JPH0349741Y2 - - Google Patents
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- JPH0349741Y2 JPH0349741Y2 JP13641386U JP13641386U JPH0349741Y2 JP H0349741 Y2 JPH0349741 Y2 JP H0349741Y2 JP 13641386 U JP13641386 U JP 13641386U JP 13641386 U JP13641386 U JP 13641386U JP H0349741 Y2 JPH0349741 Y2 JP H0349741Y2
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- JP
- Japan
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- gear
- machine frame
- toy
- rotated
- cam
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Links
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- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 12
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 description 66
- 210000003128 head Anatomy 0.000 description 14
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 10
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Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は動物活動玩具に係わり、たとえば、兎
などの動物が尻をつくように座る動作と飛び跳ね
るようにして走行する動作を呈する活動を行う玩
具に関する。
などの動物が尻をつくように座る動作と飛び跳ね
るようにして走行する動作を呈する活動を行う玩
具に関する。
(従来の技術)
従来、この種の動物活動玩具としては、たとえ
ば特公昭61−33598号公報に記載されているよう
に、玩具体が左右の耳体を頭上に高く立てたまま
飛び跳ねながら前進走行する動作を行い、しかる
後に尻をついて着座する動作を行うとともに、こ
の着座した状態で左右の耳体を前後動する動作を
行うようにした構造が採られている。
ば特公昭61−33598号公報に記載されているよう
に、玩具体が左右の耳体を頭上に高く立てたまま
飛び跳ねながら前進走行する動作を行い、しかる
後に尻をついて着座する動作を行うとともに、こ
の着座した状態で左右の耳体を前後動する動作を
行うようにした構造が採られている。
(考案が解決しようとする問題点)
上記公報に記載されているような従来の動物活
動玩具では、玩具体は左右の両耳体を頭上に高く
立てたまま前進走行する動作を行うので生態上不
自然であり、特に左右の両耳体が大きい場合には
その傾向が顕著である。また玩具体が着座する場
合には、左右の後脚体を前方に大きく回動して床
面から離間させ床面で尻部を直接支えるため、左
右の後脚体が床面から離間回動すると急激に尻を
床面に落す如き動作となつて不自然であり、かつ
また左右の後脚体で玩具体を支えない生態上の不
自然さがあり、また着座状態から前進走行に動作
が移行する際には、左右の後脚体が床面に接触し
て尻部を持上げる動作を要し、前進走行への移行
動作が瞬時に行われず不円滑である。したがつて
全体的に興趣に欠ける懸念がある。
動玩具では、玩具体は左右の両耳体を頭上に高く
立てたまま前進走行する動作を行うので生態上不
自然であり、特に左右の両耳体が大きい場合には
その傾向が顕著である。また玩具体が着座する場
合には、左右の後脚体を前方に大きく回動して床
面から離間させ床面で尻部を直接支えるため、左
右の後脚体が床面から離間回動すると急激に尻を
床面に落す如き動作となつて不自然であり、かつ
また左右の後脚体で玩具体を支えない生態上の不
自然さがあり、また着座状態から前進走行に動作
が移行する際には、左右の後脚体が床面に接触し
て尻部を持上げる動作を要し、前進走行への移行
動作が瞬時に行われず不円滑である。したがつて
全体的に興趣に欠ける懸念がある。
そこで、本考案はこのような点に鑑みなされた
もので、玩具体は前進走行時には左右の耳体を低
く倒して走行できるようにし、前進走行を停止し
て着座するとともに、左右の耳体を背上途中まで
持上げ、ついでさらに頭上に立て開き耳をたてる
仕草を行うようにし、かつまた左右の後脚体で着
座状態を支えるようにし、全体的には動物の生態
動作により近い動作を呈する動物活動玩具を提供
することを目的とするものである。
もので、玩具体は前進走行時には左右の耳体を低
く倒して走行できるようにし、前進走行を停止し
て着座するとともに、左右の耳体を背上途中まで
持上げ、ついでさらに頭上に立て開き耳をたてる
仕草を行うようにし、かつまた左右の後脚体で着
座状態を支えるようにし、全体的には動物の生態
動作により近い動作を呈する動物活動玩具を提供
することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案の動物活動玩具は、頭部3に左右の耳体
4を設けた玩具体1に機枠14を内蔵し、前記機
枠14の前部に脚駆動歯車17を固着するととも
に両端部のクランクアーム19に上記機枠14に
回動自在に支持された左右の前脚体6を回動自在
に取着した前脚作動用のクランクシヤフト18を
回動自在に軸架し、上記機枠14の後部に両端部
に同方向下方に折曲形成されたクランクアーム2
4に上記左右の前脚体6と連動杆26を介して連
繋した左右の後脚体7を回動自在に取着した後脚
作動用のクランクシヤフト23を回動自在に軸架
し、この後脚作動用のクランクシヤフト23の両
端部のクランクアーム24の前後にこの両端部の
クランクアーム24の前後動を規制する第1のス
トツパー29及び第2のストツパー30を設け、
上記機枠14に設けた電動機32に歯車連動機構
34,44及び第1のカム盤72を介して進退回
動され上記脚駆動歯車17に断続的に噛合する切
換歯車38を設け、上記玩具体1の頭部3内に上
記左右の耳体4の耳駆動歯車63に噛合するとと
もに下端部に連動ピン68を突設した扇形歯車6
7を回動自在に軸架し、上記機枠14に後部に係
合片85を有するとともに前部に上記扇形歯車6
7の連動ピン68を挿着しかつスプリング97に
て弾持された作動アーム83を前後動自在に設
け、上記機枠14に設けた電動機32に歯車連動
機構34,44を介して上記脚駆動歯車17に対
する切換歯車38の非噛合時に上記係合片85を
介して作動アーム83をスプリング97に抗して
前後動させる第2のカム盤73を回動自在に設け
たものである。
4を設けた玩具体1に機枠14を内蔵し、前記機
枠14の前部に脚駆動歯車17を固着するととも
に両端部のクランクアーム19に上記機枠14に
回動自在に支持された左右の前脚体6を回動自在
に取着した前脚作動用のクランクシヤフト18を
回動自在に軸架し、上記機枠14の後部に両端部
に同方向下方に折曲形成されたクランクアーム2
4に上記左右の前脚体6と連動杆26を介して連
繋した左右の後脚体7を回動自在に取着した後脚
作動用のクランクシヤフト23を回動自在に軸架
し、この後脚作動用のクランクシヤフト23の両
端部のクランクアーム24の前後にこの両端部の
クランクアーム24の前後動を規制する第1のス
トツパー29及び第2のストツパー30を設け、
上記機枠14に設けた電動機32に歯車連動機構
34,44及び第1のカム盤72を介して進退回
