JPH034583Y2 - - Google Patents

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JPH034583Y2
JPH034583Y2 JP8201683U JP8201683U JPH034583Y2 JP H034583 Y2 JPH034583 Y2 JP H034583Y2 JP 8201683 U JP8201683 U JP 8201683U JP 8201683 U JP8201683 U JP 8201683U JP H034583 Y2 JPH034583 Y2 JP H034583Y2
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JP
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air
opening
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rear door
radiator
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JP8201683U
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JPS59186123U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はバス用エンジン冷却装置、より詳細に
はラジエターに導かれる空気の取入口がリアドア
の後方に配置されるリアエンジンバス用のエンジ
ン冷却装置に関する。従来のバス用エンジン冷却
装置について第1図および第2図を参照しながら
説明する。これらの図において、バス車体1の最
後部位置にエンジン2が配置されている。エンジ
ン2の冷却水と大気との間に熱交換させるための
ラジエター3がエンジン2と車体1のサイドパネ
ル4との間に配置されている。ラジエター3の直
後には吸込みフアン5が配置されエンジン2から
の回転力を受けて回転させられる。空気取入口6
はサイドパネル4に穿設した開口部に防虫網を取
付けて構成される。エンジン2とラジエター3と
の間には整流を兼ねた遮熱板7が配置されてい
る。従つて、冷たい大気はフアン5の作用により
空気取入口6から入つて矢印Aのように遮熱板7
に沿つて曲げられ、ラジエター3に進入する。ラ
ジエター3に進入した大気はエンジン冷却水の熱
を奪い、高温の熱気となつて矢印Bのようにリヤ
パネル8に沿いながら移動し、エンジンルームに
入り、エンジンの下側に流れて外部に流出し、或
はエンジン下側に騒音対策用のアンダカバーが設
けられている車種では、該アンダカバーに設けた
孔を経て車体の下側に流出される。しかしながら
降車口9が後車輪10の後方に配置され、この降
車口9が引き戸型のリアドア11によつて開閉さ
れるようなバスの場合に降車のためリアドア11
が図中二点鎖線に示す位置に移動して降車口9が
開放されると、車体寸法の制約によつて空気取入
口6はこのリアドア11によつて閉塞されてしま
うのが普通である。空気取入口6が閉塞されると
空気の取入量が減少しラジエター3において冷却
水の熱量を空気へ移転すべき量も当然減少してエ
ンジン水温を適正に保持することが困難になると
いう問題が生じる。
本考案は、上記した従来の問題を解決すべく創
案されたものであり、その目的はリアドアによつ
てサイドパネルに配置された空気取入口が閉塞さ
れても、ラジエターに導入される必要空気量を確
保してエンジン水温を適正に保たせるバス用エン
ジン冷却装置を提供することである。本考案は、
上記目的を達成するために空気通路の一部を形成
する床に開口部を穿設し、この開口部は常時シヤ
ツターにより閉鎖され、リアドアの開放動作にシ
ヤツターを連動させて前記開口部を開口させるバ
ス用エンジン冷却装置を特徴としたものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第3図ないし第5図において、空気取入口6か
ら遮熱板7によつて方向を曲げられてラジエター
3に至る空気通路の一部を形成する床板12に適
宜大きさを有する開口部13が穿設されている。
この開口部13を上方よりかぶせるようにしてシ
ヤツター14が配置されている。このシヤツター
14は開口部13のバス進行方向前端近傍に枢着
され、降車口9近傍の基板15との間にエアシリ
ンダ16が介装されている。エアシリンダ16は
常伸性を有し常時開口部13を閉鎖するようにシ
ヤツター13を付勢している。エアシリンダ16
は電磁弁18を介してエアタンク19に連通して
いる。電磁弁18のソレノイド20には、直列に
配置されたメーンスイツチS1およびドアスイツチ
S2を介して電圧Eが印加されるようになつてい
る。ソレノイド20に通電されるとピストン21
は図中において挙上され、エアタンク19内の空
気はエアシリンダ16へ注入され、ロツド22を
引き込んでシヤツター13を図中二点鎖線の位置
へ揺動させ開口部13を開口させる。ドアスイツ
チS2はリアドア11の開放ストローク端部24に
位置させられて、リアドア11が開放終了時に接
点が閉じるようになつている。停車時にリアドア
が開き空気取入口6を塞ぐと同時に、メーンスイ
ツチS1およびドアスイツチS2が動作して、前記電
磁弁18が励磁されて動作し、エアシリンダ16
へ空気が供給され、該エアシリンダ16によりシ
ヤツター13が揺動されて床12の開口部13が
