JPH0391528A - 置換シクロヘキシリデンビスフエノールを基礎とするポリカーボネート - Google Patents

置換シクロヘキシリデンビスフエノールを基礎とするポリカーボネート

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JPH0391528A
JPH0391528A JP2218260A JP21826090A JPH0391528A JP H0391528 A JPH0391528 A JP H0391528A JP 2218260 A JP2218260 A JP 2218260A JP 21826090 A JP21826090 A JP 21826090A JP H0391528 A JPH0391528 A JP H0391528A
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bis
hydroxyphenyl
poly
acid
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JP2218260A
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Volker Serini
フオルカー・ゼリニ
Dieter Freitag
デイーター・フライターク
Karsten-Josef Idel
カルステン‐ヨゼフ・イーデル
Ulrich Grigo
ウルリツヒ・グリゴ
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Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G64/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G64/04Aromatic polycarbonates
    • C08G64/06Aromatic polycarbonates not containing aliphatic unsaturation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、少なくとも10,000、好ましくはio、
oooから250.000.さらに好ましくは15.0
00から80.000.特に20.000から60,0
00、そして特に20.000から40.000の重量
平均分子量MWを有し、式(): 式中、 R1、R2、R3、R4は、独立に水素、C,−C1□
の炭化水素基またはハロゲン基そしてR5、R6、R7
、R8とR9は、独立に水素またはCrC1x炭化水素
基、R“とR9のうちの1つは水素そして他方はCI−
Clz炭化水素基: に対応する2官能力−ボネート構造単位を、ポリカーボ
ネート中の全2官能カーボネート構造単位に対し100
から1モル%、好ましくは100から10モル%、より
好ましくは100から20モル%、特にlOOから40
モル%そして特別に100から70モル%、そして最も
好ましくは100モル%の量で有する芳香族ポリカーボ
ネート、および熱可塑的加工法により成形品を製造する
ためのそれらの使用に関する。
本発明はまた以下の混合物に関する: (A) lから99重量%の少なくとも1種の上記ポリ
カーボネート; (1)0から99重量%の少なくとも1種の(A)と異
なる40から300℃のガラス転移温度を有する非晶質
熱可塑性樹脂: 00から99重量%の少なくとも1種の60から400
℃の融点を有する部分結晶質熱可塑性樹M: (D)  0から99重量%の少なくとも1種のゴム;
(E)  0から99重量%の、ビニル化合物、アクリ
ルとメタクリル化合物およびマレイン酸誘導体から選ば
れる少なくとも1種の単量体からなる少なくとも1種の
グラフト重合体を有する少なくとも1種のゴムからなる
少なくとも1種のグラフトポリマー: ここに、(A)、(B)、(0,0)および(E)の合
計は100重量%である;そして成形品への熱可塑的加
工のためのこれらの使用に関する。
日本特許明細書第61 062 039号、61 06
2 040号および61 105 550号には、一般
式(IA): に 式中、 XとX′ は、 水素、 ハロゲンまたはメチル: そして Rは、水素、ハロゲン、OH,C00H1アセチルまた
はC,−C,アルキル(JP61062 040号では
CI−Csアルキル)に対応する構造単位を部分的にま
たは全体的に含むポリカーボネートが記載されている。
ポリカーボネート構造単位(IA)の例として記載され
ているのは、1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル
)−3−メチルシクロヘキサンと1.1−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)−4−メチルシクロヘキサンを基
礎とするカーボネート構造単位である。
1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−4−メチ
ルシクロヘキサンを基礎とするカーボネート構造単位(
IA)はまた、ビスフェノールAとのポリカーボネート
共重合体中50モル%で、日本公開特許第611055
50号に含まれている。
本発明のポリカーボネートの基礎をなすカーボネート構
造単位(1)は、しかしながら、上記日本特許出願明細
書中には記載されていない。
驚くべきことに、2官能力−ボネート構造単位(1)を
基礎とするポリカーボネートが、1.1−ビス=(4−
ヒドロキシフェニル)−3−メチルシクロヘキサンと1
.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−3−メチル
シクロヘキサンを基礎とするカーボネート構造単位を有
する、上記日本特許明細書に先に記載されているポリカ
ーボネートを越える特長を示すことが見いだされた。
さらに驚くべきことに、当業者の予想に反して、本発明
のポリカーボネートの熱可塑的加工は、技術的に許容し
得る方法で遂行され、そして得られる成型品は驚くべき
良好な物性を示すことが見いだされた。
上記日本特許明細書に記載されている1、1−ビス−(
4−ヒドロキシフェニル)−3−メチルシクロヘキサン
と1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−4−メ
チルシクロヘキサンヲ基礎とするカーボネート構造単位
を有するポリカーボネートと比較して、例えば、1.1
−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルシク
ロヘキサンを基礎とするカーボネート構造単位を有する
本発明のポリカーボネートは、良好な熱たわみ温度とよ
り大きな耐衝撃強度を示す。
カーボネート構造単位(1)は、一般式(I[)、R′ 式中、 R1、R2、R1、R4、R5、R′、R2、RaとR
1は、一般式(I)で定義したものである、に対応する
ビスフェノールを基礎とする。
一般式(I)と(n)におけるR1.R2、R3とR4
は、好ましくは水素、メチル、エチル、フェニル、シク
ロヘキシル、塩素および臭素:しかしながら特に、水素
、メチルおよび臭素、特に水素を表す。
R11R2、R3およびR4のうち1つ以上の基が水素
以外を表すときは、同一の置換基であることが好ましい
R1、R2、R3およびR4のうち2つの基が水素以外
を表すときは、カーボネート基(一般式(I))または
フェノール性○H基(一般式(n))4:[し、o、o
  −置換が好ましい。
R1、R2、R3およびR′の全ての基が水素以外を表
すときは、対応する0、o 、o 、o  −置換が好
ましい。
(1)と(II)において、R5、R′、R7、R1お
よびR′のうち少なくとも2つがC+C+Zヒドロカル
ビルを表すことが好ましい。さらに、(I)と(n)に
おいて、好ましくはR′とR9のうちの1つに加えてR
6とR8はc、  CI2ヒドロカルビルである。
(■)と(■)において、R6,R@SR?、R8およ
びR′は、少なくとも2つがC,−C,□ヒドロカルビ
ル基を表す。このようなヒドロカルビル基は、例えば、
メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、n−ペン
チル、n−ヘキシル、n−へブチル、n−オクチル、n
−ノニル、n−デシル、n−ウンデシルおよびn−ドデ
シルのようなn −アルキル基、またイソプロピル、t
−ブチル、1−メチルグロビル、1.1−ジメチルプロ
ピル、l−メチルブチル、l、2−ジメチルプロピル、
2.2−ジメチルプロピル、イソヘキシル、イソへブチ
ル、インオクチル(1,1,3,3−テトラメチルブチ
ルなど)、イソノニル(3,5−ジメチルヘプチルなど
)、イソデシル、イソウンデシルそしてイソデシルなど
のCs−Crtインアルキル基、そしてまた、シクロヘ
キシル、n−アルキル−またはイソアルキル−置換シク
ロヘキシル(メチル−、エチル−、イソプロピル−また
はt−ブチル−シクロヘキシルなど)、アリール置換シ
クロヘキシル(フェニルシクロヘキシルなど)そしてフ
ェニル基が融合したシクロヘキシルなどのcm−cti
シクロアルキル、アリール(フェニルおよびす7チルな
ど)、アラルキル(ベンジルそしてクメニルなど)、ア
ルカリール(メチルフェニルおよびイソプロピルフェニ
ルなど)およびシクロアルキル置換アルキル(ベルヒド
ロクメニルなど)である。
一般式(I)と(I[)における、RS、R?とRSの
好ましいCICI2ヒドロカルビル基はメチル、エチル
、t−ブチル、1.1−ジメチルプロピル、1.1,3
.3−テトラメチルブチル、フェニル、シクロヘキシル
、フェニル置換CI−Csアルキル、シクロへキシル−
置換C+Csアルキル、そして特にメチル、t−ブチル
、1,1.3.3−テトラメチルプロピル、フェニル、
シクロヘキシル、クメニルそしてベルヒドロクメニルで
ある。
一般式(I)と(n)における、R1とR・の好ましい
Cr −Cr□ヒドロカルビル基は、メチルおよびフェ
ニルであり、特にメチルである。
ビスフェノール(II)の例は: 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチ
ルシクロヘキサン、 1.1−ビス−(3−ヒドロキシフェニル)−2−メチ
ルシクロヘキサン、 1.1−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)−2−メチルシクロ5キサン、1.1−ビス−
(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニル)−2−メチル
シクロヘキサン、1.1−ビス−(3,5−ジクロロ−
4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルシクロヘキサン
、1.1−ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシ
フェニル)−2−メチルシクロヘキサン、1.1−ビス
−(3−フェニル−4−ヒドロキシフェニル)−2−メ
チルシクロヘキサン、1.1−ビス−(3,5−ジエチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルシクロヘキ
サン、1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−2
゜3−ジメチルシクロヘキサン、 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−2゜4−
ジメチルシクロヘキサン、 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−2゜5−
メチルシクロヘキサン、 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−2゜3.
5−)ジメチルシクロヘキサン、 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−2゜4.
