JPH0349930B2 - - Google Patents
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- JPH0349930B2 JPH0349930B2 JP57068582A JP6858282A JPH0349930B2 JP H0349930 B2 JPH0349930 B2 JP H0349930B2 JP 57068582 A JP57068582 A JP 57068582A JP 6858282 A JP6858282 A JP 6858282A JP H0349930 B2 JPH0349930 B2 JP H0349930B2
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- JP
- Japan
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- polycarbonate
- reaction
- hydroxyphenyl
- bis
- hydroxyl groups
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G64/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
- C08G64/04—Aromatic polycarbonates
- C08G64/06—Aromatic polycarbonates not containing aliphatic unsaturation
- C08G64/14—Aromatic polycarbonates not containing aliphatic unsaturation containing a chain-terminating or -crosslinking agent
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G64/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
- C08G64/20—General preparatory processes
- C08G64/26—General preparatory processes using halocarbonates
- C08G64/28—General preparatory processes using halocarbonates and phenols
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Description
本発明はポリカーボネートの製造方法に関す
る。 ポリカーボネート樹脂はすぐれた強度、耐衝撃
性、透明性などを有しており、エンジニアリング
樹脂として電気部品、機械部品、各種容器などの
製造に広く用いられている。 しかしながら、通常の線状ポリカーボネート樹
脂は溶融した場合、ほぼニユートン流体としての
挙動を示し、その見掛け粘度はせん断速度に依存
せず、しかも溶融弾性、溶融強度が非常に小さい
という特色を有している。そのため、押出成形、
特に押出成形機を用いたブロー成形において押出
バリソンを安定に、かつ大型にすることは非常に
困難であつた。 ポリカーボネートの溶融特性を改良する方法と
して、分子量の大巾に異なる2種のポリカーボネ
ートを混合する方法とポリカーボネートを分枝化
する方法が知られている。後者の分枝ポリカーボ
ネートを製造する方法として二価フエノール、
多官能化合物にホスゲンを吹込む方法(特公昭44
−17149号)やモノフエノールを存在させて前
記の方法を行なう方法(特公昭47−23918号)
があるけれども、多官能化合物の反応性が低いた
め好ましい方法とは云えない。このため、重合
度5〜15のポリカーボネートオリゴマーを生成
し、これに触媒、ポリフエノールを加えて反応さ
せる方法(特公昭53−28193号)、前記の方法
におけるホスゲンの吹込みの前段をPH3〜6に調
節して行なう方法(特開昭51−129493号)が提案
されている。しかし、の方法は加えたポリフエ
ノールの反応完結を調節することが困難であり、
の方法は二価フエノールを析出しやすく、その
ため装置が制約され、管型反応器が使えないとい
う欠点がある。 本発明の目的はこのような欠点を解消したポリ
カーボネートの製造方法を提供することである。 本発明は、クロロホーメート基含有ポリカーボ
ネートオリゴマーに3個すべてが水酸基である
か、または2個が水酸基であり、他の1個がカル
ボキシル基である化合物のアルカリ水溶液を加え
て反応せしめ、次いで二価フエノール化合物のア
ルカリ水溶液を加え界面重縮合を行なうことを特
