JPH03503241A - 胚幹細胞のインビトロ増殖 - Google Patents

胚幹細胞のインビトロ増殖

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 胚幹細胞のインビトロ増殖 本発明は、以面に発見され、確認された分子である、白血病抑制因子(LIF) の、インビトロの胚幹細胞の分離および増殖における用途に関するものである。
胚幹(ES)細胞、すなわち胞胚の多能性外植は、インビトロで培養され操作さ れ、次いで生殖細胞系を含む全組織に正常に寄与するように胚環境に戻され得る [総説として、ロバートソン・イー・ジエイ(1986年)トレエズ・イン・ジ エネテイクス第2巻、9−13頁参照]。インビトロで増殖されるES細胞は、 生殖細胞系キメラを含むキメラを形成するのに効果的に寄与し得るのみならず、 またさらにこれらの細胞はそれらの能力を失うことなくインビトロで操作でき、 生殖細胞系キメラを生成し得る[ロバートソン、イー・ジエイら(1986年) 、ネーチャー・第323巻、445−447頁コ。
ES細胞は、すなわちトランスジェニックマウスのようなトランスジェニックの 動物の発生のための経路を提供するもので、その経路は上記の動物に新規の遺伝 子の物質を導入するための接合体注入およびウィルス感染のような、既知の技術 と比較してより多くの重要な利益を有している[ワグナ−およびステワード(1 986年)エクスペリメンタルアプローチス・ツー・エンブリョニック・デベロ ップメント。ロサントおよびベダセン編集、ケンブリッジ、ケンブリッジ・ユニ バーシティプレス。先ず、関心のある遺伝子を導入し、その挿入および発現はイ ンビトロで確認し得る。次に、ES細胞生育への導入される遺伝子の効果はイン ビトロで研究され得る。第3番目に、新規の導入された遺伝子を持っている確認 したES細胞は、胞胚注大または胚凝集により胚に効果的に導入され得、産生ず るトランスジェニックのキメラの発育での導入された遺伝子の結果は、出生の前 後の間モニターし得る。第4番目に、導入された遺伝子を統合するES細胞ゲノ ムの部位は、遺伝子標的および遺伝子置換への道を用いたままで操作し得る[ト ーマス、ケイ・アール・およびカベキイ、エム・アール(1987年)セル第5 1巻、503−512頁]。
しかし、ES細胞および成るEC(胎生期癌)細胞系は、線維芽細胞のフィーダ 一層上で培養した場合[ネズミSTO細胞のような、たとえば、マーチン、ジー ・アールおよびエバンス、エム・ジェイ(1975年)ブロンンディング・オブ ・ナショナル・アカデミイ・オブ・サイエンス・ニーニスエイ第72巻、144 1−1445頁]またはある細胞により調整された培地で培養した場合(たとえ ば、クープマン、ピーおよびコドン、アール・シイ−・エッチ(1984年)エ キスペアリメンタル・セル・リサーチ−第154巻、233−24211ニスミ ス、エイ・シイ−・およびツーパー。エム・エル・(1987年)デベロブメン タル・バイオロジー第121巻、1−91頁]、インビトロで幹細胞表現型をわ ずかに保ち得ることが知られている。フィーダー細胞または調整培地が存在しな いと、ES細胞は、自然的に広くいろいろな細胞型に分化し、胚形成の間および 成熟した動物に見い出されものと類似したものになる。しかし、ES細胞の分化 多能性の維持に関与する因子は、はとんど特性がわかっていない。
本発明に至る研究において、LIFは、インビトロで分化多能性ES細胞の維持 において、フィーダ一層(または調整培地)と置換しつるかまたはこれに添加し うろことが見い出された。
LIFは、既にエシェリヒア・コリおよび酵母細胞の両方から精製組み換え体の 形で精製され、クーロン化され、多量に生成された蛋白質である(国際特許出願 、第PCT/AU88100093号、1988年3月31日出願)。LIFは 、その性質が下記を含む因子として定義された。
■、それは、白血病細胞の分化を伴なって、Ml細胞のような骨髄性白血病の増 殖を抑制する能力を持っている、そして2、それは、Ml細胞上またはネズミま たはヒトのマクロファージ上の特異的細胞レセプターとの結合においてネズミL IFまたはヒトLIFの特定配列(国際特許出願、第PCT/AU8 B100 093号により定義される)を有する分子と競合する。ネズミおよびヒトLIF について以前に開示された生物学的特性以外に、LIFは現在以下に示す特性を 持っていることが見い出された:(a)それは、フィーダー細胞の不存在下でE S細胞のインビトロ分化多能性表現型の誘導および維持を可能にする。
