JPH034745A - 使用済みコーヒー粉砕物の熱加水分解によるアロマの回収法 - Google Patents

使用済みコーヒー粉砕物の熱加水分解によるアロマの回収法

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JPH034745A
JPH034745A JP2101550A JP10155090A JPH034745A JP H034745 A JPH034745 A JP H034745A JP 2101550 A JP2101550 A JP 2101550A JP 10155090 A JP10155090 A JP 10155090A JP H034745 A JPH034745 A JP H034745A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コーヒーの加工に関する。より詳細には、本
発明は、使用済みコーヒー粉砕物の熱加水分解によって
生じるアロマを含む流体から、ジアセチルおよびアセト
アルデヒドに富んだ有用なコーヒー7レーバーを分離し
回収することに関する。
(先行技術) コーヒーの技術分計では、コーヒーを加工する際に生ず
る有用なコーヒーのアロマとフレーバーを分離し回収す
ることが長年の研究対象となっている。コーヒーのアロ
マには、蒸気アロマや粉砕機ガスのアロマなどが含まれ
る。コーヒーの技術分離では、同時に様々な方法によっ
て製造されるソルブルコーヒーの収率を最大限に高める
ことも研究対象にしている。まず収率を高めるために、
通常のパーコレーション系の1以上のカラム内の温度と
圧力を上げる。そして、使用済みコーヒー粉砕物を、ア
ルカリ、酸またJよ高温で処理することによりさらに収
率を高めている。しかし、こうして高収率で製造された
インスタントコーヒーは、やや苦くてアロマが不足して
いる。このため、コーヒーの分野では、焙炒粉砕コーヒ
ー粉砕物から高収率でソルブルコーヒーを製造し、同時
に有益なコーヒーフレーバーの良質な供給源を提供する
コーヒー製造法を開発することが必要とされていた。
(発明の開示) 本発明は、完全に抽出しきっていない焙炒粉砕コーヒー
の熱分解によって生じる流体から、ジアセチルやアセト
アルデヒドなどの好ましいコーヒーアロマに富んだフレ
ーバー成分を回収する方法を含む。本発明の方法は、ア
ロマを含む流体を樹脂または活性炭からなる非極性微孔
性吸着剤のペット上に通し、フルメチルが流出してくる
まで流出液を収集するものである。この流出液は、その
ままコーヒー製品に添加してもよいし、さらに分別して
からコーヒー製品に添加してもよい。本発明は、全芳香
成分の50%以上のアセトアルデヒドと0.2〜12%
のジアセチルを含有する特徴的なアロマも提供する。さ
らに、本発明はアロマを含有する新規なソルブルコーヒ
ーも提供する。
(発明の詳細な説明) 本発明は、完全に抽出しきっていない焙炒粉砕コーヒー
の熱加水分解によって生じるアロマ含有流体を精製する
工程を開示する5精製するアロマ含有流体は、高温短時
間処理によって使用済みコーヒー粉砕物を反応させるこ
とによって調製することができる。このような反応には
、メイラード反応や褐変反応が含まれ、揮発性成分も生
成する。
アロマ含有流体の生成にとって好ましい工程は、ここに
本明細書の一部として引用する「完全に抽出しきってい
ない焙炒粉砕コーヒーの加水分解法」と題する1988
年9月14日付米国特許出願第244.205号明細書
に記載されている。この米国特許の明細書に記載されて
いるように、完全に抽出しきっていない焙炒粉砕コーヒ
ーとして好ましいのは、大気圧抽出を経て、熱分解する
前にアラビノガラクタンが大部分除去されているもので
ある。熱加水分解の工程は、簡単に述べると以下のとお
りである。まず、固形分2〜75%のスラリーを約20
0〜約260℃で約1〜約15分反応器、好ましくは背
型栓流反応器中で処理する。
この工程で生じたアロマ含有流体を、反応器から7ラツ
シユ濃縮物として流出させる。この濃縮物は、好ましい
コーヒーアロマを大量に含有しているが、好ましくない
