JPH0344887Y2 - - Google Patents

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JPH0344887Y2
JPH0344887Y2 JP7547486U JP7547486U JPH0344887Y2 JP H0344887 Y2 JPH0344887 Y2 JP H0344887Y2 JP 7547486 U JP7547486 U JP 7547486U JP 7547486 U JP7547486 U JP 7547486U JP H0344887 Y2 JPH0344887 Y2 JP H0344887Y2
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curtain wall
wall unit
frame
vertical
hardware
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JP7547486U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、カーテンウオールユニツトの取付装
置に関するものである。
「従来の技術」 従来、カーテンウオールユニツトを建造物にお
ける例えば梁あるいはスラブなどの構造躯体に取
付ける手段としては、例えば第8図、第9図に示
す如く、カーテンウオールユニツト20の骨組枠
21における両側縦縁枠21aの上部内側面およ
び下部内側面に、それぞれ支持金物22を予め取
付けておき、かつ建造物の各階における例えば梁
あるいはスラブなどの構造躯体23の上下面に、
それぞれアングル24を取付けておき、下階配置
のカーテンウオールユニツト20における上部の
支持金物22と、構造躯体23における下面のア
ングル24とをボルトにより固定し、上階配置の
カーテンウオールユニツト20における下部の支
持金物22と、前記構造躯体23における上面の
アングル24とをボルトにより固定し、さらに上
下階のカーテンウオールユニツト20相互の両側
縦縁枠21aを、連結板25を介してボルトによ
り連結し、カーテンウオールユニツト20を建造
物に取付けるようにしていた。
なお、前記カーテンウオールユニツト20を、
例えば高層建造物の構造躯体23に取付けるに当
つては、足場組なしで、クレーンにより吊上げら
れたカーテンウオールユニツト20を、下階から
順次上階へ建造物の内部側から作業員によつて取
付けられる。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、前記従来のカーテンウオールユニツ
ト20の取付手段にあつては、下階のカーテンウ
オールユニツト20における上部両側の支持金物
22と、上階のカーテンウオールユニツト20に
おける下部両側の支持金物22とを、所要階の共
通の構造躯体23の下面および上面のアングル2
4にそれぞれ固定し、かつ上下階のカーテンウオ
ールユニツト20相互を連結していることから、
固定個所が多く、従つて上下階にそれぞれ多くの
作業員を配置しなければならず、取付作業が極め
て煩雑であつた。
また上下階にそれぞれ多くの作業員を配置しな
ければならないこと、および取付作業が極めて煩
雑であることから、各カーテンウオールユニツト
20の取付精度が出しにくく、各カーテンウオー
ルユニツト20相互の外面不揃いや目地の不整合
などの問題を起し易かつた。
さらに、構造躯体23に対し、カーテンウオー
ルユニツト20の骨組枠21における両側縦縁枠
21aが、支持金物22、アングル24を介して
ボルトによりタイトに固定されているので、地震
や風圧などの外力が、直接的に骨組枠21に加わ
り、従つて骨組枠21が変形をきたし易く、それ
によりカーテンウオールユニツト20におけるパ
ネル20aが損われるなどの問題があつた。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、かくの如き従来のカーテンウオール
ユニツトの取付手段の諸問題を解決すべくなした
ものである。
すなわち、本考案は、第1図乃至第7図に示す
如く、カーテンウオールユニツト1の骨組枠2に
おける両側縦縁枠2aの上部内側面に水平部3a
が取付けられ、建造物の構造躯体4側におけるア
ングル5にボルト6により固定される垂直部3b
を有するL形支持金物3と、このカーテンウオー
