JPH0349016Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0349016Y2 JPH0349016Y2 JP7439985U JP7439985U JPH0349016Y2 JP H0349016 Y2 JPH0349016 Y2 JP H0349016Y2 JP 7439985 U JP7439985 U JP 7439985U JP 7439985 U JP7439985 U JP 7439985U JP H0349016 Y2 JPH0349016 Y2 JP H0349016Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- tailgate
- handle
- arrow
- lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、自動車のテールゲート部を開閉する
テールゲートパネル用の錠装置を操作するための
自動車用錠操作装置に関する。
テールゲートパネル用の錠装置を操作するための
自動車用錠操作装置に関する。
[従来の技術]
従来より、例えば第4図に示すごとく、自動車
のテールゲート部17に枢着されてこのテールゲ
ート部17を開閉するテールゲートパネル16を
そなえたものが提案されている。
のテールゲート部17に枢着されてこのテールゲ
ート部17を開閉するテールゲートパネル16を
そなえたものが提案されている。
そして、このテールゲートパネル16を閉じる
と、錠装置を構成するテールゲートパネル16に
付設されたロツク部材18がテールゲート部17
に付設されたロツクストライカ19に係合して完
全にしまるようになつているため、通常はテール
ゲートパネル16を開操作するための装置をそな
えている。このためにテールゲートパネル16に
は第5図に示すようなテールゲートリンクアセン
ブリAが設けられている。すなわちテールゲート
パネル16の車外側面部と車内側面部とにそれぞ
れアウトサイドハンドル1とインサイドハンドル
6とが装着されている。
と、錠装置を構成するテールゲートパネル16に
付設されたロツク部材18がテールゲート部17
に付設されたロツクストライカ19に係合して完
全にしまるようになつているため、通常はテール
ゲートパネル16を開操作するための装置をそな
えている。このためにテールゲートパネル16に
は第5図に示すようなテールゲートリンクアセン
ブリAが設けられている。すなわちテールゲート
パネル16の車外側面部と車内側面部とにそれぞ
れアウトサイドハンドル1とインサイドハンドル
6とが装着されている。
まずアウトサイドハンドル1を第5図の矢印a
方向に操作すると、テールゲートパネル16に付
設されているブラケツト3に枢着されたアイドル
レバー2が矢印b方向に回転し、アイドルレバー
2に付設されたオープンロツド9が矢印c′方向に
駆動されて、ロツク部材18とロツクストライカ
19との係合が解放されるようになつている。
方向に操作すると、テールゲートパネル16に付
設されているブラケツト3に枢着されたアイドル
レバー2が矢印b方向に回転し、アイドルレバー
2に付設されたオープンロツド9が矢印c′方向に
駆動されて、ロツク部材18とロツクストライカ
19との係合が解放されるようになつている。
この状態でテールゲートパネル16を持ち上げる
とテールゲート部17を開くことができる。
とテールゲート部17を開くことができる。
なお、アウトサイドハンドル1をはなすと、リ
ターンスプリング4の作用により、アイドルレバ
ー2が矢印c方向に回転し、これに伴いアウトサ
イドハンドル1およびオープンロツド9がそれぞ
れ矢印d,e方向に移動して元の状態に戻る。
ターンスプリング4の作用により、アイドルレバ
ー2が矢印c方向に回転し、これに伴いアウトサ
イドハンドル1およびオープンロツド9がそれぞ
れ矢印d,e方向に移動して元の状態に戻る。
一方、インサイドハンドル6を矢印f方向に回
転操作すると、インサイドハンドル6と共通の回
転軸線を中心にインサイドハンドル6と一体とな
つてインサイドレバー7が矢印g方向に回転する
ため、ロツド5がアイドルレバー2を矢印b方向
に回転させる。その後は上記と同様にしてオープ
ンロツド9が矢印c′方向に駆動されることによ
り、ロツク部材18とロツクストライカ19との
係合が解放されるので、この状態でテールゲート
パネル16を持ち上げると、テールゲート部17
を開くことができる。
