JP2591890Y2 - サンバイザー - Google Patents
サンバイザーInfo
- Publication number
- JP2591890Y2 JP2591890Y2 JP1989038554U JP3855489U JP2591890Y2 JP 2591890 Y2 JP2591890 Y2 JP 2591890Y2 JP 1989038554 U JP1989038554 U JP 1989038554U JP 3855489 U JP3855489 U JP 3855489U JP 2591890 Y2 JP2591890 Y2 JP 2591890Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sun visor
- core wire
- urethane foam
- nonwoven fabric
- cushion material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車の日除け等に用いられるサンバイザ
ーに関する。
ーに関する。
従来技術 自動車用サンバイザーは、鉄線を曲げて作ったコアワ
イヤー(枠線)(2)を中心に、その両側にスラブ発泡
法で作った半硬質ウレタンフォーム(4)を5mm〜15mm
程度にスライスしてコアワイヤーよりやや大き目に打抜
き加工した、ウレタンフォームを両面に置いて、塩化ビ
ニル樹脂シートなどの表皮材(5)をかぶせて、自動車
用サンバイザーとしていた。しかし、コアワイヤーとウ
レタンフォームおよび表皮材のみの、このサンバイザー
では、自動車の運転中にサンバイザーの中心部分を、手
で押し上げ押し下げる作用をくり返して使用するので、
サンバイザーの真中付近にヘコミが発生する。そうする
と、サンバイザーの中心を手で押す時に、ウレタンフォ
ームとコアワイヤーが擦れて、ウレタンフォームが摩耗
したり、粉化したりする。
イヤー(枠線)(2)を中心に、その両側にスラブ発泡
法で作った半硬質ウレタンフォーム(4)を5mm〜15mm
程度にスライスしてコアワイヤーよりやや大き目に打抜
き加工した、ウレタンフォームを両面に置いて、塩化ビ
ニル樹脂シートなどの表皮材(5)をかぶせて、自動車
用サンバイザーとしていた。しかし、コアワイヤーとウ
レタンフォームおよび表皮材のみの、このサンバイザー
では、自動車の運転中にサンバイザーの中心部分を、手
で押し上げ押し下げる作用をくり返して使用するので、
サンバイザーの真中付近にヘコミが発生する。そうする
と、サンバイザーの中心を手で押す時に、ウレタンフォ
ームとコアワイヤーが擦れて、ウレタンフォームが摩耗
したり、粉化したりする。
サンバイザーをほとんど使用しなくてもウレタンフォ
ーム、表皮材の自重でサンバイザーはコアワイヤーの内
側全体にたれ下りが発生する。
ーム、表皮材の自重でサンバイザーはコアワイヤーの内
側全体にたれ下りが発生する。
これらの欠点を防ぐために従来のサンバイザーはコア
ワイヤーの内側にコアワイヤーよりやや小さめに内抜い
た厚紙(6)をテープで留めて厚紙とコアワイヤーを一
体にした物に、ウレタンフォーム(4)を両側から重
ね、コアワイヤー厚紙一体品とフォームクッション材と
を数ケ所接着剤で接着し、表皮材でくるんで、サンバイ
ザーに仕上げていた。この断面を第4図に示す。
ワイヤーの内側にコアワイヤーよりやや小さめに内抜い
た厚紙(6)をテープで留めて厚紙とコアワイヤーを一
体にした物に、ウレタンフォーム(4)を両側から重
ね、コアワイヤー厚紙一体品とフォームクッション材と
を数ケ所接着剤で接着し、表皮材でくるんで、サンバイ
ザーに仕上げていた。この断面を第4図に示す。
解決すべき問題点 しかし、このサンバイザーでは、コアワイヤーより内
側は、ダンボールがウレタンフォームの剛性の不足をお
ぎなっているが、コアワイヤーより外側の10mm〜15mmの
所はウレタンフォームクッション材と表皮材のみであ
る。そのためにこのコアワイヤーより外側の部分のウレ
タンフォームのみの部分に力がかかると、粉落ち、変形
が発生する。
側は、ダンボールがウレタンフォームの剛性の不足をお
ぎなっているが、コアワイヤーより外側の10mm〜15mmの
所はウレタンフォームクッション材と表皮材のみであ
る。そのためにこのコアワイヤーより外側の部分のウレ
タンフォームのみの部分に力がかかると、粉落ち、変形
が発生する。
コアワイヤーの内側に厚紙を入る事により、コアワイ
ヤーの真中部分に発生する、たれ下りは防止できるが、
コアワイヤーとウレタンフォームクッション材が直接、
接触している事に変わりはないので、使用時にウレタン
フォームが移動すると、ウレタンフォームとコアワイヤ
ーが擦れて、ウレタンフォームが摩耗したり、粉化した
りする。
ヤーの真中部分に発生する、たれ下りは防止できるが、
コアワイヤーとウレタンフォームクッション材が直接、
接触している事に変わりはないので、使用時にウレタン
フォームが移動すると、ウレタンフォームとコアワイヤ
ーが擦れて、ウレタンフォームが摩耗したり、粉化した
りする。
解決手段 本考案は、クッション材(1)として、コアワイヤー
(2)に接する側に、布又は不織布からなる補強材
(3)を接着したウレタンフォーム(4)を用いること
により、クッション材(1)の粉化を防止したサンバイ
ザーてある。
(2)に接する側に、布又は不織布からなる補強材
(3)を接着したウレタンフォーム(4)を用いること