開く。従つて、今迄フアン5により空気取入口6
から吸引されていた冷却用の空気は開口部13よ
り吸引されるようになる。開口部13より吸引さ
れた空気は、空気取入口6より吸引された空気と
同様、ラジエターを通過してエンジン冷却水の熱
を奪い、高温の熱気となりリヤパネル8に沿いな
がら移動し(第2図参照)、エンジンルームに入
り、エンジンの下側に流れて外部に流出し、或は
アンダカバーの孔を経て車外へ流出する。
リアドアが閉じた場合には、電磁弁18への給
電が停止され、エアシリンダ16への空気の供給
が断たれ、エアシリンダ16の常伸性により、シ
ヤツター13を復帰させて開口部13を閉塞す
る。リアドアが閉じることで再び空気取入口6が
開となる。
以上述べたように、停車時にリアドアが空気取
入口を塞いでも、リアドアが降車口を開放すると
同時に床下より冷たい大気を吸い込んでラジエタ
ーへ導入されるからエンジン水温の適正な保持が
なされ、停車時であるから床の開口部より大気を
吸込んでも後車輪で巻き上げたほこりをエンジン
内に吸込むというおそれもない。また停車時にの
みエアシリンダへ空気が注入されるので高圧空気
の消費量も少なくてすむ。本実施例は、シヤツタ
ー開閉動作にエアシリンダを用いたが、本考案は
これに限定するものでなく、油圧シリンダを用い
ても、又はリアドアのストロークと連動したリン
ク機構であつても勿論よい。更にドアスイツチは
リアドアのストローク端部に設けてあるがドアエ
ンジン用スイツチを兼用しても何ら差支えないこ
とはいうまでもない。以上の説明によつて明らか
なように、本考案によれば停車時に空気取入口を
塞ぐリアドアに連動させ、床に設けた開口部を開
口させて空気を取入れるようにしたことによりラ
ジエターに導入される必要空気量は確保されエン
ジン水温を適正に保持することができる効果を上
げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来のバス用エンジン冷
却装置を示す側面図および一部破断平面図、第3
図、第4図および第5図は本考案の一実施例を示
す一部破断平面図、一部破断側面図および配線図
である。 2……エンジン、3……ラジエター、6……空
気取入口、7……遮熱板、9……降車口、11…
…リアドア、12……床、13……開口部、14
……シヤツター、16……エアシリンダ、18…
…電磁弁、S1……メーンスイツチ、S2……ドアス
イツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リアドアが開放又は閉鎖されるときに閉塞又は
    開放される空気取入口と、この空気取入口より吸
    入される空気が床上を通つてラジエターへ導かれ
    る空気通路を有するバス用エンジン冷却装置にお
    いて、空気通路の一部を形成する床に穿設される
    開口部と、この開口部を常時閉鎖すべく付勢され
    ていて、リアドアの開放動作に連動して前記開口
    部を開口させるシヤツターとを備えたことを特徴
    とするバス用エンジン冷却装置。
JP8201683U 1983-05-31 1983-05-31 バス用エンジン冷却装置 Granted JPS59186123U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8201683U JPS59186123U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 バス用エンジン冷却装置

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JP8201683U JPS59186123U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 バス用エンジン冷却装置

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Publication Number Publication Date
JPS59186123U JPS59186123U (ja) 1984-12-11
JPH034583Y2 true JPH034583Y2 (ja) 1991-02-06

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ID=30211966

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JP8201683U Granted JPS59186123U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 バス用エンジン冷却装置

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KR20030026041A (ko) * 2001-09-24 2003-03-31 현대자동차주식회사 버스의 라디에이터 공기유입구조
KR20030033162A (ko) * 2001-10-18 2003-05-01 기아자동차주식회사 자동차용 냉각 장치

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JPS59186123U (ja) 1984-12-11

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