動され上記脚駆動歯車17に断続的に噛合する切
換歯車38を設け、上記玩具体1の頭部3内に上
記左右の耳体4の耳駆動歯車63に噛合するとと
もに下端部に連動ピン68を突設した扇形歯車6
7を回動自在に軸架し、上記機枠14に後部に係
合片85を有するとともに前部に上記扇形歯車6
7の連動ピン68を挿着しかつスプリング97に
て弾持された作動アーム83を前後動自在に設
け、上記機枠14に設けた電動機32に歯車連動
機構34,44を介して上記脚駆動歯車17に対
する切換歯車38の非噛合時に上記係合片85を
介して作動アーム83をスプリング97に抗して
前後動させる第2のカム盤73を回動自在に設け
たものである。
(作用)
本考案の動物活動玩具は、電動機32の駆動に
より歯車連動機構34,44を介して第1のカム
盤72及び第2のカム盤73が回動される。
より歯車連動機構34,44を介して第1のカム
盤72及び第2のカム盤73が回動される。
そして第1のカム盤72の回動により、たとえ
ば摺動軸36に設けた切換歯車38が脚駆動歯車
17に噛合しこの脚駆動歯車17が回動される
と、クランクシヤフト18が回動され、このクラ
ンクシヤフト18のクランクアーム19によつて
左右の前脚体6が前後回動され、またこの左右の
後脚体7の前後回動でこのそれぞれに左右の連動
杆26を介して左右の後脚体7が前脚体6の回動
に連動されて前後回動される。
ば摺動軸36に設けた切換歯車38が脚駆動歯車
17に噛合しこの脚駆動歯車17が回動される
と、クランクシヤフト18が回動され、このクラ
ンクシヤフト18のクランクアーム19によつて
左右の前脚体6が前後回動され、またこの左右の
後脚体7の前後回動でこのそれぞれに左右の連動
杆26を介して左右の後脚体7が前脚体6の回動
に連動されて前後回動される。
この場合、左右の前脚体6が前進した状態から
後方に向つて回動されると、連動杆26を介して
左右の後脚体7が後退した状態から前方に向つて
回動され、かつクランクシヤフト23の垂直状部
28に取着した係止体31が第2のストツパー3
0に当接して係止される。また前記のように、左
右の前脚体6の後方への回動及び左右の後脚体7
の前方への回動により、玩具体1の重心が後方部
に移動し、したがつて、玩具体1は、左右の後脚
体7を前方に突き出して尻部8を床面に近接する
程度まで低く落す動作を呈する。
後方に向つて回動されると、連動杆26を介して
左右の後脚体7が後退した状態から前方に向つて
回動され、かつクランクシヤフト23の垂直状部
28に取着した係止体31が第2のストツパー3
0に当接して係止される。また前記のように、左
右の前脚体6の後方への回動及び左右の後脚体7
の前方への回動により、玩具体1の重心が後方部
に移動し、したがつて、玩具体1は、左右の後脚
体7を前方に突き出して尻部8を床面に近接する
程度まで低く落す動作を呈する。
また左右の前脚体6が後退した状態から時計方
向の前方に回動されると、左右の連動杆26を介
して左右の後脚体7が前進した状態から後方に回
動され、かつクランクシヤフト23の垂直状部2
8に取着した係止体31が第1のストツパー29
に当接して係止される。また前記のように、左右
の前脚体6の前方への回動及び左右の後脚体7の
後方への回動により、玩具体1の重心が再び前方
部に移動し、したがつて玩具体1は、左右の後脚
体7で床面を強く蹴り上げ、低い姿勢から前方に
飛び跳ねる動作を呈する。
向の前方に回動されると、左右の連動杆26を介
して左右の後脚体7が前進した状態から後方に回
動され、かつクランクシヤフト23の垂直状部2
8に取着した係止体31が第1のストツパー29
に当接して係止される。また前記のように、左右
の前脚体6の前方への回動及び左右の後脚体7の
後方への回動により、玩具体1の重心が再び前方
部に移動し、したがつて玩具体1は、左右の後脚
体7で床面を強く蹴り上げ、低い姿勢から前方に
飛び跳ねる動作を呈する。
したがつて玩具体1は、左右の前脚体6及び後
脚体7の前後回動で、動物の兎のように飛び跳ね
ながら前進走行する如き動作を呈する。
脚体7の前後回動で、動物の兎のように飛び跳ね
ながら前進走行する如き動作を呈する。
また玩具体1の前記前進走行する動作の際に
は、第2のカム盤73も同時に回動されるが、こ
の第2のカム盤73は作動アーム83の係合片8
5を押動することなく回動されるので、作動アー
ム83が殆んど作動されず、したがつて扇形歯車
67が回動されないので、左右の耳枠64は回動
されることなく、玩具体1の背部上に低く倒した
ままの状態を呈している。
は、第2のカム盤73も同時に回動されるが、こ
の第2のカム盤73は作動アーム83の係合片8
5を押動することなく回動されるので、作動アー
ム83が殆んど作動されず、したがつて扇形歯車
67が回動されないので、左右の耳枠64は回動
されることなく、玩具体1の背部上に低く倒した
ままの状態を呈している。
したがつて、玩具体1は、左右の耳体4を背部
上に低く倒したままの状態で飛び跳ねながら前進
走行する如き動作を所定の間繰返し行うものであ
る。
上に低く倒したままの状態で飛び跳ねながら前進
走行する如き動作を所定の間繰返し行うものであ
る。
つぎに、第1のカム盤72がさらに回動され、
この第1のカム盤72によつて、摺動軸36が軸
方向に摺動されるとともに、この摺動軸36の切
換歯車38が脚駆動歯車17から外れ、脚駆動歯
車17の回動が解除されこの脚駆動歯車17がフ
リーになることにより、玩具体1の前進走行動作
が停止されるとともに、玩具体1の全体の重心が
後方に偏位していることによつて、その重心によ
り左右の後脚体7が前方向に自動的に回動され、
かつ、この左右の後脚体7を支持したクランクシ
ヤフト23の垂直状部28に取着した係止体31
が第2のストツパー30に当接して係止される。
またこの左右の後脚体7の前方向への回動でそれ
ぞれの連動杆26が左右の前脚体6を後方に牽引
し、この左右の前脚体6が後方向に回動される。
したがつて左右の後脚体7の前方向への回動及び
左右の前脚体6の後方向への回動により、玩具体
1は、尻部8を床面に近する程度まで低く落し着
座する如き動作を呈する。
この第1のカム盤72によつて、摺動軸36が軸
方向に摺動されるとともに、この摺動軸36の切
換歯車38が脚駆動歯車17から外れ、脚駆動歯
車17の回動が解除されこの脚駆動歯車17がフ
リーになることにより、玩具体1の前進走行動作
が停止されるとともに、玩具体1の全体の重心が
後方に偏位していることによつて、その重心によ
り左右の後脚体7が前方向に自動的に回動され、
かつ、この左右の後脚体7を支持したクランクシ
ヤフト23の垂直状部28に取着した係止体31
が第2のストツパー30に当接して係止される。
またこの左右の後脚体7の前方向への回動でそれ
ぞれの連動杆26が左右の前脚体6を後方に牽引
し、この左右の前脚体6が後方向に回動される。
したがつて左右の後脚体7の前方向への回動及び
左右の前脚体6の後方向への回動により、玩具体
1は、尻部8を床面に近する程度まで低く落し着
座する如き動作を呈する。
また前記のように第1のカム盤72の回動とと
もに、第2のカム盤73が回動されるので、この
第2のカム盤73で係合片85を介して作動アー
ム83がコイルスプリング97に抗して次第に前
方に押動されこの作動アーム83の前部に挿着さ
れた連動ピン68が前方に押動されるとともに、
この扇形歯車67が回動され耳駆動歯車63が回
動されるとともに、左右の耳体4が玩具体1の背
部から後上方の位置に引き上げ回動される。
もに、第2のカム盤73が回動されるので、この
第2のカム盤73で係合片85を介して作動アー
ム83がコイルスプリング97に抗して次第に前
方に押動されこの作動アーム83の前部に挿着さ
れた連動ピン68が前方に押動されるとともに、
この扇形歯車67が回動され耳駆動歯車63が回
動されるとともに、左右の耳体4が玩具体1の背
部から後上方の位置に引き上げ回動される。
したがつて玩具体1は、前進走行動作を停止し
