JPH0348255Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0348255Y2 JPH0348255Y2 JP16179885U JP16179885U JPH0348255Y2 JP H0348255 Y2 JPH0348255 Y2 JP H0348255Y2 JP 16179885 U JP16179885 U JP 16179885U JP 16179885 U JP16179885 U JP 16179885U JP H0348255 Y2 JPH0348255 Y2 JP H0348255Y2
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- JP
- Japan
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- fabric
- formwork
- joint material
- concrete
- peripheral
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Underground Or Underwater Handling Of Building Materials (AREA)
- Revetment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案はコンクリートあるいはモルタル等を
打設するに用いられる布製型枠に関する。
打設するに用いられる布製型枠に関する。
考案が解決しようとする問題点
地盤表面に布製型枠を敷設し、コンクリートあ
るいはモルタル等のコンクリート類を注入して広
い面積にコンクリート等を打設する際は、その膨
張収縮によるクラツクの発生を防止するために、
10〜20mの間隔に弾性変形する能力がある発泡ポ
リウレタン、発泡ポリエチレン等の厚さ10mm程度
の目地材を挿入している。
るいはモルタル等のコンクリート類を注入して広
い面積にコンクリート等を打設する際は、その膨
張収縮によるクラツクの発生を防止するために、
10〜20mの間隔に弾性変形する能力がある発泡ポ
リウレタン、発泡ポリエチレン等の厚さ10mm程度
の目地材を挿入している。
従来、この目地材を挿入するには、第4図a,
bのごとくコンクリート類の注入が終つた布製型
枠1と、これに接して打継ぐべく敷設した布製型
枠1′との間に、目地材2を挿入し、その後で布
製型枠1′にコンクリート類3を注入打設してい
た。このために目地材の挿入に手間がかかり、正
確に挿入し難く、水中施工時には浮上つて設置し
難い欠点があつた。また、目地材は表面に露出す
るので紫外線による劣化や機械的損傷を受け易か
つた。
bのごとくコンクリート類の注入が終つた布製型
枠1と、これに接して打継ぐべく敷設した布製型
枠1′との間に、目地材2を挿入し、その後で布
製型枠1′にコンクリート類3を注入打設してい
た。このために目地材の挿入に手間がかかり、正
確に挿入し難く、水中施工時には浮上つて設置し
難い欠点があつた。また、目地材は表面に露出す
るので紫外線による劣化や機械的損傷を受け易か
つた。
この考案は上記事情に鑑みなされたものであ
る。その目的は、工事現場での作業の簡略化が達
成でき、目地材の耐久性の向上を図り得る布製型
枠を提案するにある。
る。その目的は、工事現場での作業の簡略化が達
成でき、目地材の耐久性の向上を図り得る布製型
枠を提案するにある。
考案の構成および実施例
この布製型枠は、表裏2層の布帛の周縁間を閉
じ袋状に形成してなるコンクリート類打設用の布
製型枠において、周縁布帛の内側面に目地材が取
付けてあることを特徴とする。
じ袋状に形成してなるコンクリート類打設用の布
製型枠において、周縁布帛の内側面に目地材が取
付けてあることを特徴とする。
第1,2図は実施例の布製型枠1であり、方形
の表裏2層のナイロン製の布帛4,4とその周縁
に縫合された周縁布帛5とからなり袋状をなして
いる。この型枠1の幅方向の1辺を構成する周縁
布帛5の内側面には帯状に長いポリエチレン発泡
体からなり弾性変形能を有する目地材2がホツチ
ギス6により取付けてある。なお第2図で7は表
裏の布帛を一重に製織してなつた水抜きである。
また、型枠には注入するコンクリートの厚さを制
御するために、水抜きのほかに、表裏織物の間に
結束ロープ等の手段を設けることがある。このた
めに、通常施工されたコンクリートマツトの表面
には所定の間隔の凹凸部が形成される。この型枠
は竪方向に3ケ1組の注入口8の列が3列並列を
なし設けてある。(第2図には注入口の一部のみ
を示す) この布製型枠1は以上の構成からなるので、現
場施工に際して、隣接し敷設した布製型枠間に別
途目地材を挿入する必要がなく、順次コンクリー
ト類を表層の注入口8から注入し、第3図のごと
く布製型枠1,1の打継部分に目地材2が介挿さ
れたコンクリート類3を打設することができる。
の表裏2層のナイロン製の布帛4,4とその周縁
に縫合された周縁布帛5とからなり袋状をなして
いる。この型枠1の幅方向の1辺を構成する周縁
