JPH0344058A - 半導体装置の製造方法および製造装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法および製造装置

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JPH0344058A
JPH0344058A JP1178718A JP17871889A JPH0344058A JP H0344058 A JPH0344058 A JP H0344058A JP 1178718 A JP1178718 A JP 1178718A JP 17871889 A JP17871889 A JP 17871889A JP H0344058 A JPH0344058 A JP H0344058A
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chamber
vacuum
wet processing
semiconductor device
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JP1178718A
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Ken Okuya
謙 奥谷
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/10Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/11Device type
    • H01L2924/14Integrated circuits

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、半導体装置技術に関し、特に、半導体装置の
ウェハ処理工程における薄膜形成技術やエツチング技術
などに適用して有効な技術に関する。
[従来の技術1 ウェハ処理工程における洗浄装置として、ウェハに対す
るウェット洗浄室およびドライ洗浄室と、この双方の処
理室間におけるウェノ\の搬送手段とを備えているもの
がある(特開昭61−’67921号、同61−210
637号、同61−212375号、同61−2243
27号各公報記載)。
また、レジスト除去装置として、ウェハのレジスト除去
工程がウェット処理室およびドライ処理室によって行わ
れるものもある(実開昭63−155629号公報記載
)。
更に、薄膜形成装置として、多数のサセプタを保持する
無端回動体の往路内において、サセプタに載置されたウ
ェハ上に絶縁膜を形成する膜形成部と、付着したサセプ
タ上の絶縁膜をウェットエツチングするサセプタ用エツ
チング部と、このサセプタのエツチング時にサセプタに
付着したエツチング液を水洗するサセプタ用洗浄部とが
配設されているものがある(実開昭61−173133
号公報記載)。
[発明が解決しようとする課題] ところで、前記したような技術に対し、真空状態で所定
のウェハ処理をするスパッタ装置、CVD装置、ドライ
エツチング装置などのドライ処理装置においては、その
ウェハのドライ処理の前工程ないし後工程においてウェ
ハの洗浄などを行うウェット処理機構が組み込まれてい
ない。
このため、ドライ処理装置によるドライ処理工程と洗浄
乾燥装置によるウェット処理工程間において、ウェハは
大気中に開放されて運搬され、あるいは−時的に保管さ
れて作業が中断されるため、作業効率の向上が妨げられ
ている。
一方、たとえば、スパッタ装置やCVD装置などにおい
ては、その前工程である洗浄乾燥装置によるウェット処
理工程後に、すなわち、ウェハに生じた自然酸化膜など
の除去後に、ウェハが大気開放状態における運搬や保管
などによって大気に曝されるため、薄膜形成前に自然酸
化膜がウェハに再び生じてしまう。
また、ドライエツチング装置においては、そのウェハの
Al膜などに対するドライエツチング処理工程後に、ウ
ェハが大気開放状態における運搬や保管などによって大
気に曝されるため、たとえばウェハに残留した塩素系エ
ツチングガス中の塩素と大気中の水分とが反応してAl
1膜などの腐食(アフターコロ−ジョン〉が洗浄乾燥装
置によるウェット処理工程前に生じてしまう。
ところで、本発明者は、このような腐食は、バリヤメタ
ル構造多層膜、すなわち、たとえばTl。
TiW、MoSiなどからなるバリヤメタル層とAj!