徴とするポリカーボネートの製造方法である。 本発明に用いるクロロホーメート基含有ポリカ
ーボネートオリゴマーは二価フエノール類のアル
カリ水溶液に有機溶剤を加え、ホスゲンを吹込む
ことによつて得られる。 ここで二価フエノール化合物としては、通常
は、 一般式 あるいは 一般式 〔式中、R′は炭素数1〜5の置換もしくは非
置換アルキレン基、−O−,−S−,−SO2−また
は−CO−であり、Y1およびY2は水素またはハロ
ゲン原子、aおよびbは1〜4の整数である。〕 で表わされるものをあげることができる。これら
上記一般式()あいは()で表わされるジフ
エノール化合物の例としては、4,4′−ジヒドロ
キシジフエニル;2,2−ビス−(4−ヒドロキ
シフエニル)−プロパン(ビスフエノールA);
2,4−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)−2−
メチルブタン;1,1−ビス−(4−ヒドロキシ
フエニル)−シクロヘキサン;α,α′−ビス−(4
−ヒドロキシフエニル)−p−ジイソプロピルベ
ンゼン;2,2−ビス−(3−メチル−4−ヒド
ロキシフエニル)−プロパン;2,2−ビス−(3
−クロロ−4−ヒドロキシフエニル)−プロパ
ン;ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ
フエニル)−メタン;2,2−ビス−(3,5−ジ
メチル−4−ヒドロキシフエニル)−プロパン;
ビス−(4−ヒドロキシフエニル)スルホン;ビ
ス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフエニ
ル)スルホン;2,4−ビス−(3,5−ジメチ
ル−4−ヒドロキシフエニル)−2−メチルブタ
ン;1,1−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒ
ドロキシフエニル)−シクロヘキサン;α,α′−
ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフエ
ニル)−p−ジイソプロピルベンゼン;2,2−
ビス−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフエ
ニル)−プロパンおよび2,2−ビス−(3,5−
ジブロモ−4−ヒドロキシフエニル)−プロパン
がある。とくに好ましいジフエノールの例は2,
2−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)−プロパ
ン;2,2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒ
ドロキシフエニル)−プロパン;2,2−ビス−
(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフエニル)−
プロパン;2,2−ビス−(3,5−ジブロモ−
4−ヒドロキシフエニル)−プロパンおよび1,
1−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)−シクロヘ
キサンである。 これら二価フエノール化合物は単独で用いるの
みでなく混合物の形で用いることもできる。 上記二価フエノール化合物とホスゲンとの反応
よつて得られるポリカーボネートオリゴマーはホ
モポリマーのほかコポリマーも包含する。なお、
ポリカーボネートオリゴマーの重合度、すなわち
分子量はフエノール、p−ターシヤリーブチルフ
エノール、イソプロピルフエノールなどの一価フ
エノール類を分子量調剤として加えることによつ
て所望の程度に調節することができる。通常は重
合度20以下の低重合体、好ましくは重合度2〜10
程度のオリゴマーとする。 次に、3個の官能基を有しており、その官能基
の3個すべてが水酸基であるか、または2個が水
酸基であり、他の1個がカルボキシル基である化
合物としては、レゾルシル酸、トリヒドロキシフ
ラバン誘導体などがある。 クロロホーメート基含有ポリカーボネートオリ
ゴマーと3個の官能基を有しており、その官能基
の3個すべてが水酸基であるか、または2個が水
酸基であり、他の1個がカルボキシル基である化
合物を反応させるにあたり、触媒としてトリエチ
ルアミン、トリプロピルアミンなどの第3級アミ
ン類などを加えることができる。さらに、後述す
る二価フエノール化合物のアルカリ水溶液の一部
を重縮合反応を完結せしめるには至らない範囲で
加えてもよい。 クロロホーメート基含有ポリカーボネートオリ
ゴマーと3個の官能基を有しており、その官能基
の3個すべてが水酸基であるか、または2個が水
酸基であり、他の1個がカルボキシル基である化
合物との反応は特に制限はないが、一般的には反
