JPH038160Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH038160Y2 JPH038160Y2 JP18498885U JP18498885U JPH038160Y2 JP H038160 Y2 JPH038160 Y2 JP H038160Y2 JP 18498885 U JP18498885 U JP 18498885U JP 18498885 U JP18498885 U JP 18498885U JP H038160 Y2 JPH038160 Y2 JP H038160Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bead
- core material
- sewn
- cover
- skin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 31
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims description 29
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- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動車用座席など座席の表面に装飾上
の理由より設ける玉縁、詳しくは、玉芯(塩化な
どの可撓性を有する合成樹脂のワイヤ状のもの)
を布製などの柔軟材からなる玉縁カバーで包むこ
とにより形成し座席の側面に設ける玉縁の固定構
造に関するものである。
の理由より設ける玉縁、詳しくは、玉芯(塩化な
どの可撓性を有する合成樹脂のワイヤ状のもの)
を布製などの柔軟材からなる玉縁カバーで包むこ
とにより形成し座席の側面に設ける玉縁の固定構
造に関するものである。
(従来の技術)
第5図に示すように自動車用座席におけるシー
トクツシヨンA、シートバツクBの側面に設けた
玉縁イ,ロ,ハは、第6図、第7図に示すように
表皮材10,11…などに縫着され、第8図に示
すように玉芯15と玉縁カバー16とから構成さ
れている。図中16a,16bは縫着部を示す。
即ち、図示するシートバツクBに設ける玉縁ロ,
ロはテープ状の装飾帯13の両側に設けたもので
あり、装飾帯13の両端末と、表皮材12,13
との間に、内部に玉芯15を包んで玉縁カバー1
6の端末を挟み、これらを一体に縫着した構造で
あり、シートバツクBを構成する発泡体製パツト
20の外面に表皮材12,14の張着によつて圧
接している。ところで、このパツト20に表皮材
12,14を被せてシートバツクBを形成する
際、前記表皮材12,14、装飾帯13、玉縁カ
バー16の縫着部の全体がその長手方向に一定方
向に向けてパツト20に圧接することができな
い。即ち、縫着部が柔軟性を有するために、ある
部分は後向き、他の部分は前向きに、パツト20
に圧接する。これは表皮材12,14に張力を加
え乍ら、パツト20を被覆するために縫着部の向
きが張力の方向性によつて部分的に変わるためで
ある。
トクツシヨンA、シートバツクBの側面に設けた
玉縁イ,ロ,ハは、第6図、第7図に示すように
表皮材10,11…などに縫着され、第8図に示
すように玉芯15と玉縁カバー16とから構成さ
れている。図中16a,16bは縫着部を示す。
即ち、図示するシートバツクBに設ける玉縁ロ,
ロはテープ状の装飾帯13の両側に設けたもので
あり、装飾帯13の両端末と、表皮材12,13
との間に、内部に玉芯15を包んで玉縁カバー1
6の端末を挟み、これらを一体に縫着した構造で
あり、シートバツクBを構成する発泡体製パツト
20の外面に表皮材12,14の張着によつて圧
接している。ところで、このパツト20に表皮材
12,14を被せてシートバツクBを形成する
際、前記表皮材12,14、装飾帯13、玉縁カ
バー16の縫着部の全体がその長手方向に一定方
向に向けてパツト20に圧接することができな
い。即ち、縫着部が柔軟性を有するために、ある
部分は後向き、他の部分は前向きに、パツト20
に圧接する。これは表皮材12,14に張力を加
え乍ら、パツト20を被覆するために縫着部の向
きが張力の方向性によつて部分的に変わるためで
ある。
従つて、縫着部の向きが部分的に変わるため
に、玉縁ロ,ロが蛇行し、シートバツクBの外観
が損なわれる不具合があつた。
に、玉縁ロ,ロが蛇行し、シートバツクBの外観
が損なわれる不具合があつた。
斯る不具合を除去するために、シートクツシヨ
ンAにおいては、第7図に示すように、表皮1
0,11と玉縁カバー16との縫着部に、先端部
に紐状芯材を挿通した袋状の吊布17を一体に縫
着し、この吊布7を、発泡体製メインパツト24
に埋設したインサートワイヤ23にオームクリツ
プ24′などで一体に結着するか、或いはメイン
パツト24の外面に接着剤で接着していた。
ンAにおいては、第7図に示すように、表皮1
0,11と玉縁カバー16との縫着部に、先端部
に紐状芯材を挿通した袋状の吊布17を一体に縫
着し、この吊布7を、発泡体製メインパツト24
に埋設したインサートワイヤ23にオームクリツ
プ24′などで一体に結着するか、或いはメイン
パツト24の外面に接着剤で接着していた。
そのため、表皮材10,11のメインパツト2
4に対する取付に多大の工数を要していた。
4に対する取付に多大の工数を要していた。
第6図、第7図において図中21a,21bは
フレーム、22a,22bはばね材、25はサブ
パツトを夫々示し、前記表皮材10の他方の端末
はフレーム21bなどにオームクリツプ24′で
一体に結着されている。
フレーム、22a,22bはばね材、25はサブ
パツトを夫々示し、前記表皮材10の他方の端末
はフレーム21bなどにオームクリツプ24′で
一体に結着されている。
(本考案の目的)
本考案は玉縁の加工が簡単で、しかも、座席に
蛇行することなく取付けられるようにすることを
目的とする。
蛇行することなく取付けられるようにすることを
目的とする。
(本考案の構成)
そのため、本考案に係る玉縁の固定構造は、表
皮材の端末を内側に折返して形成した折返部と、
玉芯を包む玉縁カバーの両端部と、帯状の芯材と
を同一方向に重ねて一体に縫着したものである。
即ち、本考案は玉縁カバーの両端部と、表皮材の
端末に設けた折返部との縫着部が一定方向に保持
するように芯材に一体に縫着している。そのた
め、外部に露出する玉縁が蛇行することなく表皮
材に取付けられる。
皮材の端末を内側に折返して形成した折返部と、
玉芯を包む玉縁カバーの両端部と、帯状の芯材と
を同一方向に重ねて一体に縫着したものである。
即ち、本考案は玉縁カバーの両端部と、表皮材の
端末に設けた折返部との縫着部が一定方向に保持
するように芯材に一体に縫着している。そのた
め、外部に露出する玉縁が蛇行することなく表皮
材に取付けられる。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面(第1図乃至第4
図)に基づいて説明する。
図)に基づいて説明する。
第1図、第2図は前記第5図における−線
に沿う部分を示し、図中第6図と同一符号は同一
部材を示し、その説明を省略する。
に沿う部分を示し、図中第6図と同一符号は同一
部材を示し、その説明を省略する。
図中aは硬質の塩化ビニール樹脂、ボール紙な
どの硬質帯状板からなる芯材で、その外面側には
発泡体製ワデイング2と装飾帯3とが接着等の手
段によつて固定されており、その外面側の幅方向
(図面においては上下方向)の両端部に、玉縁カ
バー16の両端末と表皮材12,14の端末が同
一方向に向けて一体に縫着してある。従つて、表
皮材12,14との端末は夫々内側に折返されて
おり、この折返した部分を折返部12′,14′と
する。そして、この芯材aは座席を構成する固定
部材たるフレーム21aとばね材22aとに支持
されているため、所定形状を保持し、変形するこ
とがない。
どの硬質帯状板からなる芯材で、その外面側には
発泡体製ワデイング2と装飾帯3とが接着等の手
段によつて固定されており、その外面側の幅方向
(図面においては上下方向)の両端部に、玉縁カ
バー16の両端末と表皮材12,14の端末が同
一方向に向けて一体に縫着してある。従つて、表
皮材12,14との端末は夫々内側に折返されて
おり、この折返した部分を折返部12′,14′と
する。そして、この芯材aは座席を構成する固定
部材たるフレーム21aとばね材22aとに支持
されているため、所定形状を保持し、変形するこ
とがない。
なお、表皮材12は表皮12aと発泡体製ワデ
イング12b、ワデイングカバー12cの三部材
の積層体で、他方の表皮材14は表皮のみから構
成されている。図中20a,20bは発泡体製パ
ツトを示す。
イング12b、ワデイングカバー12cの三部材
の積層体で、他方の表皮材14は表皮のみから構
成されている。図中20a,20bは発泡体製パ
ツトを示す。
斯して、芯材1aがフレーム21aとばね材2
2aとに支持され、この芯材1aに、表皮材1
2,14の折返部12′,14′と共に玉縁カバー
16の両端部が一体に縫着されているため、玉縁
ロ,ロが蛇行することがない。しかも、装飾体3
が玉縁ロ,ロと共に、芯材1aに固定されている
ため、装飾体3の形状が一定に保持される。
2aとに支持され、この芯材1aに、表皮材1
2,14の折返部12′,14′と共に玉縁カバー
16の両端部が一体に縫着されているため、玉縁
ロ,ロが蛇行することがない。しかも、装飾体3
が玉縁ロ,ロと共に、芯材1aに固定されている
ため、装飾体3の形状が一定に保持される。
第3図、第4図は第5図における−線に沿
う部分を示し、図中1bは芯材で、前記実施例の
芯材1aと同様な材質で構成され、その一端部
が、メインパツト24とサブパツト25との間に
挟持されている。そして、この芯材1bの外面側
に、表皮材10の端末と玉縁カバー16の両端部
と、表皮材11の折返部11′とが縫着されてお
り、表皮材10などの端末は全て同一方向に向け
て重ねミシンなどで縫着されている。
う部分を示し、図中1bは芯材で、前記実施例の
芯材1aと同様な材質で構成され、その一端部
が、メインパツト24とサブパツト25との間に
挟持されている。そして、この芯材1bの外面側
に、表皮材10の端末と玉縁カバー16の両端部
と、表皮材11の折返部11′とが縫着されてお
り、表皮材10などの端末は全て同一方向に向け
て重ねミシンなどで縫着されている。
従つて、玉縁カバー16の両端部が芯材1bに
固定されているため、玉縁イは蛇行することがな
い。しかも、芯材1b自体も一端がメインパツト
24とサブパツト25に挟持され、他端がフレー
ム21bに固定した表皮材10に固定されている
ため、ズレたりすることがないため、玉縁イは一
定位置に固定される。そして、玉縁イは表皮材1
0等の厚みが厚い縫着部の下方に位置するため、
下向きに固定され外観が良好になる。