(b)それは、前述のES細胞がLIFの存在下でインビトロ継代後、胚環境に 再導入した場合、マウスのようなキメラ動物の体細胞および生殖細胞系組織に寄 与することを可能にする。
(C)それは、ネズミES(EKcs−1(CS 1として既知)およびD3) およびEC(PCO2−3AおよびF9)細胞の高親和性レセプターとの選択的 結合を示す: そして、 (d)”’ I −L I Fの高親和性レセプターへの特異的結合は、インシ ュリン、IGF−I、IC;F−n、酸性および塩基性F’GF、 TGFβ、 TNFα、TNFβ、NGF、PDGF、EGF、IL−1、IL−2、I L −4、GM −CS F、 G −CS PSMueti −C5Fと競合せず 、またエリスロボイエチンとも競合しないが、ネズミおよびヒトLIFと競合す る。
したがって、本発明の第1の特徴は、インビトロでの動物胚からの胚幹(ES) 細胞の分離方法に関するものであり、その方法は、該ES細胞の発育に充分であ る時間および条件下、有効量の白血病抑制因子(LIF)を含んでいる培地中で 該胚からES細胞を誘導することよりなる。用いた胚は、ヒトおよび鳥類(たと えば、チキン)、マウス、ヒツジ、ブタ、ウシ、ヤギおよび魚のような多くの他 の動物種を含む、しかしこれらに限定されない、動物から分離され得る。
本発明の第2の特徴は、それらの多能性表現型を保ちつつ間、インビトロで動物 胚幹(ES)細胞を維持する方法を意図するものであり、その方法は、該細胞を 維持するのに充分である条件下、有効量の白血病抑制因子(LIF)を含んでい る培地で該細胞を培養することよりなる。本発明のこの特徴によるES細胞は、 ヒト、マウス、鳥類(たとえば、チキン)、ヒツジ、ブタ、ウシ、ヤギおよび魚 からの細胞を含む。培地に用いるLIFは、国際特許出願、例えば第PCT/A U 88100093号に記載された方法により、生成された組み換えLIFで あることが好ましい。本発明によると、組み換えLIFおよび特に組み換えヒト およびネズミLIFは、インビトロでのES細胞を維持する際に、フィーダ一層 または調整培地の有効な置換物または付加物であることが明らかにされた。本明 細書において、組み換えLIFは、国際特許出願、第PCT/AU881000 93号に記載の方法を用いてイー・コリおよび酵母で生成されるが、しかじ哺乳 動物および昆虫細胞を含む他の宿主で生成される組み換えLIFおよび合成LI Fも本発明の範囲内にある。
他の特徴では、本発明は、LIFを含んでいる培地での通過により動物胚から誘 導されるES細胞、挿入された付加的遺伝物質をもっているかかるES細胞およ びキメラマウスのようなキメラ動物およびLrF含打培地でインビトロで維持さ れたES細胞を用いて既知の技術により産生される該動物のトランスジェニック の子孫に及ぶ。
すなわち、本発明は、ヒト、マウス、鳥類(たとえば、チキン)、ヒツジ、ブタ 、ウシ、ヤギおよび魚からのES細胞の生成および維持、およびマウス、鳥類( たとえば、チキン)、ヒツジ、ブタ、ウシ、ヤギおよび魚のような動物種から分 離したES細胞を用いるトランスジェニックのキメラ動物およびそれらのキメラ 遺伝子の子孫の生成に拡大する。本発明は、またたとえばインビトロ受精および 他の手法で用いるために、ヒトおよびウソの生殖細胞ならびに胚細胞のような他 の動物種の生存および生長を調節するための培地でのLIFの使用を含む。
本発明は、また下記の図に基づいて記述され得る。
第1図は、異なる濃度のLIF’のES細胞に対する効果を示しているグラフで ある。
第2図は、LIFの存在下および不存在下でのES細胞形態学を示す図である。
第3図は、ES細胞CEKcs−1)およびEC細胞(F9およびPCCIA) への”’r−L[F’の結合を示しているグラフ(AおよびC)と図(B)であ る。
本発明は、インビトロの動物胚からの胚幹(ES)細胞の分離および維持方法に 関するものであり、その方法は、上記のES細胞の誘導および/または維持に充 分な時間および条件下で、有効量の白血病抑制因子(L I P)含有培地中の 上記胚から該ES細胞を誘導および/または維持することよりなる。動物胚は、 ヒト、マウス、鳥類(たとえば、チキン)、ヒツジ、ブタ、ウシ、ヤギおよび魚 のような多くの動物種から分離され得る。本明細書での“動物胚”の表現は、“ 動物胚盤胞′の意味を含む。さらに本発明は、ネズミES細胞とヒト1.IF( 異種系)およびネズミES細胞とネズミI、 I P(同種系)を用いて例証さ れる。これは、本発明がヒト、マウス、鳥類(たとえば、チキン)、ヒツジ、ブ タ、ウシ、ヤギおよび魚のような動物種からの動物胚により異種系および同種系 の全ての動物種からのLIFを考慮しているということである。ある状態では、 異種系は効果的に働くが、同種系を用いることが好ましい。本明細書での教示が 得られれば、同種系または異種系が特殊な動物ES細胞を分離または維持するた めに必要であるかどうかを確認することは熟練者にとって日常的作業である。