て着座する動作に移行するとともに、前進走行時
には背部上に倒した左右の耳体4を最上部より手
前の途中位置に立て聞き耳をたてる如き動作を呈
する。
て着座する動作に移行するとともに、前進走行時
には背部上に倒した左右の耳体4を最上部より手
前の途中位置に立て聞き耳をたてる如き動作を呈
する。
また第2のカム盤73がさらに回動され、係合
片85を介して作動アーム83がコイルスプリン
グ97に抗してさらに前方に押動されると、連動
ピン68がさらに前方に押動されるとともに、こ
の扇形歯車67がさらに回動されるとともに耳駆
動歯車63を介して左右の耳体4が玩具体1の背
部上からさらに頭上に引き上げ回動される。
片85を介して作動アーム83がコイルスプリン
グ97に抗してさらに前方に押動されると、連動
ピン68がさらに前方に押動されるとともに、こ
の扇形歯車67がさらに回動されるとともに耳駆
動歯車63を介して左右の耳体4が玩具体1の背
部上からさらに頭上に引き上げ回動される。
したがつて玩具体1は、着座する動作に移行す
るとともに、左右の耳体4を最上部に立て聞き耳
をたてる如き仕草の動作を行い、かつこの動作を
所定の間繰返し呈する。
るとともに、左右の耳体4を最上部に立て聞き耳
をたてる如き仕草の動作を行い、かつこの動作を
所定の間繰返し呈する。
また第2のカム盤73がさらに回動され、この
第2のカム盤73による作動アーム83の押動が
解除されるとともに、コイルスプリング97の復
帰力によつて作動アーム83が後方に引き戻され
ると、扇形歯車67が前記とは反対方向に回動さ
れ、左右の耳体4は、頭上の最上部の位置から玩
具体1の背部上にその先端部が接するように低く
下降回動され、したがつて玩具体1は次の前進走
行動作に備えて左右の耳体4を背部上に低く倒す
動作を呈する。
第2のカム盤73による作動アーム83の押動が
解除されるとともに、コイルスプリング97の復
帰力によつて作動アーム83が後方に引き戻され
ると、扇形歯車67が前記とは反対方向に回動さ
れ、左右の耳体4は、頭上の最上部の位置から玩
具体1の背部上にその先端部が接するように低く
下降回動され、したがつて玩具体1は次の前進走
行動作に備えて左右の耳体4を背部上に低く倒す
動作を呈する。
つぎに、左右の耳体4を倒す動作とともに、第
1のカム盤72が引き続き回動されていることに
より、摺動軸36の切換歯車38が再び脚駆動歯
車17に噛合され、この脚駆動歯車17の回動で
クランクシヤフト18が回動され、したがつて、
前記のように玩具体1は、左右の前脚体6及び後
脚体7の前後回動で動物の兎のように飛び跳ねな
がら前進走行する如き動作に移行され、かつこの
動作を所定の間繰返し呈する。
1のカム盤72が引き続き回動されていることに
より、摺動軸36の切換歯車38が再び脚駆動歯
車17に噛合され、この脚駆動歯車17の回動で
クランクシヤフト18が回動され、したがつて、
前記のように玩具体1は、左右の前脚体6及び後
脚体7の前後回動で動物の兎のように飛び跳ねな
がら前進走行する如き動作に移行され、かつこの
動作を所定の間繰返し呈する。
(実施例)
以下、本考案の一実施例の構造を添附図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
第1図、第2図において1は動物の兎に模し全
体を動物の感触が得られるように起毛された起毛
被覆体2で被覆された玩具体で、この玩具体1
は、頭部3に左右の両耳体4を有し、胴体部5の
前後左右に前脚体6及び後脚体7を有し、かつ尻
部8に尾体9を備えるとともに、顔部10には目
玉体11及び鼻体12を備えて構成されている。
体を動物の感触が得られるように起毛された起毛
被覆体2で被覆された玩具体で、この玩具体1
は、頭部3に左右の両耳体4を有し、胴体部5の
前後左右に前脚体6及び後脚体7を有し、かつ尻
部8に尾体9を備えるとともに、顔部10には目
玉体11及び鼻体12を備えて構成されている。
つぎに、前記玩具体1内には前記頭部3、胴体
部5、尻部8及び顔部10を構成した合成樹脂製
の玩具枠体13が設けられ、この玩具枠体13の
稍後方部内には機枠14が設けられている。また
この機枠14の下側部には電池Bを収納した電池
ケース15が取付けられ、この電池ケース15の
一端部下部に設けられたスイツチ16が前記玩具
体1の腹部に露出されている。
部5、尻部8及び顔部10を構成した合成樹脂製
の玩具枠体13が設けられ、この玩具枠体13の
稍後方部内には機枠14が設けられている。また
この機枠14の下側部には電池Bを収納した電池
ケース15が取付けられ、この電池ケース15の
一端部下部に設けられたスイツチ16が前記玩具
体1の腹部に露出されている。
また第3図において前記機枠14の前端中間部
に脚駆動歯車17を固着したクランクシヤフト1
8が回動自在に軸架され、このクランクシヤフト
18の両端部のクランクアーム19がほぼ同方向
に折曲形成され、この両端部のクランクアーム1
9に前記前脚体6の前脚枠20の上部が回動自在
に軸架され、この両側の前脚枠20の上端部に相
対して上下方向に形成された案内長溝21内に前
記機枠14の前端上部に軸架された支杆22の両
端部が挿通されている。
に脚駆動歯車17を固着したクランクシヤフト1
8が回動自在に軸架され、このクランクシヤフト
18の両端部のクランクアーム19がほぼ同方向
に折曲形成され、この両端部のクランクアーム1
9に前記前脚体6の前脚枠20の上部が回動自在
に軸架され、この両側の前脚枠20の上端部に相
対して上下方向に形成された案内長溝21内に前
記機枠14の前端上部に軸架された支杆22の両
端部が挿通されている。
また前記機枠14の後端下部にクランクシヤフ
ト23が回動自在に軸架され、このクランクシヤ
フト23の両端部にクランクアーム24が相対し
て同方向に折曲形成され、この両側のクランクア
ーム24に前記後脚体7の後脚枠25の上部が回
動自在に軸架され、この両側の後脚枠25の上端
部に連動杆26の一端部が回動自在に取付けられ
ているとともに、この両側の連動杆26の他端部
が前記前脚枠20の上部に回動自在に取付けられ
ている。
ト23が回動自在に軸架され、このクランクシヤ
フト23の両端部にクランクアーム24が相対し
て同方向に折曲形成され、この両側のクランクア
ーム24に前記後脚体7の後脚枠25の上部が回
動自在に軸架され、この両側の後脚枠25の上端
部に連動杆26の一端部が回動自在に取付けられ
ているとともに、この両側の連動杆26の他端部
が前記前脚枠20の上部に回動自在に取付けられ
ている。
さらに、前記機枠14の後端下部にコ字形状の
枠体27が止着され、この枠体27の左右両端部
に前記後脚枠25のクランクシヤフト23の垂直
状部28を係止する第1のストツパー29が形成
され、前記クランクシヤフト23の一方の垂直状
部28の下側部に前記電池ケース15の一側後端
部に突設された第2のストツパー30に係止され
る係止体31が固着されている。
枠体27が止着され、この枠体27の左右両端部
に前記後脚枠25のクランクシヤフト23の垂直
状部28を係止する第1のストツパー29が形成
され、前記クランクシヤフト23の一方の垂直状
部28の下側部に前記電池ケース15の一側後端
部に突設された第2のストツパー30に係止され
る係止体31が固着されている。
つぎに、前記機枠14の後方部に前記電池Bに
電気的に接続された電動機32が固定され、この
電動機32のピニオン33に第1の歯車連動機構
34を介して中継歯車35が噛合され、この中継
歯車35は前記機枠14に軸方向に摺動自在に軸
架された摺動軸36の一側部に止着されている。
またこの摺動軸36にはスペーサ37を介して上
記脚駆動歯車17に係脱する切換歯車38が止着
され、この摺動軸36の他側部には外端部に摺動
しやすい円弧状に形成した受圧部39を有する合
成樹脂製のスペーサ40が一体に取付けられ、こ
の摺動軸36には前記中継歯車35と上記機枠1
4との間に位置してこの摺動軸36を附勢するコ
