JPS63197411A - 炊飯器のタイマ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭において使用する炊飯器のタイマ装
置に関するものである。

従来の技術 従来の炊飯器のタイマ装置は二つ以上の予約時刻を記憶
する記憶装置のついたものが一般的であった。そしてそ
の操作部としては記憶している予約時刻の数だけ予約時
刻を呼び出すスイッチがついているか、もしくは、複数
の予約時刻に対して予約時刻を呼び出すスイッチが１個
であるものであってもスイッチを押すことによって順番
に呼び出される予約時刻の順序は一定であった。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の予約時刻記憶型タイマでは、記憶され
た予約時刻を呼び出す際には、予約時刻の数だけ設けら
れたスイッチを押すか、もしくは予約時刻を呼び出すス
イッチが一個のものでは、場合によっては複数回スイッ
チを押さらければならず、使い勝手の悪いものであった
。

情た、一般に予約炊飯を行う場合には、使用者は現在時
刻と予約時刻とを比較して予約時刻を選択しているにも
かかわらず、従来の予約時刻の記憶・呼び出し操作では
予約時刻の呼び出しと現在時刻は無関係であり、操作性
の悪いものであった。

本発明はこのような問題点を解決するもので、簡単な操
作部の構成で、操作性の向上を図った炊飯器のタイマ装
置を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、使用者が任意に
記憶させた複数の炊飯予約時刻を記憶している記憶手段
と、この記憶手段に記憶された複数の子約時刻と現在時
刻とを比較して、現在時刻を計時していった際に最初に
一致する予約時刻を優先して選択する選択手段と、この
選択手段で選択された優先予約時刻を使用者が予約炊飯
で使用するために予約炊飯終了まで一時的に記憶してお
く設定手段とを備えたものである。

作　　用 上記構成によれば、複数の子約時刻を記憶している場合
、使用者が最も使用する頻度が高い現在時刻を計時して
いった際最初に一致する予約時刻を優先して選択し、使
用者が予約呼び出しスイッチを押した際にこの選択され
た予約時刻が呼び出される。このため、使用者は、予約
炊飯を行なう場合、現在時刻と比較して予約時刻を選択
する操作が不必要となり、その結果、非常に使い勝手が
良くなるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第
１図は本発明の一実施例における炊飯器のブロック図を
示したもので、１は予約時刻設定後、これを押すことに
より予約炊飯のタイマ動作がスタートするタイマスター
トスイッチ、２は記憶されている炊飯予約時刻を呼び出
す予約呼び出しスイッチ、３は予約呼び出しスイッチ２
で呼び出した予約時刻を変更する変更手段、４は使用者
が任意に設定した複数の子約時刻を記憶する記憶手段、
６は記憶手段４で記憶された予約時刻の中から現在時刻
を計時していった際に最初に一致する予約時刻を優先予
約時刻として選択する選択手段、６は選択手段６で選択
された優先予約時刻を予約炊飯で使用するため、必要と
あれば変更手段３で変更した後、炊飯終了まで一時的に
記憶する設定手段、７は現在時刻を計時する時計手段、
８は現在時刻と設定手段６で一時的に記憶されている優
先予約時刻を表示する表示手段、９はタイマスタートス
イッチ１が押されると現在時刻と優先予約時刻の比較を
開始し、一致した時点で炊飯が終了するように所定時間
前に炊飯を開始する炊飯手段である。

本発明の構成において予約炊飯を行ならには、まず予約
呼び出しスイッチ２を押して優先予約時刻を表示手段８
に呼び出してくる。使用者は、表示手段８に呼び出され
た優先予約時刻を確認し、その時刻で炊飯を行なうなら
ば、タイマス罠タートスイッチ１を押す。これにより予
約炊飯が開始される。また、呼び出された優先予約時刻
とは異なる時刻で予約炊飯を行なう場合には、優先予約
時刻を呼び出した時点で、変更手段３を用いて優先予約
時刻を変更することが可能である。

このとき、例えば記憶手段４に記憶されている予約時刻
が、「ＰＭ５：ＯＯＪとｌ”ＡＭ６：ＯＯＪの２通りで
あると、現在時刻がｒＰＭｌ：ＯＯＪであるときに予約
呼び出しスイッチ２を押すと、選択手段５によってｒＰ
Ｍ５：ＯＯＪが選択され、また現在時刻がｒＰＭ５：３
０Ｊであるときには、ｒＡＭｓ：ｏｏＪが選択されて優
先予約時刻として設定手段６に一時的に記憶される。

以上のように優先予約時刻を設定した後に、タイマスタ
ートスイッチ１を押すと、予約炊飯のタイマ動作が開始
され、予約時刻と現在時刻が一致した時点で炊飯動作が
終了するように所定時間前に炊飯手段９によって炊飯が
開始される。

第２図は本発明の一実施例に基づく炊飯器の操作部を示
したもので、１０は表示手段８である液晶表示素子、１
１は予約呼び出しスイッチ２と、記憶手段４に使用者が
予約時刻を任意に記憶きせるための記憶完了スイッチを
兼ねた呼び出し・完了キー、１２は時計手段７の現在時
刻合わせを開始・終了する時刻合わせキー、１３および
１４は変更手段３である分桁変更キーと時間桁変更キー
であり、これにより現在時刻も変更できるものである。