“培地′は、ES細胞の生育を支持することができる適当な培地を意味する。本 発明の実施に有用な適当な例は、イグール培地またはその修飾あるいは同効培地 、例えば5容量%−30容量%胎児の子牛血清、必要な場合、0.01−1.0 mMβ−メルカプトエタノール、好ましくは約0 、1 mmβ−メルカプトエ タノールのような補足物を加えたダルベ) (D ulbecco)またはグラ スゴウズ(G lasgows)修飾イーグル(E agle)培地である。培 地は、フィーダー細胞を含んでも含まなくてもよく、LIFは、上記のフィーダ ー細胞に代えて、またはさらに添加して用いられ得る。所望の場合、LIPまた はさらに詳細には合成または組み換えLIFは、約100−1000000単位 IRQ、好ましくは約too−100000単位/xf2、さらに好ましくは5 00−10000単位IRQの濃度で培地に添加され、ここに50単位は、1ミ リリツトル中でネズミM骨髄性細胞によるクーロン形成を50%減少させLIF 量として定義される。“組み換えLIF”は、たとえば国際特許出願第P CT /AU 88100093号に従って、たとえば細菌[たとえば、イー・コリ] または酵母細胞のような多くの宿主が用いられ得る遺伝子操作方法により製造さ れるL I Fを意味する。本発明によると、効果的誘導時間は1日−20週間 、詳細には1−8週間である。
本発明の他の特徴は、分化多能性表現型を保って、インビトロで動物ES細胞を 維持する方法を意図しており、その方法は上記細胞を維持するのに充分な条件下 で有効量のLIPを含んでいる培地で上記細胞を培養することよりなる。本発明 のこの特徴とするES細胞は、ヒト、マウス、鳥類(たとえば、チキン)、ヒツ ジ、ブタ、ウシ、ヤギおよび魚から誘導される細胞を含む。動物胚からのES細 胞の分離による場合、前述の方法で用いられるLIPは好ましくは組み換えi、  T Fである。培地はフィーダー細胞を含んでも含まなくてもよい。
本発明によると、“分化多能性細胞′および“胚幹細胞“は、全ての体細胞およ び生殖細胞直系へ分化する発育能を保つ細胞である。
幹細胞表現型ES細胞を維持する組み換えLIFの能力は、精製酵母誘導組み換 えヒトL I F(rY−HL I F)またはイー・コリ誘導組み換えマウス L I F(rE−ML I P)のさまざまな濃度の存在下、通常の細胞培地 にESS細胞系およびHD5を移植することによる示される。rY−MLIFま たはrE−MLIF’の1000−5000単位/峠の濃度で、90%以上のD 3およびHD5  ES細胞はそれらの幹細胞表現型を保つ。対照的に、通常の 培地に維持されるES細胞は3−6日の期間以上で分化した。幹細胞表現型をも っているコロニーの割合は培地中のLXFの濃度に関連している。樹立したES 細胞系の維持に加えて、6つの新規ES細胞系(MBL−1,2,3,4,5お よび6)が、培地に1000単位/xQrE−HL I Fが補足された場合、 フィーダー細胞が欠除した胚盤胞から分離された。22継代までの間LIF中で ES細胞系D3、HD5およびMBL−1〜6を長期維持(約100細胞世代ま たは10週)したが、これらのES細胞の生育特性またはLIFに対するこれら の用量依存性の著しい変化はなかった。ES細胞の全ての体細胞および生殖細胞 直系への分化能力は、胚盤胞へのD3およびMBL−1細胞の再導入により確認 された。分析した約50%の子孫は、個々のマウスに90%と同じ高い明白なキ メリズムのレベルで注入したES細胞から誘導される組織を含む。ES誘導細胞 の生殖細胞系伝達テストのため、雄キメラをC57BL/6Jマウスと支配した 。
3つのD3および2つのMBL−I  C57BL/6Jキメラは、これらのE S細胞が生殖細胞の生成に寄与し得ることを確認しているアグーチ子孫を発生さ せた。
