JPH0347211A - 炊飯器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は容器を加熱するヒータを備え、このヒータの入
力を制御して炊飯をする炊飯器に関する。

（従来の技術） 近年この種の炊飯器は例えば特開昭６１−９２６２９号
公報等に開示されているようにマイクロコンピュータを
備えているので、白米炊き、玄米炊き、炊込み、おかゆ
炊きなどの種々のコースの炊飯メニューを選択したり、
あるいは計時機能による予約タイマー炊飯を行ったり、
予約時刻を記憶し前回行われた予約タイマー炊飯の予約
時刻を読み出して表示したりするなどの種々の機能を実
施できるようになっている。

従来のこの種の炊飯器は複数の炊飯メニューおよび現在
時刻、炊き上り時刻の表示を行う表示部を備えており、
スイッチ操作による炊飯内容のセットを行う前には第１
１図に示すように表示部に現在時刻のみが表示されてい
る。そして予約タイマー炊飯を行う場合にはまず予約ス
イッチを押して前回の炊き上り時刻を読み出して表示し
、かつこれを確認し、必要に応じ炊き上り時刻を変更し
て炊飯スイッチを押すことにより予約タイマー炊飯が開
始される。また炊飯メニューを選択するにはまずメニュ
ースイッチを押して複数の炊飯メニューを表示させ、こ
れにより設定されている炊飯メニューを確認し、必要に
応じこれを変更して炊飯スイッチを押すことにより選択
されたコースで炊飯が開始される。また炊飯。

保温動作中にはこれらの炊き上り時刻および複数の炊飯
コースが継続して表示され、取消スイッチを操作するこ
とにより現在時刻のみが表示された状態になる。

（発明が解決しようとする課題） 上記従来技術においては、取消スイッチの操作時等に現
在時刻のみが表示されるように構成されているため、操
作スイッチの操作により炊飯内容をセットする場合には
、まず予約スイッチを押して炊き上り時刻を表示させた
り、またメニュースイッチを押して複数の炊飯メニュー
を表示させなりする操作が必要であり、こののち設定さ
れた炊飯メニュー炊き上り時刻の変更およびスタートの
操作を行うものであるため、スイッチ操作が面倒であっ
た。また炊飯、保温動作中には炊き上り時刻および複数
の炊飯メニューが継続して表示されるものであるなめセ
ットした炊飯内容を誤認し易いという不具合があった。

そこで本発明は操作スイッチの操作が簡単でかつ炊飯内
容を正確に確認できる炊飯器を提供することを目的とす
る。

［発明の構成コ （課題を解決するための手段） 本発明の炊飯器は炊飯用の容器５と、この容器５を加熱
するし−タ６と、前記容器５の温度を検知する温度検知
手段２７と、炊飯コースの選択または予約時刻の設定を
行う複数の操作スイッチ２０．２３と、この操作スイッ
チ２０２３の信号に基づいて種々の炊飯を実行する炊飯
プログラムを保有する制御手段２８と、複数の炊飯コー
スを表示するコース表示手段１７と、予約時刻表示手段
１５とを備え、前記制御手段２８は炊飯開始前には複数
の炊飯コースおよび予約時刻を表示するとともに炊飯開
始後には炊飯内容を示す少なくとも選択された炊飯コー
スを表示しそれ以外の表示を行わないように制御する表
示制御手段を有するものである。

（作　用） 上記構成によって、炊飯開始前においてコース表示手段
１７に複数の炊飯コースが表示され予約時刻表示手段１
５に予約時刻が表示されるため、スイッチを操作して炊
飯コース、予約時刻を表示させる必要がなくスイッチ操
作の簡略化が図られる。また炊飯開始後は実行される炊
飯内容が表示されそれ以外の表示が行われないため炊飯
内容の誤認が防止される。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を添付図面を参照して説明する
。

