JPH0342873Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0342873Y2 JPH0342873Y2 JP10012786U JP10012786U JPH0342873Y2 JP H0342873 Y2 JPH0342873 Y2 JP H0342873Y2 JP 10012786 U JP10012786 U JP 10012786U JP 10012786 U JP10012786 U JP 10012786U JP H0342873 Y2 JPH0342873 Y2 JP H0342873Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cushion material
- slab
- skin
- molded
- cushion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 40
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims 1
- 210000003491 skin Anatomy 0.000 description 18
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 210000002615 epidermis Anatomy 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は自動車用シート特にフロントシートバ
ツクの構造に関する。さらに詳述すると本考案は
モールドクツシヨンの上にスラブクツシヨンを重
ねて座布団タイプの一体成形シートの改良に関す
る。
ツクの構造に関する。さらに詳述すると本考案は
モールドクツシヨンの上にスラブクツシヨンを重
ねて座布団タイプの一体成形シートの改良に関す
る。
（従来の技術）
従来の座布団タイプの一体成形シートは、モー
ルド発泡ウレタンパツドの上にスラブ材の発泡ウ
レタンパツドを重ねて接着し、一体的に成形され
ている。これらクツシヨン材は第３図に示すよう
にそれぞれ表皮１０２，１０５に包んだ状態で接
着され、二枚のクツシヨン材が重ね合わされた外
観、所謂ルーズシートの外観を呈している。通常
モールドクツシヨン材１０１は全面に表皮１０２
が張られず外に露出する周囲側面周辺１０３にの
み表皮が接着されている。一方、モールドクツシ
ヨン材１０１上に重ねされるスラブクツシヨン材
１０４は裏面中央部を除くシート表面から裏面の
一部に表皮１０５を接着するようにしている。こ
のスラブクツシヨン材１０４は面フアスナー（例
えばベルベツト式フアスナー）１０６を利用して
モールドクツシヨン材１０１上に取付けられてい
る。そして、このスラブクツシヨン材１０４の端
末部分１０７をバツクボード１０８で押えつける
ことによりスラブクツシヨン材１０４の端末１０
７を隠している。
ルド発泡ウレタンパツドの上にスラブ材の発泡ウ
レタンパツドを重ねて接着し、一体的に成形され
ている。これらクツシヨン材は第３図に示すよう
にそれぞれ表皮１０２，１０５に包んだ状態で接
着され、二枚のクツシヨン材が重ね合わされた外
観、所謂ルーズシートの外観を呈している。通常
モールドクツシヨン材１０１は全面に表皮１０２
が張られず外に露出する周囲側面周辺１０３にの
み表皮が接着されている。一方、モールドクツシ
ヨン材１０１上に重ねされるスラブクツシヨン材
１０４は裏面中央部を除くシート表面から裏面の
一部に表皮１０５を接着するようにしている。こ
のスラブクツシヨン材１０４は面フアスナー（例
えばベルベツト式フアスナー）１０６を利用して
モールドクツシヨン材１０１上に取付けられてい
る。そして、このスラブクツシヨン材１０４の端
末部分１０７をバツクボード１０８で押えつける
ことによりスラブクツシヨン材１０４の端末１０
７を隠している。
（考案が解決しようとする問題点）
しかしながら、所定形状に成形されているモー
ルドクツシヨン材１０１と異なり、元来平板状の
スラブクツシヨン材１０４は元の状態に復元しよ
うとする力が絶えず作用するため、またシートバ
ツクフレームに固定される従来のバツクボード１
０８ではスラブクツシヨン材１０４の全幅を押え
つけ得ないため端末部分１０７の両端がバツクボ
ード１０８よりはみ出し、跳ね上がり外観を悪く
する。
ルドクツシヨン材１０１と異なり、元来平板状の
スラブクツシヨン材１０４は元の状態に復元しよ
うとする力が絶えず作用するため、またシートバ
ツクフレームに固定される従来のバツクボード１
０８ではスラブクツシヨン材１０４の全幅を押え
つけ得ないため端末部分１０７の両端がバツクボ
ード１０８よりはみ出し、跳ね上がり外観を悪く
する。
そこで、本考案は、スラブクツシヨン材の端末
処理が良好で外観が良い座布団タイプの一体成形
シート構造を提供することを目的とする。
処理が良好で外観が良い座布団タイプの一体成形
シート構造を提供することを目的とする。
（問題点を解決するための手段）