応温度2〜40℃、好ましくは5〜35℃、反応時間
10分〜3時間、好ましくは20分〜2時間撹拌下の
条件で行なう。 次いで、得られた反応生成物を二価フエノール
化合物のアルカリ水溶液と界面重縮合反応させ
る。ここで用いる二価フエノール化合物としては
前記一般式()あるいは()で表わされるジ
フエノール化合物があり、その具体例も前記した
とおりである。なお、この界面重縮合反応を行な
うにたり、ポリエステルなどの共重合成分を加え
たり、触媒(トリエチルアミン、トリプロピルア
ミン等)などを添加することができる。この反応
は通常、反応温度2〜40℃、好ましくは5〜35
℃、反応時間10分〜6時間、好ましくは20分〜4
時間撹拌下に条件で行ない、反応を完結させて目
的とする分枝状のポリカーボネートを得る。 本発明の方法によると、3個の官能基を有して
おり、その官能基の3個すべてが水酸基である
か、または2個が水酸基であり、他の1個がカル
ボキシル基である化合物は二価フエノール類との
競争反応がないため、極めて反応性が良好であ
る。また、本発明の方法によつて得られるポリカ
ーボネートは従来のものに比し溶融特性が良好で
あり、溶融粘度はせん断速度対する依存性が大き
い。しかも、バラス効果が大きく、ドローダウン
が小さいという特色を有している。さらに、この
ポリカーボネートは耐応力亀裂性にすぐれている
ことも特色の1つとしてあげられる。 したがつて、本発明により得られるポリカーボ
ネートは押出成形、特に押出成形機を用いたブロ
ー成形に好適であり、良質のシートや型物を製造
することができる。 次に、本発明の実施例を示す。 実施例 1〜4 邪魔板を有する1の反応容器にp−ターシヤ
リーブチルフエノール、ビスフエノールAおよび
ホスゲンから製造したポリカーボネートオリゴマ
ーの塩化メチレン溶液650ml(濃度170g/、数
平均分子量550)と所定量のβ−レゾルシル酸の
4規定苛性ソーダ水溶液13mlおよびトリエチルア
ミン50PH加え、50分間400rpmで撹拌しながら反
応を行なつた。次に、この反応混合物300ml、塩
化メチレン150ml、ビスフエノールA15.8gの2規
定苛性ソーダ水溶液150ml、トリエチルアミン25
mgおよび65%苛性ソーダ水溶液2.7mlを邪魔板を
有する1容反応容器に入れ30℃で50分間
400rpmで撹拌した。 反応終了後、1000mlの塩化メチレンで希釈し、
水1500mlを加えて撹拌した。しかる後、水相を分
離したのち0.01規定の苛性ソーダ水溶液、水、
0.01規定の塩酸水溶液および水の順序で洗浄を行
なつた。次いで、有機相を分離し、塩化メチレン
を留去して粉末状のポリカーボネートを得た。得
られたポリカーボネートの性状、溶融特性を第1
表に示す。 実施例 5、6 邪魔板を有する1容の反応容器にp−ターシ
ヤリーブチルフエノール、ビスフエノールAおよ
びホスゲンから製造したポリカーボネートオリゴ
マーの塩化メチレン溶液450ml(濃度170g/、
数平均分子量550)と所定量のβ−レゾルシル酸
の2規定苛性ソーダ水溶液50mlおよびトリエチル
アミン25PHを加え、50分間400rpmで撹拌しなが
ら反応を行なつた。次に、ビスフエノールAの2
規定苛性ソーダ水溶液100ml、トリエチルアミン
25mgおよび65%苛性ソーダ水溶液7.3mlを加え、
50分間28℃で400rpmにて撹拌した。 反応終了後、実施例1に準じて行ない粉末状の
ポリカーボネートを得た。得られたポリカーボネ
ートの性状、溶融特性を第1表に示す。 実施例 7 β−レゾルシル酸の代りに2,4,4−トリメ
チル−2′,4′,7−トリヒドロキシフラバンを使
用したこと以外は実施例5と同様にして行なつ
た。結果を第1表に示す。 参考例 β−レゾルシル酸を加えなかつたこと以外は実
施例5と同様に行なつた。得られたポリカーボネ
ートの性状、溶融特性を第1表に示す。
る。 ポリカーボネート樹脂はすぐれた強度、耐衝撃
性、透明性などを有しており、エンジニアリング
樹脂として電気部品、機械部品、各種容器などの
製造に広く用いられている。 しかしながら、通常の線状ポリカーボネート樹
脂は溶融した場合、ほぼニユートン流体としての
挙動を示し、その見掛け粘度はせん断速度に依存
せず、しかも溶融弾性、溶融強度が非常に小さい
という特色を有している。そのため、押出成形、
特に押出成形機を用いたブロー成形において押出
バリソンを安定に、かつ大型にすることは非常に
困難であつた。 ポリカーボネートの溶融特性を改良する方法と
して、分子量の大巾に異なる2種のポリカーボネ
ートを混合する方法とポリカーボネートを分枝化
する方法が知られている。後者の分枝ポリカーボ
ネートを製造する方法として二価フエノール、
多官能化合物にホスゲンを吹込む方法(特公昭44