により、クッション材(1)の粉化を防止したサンバイ
ザーてある。
以下本考案のサンバイザーの製造法の一例を説明す
る。第3図参照。
る。第3図参照。
約5mm〜10mm厚の半硬質のウレタンフォーム(4)の
少なくとも片面に不織布(3)を全面に接着剤により接
着し、クッション材(1)とする。フレームラミネート
法によって接着してもよい。このクッション材(1)を
コアワイヤー(2)よりやや大きめの所望の形に打抜
き、このクッション材を、不織布側を内側にして、コア
ワイヤーを両側より挟み、さらにその外側全体を布で覆
いサンバイザーが完成する。これを適宜自動車に設置す
る。
少なくとも片面に不織布(3)を全面に接着剤により接
着し、クッション材(1)とする。フレームラミネート
法によって接着してもよい。このクッション材(1)を
コアワイヤー(2)よりやや大きめの所望の形に打抜
き、このクッション材を、不織布側を内側にして、コア
ワイヤーを両側より挟み、さらにその外側全体を布で覆
いサンバイザーが完成する。これを適宜自動車に設置す
る。
効果 本発明のサンバイザーは、クッション材としてのウレ
タンフォームに不織布等を接着し、ウレタンフォームと
コアワイヤーとの間に不織布等が存在するようにしてい
るので、ウレタンフォームとコアワイヤーとが直接接触
することがなく、ウレタンフォームよりはるかに摩擦抵
抗の少ない不織布等がコアワイヤーと接触するので、ウ
レタンフォームの粉化が防止できる。さらに、ウレタン
フォームが不織布等により補強されているので、従来の
厚紙は無くてもウレタンフォームが自重でたれ下ること
も無い。また、不織布等により補強されているので、コ
アワイヤーからはみ出した部分のウレタンフォームも剛
性が大きくなり、座屈することもない。
タンフォームに不織布等を接着し、ウレタンフォームと
コアワイヤーとの間に不織布等が存在するようにしてい
るので、ウレタンフォームとコアワイヤーとが直接接触
することがなく、ウレタンフォームよりはるかに摩擦抵
抗の少ない不織布等がコアワイヤーと接触するので、ウ
レタンフォームの粉化が防止できる。さらに、ウレタン
フォームが不織布等により補強されているので、従来の
厚紙は無くてもウレタンフォームが自重でたれ下ること
も無い。また、不織布等により補強されているので、コ
アワイヤーからはみ出した部分のウレタンフォームも剛
性が大きくなり、座屈することもない。
第1図はサンバイザーの外観。第2図は本考案のサンバ
イザーに用いられるクッション材。第3図は本考案のサ
ンバイザーのA−A面での断面図。第4図は従来例のサ
ンバイザーのA−A面での断面図。 1……クッション材、4……ウレタンフォーム 2……コアワイヤー、5…表皮材 3……補強材
イザーに用いられるクッション材。第3図は本考案のサ
ンバイザーのA−A面での断面図。第4図は従来例のサ
ンバイザーのA−A面での断面図。 1……クッション材、4……ウレタンフォーム 2……コアワイヤー、5…表皮材 3……補強材
Claims (1)
- 【請求項1】クッション材(1)として、コアワイヤー
(2)に接する側に、布又は不織布からなる補強材
(3)を接着したウレタンフォーム(4)を用いること
を特徴とするサンバイザー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989038554U JP2591890Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | サンバイザー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989038554U JP2591890Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | サンバイザー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02128619U JPH02128619U (ja) | 1990-10-23 |
JP2591890Y2 true JP2591890Y2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=31546665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989038554U Expired - Fee Related JP2591890Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | サンバイザー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2591890Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6228500U (ja) * | 1985-08-02 | 1987-02-20 |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP1989038554U patent/JP2591890Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02128619U (ja) | 1990-10-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |