JPH0343358Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0343358Y2 JPH0343358Y2 JP1988078375U JP7837588U JPH0343358Y2 JP H0343358 Y2 JPH0343358 Y2 JP H0343358Y2 JP 1988078375 U JP1988078375 U JP 1988078375U JP 7837588 U JP7837588 U JP 7837588U JP H0343358 Y2 JPH0343358 Y2 JP H0343358Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- mullion
- wall surface
- vertical frame
- outdoor side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 3
- 241001502129 Mullus Species 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
- Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、建物開口部に、出入口たる障子部
と、屋外に突出する袖部とを配設してなる玄関サ
ツシの方立装置に関する。尚、本明細書におい
て、障子とは、ドア、引違い戸など、出入口に配
設される建具一般の意味で用いる。
と、屋外に突出する袖部とを配設してなる玄関サ
ツシの方立装置に関する。尚、本明細書におい
て、障子とは、ドア、引違い戸など、出入口に配
設される建具一般の意味で用いる。
(従来の技術)
従来、出入口たる障子部と、屋外に突出する袖
部を併設してなる玄関サツシとして、例えば実開
昭57−88876号公報所載のものが知られている。
部を併設してなる玄関サツシとして、例えば実開
昭57−88876号公報所載のものが知られている。
(考案が解決しようとする課題)
前記公報所載の玄関サツシは、ドアの両側に袖
部を配設したタイプのものであるが、袖部はドア
の左右の一側に存在しているのが通常であり、そ
して、この袖部は、ドアの左側或いは右側にいわ
ゆる勝手違いに取付けられている。したがつて、
前記公報所載の玄関サツシでは、ドアの両側に袖
部を配設してあるため、前述のような、左勝手或
いは右勝手のいわゆる勝手違いの場合には適用で
きないという不都合がある。
部を配設したタイプのものであるが、袖部はドア
の左右の一側に存在しているのが通常であり、そ
して、この袖部は、ドアの左側或いは右側にいわ
ゆる勝手違いに取付けられている。したがつて、
前記公報所載の玄関サツシでは、ドアの両側に袖
部を配設してあるため、前述のような、左勝手或
いは右勝手のいわゆる勝手違いの場合には適用で
きないという不都合がある。
換言すれば、左勝手と右勝手のいずれにも対応
できる方立が望まれていた。
できる方立が望まれていた。
(課題を解決するための手段)
本考案に係る玄関サツシの方立装置は、屋外側
壁面及び左右の側壁面を備えた方立材に、屋外側
に装飾面部を備えた障子部縦枠と、屋外側にガラ
ス装着部を備えた袖部縦枠とを該方立材の左右に
選択的に取付けてなる方立装置であつて、前記両
縦枠はともに、屋外側に中空部を備え、更に、該
中空部の屋内側壁面を一方に延長して形成した取
付片と、方立材の側壁面に当接する突片とを備
え、前記方立材の屋外側壁面と、前記側壁面の一
方及び他方の側壁面とで形成される出隅形状が左
右対称であるとともに、この出隅形状と、前記両
縦枠の前記取付片、前記中空部の屋内側壁面及び
突片によりそれぞれ形成される入隅形状とが合致
するものである。
壁面及び左右の側壁面を備えた方立材に、屋外側
に装飾面部を備えた障子部縦枠と、屋外側にガラ
ス装着部を備えた袖部縦枠とを該方立材の左右に
選択的に取付けてなる方立装置であつて、前記両
縦枠はともに、屋外側に中空部を備え、更に、該
中空部の屋内側壁面を一方に延長して形成した取
付片と、方立材の側壁面に当接する突片とを備
え、前記方立材の屋外側壁面と、前記側壁面の一
方及び他方の側壁面とで形成される出隅形状が左