−17149号)やモノフエノールを存在させて前
記の方法を行なう方法(特公昭47−23918号)
があるけれども、多官能化合物の反応性が低いた
め好ましい方法とは云えない。このため、重合
度5〜15のポリカーボネートオリゴマーを生成
し、これに触媒、ポリフエノールを加えて反応さ
せる方法(特公昭53−28193号)、前記の方法
におけるホスゲンの吹込みの前段をPH3〜6に調
節して行なう方法(特開昭51−129493号)が提案
されている。しかし、の方法は加えたポリフエ
ノールの反応完結を調節することが困難であり、
の方法は二価フエノールを析出しやすく、その
ため装置が制約され、管型反応器が使えないとい
う欠点がある。 本発明の目的はこのような欠点を解消したポリ
カーボネートの製造方法を提供することである。 本発明は、クロロホーメート基含有ポリカーボ
ネートオリゴマーに3個すべてが水酸基である
か、または2個が水酸基であり、他の1個がカル
ボキシル基である化合物のアルカリ水溶液を加え
て反応せしめ、次いで二価フエノール化合物のア
ルカリ水溶液を加え界面重縮合を行なうことを特
徴とするポリカーボネートの製造方法である。 本発明に用いるクロロホーメート基含有ポリカ
ーボネートオリゴマーは二価フエノール類のアル
カリ水溶液に有機溶剤を加え、ホスゲンを吹込む
ことによつて得られる。 ここで二価フエノール化合物としては、通常
は、 一般式 あるいは 一般式 〔式中、R′は炭素数1〜5の置換もしくは非
置換アルキレン基、−O−,−S−,−SO2−また
は−CO−であり、Y1およびY2は水素またはハロ
ゲン原子、aおよびbは1〜4の整数である。〕 で表わされるものをあげることができる。これら
上記一般式()あいは()で表わされるジフ
エノール化合物の例としては、4,4′−ジヒドロ
キシジフエニル;2,2−ビス−(4−ヒドロキ
シフエニル)−プロパン(ビスフエノールA);
2,4−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)−2−
メチルブタン;1,1−ビス−(4−ヒドロキシ
フエニル)−シクロヘキサン;α,α′−ビス−(4
−ヒドロキシフエニル)−p−ジイソプロピルベ
ンゼン;2,2−ビス−(3−メチル−4−ヒド
ロキシフエニル)−プロパン;2,2−ビス−(3
−クロロ−4−ヒドロキシフエニル)−プロパ
ン;ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ
フエニル)−メタン;2,2−ビス−(3,5−ジ
メチル−4−ヒドロキシフエニル)−プロパン;
ビス−(4−ヒドロキシフエニル)スルホン;ビ
ス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフエニ
ル)スルホン;2,4−ビス−(3,5−ジメチ
ル−4−ヒドロキシフエニル)−2−メチルブタ
ン;1,1−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒ
ドロキシフエニル)−シクロヘキサン;α,α′−
ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフエ
ニル)−p−ジイソプロピルベンゼン;2,2−
ビス−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフエ
ニル)−プロパンおよび2,2−ビス−(3,5−
ジブロモ−4−ヒドロキシフエニル)−プロパン
がある。とくに好ましいジフエノールの例は2,
2−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)−プロパ
ン;2,2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒ
ドロキシフエニル)−プロパン;2,2−ビス−
(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフエニル)−
プロパン;2,2−ビス−(3,5−ジブロモ−
4−ヒドロキシフエニル)−プロパンおよび1,
1−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)−シクロヘ
キサンである。 これら二価フエノール化合物は単独で用いるの
みでなく混合物の形で用いることもできる。 上記二価フエノール化合物とホスゲンとの反応
よつて得られるポリカーボネートオリゴマーはホ
モポリマーのほかコポリマーも包含する。なお、
ポリカーボネートオリゴマーの重合度、すなわち
分子量はフエノール、p−ターシヤリーブチルフ
エノール、イソプロピルフエノールなどの一価フ
エノール類を分子量調剤として加えることによつ