第９図において、１は内ケース２および外ケース３など
を有する器本体、４は蓋、５は内ケース２内に収容され
た炊飯用の容器、６は内ケース２の底部に設けられた炊
飯ヒータ、７は内ケース２の側面およびＭ４の内面に設
けられた保温ヒータ、８は容器５の外底部に弾性的に圧
接するように設けられたカップ状感熱部で、内部に容器
５の温度を検出する温度センサ９が設けられている。１
０は前記温度センサ９による温度検知情報などに基づい
て炊飯ヒータ６および保温ヒータ７の入力を制御する電
子回路ユニットであり、外ケース３の側部に設けられて
いる。

第３図および第１０図は蓋４に設けられた表示部１１お
よび操作部１２を示し、表示部１１はＬＣＤからなる表
示部１３を有し、この表示部１３には４桁の７セグメン
ト形ＬＣＤにより構成された現在時刻用の時間表示部１
４および炊き上り時刻などの予約時刻を表示する予約時
刻表示手段なる時間表示部１５と、白米炊きふっくら（
標準）、白米炊きしゃっきり（硬目）炊込み・玄米炊き
、おかゆ炊きの順で並んで表示され、炊飯メニューまた
は火加減の異なる複数種のコースを囲み枠１６の移動に
より表示するコース表示手段たるコース表示部１７とが
設けられている。また表示部１１は４個のＬＥＤからな
るモード表示部１８を有し、これはタイマー炊飯、はや
炊き、炊飯、保温のうち処理されているモードを表示す
る。ｔ！作郡部１２複数の操作スイッチを備えており、
これは前記表示部１３の側部に設けられた現在時刻スイ
ッチ１９と、表示部１３の下部に設けられたコース選択
用のメニュー・火加減選択スイッチ２０と、進むスイッ
チ２１および戻るスイッチ２２と、タイマー炊飯スイッ
チ２３と、炊飯スイッチ２４と、取消スイッチ２５とを
有している。

そしてメニュー・火加減選択スイッチ２０を押す毎に各
コースが予め設定されている白米炊きふっくらから白米
炊きしゃっきり、炊込み・玄米炊き、おかゆ炊き、白米
炊きふっくらと順々に設定され、設定されたコースが囲
み枠１６によって表示される。この場合取消スイッチ２
５の操作時または停電復帰時などの取消状態において標
準加熱パターンである白米炊きふっくらに自動的に設定
される。進むスイッチ２１または戻るスイッチ２２を押
すことにより予約時刻または現在時刻が調節され、現在
時刻スイッチ１９を押したのちスイッチ２１゜２２を押
して現在時刻を合わせ、その後現在時刻スイッチ１９を
再び押すことにより現在時刻が設定される。また時間表
示部１５には前回行われたタイマー炊飯の予約時刻が表
示されスイッチ２１．２２を押して予約時刻を変更した
のちタイマー炊飯スイッチ２３を押すことにより予約時
刻が設定されかつタイマー炊飯が開始する。また炊飯ス
イッチ２４を押す毎に炊飯。

はや炊き、保温が順々に設定される。

第１図は電気的構成を示すブロック図で、２６は前記温
度センサ９とで温度検知手段２７を構成するＡ／Ｄ変換
器であり、検知温度に応じた信号を出力する。２８は電
子回路ユニット１０を構成するマイクロコンピュータか
らなる制御手段で、これは周知のようにＣＰＵ２９゜計
時回路３０．メモリ３１．バックアップ回路３２゜入力
回路３３．出力回路３４などを有しており、バックアッ
プ回路３２にはバッテリ３５が接続されている。制御手
段２８は複数種のプログラムを保有し、これが保有する
プログラムにしたがい炊飯開始前つまり取消スイッチ２
５の操作時または停電復帰時により取消状態になったと
きあるいは電源プラグ差込時等において表示部１３を全
て表示させ、炊飯開始後には実行される炊飯内容に必要
な表示を行いその他の表示を行わないように制御する表
示制御手段を有している。また制御手段２８はメニュー
・火加減選択スイッチ２０の操作信号に基づいて、炊飯
メニューまたは火加減の異なる複数種のコースで炊飯を
行うための加熱パターンを標準加熱パターンから順々に
設定する機能を有している。また制御手段２８はタイマ
ー炊飯が行われた際にはこの予約時刻を記憶して表示す
る機能を有している。また制御手段２８は操作部１２の
操作信号および容器５の検知温度に応じて駆動回路３６
によってヒータ６．７を駆動制御するとともに、駆動部
＃１３７によって表示部１１の駆動制御を行う。