右対称であるとともに、この出隅形状と、前記両
縦枠の前記取付片、前記中空部の屋内側壁面及び
突片によりそれぞれ形成される入隅形状とが合致
するものである。
(作用)
障子部縦枠と袖部縦枠は、各取付片が方立材の
屋外側壁面に、また、各突片が方立材の側壁面
に、それぞれ係着することにより方立材に装着さ
れる。
屋外側壁面に、また、各突片が方立材の側壁面
に、それぞれ係着することにより方立材に装着さ
れる。
方立材に対する障子部縦枠及び袖部縦枠の左右
勝手を相互に反対にするには、これらの縦枠を
180度回転させて勝手違いとすればよい。
勝手を相互に反対にするには、これらの縦枠を
180度回転させて勝手違いとすればよい。
(実施例)
以下、例示図面に基いて説明する。
第1図は、本考案に係る方立装置(以下、「方
立6」と略称する)の使用状態における横断面図
であつて、建物開口部の左側に玄関サツシなる障
子部1が、また、右側に屋外に突出する袖部2が
配設されている。
立6」と略称する)の使用状態における横断面図
であつて、建物開口部の左側に玄関サツシなる障
子部1が、また、右側に屋外に突出する袖部2が
配設されている。
建物開口部の左右の躯体P,Pには、各一対の
障子部縦枠3,3及び袖部縦枠4,4の各一方を
取付けてあり、各他方の障子部縦枠3及び袖部縦
枠4は別製の方立材5の左右に螺着してサツシ複
合体たる方立6を形成している。尚、本例では、
方立6における障子部縦枠3と袖部縦枠4との間
に連通カバー7を装着している。
障子部縦枠3,3及び袖部縦枠4,4の各一方を
取付けてあり、各他方の障子部縦枠3及び袖部縦
枠4は別製の方立材5の左右に螺着してサツシ複
合体たる方立6を形成している。尚、本例では、
方立6における障子部縦枠3と袖部縦枠4との間
に連通カバー7を装着している。
障子部1は、さらに第2図及び第3図に示すよ
うに、上部にはめ殺し窓8を設け、その下部にド
ア9を装着している。この障子部1は構成部材た
る障子部縦枠3は、第4図に示すように、屋外側
に装飾面部3eを構成する中空部3aを備え、さ
らに、該中空部の屋内側壁面を一方に延長して取
付片3bを形成し、戸当り側壁3cの先端及び前
記中空部の屋内側壁面に、建物躯体P又は方立材
5の側壁面に当接する突片3d,3dを形成して
いる。
うに、上部にはめ殺し窓8を設け、その下部にド
ア9を装着している。この障子部1は構成部材た
る障子部縦枠3は、第4図に示すように、屋外側
に装飾面部3eを構成する中空部3aを備え、さ
らに、該中空部の屋内側壁面を一方に延長して取
付片3bを形成し、戸当り側壁3cの先端及び前
記中空部の屋内側壁面に、建物躯体P又は方立材
5の側壁面に当接する突片3d,3dを形成して
いる。
袖部2は、第1図、第2図及び第5図に示すよ
うに、左右の袖部縦枠4,4の間に、該袖部縦枠
よりも屋外側に袖方立10,10を立設し、これ
らの間にガラス11,11を装着して突出袖部を
形成するものである。なお、袖方立10,10に
は袖方立カバー12を嵌着してある。この袖部2
の構成部材たる袖部縦枠4は、屋外側にガラス装
着部4eを構成する中空部4aを備え、さらに、
該中空部の屋内側壁面を一方に延長して取付片4
bを形成し、側壁4cの先端及び前記中空部の屋
内側壁面に、建物躯体P又は方立材5の側壁面に
当接する突片4d,4dを形成している。すなわ
ち、障子部縦枠3と袖部縦枠4は、ともに屋外側
に中空部3a,4aを備え、さらに、該中空部の
屋内側壁面を一方に延長してなる取付片3b,4
bと、建物躯体又は方立材の側壁面に当接する突
片3d,4dを共通に形成してなるものである。
なお、袖部縦枠4と袖方立10,10の間に上下
桟13,14と中桟15を設けて袖部2を補強し
ている。16は袖部2の上部を覆うカバー部材で
ある。
うに、左右の袖部縦枠4,4の間に、該袖部縦枠
よりも屋外側に袖方立10,10を立設し、これ
らの間にガラス11,11を装着して突出袖部を
形成するものである。なお、袖方立10,10に
は袖方立カバー12を嵌着してある。この袖部2
の構成部材たる袖部縦枠4は、屋外側にガラス装
着部4eを構成する中空部4aを備え、さらに、
該中空部の屋内側壁面を一方に延長して取付片4
bを形成し、側壁4cの先端及び前記中空部の屋
内側壁面に、建物躯体P又は方立材5の側壁面に
当接する突片4d,4dを形成している。すなわ
ち、障子部縦枠3と袖部縦枠4は、ともに屋外側
に中空部3a,4aを備え、さらに、該中空部の
屋内側壁面を一方に延長してなる取付片3b,4
bと、建物躯体又は方立材の側壁面に当接する突
片3d,4dを共通に形成してなるものである。
なお、袖部縦枠4と袖方立10,10の間に上下
桟13,14と中桟15を設けて袖部2を補強し
ている。16は袖部2の上部を覆うカバー部材で
ある。
方立材5は、実施例では略方形状を呈し、屋外
側壁面51にT字状突起5aを突設し、側壁面5
2,53にはL字状突片5bを備えている。この
T字状突起5aの箇所には、前記障子部縦枠3と
袖部縦枠4の取付片3b,4b先端を係止し、ま
た、L字状突片5bには、障子部縦枠3と袖部縦
枠4の側壁3c,4cからビスを挿通し、取付片
3b,4bと方立材屋外側壁面の場合と同様に、
縦枠と方立材を螺着するものである。
側壁面51にT字状突起5aを突設し、側壁面5
2,53にはL字状突片5bを備えている。この
T字状突起5aの箇所には、前記障子部縦枠3と
袖部縦枠4の取付片3b,4b先端を係止し、ま
た、L字状突片5bには、障子部縦枠3と袖部縦
枠4の側壁3c,4cからビスを挿通し、取付片
3b,4bと方立材屋外側壁面の場合と同様に、
縦枠と方立材を螺着するものである。
そして、前記方立材5の屋外側壁面51と、前
記側壁面52,53の一方及び他方の側壁面とで
形成される出隅形状が左右対称であるとともに、
この出隅形状と、前記両縦枠3,4の前記取付片
3b,4b、前記中空部3a,4aの屋内側壁面
及び前記突片3d,4dによりそれぞれ形成され
る入隅形状とが合致するものであり、これによ
り、上記障子部縦枠3と袖部縦枠4は、いずれも
側壁3c,4cのいずれの側にも係着することが
できる。
記側壁面52,53の一方及び他方の側壁面とで
形成される出隅形状が左右対称であるとともに、
この出隅形状と、前記両縦枠3,4の前記取付片
3b,4b、前記中空部3a,4aの屋内側壁面
及び前記突片3d,4dによりそれぞれ形成され
る入隅形状とが合致するものであり、これによ
り、上記障子部縦枠3と袖部縦枠4は、いずれも
側壁3c,4cのいずれの側にも係着することが
できる。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案は、屋外側形状の
異なる障子部縦枠と袖部縦枠及び、これら両縦枠
を左右に選択的に取付る方立材とからなる方立装
置であつて、前記両縦枠はともに、屋外側に中空
部を備え、更に、該中空部の屋内側壁面を一方に
延長して形成した取付片と、建物躯体又は方立材
の側壁面に当接する突片とを備えているので、両
縦枠の取付片と突片が共通に形成されていて、方
立材の左右に選択的に係着でき、したがつて、両
縦枠と方立材の3種の部材を用意すれば勝手違い
の袖部材の取付態様に対応でき、部材の製作が少
なくてすむ。その結果、部材の管理も容易化する
ことができるものである。
異なる障子部縦枠と袖部縦枠及び、これら両縦枠
を左右に選択的に取付る方立材とからなる方立装
置であつて、前記両縦枠はともに、屋外側に中空
部を備え、更に、該中空部の屋内側壁面を一方に
延長して形成した取付片と、建物躯体又は方立材
の側壁面に当接する突片とを備えているので、両
縦枠の取付片と突片が共通に形成されていて、方
立材の左右に選択的に係着でき、したがつて、両
縦枠と方立材の3種の部材を用意すれば勝手違い
の袖部材の取付態様に対応でき、部材の製作が少
なくてすむ。その結果、部材の管理も容易化する
ことができるものである。
第1図は本案の使用状態の横断面図、第2図は
玄関サツシの外観図、第3図は第1図のA−A断
面図、第4図は本考案の方立装置を示す組合せ横
断面図、第5図は第1図のB−B断面図、第6図
は第4図に示す方立装置の分解状態図である。 3……障子部縦枠、4……袖部縦枠、3a,4
a……中空部、3b,4b……取付片、3d,4
d……突片、5……方立材、6……方立、51…
…屋外側壁面、52,53……側壁面、P……建
物躯体。
玄関サツシの外観図、第3図は第1図のA−A断
面図、第4図は本考案の方立装置を示す組合せ横
断面図、第5図は第1図のB−B断面図、第6図
は第4図に示す方立装置の分解状態図である。 3……障子部縦枠、4……袖部縦枠、3a,4