て所望の程度に調節することができる。通常は重
合度20以下の低重合体、好ましくは重合度2〜10
程度のオリゴマーとする。 次に、3個の官能基を有しており、その官能基
の3個すべてが水酸基であるか、または2個が水
酸基であり、他の1個がカルボキシル基である化
合物としては、レゾルシル酸、トリヒドロキシフ
ラバン誘導体などがある。 クロロホーメート基含有ポリカーボネートオリ
ゴマーと3個の官能基を有しており、その官能基
の3個すべてが水酸基であるか、または2個が水
酸基であり、他の1個がカルボキシル基である化
合物を反応させるにあたり、触媒としてトリエチ
ルアミン、トリプロピルアミンなどの第3級アミ
ン類などを加えることができる。さらに、後述す
る二価フエノール化合物のアルカリ水溶液の一部
を重縮合反応を完結せしめるには至らない範囲で
加えてもよい。 クロロホーメート基含有ポリカーボネートオリ
ゴマーと3個の官能基を有しており、その官能基
の3個すべてが水酸基であるか、または2個が水
酸基であり、他の1個がカルボキシル基である化
合物との反応は特に制限はないが、一般的には反
応温度2〜40℃、好ましくは5〜35℃、反応時間
10分〜3時間、好ましくは20分〜2時間撹拌下の
条件で行なう。 次いで、得られた反応生成物を二価フエノール
化合物のアルカリ水溶液と界面重縮合反応させ
る。ここで用いる二価フエノール化合物としては
前記一般式()あるいは()で表わされるジ
フエノール化合物があり、その具体例も前記した
とおりである。なお、この界面重縮合反応を行な
うにたり、ポリエステルなどの共重合成分を加え
たり、触媒(トリエチルアミン、トリプロピルア
ミン等)などを添加することができる。この反応
は通常、反応温度2〜40℃、好ましくは5〜35
℃、反応時間10分〜6時間、好ましくは20分〜4
時間撹拌下に条件で行ない、反応を完結させて目
的とする分枝状のポリカーボネートを得る。 本発明の方法によると、3個の官能基を有して
おり、その官能基の3個すべてが水酸基である
か、または2個が水酸基であり、他の1個がカル
ボキシル基である化合物は二価フエノール類との
競争反応がないため、極めて反応性が良好であ
る。また、本発明の方法によつて得られるポリカ
ーボネートは従来のものに比し溶融特性が良好で
あり、溶融粘度はせん断速度対する依存性が大き
い。しかも、バラス効果が大きく、ドローダウン
が小さいという特色を有している。さらに、この
ポリカーボネートは耐応力亀裂性にすぐれている
ことも特色の1つとしてあげられる。 したがつて、本発明により得られるポリカーボ
ネートは押出成形、特に押出成形機を用いたブロ
ー成形に好適であり、良質のシートや型物を製造
することができる。 次に、本発明の実施例を示す。 実施例 1〜4 邪魔板を有する1の反応容器にp−ターシヤ
リーブチルフエノール、ビスフエノールAおよび
ホスゲンから製造したポリカーボネートオリゴマ
ーの塩化メチレン溶液650ml(濃度170g/、数
平均分子量550)と所定量のβ−レゾルシル酸の
4規定苛性ソーダ水溶液13mlおよびトリエチルア
ミン50PH加え、50分間400rpmで撹拌しながら反
応を行なつた。次に、この反応混合物300ml、塩
化メチレン150ml、ビスフエノールA15.8gの2規
定苛性ソーダ水溶液150ml、トリエチルアミン25
mgおよび65%苛性ソーダ水溶液2.7mlを邪魔板を
有する1容反応容器に入れ30℃で50分間
400rpmで撹拌した。 反応終了後、1000mlの塩化メチレンで希釈し、
水1500mlを加えて撹拌した。しかる後、水相を分
離したのち0.01規定の苛性ソーダ水溶液、水、
0.01規定の塩酸水溶液および水の順序で洗浄を行
なつた。次いで、有機相を分離し、塩化メチレン
を留去して粉末状のポリカーボネートを得た。得
られたポリカーボネートの性状、溶融特性を第1
表に示す。 実施例 5、6 邪魔板を有する1容の反応容器にp−ターシ
ヤリーブチルフエノール、ビスフエノールAおよ
びホスゲンから製造したポリカーボネートオリゴ
マーの塩化メチレン溶液450ml(濃度170g/、
数平均分子量550)と所定量のβ−レゾルシル酸
の2規定苛性ソーダ水溶液50mlおよびトリエチル
アミン25PHを加え、50分間400rpmで撹拌しなが
ら反応を行なつた。次に、ビスフエノールAの2
規定苛性ソーダ水溶液100ml、トリエチルアミン
25mgおよび65%苛性ソーダ水溶液7.3mlを加え、
50分間28℃で400rpmにて撹拌した。 反応終了後、実施例1に準じて行ない粉末状の
ポリカーボネートを得た。得られたポリカーボネ
ートの性状、溶融特性を第1表に示す。 実施例 7 β−レゾルシル酸の代りに2,4,4−トリメ
チル−2′,4′,7−トリヒドロキシフラバンを使
用したこと以外は実施例5と同様にして行なつ