フレーバー(本明細書では「熱的(therrisI)
 Jという)を有するために精製や分離をしなくては使
用することはできない。フラッシュ濃縮物はジアセチル
やアセトアルデヒド、■BA (2−メチルプロパツー
ル)、IVA(3−メチルブタノール の低沸点化合物をかなり含んでいる。また、N複素環式
化合物の存在に起因すると考えられている好ましくない
強臭をも含んでいる。本発明の精製と分離処理を商業的
に応用するには、濃縮アロマ流体の体積を小さくするの
が望ましい。したがって、この特徴的なアロマ流体をか
まや蒸留器を用いて10〜40倍に濃縮し、アロマ濃度
を10000〜4 0 0 0 0 ppmに濃縮する
のが好ましい。
アロマ含有流体を収集して場合によって濃縮を行っt;
後、流体は非極性微孔性吸着剤のペット上を通過させる
。吸着剤きして好ましいのは、スチレン重合体入り非極
性樹脂であり、最も好ましいのはジビニルベンゼンであ
る。*f:.、12x40メツシユで表面積1000=
1100m2/g,孔体積0 、9 9 cc/gs直
径10−1000Aといった表面積と孔体積が大きい活
性炭も吸着剤として好まシイ。樹脂は、表面積8 0 
0 〜1 0 0 0m+”/gテ孔直径20〜150
人とするのがよい。上記の条件に適合する吸収剤の選択
は、加工時間、物質バランスなどを基準にして行う。表
面積が大きい樹脂は吸着能が大きいため、これを用いれ
ば、フルメチルが流出する前にジアセチルおよびアセト
アルデヒドを高率で回収することができる。
吸着剤のペットは当業者に自明である様々な方法で調製
することができる。好ましい方法は、吸着剤をカラムに
充填する方法である。アロマ含有流体をカラムに通す前
に、水で洗浄することによってカラム内に存在する気泡
を除去する。流出液は、フルメチルが流出するまで収集
する。最初のペット重量の1〜3倍の両分は水だけなの
で廃棄するのが好ましいことがある。フルメチルの流出
の有無は、流出液を分離して化学的に分析することによ
って調べられる。または、流出液の臭いでも検知できる
。流出液は最初は果汁とワインの香りであり、除々にバ
ターのような臭いになって、受は入れ難い青々としかび
臭くてディルと加工食品のような非コーヒー様の「熱的
」性格を有するこの好ましからぬ7レーバーとなる。フ
ルメチルの流出後は、カラム内のすべての液体を排出し
て、廃棄まI;はリサイクルする。吸着剤は洗浄して当
業者に自明の方法で再生する。
ジアセチルおよびアセトアルデヒドを含有する流出液は
、フレーバーおよびアロマの補助剤として有用である。
最終的にはアロマには、200 PP1%好ましくは供
給濃度によって2000〜1200011Pffiの芳
香成分を含有するであろう。この範囲は、最初のアロマ
含有流体、好ましくは使用済みコーヒー粉砕物を熱加水
分解したフラッシュ濃縮物からの芳香成分の回収率にし
て通常20〜30%となる。流出液中に存在する全芳香
成分のうち、アセトアルデヒドがその50%以上、通常
は60〜90%を占める。流出液はまた、全芳香成分の
0.2〜12.0%、好ましくは2.5〜7.5%のジ
アセチルを含有する。残りの芳香成分はアセトン、IB
A、IVA、2.3−ペンタンジオンナどであり、フル
メチルも少量台まれる。アロマ最終製品はアセトアルデ
ヒドとジアセチルを併せて、全芳香成分の51%、好ま
しくは61%以上となる。その計算式は、(アセトアル
デヒド士ジアセチル)/全芳香成分である。また、IV
A量との比較量((アセトアルデヒド士ジアセチル)/
IVA)は25以上、好ましくは125−1000であ
る。アセトアルデヒドとIVAの比(アセトアルデヒド
/IVA)は20以上、好ましくは125〜1000で
ある。ジアセチルとIVAとの比(ジアセチル/IVA
)は2.0以上である。
アロマ製品中のアセトアルデヒド量はl OOppm、
好ましくは1000 ppm以上である。また、ジアセ
チルの量は5 DPms好ましくは50ppm以上であ
る。
精製アロマおよびアロマ含有ソルブルコーヒーの特徴づ
けにおいて、重要なフレーバー成分であるジアセチルお
よびアセトアルデヒドとIVAとの比が重視される理由
を理解することは重要なことである。簡単にその理由を