本発明は、また本明細書で考察したES細胞を用いる既知の技術により生成され るキメラ動物に関するものである。これらのES細胞は動物胚から分離および/ または主題の発明によるインビトロで維持され得る。さらに、遺伝学的に操作さ れたES細胞は、LIF中で継代され、キメラ動物を作るのに用いられ得る。た とえば、ネオマイシン耐性およびc−src”’に遺伝子をプログラムしている レトロウィルス・ベクター[N−TK527:pXTlから誘導;ター・エイ・ プルターおよびイー・エフ・ワグナ−(1987年)ヌクレイ・ツク・アンズ・ リサーチ、第15巻、7194頁コを含んでいる遺伝学的に操作したES細胞は 、LIFの存在下ではあるがフィーダー細胞の不存在下20以上の継代により、 増殖された。これらの細胞は、正常キメラの生成:さらに胚盤胞注入による着床 前肢へのこれらの細胞の導入により判定されるように分化能力を保った。
本発明のLIFの用途のより詳細は下記の実施例から認められ得る。
実施例1 本実施例は、LIFでインビトロのES細胞を維持し、継代したES細胞を用い てキメラマウスを生成するのに用いた段階を詳しく述へる。
第1段階 インビトロ増殖 用いたES細胞は、129sVHe胚盤胞から分離したD3[ドエヂンマン、テ ィー・ノイーら(1985年)ツヤ−ナル・オブ・エムブリオロジー・アンド・ エキスペリメンタル・モルフオロジー第87巻、27−45頁]、EKcs − 1(CS lとして既知)[ワグナ−。
イー・エフら(1985年)コールド・スプリング・ハーバ−・ノンボンラム・ クオンティテユティブ・バイオケミストリイ第50巻、691700頁コおよび HD 5 [ソイ−・ステワード(発表せず)ES細胞系およびC57BL/6 .J胚盤胞から分離したCBL63[アール・ケムラー(出版せず)ES細胞で あった。LIFでの培養の前に、D3およびCl5L63細胞を、第一次胚線維 芽細胞のフィーダ一層で15容量%の胎児の子牛血清を加えたダルベコ修飾イー グル培地に維持し、EKcs−1およびHD5  ES細胞を襄癌細胞系563 7(ATCC第HTB9号]により調整された培地の存在で、15容量%の胎児 の子牛血清および0 、1 mMβ−メルカプトエタノールを加えたイーグル培 地で維持した。
組み換えLTFES細胞の幹細胞表現型維持能力を、精製酵母誘導組み換えヒト LrF(以下rY−HLIFと称する)またはイー・コリ誘導組み換えマウスL  I F(rY−ML I FX国際特許出願第PCT/AU88100093 号により開示)のいろいろな濃度の存在で、正常細胞培地に系D3およびHD5 のES細胞を転移することにより示した。結果を第1および第2図に示す。第1 A図で80%の5637調整培地中、84I!代あらかじめ維持したHDS細胞 を0−5000単位、Q−1の精製組み換え酵母誘導ヒトLIF(H−L I  F、以下参照)(−一一)または精製組み換えエシェリヒア・コリ(E、 Co 11)誘導マウスL I F’(M−L I F、以下参照)(〇−〇)を含ん でいる培地に転移した。さらに1000単位xQ−1H−L、IFを含んでいる 培地で1B継代維持したHD5細胞を、次に0−1000単位x(!−’M−L  I F(・−・)に転移した。第1B図で、10通過でマウス胚線維芽細胞で lO継代維持したD3細胞を、 1000−5000単位ttrQ−’H−L  I Fを含んでいる培地に転移し、さらに7または1B継代後、この細胞を(1 −5000単位IC−’H−LIF(■−■)または0−1000単位ptQ− ’M −L I P (・−・)をそれぞれ含んでいる培地に転移した。第2図 は組み換えLIFの存在でES細胞形態学を示す。80%5637調整培地の存 在で培養したHD5E5細胞を1000単位酎−’M−L I Fを含んでいる 培地(A)または通常培地(B)に転移することにより、精製組み換えしIFの 幹細胞表現型維持能力を検定した。7日後、コログーをギームサで染色した。コ ンパクトな幹細胞コロニーを散漫な分化したコロニーと区別することができた。
H−LIF中1中縦5継D3細胞を1000単位屑Q.−’M− L I Fを 含んでいる培地(C)または通常培地(D)に転移することにより、分化能力を 検定した。2つのD3コロニー型の細胞の免疫蛍光を、幹細胞−特異的細胞一表 面抗原を認識するECMA−7モノクロ一ナル抗体を用いて実施した。