−3i層などとの多層膜においては、A1Siなどの単
層膜に比べ、その腐食頻度が非常に高いということを知
った。
これは、異種金属による電池効果という要因の他に、多
層膜という構造的な要因によって腐食頻度が高いと考え
られる。
本発明の目的は、外気との反応によるウエノ)不良を生
じさせることなく、ウェハに対するドライ処理およびウ
ェット処理を行うことができ、またこの種の作業効率の
向上を図ることができる半導体装置技術を提供すること
にある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう
[課題を解決するための手段] 本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
すなわち、本発明の半導体装置の製造方法は、ウェハに
対するドライ処理工程およびウェット処理工程と、この
ドライ処理工程およびウェット処理工程間におけるウェ
ハの搬送工程とからなる半導体装置の製造方法であって
、前記ドライ処理工程および前記ウェット処理工程並び
に前記搬送工程が夫々外気を遮断した処理装置内の所定
の雰囲気中において連続的に行われるものである。
また、本発明の半導体装置の製造装置は、ウェハに対す
るドライ処理機構およびウェット処理機構と、このドラ
イ処理機構およびウェット処理機構間におけるウェハの
搬送機構とが少なくとも組み込まれ、前記各機構内が夫
々外気と遮断可能とされているものである。
[作用] 前記した本発明の半導体装置の製造方法によれば、ウェ
ハに対するドライ処理工程およびウェット処理工程並び
に搬送工程が夫々外気を遮断した処理装置内の所定の雰
囲気中において連続的に行われることにより、ウェハに
対するドライ処理工程およびウェット処理工程における
作業効率の向上を図ることができ、また外気との反応に
起因するウェハ不良、すなわち、たとえばウェハにおけ
る自然酸化膜や腐食などの発生を確実に防止することが
できる。
また、前記した本発明の半導体装置の製造装置によれば
、ウェハに対するドライ処理機構およびウェット処理機
構並びに搬送機構が組み込まれていることにより、ウェ
ハのドライ処理工程およびウェット処理工程における装
置の省スペース化や作業効率の向上を図ることができ、
また前記各機構内が夫々外気と遮断可能とされているこ
とにより、外気との反応に起因するウエノ\不良を確実
に防止することが可能となる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例である半導体装置の製造装置
を示す模式図、第2図(a)、 (b)、 (C)、 
(d)は本発明の一実施例である半導体装置の製造方法
を説明するためのウェハの断面図である。
本実施例における半導体装置の製造装置は枚葉式とされ
、第1図に示すように真空排気が可能な真空ロード・ア
ンロードチャンバ1を備えている。
真空ロード・アンロードチャンバ1内には、仕切りバル
ブ2の開閉動作を通じて出し入れされるウェハカセット
3が設けられ、このウエノ\カセット3にウェハ4が収
納されるようになっている。
真空ロード・アンロードチャンバ1は、仕切りバルブ5
を介して真空搬送室6 (搬送機構〉に隣接している。
真空排気が可能な真空搬送室6内には、ロボットアーム
などからなる搬送手段7が設置されている。
真空搬送室6の周囲には、真空ロードロック室8 (搬
送機構〉、エツチングチャンバ9 (ドライ処理機構〉
、スパッタチャンバ10 (ドライ処理機構)が配設さ
れ、これらの真空ロードロック室8、エツチングチャン
バ9.スパッタチャンバ10は仕切りバルブ11,12
.13を夫々介して真空搬送室6に隣接している。
そして、真空ロード・アンロードチャンバ1と真空搬送
室6間、真空搬送室6と真空ロードロ・ツク室8間、真
空搬送室6とエツチングチャンバ9間、真空搬送室6と
スパッタチャンバ10間において、ウェハ4が搬送手段
7により仕切りバルブ5.11,12.13を夫々通じ
て任意のシーケンスで搬送される構造とされている。
前記真空ロードロック室8は、真空排気およびArなど
の不活性ガスの導入が可能とされている。
また、真空ロードロック室8内には、ヒータなどの加熱
手段14が設けられ、この加熱手段14によりウェハ4
に吸着した水分が真空ベーク法によって除去されるよう
になっている。
真空ロードロック室8には、ウェット処理室15 (ウ
ェット処理機構)が仕切りバルブ16を介して隣接され
、この真空ロードロック室8とウェット処理室15間に
おいてウェハ4が所定の搬送手段によって搬送されるよ
うになっている。
ウェット処理室15内には、スピンナ洗浄を行う洗浄部
15Aおよびスピンドライヤを行う乾燥部15Bが配設
されている。
また、ウェット処理室15内は、N2 などの不活性ガ
スの導入によるパージが可能とされている。
そして、ウェット処理室15内が大気圧ないし大気圧よ
り陽圧状態にN2 などの不活性ガスでパージされるこ
とにより、ウェット処理室15内のウェハ4が外部大気
に接することなく、洗浄部15Aによって洗浄されて自
然酸化膜などが除去された後に、乾燥部15Bのスピン
ナの回転による遠心力によってその洗浄時の付着水分が
除去される構造とされている。
このようにして、ウェット処理室15において洗浄・乾
燥されたウェハ4は、真空状態とされた真空ロードロッ
ク室8においてその残存水分が加熱手段14を用いた真
空ベーク法によって完全に除去された後に、搬送手段7
により真空状態の真空搬送室6を経てスパッタチャンバ
10に搬送され、該スパッタチャンバ10において、た
とえばAn−Si合金膜などからなる所定の金属薄膜が
スパッタリングによってSiなどのウェハ基板上に形成
される構造とされている。
その後に、スパックチャンバ10内のウェハ4が、搬送
手段7により仕切りバルブ13を通じて真空状態の真空
搬送室6を経た後に、仕切りバルブ5を通じて真空ロー
ド・アンロードチャンバlに搬送されそのウェハカセッ
ト3に収納されて一連の処理が終了する構造とされてい
る。
次に、前記エツチングチャンバ9には、真空ロード・ア
ンロードチャンバ1内のウェハカセット3に収納された
ウェハ4が搬送手段7により仕切りバルブ5を通じて真
空状態の真空搬送室6を経た後に、仕切りバルブ12を
通じて搬送されるようになっている。
このウェハカセット3に収納されるウェハ4は、たとえ
ば、第2図(a)に示すように、バリヤメタル構造の多
層膜20上にホトレジスト膜21が形成されたウェハ4
、すなわち、たとえば、Siなどのウェハ基板22上に
堆積されたTi、TiW。
M o S iなどからなるバリヤメタル層2OAと、
このバリヤメタル層20上に堆積されたAj!−Cu−
Si合金などからなる上部層20Bとからなる多層膜2
0上に、ホトレジスト膜21が所定のパターンで形成さ
れたウェハ4である。
エツチングチャンバ9は、たとえば、所定の真1 空度に維持されB C13+ CA’2 などの塩素系
反応ガスが導入されてリアクティブイオンエツチングな
どが行われることにより、多層膜20などの金属薄膜を
所定の配線パターンに形成する構造とされている。
また、エツチングチャンバ9は、そのウェハ4のドライ
エツチングおよびその塩素系反応ガスの強制排気後にお
いて、たとえばフレオン(登録商標)+02 などの混
合ガスが導入されてプラズマ放電されることにより、ウ
ェハ4のホトレジスト膜21がアッシング法によって除
去される構造とされている。
そして、このようにしてエツチングチャンバ9において
、ホトレジスト膜21が除去されたウェハ4が、外部大
気と遮断されている真空搬送室6および真空ロードロッ
ク室8を経てウェット処理室15に搬送された後に、洗
浄処理などがなされる構造とされている。
すなわち、ウアハ4が、外部大気と遮断されているウェ
ット処理室15における洗浄・乾燥工程、12 同様に外部大気と遮断されている真空ロードロック室8
における加熱乾燥工程を経た後に、真空状態の真空搬送
室6を経て真空ロード・アンロードチャンバ1内のウェ
ハカセット3に収納されて一連の処理が終了する構造と
されている。
次に、本実施例の製造装置により、たとえば、Siウェ
ハ基板上にAl1などからなる金属薄膜を形成する製造
方法について説明する。
先ず、真空ロード・アンロードチャンバ1内のウェハカ
セット3に収納されているSiウェハ基板などのウェハ
4は、搬送手段7により、仕切りバルブ5を通じて真空
状態の真空搬送室6を経た後に、仕切りバルブ11を通
じて真空状態の真空ロードロック室8に搬送される。
ウェハ4が搬送された真空ロードロック室8は、仕切り
バルブ11の閉止後にArなどの不活性ガスでベントさ
れる。
次いで、ウェハ4は、所定の搬送手段により仕切りバル
ブ16を通じてウェット処理室15に搬送される。
この際、ウェット処理室15は、大気圧ないし大気圧よ
り陽圧状態にN2 などの不活性ガスで7Nl−ジされ
ている。
ウェハ4は、このように大気圧状態ないし大気圧より陽
圧状態とされ外部大気中と遮断されているウェット処理
室15の雰囲気中において、洗浄部15Aによる前洗浄
(たとえば、)・ソ酸溶液による洗浄とその後の純水に
よる洗浄)がなされてウェハ基板の自然酸化膜などが除
去された後に、乾燥部15Bのスピンナの回転による遠
心力でその付着水分が除去される。
次いで、ウェハ4が所定の搬送手段により、仕切りバル
ブ16を通じて真空ロードロック室8に搬送された後に
、該真空ロードロ・ツク室8が真空排気される。
この際に、ウェハ4はその真空中において加熱手段14
により加熱乾燥され、ウエノX4に残存していた水分が
完全に除去される。
次いで、真空ロードロック室8内のウエノ蔑4は、搬送
手段7により、仕切りバルブ11を通じて真空状態の真
空搬送室6を経た後に、仕切りノくルブ13を通じて真
空状態のスパツタチャンノく10に搬送される。
そして、スパッタチャンバ10において、たとえば、A
j!−3i合金などからなる所定の金属薄膜がスパッタ
リングによってウエノ\基板上に形成される。
このように、前記した本実施例の製造装置によれば、ウ
ェハ4のドライ処理がなされるスパッタチャンバ10と
、ウェハ4のウェット処理がなされるウェット処理室1
5と、スパツタチャンノく10およびウェット処理室1
5間においてウエノ\4が搬送される真空搬送室6およ
び真空ロードロ・ツク室8とが組み込まれていることに
より、この種のウェハのドライスパッタ処理工程および
その前工程のウェット処理工程を行う装置の省スペース
化を図ることができ、またそのドライ処理工程およびウ
ェット処理工程の連続化による作業効率の向上を図るこ
とができる。
また、前記した本実施例の製造装置および製造5 方法によれば、ウェット処理室15内におけるウェハ4
のウェット処理中(ウェハ4の洗浄・乾燥処理中)およ
び処理後において、ウェハ4は製造装置の外部大気中に
開放されることな(、すなわち外部大気中の02 など
に接することなく、真空ロードロック室8.真空搬送室
6を経てスパックチャンバ10に連続的に搬送されて金
属薄膜が形成される。
したがって、ウェット処理室15内におけるウアハ4の
自然酸化膜などの除去後、スパッタチャンバ10におけ
る金属薄膜の形成前において、外部大気との接触によっ
てウェハ4に自然酸化膜などが再び生じるのを確実に防
止することができ、そのウェハ基板と金属薄膜とのコン
タクト抵抗を小さくすることができる。
次に、本実施例の製造装置により、たとえば、バリヤメ
タル構造の多層膜20をドライエツチング処理する場合
について説明する。
先ず、真空ロード・アンロードチャンバ1内のウェハカ
セット3には、第2図(a)に示すように、6 バリヤメタル構造の多層膜20上にホトレジスト膜21
が所定のパターンで形成されたウェハ4が収納されてい
る。
このバリヤメタル構造の多層膜20は、バリヤメタル層
2OAと上部層20Bとが所定の真空チャンバ内におい
て外部大気に開放されることなく連続して形成されてい
る。
すなわち、多層膜20の上部層20Bは、所定の真空チ
ャンバ内でのバリヤメタル層20Δの成膜後に、ウェハ
基板を外部大気に開放させることなくその真空チャンバ
内で引き続き成膜されて形成されている。
これは、このような連続的な成膜による多層膜20は、
バリヤメタル層2OAの成膜後に外部大気に開放させそ
の後に上部層20Bを形成した多層膜20に比べ、後述
する多層膜20の腐食、すなわち、ウェハ4の表面上の
残留塩素23がバリヤメタル層2OAと上部層20B間
の境界面に拡散することによる多層膜20の腐食の防止
が確実に図られることが知れたからである。
この場合に、その連続的な成膜による多層膜20は、た
とえば前記した本実施例の製造装置および製造方法など
により形成することができる。
したがって、本実施例におけるスパッタチャンバ10は
、連続的な成膜による多層膜20の形成が可能とされて
いる。
前記真空ロード・アンロードチャンバ1内のウェハカセ
ット3に収納されたウェハ4は、搬送手段7により、仕
切りバルブ5を通じて真空状態の真空搬送室6を経た後
に、仕切りバルブ12を通じて真空状態のエツチングチ
ャンバ9に搬送される。
ウェハ4が搬送されたエツチングチャンバ9は、所定の
真空度とされB(u3+CL などの塩素系反応ガスが
導入されてリアクティブイオンエツチングが行われるこ
とにより、ウェハ4の多層膜20に所定の配線パターン
が形成される。
このエツチングの際に、ウェハ4の表面上には、第2図
ら)に示すようにその塩素系反応ガス中の塩素23が吸
着して残留する。
次いで、エツチングチャンバ9は、エツチング時の塩素
