、0°よりも若
干大きい角度(例えば5°)にセットするピン挿入穴と
を第2の固定体105に同時に設けることはできなかっ
た。したがって、ジブ122の作業姿勢もしくは格納姿
勢が制約される結果となっていた。
【0015】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、最小オフセット角度
の近傍でジブのオフセット角度を細かく設定でき、小さ
なオフセット角度でのクレーン作業とブームの長手方向
に沿うジブの良好な反転格納とを同時に可能ならしめる
テンションロッドを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、クレーン装置のブームの先端とブームの
前方に回動可能に張り出されたジブの先端とを連結して
ジブに突張力を作用させるテンションロッドにおいて、
ブームまたはジブに回動可能に取り付けられる連結端部
を有する長尺なロッド部と、固定端と自由端とを有し、
固定端が前記ロッド部の連結端部と逆側の端部に固着さ
れた固定体と、その一端がブームまたはジブに回動可能
に取り付けられるとともに、その他端側が前記固定体に
対してスライド可能に支持され、固定体の自由端から突
出可能なスライド部材と、前記スライド部材と前記固定
体のいずれか一方側の部材に設けられ、その一方側の部
材の長手方向に沿って延びる長穴及びこの長穴よりもロ
ッド部側に位置する穴部と、前記スライド部材と前記固
定体の他方側の部材に設けられ、その他方側の部材の長
手方向に沿って互いに所定の間隔で位置する複数のピン
挿入穴とを具備し、前記長穴または穴部と前記複数のピ
ン挿入穴とにわたってピンを選択的に挿入することによ
り、前記固定体の自由端からのスライド部材の突出量を
変化させて、ブームに対するジブの傾斜角度を変化させ
ることができるとともに、最もロッド部側に位置するピ
ン挿入穴と隣合うピン挿入穴に前記長穴のロッド部側端
部が対向一致した状態から、スライド部材が固定体に対
してロッド部側にスライドされると、最もロッド部側に
位置するピン挿入穴が前記穴部と対向一致して、ジブが
ブームに対して略平行に位置されることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施
形態に係る一対のテンションロッド1,1を用いてジブ
30をブーム50の前方に張り出した状態を示してい
る。図示のように、テンションロッド1は、長尺な棒状
部材であるロッド本体2と、ロッド本体2の基端に固着
された第1の固定体3と、ロッド本体2の先端に固着さ
れた第2の固定体4と、第2の固定体4にスライド自在
に挿入されたエクステンション部材5とから成り、第1
の固定体3がブーム50の先端側に取り付けられるとと
もにエクステンション部材5がジブ30の先端側に取り
付けられることにより、ブーム50の先端側に張り出さ
れたジブ30に突張力を付与する。
【0018】ブーム50の先端には、図示しないワイヤ
ロープが掛け渡されるシーブ52を有するブームヘッド
54が設けられている。このブームヘッド54には、垂
直ピン56を中心に水平方向に回動可能な一対のアーム
58,58が取り付けられている。また、一対のアーム
58,58の先端には、ジブ30とテンションロッド1
とが取り付けられる取付体60が固着されている。取付
体60の両側にはそれぞれ、ジブ30の基端が接続され
るジブ取付部62と、各テンションロッド1,1の第1
の固定体3が接続されるロッド取付部64とが設けられ
ている。
【0019】ジブ30は、ジブ本体30aと、このジブ
本体30aから延在する一対の脚部30b,30bとに
よって構成されている。一対の脚部30b,30bは、
取付体60の両側のジブ取付部62に接続され且つジブ
取付部62に取付けられる水平ピン59を中心に回動可
能なジブ30の基端部を構成し、ジブ30の基端側に向
かって二股状に外側に広がって延在している。つまり、
ジブ30は、その基端側から先端側に向かって先細りに
形成され、全体として偏平な略V字形状(梯子状)にな
っている。
【0020】また、ジブ本体30aは、その先端に、シ
ーブ37を備えたシーブブロック38を有している。ジ
ブ本体30aの上面には、一対のロッド取付部31,3
1が設けられている。これらのロッド取付部31,31
にはそれぞれ、各テンションロッド1,1の第2の固定
体4に挿入されたエクステンション部材5が取り付けら
れる。
【0021】なお、図中65はスプリングから成るバッ
クストッパであり、このバックストッパ65は、ジブ3
0と取付体60とを接続して、煽り現象に伴う反動によ
ってジブ30がジブ取付部62を中心に回動して後側に
倒れることを防止する。
【0022】このような構成では、垂直ピン56,56
を中心にアーム58,58を180度手元側に反転させ
ると、ジブ30とテンションロッド1,1とが図1に示
すような取り付け状態のまま手元側に反転してブーム5
0の側面に沿って格納される。
【0023】図2は、エクステンション部材5を取り除
いたテンションロッド1の詳細を示している。図示のよ
うに、第1の固定体3は、管状のロッド本体2の基端に
固着され且つ互いに対向する一対の板部3a,3aから
成る。各板部3a,3aの基端部にはピン穴10が形成
されている。この場合、各板部3a,3aのピン穴1
0,10同士は互いに対向して位置している。また、こ
れらのピン穴10,10には、第1の固定体3を取付体
60のロッド取付部64に対して回動可能に取付けるた
めの水平ピン57(図1参照)が挿入される。
【0024】第2の固定体4は、ロッド本体2の先端に
固着され且つ互いに対向する一対の板部4a,4aから
成る。各板部4a,4aの先端部は、第2の固定体4か
らのエクステンショ部材5の抜けを防止するストッパを
兼ねる接続板13a,13bによって、互いに接続され
ている。具体的には、板部4a,4aの先端部の上面同
士が上側接続板13aによって接続され、板部4a,4
aの先端部の下面同士が下側接続板13bによって接続
される。なお、これらの接続板13a,13bは、第2
の固定体4(板部4a,4a間)にエクステンション部
材5が組み入れられた後に、板部4a,4aに対して溶
接される。
【0025】各板部4a,4aには、その長手方向に沿
って略等しい間隔で、4つのピン挿入穴12a〜12d
が形成されている。この場合、各板部4a,4aの対応
するピン挿入穴12a,12a(12b〜12dも同
様)同士は互いに対向して位置している。
【0026】また、本実施形態では、第2の固定体4の
最も先端側に位置する第1のピン挿入穴12aと、第1
のピン挿入穴12aの基端側に順次位置する第2および
第3のピン挿入穴12b,12cはそれぞれ、エクステ
ンション部材5の後述する第1の長穴18(図3参照)
の長さ範囲内で設けられている。すなわち、図5に示す
ようにエクステンション部材5を第2の固定体4に所定
量挿入した状態(具体的には、第3のピン挿入穴12c
が第1の長穴18の基端側に対向一致した状態)では、
これら3つのピン挿入穴12a〜12cが同時に第1の
長穴18と対向一致し得るようになっている。この場
合、最先端に位置する第1のピン挿入穴12aは、ブー
ム50に対するジブ30のオフセット角度が45°にセ
ットされるような位置に設けられている。すなわち、第
2の固定体4に挿入されたエクステンショ部材5の第1
の長穴18に第1のピン挿入穴12aを通じて突出規制
ピン60(第2の固定体4の先端からのエクステンショ
部材5の突出量を規制するためのピン…図5または図6
参照)が挿入されると、第1の長穴18の基端が突出規
制ピン60に突き当った状態で、ジブ30のオフセット
角度が45°にセットされるようになっている(図7の
(イ)参照)。また、第2のピン挿入穴12bはジブ3
0のオフセット角度が25°にセットされるような位置
に設けられ、第3のピン挿入穴12cはジブ30のオフ
セット角度が5°にセットされるような位置に設けられ
ている。すなわち、第2のピン挿入穴12bを通じて第
1の長穴18に突出規制ピン60が挿入されると、第1
の長穴18の基端が突出規制ピン60に突き当った状態
で、ジブ30のオフセット角度が25°にセットされ
(図7の(ロ)参照)、また、第3のピン挿入穴12c
を通じて第1の長穴18に突出規制ピン60が挿入され
ると、第1の長穴18の基端が突出規制ピン60に突き
当った状態で、ジブ30のオフセット角度が5°にセッ
トされる(図7の(ニ)参照)ようになっている。
【0027】一方、第2の固定体4の最も基端側に位置
する第4のピン挿入穴12dは、第3のピン挿入穴12
cが第1の長穴18の基端に対向一致した図5(図7の
(ニ))の状態からエクステンション部材5を第2の固
定体4内に僅かに押し込んだ状態(図7の(ホ)の状
態)で、エクステンション部材5の後述する第2の長穴
19と対向一致し得るような位置に設けられている。こ
の場合、第4のピン挿入穴12dは、ブーム50に対す
るジブ30のオフセット角度が0°にセットされるよう
な位置に設けられている。すなわち、第2の固定体4に
挿入されたエクステンショ部材5の第2の長穴19に第
4のピン挿入穴12dを通じて突出規制ピン60が挿入
されると、第2の長穴19の基端が突出規制ピン60に
突き当った状態で、ジブ30のオフセット角度が0°に
セットされるようになっている(図7の(ホ)参照)。
なお、第2の固定体4の板部4aの外側面には、第4の
ピン挿入穴12dの近傍に位置して、後述するカバー部
材24のカバー体26を押し上げるための押上部材72
が突設されている。
【0028】図3は第2の固定体4に挿入されるエクス
テンション部材5の詳細を示している。図示のように、
エクステンション部材5は、第2の固定体4の板部4a
の高さと略同一の高さを有する長尺な板状部材5aから
成る。板状部材5aの先端にはピン穴17が設けられて
おり、このピン穴17には、エクステンション部材5を
ジブ30のロッド取付部31,31に対して回動可能に
取付けるためのピン35(図1参照)が挿入される。ま
た、エクステンション部材5には、第2の固定体4に設
けられた第1〜第3のピン挿入穴12a〜12cと同時
に対向一致し得る第1の長穴18が、その長手方向に沿
って設けられている。
【0029】板状部材5aの基端部には、第1の長穴1
8の基端側に位置して、第2の固定体4に設けられた第
4のピン挿入穴12dと対向一致し得る第2の長穴19
が設けられている。そして、この第2の長穴19が設け
られた板状部材5aの基端部は、後述するカバー部材2
4(図4参照)が取付けられるカバー取付部5bとして
形成されている。
【0030】カバー取付部5bは、板状部材5aと一体
に形成される基部23を有している。この基部23は、
その高さが板状部材5aのそれよりも大きく設定され、
エクステンション部材5が第2の固定体4に組み入れら
れた状態でその一部が第2の固定体4の板部4a,4a
から上下に突出するようになっている(図5および図6
参照)。また、第2の固定体4に組み入れられた状態で
板部4a,4aの上方に突出する基部23の部位には、
その両側にカバー取付部材20,20が固着され、ま
た、第2の固定体4に組み入れられた状態で板部4a,
4aの下方に突出する基部23の部位には、その両側に
突起21,21が固着されている。これらのカバー取付
部材20,20と突起21,21は、エクステンション
部材5が第2の固定体4に組み入れられた状態で板部4
a,4aの上面および下面と係合し、第2の固定体4の
接続板13a,13bと共働して、エクステンション部
材5を第2の固定体4に対して支持しつつ、第2の固定
体4の長手方向に沿うエクステンション部材5のスライ
ドをガイドする(図5および図6参照)。また、カバー
取付部材20,20および突起21,21が接続板13
a,13bと当接することにより、第2の固定体4の先
端からのエクステンション部材5の抜けが防止される。
なお、各カバー取付部材20,20にはピン穴22が設
けられており、ピン穴22,22同士は互いに対向して
位置している。
【0031】図4はエクステンション部材5に取付けら
れるカバー部材24の詳細を示している。図示のよう
に、カバー部材24は、エクステンション部材5の各カ
バー取付部材20,20にそれぞれ取付けられる一対の
対向するカバー体26,27を有している。これらのカ
バー体26,27は、そのピン穴29をカバー取付部材
20のピン穴22に対向させるとともにこれらピン穴2
9,22を通じて固定ピン70(図5および図6参照)
を挿入することにより、カバー取付部材20,20に対
して回動可能に取付けられる。また、これらのカバー体
26,27は、2つの連結部材25,28によって互い
に連結されており、エクステンション部材5が第2の固
定体4に組み入れられた状態で第2の固定体4の板部4
a,4aの側方に位置して延在するようになっている。
この場合、一方のカバー体26は、第2の固定体4に設
けられた4つのピン挿入穴12a〜12dをカバーし得
る長さで延在するとともに、エクステンション部材5の
第2の長穴19と対向するようになっている。
【0032】なお、一方の連結板28は、カバー体2
6,27の先端を越えて水平に大きく突出しており、後
述するようにテンションロッド座屈防止用の目印として
機能する。
【0033】図5は、一例として、第3のピン挿入穴1
2cを通じて第1の長穴18に突出規制ピン60が挿入
された状態を示している。このように、本構成の場合
も、従来と同様、第1〜第4のピン挿入穴12a〜12
dのいずれか1つを通じて第1の長穴18もしくは第2
の長穴19に突出規制ピン60が挿入されると、第2の
固定体4からのエクステンション部材5の突出量が規制
される。すなわち、第2の固定体4の4つのピン挿入穴
12a〜12dに対して選択的に突出規制ピン60を挿
入することにより、第2の固定体4からのエクステンシ
ョン部材5の突出量を変化させることができ、これによ
って、テンションロッド1,1の長さを変化させて、ブ
ーム50に対するジブ30のオフセット角度を変化させ
ることができる。
【0034】図6は、エクステンション部材5を第2の
固定体4内に押し込んでカバー体26を第2の固定体4
の押上部材72によって押上げた状態を示している。こ
のように、第2の長穴19が第4のピン挿入穴12dと
対向一致する位置までエクステンション部材5が第2の
固定体4内に押し込められると、カバー体26が押上部
材72によって押し上げられながら固定ピン70を中心
に回動されて、テンションロッド座屈防止用の目印であ
る連結板28が略垂直に起き上がった状態となる。この
ようにカバー体26が押上られた状態では、第4のピン
挿入穴12dを通じて第2の長穴19に突出規制ピン6
0を挿入することが可能となる。
【0035】図7は、第1〜第4のピン挿入穴12a〜
12dのそれぞれに突出規制ピン60を選択的に挿入し
て、ブーム50に対するジブ30のオフセット角度を段
階的に変化させた状態を示している。図中(イ)は第1
のピン挿入穴12aを通じて第1の長穴18に突出規制
ピン60を挿入してジブ30のオフセット角度を45°
にセットした状態、(ロ)は第2のピン挿入穴12bを
通じて第1の長穴18に突出規制ピン60を挿入してジ
ブ30のオフセット角度を25°にセットした状態、
(ニ)は第3のピン挿入穴12cを通じて第1の長穴1
8に突出規制ピン60を挿入してジブ30のオフセット
角度を5°にセットした状態、(ホ)は第4のピン挿入
穴12dを通じて第2の長穴19に突出規制ピン60を
挿入してジブ30のオフセット角度を0°にセットした
状態をそれぞれ示している。
【0036】ジブ30のオフセット角度が0°にセット
された(ホ)の状態では、垂直ピン56,56を中心に
アーム58,58を180度手元側に反転させると、ジ
ブ30とテンションロッド1,1とが図1に示すような
取り付け状態のまま手元側に反転してブーム50の側面
に沿って略平行に格納される(図9参照)。したがっ
て、ジブ格納状態でジブ30がブーム50の下方に突出
することがなく、格納状態のジブ30によって走行時お
よび作業時の視界が妨げられたり、ジブ30と障害物と
が干渉する等の不具合が生じない。
【0037】また、ジブ30のオフセット角度が0°に
セットされた(ホ)の状態では、第2の長穴19に対向
して位置するカバー体26が押上部材72によって押し
上げられ、テンションロッド座屈防止用の目印である連
結板28が略垂直に起き上がった状態となる。したがっ
て、オペレータはジブ30のオフセット角度が0°にセ
ットされた状態を視覚的に認識することができ、この状
態でクレーン作業が行なわれることが防止される。すな
わち、ジブオフセット角度が0°の状態でのクレーン作
業で懸念されるテンションロッド1,1の座屈が防止さ
れる。
【0038】また、図中(ハ)は、第2の長穴19が第
3のピン挿入穴12cと対向一致した状態を示してい
る。この状態では、片側の第3のピン挿入穴12cがカ
バー体26によって覆われるため、第3のピン挿入穴1
2cと第2の長穴19とにわたって突出規制ピン60を
挿入することができない。無論、カバー体26を手動で
押し上げれば、第3のピン挿入穴12cと第2の長穴1
9とにわたって突出規制ピン60を挿入することができ
るが、この場合には、設定されたオフセット角度を得る
ことができない。エクステンション部材5が2つの長穴
18,19を有していると、外側からは2つの長穴1
8,19のどちらに突出規制ピン60が挿入されている
かを容易に認識することができず、時として図中(ハ)
に示すような状態でピン60の差し間違いが起こる可能
性がある。しかし、本構成では、カバー部材24が第2
の長穴19が位置する部位に設けられているため、この
ような誤操作を未然に防止することができる。
【0039】なお、図中(ヘ)は(ホ)の状態でのテン
ションロッド1のストロークエンドを示している。以上
説明したように、本実施形態のテンションロッド1のエ
クステンション部材5には、第1〜第3のピン挿入穴1
2a〜12cと対向一致し得る第1の長穴18と、第1
の長穴18の基端側に位置し且つ第4のピン挿入穴12
dと対向一致し得る第2の長穴19とが設けられている
ため、第3のピン挿入穴12cと第4のピン挿入穴12
dとの間隔を大きくとることができる。すなわち、従来
のようにエクステンション部材5の1つの長穴18に対
応してオフセット角度の間隔が狭いこれらのピン挿入穴
12c,12d同士を第2の固定体4に設けようとする
と、ピン挿入穴12c,12d同士が接近してしまい、
ピン挿入穴12c,12dの強度が弱くなるが、本実施
形態のように、第1の長穴18とは別個に第4のピン挿
入穴12dと対向一致し得る第2の長穴19を設けれ
ば、オフセット角度の間隔が狭いこれらのピン挿入穴1
2c,12d同士を大きく離間させて設けることがで
き、ピン挿入穴12c,12dの強度を弱くさせないで
済む。その結果、最小オフセット角度の近傍でジブ30
のオフセット角度を細かく設定でき、小さなオフセット
角度でのクレーン作業とブーム50の長手方向に沿うジ
ブ30の良好な反転格納とを同時に実現することができ
る。
【0040】また、本実施形態では、カバー部材24が
第2の長穴19が位置する部位に設けられているため、
ピン60の差し間違いを未然に防止できるとともに、第
2の長穴19が第4のピン挿入穴12dと対向一致する
位置までエクステンション部材5が第2の固定体4内に
押し込められると、カバー体26が押上部材72によっ
て押し上げられて、テンションロッド座屈防止用の目印
である連結板28が略垂直に起き上がった状態となるた
め、テンションロッド1を座屈させる危険性のあるオフ
セット角度でのクレーン作業の実行を阻止することがで
きる。
【0041】なお、本実施形態において、第2の長穴1
9は、ピン60を挿入し得る最小限の大きさの丸穴とし
て形成されていても良い。また、本実施形態では、テン
ションロッド座屈防止用の目印である連結板28が略垂
直に起き上がった際に作動するリミットスイッチ等の検
出手段を設け、この検出手段からの検知信号によってク
レーン作業が阻止されるようにしても良い。すなわち、
ジブ30のオフセット角度が0°にセットされた状態で
前記検出手段によりクレーン作業の実行が阻止されるよ
うにしても良い。また、本実施形態では、第3のピン挿
入穴12cと第4のピン挿入穴12dとの間隔を大きく
とるために、エクステンション部材5に2つの長穴1
8,19が設けられたが、このような技術的思想は、他
のピン挿入穴同士の関係においても適用可能である。す
なわち、ジブ30のオフセット角度を細かく設定するた
めにピン挿入穴を多数設ける場合(すなわち、ピン挿入
穴同士の間隔が狭くなる場合)においても、適用可能で
ある。具体的には、オフセット角度が45度に設定され
る第1のピン挿入穴12aと例えばオフセット角度が4
0度に設定される別個のピン挿入穴Sとを固定体4に設
ける場合には、この別個のピン挿入穴Sと対応する長穴
を第1の長穴18と別個にエクステンション部材5に設
ければ、ピン挿入穴Sと第1のピン挿入穴12aとの間
の間隔を狭くしないで済む。また、本実施形態では、固
定体4に2つの長穴18,19が設けられ、エクステン
ション部材5にピン挿入穴12a〜12dが設けられて
いても良い。この場合は、ピン挿入穴12a〜12dと
オフセット角度との対応関係が本実施形態と逆になる。
また、本実施形態では、第2の固定体4がブーム50の
先端側に取り付けられるとともに第1の固定体3がジブ
30の先端側に取り付けられていても良い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のテンショ
ンロッドによれば、最小オフセット角度の近傍でジブの
オフセット角度を細かく設定でき、小さなオフセット角
度でのクレーン作業とブームの長手方向に沿うジブの良
好な反転格納とを同時に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る一対のテンションロ
ッドを用いてジブをブームの前方に張り出した状態を示
す図である。
【図2】(a)はエクステンショ部材を取り除いた本発
明の一実施形態に係るテンションロッドの平面図(上面
図)、(b)は(a)のテンションロッドの側面図、
(c)は(b)のA−A方向に沿う断面図である。
【図3】(a)は本発明の一実施形態に係るテンション
ロッドを構成するエクステンショ部材の側面図、(b)
は(a)のB方向矢視図である。
【図4】図3のエクステンショ部材に取付けられるカバ
ー部材の平面図、(b)は(a)のカバー部材の側面
図、(c)は(a)のカバー部材の正面図である。
【図5】(a)は本発明の一実施形態に係るテンション
ロッドの部分側面図、(b)は(a)のC方向矢視図で
ある。
【図6】本発明の一実施形態に係るテンションロッドの
部分側面図である。
【図7】図1のテンションロッドの長さを変化させて、
ブームに対するジブのオフセット角度を段階的に変化さ
せた状態を示す図である。
【図8】(a)は従来のテンションロッドを用いてジブ
をブームの前方に張り出した状態を示す図、(b)は
(a)のテンションロッドの拡大図である。
【図9】テンションロッドとジブとをその取付け状態の
まま反転させてブームの側面に沿って格納した従来例を
示す図である。
【符号の説明】
1…テンションロッド 4…固定体 5…エクステンション部材(スライド部材) 12a〜12d…ピン挿入穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーン装置のブームの先端とブームの
    前方に回動可能に張り出されたジブの先端とを連結して
    ジブに突張力を作用させるテンションロッドにおいて、 ブームまたはジブに回動可能に取り付けられる連結端部
    を有する長尺なロッド部と、 固定端と自由端とを有し、固定端が前記ロッド部の連結
    端部と逆側の端部に固着された固定体と、 その一端がブームまたはジブに回動可能に取り付けられ
    るとともに、その他端側が前記固定体に対してスライド
    可能に支持され、固定体の自由端から突出可能なスライ
    ド部材と、 前記スライド部材と前記固定体のいずれか一方側の部材
    に設けられ、その一方側の部材の長手方向に沿って延び
    る長穴及びこの長穴よりもロッド部側に位置する穴部
    と、 前記スライド部材と前記固定体の他方側の部材に設けら
    れ、その他方側の部材の長手方向に沿って互いに所定の
    間隔で位置する複数のピン挿入穴と、を具備し、 前記長穴または穴部と前記複数のピン挿入穴とにわたっ
    てピンを選択的に挿入することにより、前記固定体の自
    由端からのスライド部材の突出量を変化させて、ブーム
    に対するジブの傾斜角度を変化させることができるとと
    もに、 最もロッド部側に位置するピン挿入穴と隣合うピン挿入
    穴に前記長穴のロッド部側端部が対向一致した状態か
    ら、スライド部材が固定体に対してロッド部側にスライ
    ドされると、最もロッド部側に位置するピン挿入穴が前
    記穴部と対向一致して、ジブがブームに対して略平行に
    位置されることを特徴とするテンションロッド。
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