イルスプリング41が捲装されている。
電気的に接続された電動機32が固定され、この
電動機32のピニオン33に第1の歯車連動機構
34を介して中継歯車35が噛合され、この中継
歯車35は前記機枠14に軸方向に摺動自在に軸
架された摺動軸36の一側部に止着されている。
またこの摺動軸36にはスペーサ37を介して上
記脚駆動歯車17に係脱する切換歯車38が止着
され、この摺動軸36の他側部には外端部に摺動
しやすい円弧状に形成した受圧部39を有する合
成樹脂製のスペーサ40が一体に取付けられ、こ
の摺動軸36には前記中継歯車35と上記機枠1
4との間に位置してこの摺動軸36を附勢するコ
イルスプリング41が捲装されている。
また前記機枠14にクランクシヤフト42が回
動自在に軸架され、このクランクシヤフト42の
一側部には、前記切換歯車38が係脱自在に噛合
する出力歯車43が止着されこのクランクシヤフ
ト42の他側部には前記切換歯車38が噛合した
第2の歯車連動機構44の入力歯車45と出力歯
車46が回動自在に軸架されている。また前記機
枠14の前方上部に作動板47の中間部が支杆4
8を介して上下方向回動自在にに取着され、この
作動板47の後方下部に突出された連動突片49
の案内長溝50内に前記出力歯車43を止着した
クランクシヤフト42の一端部のクランクアーム
51が回動自在に挿通されている。またこの作動
板47の前方部に突出した前方突片52に連杆5
3が水平状に突出され、この連杆53が、先端部
に前記鼻体12を有する側面L形状の鼻枠54の
基端部の案内長溝55内に回動自在に挿通され、
この鼻枠54の前方に突出された取付片56が前
記顔部10に支軸57を介して前後方向回動自在
に支架されている。さらに、前記作動板47の後
方部に突出した後方突片58に押動横杆59が水
平状に突出され、この押動横杆59の上部に前記
機枠14の前方上部に止着された鳴々体60の伸
縮自在の作用部61が配置され、この押動横杆5
9の上下動によつて作用部61が断続的に押動さ
れることにより鳴々体60が鳴奏されるようにな
つている。
動自在に軸架され、このクランクシヤフト42の
一側部には、前記切換歯車38が係脱自在に噛合
する出力歯車43が止着されこのクランクシヤフ
ト42の他側部には前記切換歯車38が噛合した
第2の歯車連動機構44の入力歯車45と出力歯
車46が回動自在に軸架されている。また前記機
枠14の前方上部に作動板47の中間部が支杆4
8を介して上下方向回動自在にに取着され、この
作動板47の後方下部に突出された連動突片49
の案内長溝50内に前記出力歯車43を止着した
クランクシヤフト42の一端部のクランクアーム
51が回動自在に挿通されている。またこの作動
板47の前方部に突出した前方突片52に連杆5
3が水平状に突出され、この連杆53が、先端部
に前記鼻体12を有する側面L形状の鼻枠54の
基端部の案内長溝55内に回動自在に挿通され、
この鼻枠54の前方に突出された取付片56が前
記顔部10に支軸57を介して前後方向回動自在
に支架されている。さらに、前記作動板47の後
方部に突出した後方突片58に押動横杆59が水
平状に突出され、この押動横杆59の上部に前記
機枠14の前方上部に止着された鳴々体60の伸
縮自在の作用部61が配置され、この押動横杆5
9の上下動によつて作用部61が断続的に押動さ
れることにより鳴々体60が鳴奏されるようにな
つている。
さらに、前記玩具枠体13の頭部3内の上部に
取付軸62が回動自在に横架され、この取付軸6
2の中間部に耳駆動歯車63が固着され、この耳
駆動歯車63の両側部における取付軸62に前記
左右の耳体4の耳枠64の基端部を止着した取付
具65が固着され、この左右の耳枠64は、コイ
ルスプリングにて前記尾体9に向つて長く延在す
るとともに彎曲して形成されている。また前記玩
具枠体13の頭部3内の略中間部に横軸66が回
動自在に軸架され、この横軸66に前記耳駆動歯
車63に噛合した扇形歯車67の基部が固着さ
れ、この扇形歯車67の基部の下方部に連動ピン
68が連動片69を介して水平状に突設されてい
る。
取付軸62が回動自在に横架され、この取付軸6
2の中間部に耳駆動歯車63が固着され、この耳
駆動歯車63の両側部における取付軸62に前記
左右の耳体4の耳枠64の基端部を止着した取付
具65が固着され、この左右の耳枠64は、コイ
ルスプリングにて前記尾体9に向つて長く延在す
るとともに彎曲して形成されている。また前記玩
具枠体13の頭部3内の略中間部に横軸66が回
動自在に軸架され、この横軸66に前記耳駆動歯
車63に噛合した扇形歯車67の基部が固着さ
れ、この扇形歯車67の基部の下方部に連動ピン
68が連動片69を介して水平状に突設されてい
る。
つぎに、前記第2の歯車連動機構44の出力歯
車46に回転軸70の中間部に止着したカム駆動
歯車71が噛合され、この回転軸70は前記機枠
14に回動自在に横架され、この回転軸70の一
端部には第1のカム盤72及び第2のカム盤73
が止着されている。
車46に回転軸70の中間部に止着したカム駆動
歯車71が噛合され、この回転軸70は前記機枠
14に回動自在に横架され、この回転軸70の一
端部には第1のカム盤72及び第2のカム盤73
が止着されている。
前記第1のカム盤72は、第3図乃至第5図に
示すように合成樹脂にて円盤状に形成されその内
側周縁部には前記摺動軸36の受圧部39が係合
する切換カム部74が形成され、この切換カム部
74は、前記受圧部39が摺動する第1のカム部
75、この第1のカム部75の回動方向の後方部
に段部を介して順次内方に突出した第2のカム部
76及び第3のカム部77、並びにこの第3のカ
ム部77の回動方向の後方部に段部を介して第3
のカム部77より低く形成した第4のカム部78
からなつており、かつ、この第4のカム部78は
段部を介して前記第1のカム部75に連設されて
いる。
示すように合成樹脂にて円盤状に形成されその内
側周縁部には前記摺動軸36の受圧部39が係合
する切換カム部74が形成され、この切換カム部
74は、前記受圧部39が摺動する第1のカム部
75、この第1のカム部75の回動方向の後方部
に段部を介して順次内方に突出した第2のカム部
76及び第3のカム部77、並びにこの第3のカ
ム部77の回動方向の後方部に段部を介して第3
のカム部77より低く形成した第4のカム部78
からなつており、かつ、この第4のカム部78は
段部を介して前記第1のカム部75に連設されて
いる。
また第3図乃至第5図に示すように前記第2の
カム盤73は、合成樹脂にて前記第1のカム盤7
2の外側部に一体に形成され、その周側部には作
動カム部79が前記回転軸70を中心に形成さ
れ、この作動カム部79は、略半楕円形状の弧状
カム部80、この弧状カム部80の回動方向後方
部に段部を介して半径方向の外方に突出した押動
カム部81及びこの押動カム部81の回動方向後
方部に略垂直状に形成され、かつ、前記弧状カム
部80に続く垂直状カム部82からなつている。
カム盤73は、合成樹脂にて前記第1のカム盤7
2の外側部に一体に形成され、その周側部には作
動カム部79が前記回転軸70を中心に形成さ
れ、この作動カム部79は、略半楕円形状の弧状
カム部80、この弧状カム部80の回動方向後方
部に段部を介して半径方向の外方に突出した押動
カム部81及びこの押動カム部81の回動方向後
方部に略垂直状に形成され、かつ、前記弧状カム
部80に続く垂直状カム部82からなつている。
つぎに、前記第2のカム盤73は、前後動自在
の作動アーム83の後部に形成された係合凹部8
4内に回動自在に係合され、この係合凹部84の
前方部に前記作動カム部79が係合する係合片8
5が垂直状に形成され、この係合片85の上端部
から後方部に作動カム部79の押動カム部81を
案内する弧状の案内片86が連設され、かつ、前
記係合凹部84の前後方向に形成された案内長溝
87内に前記回転軸70の一端部が挿通されてい
る。また前記作動アーム83の前部の上下に上部
長溝88及び下部長溝89が平行にかつ前後方向