１６はタイマスタートスイッチ１である炊飯キーであり
、予約を呼び出すことなく、この炊飯キー１６を押すと
すぐに炊飯を開始するものである。

上記構成において、予約炊飯を行なう場合は、まず呼び
出し・完了キー１１を押して優先予約時刻を呼び出し、
その時刻で予約炊飯を行なうならば炊飯キー１６を押し
、また呼び出された優先予約時刻を変更する場合には、
優先予約時刻を呼び出した時点で時間桁キー１４と分桁
キー１３によって変更した後、炊飯キー１を押せば良い
。また変更した予約時刻を新たに記憶手段４に記憶させ
る場合は、変更した後、もう一度呼び出し・完了キー１
１を押すと、呼出した予約時刻にかわって変更した予約
時刻が記憶させる。また取消しキー１６はこれを押すと
現在時刻の表示に戻るもので、炊飯中及びタイマー動作
中はその動作を停止して現在時刻を表示し、予約時刻呼
び出し中に予約呼び出し・完了キー１１を押す以前にこ
の取消しキー１６を押すと、予約呼び出し直前の予約時
刻を記憶したまま、現在時刻表示に戻るものである。

第３図は優先時刻選択手段６の動作の流れを示すフロー
チャートを示したものである。

第３図では、まず、ステップ１７でその時点での現在時
刻を変数ＧＥＮＺＡＩに記憶し、ステップ１８と１９で
、記憶手段４に記憶されている２つの予約時刻ＹＯＹＡ
ＫＵ　　１とＹＯＹＡＫＵ　　２　、！：、前記ＧＫＮ
ＺＡＩと全比較する。ＹＯＹＡＫＵ　１　とＹＯＹＡＫ
Ｕ２１）Ｅ　ＧＥＮＺＡＩ　と一致Ｌ４−ければ、ステ
ップ２ｏでＧＥＮＺＡＩを、現在時刻を計時する場合と
同様にカウントアツプし、前記比較動作処理を繰り返す
。そしてＧＥＮＺＡＩと２つの予約時刻のいずれかが一
致すると、ステップ２１もしくは２２に動作が移行し、
優先予約時刻ＹＵＳＥＮに、ＹＯＹＡＫＵ　１もしくは
ＹＯＹＡＫＵ２が代入され、優先時刻選択手段６の動作
が終了する。

発明の効果 以上のように本発明によれば、予約時刻を呼び出した際
には、その時点の現在時刻を計時していった場合、最初
に一致する予約時刻が呼び出されるため、使用者は、現
在時刻と複数の予約時刻とを比較しながら、適切な予約
時刻を選択するという繁雑な操作をする必要がなくなる
もので、このように簡単な構成にして、使い勝手が良く
、かつ操作性の向上がはかれるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す炊飯器のタイマ装置の
ブロック図、第２図は同炊飯器のタイマ装置を用いた炊
飯器の操作部を示す正面図、第３図は同炊飯器のタイマ
装置の優先時刻選択動作の処理の流れを示すフローチャ
ートである。 １・・・・・・タイマスタートスイッチ、２・・・・・
・予約呼び出しスイッチ、３・・・・・・変更手段、４
・・・・・・記憶手段、６・・・・・・選択手段、６・
・・・・・設定手段、７・・・・・・時計手段、８・・
・・・・表示手段、９・・・・・・炊飯手段、１０・・
・・・・液晶表示素子、１１・・・・・・予約呼び出し
・完了キー、１２・・・・・・現在時刻合わせキー、１
３・・・・・・分桁合わせキー、１４・・・・・・時間
桁合わせキー、１６・・・・・・炊飯キー、１６・・・
・・・取消しキー。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 １θ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 炊飯予約時刻を呼び出すための予約呼び出しスイッチと
   、予約炊飯を開始するためのタイマスタートスイッチと
   、複数の炊飯予約時刻を記憶している記憶手段と、現在
   時刻を計時する時計手段と、前記予約呼び出しスイッチ
   が押された際に前記時計手段によって計時される現在時
   刻と前記記憶手段に記憶された予約時刻とを比較して現
   在時刻の計時方向に向って最も現在時刻に近い予約時刻
   を選択して優先予約時刻として出力する選択手段と、こ
   の選択手段より出力された優先予約時刻を使用者が予約
   炊飯で使用するために予約炊飯終了まで一時的に記憶し
   てをく設定手段と、この設定に一時的に記憶された優先
   予約時刻を変更する変更手段と、前記時計手段によって
   計時される現在時刻と前記設定手段に一時的に記憶され
   た優先予約時刻または前記変更手段で変更された場合に
   はその時刻とを表示する表示手段と、前記タイマスター
   トスイッチが押されたときに前記設定手段に一時的に記
   憶された優先予約時刻または前記変更手段で変更された
   場合にはその時刻と前記時計手段で計時される現在時刻
   とを比較し一致した時点で炊飯動作が終了するように所
   定時間前に炊飯動作を開始する炊飯手段とにより構成し
   た炊飯器のタイマ装置。