かかる目的を達成するため、本考案の一体成形
シートは、前記モールドクツシヨン材の背裏側に
巻き込まれる表皮のまち部から裏面側に切り込み
を入れ、該切り込み部分よりスラブクツシヨン材
の端末を前記モールドクツシヨン材の表皮下に差
し入れてバツクボードで止着したものである。
シートは、前記モールドクツシヨン材の背裏側に
巻き込まれる表皮のまち部から裏面側に切り込み
を入れ、該切り込み部分よりスラブクツシヨン材
の端末を前記モールドクツシヨン材の表皮下に差
し入れてバツクボードで止着したものである。
（実施例）
以下本考案の構成を図面に示す実施例に基づい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
本考案のシート構造を第１図及び第２図に斜視
図で示す。このシートは、本実施例の場合、シー
トバツクフレーム（図示省略）の上にモールド加
工された発泡ウレタンフオームからなるモールド
クツシヨン材１を取付ける一方、そのシート表面
側にスラブ材から成る発泡ウレタンフオームから
なるスラブクツシヨン材２が表皮４に取付けられ
た面フアスナー（図示省略）を利用して取付けら
れている。上述のモールドクツシヨン材１は、シ
ートフレームを包み込む所定形状の型内発泡によ
つて成形されており、その側面と表裏面の側縁部
にかけて表皮３が覆われている。この表皮３は、
モールドクツシヨン材１の側面及び表面側には接
着剤によつて直接加圧接着されているが、スラブ
クツシヨン端末部分が位置する部分のまち８から
背裏側にかけて切り込み５が入れられ、その切り
込み５より下方の表皮裏面側、少なくとも切り込
み５の近傍がモールドクツシヨン材１に接着され
ていない状態とされている。このモールドクツシ
ヨン材１の表皮３の表側には面フアスナーの一方
が縫い付けられており（図示省略）、スラブクツ
シヨン材２を取付け得るように設けられている。
スラブクツシヨン材２は自由発泡の後所定形状に
成形され、その表面から裏面周縁にかけて即ち裏
面中央を除く部分に表皮４が直接加圧接着されて
いる。この表皮４の裏面側に折り返された部分に
は面フアスナーの他方が縫い付けられている。
尚、前記モールドクツシヨン１に包み込まれたシ
ートフレームにはバツクボード７を取付けるため
のフレーム（図示省略）が設けられている。
図で示す。このシートは、本実施例の場合、シー
トバツクフレーム（図示省略）の上にモールド加
工された発泡ウレタンフオームからなるモールド
クツシヨン材１を取付ける一方、そのシート表面
側にスラブ材から成る発泡ウレタンフオームから
なるスラブクツシヨン材２が表皮４に取付けられ
た面フアスナー（図示省略）を利用して取付けら
れている。上述のモールドクツシヨン材１は、シ
ートフレームを包み込む所定形状の型内発泡によ
つて成形されており、その側面と表裏面の側縁部
にかけて表皮３が覆われている。この表皮３は、
モールドクツシヨン材１の側面及び表面側には接
着剤によつて直接加圧接着されているが、スラブ
クツシヨン端末部分が位置する部分のまち８から
背裏側にかけて切り込み５が入れられ、その切り
込み５より下方の表皮裏面側、少なくとも切り込
み５の近傍がモールドクツシヨン材１に接着され
ていない状態とされている。このモールドクツシ
ヨン材１の表皮３の表側には面フアスナーの一方
が縫い付けられており（図示省略）、スラブクツ
シヨン材２を取付け得るように設けられている。
スラブクツシヨン材２は自由発泡の後所定形状に
成形され、その表面から裏面周縁にかけて即ち裏
面中央を除く部分に表皮４が直接加圧接着されて
いる。この表皮４の裏面側に折り返された部分に
は面フアスナーの他方が縫い付けられている。
尚、前記モールドクツシヨン１に包み込まれたシ
ートフレームにはバツクボード７を取付けるため
のフレーム（図示省略）が設けられている。
したがつて、シートの組立ては、モールドクツ
シヨン材１の接着されていない裏面側表皮３の下
に切り込み５部分からスラブクツシヨン材２の端
末部分６を潜り込ませ、その上から表皮３を覆つ
てバツクボード７で押えつけることにより、背裏
側にスラブクツシヨン材２を巻き掛けた状態にお
いて該スラブクツシヨン端末６を覆いかつ固定で
きる。
シヨン材１の接着されていない裏面側表皮３の下
に切り込み５部分からスラブクツシヨン材２の端
末部分６を潜り込ませ、その上から表皮３を覆つ
てバツクボード７で押えつけることにより、背裏
側にスラブクツシヨン材２を巻き掛けた状態にお
いて該スラブクツシヨン端末６を覆いかつ固定で
きる。
（効果）
以上の説明より明らかなように本考案の座布団
型シート構造はモールドクツシヨン材の表皮のま
ちから裏面側にかけて一部に切り込みを入れて非
接着状態とし、スラブシートバツクの端末をモー
ルドシートバツクの表皮で覆つてからバツクボー
ドで固定するようにしたので、スラブ端末がはみ
出し跳ね上がることがない。したがつて外観の美
しいシートを得ることができる。
型シート構造はモールドクツシヨン材の表皮のま
ちから裏面側にかけて一部に切り込みを入れて非