第２図は電源部およびヒータ駆動部の回路図を示し、３
８は商用電源で、その両端子間には炊飯ヒータ６、保温
ヒータ７およびトライアック３９が直列に接続されてい
る。保温ヒータ７とトライアック３９との直列回路には
リレー４０を構成する常開のリレースイッチ４ＯＡが並
列接続されている。４１は電源トランスで、この電源ト
ランス４１および定電圧回路４２を介して所定の電源電
圧が制御手段２８たるマイクロコンピュータに供給され
る。この制御手段２８は温度センサ９たるサーミスタか
ら容器５の温度信号を入力し、容器５が内ケース２にセ
ットされたことを検知する容器検知スイッチ４３から炊
飯開始信号を入力する。また制御手段２８はリレー駆動
回路４４を介してリレー４０の励磁コイル４０Ｂを励磁
させるとともに、トライアック駆動回路４５を介してト
ライアック３９を駆動させ、炊飯ヒータ６および保温ヒ
ータ７の入力を制御する。

そして制御手段２８に備えられた表示制御手段は第７図
、第８図のフローチャートに示すように炊飯完了後等に
おいて取消スイッチ２５をＯＮ操作した場合、若しくは
電源プラグ差込時等の動作停止中に第３図に示すように
表示部１３内の全てが表示されるように制御する。つま
り表示部１３内における時間表示部１４には現在時刻が
表示され、時間表示部１５には前回行われたタイマー炊
飯の予約時刻が表示され、コース表示部１７には白米炊
きふっくら。

白米炊きしゃっきり、炊込み・玄米炊き、おかゆ炊きが
表示され、囲み枠１６は白米炊きふっくらを囲んで表示
される。この状態で炊飯内容を変更する場合にはメニュ
ー・火加減選択スイッチ２０を１回押すと囲み枠１６が
白米炊きしやつきりに駆動し、さらにメニュー・火加減
選択スイッチ２０を押す毎に炊込み・玄米炊き、おかゆ
炊き、白米炊きふっくらと順々に選択される。またスイ
ッチ２１．２２を押すことにより予約時刻が調節されそ
の後タイマ炊飯スイッチ２３を押すことにより予約時刻
がセットされタイマー動作が開始する。また炊飯スイッ
チ２４を１回押すと普通の炊飯を開始し、２回押すとは
や炊き炊飯を開始し、３回押すと保温が開始する。この
場合炊飯内容の変更を要しない場合はスタート用のスイ
ッチを操作するだけでよく、また炊飯、保温動作中に取
消スイッチ２５を押すと第３図の表示になる。

表示制御手段は炊飯開始後において実行される炊飯内容
に必要な表示のみを行うように制御する。つまり白米炊
きふっくらコースのタイマー炊飯の開始後は第４図に示
すようにタイマー炊飯を示すモード表示部１８が点灯し
、表示部１３においては時間表示部１４．１５に現在時
刻、予約時刻が表示されるとともに、コース表示部１７
は囲み枠１６で囲まれた白米ふっくらのみが表示され、
選択されない他のコースは表示されない、また白米炊き
ふっくらコースの普通炊飯の開始後は第５図に示すよう
に普通炊飯を示すモード表示部１８が点灯し、表示部１
３は現在時刻および囲み枠１６に囲まれた白米ふっくら
のみが表示され、予約時刻および選択されない炊飯コー
スは表示されない。