ルユニツト1の前記両側縦縁枠2aの下部内側面
に取付けられ、下階配置のカーテンウオールユニ
ツト1における前記と同様なL形支持金物3の垂
直部3bの連結金物3cにボルト6により固定さ
れる連結金物7とから、カーテンウオールユニツ
トの取付装置を構成したのである。
「作用」 しかして、前記カーテンウオールユニツト1を
建造物の構造躯体4に取付けるには、下階の構造
躯体4から上階の構造躯体4に、順次各カーテン
ウオールユニツト1を建込んで取付けて行くので
あるが、カーテンウオールユニツト1をクレーン
などによつて吊上げ、第3図、第4図に示す如
く、所要階の構造躯体4側におけるアングル5
と、その下階配置のカーテンウオールユニツト1
の上部におけるL形支持金物3の垂直部3bとを
ボルト6により固定する。
次に、前記所要階の上階における構造躯体4側
におけるアングル5に、クレーンなどによつて吊
上げた上階配置のカーテンウオールユニツト1の
上部におけるL形支持金物3の垂直部3bをボル
ト6により固定すると共に、この上階配置のカー
テンウオールユニツト1の下部における連結金物
7と、下階配置のカーテンウオールユニツト1の
上部におけるL形支持金物3の垂直部3bの連結
金物3cとをボルト6により固定して、順次カー
テンウオールユニツト1を建造物の上階方向へ取
付けて行くのである。
なお、作業は全て建造物内の床上で行う。
「実施例」 前記カーテンウオールユニツト1の骨組枠2
は、第1図乃至第7図に示す如く、リツプ溝形鋼
を使用しており、両側の縦縁枠2aと、上下の横
縁枠2bと、中間の横桟2cと、中心横桟2d
と、中心縦桟2eとから形成されている。
前記両側の縦縁枠2aの前面縦方向には、第6
図に示す如く、長さ方向に二分割された各アジヤ
ストアングル2fがそれぞれ横長孔2gを介して
ボルト2hにより取付けられている。
またカーテンウオールユニツト1は、例えばホ
ーロー仕上鋼板、各種の塗装仕上鋼板、ステンレ
ス鋼板などの金属製単位パネル1aを、前記骨組
枠2に、上半部横列2枚、下半部横列2枚、第5
図乃至第7図に示す如く例えばビス止めして構成
される。
なお、各単位パネル1aの裏面には、例えば石
綿硅酸カルシウム板などの裏打材1bが設けられ
ている。
前記両側の縦縁枠2aの前面縦方向に、長さ方
向に二分割されて取付けられた各アジヤストアン
グル2fは、各単位パネル1aの仕上横幅に若干
長短があつた場合に、各アジヤストアングル2f
を、単位パネル1aの横幅に合致するよう、両側
の縦縁枠2aに対しそれぞれ外側方向あるいは内
側方向にずらすことにより、各単位パネル1aを
確実に取付けられるようにしたものである。
また各単位パネル1aと、上下の横縁枠2bと
の取付けの仕方は、例えば第5図に示す如くすれ
ばよく、横列および縦列の単位パネル1a相互
と、中心縦桟2e、中心横桟2dとの取付けの仕
方は、例えば第7図に示す如くすればよく、横列
および縦列の単位パネル1a相互間の目地中に
は、それぞれガスケツト8、シーリング材9を充
填する。
さらに、各カーテンウオールユニツト1相互間
の目地中には、第5図、第6図に示す如く、ガス
ケツト8、シーリング材9を充填する。
各カーテンウオールユニツト1の縦方向の取付
位置の調整手段として、例えば第3図、第4図に
示す如く、前記L形支持金物3の垂直部3bの後
面上部にアングル3dを設け、構造躯体4側にお
けるアングル5の上端部に受け金物5aを設け、
アングル3dにボルト10を貫通螺合し、このボ
ルト10の先端を受け金物5aに係合し、ボルト
10の螺合量によつてカーテンウオールユニツト
1の縦方向位置の調整を行う。
この場合、L形支持金物3の垂直部3bのボル
ト孔および連結金物7のボルト孔などは長孔にし
ておく。
なお、各カーテンウオールユニツト1の骨組枠
2のコーナーは直角ばかりでなく、所要の半径の
円弧にしてもよい。
また各カーテンウオールユニツト1の中央部面
を窓サツシに形成してもよい。
さらに、カーテンウオールユニツト1における
各単位パネルの板面を、例えばダイヤモンドカツ
ト面の如き形状に形成してもよい。
「考案の効果」 本考案は、上述した如く、カーテンウオールユ
ニツト1の骨組枠2における両側縦縁枠2aの上
部内側面に水平部3aが取付けられ、建造物の構
造躯体4側におけるアングル5に固定される垂直
部3bを有するL形支持金物3と、このカーテン
ウオールユニツト1の前記両側縦縁枠2aの下部
内側面に取付けられ、下階配置のカーテンウオー
ルユニツト1における前記と同様なL形支持金物
3の垂直部3bの連結金物3cに固定される連結
金物7とから、カーテンウオールユニツトの取付
装置を構成したので、所要部の構造躯体4側にお
けるアングル5と、カーテンウオールユニツト1
の上部におけるL形支持金物3の垂直部3bとの
取付作業およびこのカーテンウオールユニツト1
の上部におけるL形支持金物3の垂直部3bの連
結金物3cと、その上階配置のカーテンウオール
ユニツト1の下部における連結金物7との取付作
業を、所要階の同一構造躯体4側床上において集
中的に行うことができ、従つて必要最少限の作業
員によつてカーテンウオールユニツト1の取付作
業を比較的容易、迅速かつ安全に行うことができ
ると共に、各カーテンウオールユニツト1の取付
精度を高めることができ、各カーテンウオールユ
ニツト1相互の外面不揃いや目地の不整合などを
防止できる。
しかもL形支持金物3によつて上下のカーテン
ウオールユニツト1相互と、建造物の構造躯体4
との三者を連結固定しているので、L形支持金物
3自体が一種の弾性体として、地震、風圧などの
外力を吸収することができ、従つてカーテンウオ
ールユニツト1の骨組枠2の変形を防止すること
ができるので、カーテンウオールユニツト1にお
けるパネルを損うことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカーテンウオールユニツトの
実施例を示す背面図、第2図は、第1図のA−A
矢示断面図、第3図はカーテンウオールユニツト
の取付状態の詳細を示す拡大縦断面図、第4図
は、第3図の平面図、第5図乃至第7図はカーテ
ンウオールユニツト相互間および単位パネル相互
間の目地部の各詳細図、第8図は従来のカーテン
ウオールユニツトの背面図、第9図は従来のカー
テンウオールユニツトの取付状態を示す概略説明
図である。 1……カーテンウオールユニツト、1a……単
位パネル、2……骨組枠、2a……両側縦縁枠、
3……L形支持金物、3a……水平部、3b……
垂直部、3c……連結金物、3d……アングル、
4……建造物の構造躯体、5……アングル、5a
……受け金物、7……連結金物、10……調整用
ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カーテンウオールユニツト1の骨組枠2におけ
    る両側縦縁枠2aの上部内側面に水平部3aが取
    付けられ、建造物の構造躯体4側におけるアング
    ル5に固定される垂直部3bを有するL形支持金
    物3と、このカーテンウオールユニツト1の前記
    両側縦縁枠2aの下部内側面に取付けられ、下階
    配置のカーテンウオールユニツト1における前記
    と同様なL形支持金物3の垂直部3bの連結金物
    3cに固定される連結金物7とから成るカーテン
    ウオールユニツトの取付装置。
JP7547486U 1986-05-19 1986-05-19 Expired JPH0344887Y2 (ja)

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JP7547486U JPH0344887Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19

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JP7547486U JPH0344887Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19

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JPS62187109U JPS62187109U (ja) 1987-11-28
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JPH0752820Y2 (ja) * 1988-11-29 1995-12-06 ミサワホーム株式会社 軽量気泡コンクリート版取付構造

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JPS62187109U (ja) 1987-11-28

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