系反応ガスが強制排気された後に、フレオン(登録商標
)+02混合ガスが導入されてプラズマ放電され、第2
図(C)に示すようにホトレジスト膜21がアッシング
法によって除去される。
このホトレジスト膜21の除去後においてもウェハ4の
表面上には、第2図(C)に示すようにエツチング時の
塩素系反応ガス中の塩素23が引続き残留し、またホト
レジスト膜21の除去時の混合ガス(フレオン)中の塩
素23が新たに残留する。
次いで、エツチングチャンバ9内のウェハ4は、搬送手
段7により、仕切りバルブ12を通じて真空状態の真空
搬送室6を経た後に、仕切りバルブ11を通じて真空状
態の真空ロードロック室8に搬送される。
ウェハ4が搬送された真空ロードロック室8は、仕切り
バルブ11の閉止後にArなどの不活性ガスがベントさ
れる。
次いで、ウェハ4は、所定の搬送手段により仕切りバル
ブ16を通じてウェット処理室15に搬 19− 送される。
この際、ウェット処理室15内は、大気圧ないし大気圧
より陽圧状態にN2 などの不活性ガスによってパージ
されている。
ウェハ4は、このように大気圧状態ないし大気圧より陽
圧状態とされ外部大気中と遮断されているウェット処理
室15の雰囲気中において、洗浄部15Aによる水洗が
なされてウェハ4の残留塩素などが除去された後に、乾
燥部15Bのスピンナの回転による遠心力でその付着水
分が除去される。
次いで、ウェハ4が所定の搬送手段によって真空ロード
ロック室8に搬送された後に、該真空ロードロック室8
が真空排気される。
この際に、ウェハ4はその真空中において加熱手段14
により加熱乾燥されて、ウェハ4に残存していた水分が
確実に除去される。
次いで、真空ロードロック室8内のウェハ4は、搬送手
段7により、仕切りバルブ11を通じて真空状態の真空
搬送室6を経た後に、仕切りバルブ0 5を通じて真空ロード・アンロードチャンバ1に搬送さ
れそのウェハカセット3に収納されて一連の処理が終了
する。
このように、前記した本実施例の製造装置によれば、ウ
ェハ4のドライ処理がなされるエツチングチャンバ9と
、ウェハ4のウェット処理がなされるウェット処理室1
5’と、スパッタチャンバ10およびウェット処理室1
5間においてウェハ4が搬送される真空搬送室6および
真空ロードロック室8とが紐み込まれていることにより
、この種のウェハのドライエツチング処理工程およびそ
の後工程のウェット処理工程を行う装置の省スペース化
を図ることができ、またそのドライ処理工程およびウェ
ット処理工程の連続化による作業効率の向上を図ること
ができる。
また、前記した本実施例の製造装置および製造方法によ
れば、エツチングチャンバ9内におけるウェハ4のドラ
イ処理中(ウェハ4のエツチングおよびホトレジスト膜
21の除去中)および処理後において、ウェハ4は製造
装置の外部大気中に開放されることなく、すなわち外部
大気中の水分などに接することなく、ウェット処理室1
5に搬送されて洗浄・乾燥された後に、真空ロードロッ
ク室8に搬送されて加熱乾燥される。
したがって、エツチングチャンバ9におけるドライ処理
工程後、ウェット処理室15における洗浄処理工程前に
おいて、ウェハ4に残留した塩素、すなわちエツチング
時におけるB C13+ Cj!2などの反応ガスおよ
びホトレジスト膜21の除去時におけるフレオン(登録
商標)+02 などの混合ガスの吸着によってウェハ4
に残留した塩素23が外部大気中の水分と反応して多層
膜20が腐食されるのを確実に防止することができる。
特に、本実施例のようなバリヤメタル構造の多層膜20
においては、ウェハ4の表面上の残留塩素23がバリヤ
メタル層2OAと上部層20B間の境界面に拡散して多
層膜20を腐食させることが考えられるが、本実施例に
よれば、そのような多層構造特有な要因による腐食を確
実に防止することができるので、腐食発生頻度の高いバ
リヤメタル構造のドライエツチング法に最適に利用する
ことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づき
具体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であること(まいうまでもない。
たとえば、前記実施例においては、スパッタやドライエ
ツチング処理に適用されているが、たとえば本発明にお
いては、CVD処理に適用することが可能である。
また、前記実施例においては、加熱機構14が真空ロッ
クロード室14に設けられている構造とされているが、
たとえば本発明においては、ウェット処理室15に加熱