述べると、従来技術ではこのような組成を有する特徴的
なアロマを調製することができなかったことによる。ま
た、この比は本発明によって行われる分離の特徴を示す
ものでもある。
マンノースなどのコーヒー中の還元糖は、熱によって窒
素源と反応してジアセチルなどのジケトンを生成する。
その反応は、メイラード反応や褐変反応を含む。このよ
うなジケトンはさらにアミノ酸と反応してストレッカー
劣化を受け、アセトアルデヒド、IBA、IVA、2−
メチルブタナールといったアルデヒドや窒素含有アロマ
を生成する。この種の反応の詳細は、G、バーニンの「
ケミストリーオブヘテロサイクリックフレーバーリング
アンドアロマカンバウンド」 (エリスホーウッド:英
国:1982年)の152〜158頁に記載されている
。本発明の工程は、好ましからぬ低沸点成分からアセト
アルデヒドとジアセチルとを分離して新らしいアロマを
調製することによって特徴的なフレーバーを提供する。
流出液をフレーバーとアロマの補助剤として、コーヒー
製造物やコーヒー様製造物に添加して、果汁、ワインや
バターのフレーバーを補強することができる。アセトア
ルデヒドおよびジアセチルを含有する流出液を焙炒粉砕
コーヒーや褐色抽出液に添加したり、噴霧乾燥または凍
結乾燥したインスタントコーヒーに添加することができ
る。
本発明は、ソルブルコーヒーの製造に適用しうる点が重
要である。回収したフレーバーは、ソルブルコーヒー製
造工程のいかなる段階で添加してもよい。例えば、乾燥
ソルブルコーヒーまたはコ−ヒー代替物をフレーバーと
ともに溶液中に溶かしこみこれを乾燥することができる
。また、フレーバー溶液は、直接濃縮コーヒー抽出液に
添加してこれを噴霧乾燥または凍結乾燥して、本質的な
部分としてアセトアルデヒドとジアセチルに代表される
フレーバーを含有するソルブルコーヒーを製造すること
もできる。このような噴霧乾燥または凍結乾燥を経たイ
ンスタントコーヒーにおいて、本発明の製造工程に従っ
て製造したアロマは単一のアロマ成分として使用しても
よいし、粉砕器ガス、スチームアロマ、コーヒー抽出液
の濃縮の際に発生するアロマといった他のアロマ源と組
み合わせて使用してもよい。いずれも場合であっても、
本発明のアロマをインスタントコーヒーに添加すること
によって、15ppm以上、好ましくは25〜125 
ppmのアセトアルデヒド、5 pp+s以上、好まし
くは10〜40ppmのジアセチル、l 75 pp+
*。
好ましくは300〜800 ppmの揮発性成分を含有
する新規なソルブルコーヒーを得ることができる。ソル
ブルコーヒーにおけるアセトアルデヒドとジアセチルの
合計量とIVAの比((アセトアルデヒド+ジアセチル
)/IVA)は1.5以上、好ましくは1.75〜10
であり、アセトアルデヒドとIVAとの比(アセトアル
デヒド/IVA)は1.0以上、好ましくは1.5〜1
0である。本発明の最も好ましい実施態様では、焙炒粉
砕コーヒーの大気圧抽出によって得られる抽出物を、完
全に抽出しきっていない焙炒粉砕コーヒーの熱加水分解
生成物とあわせたもの(前記の米国特許第244.20
5号に記載されている)に対してアロマを添加する。こ
の場合、本発明のアロマを可溶性の固形分に添加するこ
とによって得られるソルブルコーヒーは、上記のアロマ
量と比を有する噴霧乾燥または凍結乾燥したインスタン
トコーヒーを提供する。また、このようなコーヒー製品
はさらにマンナン成分の熱加水分解によるマンノースと
マンナノリボマーを15%以上含有する。乾燥重量基準
の場合の収率は、55〜73%、好ましくは65〜73
%である。
フレーバーはまた、焙炒粉砕コーヒーに添加して果汁、
ワインやバターのフレーバを補強することができる。
または、流出液をさらに分離することによりアセトアル
デヒドまたはジアセチルを得て、これをさらに天然7レ
ーバとして様々な食品や飲料に添加することもできる。
以下に実施例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、
これらの実施例は特許請求の範囲に記載される本発明の
範囲を制限することを意図するものではない。