固定されているため、玉縁イは蛇行することがな
い。しかも、芯材1b自体も一端がメインパツト
24とサブパツト25に挟持され、他端がフレー
ム21bに固定した表皮材10に固定されている
ため、ズレたりすることがないため、玉縁イは一
定位置に固定される。そして、玉縁イは表皮材1
0等の厚みが厚い縫着部の下方に位置するため、
下向きに固定され外観が良好になる。
(考案の効果)
本考案は叙上の如く、帯状の芯材に、表皮材の
端末を内側に折返して形成した折返部と、玉縁の
カバーの両端部とを同一方向に向けて一体に縫着
されているため、前記従来品の如き縫着部の向き
が変化して玉縁が蛇行することがない。しかも、
芯材を実施例の如くフレームなどに支持するか、
或いはメインパツトとサブパツトとの間に挟持す
ることができるので、座席における玉縁の位置が
一定に保持され外観に優れた座席を提供できる。
端末を内側に折返して形成した折返部と、玉縁の
カバーの両端部とを同一方向に向けて一体に縫着
されているため、前記従来品の如き縫着部の向き
が変化して玉縁が蛇行することがない。しかも、
芯材を実施例の如くフレームなどに支持するか、
或いはメインパツトとサブパツトとの間に挟持す
ることができるので、座席における玉縁の位置が
一定に保持され外観に優れた座席を提供できる。
また、玉縁はその玉縁カバーが芯材に縫着され
ているため、玉縁の表皮材に対する突出量が一定
で、しかも、厚みの厚い縫着個所に沿つて形成さ
れるため、表皮材の表面からの突出量が少ないた
め、外観が良好になる。
ているため、玉縁の表皮材に対する突出量が一定
で、しかも、厚みの厚い縫着個所に沿つて形成さ
れるため、表皮材の表面からの突出量が少ないた
め、外観が良好になる。
しかも、芯材に表皮材の折返部と共に重ねて縫
着すれば良いため、加工性が良く低原価で提供で
きる。
着すれば良いため、加工性が良く低原価で提供で
きる。
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示し、第
1図は要部の断面図、第2図は第1図におけるA
部の拡大図、第3図は他の実施例の要部の断面
図、第4図は第3図におけるB部の拡大図、第5
図は本考案を採用する自動車用座席の斜視図、第
6図、第7図は従来品を示し、第6図は第5図の
−線に沿える断面図、第7図は第5図の−
線に沿える断面図、第8図は玉縁の分解斜視図
を示す。 図中、1a,1bは芯材、11′,12′,1
4′は表皮材の折返部、15は玉芯、16は玉縁
のカバーを夫々示す。
1図は要部の断面図、第2図は第1図におけるA
部の拡大図、第3図は他の実施例の要部の断面
図、第4図は第3図におけるB部の拡大図、第5
図は本考案を採用する自動車用座席の斜視図、第
6図、第7図は従来品を示し、第6図は第5図の
−線に沿える断面図、第7図は第5図の−
線に沿える断面図、第8図は玉縁の分解斜視図
を示す。 図中、1a,1bは芯材、11′,12′,1
4′は表皮材の折返部、15は玉芯、16は玉縁
のカバーを夫々示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 表皮材の端末を内側に折返して形成した折返
部と、玉芯を包む玉縁カバーの両端部と、帯状
の芯材とを同一方向に重ねて一体に縫着して玉
縁の蛇行を防止してなる玉縁の固定構造。 (2) 前記芯材はその一部が、座席を構成する固定
部材に取付けられている前記実用新案登録請求
の範囲第1項記載の玉縁の固定構造。 (3) 前記芯材の一面には発泡体製ワデイングとこ
のワデイングを被覆する被覆材を設けると共に
その一面側の短手方向の両端に、前記折返部と
玉縁カバーの両端部とを重ねて、芯材と一体に
縫着してなる前記実用新案登録請求の範囲第1
項記載の玉縁の固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18498885U JPH038160Y2 (ja) | 1985-11-30 | 1985-11-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18498885U JPH038160Y2 (ja) | 1985-11-30 | 1985-11-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6292794U JPS6292794U (ja) | 1987-06-13 |
JPH038160Y2 true JPH038160Y2 (ja) | 1991-02-28 |
Family
ID=31133192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18498885U Expired JPH038160Y2 (ja) | 1985-11-30 | 1985-11-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH038160Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-11-30 JP JP18498885U patent/JPH038160Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6292794U (ja) | 1987-06-13 |
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