5−トリメチルシクロヘキサン、 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−2−フェ
ニルメチルシクロヘキサン、 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−2=メチ
ル−4−t−ブチル−シクロヘキサン、1.1−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)−2メチル−4−フェニル
シクロヘキサン、1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−2−メチル−5−t−ブチルシクロヘキサン、
1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチ
ル−3,5−ジ−t−ブチルシクロヘキサン、 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチ
ル−4−シクロヘキシルシクロヘキサン、1.1−ビス
−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチル−4−クメ
ニルシクロヘキサン、このようなビスフェノールは、例
えば一般式(): に対応するシクロヘキサノンと、 一般式 () %式%) : は、上記に定義したものである: に対応するフェノールとから、酸性触媒、好ましくは塩
化水素または酸性イオン交換体、および場合により3−
メルカプトプロピオン酸などの硫黄含有共触媒の存在下
、Oから100℃で反応させて得ることができる。
本発明のポリカーボネートは、それぞれカーボネート構
造単位(I)に加えて、100モル%への補足量の他の
2官能力−ボネート構造単位、例えば一般式(V)に対
応するものを含み、それらは一般式(VT)に対応する
ビスフェノールを基礎とする: HO−Z−OH(Vl ) ビスフェノール(VI)は、Zが6から30の炭素原子
を有する芳香族基を表し、それは、1つまたはそれ以上
の芳香環を含み、置換されおよび連結員として脂肪族基
または一般式(n)のもの以外の脂環族基またはへテロ
原子を含むことができる。
ジフェノール(Vl)の例は: ヒドロキノン、 レゾルシノール、 ジヒドロキシジフェニル、 ビス−(ヒドロキシフェニル)−アルカン、ビス−(ヒ
ドロキシフェニル)−シクロアルカン、ビス−(ヒドロ
キシフェニル)−スルフィド、ビス−(ヒドロキシフェ
ニル)−エーテル、ビス−(ヒドロキシフェニル)−ケ
トン、ビス−(ヒドロキシフェニル)−スルホン、ビス
−(ヒドロキシフェニル)−スルホキシド、α、α −
ビス−(ヒドロキシフェニル)−ジイソプロピルベンゼ
ン、またそれらの環アルキル化および環ハロゲン化誘導
体である。
これらおよびその他の適当なジフェノールは、例えば、
米国特許明細書第3,028,365号;2.999.
835号;3,148.172号;3゜275.601
号;2.991.273号;3.271.367号;3
.062.781号;2,970゜131号そして2,
999.846号:ドイツ国公開特許明細書第1.57
0.703号;2.063゜050号;2.063.0
52号そして2,221゜956号;フランス国特許明
細書第1.561,518号:および「ポリカーボネー
トの化学と物理」と題されたH、 5chne11の学
術論文、IntersciencePublisher
s、 New York、  l 964に記載されて
いる。
好ましい他のジフェノールは、例えば:4.4−ジヒド
ロキシジフェニル、 2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル>−−プロパ
ン、 2.4−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチ
ルブタン、 1.1−ビス=(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘ
キサン、 α、σ −ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジ
イソプロピルベンゼン、 2.2−ビス−(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル
)−プロパン、 2.2−ビス−(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニル
)−プロパン、 ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)
−メタン、 2.2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパン、 ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)
−スルホン、 2.4−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)−2−メチルブタン、 1.1−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)−シクロヘキサン、 σ、σ −ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ
フェニル)−p−ジイソプロピルベンゼン、2.2−ビ
ス=(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)−
フロパンおよび 2.2−ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフ
ェニル)−フロパンでアル。
特に好ましいジフェノール(VI)は、例えば:2.2
−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、 2.2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパン、 2.2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパン、 2.2−ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフ
ェニル)−フロパンおよび 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘ
キサン、 である。
2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン
が特に好ましい。
他のジフェノールは、単独でも混合物としても使用する
ことができる。
通常量の単官能化合物が、分子量の調節のために連鎖停
止剤として公知の方法で使用される。
適当な化合物は、例えば、2級アミン、フェノールおよ
び酸クロリドである。好ましくはフェノール、例えばt
−ブチルフェノールまたはその他のアルキル置換フェノ
ールである。分子量調節のために、少量のフェノール(
■)が特に好ましい:ここにRは、分枝C6−8よび/
またはC9−アルキル基を表す。アルキル基Rにおいて
、CR2基のプロトンの比率は好ましくは47か689
%、そしてCHとCH,基のプロトンの比率は好ましく
は53から11%である。OH基に対しオルトおよび/
またはパラ位に位置するアルキル基Rが好ましく、そし
てオルト化合物の比率は特に好ましくは20重量%を特
徴とする 特に好ましいフェノールは、フェノール、p−t−ブチ
ルフェノール、ヒドロキシジフェノール、p−クミルフ
ェノールそして特にp−3,5−ジメチルへブチルフェ
ノールとm−およびp−1゜1.3.3−テトラメチル
ブチルフェノールである。
特により好ましいのは、p−1,1,3,3−テトラメ
チルブチルフェノールである。連鎖停止剤は通常、使用
されるジフェノール基準で0゜lからlO1好ましくは
0.5から8モル%の量で使用される。
本発明により熱可塑的加工による成形品への応用が見い
だされているこのポリカーボネート、また二価カーボネ
ート構造単位(I)と(V)の種類と比率、および平均
分子量Mwの前記要件を満たす限り、少なくとも2種の
ポリカーボネートの任意の混合物も含むと理解されるべ
きである。しかし、好ましいのは、組成が合成で決定さ
れ、そして後の混合によっては得られないポリカーボネ
ートである。
本発明のポリカーボネートは、相界面法によって公知の
方法で合成することができる(「ポリカーボネートの化
学物理J H,5chnell、 Polymer R
eviews、 Vol、、 Il、 pages 3
3 ff、、 Interscience、 New 
York、 l 964を参照)。この方法においてジ
フェノール(II)は、アルカリ水相に溶解される。他
のジフェノールとのポリカーボネート共重合体の製造に
は、ジフェノール(I[)とその他のジフェノール、例
えば(■)、の混合物が使用される。分子量を調整する
ために、連鎖停止剤、例えば(■)゛を加えることがで
きる。ホスゲンとの反応が次に、相界面法によって、好
ましくはポリカーボネートの溶媒である不活性有機相の
存在下に行われる。反応温度は通常0から40℃である
使用されるジフェノール(I[)とその化ジフェノール
(Vl)と共に、これらの七ノーおよび/またはビス−
クロルギ酸エステルも使用することができ、これらは有
機用材の溶液として加えられる。
連鎖停止剤の量は、ジフエルレート構造単位(If)と
その他のジフエルレート構造単位、例えば(Vl)のモ
ルに依存する;また、クロルギ酸エステルの使用により
、ホスゲンの量をそれに応じて公知のように減らすこと
ができる。連鎖停止剤および必要によりクロルギ酸エス
テルの溶液用の有機溶剤と共に、相界面重縮合の有機相
として、以下のものが用いられる。例えば、クロロホル
ム、ジクロロエタン、ジーそしてテトラ−クロロエチレ
ン、テトラクロロエタン、メチルクロリド、クロロベン
ゼンそしてジクロロベンゼンなどの塩素化炭化水素、そ
してまた、トルエンそしてキシレンなどの塩素化されて
いない炭化水素、またこれらの溶剤の混合物、特にメチ
レンクロリドとクロロベンゼンの混合物である。使用さ
れる連鎖停止剤は、できるだけ同一の溶剤に溶解する。
相界面重合の有機相として、メチレンクロリドとクロロ
ベンゼンの混合物と同様に、例えばメチレンクロリド、
クロロベンゼンまたはトルエンも使用することができる
アルカリ水相としては、例えば水酸化ナトリウムまたは
水酸化カリウムの水溶液が用いられる。
相界面縮重合による本発明のポリカーボネートの合成は
、三級アミンや相間移動触媒などの触媒、特にトリブチ
ルアミン、トリエチルアミン、N−エチルピペリジンな
どの三級脂肪族アミンそして、特に、テトラブチルアン
モニウムプロミドやトリノエニルベンジルホスホニウム
ブロミドなどの四級アンモニウムおよびホスホニウム化
合物を用いることにより、常法により触媒することがで
きる;これらの触媒、通常使用されるジフェノールのモ
ル基準で0.05から30モル%の量で用いられる。
触媒は、通常ホスゲン化の開始前またはホスゲン化中、
またはホスゲン化後にさえも加えられる。
本発明のポリカーボネートは、−次反応生成物から常法
により分離される。例えば、相界面縮重合により得られ
た、ポリカーボネートが溶解した有機相を分離し、それ
を洗浄して中性化および無電解質化し、そして次いで、
例えばベント式押し出し機を用いて粒状物として、また
は非溶媒により析出させて乾燥し、または噴霧蒸発によ
り粉末またはペレットとして、ポリカーボネートを回収
する。
後処理前または後処理中に、通常量の、安定剤、離型剤
、顔料、難燃剤、帯電防止剤、導電剤、フィラーそして
強化剤などの熱可塑性ポリカーボネートの通常の添加剤
を本発明のポリカーボネートに加えることができる。
より具体的には、例えばグラファイト、カーボンブラッ
ク、金属繊維、金属粉、ケイソウ土、石英、カオリン、
雲母、クレイ、二7ツ化カルシウム、炭酸カルシウム、
酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、窒化アルミニウ
ム、ケイ酸塩、硫酸バリウム、ガラス繊維、炭素繊維、
無機繊維そして無機や有機顔料を加えることができ、離
型剤としては、例えばグリセリルステアレート、ペンタ
エリスリトールテトラステアレートおよびトリメチロー
ルプロパントリステアレートなどの、長鎖カルボン酸を
有する多価アルコールのエステルを用いることができる
本発明のポリカーボネートは、熱可塑的に成形加工する
ことができ、例えば、射出成形、押し出し、ブロー成形
または深絞りであり、その間に上記添加剤を加えること
ができる。成形品には以下のものが含まれると解される
べきである。即ち、射出成形品、プロフィル、管、シー
ト、繊維およびフィルムなどの押し出し成形品、ビン、
缶、軽容器などのブロー成形品、さらに例えばシートや
フィルムからの深絞り成形品である。
フィルムは、他のフィルムと共にラミネート・フィルム
に加工できる。さらに、本発明のブレンドは、例えば繊
維や他のポリマーと組み合わせて、他の複合材料として
用いることができる。
本発明のポリカーボネートから作られた成形品は、例え
ば、建築領域ばかりでなく電着分野にも、高強度と同時
に高たわみ温度が要求される場合に好都合に使用される
置換シクロヘキシリデンビスフェノール(A)全基礎と
するポリカーボネートと前記ブレンドは、ポリカーボネ
ートとの周知のブレンドと比べて重要な特長を示す。こ
れらは大気中の酸素の影響下においてさえも、高い熱I
;わみ温度、良好な溶融流動性および高い温度安定性を
同時に有する。これらは、非ニユートン流動を示し、そ
れは射出成形および押出し加工を容易にし射出成形品は
、容易に型から取り出される。ブレンドも非常に強く、
特に高い抗トラッキング性、加水分解に対する安定性お
よび紫外線やガンマ線照射に対する安定性を持っている
。さらに、これらは、高いガス透過性と、例えば二酸化
炭素/酸素混合気体の分離における高いガス分離選択性
を有している。本発明の熱可塑性ブレンドは、5から9
8重量%、より好ましくはlOから95重量%そして特
に20から90重量%、の二官能性カーボネート構造単
位(I)を有する少なくとも1種の熱可塑性芳香族ポリ
カーボネート(A)を含む。それらは、0から90重量
%、より好ましくは0から75重量%、特にOから60
重量%の少なくとも1種の非晶質熱可塑性樹脂(B)を
含むことができる。それらは、0から90重量%、より
好ましくは0から75重量%、特に0から60重量%の
少なくとも1つの部分結晶性熱可塑性樹脂0を含むこと
ができる。それらは、Oから90!i量%、より好まし
くは0から75重量%、特にOから60重量%の少なく
とも1つのグラフトポリマー(0を含むことができる。
さらに、それからは、Oから80重量%、より好ましく
はOから60重量%、特にOから45重量%、特別には
Oから30重量%の少なくとも1つのゴムの)を含むこ
とができる。
本発明の熱可塑性ブレンドにおいて、ゴム0)とグラフ
トポリマー(E)のゴム成分の合計は、好ましくは0か
ら80重量%、より好ましくは0から60重量%、特に
0から45重量%、特別には0から30重量%である。
本発明の熱可塑性ブレンドは、二官能性カーボネート構
造単位(I)を有する少なくとも1種の熱可塑性芳香族
ポリカーボネート(A)に加えて、(B)、0、(D)
および(0から選ばれる1種または数種の成分を含むこ
とができる。
特に好ましいブレンドは、二官能性カーボネート構造単
位(I)を有する少なくとも1種の熱可塑性芳香族ポリ
カーボネート(A)と1から99重量%の少なくとも1
種の非晶質熱可塑性樹脂(B)、または1から99重量
%の少なくとも1種のグラフトポリマー(ト)から得ら
れた熱可塑性ブレンドである。成分(A)と<B)との
ブレンドが特に好ましい。
また特に好ましいブレンドは、二官能性カーボネート構
造単位(I)を有する少なくとも1種の熱可塑性芳香族
ポリカーボネート(A)、■から98重量%、好ましく
は20から75重量%、特に30から60重量%の、6
0から400℃の融点を持つ少なくとも1種の部分結晶
性熱可塑性樹脂(Qおよびlから98重量%、好ましく
は10から35重量%、特に15から25重量%の、少
なくとも1種のゴムと少なくとも1種のグラフトしたポ
リマーからなる少なくとも1種のグラフトポリマー(E
)のブレンドである。
特に好ましいブレンドは、少なくとも1種の二官能性カ
ーボネート構造単位(1)を有する少なくとも1種の熱
可塑性芳香族ポリカーボネート(A)、1かも98重量
%、好ましくは10から70重量%、特に20から60
重量%、の40から300℃のガラス転移温度を持つ、
少なくとも1種の非晶質熱可塑性樹脂(B)およびlか
ら98重量%、好ましくは10から80重量%、特に2
0から60重量%の少なくとも1種のゴムと、少なくと
も1種のグラフトしたポリマーからなる少なくとも1種
のグラフトポリマー■の熱可塑性樹脂ブレンドである。
特に好ましいものはまた、少なくとも1種の二官能性カ
ーボネート構造単位(1)を有する少なくとも1種の熱
可塑性芳香族ポリカーボネート(A)、lから98重量
%、好ましくはlOから80重量%、特に20から70
重量%、の40から300℃のガラス転移温度をもつ、
少なくとも1種の非晶質熱可塑性樹脂(Oおよび1から
60重量%、好ましくは1から20重量%、特に2から
5重量%の、少なくとも1種のゴム(D)の熱可塑性樹
脂ブレンドである。
非晶質熱可塑性樹脂(B)は、50から280℃、より
好ましくは60から250℃、特に80から230℃の
ガラス転移温度を持つことが好ましい。
部分結晶性熱可塑性樹脂(0は、70から350℃、よ
り好ましくは80から320℃、特に100から300
カの融点を持つことが好ましい。
ブレンド成分として本発明に使用される非晶質熱可塑性
樹脂(B)の例は、二官能性カーボネート構造単位(I
)を有しない芳香族ポリカーボネート、二官能性カーボ
ネート構造単位(I)を有しない芳香族ポリカーボネー
トであって、挿入されたポリシロキサンブロック、脂肪
族ポリエーテルブロックまたは脂肪族ポリエステルブロ
ックを有するもの、芳香族ポリエステル、二官能性カー
ボネート構造単位(1)を有しない芳香族ポリ(エステ
ルカーボネート)、脂肪族−芳香族ポリエステル、ポリ
アミド、ポリ(アリーレンスルフィド)、芳香族ポリエ
ーテル、芳香族ポリイミド、ポリエポキシド、ビニルポ
リマーそして(メタ)アクリル酸ポリマーである。
好ましくは、ポリシロキサンブロックが挿入された、二
官能性カーボネート構造単位(1)を有しない芳香族ポ
リカーボネートと芳香族ポリ(エステルカーボネート)
、芳香族ポリエステル、脂肪族−芳香族ポリエステル、
ポリアミドおよびビニルポリマー、そして特に芳香族ポ
リエステル、二官能性カーボネート構造単位(I)を有
しない芳香族ポリ(エステルカーボネート)、ポリアミ
ドおよびビニルポリマーである。
本発明においては、二官能性カーボネート構造単位(I
)を有しない芳香族ポリカーボネートをブレンド成分(
B)として使用することができる。このようなポリカー
ボネートは、ビスフェノール(Vl)を基礎とする、2
官能力−ボネート構造単位(V)のみを含む。ただ1種
のビスフェノールから得られる単独ポリカーボネートま
たは、少なくとも2種のビスフェノールから得られるポ
リカーボネート共重合体が使用される。分子量の点では
、分校形成剤、連鎖停止剤およびポリカーボネートの製
造法が利用され、これについてはカーボネート構造単位
(1)を有するポリカーボネート(八)について述べた
ことが当てはまる。
ブレンド成分(B)としてはまた、ポリカーボネート成
分が少なくとも1種の芳香族ビスフェノール(VT)か
ら形成されたポリカーボネート−ポリシロキサンブロッ
ク共重合体を使用することができる。ポリシロキサンブ
ロックは、例えば2相界面縮重合により、ポリカーボネ
ート反応中に、CIまたはビスフェノール末端基を持つ
ポリシロキサンを同時に導入することにより、ポリカー
ボネート−ポリシロキサンブロック共重合体に取り入れ
ることができる。このようなポリシロキサンは、例えば
一般式(■)および(II): (II) の、平均縮重合度n=5から200の、ポリジメチルシ
ロキサンである。かかる使用可能なポリシロキサンブロ
ックその他は、しばしば文献に開示されている。ポリカ
ーボネートポリシロキサンブロック共重合体のシロキサ
ン含量は、ブロック共重合体に望まれる物性により、例
えば0.1から80重量%の広い範囲内で変えることが
できる。
ポリカーボネートブロックに取り込まれる、適当なポリ
シロキサンブロックの合皮およびポリカーボネート−ポ
リシロキサン共重合体の合皮は、例えば、米国特許明細
書簡3.189.662号、ドイツ国特許明細書第1.
595.790号、ドイツ国特許明細書第2.411.
123号、ドイツ国公開特許明細書第2.411.36
3号、ヨーロッパ公開特許明細書第216106号そし
てドイツ国公開特許明細書第3.506.472号に開
示されている。
ブレンドの成分(B)としては、例えばポリカーボネー
ト−ポリエーテルブロック共重合体と、脂肪族ポリエー
テルブロック、例えばポリ(エチレンオキシド)、ポリ
(プロピレンオキシド)、および好ましくはポリ(ブチ
レンオキシド)ブロック、または脂肪族ポリエステルブ
ロック、例えばヘキサンジオール−アジピン酸ポリエス
テルまたはへキサジオール−ダイマー脂肪酸ポリエステ
ルを持つポリカーボネート−ポリエステルブロック共重
合体も使用することができる。この種のブロック共重合
体およびそれらの合或は、ドイツ国特許公開明細書第2
.636.783号;2,636.784号;2.82
7.215号;2.726.376号;2.726,4
16号;2.726.417号;2゜712.435号
そして2,702,626号に開示されている。
本発明のブレンドの成分(B)として使用し得る芳香族
ポリエステルとポリ(エステルカーボネート)は、少な
くとも1種の芳香族ビスフェノール、芳秀抜ジカルボン
酸および随時炭酸から形成される。
適当な芳香族ジカルボン酸は、例えば7タル酸、テレフ
タル酸、イソフタル酸、t−ブチルイソフタル酸、3.
3’−ジフェニルジカルボン酸、4゜4′−ジフェニル
ジカルボン酸、4.4’−ベンゾフェノンジカルボン酸
、 3.4’−ベンゾフェノンジカルボン酸、4.4’−ジ
フェニルエーテルジカルボン酸、4.4’−ジフェニル
スルホンジカルボン酸、2.2−ビス−(4−カルボキ
シフェニル)−プロノ(ン トリメチル−3−フェニルインダン−4’、5−ジカル
ボン酸である。
芳香族ジカルボン酸のうち、テレフタル酸および/また
はイソフタル酸の使用が特に好ましい。
ビスフェノールには、(■)と関連して述べた好ましい
ものを適用する。
芳香族ポリエステルとポリ(エステルカーボネート)は
、ポリエステルおよびポリ(エステルカーボネート)の
文献で合成に公知の方法、例えば、均一溶液中の方法、
溶融エステル交換法モして二相界面法により製造するこ
とができる。好ましくは、溶融エステル交換法そして特
に二相界面法が用いられる。
溶融エステル交換法(アセテート法および)工二ルエス
テル法)は例えば、米国特許明細書簡3゜494.88
5号;4.386.186号;4.661.580 ;
 4.680,371号そして4,680゜372号、
ヨーロッパ特許公報明細書簡26 120号、26 1
21号、26 684号、28030号、39 845
号、91 602号、97 970号、79 075号
、146 887号、156 103号、234 91
3号、234 919号そして240 301号、そし
てドイツ国特許公開公報明細書簡1.495,626号
と2;232.877号に開示されている。二相界面法
は、例えば、ヨーロッパ公開特許明細書68014号、
88 322号、134 898号、151 750号
、182 189号、219708号そして272 4
26号、ドイツ国公開特許明細書簡2,940.024
号;3.007.934号そして3,440.020号
そしてP。
lymer  Reviews、 volume  l
 Os CondensationP olymers
  by  I nterfacial  and  
S oluti。
n  Methods、 Paul  W、 Morg
an、  Interscience  Publis
hers  New  York、  l 965、C
hapter  ■、page325、P olyes
tersに開示されている。
一般にアセテート法では、芳香族ジカルボン酸とビスフ
ェノールジアセテートまたはビスフェノールと無水酢酸
が縮合され、酢酸の脱離によりポリエステルとなる。
一般にフェニルエステル法では、ビスフェノール、芳香
族ジカルボン酸または芳香族ジカルボン酸のジフェニル
エステルおよび随時ジフェニルカーボネートが反応して
、フェノールおよび随時二酸化炭素の離脱によりポリエ
ステルまたはポリ(エステルカーボネート)となる。
一般に二相界面法では、ポリエステルまI;はポリ(エ
ステルカーボネート)の合皮に用いる原料は、アルカリ
金属ビスフェノール塩、芳香族ジカルボン酸ジクロルド
と随時ホスゲンである。この縮合反応において、ポリエ
ステルまたはポリエステルカーボネートは、アルカリ金
属クロリドの生成と共に合皮される。
一般に生成した塩は水相に溶解され、一方生成したポリ
エステルまたはポリ(エステルカーボネート)は有機相
に溶液として存在し、水相から分離される。
ブレンドの成分(B)として使用される脂肪族−芳香族
ポリエステルは、例えば、シクロヘキサン−1,4−ジ
メタツールとテレフタル酸および/またはイン7タル酸
の非晶質ポリエステルであり、それはコモノマーとして
その他のジカルボン酸と脂肪族ジヒドロキシ化合物、例
えばグリコール、プロピレングリコールおよびブチレン
グリコールを含むことができる。
かかるポリエステルの例は、シクロヘキサン−1,4−
ジメタノ−ルーテレフタル酸ポリエステル、シクロヘキ
サン−1,4−ジメタノールーテレフタル酸−イソフタ
ル酸コポリエステルおよびシクロヘキサン−1,4−ジ
メタノ−ルーテレフタル酸−エチレングリコールコポリ
エステルである。かかるポリエステルは、例えば、ヨー
ロッパ公開特許明細書簡273 151号、27315
2号、155 989号、225 974号、185 
309号、152 825号、226189号そして2
72 416号、そして米国特許明細書簡4.188,
314号そして4,634゜737号に開示されている
ブレンドの成分(B)として使用される非晶質熱可塑性
ポリアミドは、例えば、エチレンジアミン、テトラメチ
レンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ヘキサメチレ
ンジアミン、デカメチレンジアミン、2,2.4−およ
び2,4.4−トリメチルへキサメチレンジアミン、m
−およびp−キシリレンジアミン、ビス−(4−アミノ
シクロヘキシル)−メタン、4.4′−と2,2′−の
混合物のジアミノジシクロヘキシルメタン、2.2−ビ
ス−(4−アミノシクロヘキシル)−プロパン、3゜3
′−ジメチル−4,4′−ジアミノジシクロヘキシルメ
タン、3−アミノシル−3,5,5−トリメチル−シク
ロヘキシルアミン、2,5−ビス−(アミノメチル)−
ノルボルナン、2.6−ビス−(アミノメチル)−ノル
ボナン、そして1.4−ジアミノ−メチルシクロヘキサ
ン、およびこれらジアミンの混合物などのジアミンと、
シュウ酸、アジピン酸、アゼライン酸、デカンジカルボ
ン酸、ヘプタデカンジカルボン酸、2,2.4−トリメ
チルアジピン酸、2,4.4−1−リメチルアジビン酸
、イソフタル酸そしてテレフタル酸、およびこれらジカ
ルボン酸の混合物などのジカルボン酸との重縮合により
得ることができる。
数種の前記ジアミンおよび/またはジカルボン酸の重縮
合により得られた非晶質コポリアミドもまた含まれる。
ω−アミノカプロン酸、ω−アミノウンデカン酸または
ω−アミノラウリン酸などのω−アミノカルボン酸、ま
t;はこれらのラクタムを共に使用して合成された非晶
質コポリアミドも含まれる。
特に好ましい非晶質熱可塑性コポリアミドは、イソフタ
ル酸、ヘキサメチレンジアミンおよび4゜4′−ジアミ
ノジシクロヘキシルメタン、インホロンジアミン、2.
2.4−および/または2,2゜4−トリメチルへキサ
メチルジアミン、2.5−および/または2,6−ビス
−(アミノメチル)−ノルボルナンなどのその他のジア
ミンから得られるもの、イソフタル酸、4.4’−ジア
ミノジシクロヘキシルメタンとω−カプロラクタムから
得られるもの、イソフタル酸、3.3’−ジメチル−4
゜4′−ジアミノジシクロヘキシルメタンとω−ラウリ
ックラクタムから得られるもの、テレフタル酸と2.2
.4−および/または2.4.4−トリメチルへキサメ
チレンジアミンから得られるものである。
純品の4.4′−ジアミノジシクロヘキシルメタンの代
わりに、ジアミノジシクロヘキシルメタンの位置異性体
の混合物を使用することができ、その組成はニ ア0から99モル%の4.4′−ジアミノ異性体lから
30モル%の2.4′−ジアミノ異性体0から2モル%
の2.2′−ジアミノ異性体であり、可能なら工業品質
のジアミノジフェニルメタンの水素化により得られる対
応する高縮合ジアミンである。
非晶質ポリアミドとその製造法は公知である(例えば、
タルマン、工業化学の百科、第19巻、50ページ(U
 llman、 E nzyklopodia  de
r  T echnischen  ChemieSv
olume  l 9、page  50 ))。
ブレンドの成分(B)として用いられるポリアリーレン
スルホンは、一般に10,000から2゜ooo、oo
o好ましくは20,000から90゜000の平均分子
量(重量平均:CHCQ、中の光散乱法により測定)を
有する。これらの例は、4゜4′−ジクロロジフェニル
スルホンと少なくとも1種のビスフェノール、特に2.
2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパンとビ
ス−(4−ヒドロキシフェニル)−スルホンから公知の
方法で得られるボリアーレフスルホンであり、例工ば、
2官能スルホン構造単位(X)および(■):を有する
ポリアリーレンスルホンである。
これらポリアリーレンスルホンは公知である(9えば、
米国特許明細書第3.264.536号、ドイツ国公開
特許明細書簡1.794.171号、英国特許公開公報
明細書路1.264.900号、米国特許明細書第3.
641,207号、ヨーロッパ公開特許明細書簡00 
38 028号、ドイツ国公開特許明細書簡3.601
.419号とドイツ国公開特許明細書簡3.601.4
20号、ヨーロッパ特許明細書第149359号、ヨー
ロッパ特許明細書簡294 473号そして刊行物のG
、B11nne  et  al、、 Kunstst
offe  75/ l (1985)29−34およ
びR、N 、 J ohnson  at  al。
Journal  of  Polymer  5ci
ence、 Part  Al。
5 (1967)2375−2398)。適当なポリア
リーレンスルホンはまた公知である(例えばドイツ国公
開特許明細書簡2.305.413号参照)。
本発明のブレンドの成分(B)として利用しうる芳香族
ポリエーテルは、例えば、ポリ7エレンオキシドである
。ポリ7エレンオキシドは公知であり、例えば、米国特
許明細書第3.306.874号;3.306.875
号;3.257,357号;3.257.358号;3
.661.848号:3゜219.625号;3.37
8.505号;3.639.656号; 4.011.
200号そして3,929.930号、ヨーロッパ公開
特許明細書簡248526号、0 271 699号そ
してドイツ国公開特許明細書簡2.126.434号に
開示されている。分子量My(重量平均)は一般にlo
、oooからgo、ooo、好ましくは15,000か
ら60.000である。
ポリフェニレンオキシドは一般に、1種または数種の2
置換または3置換フエノールの酸化カップリング反応に
よりホモポリマーまたはコポリマーとして得られる。銅
−アミン錯体が一般に反応の触媒として使用される。−
級、二級および/または三級アミンの銅−アミン錯体を
使用することができる。適当なホモポリフェニレンオキ
シドの例は以下のものである: ポリ−(2,3−ジメチル−6−エチルフェニレン−1
,4−エーテル)、 ポリ−(2,3,6−ドリメチルフエニレンーl。
4−エーテル)、 ポリ−(2,4’−’;メチルフェニルフェニレンー1
.4−エーテル)、 ポリ−(2−/ロモー6−フェニルフェニレンー1.4
−エーテル)、 ポリ−(2−メチル−6−7エニルフエニレンー1.4
−エーテル)、 ポリ−(2−フェニルフェニレン−1,4−エーテル)
、 ポリ−(2−クロロフェニレン−1,4−エーテル)、 ポリ−(2−メチルフェニレン−1i−エーテル)、 ポリ−(2−クロロ−6−ニチルフエニレンー1゜4−
エーテル)、 ポリ−(2−クロロ−6−ブロモフェニレン−1゜4−
エーテル)、 ポリ−(2,6−ジーn−プロピルフェニレン−l。
4−エーテル)、 ポリ−(2−メチル−6−イソプロビルフェニレン−1
,4−エーテル)、 ポ!J−(2−りe+クロー−メチルフェニレン−1゜
4−エーテル)、 ポリ−(2−メチル−6−ニチルフエニレンー1゜4−
エーテル)、 ポリ−(2,6−ジプロモフエニレンー1.4−エーテ
ル)、 ポリ−(2,6−シクロロフエニレンー1.4−エーテ
ル)、 ポリ−(2,6−シエチルフエニレンー1,4−エーテ
ル)、 ポ11−/’)R−、・jノ藤−−−を中−1−+−−
チル)。
適当なポリフェニレンオキシド共重合体は、例えば、上
記したホモポリフェニレンオキシドの製造に使用される
二種または数種のフェノールから製造される。
ポリ−(2,6−シメチルフエニレンー1,4−エーテ
ル)が特に好ましい。
ポリフェニレンオキシドとポリスチレンなどのポリビニ
ル芳香族化合物のグラフトおよびブロック共重合体もブ
レンド成分(B)として適当である。適当なスチレン−
グラフトポリフェニレンオキシドは、例えば、刊行物“
X yron   J apanP 1astics 
 Age、 March/ April  1979、
pp、29−33に記載されている。
ブレンドの成分(B)として使用される芳香族ポリイミ
ドは、芳香族ポリ(エーテルイミド)で、それは米国特
許明細書簡4,395.518号と3゜855.178
号、ヨーロッパ公開特許明細書簡120 183号、1
20 184号、179471号、292 243号と
278 066号、ドイツ国特許明細書第2.735.
501号そして刊行物のPo1y(ether  1m
1de) 、Kunststoffe −P 1ast
ics  4 / l 982、pp、32−35、P
o1y (ether  1m1de) 、Kunst
stoffe  73/ 5 (1983) 、pp−
266−269、R、O、J ohnsonand  
H,S、 Burlhis、  J、 of  Po1
. Sc、。
Polymer  Symp−70(1983) 、p
p−129−143そしてり、M、White  et
  al、 J 、 ofPot、 Sc、、 Po1
. Chemistry  Ed、、  l 9 (1
981)、pp、1635−1685、に開示されてい
る。
これら芳香族ポリ(エーテルイミド)の合皮は、そこに
開示されているように、例えば、ビス−ニトロ−ビス−
フタルイミドとアルカリ金属ビスフェノール塩とのアル
カリ金属ニトリルの離脱を伴う反応により、また無水ビ
ス−エーテル−ビス−7タル酸とジアミンとの水の離脱
を伴う反応により行われる。好ましい芳香族ポリ(エー
テルイミド)は、例えば、繰り返し単位II)を有する
ものである: (n) ブレンドの成分(B)として使用されるポリエポキシド
は、例えば、エピクロルヒドリンとビスフェノール、例
えばビスフェノールAとから公知の方法で合皮すること
ができるものである。式(Xrll)に特に好ましいエ
ポキシドを示す、式中nは、例えば、5かも200であ
る: ブレンドの成分(B)として使用されるビニルポリマー
および(メタ)アクリル酸ポリマーは、例えば下記の単
量体の単独または共重合体である:(1)  スチレン
とその誘導体、例えばσ−メチルスチレン、σ−クロロ
スチレン、p−メチルスチレン、3.4−ジメチルスチ
レン、0−とp−ジビニルベンゼン、p−メチル−2−
a−メチルスチレン、およびp−クロロ−α−メチルス
チレン、好ましくはスチレンとa−メチルスチレンであ
る。
(2)アクリルおよびメタクリル化合物、例えばアクリ
ル酸およびメタクリル酸、アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、ア
クリル酸n−そしてイソ−プロピル、アクリル酸n−そ
してイソ−ブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸
2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸エチル、メタクリル酸n−そしてイソ−プロピル、メ
タクリル酸n−そしてイソ−ブチル、メタクリル酸し一
ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル、およびメタクリ
ル酸インボルニル、好ましくはアクリロニトリル、メタ
クリロニトリル、メタクリル酸メチルおよびメタクリル
酸t−ブチルである。
(3)無水マレイン酸とその誘導体、例えばマレイン酸
エステル、マレイン酸ジエステルおよびマレイミド、例
えばアルキル−およびアリール−アレイミド、例えばメ
チル−またはフェニル−マレイミド、好ましくは無水マ
レイン酸とアレイミド、特にフェニリアレイミドである
モノマー(3)は、一般に七ツマ−(1)と(2)のコ
モノマーとして用いられる。
適当な単独および共重合体の例は、ポリスチレン、ポリ
メタクリル酸メチル、スチレン−メチルスチレン共重合
体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、(a−メチ
ルスチレン)−アクリロニトリル共重合体、スチレン−
(無水マレイン酸)共重合体、スチレン−フェニルマレ
イミド共重合体、スチレン−(メタクリル酸メチル)共
重合体、(メタクリル酸メチル)−アクリロニトリル共
重合体、スチレン−アクリロニトリル−(無水マレイン
酸)共重合体、スチレン−アクリロニトリル−フェニル
アレイミド共重合体、(a−メチルスチレン)−アクリ
ロニトリル−メタクリル酸メチル共重合体、(a−メチ
ルスチレン)−アクリロニトリル−(メタクリル酸t−
ブチル)共重合体およびスチレン−アクリロニトリル−
(メタクリル酸t−ブチル)共重合体である。
ビニルポリマーおよび(メタ)アクリル酸ポリマーは公
知のラジカル、アニオンおよびカチオン重合法で脅威す
ることができる。公知のレドックス重合または、金属有
機物混合触媒による公知の重合も有利である。重合は、
バルク、溶液またはエマルジョンで行われ、これらは公
知である。
溶液、析出またはバルク懸濁法などの混合法も使用でき
、それらは公知である。ビニルポリマーおよび(メタ)
アクリルポリマーの重量平均分子量は、一般に10.0
00から300.000、好ましくは30,000から
200.000である。
本発明のブレンドの成分(C)として使用しうる部分結
晶性熱可塑性樹脂は、ポリオレフィン、アイオノマー、
脂肪族−芳香族ポリエステル、ポリアミド、芳香族ポリ
(エーテルケトン)そしてポリ(フェニレン)スルフィ
ドである。特に好ましいのは、脂肪族−芳香族ポリエス
テル、ポリアミドであり、特に脂肪族ポリエステルであ
る。
ブレンド成分(C)として、部分結晶性ポリオレフィン
を本発明において使用することができる。
かかるポリオレフィンは、例えば、エチレン、プロピレ
ン、ブテン−11ペンテン−1,ヘキセン−1,ヘプテ
ン−1,3−メチルブテン−114−メチルブテン−1
,4−メチルペンテン−1、オクテン−1その他のオレ
フィンの単独または共重合体である。いくつかのこれら
のオレフィンは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
ブテン−1そしてポリ−4−メチルペンテン−1である
ポリエチレンは、PE、HDPE (高密度)、LDP
E (低密度)とLLDPE (超低密度)に区別され
る。ポリエチレンの密度の違いは、方法の違いおよび他
の七ツマ−との共重合に起因するもので、これらは公知
である。ポリオレフィンの公知の製造方法は、例えば高
圧法と低圧法(金属−有機物混合触媒によるチーグラー
・ナツタ触媒反応)である。
好ましいブレンド成分(C)は、ポリエチレンおよびポ
リ−4−メチルペンテン−1でアリ、ポリエチレンが特
に好ましい。このポリオレフィンは、オレフィンの他に
、少量の他の七ツマ−を加えることができる。
アイオノマーも本発明のブレンドの成分(C)として適
している。これらは、上記一般のポリオレフィンの中で
、特に、アクリル酸やメタクリル酸などの酸基を持つ共
重合上ツマ−を含むポリエチレンである。
酸基は、Na”、Ca”、y1g1+およびAP+など
の金属イオンの助けでイオン性、および場合によりイオ
ン架橋ポリオレフィンに転換されるが、それらも熱可塑
加工ができる。かかるポリマーは、例えば、その酸基が
金属塩様の置換基に転化されているエチレン−(アクリ
ル酸)共重合体である。
かかるアイオノマーは、例えば米国特許明細書簡3.2
64.272号;3.404.134号:3゜355.
319号と4.321.337号に開示されている。部
分結晶性のブレンド成分(C)として使用される芳香族
−脂肪族ポリエステルは、好ましくはポリ(アルキレン
テレフタレート)であって、例えばニレチングリコール
、プロパンジオール−l、3、ブタンジオール−1,4
、ヘキサンジオール−1,6、および1.4−ビスーヒ
トσキシメチルシクロヘキサンを基礎とするものである
使用上特に好ましいのは、部分結晶性である限りにおい
て、ポリ(ブチレンテレフタレート)、ポリ(エチレン
テレフタレート)、およびシクロヘキサン−1,4−ジ
メタツールおよびエチレングリコールとテレフタル酸の
共重合体である。
これらポリ(アルキレンテレフタレート)の分子量MW
(重量平均)は、通常io、oooから2oo、ooo
、好ましくは10.000から80゜000である。ポ
リ(アルキレンテレフタレート)は公知の方法、例えば
テレフタル酸ジアルキルエステルと対応するジオールの
エステル交換により得ることができる(例えば、米国特
許明細書第2゜647.885”r;2.643,98
9号;2.534.028号;2.578.660号、
2,742゜494号そして2,901.466号参照
)。
ブレンド成分(C)として適する部分結晶性ポリアミド
は特に、ポリアミド6、ポリアミド66、ポリアミド4
6およびこれら成分を基礎とする部分結晶性コポリアミ
ドである。さらに、部分結晶性ポリアミドは、酸成分に
、完全にまたは部分的に(例えば、ε−カグロラクタム
に加えて)特にアジピン酸および/またはテレフタル酸
および/またはイソフタル酸および/またはスペリン酸
および/またはセバシン酸および/またはアゼライン酸
および/またはドデカンジカルボン酸および/またはシ
クロヘキサンジカルボン酸を含み、そのジアミン成分に
、完全にまたは部分的に特にm−および/またはp−キ
シリレンジアミンおよび/またはへキサメチレンジアミ
ンおよび/まI;は2゜2.4−および/まt;は2.
4.4−トリメチルへキサメチレンジアミンおよび/ま
たはインホロンジアミンからなるものが含まれ、そのブ
レンドは一般に知られている(例えば、高分子の百科、
第11巻、315ページ以降、(E ncyclopa
ediaof  Polymers、 Vol、  l
 1 、 p、315 ff) )。
6から12の炭素原子を持つラクタムから、場合により
一種または数種の上記原料と共に、全体的にまたは部分
的に合成された部分結晶性ポリアミドも適当である。特
に好ましい部分結晶性ポリアミドは、ポリアミド6、ポ
リアミド66または、例えば00重量%までのその他の
化合物を少量有するコポリアミドである。
部分結晶性ブレンド成分(C)としては、芳香族ポリ(
エーテルケトン)も使用することができ、例えば、ドイ
ツ国特許明細書第1.078.234号、米国特許明細
書第4.010,147号、ヨーロッパ特許明細書簡1
35 938号、292211号、275 035号、
270 998号そして165 406号そして日本特
許出願第62151 421号と刊行物、C,に、 S
ham  etal、、 Po1y+ner  29/
 6(198g)、pp、  1016−1020.と
J 、E 、 Harris  at  al、。
J 、 Appl、 Polym、 Sc、 35/ 
7(1988)、pp、  l 877−1891 、
に開示されている。
これらポリ(エーテルケトン)は、例えば、ビスフェノ
ールをビス−(ハロゲノアリール)−ケトンと極性非プ
ロトン性溶剤中、アルカリ金属カーボネートの存在下に
反応させて得ることができる。そこで、例えば、2官能
構成単位(XIV)を有するポリマーは、ヒドロキノン
と4,4′−ジフルオロベンゾフェノンとの反応により
得ることができ;2官能性構造率位(XVI)を有する
ポリマーは、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)ケトン
と4.4′−ジフルオロベンゾフェノンとの反応により
得ることができる: これらポリマーは使用に好ましいポリ(エーテルケトン
)である。
部分結晶性ブレンド成分(C)としても使用しうるポリ
マーは、熱可塑性直鎖または分枝ポリ(アリーレンスル
フイ ド) である。
それらは一般式 () 式中、R1とR4は、独立に水素、C、−C、−アルキ
ル、フェニルまたはハロゲン、モしてnは、分子量を約
500から約ao、oooとするような整数である、 に対応する構造単位を有する。
ポリ(アリーレンスルフィド)は、ジフェニル単位を有
することもできる。最も重要なものは、R1からR4が
水素を表すポリ(アリーレンスルフィド)である。
ポリ(アリーレンスルフィド)とその製法は公知であり
、例えば、米国特許明細書第3.354゜129号;3
.786.053号;3.853.824号;3,85
6,560号と3.862.095号そしてヨーロッパ
公開特許明細書簡171 021号、または刊行物、W
 、 B aereckes  I nternati
onal  Po1y+ier  5cienece 
 and  Technology。
Vol−1s  No、9、 l 974、pp、T1
52−T154、とA、S、 Wood、 Mod、 
Plast、  Int。
18/4 (1988) 、pp、34−37に開示さ
れている。
ゴム(D)としては、熱可塑性ゴムを使用することがで
きる。かかる熱可塑性ゴムは、例えば、熱可塑性ポリウ
レタン、ポリ(エーテルエステル)、ポリ(エステルア
ミド)、ポリ(エーテルアミド)、熱可塑性オレフィン
エラストマー、エチレン−(アクリル酸エチル)共重合
体、スチレン−ブタジェン・セグメントポリマー、スチ
レン−イソプレン・セグメントポリマー、水素化スチレ
ン−ブタジェン・セグメントポリマーである。
好ましくは、熱可塑性ポリウレタン、ポリ(エーテルエ
ステル)そして特に、水素化スチレン−ブタジェン・セ
グメントポリマーである。
熱可塑性ポリウレタンは例えば、三成分から、長鎖2官
能ポリオール、短鎖ジオールまたはジアミンとジイソシ
アネートから合皮させる。三成分反応は、例えば、60
から140℃の開始温度で強く撹拌しながら行われる。
イソシアネート基は、ヒドロキシル基と反応し副生酸物
なしにウレタン基を生皮する。粉砕し、数日保管後、そ
のエラストマーは熱可塑加工され得る。適当な長鎖ジオ
ールは、例えば、エタンジオールポリアジペート、ブタ
ンジオール−1,4−ポリアジペート、エタンジオール
ブタンジオールポリアジペート、ヘキサンジオール−1
,6−(オネペンチルグリコール)ポリアジペート、プ
ロピレングリコール(1゜2)ポリエーテル、テトラメ
チレンオキシド(=テトラヒドロ7う、ン ポリエーテ
ル)、ヘキサンジオール−1,6ポリカーボネートおよ
びポリカプロラクトンである。
適当な短鎖ジオールまたはジアミン(連鎖延長剤)は、
例えば、エタンジオール、ブタンジオール−1,4、ヘ
キサンジオール−1,6、ヒドロキノン ジ−β−ヒド
ロキシエチル−エーテルおよびインホロンジアミンであ
る。
適当な短鎖ジオールまたはジアミン(連鎖延長剤)は、
例えば、エタンジオール、ブタンジオール−1,4、ヘ
キサンジオール−1,6、ヒドロキノン ジ−β−ヒド
ロキシエチル−エーテルおよびインホロンジアミンであ
る。
適当なジイソシアネートは、例えば4.4′−ジフェニ
ルメタン ジインシアネート(MDI)、ヘキサメチレ
ン ジイソシアネート(HDI)、インホロン ジイソ
シアネート(IPDI)8よび1.5−ナフタレン ジ
イソシアネート(MDI)である。
熱可塑性ポリウレタおよびその製法は、刊行物、W、 
Goyert  et  al、、 Kuststof
fa  68sJ ahrgang  l 978、p
p、 2−8、J、H,5aundersらの論文、、
 P olyurethanes、 Chemistr
y  and  Technology、 Vol、 
n  pp、299−451、I ntarscien
ce  P ubl 1shers、 N ew  Y
 ark。
1964、そして米国特許明細書第2.729.618
号と米国特許明細書第3,214.411号に開示され
ている。
適当なポリ(エーテルエステル)は、例えば、ポリ(テ
トラメチレン グリコール テレフタレート)、ポリ(
プロピレン グリコール テレフタレート)、またはポ
リ(エチレン グリコールテレフタレート)などの、軟
セグメントと、ポリ(ブチレン テレフタレート)の硬
セグメントとを持つブロック共重合体であり、例えば、
J。
W、 Crary、 GAK  7/ 1986、J 
ahrgang39、pp、330−334、とQ 、
K 、 Hoeschele、 Chemica  2
8/9 (1974) 、 pp−544−552,に
開示されている。
適当なポリ(エステルアミド)とポリ(エーテルアミド
)は例えば、ヨーロッパ公開特許明細書第126928
号、ドイツ国公開特許明細書簡2゜523.991号、
ヨーロッパ公開特許明細書簡281 461号そして刊
行物K unststoffe  7215 (198
2)pp、282−283.に開示されている。ポリ(
エチレングリコール)、ポリ(プロピレングリコール)
、ポリ(ブチレングリコール)などのポリエーテルセグ
メントと、PA6、PA   66、PAII、PA 
  12、PA  611そしてPA  612などの
ポリアミドセグメントとのブロック共重合体がある。
適当なスチレン−ブタジェン、スチレン−イソグレン、
および水素化スチレン−ブタジェンセグメントポリマー
は、例えば、米国特許明細書簡3゜333.024号;
3.753.936号そして3゜281.383号、ド
イツ国特許明細書第2,819.493号、そしてドイ
ツ国特許明細書第2,613.200号と2.643.