手段14が設けられている構造とすることも可能である
[発明の効果コ 本願において開示される発明のうち、代表的なものによ
って得られる効果を簡単に説明すれば、次のとおりであ
る。
3 すなわち、ウェハに対するドライ処理工程およびウェッ
ト処理工程並びに搬送工程が夫々外気を遮断した処理装
置内の所定の雰囲気中において連続的に行われることに
より、ウェハに対するドライ処理工程およびウェット処
理工程における作業効率の向上を図ることができ、また
外気との反応に起因するウニハネ良、すなわち、たとえ
ばウェハにおける自然酸化膜や腐食などの発生を確実に
防止することができる。
また、前記した本発明の半導体装置の製造装置によれば
、ウェハに対するドライ処理機構およびウェット処理機
構並びに搬送機構が組み込まれていることにより、ウェ
ハのドライ処理工程およびウェット処理工程における装
置の省スペース化や作業効率の向上を図ることができ、
また前記各機構内が夫々外気と遮断可能とされているこ
とにより、外気との反応に起因するウェハ不良を確実に
防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である半導体装置の24 製造装置を示す模式図、 第2図(a)、 (b)、 (C)、 (d)は本発明
の一実施例である半導体装置の製造方法を説明するため
のウェハの断面図である。 1・・・真空o−ド・アンロードチャンバ 2゜5.1
1.12,13.16・・・仕切りバルブ、3・・・ウ
ェハカセット、4・・・ウェハ 6・・・真空搬送室(
搬送機構)、7・・・搬送手段、8・・・真空ロードロ
ック室(搬送機構)、9・・エツチングチャンバ(ドラ
イ処理機構)、lO・・・スパッタチャンバ(ドライ処
理機構)、14・・・加熱手段、15・・・ウェット処
理室(ウェット処理機構)、15A・・・洗浄部、15
B・・・乾燥部、20・・・多層膜、2OA・・・バリ
ヤメタル層、20B・・・上部層、21・・・ホトレジ
スト膜、22・・・ウェハ基板、23・・・塩素。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ウェハに対するドライ処理工程およびウェット処理
    工程と、このドライ処理工程およびウェット処理工程間
    におけるウェハの搬送工程とからなる半導体装置の製造
    方法であって、前記ドライ処理工程および前記ウェット
    処理工程並びに前記搬送工程が夫々外気を遮断した処理
    装置内の所定の雰囲気中において連続的に行われること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。 2、前記ドライ処理工程がウェハ上に薄膜を形成する処
    理工程であり、前記ウェット処理工程が前記ウェハの薄
    膜形成前における洗浄工程および洗浄後の乾燥工程であ
    ることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方
    法。 3、前記ドライ処理工程がウェハ上の薄膜に対するエッ
    チング処理工程であり、前記ウェット処理工程が前記エ
    ッチング処理工程後における洗浄工程であることを特徴
    とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 4、前記ウェハ上の薄膜が金属薄膜であることを特徴と
    する請求項2、または3記載の半導体装置の製造方法。 5、前記ウェハ上の薄膜がバリヤメタル構造とされてい
    ることを特徴とする請求項2、3、または4記載の半導
    体装置の製造方法。 6、ウェハに対するドライ処理機構およびウェット処理
    機構と、このドライ処理機構およびウェット処理機構間
    におけるウェハの搬送機構とが少なくとも組み込まれ、
    前記各機構内が夫々外気と遮断可能とされていることを
    特徴とする半導体装置の製造装置。 7、前記ドライ処理機構およびウェット処理機構間に前
    記搬送機構としての真空ロードロック室が介在されてい
    ることを特徴とする請求項6記載の半導体装置の製造装
    置。 8、前記真空ロードロック室が、前記ウェット処理機構
    による洗浄処理後のウェハをその真空中において加熱し
    て乾燥させる加熱手段を有していることを特徴とする請
    求項7記載の半導体装置の製造装置。
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