転操作すると、インサイドハンドル6と共通の回
転軸線を中心にインサイドハンドル6と一体とな
つてインサイドレバー7が矢印g方向に回転する
ため、ロツド5がアイドルレバー2を矢印b方向
に回転させる。その後は上記と同様にしてオープ
ンロツド9が矢印c′方向に駆動されることによ
り、ロツク部材18とロツクストライカ19との
係合が解放されるので、この状態でテールゲート
パネル16を持ち上げると、テールゲート部17
を開くことができる。
なお、インサイドハンドル6をはなすと、リタ
ーンスプリング4,8の作用により、アイドルレ
バー2およびインサイドレバー7が矢印c,h方
向に回転し、これに伴いインサイドハンドル6が
矢印i方向に移動して元の状態に戻る。
ーンスプリング4,8の作用により、アイドルレ
バー2およびインサイドレバー7が矢印c,h方
向に回転し、これに伴いインサイドハンドル6が
矢印i方向に移動して元の状態に戻る。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら、このような従来の自動車用錠操
作装置では、インサイドハンドル6およびインサ
イドレバー7の回転のための軸とアイドルレバー
2の回転のための軸とが別体になつているため、
これらの回転を連係させるロツド5が必要になる
など、構造が複雑で装置が大がかりになるという
問題点がある。
作装置では、インサイドハンドル6およびインサ
イドレバー7の回転のための軸とアイドルレバー
2の回転のための軸とが別体になつているため、
これらの回転を連係させるロツド5が必要になる
など、構造が複雑で装置が大がかりになるという
問題点がある。
本考案は、このような問題点を解決しようとす
るもので、簡素でしかもコンパクトな構成の自動
車用錠操作装置を提供することを目的とする。
るもので、簡素でしかもコンパクトな構成の自動
車用錠操作装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
このため、本考案の自動車用錠操作装置は、自
動車のテールゲート部を開閉するテールゲートパ
ネルの車外側の面部に装着された錠装置開操作用
アウトサイドハンドルと、上記テールゲートパネ
ルの車内側の面部に装着された回転作動式の錠装
置開操作用インサイドハンドルとをそなえるとと
もに、上記インサイドハンドルと共通の回転軸線
を中心にして回転しうるインサイドレバーと、同
インサイドレバーに係合して同インサイドレバー
が上記インサイドハンドルの操作に応じて回転す
ると回転し上記アウトサイドハンドルの操作に応
じても回転することにより錠装置を開作動させう
るアイドルレバーとをそなえ、上記のインサイド
ハンドルおよびインサイドレバーと上記アイドル
レバーとが同じ軸上に配置されたことを特徴とし
ている。
動車のテールゲート部を開閉するテールゲートパ
ネルの車外側の面部に装着された錠装置開操作用
アウトサイドハンドルと、上記テールゲートパネ
ルの車内側の面部に装着された回転作動式の錠装
置開操作用インサイドハンドルとをそなえるとと
もに、上記インサイドハンドルと共通の回転軸線
を中心にして回転しうるインサイドレバーと、同
インサイドレバーに係合して同インサイドレバー
が上記インサイドハンドルの操作に応じて回転す
ると回転し上記アウトサイドハンドルの操作に応
じても回転することにより錠装置を開作動させう
るアイドルレバーとをそなえ、上記のインサイド
ハンドルおよびインサイドレバーと上記アイドル
レバーとが同じ軸上に配置されたことを特徴とし
ている。
[作用]
上述の本考案の自動車用錠操作装置では、まず
アウトサイドハンドルを操作すると、アイドルレ
バーが回転するため、オープンロツド等を介し錠
装置が開作動する。一方、インサイドハンドルを
まわすと、インサイドレバーが回転し、このイン
サイドレバーに係合しているアイドルレバーも回
転するため、上記と同様にして、錠装置が開作動
する。
アウトサイドハンドルを操作すると、アイドルレ
バーが回転するため、オープンロツド等を介し錠
装置が開作動する。一方、インサイドハンドルを
まわすと、インサイドレバーが回転し、このイン
サイドレバーに係合しているアイドルレバーも回
転するため、上記と同様にして、錠装置が開作動
する。
[実施例]
以下、図面により本考案の一実施例としての自
動車用錠操作装置について説明すると、第1図は
その要部を車外の方から見た斜視図、第2図はそ
の要部を車内の方から見た斜視図であり、第1,
2図中、第4,5図と同じ符号はほぼ同様の部分
を示している。
動車用錠操作装置について説明すると、第1図は
その要部を車外の方から見た斜視図、第2図はそ
の要部を車内の方から見た斜視図であり、第1,
2図中、第4,5図と同じ符号はほぼ同様の部分
を示している。
本実施例の場合も、例えば第4図に示すような
自動車のテールゲートパネル16に装備されてい
るが、その要部となるテールゲートリンクアセン
ブリA′は第1,2図に示すような構造をしてい
る。すなわち、テールゲートパネル16に付設さ
れたブラケツト10には、その車内側からインサ
イドハンドル6が軸15を中心に回転しうるよう
に枢着されている。また、ブラケツト10の車外
側の面部には、軸15に遊嵌されたアイドルレバ
ー12と、軸15に固定されたインサイドレバー
11とが設けられている。これによりインサイド
ハンドル6およびインサイドレバー11は一体に
回転し、更にインサイドハンドル6およびインサ
イドレバー11とアイドルレバー12とが同じ軸
15上に配置されていることになる。
自動車のテールゲートパネル16に装備されてい
るが、その要部となるテールゲートリンクアセン
ブリA′は第1,2図に示すような構造をしてい
る。すなわち、テールゲートパネル16に付設さ
れたブラケツト10には、その車内側からインサ
イドハンドル6が軸15を中心に回転しうるよう
に枢着されている。また、ブラケツト10の車外
側の面部には、軸15に遊嵌されたアイドルレバ
ー12と、軸15に固定されたインサイドレバー
11とが設けられている。これによりインサイド
ハンドル6およびインサイドレバー11は一体に
回転し、更にインサイドハンドル6およびインサ
イドレバー11とアイドルレバー12とが同じ軸
15上に配置されていることになる。
また、ブラケツト10にはインサイドレバー1
1と係合してインサイドレバー11の回転を規制
するストツパ10Aが形成されており、更にアイ
ドルレバー12にはインサイドレバー11と係合
してインサイドレバー11からの回転力をアイド
ルレバー12へ伝える折曲部12Aが形成されて
いる。
1と係合してインサイドレバー11の回転を規制
するストツパ10Aが形成されており、更にアイ
ドルレバー12にはインサイドレバー11と係合
してインサイドレバー11からの回転力をアイド
ルレバー12へ伝える折曲部12Aが形成されて
いる。
そして、アイドルレバー12とブラケツト10
およびインサイドレバー11とブラケツト10と
間にはそれぞれリターンスプリング13,14が
介装されており、これによりインサイドレバー1
1,12はそれぞれ第1図中反時計まわりの方向
に付勢される。
およびインサイドレバー11とブラケツト10と
間にはそれぞれリターンスプリング13,14が
介装されており、これによりインサイドレバー1
1,12はそれぞれ第1図中反時計まわりの方向
に付勢される。
なお、アイドルレバー12にはオープンロツド
9が取り付けられており、このオープンロツド9
が第1図の矢印j方向に駆動されるとロツク部材
18とロツクストライカ19(第4図参照)との
係合が解放されるようになつている。また、アウ
トサイドハンドル1がテールゲートパネル16の
車外側の面部においてアイドルレバー12と係合
しうるように装着されており、第1図に示すよう
に、アウトサイドハンドル1を矢印l方向へ回転
させると、アイドルレバー12を矢印n方向へ回
転させ、オープンロツド9を矢印j方向へ駆動す
るので、ロツク部材18とロツクストライカ19
との係合が解放されるようになつている。
9が取り付けられており、このオープンロツド9
が第1図の矢印j方向に駆動されるとロツク部材
18とロツクストライカ19(第4図参照)との
係合が解放されるようになつている。また、アウ
トサイドハンドル1がテールゲートパネル16の
車外側の面部においてアイドルレバー12と係合
しうるように装着されており、第1図に示すよう
に、アウトサイドハンドル1を矢印l方向へ回転
させると、アイドルレバー12を矢印n方向へ回
転させ、オープンロツド9を矢印j方向へ駆動す
るので、ロツク部材18とロツクストライカ19
との係合が解放されるようになつている。
上述の構成により、第1図において、まずアウ
トサイドハンドル1を矢印l方向に回転操作する
と、アイドルレバー12が矢印n方向に回転し
て、オープンロツド9が矢印j方向に駆動され、
第4図に示すロツク部材18とロツクストライカ
19との係合が解放される。この状態でテールゲ
ートパネル16を持ち上げると、テールゲート部