た。結果を第1表に示す。 参考例 β−レゾルシル酸を加えなかつたこと以外は実
施例5と同様に行なつた。得られたポリカーボネ
ートの性状、溶融特性を第1表に示す。
【表】
比較例
分岐剤としてトリメシン酸クロライドの代わり
に所定量(実施例5と同等の溶融特性を示す量)
のβ−レゾルシル酸を用いたこと以外は、特公昭
55−12132号公報に記載された実施例1と同様の
方法を行なつた。得られたポリカーボネートの性
状、溶融特性を第2表に示す。なお、比較のため
に実施例5で得られたポリカーボネートの性状、
溶融特性も合わせて示す。
に所定量(実施例5と同等の溶融特性を示す量)
のβ−レゾルシル酸を用いたこと以外は、特公昭
55−12132号公報に記載された実施例1と同様の
方法を行なつた。得られたポリカーボネートの性
状、溶融特性を第2表に示す。なお、比較のため
に実施例5で得られたポリカーボネートの性状、
溶融特性も合わせて示す。
【表】
*2〜4 第1表の脚注1〜3にそれぞ
れ対応
*5 シリンダー中で所定時間滞留
させた後、シート成形(厚さ
0.3mm)し、100g中に存在する直
径0.25mm以上のゲル数
第2表より明らかなように、比較例では反応効
率が低いため、実施例5と同様の溶融特性を示す
のに約1.35倍量の分岐剤が必要となる(未反応の
水酸基が多い)。また、比較例では高分子量のオ
リゴマーと反応させるため、初期のゲル数が多
く、さらに未反応のOHとポリカーボネート結合
との反応に基づくゲル数(30分後)が増大してい
る。これに対し、実施例5で得られたポリカーボ
ネートにはゲル数が少ない。
れ対応
*5 シリンダー中で所定時間滞留
させた後、シート成形(厚さ
0.3mm)し、100g中に存在する直
径0.25mm以上のゲル数
第2表より明らかなように、比較例では反応効
率が低いため、実施例5と同様の溶融特性を示す
のに約1.35倍量の分岐剤が必要となる(未反応の
水酸基が多い)。また、比較例では高分子量のオ
リゴマーと反応させるため、初期のゲル数が多
く、さらに未反応のOHとポリカーボネート結合
との反応に基づくゲル数(30分後)が増大してい
る。これに対し、実施例5で得られたポリカーボ
ネートにはゲル数が少ない。
Claims (1)
- 1 重合度が20以下のクロロホーメート基含有ポ
リカーボネートオリゴマーに3個の官能基を有し
ており、その官能基の3個すべてが水酸基である
か、または2個が水酸基であり、他の1個がカル
ボキシル基である化合物のアルカリ水溶液を加え
て反応せしめ、次いで二価フエノール化合物のア
ルカリ水溶液を加え界面重縮合を行なうことを特
徴とするポリカーボネートの製造方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57068582A JPS58185619A (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | ポリカ−ボネ−トの製造方法 |
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| EP83103932A EP0093914B2 (en) | 1982-04-26 | 1983-04-22 | Process for the production of polycarbonate |
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| BR8302103A BR8302103A (pt) | 1982-04-26 | 1983-04-25 | Processo para producao de policarbonato |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP57068582A JPS58185619A (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | ポリカ−ボネ−トの製造方法 |
Publications (2)
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|---|---|
| JPS58185619A JPS58185619A (ja) | 1983-10-29 |
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Family
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Family Applications (1)
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