757号に開示されている。好ましいのは、5EBSブ
ロック共重合体と水素化5EBSブロツク共重合体(S
EBS翼スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロ
ック共重合体)である。
ゴム(D)としては、上記熱可塑性ゴム以外のゴムも使
用される。かかるゴムは、例えば、天然ゴム、エピクロ
ルヒドリンゴム、エチレン−(酢酸ビニル)ゴム、クロ
ロスルホン化ポリエチレンゴム、シリコーンゴム、ポリ
エーテルゴム、ジエンゴム、水素化ゴム、ポリアルケナ
マーゴム、アクリレートゴム、エチレン−プロピレンゴ
ム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム、ブチルゴムお
よび7ツ素ゴムである。好ましいは、シリコーンゴム、
ジエンゴム、水素化ジエンゴム、アクリレートコムおよ
びエチレン−プロピレン−ジエンゴム(該ジエンは、例
えば、ジシクロペンタジェン、エチリデンノルボルネン
またはへキサジエン−1゜4である)。
ジエンゴムは、例えば、ブタジェン、イソグレン、ピペ
リレン、およびクロロプレンなどの4から8の炭素原子
を持つ共役ジエンのホモポリマーこれらのジエンの互い
の共重合体およびこれらのジエンとスチレン、アクリル
またはメタクリル化合物(例えば、アクリロニトリル、
メタクリル酸アリル、アクリル酸、メタクリル酸、アク
リル酸ブチルおよびメタクリル酸メチル)の共重合体で
ある。
特に好ましいジエンゴムは、ブタジェン、ブタジェン−
スチレン、ブタジェン−(メタクリル酸メチル)、ブタ
ジェン−(アクリル酸ブチル)およびブタジェン−アク
リロニトリルゴムである。
アクリレートゴムは、例えば、1種また数種のC,−C
Iのアクリル酸アルキル、特にエチル、ブチル、オクチ
ルまたは2−エチルへキシルアクリレートを基礎とする
アクリル酸アルキルゴムである。これらアクリル酸アル
キルゴムは、酢酸ビニル、アクリロニトリル、スチレン
、メタクリル酸メチル、そしてビニルエーテルなどの共
重合可能な七ツマ−を、30重量%まで含むことができ
る。
これらアクリル酸アルキルゴムはさらに少量の(5重量
%までの)架橋能のある共重合可能な多官能性モノマー
を含むことができる。
その例は不飽和カルボン酸とポリオールのエステル(好
ましくはエステル基に2から20個の炭素原子を持つも
の)、例えばトリアリルシアヌレート、トリアリルイソ
シアヌレート;ジビニルベンゼンなどのジビニル化合物
;不飽和カルボン酸と不飽和アルコールとのエステル(
好ましくはエステル基に6から12の炭素原子)、例え
ばメタクリル酸アリル;リン酸エステル、例えば、トリ
アリルホスフェート;および1.3.5−トリアクリロ
イルへキサヒドロ−s−トリアジンである。
特に好ましい多官能性七ツマ−はトリアリルシアヌレー
ト、トリアリルイソシアヌレート、トリアリルホスフェ
ート、メタクリル酸アリルである。
その他の適当なアクリレートゴムは、ポリブタジェンな
どの1種または数種の共役ジエンの架橋ジエンゴム、ま
たはスチレンおよび/またはアクリロニトリルなどのエ
チレン性不飽和モノマーと共役ジエンの共重合体をコア
として、アクリレートシェルを含有するものである。
適当なシリコーンゴムは、例えば、一般式%式% 2/41 ここにRは1価の基を表す、の単位を有する
架橋シリコーンゴムである。個々のシロキサン単位の量
は、式R□RiOを100単位として同時に計算されな
ければならず、OからlOモル単位のR31O,、g、
0から1.5モル単位の式R,5iO171と0から3
モル単位の式5iOzz+が存在する。
Rは、一方では、lから18の炭素原子を持つm個飽和
ヒドロカルビル基、フェニル基、アルコキシ基または、
他方では、ビニルまたはメルカプトグロビル基のような
ラジカルの攻撃を受けやすい基を表す。少なくとも全て
の置換基Rのうち80%は、メチルであるのが好ましい
;特に好ましくはメチルとエチルの組み合わせまたはメ
チルである。
好ましいシリコーンゴムはラジカルの攻撃を受けやすい
基、特にビニル、アリル、ハロゲノまたはメルカプト基
、の挿入単位を、好ましくは全R基基準で2から10モ
ル%含むものである。
これらは、例えば、ヨーロッパ公開特許明細書落260
 558号に記載のように合皮される。
本発明のブレンドのグラフトポリマー(E)として使用
し得るのは、少なくとも一種のゴム(熱可塑性ゴムでな
い)の存在下上記3つの群から選ばれた少なくとも一種
の七ツマ−をラジカル重合して得られるグラフトポリマ
ーである。
好ましい製法は、乳化、溶液、バルクまたは懸濁重合で
ある。
グラフトポリマーは、例えば、50から90℃の温度で
ゴムラテックスの存在下に、過硫酸塩のような水溶性開
始剤またはレドックス開始剤の助けにより、ビニルモノ
マーをラジカル乳化グラフト重合して合皮することがで
きる。
二種の異なるゴムからなる予め合皮したシェル−コアゴ
ム粒子中に存在するゴムも使用することができる。従っ
て、例えば、コアはポリブタジェンまたはシリコーンゴ
ムからなり、シェルはアクリレートゴムからなる(上記
および、例えばヨーロッパ特許明細書$260 558
号のシロキサン/アクリレートのコア/シェル参照)。
単なるグラフトまたは多段グラフトにより、一種または
数種のグラフトされたシェルがゴム粒子に適用され、各
グラフトされたシェルは異なる組成を持つこととなる。
グラフトされる七ツマ−に加えて、ブレンドに一定の効
果を付与するために、多官能架橋モノマーまたは反応性
基を持つ七ツマ−が同時にグラフトされる(例えば、ヨ
ーロッパ公開特許明細書落230 282号、ドイツ国
公開特許明細書簡3゜601.419号そしてヨーロッ
パ公開特許明細書落269 861号)。
グラフトポリマー(E)は、通常5から90重量%、好
ましくは20から85重量%のゴムと95から10重量
%、好ましくは80から15重量%のグラフト共重合さ
れた七ツマ−を含む。ゴムは通常これらグラフトへテロ
共重合体中に、平均粒径0.05から5ミクロン、好ま
しくは0.1から2ミクロンさらに好ましくは0.1か
ら1ミクロンの少なくとも部分架橋粒子の形状で現れる
ビニルポリマーと(メタ)アクリルポリマーとして好ま
しものとして、または特に好ましいものとして上記した
七ツマ−とゴムは、グラフトポリマー用にもまた好まし
くまたは特に好ましい。
本発明のポリマーブレンドは種々の方法で製造すること
ができる。従って、原料ポリマーは溶剤または溶剤混合
物中に共に溶解される。ポリマーブレンドは、ポリマー
の共沈殿により、非溶媒の添加、または溶液を沈澱剤中
に注ぐことにより、または溶剤の蒸発により得ることが
できる。
ブレンドの全成分の最後の混合の前に、最終ブレンドの
個々のポリマーも別個に混合してもよい。
従って、例えば、樹脂状共重合体(例えばスチレン−ア
クリロニトリル共重合体)とゴム(例えばブタジェン−
アクリロニトリル共重合体)のラテつクスは、それらが
ポリカーボネートと混合されて最終成形用m放物になる
前に、共沈殿により混合される。
原料ポリマーの混合は、しかし、また押し出し機、内部
ニーダ−および混合ロールのような混合機で溶融して行
われる。
常用の添加剤は、ブレンドの個々の成分に製造中にまた
は製造後に、まI;溶融物の溶液に添加される。かかる
添加剤はまたその製造中のブレンドに加えられる。共通
の添加剤は、また仕上げのブレンドに、またその溶液ま
たは溶融物に添加される。
典型的な添加剤は、通常量の、例えば、安定剤、核形成
剤、離型剤、顔料、防炎剤、帯電防止剤、誘電剤、フィ
ラー、強化剤、そして繊維である。
より詳細には、例えば、グラファイト、カーボンブラッ
ク、金属繊維、金属粉、ケイソウ土、タルク、石英、カ
オリン、雲母、クレー、ニフッ化カルシウム、炭酸カル
シウム、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、ケイ酸
塩、硫酸バリウム、ガラス繊維、炭素繊維、セラミック
繊維そして二酸化チタンや酸化鉄のような無機顔料を加
えることができ、離型剤として、例えば、グリセリルス
テアレート、ペンタエリスリトール7テトラステアレー
トそしてトリメチルプロパントリステアレートを用いる
ことができる。
本発明のブレンドは、熱可塑的に成形加工することがで
き、例えば、射出成形、押し出し、ブローJjlE形ま
たは深絞りであり、その間に例えば上記添加剤を加える
ことができる。成形品には以下のものが含まれると解さ
れるべきである。例えば、射出成形品、プロフィール、
管、シート、繊維およびフィルムなどの押し出し成形品
、ビン、缶や軽容器などのブロー形戊品、さらに例えば
シートやフィルムからの深絞り成形品である。
フィルムは、他のフィルムと組み合わせてラミネート・
フィルムに加工できる。さらに、本発明のブレンドは、
例えば繊維や他のポリマーと組み合わせて、他の複合材
料として用いることができる。
本発明のブレンドから作られた成形品は、先に述べた物
性のために、特に電気や電子分野の製品に、高い応力の
かかる包装製品に、車体部品やエンジン区画の部品とし
て自動車分野にそしてガス透過性やガス分離膜に、従来
知られた素材よりも有利である。
実施例1 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチ
ル−シクロヘキサンのポリカーボネート(PC−BP2
M) 184g(4,6モル)の水酸化ナトリウムと282g
(1モル)の1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル
)−2−メチルーシクロヘキサンヲ3aの水に溶解した
。これに3.1g(0,033モル)のフェノールと3
Qのメチレンクロリドの溶液を加えた。148.5g(
1,5モル)のホスゲンが次いで強い撹拌下25℃で3
0分にわたり該混合物に通された。1.13g(0,0
1モル)のN−エチルピペリジンを加えた後、混合物を
60分間25℃で強く撹拌した。ビスフェノール塩のな
いアルカリ性水相を分離した;希リン酸で酸性化した有
機相を水で洗浄して無電解質化し蒸発させた。
得られたポリカーボネートを乾燥し残存メチレンクロリ
ドを除去した。ポリカーボネートは無色で相対粘度η”
’−1,309(メチレンクロリド中濃度c” 5 g
/ Qsそして25℃測定)であった。
実施例2 ビスフェノールAと1.1−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)−2−メチル−シクロヘキサンのモル比11の
共重合体(CPC−BP2M/BPA) 使用したビスフェノールの半量t−114g(1゜5モ
ル)の2−9−ビス−(A−)−ドロ本・ンフェニル)
−プロパン(ビスフェノールA)に直き替えたことを除
き、実施例1を繰り返した。
得られたポリカーボネートは相対粘度η′@1−1.3
06(メチレンクロリド中濃度c−5g/12、そして
25℃で測定)であった。
哀稟豊旦 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−2゜4−
ジメチル−シクロヘキサンのポリカーボネート  (P
C−BP24DM) 使用したビスフェノールを296g(1−0モル)の1
.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−2,4−ジ
メチルシクロヘキサンに置き替えたことを除き、実施例
1を繰り返した。
得られたポリカーボネートは相対粘度η゛0−−1.2
98(メチレンクロリド中濃度c = 5 g/ Qs
そして25℃で測定)であった。
実施f14 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチ
ル−4−t−ブチルシクロヘキサンのポリカーボネー)
 (PC−BP2M4B) 使用シたビスフェノールを324g(1,0モル)の1
.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチル
−4−t−ブチルシクロヘキサンに置き替えたことを除
き、実施例1を繰り返した。
得られたポリカーボネートは相対粘度η゛n−1,30
3(メチレンクロリド中濃度c = 5 g/ Qsそ
して25℃で測定)であった。
比較例5 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−3−メチ
ル−シクロヘキサンのポリカーボネート(PC−BP3
M) 使用したビスフェノールを282g(1モル)の1.1
−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−3−メチルシク
ロヘキサンに置き替えたことを除き、実施例1を繰り返
した。
得られたポリカーボネートは相対粘度η′@−=1.3
01(メチレンクロリド中濃度c−5g/(1、そして
°25′oで測定)であった。
本発明におけるPC−BP3MとPC−BP2Mの試験
片について衝撃強度を測定した(表参照)。
本発明のPC−BP2MはPC−BP3Mよりもかなり
高い衝撃強度を有することがわかった。
真 2MとPC−BP3Mの衝撃強度 PC−BP2M        1.306  破壊せ
ずPC−BP3M (比較例)   1.303  1
68実施例 6 その他の使用したポリマー 1%PC−BPA 末端基に、4− (1,1,3,3−テトラメチル−ブ
チル)−フェノールを持つビスフェノールAのポリカー
ボンメート、η−1,302(メチレンクロリド中濃度
c=5g/nそして25℃で測定)2、PC9I−BP
A ビスフェノー−ルAとポリメチルシロキサンブロックと
の、7重量%(ブロック共重合体に対して)のビスフェ
ノール末端基を含む、平均ポリジメチルシロキサンブロ
ック長Pn−70ジメチルシロキサン単位、とη”’−
1,298(実施例1と同様に測定)、実施例1と同様
のポリカーボネート末端基を有する、ポリシロキサン−
ポリカーボネートブロック共重合体。
3、APEC35 65重量%のビスフェノール八カーボネート単位、!:
35重量%のビスフェノールAテレフタレート単位の芳
香族ポリ(エステル−カーボネート)、実施例1の末端
基、η”’−1,311(実施942と同様に測定) 4、PA−AM ヘキサメチレンジアミンとイソフタル酸の非晶質ポリア
ミド、η′・’−2,42(25℃で、m−クレゾール
中、濃度c−10g/11溶液で測定)、Tg=123
’O(示差熱分解により測定)5、PST 重量平均分子量Mw−170,000を有するポリスチ
レン。
6、PBT ポリブチレンテレフタレート、η”’−1,720(フ
ェノール70−ジクロロベンゼン1/1重量比中、25
℃、濃度c−5g/Q溶液)?、PPS ポリ(フェニレンスルフィド)、ヨーロッパ特許明細書
第171021号、溶融粘度η、−50パスカルX秒(
Pa  X  5ec)(306℃、せん断速度τ−1
00パスカル(Pa)円錐および平板粘度計で測定)。
8、 PUR 溶融範囲的200から約220℃と85.70Oの数平
均分子量(Mn)を持つ熱可塑性ポリウレタン、ブチレ
ングリコールとアジピン酸のオリゴマーエステル(Mn
2000)から、4.4−ジ7二二ルメタンジインシア
ネートとブタンジオール−1,4を連鎖延長剤として置
注、NGO:OHHI303゜ 9、5EBS 部分水素化ポリスチレン−ポリブタジェン−ポリスチレ
ンブロック共重合体(−ポリスチレンーポリエチレンー
ブチレンーポリスチレンブロック共重合体)、クレート
ン(Kraton) G l 6510.5hell 
 AGの市販品。
1O1P B−MMA 80重量%ポリブタジェンと20重量%グラフトメチル
メタクリレートのグラフト重合体、平均ゴム粒子径0.
4ミクロン。
11、AC−MMA 80重量%架橋ブチルアクリレートゴムと20重量%グ
ラ7トメチルメタクリレートのグラフト重合体、平均ゴ
ム粒子径0.5ミクロン。
12、AC−MMA 50重量%架橋ポリブタジェンと50重量%の、重量部
で72/28のグラフトスチレン/アクリロニトリルの
グラフト重合体、平均ゴム粒子径0.4ミクロン。
13、AC−9AN 60重量%の架橋ブチルアクリレートゴムと40重量%
の、重量部で72/28のグラフトスチレン/アクリロ
ニトリルのグラフト重合体、平均ゴム粒子径0.5ミク
ロン。
5!施例 7−19 本発明のブレンドの物性を表1−3に示す。ブレンドは
265から330℃の温度であって、毎回、ブレンド構
成物がよく均一化される最低温度で2軸押し出し機によ
って溶融混合した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)少なくとも10,000の重量平均分子量@
    M@wを有し、式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、 R^1、R^2、R^3、R^4は、独立に水素、C_
    1−C_1_2の炭化水素基またはハロゲン基;そして
    R^5、R^6、R^7、R^8とR^9は、独立に水
    素またはC_1−C_1_2炭化水素基、R^5とR^
    9のうちの1つは水素そして他方はC_1−C_1_2
    炭化水素基; に対応する2官能カーボネート構造単位を、ポリカーボ
    ネート中の全2官能カーボネート構造単位を基準にして
    10から1モル%の量で有する芳香族ポリカーボネート
    樹脂を含むことを特徴とする熱可塑性成形用組成物。 2、さらに下記のものを含むことを特徴とする請求項1
    の組成物。 (B)0から99重量%の少なくとも1種の、40から
    300℃のガラス転移温度を有する(A)と異なる非晶
    質熱可塑性樹脂; (C)0から99重量%の少なくとも1種の60から4
    00℃の融点を有する部分結晶質熱可塑性樹脂; (D)0から99重量%の少なくとも1種のゴム; (E)0から99重量%の、ビニル化合物、アクリルと
    メタアクリル化合物そしてマレイン酸誘導体から選ばれ
    る少なくとも1つの単量体の少なくとも1種のグラフト
    重合体を有する少なくとも1種のゴムからなる少なくと
    も1種のグラフトポリマー; ここに(A)、(B)、(C)、(D)および(E)の
    合計は100重量%である。
JP2218260A 1989-08-22 1990-08-21 置換シクロヘキシリデンビスフエノールを基礎とするポリカーボネート Pending JPH0391528A (ja)

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