17を開くことができる。これによりテールゲー
ト部17を車外から開くことができる。
トサイドハンドル1を矢印l方向に回転操作する
と、アイドルレバー12が矢印n方向に回転し
て、オープンロツド9が矢印j方向に駆動され、
第4図に示すロツク部材18とロツクストライカ
19との係合が解放される。この状態でテールゲ
ートパネル16を持ち上げると、テールゲート部
17を開くことができる。これによりテールゲー
ト部17を車外から開くことができる。
なお、アウトサイドハンドル1をはなすと、リ
ターンスプリング13の作用により、アイドルレ
バー12が矢印p方向に回動し、これに伴いアウ
トサイドハンドル1およびオープンロツド9がそ
れぞれ矢印m,k方向に移動して元の状態に戻
る。
ターンスプリング13の作用により、アイドルレ
バー12が矢印p方向に回動し、これに伴いアウ
トサイドハンドル1およびオープンロツド9がそ
れぞれ矢印m,k方向に移動して元の状態に戻
る。
一方、第1,2図において、インサイドハンド
ル6を矢印q方向に回転操作すると、インサイド
レバー11がインサイドハンドル6と一体になつ
て矢印s方向にまわるため、アイドルレバー12
の折曲部12Aを介してアイドルレバー12へ回
転力が伝わり、アイドルレバー12は矢印n方向
に回転し、オープンロツド9が矢印j方向に駆動
されて、第4図に示すロツク部材18とロツクス
トライカ19との係合が解放される。この状態で
テールゲートパネル16を持ち上げると、テール
ゲート部17を開くことができる。これによりテ
ールゲート部17を車内から開くことができる。
ル6を矢印q方向に回転操作すると、インサイド
レバー11がインサイドハンドル6と一体になつ
て矢印s方向にまわるため、アイドルレバー12
の折曲部12Aを介してアイドルレバー12へ回
転力が伝わり、アイドルレバー12は矢印n方向
に回転し、オープンロツド9が矢印j方向に駆動
されて、第4図に示すロツク部材18とロツクス
トライカ19との係合が解放される。この状態で
テールゲートパネル16を持ち上げると、テール
ゲート部17を開くことができる。これによりテ
ールゲート部17を車内から開くことができる。
なお、インサイドハンドル6をはなすと、リタ
ーンスプリング13,14の作用により、アイド
ルレバー12、インサイドレバー11がそれぞれ
矢印p,t方向に回動し、これに伴いインサイド
ハンドル6およびオープンロツド9がそれぞれ矢
印r,k方向に移動して元の状態に戻る。このと
きインサイドレバー11はストツパ10Aに係合
している。
ーンスプリング13,14の作用により、アイド
ルレバー12、インサイドレバー11がそれぞれ
矢印p,t方向に回動し、これに伴いインサイド
ハンドル6およびオープンロツド9がそれぞれ矢
印r,k方向に移動して元の状態に戻る。このと
きインサイドレバー11はストツパ10Aに係合
している。
このようにして、コンパクト且つ簡素な構成の
テールゲートリンクアセンブリA′を用いて、テ
ールゲート部17の開操作を行なえる。
テールゲートリンクアセンブリA′を用いて、テ
ールゲート部17の開操作を行なえる。
第3図は本考案の他の実施例としての自動車用
錠操作装置の要部を第1図に対応させて示す斜視
図であり、第3図中、第1,2図と同じ符号はほ
ぼ同様の部分を示している。
錠操作装置の要部を第1図に対応させて示す斜視
図であり、第3図中、第1,2図と同じ符号はほ
ぼ同様の部分を示している。
この実施例は、インサイドレバー11のための
リターンスプリング14を省略したものである
が、このようにしてもテールゲート部17の開操
作を支障なく行なえる。
リターンスプリング14を省略したものである
が、このようにしてもテールゲート部17の開操
作を支障なく行なえる。
すなわち、第3図において、まずアウトサイド
ハンドル1を矢印l方向に回転操作すると、アイ
ドルレバー12が矢印n方向に回転して、オープ
ンロツド9が矢印j方向に駆動され、ロツク部材
18とロツクストライカ19との係合が解放され
る。この状態でテールゲートパネル16を持ち上
げると、テールゲート部17を開くことができ
る。これによりテールゲート部17を車外から開
くことができるのである。
ハンドル1を矢印l方向に回転操作すると、アイ
ドルレバー12が矢印n方向に回転して、オープ
ンロツド9が矢印j方向に駆動され、ロツク部材
18とロツクストライカ19との係合が解放され
る。この状態でテールゲートパネル16を持ち上