この場合はや炊き炊飯の開始後は第５図の表示状態と同
様でありモード表示部１８の点灯のみがはや炊き炊飯に
移動する。また保温中においては第６図に示すように保
温を示すモード表示部１８が点灯し、表示部１３は第５
図と同様に表示される。

このように本実施例においては、取消スイッチ２５の操
作時あるいは電源プラグの差込時等の動作停止状態つま
り炊飯開始前において第３図に示すように全ての内容が
表示されるように構成されているなめ、炊飯内容のセッ
ト時に従来のようにまずメニュースイッチを押してメニ
ューを表示させたり予約スイッチを押して予約時刻を表
示させたりする必要がなくスイッチ操作が簡略化される
。また炊飯内容のセット時には第３図に示す表示によっ
て予め選択されているコースおよび予め設定されている
予約時刻をスイッチ操作を行うことなく確認することが
でき変更を要しない場合は直ちに炊飯を開始することが
でき便利であるとともに誤操作を防止することができる
。

まなタイマー炊飯を１回のスイッチ操作で開始すること
ができるためタイマー炊飯のスイッチ操作も容易になる
。また、炊飯、保温動作中においては第４図〜第６図に
示すように炊飯内容のみが表示されるため、表示が簡素
化され、炊飯内容を正確に確認することができる。

なお本発明は上記実施例に限定されるものではなく本発
明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である
。例えば予約時刻の時間表示部には炊き上り時刻に代え
て炊飯開始時刻あるいは炊飯完了までの残時間などを表
示してもよく、また炊飯コースは火加減の選択を有しな
いものでもよい。また現在時刻は炊飯開始後に必ずしも
表示しなくてもよ１１゜また出荷時には予約時刻を例え
ば６：００に表示すればよい、また炊飯器の基本的な構
成は各種タイプに適用可能である。

［発明の効果］ 本発明は炊飯開始前には複数の炊飯コースおよび予約時
刻を表示するとともに炊飯開始後には炊飯内容を示す少
なくとも選択された炊飯コースを表示しそれ以外の表示
を行わないように制御することにより操作スイ・ｙチの
操作が簡単でかつ炊飯内容を正確に確認することが可能
な炊飯器を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第１１図は本発明の一実施例を示し、第１図
は炊飯器の電気的構成を示すブロック図、第２図は電源
部およびヒータ駆動部の回路図、第３図は動作停止状態
の表示を示す表示部の正面図、第４図はタイマー炊飯状
態の表示を示す表示部の正面図、第５図は背面炊飯状態
の表示を示す表示部の正面図、第６図は保温状態の表示
を示す表示部の正面図、第７図はコース表示動作を示す
フローチャート、第８図は予約表示動作を示すフローチ
ャート、第９図は炊飯器の断面図、第１０図は炊飯器の
全体斜視図、第１１図は従来の炊飯器における動作停止
状態の表示を示す表示部の正面図である。 ５・・・容器 ６・・・炊飯ヒータ ７・・・保温し−タ １５・・・時間表示部（予約時刻表示手段）１７・・・
コース表示部（コース表示手段）２０・・・メニュー・
火加減選択スイッチ（操作スイッチ） ２３・・・タイマー炊飯スイッチ（操作スイッチ）２８
・・・制御手段（表示制御手段）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 炊飯用の容器と、この容器を加熱するヒータと、前記容
   器の温度を検知する温度検知手段と、炊飯コースの選択
   または予約時刻の設定を行う複数の操作スイッチと、こ
   の操作スイッチの信号に基づいて種々の炊飯を実行する
   炊飯プログラムを保有する制御手段と、複数の炊飯コー
   スを表示するコース表示手段と、予約時刻表示手段と、
   炊飯開始前には複数の炊飯コースおよび予約時刻を表示
   するとともに炊飯開始後には炊飯内容を示す少なくとも
   選択された炊飯コースを表示しそれ以外の表示を行わな
   いように制御する表示制御手段とを備えたことを特徴と
   する炊飯器。