細胞−表面−特異的免疫蛍光を1000単位婦−1組み換えLIFを含んでいる 培地に維持した細胞90%以上で(E)、しかし通常の培地に維持した細胞1% 以下で(F)検定した。(F)で示した図の範囲は21細胞を含む。第1図およ び第2図から、1000−5000単位/xQ rY−HL I FまたはrE −MLIFに維持した90%以上のES細胞がそれらの幹細胞を保つことが示さ れる。対照的に、通常培地に維持したES細胞は、3−6日の期間を越えると分 化した。用いたrY−HLIFまたはrE−MLIFの種々の濃度は、培養68 後細胞数に著しい変化を示さず、LIFで生育し得る特異的サブポビュレーンヨ ンに対する選択性かないことを指示した。同じ結果は酵母誘導rMLIFをを用 いて得られ、また国際特許出願第PCT/AU8 810 O 0 9 3号に 開示した。第1図のデータは、Ml骨髄性白血病細胞に対するヒトLIFの作用 について既に記述された[グー、エフ・エム(1988年)プロシディング・オ ブ・ナショナル・アカデミイ・オブ・サイエンス・ニーニスエイ第85巻、26 21−2627頁コように、ヒトLIFがマウスES細胞に作用することを指示 する。第1図のデータは、また、M1骨髄性白血病細約に対するLIFの作用に ついて以前に記述された通り、ES細胞に対するL I Fの作用が、グリコジ ル化と無関係であることを指示する。
4つのES細胞系、D3、EKcs −1,、CBL 63およびHD5を、1 000−5000単位/xQ rY−HL I Fを含んでいる培地に22継代 維持した(10週または約100世代)。rY−HLIF中ES細胞を長期維持 しても、細胞の生育特性の著しい変化はなかった。さらに、培地からLIFの減 少または除去の結果、膀胱癌5637条調整培地またはマウス線維芽細胞のフィ ーダ一層から直接に外部移植したものと同じキネティクスでES細胞が分化した (たとえば、第1図および第2図参照)。LTFの存在で、多数の継代の間培養 した幹細胞表現型ES細胞を、細胞−表面一幹細胞一特異的抗原を認識するEC MA−7抗体での免疫蛍光により確認した[ケムラー、アール、プログレスイン デベロップメンタル・バイオロジイ第26巻、ソイラー、エッチ・ダブリュ編集  175頁:フイシャー(F 1sher)、スットガート(S tuttga rt)、1980年]:L I Fの存在下で培養したES細胞は、幹細胞マー カーを発現したが、LTFの不存在では1%以下しか発現しなかった(第2回) 。
第2段階 ES細胞系の分離 ネズミ胚盤胞は、15容量%の胎児の子牛血清、0 、1 mMβ−メルカプト エタノールおよび1000単位/lQ精製rE−HLIFを加えたジルベコ培地 またはグラスゴ修飾イーグル培地のいずれかでの4日の発育て(1日−プラグの 日)129SVHeマウスから分離した。ES細胞系を次に2つの異なる方法論 により分離した。
最初の方法において、胚盤胞を培養皿に付着させておき、約7日の発芽後成長し ている内部細胞塊をはぐし、トリプシン処理し、同じ培地での他の培地器に移し た。ES細胞コロニーは、外部移植各内部細胞塊から発生する5−7の間の個々 のコロニーを共に2−3週後出現した。次いでES細胞系を別の分析用に膨張さ せた。EC細胞系を分離する2番目の方法は、内部細胞塊を外部移植する前に抗 マウス抗体を用いて栄養外胚葉細胞を破壊する免疫蛍光[マーチン、ノイー・ア ール(1981年)プロンディング・オブ・ナショナル・アカデミイ・オブ・サ イエンス・ニーニスエイ第78巻、7634−7638頁]を用いた。ES細胞 系分離の効果を第1表で示す。
第3段階 キメラマウスの生成 全てのES細胞系は、フィーダー細胞の不存在下でLiFの存在下で培養(第1 段階に示した)または直接にLIFを含んでいる培地の助けをかり分離しく第2 段階に示した)、多数の細胞型への分化能力を有し、それに続くこれらの細胞が 分化多能性表現型を保つことを示すL [Fの除去を示した。それらの発育能を 確認するために、L I F中維持されたD3  ES細胞および7−22継代 、14−i7継代維持させたMBL−I  ES細胞を、胚盤胞注入により胚環 境に再導入した[ウィリアムスら(1988年)セル第52巻、121−131 頁に記載されるように]。胚盤能を、非近交系ICRマウス系または近交系C5 7BL/6Jマウスから分離した。膨張した胚盤胞を培養の前に4℃で10分間 油滴培養に維持した。ES細胞を個々のコロニーを採集することにより調製し、 それは次にりん酸緩衝食塩液、0.5mMEGTAで5分間培養した:単細胞懸 濁液を1容量%のヒョコ血清を含んでいるトリプンターEDTA溶液中、4℃で さらに5分間インキュベーションして調製した。5−20のES細胞[10容量 %胎児子牛血清および20mM HEPES[pH8]で緩衝した3000単位 /RρDNAアーゼで1を有するジルベコ修飾イーグル培地で]を各胚盤胞に注 入した。