a……中空部、3b,4b……取付片、3d,4
d……突片、5……方立材、6……方立、51…
…屋外側壁面、52,53……側壁面、P……建
物躯体。
Claims (1)
- 屋外側壁面51及び左右の側壁面52,53を
備えた方立材5に、屋外側に装飾面部3eを備え
た障子部縦枠3と、屋外側にガラス装着部4eを
備えた袖部縦枠4とを該方立材5の左右に選択的
に取付けてなる方立装置であつて、前記両縦枠
3,4はともに、屋外側に中空部3a,4aを備
え、更に、該中空部3a,4aの屋内側壁面を一
方に延長して形成した取付片3b,4bと、方立
材5の側壁面52,53に当接する突片3d,4
dとを備え、前記方立材5の屋外側壁面51と、
前記側壁面52,53の一方及び他方の側壁面と
で形成される出隅形状が左右対称であるととも
に、この出隅形状と、前記両縦枠3,4の前記取
付片3b,4b、前記中空部3a,4aの屋内側
壁面及び前記突片3d,4dによりそれぞれ形成
される入隅形状とが合致するものであることを特
徴とする玄関サツシの方立装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988078375U JPH0343358Y2 (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988078375U JPH0343358Y2 (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63192584U JPS63192584U (ja) | 1988-12-12 |
JPH0343358Y2 true JPH0343358Y2 (ja) | 1991-09-11 |
Family
ID=30927259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988078375U Expired JPH0343358Y2 (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0343358Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0210228Y2 (ja) * | 1984-12-18 | 1990-03-14 |
-
1988
- 1988-06-15 JP JP1988078375U patent/JPH0343358Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63192584U (ja) | 1988-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2201662C (en) | Door, light, and method | |
JPH0113168Y2 (ja) | ||
JPH0343358Y2 (ja) | ||
JPH0443587Y2 (ja) | ||
JPH0210228Y2 (ja) | ||
JPH0647114Y2 (ja) | 召合せ部と突合せ部とを有する引き違い窓 | |
JPH0634545Y2 (ja) | 上げ下げ障子窓の嵌め殺し形成装置 | |
JPH0438069Y2 (ja) | ||
JP2844320B2 (ja) | 引違い窓の窓枠 | |
JPS6115231B2 (ja) | ||
JPH035671Y2 (ja) | ||
JPH0712618Y2 (ja) | ガラス扉 | |
JPS6221655Y2 (ja) | ||
JPH09273362A (ja) | 開閉装置 | |
JPS6244067Y2 (ja) | ||
JPH0249345Y2 (ja) | ||
JPS642058Y2 (ja) | ||
JPH0324795Y2 (ja) | ||
JPH0116861Y2 (ja) | ||
JPS6116388Y2 (ja) | ||
JPS6217591Y2 (ja) | ||
JPS6120952Y2 (ja) | ||
JPS6222630Y2 (ja) | ||
JPS6340622Y2 (ja) | ||
JPH0645594Y2 (ja) | 玄関扉 |