実施例1 使用済みコーヒー粉砕物の熱加水分解によって生成する
アロマ含有流体(フラッシュ濃縮物)を精製するために
、実験工場において3つの試験を行った。使用済みコー
ヒー粉砕物は、焙炒粉砕コーヒーの乾燥量を基準にして
収率43%になるまで抽出しt;。前述の米国特許第0
7/244,205号の記載に従って、使用済みコーヒ
ー粉砕物の10%スラリーを栓流反応器内において43
00Fで8分間処理した。
この反応により得られるフラッシュ濃縮物は20〜30
倍に濃縮して、本発明の処理工程を施した。濃縮したフ
ラッシュ濃縮物の組成は、第2表の「供給物」の欄に示
す通りである。ラン18よび3では、市販されている非
極性ポリスチレンジベニルベンゼン樹脂(Bio−Ra
d 5M−4)使用し、ラン2では、顆粒状活性炭(C
!1(on type CPG)を吸着剤として使用し
た。
各ランでは、直径4′高さ7′の単一のガラスカラムを
使用した。樹脂および炭素は、あらかじめ秤量しておき
、上からスラリーにして充填した。
吸着剤は1時間洗浄して細かい吸着剤粒子がペットの頂
部に来るようにした。ペットは吸着剤上で水レベル6“
で安定化した。供給物は所定の流速でカラムを下向きに
流した。ランの間は、吸着剤の上に液体が約1フイート
はあるように維持した。
2〜4ペットに相当する最初の流出物はペット中または
上に最初に存在していた水などであるため廃棄した。ま
た、りaマドによる分析を行ったところ、かかる流出物
は極めて希薄な溶液であることが確認された。
表に記載した。
吸着剤 タイプ 重量(Ibs) メフシ1 吸着剤ペット 直径(インチ) 高さ(フィート) L/D 操作温度(6F) (ce/分)二 表面速度(f【7時) アロマ保存時間(時) 操作時間(時) Ibs。
lbs。
Ibs。
操作条件の詳細については第1 第   1   表 操作条件 ラン1   ラン2 Bio−Rad SM−4樹脂 0 (−H,+50) 0 5 0 a1gon CPGカーボン (−12,+40) 0 +45 70.5 ラン3 Bio−Rad SM−4樹脂 0 (−20,+SO) 0 20 0 カラムを操作し始めてから30分は、黄色いバンドが樹
脂ペットの頂部に認められた。この黄色のバンドは供給
物中に存在するジアセチルであると考えられるが、1時
間に約2“の速度でカラム下方に広がりながらゆっくり
と移動した。カラムの底に達したときには約6〜8イン
チ幅のバンドとなった。このバンドの移動は、フルメチ
ルの流出前に望ましいアロマ画分を収集するのに必要な
20時間に符号する。
フルフラル流出の検知は、臭いをかぐことによって行っ
た。各ランにおいて、流出液の性質は果汁様(樹脂のと
きは2〜6ペット重量分:活性炭のときは4〜12ペッ
ト重量分)からバター風(樹脂のときは7〜lOペット
重量分:活性炭のときは12〜16重量分)を経て、前
述した「熱的」状態になった。この熱的状態が最初に現
れたときに有用な成分を含む流出液の収集を止めた。
各ランでは801bsのバターと果汁様のアロマ画分を
得た。これらの生成物は、フルメチルの流出前に収集し
た3〜10ペット重量分である。なお、活性炭のペット
重量は吸着剤5 Ibsが樹脂101bsに相当する。
これは樹脂が水分を含有しているためである。
3つのランにおける有機物とアセトアルデヒドの総回数
量(、まほとんど同じであったが、ジアセチルの回収量
は25%(活性炭)を38.48%(樹脂)でバラツキ
があった。これは、収集の終了点が活性炭の場合より樹
脂の場合の方がやや遅いことによるためと説明できる。
これらのランでは、最後にカラム内の総ての液体を排出
させ廃棄した。吸着剤は洗浄してカラムの底からスラリ
ー状にして充填した。
第2表 全芳香成分(+11111)31,200フレ一バー成
分 アセトアルデヒド       8,417IBA  
            1,432IVA     
         3,3252−メチルブタナール 
    1,1507ラン             
    62−メチル7ラン           6
ジγセチル             9342.3−
ペンタンジオン      313フルフラル    
     8.03含窒素化合物  156 全有機物回収率 アセトアルデヒド回収率 ジアセチル回収率 8.220 38,100 9.230 21.90G
  6.tG。
6.480 6.415 19 2.292 35 70 0 5.954 5 9I73フ 1.669 j19 1.302 1.203 30 !+、274 01 供給物を生成物は、3検知器インジエクトガスクロマト
グラフイー(標準物質として4−メチルチアゾールを使
用)を用いて分析した。第2表に示す供給物中のフルメ
チルの値(フラッシュ濃縮物)は、7ラツシユ前のスラ
リー内に存在する全アロマの割合を示した米国特許筒2
44,205号に記載される値に対応している。供給物
の濃度は各ランによって異なるが、供給物の組成にはほ
とんど差がなかった(第1表)。生成物の組成の比較で
は(第2表)、供給物に対する有機物とアセトアルデヒ
ドにはほどんど差がないが、ジアセチルの回収率にはか
なりの差が認められた。
各ランによるアロマ含有生成物は、官能的性質を考慮し
て、噴霧乾燥面のコーヒー固形分1gあたりアロマが0
.07[となる量でコーヒー抽出液に添加した。対照イ
ンスタントコーヒーと比較したところ、本発明に従って
製造したアロマ含有生成物を添加したインスタントコー
ヒーは、熟練パネラ−により穏やかでバター風のフレー
バーを有していることが指摘された。
実施例2 2つの別個のランを行って噴霧乾燥したコーヒー製造物
を製造した。本実施例で製造したコーヒー製造物を分析
して、市販されているrIX霧乾燥または凍結乾燥した
ソルブルコーヒーの横断面と比較した。本実施例のラン
は実施例1のランと同一の方法によって行った。ラン1
では吸着剤として樹脂を使用した。また、ラン2では活
性炭を使用した。なお、吸着剤の詳細については実施例
1を参照されたい。ラン1では精製したアロマを唯一の
アロマとしてllbのソルブルコーヒーあたり0゜07
1bsのアロマとなる量でソルブルコーヒーに添加した
(または、焙炒粉砕コーヒーIToあたりにしてアロマ
が最終的に0−1171bsとなる量で添加した)。ラ
ン2では、コーヒーの抽出の際に発生した可溶性固形分
11bあたり0.141bのアロマと組み合わせて、噴
霧乾燥に先立ちソルブルコーヒー11bあたりアロマを
0.141b添加した。
第3表には、ランlおよび2において精製したアロマを
混入した噴霧乾燥精製物に対して行った分析の結果を示
した。第3(A)表には市販の凍結乾燥したコーヒー製
品の分析結果を示した。
揮発性アロマは3゛検知器プラグトラツプガスクロマト
グラフイー(1*準物質として4−メチルチアゾールを
使用した)を用いて検出した。マンノース成分の分析は
、可溶性精製物中のマンノースを加水分解し、さらにこ
れをパルス電流測定器つきのディオ不ツクスイオンクロ
マトグラフィーによって分析することによって検出した
全揮発性成分(ppm) アセトアルデヒド(ppm) BA VA 2−メチルブタナール フラン 2−メチル7ラン ジアセチル 2.3−ペンタンジオン フルフラル 含窒素化合物 第3(A)表 Agg       71ルガー マックスウェルハウス  クリスタルズネスカ7工嘩 クラシック フンノースC%、乾燥量基準) 8.53 8.26 10.92 第3(B)表 第3(C)表 全揮発性成分(ppm) アセトアルデヒド(ppm) BA VA 2−メチルブタナール フラン 2−メチルフラン ジアセチル 2.3−ペンタンジオン フルメチル 含窒素化合物 Tセトアルデヒド+ジアセチル VA アセトアルデヒド VA マンノース(%、乾燥量基準)  11.230.68 1.28 1.0 0.56 12.25 1.07 0.73 10.90 1.0 0.45 1.09 0.62 7.10 本  発  明 (噴霧乾燥) ラン1 全揮発性成分(ppm)        345アセト
アルデヒド(ppm)        80IBA  
              15IVA      
          102−メチルブタナール   
     47ラン              0.
92−メチルフラン         0.6ジアセチ
ル            172.3−ペンタンジオ
ン        2フルフラル          
     4含窒素化合物            4
ラン2 31 9 8 4 6 0.9 1.0 6 5 2 マンノース(%、乾燥量基準)    17,0   
16.2収率(R&G、乾燥量基準)     64,
5   59.37レーバー        すべて穏
やかでマイルドなほのかなバター風味を有していた。
比較のため、本発明によって製造したアロマをアロマ単
独で分析した。その結果、(アセトアルデヒド+ジアセ
チル)/IVAが261であり、アセトアルデヒド/I
VAが257.5であり、ジアセチル/IVAが3.5
であり、アセトアルデヒド+ジアセチル/全芳香成分が
82%であり、アセトアルデヒド量が7357 ppm
であり、ジアセチル量がl O1pHmであり、全芳香
成分量が9128 ppmであることが明らかになった
実施例3 実施例1と同様の方法により、本発明の方法に従った精
製アロマを製造した。本発明の工程によって有用なアロ
マを多量に含有する精製物が得られることを明確に示す
ため、まず、50%アラビカおよび50%ロブスタpブ
レンドで450−ストカラーを有する焙炒粉砕コーヒー
100ボンドのアロマ含有組成を調べ、これが本発明の
処理を経ることによりどれほど回収されたかを第4表に
示した。R&Gで示される欄は、焙炒粉砕コーヒー中に
最初から含まれているアロマの量をポンドで表示したも
のである。100ボンドの焙炒粉砕コーヒーを抽出して
43%の乾燥コーヒーを得た。
この抽出液中のアロマを分析した結果を第4表の抽出液
の欄に示した。使用済みコーヒーの分析した結果も同一
名の欄に示したがアロマ成分は検出されなかっt;。使
用済みコーヒー粉砕物は実施例1に示す方法によって熱
加水分解して第4表のフラッシュに示す組成を有するフ
ラッシュを得I;。
その後、濃縮工程によって得られる蒸留物の組成は、分
析の誤差を主しうろこととすれば、フラッシュとほとん
ど同一であった。最後に樹脂のペット上を通過させて精
製分離した精製物の組成を精製アロマの欄に示した。
以上に、本発明の実施例を挙げて本発明を具体的に説明
したが、本発明の範囲には少なくとも以下の事項が含ま
れることを注記しておく。
1、アロマ含有流体を非極性微孔性吸着剤のペット上を
通過させ フルメチルが流出するまで流出液を収集する工程からな
る、完全に抽出しきっていない焙炒粉砕コーヒーの熱加
水分解によって生成したアロマ含有流体から芳香成分を
回収する方法。
2、収集した流出液をコーヒー製品に添加する工程をさ
らに含む第1項の方法。
3、非極性微孔性吸着剤を再生する工程をさらに含む第
2項の方法。
4、完全に抽出しきっていない焙炒粉砕コーヒーを大気
圧で抽出し、熱加水分解に先立ちこれから大部分のアラ
ビノガラクタンを抽出する第1項の方法。
5、完全に抽出しきっていない焙炒粉砕コーヒーのスラ
リーを約200〜約260 ’Oで約1〜約15分間処
理して熱加水分解する第4項の方法。
6、微孔性吸着剤が樹脂である第1項の方法。
7、樹脂が疎水性樹脂、スチレン重合体とジビニルベン
ゼンであるvgG項の方法。
8、微孔性吸着剤が活性炭である第1項の方法。
9、第1項の方法によって製造される製造物。
10、第2項の方法によって製造される製造物。
11、回収された芳香成分を含む流出液が、芳香成分を
総計200 ppm、アセトアルデヒドを100 pp
m、ジアセチルを5 ppm以上含有し、全芳香成分に
占めるアセトアルデヒドの割合が50%以上であり、ジ
アセチルの割合が0.2〜12.0%であり、アセトア
ルデヒドとジアセチルを合計するとその割合が51%以
上である第1項の方法。
12、回収された芳香成分を含む流出液における、(ア
セトアルデヒド+ジアセチル)/IVAが25以上であ
り、アセトアルデヒド/IVAが20以上であり、ジア
セチル/IVAが2.0以上である第11項の方法。
13、回収されt;芳香成分を含む流出液が、芳香成分
を総計2000〜12000 ppm、ジアセチルを5
0 ppm以上、アセトアルデヒドを1000 PP、
1以上含有し、全芳香成分に占めるアセトアルデヒドの
割合が60〜90%、ジアセチルの割合が1.0〜7.