げると、テールゲート部17を開くことができ
る。これによりテールゲート部17を車外から開
くことができるのである。
なお、アウトサイドハンドル1をはなすと、リ
ターンスプリング13の作用により、アイドルレ
バー12が矢印p方向に回動し、これに伴いアウ
トサイドハンドル1およびオープンロツド9がそ
れぞれ矢印m,k方向に移動して元の状態に戻
る。
ターンスプリング13の作用により、アイドルレ
バー12が矢印p方向に回動し、これに伴いアウ
トサイドハンドル1およびオープンロツド9がそ
れぞれ矢印m,k方向に移動して元の状態に戻
る。
一方、インサイドハンドル6を第3図において
矢印q方向に回転操作すると、インサイドレバー
11がインサイドハンドル6と一体になつて矢印
s方向にまわるため、アイドルレバー12の折曲
部12Aを介してアイドルレバー12へ回転力が
伝わり、アイドルレバー12は矢印n方向に回転
し、オープンロツド9が矢印j方向に駆動され
て、ロツク部材18とロツクストライカ19との
係合が解放される。この状態でテールゲートパネ
ル16を持ち上げると、テールゲート部17を開
くことができる。これによりテールゲート部17
を車内から開くことができるのである。
矢印q方向に回転操作すると、インサイドレバー
11がインサイドハンドル6と一体になつて矢印
s方向にまわるため、アイドルレバー12の折曲
部12Aを介してアイドルレバー12へ回転力が
伝わり、アイドルレバー12は矢印n方向に回転
し、オープンロツド9が矢印j方向に駆動され
て、ロツク部材18とロツクストライカ19との
係合が解放される。この状態でテールゲートパネ
ル16を持ち上げると、テールゲート部17を開
くことができる。これによりテールゲート部17
を車内から開くことができるのである。
なお、インサイドハンドル6をはなすと、リタ
ーンスプリング13の作用により、アイドルレバ
ー12、インサイドレバー11がそれぞれ矢印
p,t方向に回動し、これに伴いインサイドハン
ドル6およびオープンロツド9がそれぞれ矢印
r,k方向に移動して元の状態に戻る。このとき
インサイドレバー11はストツパ10Aに係合す
る。
ーンスプリング13の作用により、アイドルレバ
ー12、インサイドレバー11がそれぞれ矢印
p,t方向に回動し、これに伴いインサイドハン
ドル6およびオープンロツド9がそれぞれ矢印
r,k方向に移動して元の状態に戻る。このとき
インサイドレバー11はストツパ10Aに係合す
る。
したがつて、この実施例では、前述の実施例と
ほぼ同様の効果ないし利点が得られるほか、リタ
ーンスプリング14を省略できるので、更に部品
点数を減少でき、これにより構造の簡素化やコス
トの低廉化におおいに寄与するものである。
ほぼ同様の効果ないし利点が得られるほか、リタ
ーンスプリング14を省略できるので、更に部品
点数を減少でき、これにより構造の簡素化やコス
トの低廉化におおいに寄与するものである。
[考案の効果]
以上詳述したように、本考案の自動車用錠操作
装置によれば、自動車のテールゲート部を開閉す
るテールゲートパネルの車外側の面部に装着され
た錠装置開操作用アウトサイドハンドルと、上記
テールゲートパネルの車内側の面部に装着された
回転作動式の錠装置開操作用インサイドハンドル
とをそなえるとともに、上記インサイドハンドル
と共通の回転軸線を中心にして回転しうるインサ
イドレバーと、同インサイドレバーに係合して同
インサイドレバーが上記インサイドハンドルの操
作に応じて回転すると回転し上記アウトサイドハ
ンドルの操作に応じても回転することにより錠装
置を開作動させうるアイドルレバーとをそなえ、
上記のインサイドハンドルおよびインサイドレバ
ーと上記アイドルレバーとが同じ軸上に配置され
ているので、上記の軸が1本ですむほか、従来の
ような回転部材相互の連係用ロツド(第5図の符
号5参照)が不要となり、コンパクト且つ簡素な
構成で、テールゲート部の開操作を容易且つ確実
に行なえる利点がある。
装置によれば、自動車のテールゲート部を開閉す
るテールゲートパネルの車外側の面部に装着され
た錠装置開操作用アウトサイドハンドルと、上記
テールゲートパネルの車内側の面部に装着された
回転作動式の錠装置開操作用インサイドハンドル
とをそなえるとともに、上記インサイドハンドル
と共通の回転軸線を中心にして回転しうるインサ
イドレバーと、同インサイドレバーに係合して同
インサイドレバーが上記インサイドハンドルの操
作に応じて回転すると回転し上記アウトサイドハ
ンドルの操作に応じても回転することにより錠装