胚盤胞を偽妊娠の受容細胞に転移し、正常に発育させた。キメラマウス を被覆マーカーにより同定した[ホーガンら(1986年)(マクプレテング・ ザ・マウス・エムブリオ、コールド・スプリング・ハーバ−、ニューヨーク。続 くキメラマウスの分析から、約50%に達している子孫が、個々のマウス中90 %と同じ程度に高い明白なキメリズムのレベルで、注入した細胞から誘導される 組織(第2表)を含有することが明らかにされた。さらに、4つのD3−キメラ の器官を分析したところ、LIFに維持したES細胞は全ての体細胞の発育に広 範囲に寄与し得たことが確認された。
雄キメラを、ICRまたはC57BL/6J雌との交配によりES誘導細胞の生 殖細胞系伝達についてテストした。4の中3のD3−C57BL/6 Jキメラ および6の中2のMBL−1−C57BL/6Jキメラか、L I Fで培養し たES細胞から誘導されたアグーチ子孫を生じた(第4表)。
遺伝学的に変化したES細胞をLIFを含んでいる培地に維持し得たかをテスト するのに、D3ES細胞をネオマイシン耐性遺伝子およびc−src遺伝子変異 体(c−src”’)を発現するレトロウィルスベクター(N−TK527)に よって感染させた[感染についてのプロトコールは、ウィリアムスら(1988 年)セル第52巻、121−131頁に記載される]。分離したES細胞クーロ ンを、LIFを含んでいる培地中、20n代以上維持した。これらの遺伝学的に 修飾したES細胞は、キメラマウス生成能力を保持し、それによって胚盤胞注入 により胚環境に再導入する。
第1表 rE−MLIFを含んでいる培地における129SvHeES細胞の分 離 外部移植     9    9       4免疫外科    11     3       0免疫外科     7    5       2ネズミ 胚盤胞を、15容量%胎児の子牛血清、0 、101Mβ−メルカプトエタノー ルおよび1000単位/IRQ精製rE−HLIFを加えたジルベコ培地または グラスゴ修飾イーグル培地のいずれかに、発生の4日で(1日−プラグの日)1 29SvHeマウスから分離した。胚盤胞を次に同一培地に外部移植し、培養皿 に付着させておき、採集した内部細胞塊はりん酸−緩衝食塩液、0.5mMEG TAに5分間解離した:単細胞懸濁液を1容量%ヒョコ血清を含んでいるトリプ シン−EDTA溶液中でインキュベーションすることにより調製し、細胞は上記 の細胞培地に再び塗布した。特徴のあるES細胞コロニーはl−3週以内に出現 した。
他の胚盤胞を免疫蛍光[マーチン、シイ−・アール、(1981年)プロシディ ング・オブ・ナショナル・アカデミイ・オブ・サイエンス・ニーニスエイ第78 巻、7634−7638頁に記載されるように]により処理した。胚盤胞を、卵 の透明帯からふ化し、次いで抗−マウス抗体で処理し、そして補体の添加により 破壊した。露出した内部細胞塊を次に組織培養皿に付着させておき、再び抗−マ ウス抗体および補体で処理した。数日以内に、分化多能性幹細胞は出現し、上記 のように解離し、トリプシン処理した。
第2表 LIFで培養したES細胞から誘導したキメラマウス生成能力  転移 した胚盤胞  生まれた子犬  キメラD3     142    60(4 2%)   33(55%)MBL−15133(65%)   16(48% )第3表 個々のD3キメラマウスにおける組織寄与 %キメラ  検屍齢 C B125pP  LiT   HD3i    13d   35  0 35  20 10 20  40D3−2  14d   40 15 35 30  45 30  50Di3   lid   90 50 50 35 50  40  60D3−1   13d   30  10 35  30  3 5  20D3−2  14d   35  20 30  50  50   25D3−3   lid   45  50 50  70  50  55 第4表 ES誘導細胞の生殖細胞伝達キメラの証明775−3   75%      10    16′9  24778−170%     10.    22   5  33778−2   50%     1022236778 −3   55%     10    22   0   0以下に示すもの は第2.3および4表に関するものである:D3およびMBl−1ES細胞を! 29SvHeマウスから誘導する(同系交配、アグーチ、グルコースリン酸イソ メラーゼ1a対立遺伝子にホモ接合性)。D3ES細胞を最初に第−次胚線維細 胞てlO継代、培養し、次に1000−5000単位/M(1組み換えしIFに 7−22継代で転移した。MBl、−IES細胞を、フィーダー細胞の不存在、 しかしrE−HLIFの存在下で分離し、これらの細胞をl117継代、培養し た。ES細胞をT CR(異種交配、白子)またはC57BL/6J(同種交配 、黒人種)胚盤胞に注入し、次いでこれらは偽妊娠の里子の母親に転移した。I CRおよびC57BL/6Jマウスの両方は、グルコースリン酸イソメラーゼl b対立遺伝子にホモ接合性である。キメラ子犬は、外膜の色素沈着により同定し た(妊娠した里子の母親のみを、子孫の数と判定し計算した)。組織キメラ化を グルコースリン酸イソメラーゼ株相違点を用いて判定した。組織キメラ産生の程 度を、2つのDIICR(番号1および2)および2つのD3−C57BL/6 Jキメラ(番号3および4)で測定した。分析した組織:C1外膜;BL血液; Sp、牌臓:P、バンクレアーゼ;Li、肝臓、T、胸腺、H1心臓;Lu。
肺臓、G1生殖腺、に1腎臓;M、筋肉、B、脳;Sa、唾液腺。雄キメラは、 ICRまたはC57BL/6Jマウスと交配し、子孫を外膜色素沈着により同定 した。
実施例2 本実施例は、ESおよびEC細胞の特異的高親和性レセプターを記録するのに用 いた段階を詳述する。添付の第3図は、EC細胞EKcs−1およびEC細胞F 9およびPCO2−Aへの125r  LIFの結合を示す[ツヤコブ、ノエイ ら(1973年)アナルス・デュ・マイクロバイオロノー・ル・インスティテユ ト・パスツール第124巻、269−282頁]。第3図に関して、(A)、F 9(ロ)、EKC8−1(・)、PCC3A−1(■)およびMl(○)細胞と +2J−標識LIPとの結合のスカチアード分析。結合についての飽和曲線は、 特異的に結合したLIFの量(過剰の非標識LrFの有無で観察される結合間の 巻として同定)対遊離のLIFとの結合の割合をプロシトするスカチアードの方 法により分析した。遊離のLIF値は、特異的にLIFレセプターと結合しうる 125■−標識LIFのパーセントで決定し、本実験では、75%と測定された 。LIFとそのレセプターとの相互作用の見掛は解離定数は、曲線の勾配および 縦座標の切片からのレセプター数から同定した。(A)の結果を点当り5×10 8細胞に標準化し、2つの点の平均を示し、曲線をリガンド・プログラムを用い てあてはめた。(B)、F9 EC細胞のオートラジオグラフィーは125I− 標識LIFで標識した。(C)、’!J −標識LIP’の結合後、E9 EC 細胞のシルバーグレンの定量。
精製組み換え(酵母誘導)ヒトL I F(rH−HL I F)は、既に記述 されているように[ヒルトン、ディー、ジエイら(1988年)プロノディング ・オブ・ナノヨナル・アカデミイ・オブ・サイエンス・ニーニスエイ、第85巻 、5971−5975頁コチロシン基を放射性に標識し、約1 、2 X 10  ’cpm/pモルの特異的放射能をもった”5l−LIPを生成した。”’I −LIF(2X10’−5X105cpm)を、少なくとも100倍モル過剰の 非標識LIPと共にまたは無しで1−4 X l 06標的細胞と全量100μ gで氷中4時間インキュベートした。細胞内および遊離の12J −L I F を、胎児の子牛血清による遠心分離により分離した[ニコラ、エフ、エイおよび メトカルフ、ディー(1986年)ジャーナル・オブ・セルラル・フィジオロン −第128巻、160−188頁コ。特異的細胞内+2J  LIFを寒冷競合 により測定した。
第3図は、ES細胞EKcs−1およびEC細胞PCC3−AおよびF9と”5 l−LIFとの特異的飽和可能な高親和性結合を示す。
スカチアードプロットから出された細胞当りのLIFレセプター数は、それぞれ 295.190および330で、4°Cでの見掛は解離定数は約90pMであっ た。これは、M1細胞系、LIF−反応性の単球性白血病と比較し、それは見掛 は解離定数550−150pで、5O−20OLIr’レセプター/細胞を示す 。テストした全ての他のESおよびおよびEC細胞−D3、NG2、PCl3お よびPI9−は、同しレヘルのLIFを結合した(データは提示せず)。
Ml細胞、EKcs−1およびPCCI−Aとl′J−LIFとの結合は、また 非標識組み換えおよび自生のネズミおよびヒトLIFと競合するが、一連のホル モンおよび因子(胚細胞で作用するいくつかを含む):インシュリン、IGF− I、IGP−11、酸性および塩基性FGF、TGFβ、TNFα、TNFβ、 NGF’、PDGF。