5%、アセトアルデヒドとジアセチルをあわせた割合が
61.0%以上である第11項の方法。
14、回収された芳香成分を含む流出液において、(ア
セトアルデヒド+ジアセチル)/IVAが150〜10
00であり、アセトアルデヒド/IVAが125〜10
00である第13項の方法。
15、芳香成分を総計100 ppm以上、アセトアル
デヒドと100 ppm以上、ジアセチルを5 ppm
以上含有し、全芳香成分に占めるアセトアルデヒドの割
合が50%以上であり、ジアセチルの割合が0.2〜1
2.0%であり、アセトアルデヒドとジアセチルとをあ
わせた割合が51%以上であるアロマ。
16、(アセトアルデヒド+ジアセチル)/IVAが2
5以上であり、アセトアルデヒド/IVAが20以上で
あり、ジアセチル/rVAが2゜0以上である第15項
のアロマ。
17.芳香成分を総計2000〜12000ppm1 
ジアセチルを50ppm以上、アセトアルデヒドを11
000pp以上含有し、全芳香成分に占めるアセトアル
デヒドの割合が60〜90%、ジアセチルの割合が1.
0〜7.5%、アセトアルデヒドとジアセチルをあわせ
た割合が61.0%以上である第15項のアロマ。
18、(アセトアルデヒド+ジアセチル)/IVAが1
50−1000であり、アセトアルデヒド/IVAが1
25〜1000である第17項のアロマ。
19、アセトアルデヒドを15 ppm以上、ジアセチ
ルを5 ppm+以上、芳香成分を総計175 ppm
以上含有し、(アセトアルデヒド+ジアセチル)/IV
Aが1.5以上であり、アセトアルデヒド/IVAが1
以上であるアロマ付加したソルブルコーヒー 20、芳香成分を総計300〜800 ppm、ジアセ
チルをlO〜40 ppm、アセトアルデヒドを25〜
125 ppm含有し、(アセトアルデヒド+ジアセチ
ル)/IvAが1.75〜IOC’あり、アセトアルデ
ヒド/IVAが1.5〜1oである第19項のソルブル
コーヒー 21、マンノースおよびマンノースオリゴマーを15%
以上含有する第19項のソルブルコーヒ22、マンノー
スおよびマンノースオリゴマーを15%以上含有する第
20項のソルブルコーヒ代 理 人 弁理士 一′T″T)I 湯浅恭三。
(他4名)−。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アロマ含有流体を非極性微孔性吸着剤のペット上を
    通過させフルフラル流出まで流出液を収集する工程から
    なる、完全に抽出しきっていない焙炒粉砕コーヒーの熱
    加水分解によって生成したアロマ含有流体から芳香成分
    を回収する方法。 2、請求項1の方法によって製造される製造物。 3、芳香成分を総計200ppm以上、アセトアルデヒ
    ドを100ppm以上、ジアセチルを5ppm以上含有
    し、全芳香成分に占めるアセトアルデヒドの割合が50
    %以上であり、全芳香成分に占めるジアセチルの割合が
    0.2〜12.0%であり、全芳香成分に占めるアセト
    アルデヒドとジアセチルとをあわせた割合が51%以上
    であるアロマ。 4、アセトアルデヒドを15ppm以上、ジアセチルを
    5ppm以上、芳香成分を総計175ppm以上含有し
    、(アセトアルデヒド+ジアセチル)/IVAが1.5
    以上であり、アセトアルデヒド/IVAが1以上である
    アロマ付加したソルプルコーヒー。
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