に長く形成され、上部長溝88内には前記扇形歯
車67の横軸66の一端部が挿通されているとと
もに、下部長溝89内には前記扇形歯車67の連
動ピン68が挿通されている。また前記作動アー
ム83の前部の外側部に挟持板90が前後動自在
に係合され、この挟持板90の後部の切起片91
と前後作動アーム83の前端部の突片92との間
にコイルスプリング93が張設され、このコイル
スプリング93によつて挟持板90が常時前方に
附勢され、この挟持板90の前端縁部94と前記
下部長溝89の前端部との間に前記扇形歯車67
の連動ピン68を挟持するようになつている。さ
らに前記作動アーム83の後端部の切起片95と
前記玩具枠体13の尻部8に横架された横杆96
との間にコイルスプリング97が張設され、この
コイルスプリング97によつて作動アーム83は
常時後方に附勢され、案内長溝87の前部が前記
回転軸70に係合するようになつている。そうし
て、玩具体1の重心は、全体的に後方の左右の後
脚体7側に偏位して構成され、この玩具体1を、
前記左右の前脚体6及び左右の後脚体7によつて
支持するようになつている。
の作動アーム83の後部に形成された係合凹部8
4内に回動自在に係合され、この係合凹部84の
前方部に前記作動カム部79が係合する係合片8
5が垂直状に形成され、この係合片85の上端部
から後方部に作動カム部79の押動カム部81を
案内する弧状の案内片86が連設され、かつ、前
記係合凹部84の前後方向に形成された案内長溝
87内に前記回転軸70の一端部が挿通されてい
る。また前記作動アーム83の前部の上下に上部
長溝88及び下部長溝89が平行にかつ前後方向
に長く形成され、上部長溝88内には前記扇形歯
車67の横軸66の一端部が挿通されているとと
もに、下部長溝89内には前記扇形歯車67の連
動ピン68が挿通されている。また前記作動アー
ム83の前部の外側部に挟持板90が前後動自在
に係合され、この挟持板90の後部の切起片91
と前後作動アーム83の前端部の突片92との間
にコイルスプリング93が張設され、このコイル
スプリング93によつて挟持板90が常時前方に
附勢され、この挟持板90の前端縁部94と前記
下部長溝89の前端部との間に前記扇形歯車67
の連動ピン68を挟持するようになつている。さ
らに前記作動アーム83の後端部の切起片95と
前記玩具枠体13の尻部8に横架された横杆96
との間にコイルスプリング97が張設され、この
コイルスプリング97によつて作動アーム83は
常時後方に附勢され、案内長溝87の前部が前記
回転軸70に係合するようになつている。そうし
て、玩具体1の重心は、全体的に後方の左右の後
脚体7側に偏位して構成され、この玩具体1を、
前記左右の前脚体6及び左右の後脚体7によつて
支持するようになつている。
つぎに、前記実施例の作用を説明する。
スイツチ16を閉じると電動機32は駆動し、
ピニオン33、第1の歯車連動機構34および中
継歯車35を介して摺動軸36が連動回動され、
この摺動軸36の切換歯車38が回動され、この
切換歯車38に噛合した入力歯車45を介して第
2の歯車連動機構44が連動され、この出力歯車
46に噛合した回転軸70の入力歯車71が連動
されるとともに、この回転軸70に止着した第1
のカム盤72及び第2のカム盤73が回動され
る。
ピニオン33、第1の歯車連動機構34および中
継歯車35を介して摺動軸36が連動回動され、
この摺動軸36の切換歯車38が回動され、この
切換歯車38に噛合した入力歯車45を介して第
2の歯車連動機構44が連動され、この出力歯車
46に噛合した回転軸70の入力歯車71が連動
されるとともに、この回転軸70に止着した第1
のカム盤72及び第2のカム盤73が回動され
る。
そして第1のカム盤72の回動により、この第
1のカム盤72は、切換カム部74の第1のカム
部75で摺動軸36の受圧部39を押動すること
なくこの受圧部39に対して摺動しつつ回動さ
れ、したがつて摺動軸36に設けた切換歯車38
は脚駆動歯車17に噛合したまま回動される。
1のカム盤72は、切換カム部74の第1のカム
部75で摺動軸36の受圧部39を押動すること
なくこの受圧部39に対して摺動しつつ回動さ
れ、したがつて摺動軸36に設けた切換歯車38
は脚駆動歯車17に噛合したまま回動される。
また切換歯車38によつて脚駆動歯車17が回
動されると、クランクシヤフト18が回動され、
このクランクシヤフト18のクランクアーム19
によつて支杆22を中心として左右の前脚体6が
前後回動され、またこの左右の後脚体7の前後回
動でこのそれぞれに左右の連動杆26を介して連
繋した左右の後脚枠25が前脚枠20の回動に連
動されて前後回動される。
動されると、クランクシヤフト18が回動され、
このクランクシヤフト18のクランクアーム19
によつて支杆22を中心として左右の前脚体6が
前後回動され、またこの左右の後脚体7の前後回
動でこのそれぞれに左右の連動杆26を介して連
繋した左右の後脚枠25が前脚枠20の回動に連
動されて前後回動される。
この場合、左右の前脚枠20が第1図実線に示
す前進した状態から第1図鎖線に示すように反時
計方向の後方に回動されると、それぞれの連動杆
26が左右の後脚枠25の上部を後方に押動し、
この左右の後脚枠25が、第1図実線に示す後退
した状態から第1図鎖線に示すように時計方向の
前方に回動され、かつこの後脚枠25を支持した
クランクシヤフト23の垂直状部28に取着した
係止体31が第2のストツパー30に当接して係
止される。また前記のように、左右の前脚体6の
後方への回動及び左右の後脚枠25の前方への回
動により、玩具体1の重心が後方部に移動し、し
たがつて、玩具体1は、左右の後脚体7を前方に
突き出して尻部8を床面(G・L)に近接する程
度まで低く落す動作を呈する。
す前進した状態から第1図鎖線に示すように反時
計方向の後方に回動されると、それぞれの連動杆
26が左右の後脚枠25の上部を後方に押動し、
この左右の後脚枠25が、第1図実線に示す後退
した状態から第1図鎖線に示すように時計方向の
前方に回動され、かつこの後脚枠25を支持した
クランクシヤフト23の垂直状部28に取着した
係止体31が第2のストツパー30に当接して係
止される。また前記のように、左右の前脚体6の
後方への回動及び左右の後脚枠25の前方への回
動により、玩具体1の重心が後方部に移動し、し
たがつて、玩具体1は、左右の後脚体7を前方に
突き出して尻部8を床面(G・L)に近接する程
度まで低く落す動作を呈する。
また左右の前脚枠20が第1図鎖線に示す後退
した状態から第1図実線に示すように時計方向の
前方に回動されると、左右の連動杆26を介して
左右の後脚枠25が第1図鎖線に示す前進した状
態から第1図実線に示すように反時計方向の後方
に回動され、かつこの左右の後脚枠25を支持し
たクランクシヤフト23の垂直状部28が第1の
ストツパー29に当接して係止される。また前記
のように、左右の前脚枠20の前方への回動及び
左右の後脚枠25の後方への回動により、玩具体
1の重心が再び前方部に移動し、したがつて玩具
体1は、左右の後脚体7の床面(G.L)を強く蹴
り上げ、低い姿勢から前方に飛び蹴ねる動作を呈
する。
した状態から第1図実線に示すように時計方向の
前方に回動されると、左右の連動杆26を介して
左右の後脚枠25が第1図鎖線に示す前進した状
態から第1図実線に示すように反時計方向の後方
に回動され、かつこの左右の後脚枠25を支持し
たクランクシヤフト23の垂直状部28が第1の
ストツパー29に当接して係止される。また前記
のように、左右の前脚枠20の前方への回動及び
左右の後脚枠25の後方への回動により、玩具体
1の重心が再び前方部に移動し、したがつて玩具
体1は、左右の後脚体7の床面(G.L)を強く蹴
り上げ、低い姿勢から前方に飛び蹴ねる動作を呈
する。
したがつて玩具体1は、左右の前脚体6及び後
脚体7の前後回動で、動物の兎のように飛び跳ね
ながら前進走行する如き動作を呈する。