置を開作動させうるアイドルレバーとをそなえ、
上記のインサイドハンドルおよびインサイドレバ
ーと上記アイドルレバーとが同じ軸上に配置され
ているので、上記の軸が1本ですむほか、従来の
ような回転部材相互の連係用ロツド(第5図の符
号5参照)が不要となり、コンパクト且つ簡素な
構成で、テールゲート部の開操作を容易且つ確実
に行なえる利点がある。
第1,2図は本考案の一実施例としての自動車
用錠操作装置を示すもので、第1図はその要部を
車外の方から見た斜視図、第2図はその要部を車
内の方から見た斜視図であり、第3図は本考案の
他の実施例としての自動車用錠操作装置の要部を
第1図に対応させて示す斜視図であり、第4図は
テールゲート部を有する自動車の例を示す側面図
であり、第5図は従来の自動車用錠操作装置を示
す概略構成図である。 1……アウトサイドハンドル、6……インサイ
ドハンドル、9……オープンロツド、10……ブ
ラケツト、10A……ストツパ、11…インサイ
ドレバー、12……アイドルレバー、12A……
折曲部、13,14……リターンスプリング、1
5……軸、16……テールゲートパネル、17…
…テールゲート部、18……錠装置を構成するロ
ツク部材、19……ロツクストライカ、A′……
テールゲートリンクアセンブリ。
用錠操作装置を示すもので、第1図はその要部を
車外の方から見た斜視図、第2図はその要部を車
内の方から見た斜視図であり、第3図は本考案の
他の実施例としての自動車用錠操作装置の要部を
第1図に対応させて示す斜視図であり、第4図は
テールゲート部を有する自動車の例を示す側面図
であり、第5図は従来の自動車用錠操作装置を示
す概略構成図である。 1……アウトサイドハンドル、6……インサイ
ドハンドル、9……オープンロツド、10……ブ
ラケツト、10A……ストツパ、11…インサイ
ドレバー、12……アイドルレバー、12A……
折曲部、13,14……リターンスプリング、1
5……軸、16……テールゲートパネル、17…
…テールゲート部、18……錠装置を構成するロ
ツク部材、19……ロツクストライカ、A′……
テールゲートリンクアセンブリ。
Claims (1)
- 自動車のテールゲート部を開閉するテールゲー
トパネルの車外側の面部に装着された錠装置開操
作用アウトサイドハンドルと、上記テールゲート
パネルの車内側の面部に装着された回転作動式の
錠装置開操作用インサイドハンドルとをそなえる
とともに、上記インサイドハンドルと共通の回転
軸線を中心にして回転しうるインサイドレバー
と、同インサイドレバーに係合して同インサイド
レバーが上記インサイドハンドルの操作に応じて
回転すると回転し上記アウトサイドハンドルの操
作に応じても回転することにより錠装置を開作動
させうるアイドルレバーとをそなえ、上記のイン
サイドハンドルおよびインサイドレバーと上記ア
イドルレバーとが同じ軸上に配置されたことを特
徴とする、自動車用錠操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7439985U JPH0349016Y2 (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7439985U JPH0349016Y2 (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61189956U JPS61189956U (ja) | 1986-11-26 |
JPH0349016Y2 true JPH0349016Y2 (ja) | 1991-10-18 |
Family
ID=30614660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7439985U Expired JPH0349016Y2 (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0349016Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-05-20 JP JP7439985U patent/JPH0349016Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61189956U (ja) | 1986-11-26 |
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