EGF、IL−1,IL−4、GM−C8F、G−CSF、MuQti−CSF およびエリスロポイエチン、と競合しないことが見い出された。
L工F(単j、t/ハ(1,ン 撃田月乞あr〕ソのグルシン 国際調査報告

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インビトロで動物胚から胚幹(ES)細胞へ分離方法であって、有効量の 白血病抑制因子(LIF)を含んでいる培地で上記のES細胞の発育に充分な時 間および条件下上記の胚を誘導し、維持することを含む方法。
  2. (2)培地が、フィーダー細胞を欠いている請求項1記載の方法。
  3. (3)動物胚がヒト、マウス、鳥類、ヒツジ、ブタ、ウシ、ヤギまたは魚から誘 導される請求項1または2記載の方法。
  4. (4)動物胚がマウスから誘導される請求項3記載の方法。
  5. (5)培地がイーグル培地またはその修飾培地またはそれと同等のものである請 求項1または2項記載の方法。
  6. (6)LIFが、組み換えLIFである前述の請求項の何れか1項記載の方法。
  7. (7)LIFが組み換えヒトまたはネズミLIFである方法。
  8. (8)LIFが、10−1000000単位/mlの濃度で培地に添加される請 求項7記載の方法。
  9. (9)LIFが、10−100000単位/mlの濃度で培地に添加される請求 項8記載の方法。
  10. (10)LIFが、50−10000単位/mlの濃度で培地に添加される請求 項9記載の方法。
  11. (11)有効な時間が、1日−20週である前述の請求項の何れか1項記載の方 法。
  12. (12)有効な時間が、1日から8週間である請求項11記載の方法。
  13. (13)分化多能性表現型を保ちながらインビトロで動物胚幹(ES)細胞を維 持する方法であって、有効量の白血病抑制因子(LIF)を含んでいる培地で上 記の細胞を維持するのに充分である条件下上記の細胞を培養することを含む方法 。
  14. (14)培地が、フィーダー細胞を欠いている請求項13記載の方法。
  15. (15)動物ES細胞が、ヒト、マウス、鳥類、ヒツジ、ブタ、ウシ、ヤギまた は魚から誘導される請求項13または14項記載の方法。
  16. (16)動物ES細胞が、マウスから誘導される請求項15記載の方法。
  17. (17)培地がイーグル培地またはその修飾培地またはそれと同等のものよりな る請求項13または14項記載の方法。
  18. (18)LIFが組み換えLIFである請求項13−14項の何れか1項記載の 方法。
  19. (19)LIFが組み換えネズミまたはヒトLIFである請求項18記載の方法 。
  20. (20)組み換えLIFが10−1000000単位/mlの濃度で培地に添加 される請求項19記載の方法。
  21. (21)組み換えLIFが100−100000単位/mlの濃度で培地に添加 される請求項20記載の方法。
  22. (22)LIFが500−10000単位/mlの濃度で培地に添加される請求 項21記載の方法。
  23. (23)培地中で胚を誘導し、維持することによって分離された、インビトロで 動物胚から誘導される胚幹(ES)細胞であって、上記培地は、ES細胞の発育 に充分な時間および条件下、有効量の白血病制御因子(LIF)を含んでいる、 細胞。
  24. (24)培地がフィーダー細胞を欠いている請求項23記載のES細胞。
  25. (25)ヒト、マウス、鳥類、ヒツジ、ブタ、ウシ、ヤギまたは魚の胚から誘導 される請求項23または24項記載のES細胞。
  26. (26)マウス胚から誘導される請求項23記載のES細胞。
  27. (27)請求項1記載の動物胚から分離されたES細胞を用いて産生されるキメ ラ動物またはそのトランスジェニック子孫。
  28. (28)請求項13記載の方法によりインビトロで維持された動物ES細胞を用 いて産生されたキメラ動物またはそのトランスジェニック子孫。
  29. (29)上記の動物がマウスである請求項27または28記載のキメラ動物また はそのトランスジェニック子孫。
  30. (30)ES細胞がその中に挿入される付加的遺伝学的物質を含む請求項27ま たは28または29項記載のキメラ動物またはそのトランスジェニック子孫。
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