接着状態とし、スラブシートバツクの端末をモー
ルドシートバツクの表皮で覆つてからバツクボー
ドで固定するようにしたので、スラブ端末がはみ
出し跳ね上がることがない。したがつて外観の美
しいシートを得ることができる。
第１図は本考案に係る自動車用一体成形シート
の一実施例を示す斜視図、第２図は同シートの組
立状態を示す斜視図、第３図は従来の座布団タイ
プの一体成形シートの構造を組立状態において示
す斜視図、第４図は同シートの背面を概略的に示
す斜視図、第５図は座布団タイプの自動車用シー
トの外観を正面から示す斜視図である。 図中、１……モールドクツシヨン材、２……ス
ラブクツシヨン材、３……モールドクツシヨン材
の表皮、５……切り込み、６……スラブクツシヨ
ン材の端末部分、７……バツクボード、８……モ
ールドクツシヨン材の表皮のまち。
の一実施例を示す斜視図、第２図は同シートの組
立状態を示す斜視図、第３図は従来の座布団タイ
プの一体成形シートの構造を組立状態において示
す斜視図、第４図は同シートの背面を概略的に示
す斜視図、第５図は座布団タイプの自動車用シー
トの外観を正面から示す斜視図である。 図中、１……モールドクツシヨン材、２……ス
ラブクツシヨン材、３……モールドクツシヨン材
の表皮、５……切り込み、６……スラブクツシヨ
ン材の端末部分、７……バツクボード、８……モ
ールドクツシヨン材の表皮のまち。
Claims (1)
- モールドクツシヨン材にスラブクツシヨン材を
積層して成る自動車用一体成形シートにおいて、
前記モールドクツシヨン材の背裏側に巻き込まれ
る表皮のまち部から裏面側に切り込みを入れ、該
切り込み部分より表皮を接着したスラブクツシヨ
ン材の端末を前記モールドクツシヨン材の表皮下
に差し入れてバツクボードで止着したことを特徴
とする自動車用一体成形シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10012786U JPH0342873Y2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10012786U JPH0342873Y2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS635899U JPS635899U (ja) | 1988-01-14 |
| JPH0342873Y2 true JPH0342873Y2 (ja) | 1991-09-09 |
Family
ID=30969654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10012786U Expired JPH0342873Y2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0342873Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-30 JP JP10012786U patent/JPH0342873Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS635899U (ja) | 1988-01-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2691457B2 (ja) | シートのクッション材用のファスナアセンブリ | |
| JPH0342873Y2 (ja) | ||
| JPH0569489A (ja) | 凹面シートカバー構造 | |
| JP2691458B2 (ja) | シートのクッション材用ファスナアセンブリ | |
| JPH0527917Y2 (ja) | ||
| JPH0428433Y2 (ja) | ||
| JPS6338836Y2 (ja) | ||
| JPH042637Y2 (ja) | ||
| JPH035353Y2 (ja) | ||
| JPH068799Y2 (ja) | 自動車座席のトリムカバー | |
| JPS59184599U (ja) | 座席等のクツシヨンパツドと表皮材との接合構造 | |
| JPH03118099U (ja) | ||
| JPH0249044Y2 (ja) | ||
| JPH0527116Y2 (ja) | ||
| JPS5913919Y2 (ja) | 車両用シ−ト等の外装材 | |
| JPH0324143Y2 (ja) | ||
| JPH0434742Y2 (ja) | ||
| JP2601702Y2 (ja) | シートの皺発生防止構造 | |
| JP2529215Y2 (ja) | 車両用シート構造 | |
| JPH0325670Y2 (ja) | ||
| JPH038160Y2 (ja) | ||
| JP2591890Y2 (ja) | サンバイザー | |
| JPH07156316A (ja) | 座席用表皮材 | |
| JPH059869Y2 (ja) | ||
| JPH023316Y2 (ja) |