布帛5の内側面には帯状に長いポリエチレン発泡
体からなり弾性変形能を有する目地材2がホツチ
ギス6により取付けてある。なお第2図で7は表
裏の布帛を一重に製織してなつた水抜きである。
また、型枠には注入するコンクリートの厚さを制
御するために、水抜きのほかに、表裏織物の間に
結束ロープ等の手段を設けることがある。このた
めに、通常施工されたコンクリートマツトの表面
には所定の間隔の凹凸部が形成される。この型枠
は竪方向に3ケ1組の注入口8の列が3列並列を
なし設けてある。(第2図には注入口の一部のみ
を示す) この布製型枠1は以上の構成からなるので、現
場施工に際して、隣接し敷設した布製型枠間に別
途目地材を挿入する必要がなく、順次コンクリー
ト類を表層の注入口8から注入し、第3図のごと
く布製型枠1,1の打継部分に目地材2が介挿さ
れたコンクリート類3を打設することができる。
この考案の布製型枠をつくるには、通常、帯状
の周縁布帛5に目地材2をホツチギスあるいは縫
着け、接着剤接着等の手段で取付けた後、表裏2
層の布帛4,4に縫合してつくられる。周縁布帛
5は通常、表裏布帛4,4と同等以上の強度、密
度のナイロン等の合成繊維織物が用いられる。
の周縁布帛5に目地材2をホツチギスあるいは縫
着け、接着剤接着等の手段で取付けた後、表裏2
層の布帛4,4に縫合してつくられる。周縁布帛
5は通常、表裏布帛4,4と同等以上の強度、密
度のナイロン等の合成繊維織物が用いられる。
考案の効果
この考案は以上の通りであり、この布製型枠は
敷設と同時に目地材も挿入できるので、現場作業
の簡略化が達成できる。また、目地材の介挿位置
の精度が高く、コンクリート注入後のマツト端の
形状が、布帛のみの従来の型枠のものに比べ丸み
が少なくきれいに仕上がり、目地材が直接外部に
露出しないので耐久性が向上する等の効果をもた
らす。
敷設と同時に目地材も挿入できるので、現場作業
の簡略化が達成できる。また、目地材の介挿位置
の精度が高く、コンクリート注入後のマツト端の
形状が、布帛のみの従来の型枠のものに比べ丸み
が少なくきれいに仕上がり、目地材が直接外部に
露出しないので耐久性が向上する等の効果をもた
らす。
第1,2図は実施例の布製型枠の縁部断面図お
よび平面図、第3図は実施例の布製型枠を打継ぎ
してつくつた目地材が介挿されたコンクリートの
縦断面図、第4図a,bは従来の布製型枠間に目
地材を挿入する状態およびコンクリート打設後の
状態の縦断面図である。 1……布製型枠、2……目地材、3……コンク
リート類、4……表、裏の布帛、5……周縁布
帛、6……ホツチギス、7……水抜き、8……注
入口。
よび平面図、第3図は実施例の布製型枠を打継ぎ
してつくつた目地材が介挿されたコンクリートの
縦断面図、第4図a,bは従来の布製型枠間に目
地材を挿入する状態およびコンクリート打設後の
状態の縦断面図である。 1……布製型枠、2……目地材、3……コンク
リート類、4……表、裏の布帛、5……周縁布
帛、6……ホツチギス、7……水抜き、8……注
入口。
Claims (1)
- 表裏2層の布帛の周縁間を閉じ袋状に形成して
なるコンクリート類打設用の布製型枠において、
周縁布帛の内側面に目地材が取付けてあることを
特徴とする布製型枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16179885U JPH0348255Y2 (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16179885U JPH0348255Y2 (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6272321U JPS6272321U (ja) | 1987-05-09 |
JPH0348255Y2 true JPH0348255Y2 (ja) | 1991-10-15 |
Family
ID=31088447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16179885U Expired JPH0348255Y2 (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0348255Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5926884B2 (ja) * | 2010-09-10 | 2016-05-25 | 太陽工業株式会社 | 太陽光発電装置 |
JP5785037B2 (ja) * | 2011-08-30 | 2015-09-24 | 旭化成ジオテック株式会社 | 袋状型枠及びこれを用いた太陽電池パネルの設置工法 |
-
1985
- 1985-10-22 JP JP16179885U patent/JPH0348255Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6272321U (ja) | 1987-05-09 |
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