脚体7の前後回動で、動物の兎のように飛び跳ね
ながら前進走行する如き動作を呈する。
また玩具体1の前記前進走行する動作の際に
は、第2のカム盤73も同時に回動されるが、そ
の作動カム部79の垂直状カム部82が作動アー
ム83の係合凹部84における係合片85に係合
しつつ回動されるので、この第2のカム盤73の
回動によつて作動アーム83が殆んど作動され
ず、したがつて扇形歯車67が回動されないの
で、左右の耳枠64は回動されることなく、玩具
体1の背部上に低く倒したままの状態を呈してい
る。
は、第2のカム盤73も同時に回動されるが、そ
の作動カム部79の垂直状カム部82が作動アー
ム83の係合凹部84における係合片85に係合
しつつ回動されるので、この第2のカム盤73の
回動によつて作動アーム83が殆んど作動され
ず、したがつて扇形歯車67が回動されないの
で、左右の耳枠64は回動されることなく、玩具
体1の背部上に低く倒したままの状態を呈してい
る。
したがつて、玩具体1は、第6図に示すよう
に、左右の耳体4を背部上に低く倒したままの状
態で飛び跳ねながら前進走行する如き動作を所定
の間繰返し行うものである。
に、左右の耳体4を背部上に低く倒したままの状
態で飛び跳ねながら前進走行する如き動作を所定
の間繰返し行うものである。
つぎに、第1のカム盤72がさらに回動され、
切換カム部74の第1のカム部75に続く第2の
カム部76に摺動軸36の受圧部39が係合する
とともに、この受圧部39が第2のカム部76に
よつて軸方向に押動される。またこの摺動軸36
が押動されると、この摺動軸36はコイルスプリ
ング41に抗して軸方向に摺動されるとともに、
この摺動軸36の切換歯車38が脚駆動歯車17
から外れ、この脚駆動歯車17の連動を解除する
一方、この切換歯車38は引き続き第2の歯車連
動機構44の入力歯車45に噛合してこの入力歯
車45を回動する。
切換カム部74の第1のカム部75に続く第2の
カム部76に摺動軸36の受圧部39が係合する
とともに、この受圧部39が第2のカム部76に
よつて軸方向に押動される。またこの摺動軸36
が押動されると、この摺動軸36はコイルスプリ
ング41に抗して軸方向に摺動されるとともに、
この摺動軸36の切換歯車38が脚駆動歯車17
から外れ、この脚駆動歯車17の連動を解除する
一方、この切換歯車38は引き続き第2の歯車連
動機構44の入力歯車45に噛合してこの入力歯
車45を回動する。
また脚駆動歯車17の回動が解除されこの脚駆
動歯車17がフリーになることにより、玩具体1
の前進走行動作が停止されるとともに、玩具体1
の全体の重心が後方に偏位していることによつ
て、その重心により左右の後脚枠25が第1図実
線に示す状態から第1図鎖線に示すように前方に
向つて時計方向に自動的に回動され、かつ、この
左右の後脚枠25を支持したクランクシヤフト2
3の係止体31が第1図鎖線に示すように第2の
ストツパー30に当接して係止される。またこの
左右の後脚枠25の前方(第1図時計方向)への
回動でそれぞれの連動杆26が左右の前脚枠20
を後方に牽引し、この左右の前脚枠20が支杆2
2を中心として第1図実線に示す状態から第1図
鎖線に示す反時計方向に回動される。したがつて
左右の後脚体7の時計方向への回動及び左右の前
脚体6の反時計方向への回動により、玩具体1
は、尻部8を床面(G.L)に近接する程度まで低
く落し着座する如き動作を呈する。
動歯車17がフリーになることにより、玩具体1
の前進走行動作が停止されるとともに、玩具体1
の全体の重心が後方に偏位していることによつ
て、その重心により左右の後脚枠25が第1図実
線に示す状態から第1図鎖線に示すように前方に
向つて時計方向に自動的に回動され、かつ、この
左右の後脚枠25を支持したクランクシヤフト2
3の係止体31が第1図鎖線に示すように第2の
ストツパー30に当接して係止される。またこの
左右の後脚枠25の前方(第1図時計方向)への
回動でそれぞれの連動杆26が左右の前脚枠20
を後方に牽引し、この左右の前脚枠20が支杆2
2を中心として第1図実線に示す状態から第1図
鎖線に示す反時計方向に回動される。したがつて
左右の後脚体7の時計方向への回動及び左右の前
脚体6の反時計方向への回動により、玩具体1
は、尻部8を床面(G.L)に近接する程度まで低
く落し着座する如き動作を呈する。
また前記のように切換歯車38によつて入力歯
車45が引き続き回動されることにより、第2の
カム部76で摺動軸36の受圧部39を押動した
まま回動する第1のカム盤72とともに、これと
同軸の第2のカム盤73が回動されるので、この
第2のカム盤73の作動カム部79の弧状カム部
80が作動アーム83の係合片85に係合し、こ
の弧状カム部80の回動で係合片85を介して作
動アーム83がコイルスプリング97に抗して次
第に前方に押動される。またこの作動アーム83
が前方に押動されると、作動アーム83の前部の
下部長溝89内に挟持された連動ピン68が前方
に押動されるとともに、この扇形歯車67は、取
付軸62を中心として第8図矢印方向に回動さ
れ、この扇形歯車67の回動で耳駆動歯車63が
回動されるとともに、この両側に設けられた左右
の耳枠64が第8図に示すように、玩具体1の背
部から点線矢印に示す後上方の位置に引き上げ回
動される。
車45が引き続き回動されることにより、第2の
カム部76で摺動軸36の受圧部39を押動した
まま回動する第1のカム盤72とともに、これと
同軸の第2のカム盤73が回動されるので、この
第2のカム盤73の作動カム部79の弧状カム部
80が作動アーム83の係合片85に係合し、こ
の弧状カム部80の回動で係合片85を介して作
動アーム83がコイルスプリング97に抗して次
第に前方に押動される。またこの作動アーム83
が前方に押動されると、作動アーム83の前部の
下部長溝89内に挟持された連動ピン68が前方
に押動されるとともに、この扇形歯車67は、取
付軸62を中心として第8図矢印方向に回動さ
れ、この扇形歯車67の回動で耳駆動歯車63が
回動されるとともに、この両側に設けられた左右
の耳枠64が第8図に示すように、玩具体1の背
部から点線矢印に示す後上方の位置に引き上げ回
動される。
したがつて玩具体1は、前進走行動作を停止し
て着座する動作に移行するとともに、前進走行時
には背部上に倒した左右の耳体4を最上部より手
前の途中位置に立て聞き耳をたてる如き動作を呈
する。
て着座する動作に移行するとともに、前進走行時
には背部上に倒した左右の耳体4を最上部より手
前の途中位置に立て聞き耳をたてる如き動作を呈
する。
つぎに、第1のカム盤72がさらに回動され、
切換カム部74の第2のカム部76に続く第3の
カム部77に摺動軸36の受圧部39が係合する
とともに、この受圧部39が第3のカム部77に
よつて軸方向にさらに押動される。またこの摺動
軸36が押動されると、この摺動軸36はコイル
スプリング41に抗してさらに軸方向に摺動され
るとともに、この摺動軸36の切換歯車38が入
力歯車45に引き続き噛合したまま出力歯車43
に噛合される。そして、切換歯車38により出力
歯車43が回動されると、このクランクシヤフト
42が回動され、このクランクアーム51の回動
で作動板47が支杆48を中心として上下方向に
回動される。
切換カム部74の第2のカム部76に続く第3の
カム部77に摺動軸36の受圧部39が係合する
とともに、この受圧部39が第3のカム部77に
よつて軸方向にさらに押動される。またこの摺動
軸36が押動されると、この摺動軸36はコイル
スプリング41に抗してさらに軸方向に摺動され
るとともに、この摺動軸36の切換歯車38が入
力歯車45に引き続き噛合したまま出力歯車43
に噛合される。そして、切換歯車38により出力
歯車43が回動されると、このクランクシヤフト
42が回動され、このクランクアーム51の回動
で作動板47が支杆48を中心として上下方向に
回動される。
そして、この作動板47の回動で、この前方突
片52の連杆53が案内長溝55を介して鼻枠5
4が連動され、この鼻枠54は支軸57を中心と
して上下方向に回動され、この鼻枠54の前方に
突出した鼻体12が起毛被覆体2を伴つて上下動
され鼻体12をピクピクする如き動作を所定の間
繰返し呈する。
片52の連杆53が案内長溝55を介して鼻枠5
4が連動され、この鼻枠54は支軸57を中心と
して上下方向に回動され、この鼻枠54の前方に
突出した鼻体12が起毛被覆体2を伴つて上下動
され鼻体12をピクピクする如き動作を所定の間
繰返し呈する。
また作動板47の回動で、この後方突片58の
押動横杆59が上下動され、この押動横杆59が
鳴々体60の作用部61を断続的に叩打伸縮させ
て鳴々体60を鳴奏させ鳴々する動作を所定の間
繰返し呈する。
押動横杆59が上下動され、この押動横杆59が
鳴々体60の作用部61を断続的に叩打伸縮させ
て鳴々体60を鳴奏させ鳴々する動作を所定の間
繰返し呈する。
したがつて、玩具体1は、左右の耳体4を途中
まで立て鼻先をピクピク動かし臭いを嗅ぐ如き動
作を行うと同時に鳴き声を発する動作を所定の間
繰返し呈する。
まで立て鼻先をピクピク動かし臭いを嗅ぐ如き動
作を行うと同時に鳴き声を発する動作を所定の間
繰返し呈する。
つぎに、入力歯車45が引き続き回動されるこ
とにより、第1のカム盤72とともに、第2のカ
ム盤73がさらに回動され、この第2のカム盤7
3の作動カム部79の弧状カム部80に続く押動
カム部81が作動アーム83の係合片85に係合
し、この押動カム部81の回動で係合片85を介
して作動アーム83がコイルスプリング97に抗
してさらに前方に押動される。またこの作動アー
ム83の前方への移動で下部長溝89内の連動ピ
ン68がさらに前方に押動されるとともに、この
扇形歯車67は取付軸62を中心として第8図矢
印方向にさらに回動される。またこの扇形歯車6
7の回動で耳駆動歯車63を介して左右の耳枠6
4が第8図に示すように、玩具体1の背部上の点
線矢印に示す位置からさらに実線矢印に示す上方
位置に引き上げ回動される。
とにより、第1のカム盤72とともに、第2のカ
ム盤73がさらに回動され、この第2のカム盤7
3の作動カム部79の弧状カム部80に続く押動
カム部81が作動アーム83の係合片85に係合
し、この押動カム部81の回動で係合片85を介
して作動アーム83がコイルスプリング97に抗
してさらに前方に押動される。またこの作動アー
ム83の前方への移動で下部長溝89内の連動ピ
ン68がさらに前方に押動されるとともに、この
扇形歯車67は取付軸62を中心として第8図矢
印方向にさらに回動される。またこの扇形歯車6
7の回動で耳駆動歯車63を介して左右の耳枠6
4が第8図に示すように、玩具体1の背部上の点
線矢印に示す位置からさらに実線矢印に示す上方
位置に引き上げ回動される。
したがつて玩具体1は、第7図に示すように着
座する動作を移行するとともに、左右の耳体4を
頭上高く最上部に立て聞き耳をたて様子をうかが
う如き動作を行い、かつ鼻先をピクピク動かし臭
いを嗅ぐ如き動作を行うと同時に鳴き声を発する
如き動作を所定の間繰返し呈する。
座する動作を移行するとともに、左右の耳体4を
頭上高く最上部に立て聞き耳をたて様子をうかが
う如き動作を行い、かつ鼻先をピクピク動かし臭
いを嗅ぐ如き動作を行うと同時に鳴き声を発する
如き動作を所定の間繰返し呈する。
つぎに、第1のカム盤72がさらに回動され、
切換カム部74の第3のカム部77に続く第4の
カム部78が摺動軸36の受圧部39に対向する
とともに、この摺動軸36が圧縮されたコイルス
プリング41の復帰力によつて第1のカム盤72
側に押し戻され、その受圧部39が直ちに第4の
カム部78に係合される。またこの受圧部39が
第4のカム部78に係合するとともに、この摺動
軸36の切換歯車38が出力歯車43から外れ、
この出力歯車43のクランクシヤフト42の回動
が中止され作動板47の回動が中止されるととも
に、鼻枠54及び鳴々体60の動作が中止され
る。
切換カム部74の第3のカム部77に続く第4の
カム部78が摺動軸36の受圧部39に対向する
とともに、この摺動軸36が圧縮されたコイルス
プリング41の復帰力によつて第1のカム盤72
側に押し戻され、その受圧部39が直ちに第4の
カム部78に係合される。またこの受圧部39が
第4のカム部78に係合するとともに、この摺動
軸36の切換歯車38が出力歯車43から外れ、
この出力歯車43のクランクシヤフト42の回動
が中止され作動板47の回動が中止されるととも
に、鼻枠54及び鳴々体60の動作が中止され
る。
また出力歯車43から外れた切換歯車38によ
つて第2の歯車連動機構44の入力歯車45が引
き続き回動され、かつこの切換歯車38の摺動軸
36の受圧部39を第4のカム部78に係合して
第1のカム盤72が回動される一方、第2のカム
盤73も引き続き回動るので、この第2のカム盤
73の作動カム部79の押動カム部81が作動ア
ーム83の係合片85から外れるとともに、コイ
ルスプリング97の覆帰力によつて作動アーム8
3が後方に引き戻され、この作動アーム83の係
合片85が押動カム部81に続く垂直状カム部8
2に係合される。またこの垂直状カム部82に係
合片85が係合して作動アーム83が後方に引き
戻されるささもに、扇形歯車67が横軸66を中
心として第8図矢印方向とは反対方向に回動さ
れ、またこの扇形歯車67で左右の耳枠64は、
第8図実線矢印に示す最上部の位置から点線矢印
に示す玩具体1の背部上にその先端部が接するよ
うに低く下降回動され、したがつて玩具体1は次
の動作に備えて左右の耳体4を背部上に低く倒す
動作を呈する。
つて第2の歯車連動機構44の入力歯車45が引
き続き回動され、かつこの切換歯車38の摺動軸
36の受圧部39を第4のカム部78に係合して
第1のカム盤72が回動される一方、第2のカム
盤73も引き続き回動るので、この第2のカム盤
73の作動カム部79の押動カム部81が作動ア
ーム83の係合片85から外れるとともに、コイ
ルスプリング97の覆帰力によつて作動アーム8
3が後方に引き戻され、この作動アーム83の係
合片85が押動カム部81に続く垂直状カム部8
2に係合される。またこの垂直状カム部82に係
合片85が係合して作動アーム83が後方に引き
戻されるささもに、扇形歯車67が横軸66を中
心として第8図矢印方向とは反対方向に回動さ
れ、またこの扇形歯車67で左右の耳枠64は、
第8図実線矢印に示す最上部の位置から点線矢印
に示す玩具体1の背部上にその先端部が接するよ
うに低く下降回動され、したがつて玩具体1は次
の動作に備えて左右の耳体4を背部上に低く倒す
動作を呈する。
つぎに、左右の耳体4を倒す動作とともに、第
1のカム盤72がさらに回動され、切換カム部7
4の第4のカム部78に続く第1のカム部75が
摺動軸36の受圧部39に対向するとともに、こ
の摺動軸36がコイルスプリング41の復帰力に
よつて第1のカム盤72側にさらに押し戻され、
その受圧部39が直ちに第1のカム部75に係合
される。またこの受圧部39の係合で摺動軸36
の切換歯車38が第2の歯車連動機構44の入力
歯車45に噛合したまま再び脚駆動歯車17に噛
合され、この脚駆動歯車17の回動でクランクシ
ヤフト18が回動され、したがつて、前記のよう
に玩具体1は、左右の前脚体6及び後脚体7の前
後回動で動物の兎のように飛び跳ねながら前進走
行する如き動作に移行され、かつこの動作を所定
の間繰返し呈する。
1のカム盤72がさらに回動され、切換カム部7
4の第4のカム部78に続く第1のカム部75が
摺動軸36の受圧部39に対向するとともに、こ
の摺動軸36がコイルスプリング41の復帰力に
よつて第1のカム盤72側にさらに押し戻され、
その受圧部39が直ちに第1のカム部75に係合
される。またこの受圧部39の係合で摺動軸36
の切換歯車38が第2の歯車連動機構44の入力
歯車45に噛合したまま再び脚駆動歯車17に噛
合され、この脚駆動歯車17の回動でクランクシ
ヤフト18が回動され、したがつて、前記のよう
に玩具体1は、左右の前脚体6及び後脚体7の前
後回動で動物の兎のように飛び跳ねながら前進走
行する如き動作に移行され、かつこの動作を所定
の間繰返し呈する。
このように、スイツチ16を閉成し電動機32
が作動している間は、玩具体1は、上記各動作を
順次自動的に切換えて繰返し、この動作を連続的
に行うものである。
が作動している間は、玩具体1は、上記各動作を
順次自動的に切換えて繰返し、この動作を連続的
に行うものである。
つぎに、前記実施例では、第1のストツパー2
9は枠体27の一側部に、第2のストツパー30
は電池ケース15の一側部に、係止体31はクラ
ンクシヤフト23の一方の垂直状部28に設ける
場合について説明したが、これに限らず第1のス
トツパー29は枠体27の他側部に、第2のスト
ツパー30は電池ケース15の他側部に、係止体
31はクランクシヤフト23の他方の垂直状部2
8に設けるようにしてもよい。
9は枠体27の一側部に、第2のストツパー30
は電池ケース15の一側部に、係止体31はクラ
ンクシヤフト23の一方の垂直状部28に設ける
場合について説明したが、これに限らず第1のス
トツパー29は枠体27の他側部に、第2のスト
ツパー30は電池ケース15の他側部に、係止体
31はクランクシヤフト23の他方の垂直状部2
8に設けるようにしてもよい。
本考案によれば、玩具体は前進走行時には左右
の耳体を玩具体の背部上に低く倒して走行しあた
かも野兎が駆ける如き生態上の自然な動作を呈
し、また玩具体が前進走行を停止するとともに、
左右の後脚体の回動動作で着座する動作に円滑に
移行し、かつこの左右の後脚体で玩具体を支えて
着座するとともに、左右の耳体を玩具体の背部上
途中まで持上げ、ついでさらに頭上高く持上げて
立てあたかも野兎が廻りの様子に聞き耳をたてる
如き生態上の自然な仕草を呈し、また左右の後脚
体で玩具体の着座状態を支えることにより、前進
走行への移行動作が瞬時に行われあたかも野兎の
敏捷性動作の感を呈し、全体的には動物の生態動
作により近い動作を呈する可愛らしく興趣深い動
物活動を提供することができる。
の耳体を玩具体の背部上に低く倒して走行しあた
かも野兎が駆ける如き生態上の自然な動作を呈
し、また玩具体が前進走行を停止するとともに、
左右の後脚体の回動動作で着座する動作に円滑に
移行し、かつこの左右の後脚体で玩具体を支えて
着座するとともに、左右の耳体を玩具体の背部上
途中まで持上げ、ついでさらに頭上高く持上げて
立てあたかも野兎が廻りの様子に聞き耳をたてる
如き生態上の自然な仕草を呈し、また左右の後脚
体で玩具体の着座状態を支えることにより、前進
走行への移行動作が瞬時に行われあたかも野兎の
敏捷性動作の感を呈し、全体的には動物の生態動
作により近い動作を呈する可愛らしく興趣深い動
物活動を提供することができる。
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
動物活動玩具の一方の側面図、第2図は同上他方
の側面図、第3図は同上分解斜視図、第4図は同
上カム機構の断面図、第5図は同上a〜a線部の
断面図、第6図及び第7図は動物活動玩具の動作
説明図、第8図は同上着座状態時における耳体の
動作説明図、第9図は同上鼻体の動作説明図であ
る。 1……玩具体、3……頭部、4……耳体、6…
…前脚体、7……後脚体、14……機枠、17…
…脚駆動歯車、18,23……クランクシヤフ
ト、19,24……クランクアーム、26……連
動杆、29……第1のストツパー、30……第2
のストツパー、32……電動機、34,44……
歯車連動機構、38……切換歯車、63……耳駆
動歯車、67……扇形歯車、68……連動ピン、
72……第1のカム盤、73……第2のカム盤、
83……作動アーム、85……係合片、97……
スプリング。
動物活動玩具の一方の側面図、第2図は同上他方
の側面図、第3図は同上分解斜視図、第4図は同
上カム機構の断面図、第5図は同上a〜a線部の
断面図、第6図及び第7図は動物活動玩具の動作
説明図、第8図は同上着座状態時における耳体の
動作説明図、第9図は同上鼻体の動作説明図であ
る。 1……玩具体、3……頭部、4……耳体、6…
…前脚体、7……後脚体、14……機枠、17…
…脚駆動歯車、18,23……クランクシヤフ
ト、19,24……クランクアーム、26……連
動杆、29……第1のストツパー、30……第2
のストツパー、32……電動機、34,44……
歯車連動機構、38……切換歯車、63……耳駆
動歯車、67……扇形歯車、68……連動ピン、
72……第1のカム盤、73……第2のカム盤、
83……作動アーム、85……係合片、97……
スプリング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 頭部に左右の耳体を設けかつ機枠を内蔵した玩
具体と、 上記機枠の前部に回動自在に軸架され脚駆動歯
車を固着するとともに両端部のクランクアームに
上記機枠に回動自在に支持された左右の前脚体を
回動自在に取着した前脚作動用のクランクシヤフ
トと、 上記機枠の後部に回動自在に軸架され両端部に
同方向下方に折曲形成されたクランクアームに上
記左右の前脚体と連動杆を介して連繋した左右の
後脚体を回動自在に取着した後脚作動用のクラン
クシヤフトと、 この後脚作動用のクランクシヤフトの両端部の
クランクアームの前後に設けられこの両端部のク
ランクアームの前後動を規制する第1のストツパ
ー及び第2のストツパーと、 上記機枠に設けた電動機に歯車連動機構及び第
1のカム盤を介して進退回動され上記脚駆動歯車
に断続的に噛合する切換歯車と、 上記玩具体の頭部内に回動自在に軸架された上
記左右の耳体の耳駆動歯車に噛合されかつ下端部
に連動ピンを突設した扇形歯車と、 上記機枠に前後動自在に設けられ後部に係合片
を有するとともに前部に上記扇形歯車の連動ピン
を挿着しかつスプリングにて弾持された作動アー
ムと、 上記機枠に設けた電動機に歯車連動機構を介し
て回動自在に設けられ上記脚駆動歯車に対する切
換歯車の非噛合時に上記係合片を介して作動アー
ムをスプリングに抗して前後動させる第2のカム
盤と、 を具備したことを特徴とする動物活動玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13641386U JPH0349741Y2 (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13641386U JPH0349741Y2 (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6343596U JPS6343596U (ja) | 1988-03-23 |
JPH0349741Y2 true JPH0349741Y2 (ja) | 1991-10-23 |
Family
ID=31039501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13641386U Expired JPH0349741Y2 (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0349741Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103170144B (zh) * | 2013-03-14 | 2015-06-03 | 东莞龙昌数码科技有限公司 | 四脚爬行玩具的驱动装置 |
-
1986
- 1986-09-05 JP JP13641386U patent/JPH0349741Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6343596U (ja) | 1988-03-23 |
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